大藪春彦「餓狼の弾痕」

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685書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
「戦いの肖像」が典型だが、大藪作品にはトンデモSFのような展開のものがある。
傑作「傭兵たちの晩歌」も一気に読まされてしまうが、最後の部分は「おい、おい・・」かな。ただし、リアリティ重視のみが小説の面白さでないのは勿論だが、
大藪作品はガンとカー、食物等に関する細部の描写がリアルな分だけ、その落差が
大きく感じられるものがある。