藤木稟

新作『スクリーミング・ブルー』（集英社）読んだけど、
個人的にどうも、どう評価していいのか分からない作家なので
皆様のご意見などをお伺いしたいです。

面白くない作家です。

昭和初期のドス黒い感じを書くのは上手いと思う。

朱雀のシリーズ好き。
偽京極ってまだ言われてるのかな。

京極系って言われたのが致命傷でしたね

「イツロベ」は悪くなかったよ、前半。
後半、舞台が日本に移ってからがダメになる。
ご本人、つまんない日常送ってそうだな。
自分の生活に遠ければ遠いほど描写が良くなるってのは。

あれは京極系って言ったヤツがおかしい。どこが？。
私も朱雀シリーズが好き・・というか
他の作品読んだことない。お金ないんだよ、チクショウ。

謎解きまでの過程がつまらなく長すぎると感じた。

＞７
京極系といったのは、野崎六助ですよ
「陀吉尼の紡ぐ糸」の帯びで。
ああいう風に書かれるとパクﾘみたいに思ってしまい
読まない人もいるでしょうからね、

朱雀シリーズは２作目以外はちょっとダメなんですが、
「スクリーミング・ブルー」はまとまりもいいし、
今までの藤木作品の中では一番出来がいいと思う。
探偵役の男女二人も、「Ｘファイル」みたいでカッコいいし。
犯人の設定にちょっと無理があるけど、
最後まで読むと、ミステリというよりは、幻想小説だということが
分かるので、わたし的にはよし、という感じでした。

朱雀シリーズのムックがでたり
漫画化されたりしてるよね。
この路線でいいのかしら。

朱雀シリーズは、朱雀のキャラが「狙いすぎ」で嫌だ。
設定や雰囲気は好きなんだけどね。
どうもイマイチ入り込めない。

ムックやマンガって売れてるのかなあ？
前にインタビューでメディアミックスがどーたらとかおっしゃって
いたけど、その前にもーちょっと本編を盛り上げて欲しいです。
「狙って」いるにしては的をはずしてるような気がするので。
ゴキの活躍きぼーん。

>ムックやマンガって売れてるのかなあ？
売れてないでしょう。
おっしゃる通り本編が売れてないんだから（ﾜﾗ

朱雀シリーズの「〜神の彷徨う島」はまあ、読める。
これぐらいの長さならいいでしょ。

それって一番最近に出たやつでしたっけ？
あれは話はともかく、土佐弁がもう間違いばりばりで、
読んでてそっちのほうに気を取られるのが辛かったです。
方言を使うなら使うで、もーちょい勉強して使って〜ん

ムックを立ち読みしたら結構イタイ人っぽかった

なぜ誰も何も言わないのだ。
あの変てこな作品「黄泉津平坂」についてだ！（多分漢字間違ってるな）
ありゃいったい何だ？
最後まで？？？？？のまま終わっちまったぞい。
俺の読解力がまずいのか？
そもそも文章よみにくすぎるんだよ！

あれで幻滅して期待してなかった分、
次作の「大年神が彷徨う島」は面白く読めた。

わたしもムック立ち読みした。
作者よりも読者の寄せたイラストにちょっとクラクラきた。

＞１８
「黄泉津平坂」、どのへんが？？？？？だった？

いやごめんごめん。18書き込んでから考えてみると
そもそも内容をよく覚えてないんだな。
というか、下巻読んでる時点で、上巻の内容なんてほとんど忘れてた。
？？？だったのはそのせいだな、多分。
けど読み返す気にもなれんしなあ。

「すくりーみんぐブルー」って、ようするにアレでしょ、男刑事と女刑事で
裏に（もし男同士であったらの）やおいがあるんだけど、実は女同士のやおい
なんでしょ。作者もレズだし。

朱雀シリーズ、京極系って言うのはなんとなく分かるけど。
でも謎解きされてもイマイチすっきりしない。
朱雀のキャラは女受けを狙いすぎてて嫌だ。

あれは「Ｘファイル」のモルダーとスカリーでしょう。
このキャラで続編は出るのかな？

「鬼一法眼」（でいいんだよね？）は読んだ人いる？

読んだよ。
一番筆が、のってるじゃん。

願わくば、キャラ萌えに走らない事を希望。

age

以前オタク系雑誌に載っていたインタビューが痛かった。
「偽京極」確かに本人にしてみれば、不本意極まりないだろうが。
どうでもいいが、文章読みにくい。

友人から面白いからぜひ読んでみてと言われて、
一冊目を読んだけど、うーん。
文章が読みにくくて、どうしても面白いとは思えなかった。
その友人はキャラに嵌ってるけど。

朱雀のキャラは作れと言われて作ったらしい。
萌えキャラとしてだろうね。

オールバックの長髪で、白いスーツを着てたりして、
おまけに超毒舌。萌えられません〜
「オールバックの長髪」で最初に思い浮かんだのが
バンコランだったのが悪かったのか。

もうダメだった…
『萌えキャラであろうもの』がとにかくダメダメだった…

友達(国文)指摘。
『吉原の花魁は花柄の着物は着ない。（女郎が花なので、
常葉樹や幾何学模様が主）吉原の花魁道中の時期が全然違う。
（こっちの正式な時期も言ってたけど忘れちゃった）
ウンチクで雰囲気を飾りたければ、雰囲気にふさわしいウンチクを選べ。』

偽京極と呼ばれるのもむべなるかな。

朱雀にはとても萌えられないし、別にめちゃくちゃ
面白いとも思わないけど、つまらないとも思わない。
なんのかんのいいつつ「大年神〜」まで読んでいる。
暇つぶしにはちょうど。アシスタント役の女の子は
割と好き。　＜サーカス出身で、身軽なのが良いね

やっぱり京極に比べて文章が下手なのが駄目なんだろうな。
つまらなくはないんだけど、何故かいつも物凄く読みづらい。

しかし分量的にはこれぐらいでいいのでは？
京極は長すぎていつもうんざりするので。
キャラはともかく、雰囲気は好みなので。

でも、第1作を読んだ感想は、(『ウブメ』＋『狂骨』)÷２＋朱雀萌えー、だった。
なんか、キャラクター被るしぃ。

>>35　私も友人に朱雀のことを説明するときに
「京極とエノさんを足して２で割ったような性格の人」
と説明してます（笑
でも萌えないなあ…エノさんは好きなのに。

ついでに柏木君は､｢屈折してない木場修と鬱じゃない関君を足して割ってね｣と､説明しました｡

でも私は､東に萌え萌え｡
彼が暗躍してくれるなら､美形キャラは要らない｡

言われてはじめて気づいたが、柏木＝木場は似てるね！
あの突っ走りぶりといい。
木場ほど硬派でないあたりに関口が入ってるかな…

私の萌えキャラは律子クンです。なんか安心して見てられる。

>>36
私は、御手洗シリーズを知らない京極ファンの友人に、
御手洗をそう説明したことがあります。

ダキニを読みながら、『馬塲刑事』が何度も『木場刑事』に見えた。

鬼一法眼の２出たね。
今読んでるけど、このシリーズが一番やりやすそうだな。
半端すぎるミステリじゃなくて、伝奇もの書いててほしいよ。

朱雀シリーズの最初の作品（ダキニだっけ？）は、
かなり使われてるネタが京極とかぶってた。
あれじゃ、偽京極とかいわれても仕方ないと思う・・・。
編集者とか指摘したかったのかなーと不思議。

ざっと考えただけで、メインとなるネタの殆どが京極のネタに
あるもんねえ。朱雀の『盲目』ってのも、エノさんも目は悪いしなあ…
時代設定も、戦前戦後の差はあれど、
昭和初期から中期のノスタルジーって感じで…
…ダキニで呆れて去っちゃう人、結構いると思うなあ。

　でも、大年神は、そこそこイケルと思う。

今日はじめて気がついたのですが、これ（朱雀シリーズ、といって
いいのか？）って漫画になってんですね。
SUZAKU（コミックバーズ掲載と書いてあったと思う…単行本を
立ち読みしたので定かではないが）だっけ、２巻だけ読んだら
はじめどれが朱雀なのかわかりませんでした。＜まだガキでやんの
でも妖精みたいなのも出てるし謎過ぎ…

「ダキニ」の何が何やら全く解からん文章。
男が煙突にのぼって、網らしきもので昆布を採っている…？
謎は深まるばかりでした。そこが気になってしまって。
本文とどんな関係があったのでしょうか、解かる方いましたら
解説お願いします。

>>46　ダキニは読んでないから見当違いだったらごめんと
最初に謝っておく。
＞男が煙突にのぼって、網らしきもので昆布を採っている…？
それって、宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」か
「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」の１シーンでは…
（賢治では煙突じゃなくて栗の木だったと思うけど）
↓参考に。ネネムもグスコーブドリもここで読める。
http://ftp.cypress.ne.jp/why/douwa/sinla2.html

　あれは柏木が麻薬（名前忘れた）でらりってる事を匂わせるためでしょ？
　>>46

いいんだよ、パクリなんて。
そんなことが解る奴はターゲットにしてないからさ(w

彼女の小説から推理部分を抜くと面白い小説になる。
変に推理小説しようとするから、つまんねえんだと思うな。

ちなみに作者は｢深水凛子」というペンネームで
官能小説書いてました。

≫４８

マジュン

>>51
まじ？　おれ2冊もってる（藁

もの知らないくせに蘊蓄語るところが大嫌い。

深海age

友人が貸してくれると言うので朱雀シリーズとやらの一巻を初めて読んだ。
感想は大概このスレで既出なんだけど、何が致命的ってキャラがつまんないとこ。
キャラ萌えって悪し様に言われることが多いけど、これ読んで少なからず
キャラ萌えっつーのも重要な要素だなあと。
狙って書かれているのは明らかなのに、萌えない。中途ハンパ。

それと、時代設定の割に現代的な単語がちらほらあって興醒め。
殆どこういう本読まない自分が気づく位だから相当だと思う。
さんざん既出だが京極とネタかぶりすぎ。キャラも。
薀蓄は、はりぼてのよう。
筆力が伴ってないのに京極を意識させるようなネタばっか並べるから
余計に粗が目立つ。何より、それを補って余りあるような魅力もない。
読みにくい。

あと最後まで、昆布の話が気になって仕方なかった。

深水凛子のポルノはいいよね。
必ず、年下の病弱な男に犯される。
これって「作者の願望？」て思ってたけど、
朱雀シリーズにもその名残があるか？。
最近新作出さないと思ったら、ミステリーに
転向してたんだな。

総じておもしろいけど、
初期に出ていた柏木の思考パターンが
あまりに現代的過ぎるのはいかがなものか。

400円文庫の「鬼を切る」はよかったんじゃない？　朱雀の親父メイン

>>56
エロ小説家出身の作家は大勢居るが、
こいつもそのひとりだったとは。

>>59　結構有名な話です。官能小説の舞台として、やたら
巫女さんだの神社仏閣プレイだのを用いていたのを編集者が
読んで、「京極的ミステリーが書ける！」と引き抜いたそうです。

>60
おれは深水凛子の小説で抜いたよ。

＞６０
神社仏閣プレイってナニ？

この作者の過去は、けっこう有名ダロ。

ホモっぽい小説を読んだ後なので、
神社仏閣プレイするホモを想像してしまった。罰あたりな…。
でも坊主と坊主だったりしたら笑えるなと考えてしまった。
更に罰あたりな…。

深水名義で書いた巫女モノ（うろおぼえ）
の作中で、主人公の女がウンチク語るシーン。

「衆道は、女人禁制の寺で生まれたのよ。衆道の
業病といえば痔だけど、『やまいだれ』に『寺』と
書いて『痔』と読ませるのはその為なの」

ここだけ鮮明に覚えてる。

warata

>>65　ウンチクなのか？？

>>60
「京極的ミステリー」って……朱雀先生は戦略的に作られたものだったのかあっ！
っつうか、徳間考えることがせこい。

>>68
で、また他社のモノマネで藤木に陰陽師もの
書かせたりしてるのさ。

いや、あのシリーズはかなり変でいいぞ。鎌倉でメガネっ子だ。

>神社仏閣

　寺社仏閣だろ？

著者近影では結構キレイ。
あのお顔でポルノ書いてたのね。

さあ今
銀河の向こうに
とんで逝け

とんで逝け

伝奇小説しかかかんでいい。

きいちほーがんの三巻目出たけど、あのシリーズはいまいち。
朱雀の方を書いて欲しい。

ほんまかいな････。

以前、小説推理だかなにかのエッセイで、
自分は太ってしまったということを書かれてました。
その際に、
こんなに太って駄目人間になっても生きていける人間という存在に、
「稟、感動〜」とか書いてました。
似合わないぞ。

あぼーん

にゃも？？

通りすがりっすが、オゲレツですね、ココ。
イイカゲンデ、エルトコナイスネ。
タラヒン。

おお。単独スレがあったとは...気がつきまへんでした。

ミステリはアウチだけど、伝奇ものだってかなりアウチな気が....。
鬼を斬るしか読んでないけど、朱雀の曾祖父あんな扱いでよいのか？
鬼一法眼はもうちっとおもしろいのかな？
なんかこの人後半失速する傾向あるような。イツロベも途中まで
結構おもしろかったのにラスト近くで超失速。
もしかして描いてる途中で飽きるタイプなのか？

深水凛子か。いたねえ、そんな作家。
挿入するときかならず「ぬるうりとした先端」とか
書くんだよな（ワラ

あげ

どこから出してるんですか？＞深水って

深見だったよーな。

ﾃﾝﾀﾞｰﾜｰﾙﾄﾞage

ﾃﾝﾀﾞｰﾜｰﾙﾄﾞage

またイツロベみたいな出来ですか？＞テンダーワールド

あぼーん

感想が上がってこねえな＞テンダーワールド

テンダーワールドまだつずく。おそらく。

ところで「イツロベ」の暗号全部解けた人いる？
「イツロベ」が「ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ」てのは解ったが
「ｕｙ　ｔｈａｆ　ｕｏｇ」が解らん。
おそらく「ｔｈａｆ」は「ｆａｔｈｅｒ」で間違い無いと思うが。

「ラウツカ」が多分「ａｃｔｕａｌｌｙ」

「gouda　father　yumi」じゃないかな。

ラウツカとか、どのようにローマ字に直せばいいのか、
その段階で悩む単語多すぎ。
どっかのホームページにのってないかな。

あぼーん

「イツロベ」「テンダーワールド」は何度読んでも楽しめる。
これは近年のミステリ系作品にはあまり無い美点だ。
はやく次のやつ出ないかな。

あぼーん