竹本健治について

語ってみて下さい。

ホントにハコが代表作なのか？
自分的には「狂い壁 狂い窓」とか「トランプ殺人事件」のほうが
良い出来のように思うが。

「閉じ匣」収録のアレは、浦賀和宏のモトネタかなあ？

僕も「匣」はイマイチだったなあ。
てるてる坊主やオタクが出てくる話（タイトル忘れた）の方が
結構ぞくぞくした覚えがある。
殆ど忘れてるけど、「囲碁」は「悔しいけど面白い」みたいな感想を
抱いた気がする・・・。

ハコ好きだけどなぁ。でも今の年齢で初めて読むとしたらどうだろう。
なんか青春小説みたいな読み方しちゃった。「囲碁」と「ウロボロスの
偽書」が一番好き。

age

いわゆるアンチミステリはあんまり好きじゃないんだけど、なんでか匣の中の失楽は面白かった覚えがある。

「狂い壁　狂い窓」は一番好きな本。
実は「匣」にはたいした思い入れ無いっす。
初めて読んだ竹本作品は「トランプ殺人事件」
　分からんトコロを分かったフリして、へへ〜いヘイッ！

恐怖って感じをすごくわかりやすく書く人だな、って思う
読んでると後ろに誰か立ってるような錯覚を覚えたり

著者「再デビュー」の「本格囲碁コミック」だそうで。
絵柄は８０年代的だけど、内容は「月下の棋士」ばり（！？）
出版は「南雲堂」です。

主人公は「牧場智久」君で、なかなか読み応えありますよ。

あのレベルの漫画、本当に誉めてる人の気が知れないんですけど…
仮にも”漫画家になろうと思った”って思った人があんなレベルで商業誌に書いてるなんて神経疑ってます。
漫画で新刊が出ても小説で出た場合の1割も楽しめないです
自分が「プロになれないレベル」だってことを自覚してないんでしょうか…？

ファンもファンで、ヒカルの碁と比べても遜色無い、とか言っててアホみたい
好きだからこそ許せない･･･

うへぇ。
本気でマンガ出すんですか。
「純正音律」での描写だけで、私お腹一杯なんデスが。

>9
「入神」は将棋の故村山聖九段をモデルにしていると言う話ですけ
ど結構評価が高いみたいですね。

「入神」（と「妖霧の舌」）の登場人物の桃井のモデルが村山九段なんです。
絵はうまいとは言えないけど、内容はよいです。
囲碁についてヒカ碁より月下の棋士よりずっとずっと突っ込んで描いてるので、
ちょっと（かなり？）マニアックかも。タイプ的にはむしろは川端康成「名人」
に近い。

ま、キッパリハッキリ、絵柄は古いしアシで入った人の絵が
入り乱れてマンガとしての出来は悪いと思ってます。
　けど、いいの。
絵ではなく話で読み進めていくんです。
　愛は盲目？それに近いかなぁ。
竹本さん、まだマンガ描く気満々らしいですよ。

＞名無しさん＠１光年さん
どうもレス有り難うございました。
なるほど、桃井のモデルが村山九段なんですね。
竹本さんは大学時代、囲碁研究会で腕を磨いていただけあって
囲碁の説明がかなり本格的ですよね（笑）

昔は三段と言ってたと思うけど、今は五段ぐらいらしい。相当のめり込んでるみたい。
だいたい「入神」に出てくる碁は作り物としてすごいです。あれ生半可じゃ作れませんよ。
あー作品としては僕も「狂い壁」｢トランプ殺人事件」が好きなんですけど（あ、おんなじだ）

「匣」って島田荘司でいうと「異邦の騎士」なんでしょうかね？
最初に書いた習作的長編（失礼）だし、
文章が青臭いっていうかなんというか。
「狂い壁・・・」とかのほうがスッキリ纏まってて好きなんですが。
「入神」は今度読みます。

「闇に用いる力学」の続編は何時書くんだ？
サイキック物で、個人的には好みのジャンルなのだが。
あとがきで「今後は書き下ろしで・・・」とあったので、いずれ出るのか？
入神なんて描いている場合じゃ無いって。

この人のファンは、気が長くないとやってられないね。

やっぱり「匣」は名作でしょ。「トランプ」も好き。
「闇に用いる力学」、続き読みたいなあ。でも出なさそう・・・

ところで最近は、ミステリで「匣」というと
「匣の中の失楽」じゃなくて「魍魎の匣」らしいね。

「入神」読みました。
まあ、あんなもんでしょう。（苦笑
「闇に用いる力学」は面白いんだけど、
完結してみないと評価は下せないかなぁ、やっぱり。