埋もれた傑作に日の目をと言う趣旨のスレッド

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1長いタイトルでごめん
「約束の土地」リチャード・バウカー 創元推理文庫
ドンウィンズロウの好きな人なら愉しめるハズ
2ミステリじゃないけど:2000/03/16(木) 23:52
「逃亡」箒木蓬生
惹句の「息もつけぬ感動。悲嘆、憤怒、そして救済!」は嘘じゃありません
あっ新潮社の回し者じゃないですよ
3梅4号:2000/03/17(金) 07:47
>1
しみじみとした余韻が残るSFハードボイルド秀作でしたよね
え、私も大のお気に入りです。
4ややや:2000/03/17(金) 17:40
覚えてる人いたんですね、嬉しいなあ

5なお:2000/03/18(土) 10:25
>1さん
あれは、泣かされました・・・
6実は自分も・・・:2000/03/18(土) 19:09
でも、「泣く」って書いちゃうと引く人もいるかなあと思って
7傑作と言うにはおこがましいけど:2000/03/23(木) 00:20
ジェフ・アボットの「図書館」シリーズ
8松本清張:2000/03/25(土) 03:50
全然埋もれてない作家だけど、意外とノーマークの人もいるかも。
特に、
「黒い画集」
は傑作短編集。ミステリとしても、斬新なアイデア満載だし、
抑えた描写の中から、登場人物たちの人生や秘められた感情が
ありありと浮かび上がってきて、鬼気迫るものがある。
こういうのを、筆力があるって言うのかもしれない。
後に映画化された作品も多い「天城越え」、「鬼畜」(傑作!)とか。

一人で日本のミステリ史を塗り変えてしまったのもうなずける。なんせ、
社会派、トラベルミステリー、2時間ドラマ、すべてこの人がルーツ。
つっても、内田、西村じゃ足元にも及ばないけど。
こういうのを読むと、やはり今の作家は小説が下手だと感じてしまう。
(今の百花繚乱ぶりは好きなんだけど)
9>8:2000/04/11(火) 05:04
>一人で日本のミステリ史を塗り変えてしまったのもうなずける。なんせ、
>社会派、トラベルミステリー、2時間ドラマ、すべてこの人がルーツ。
そういう流れの作品って今じゃとても軽く見られてますよね。
悲しいなあ。
10:2000/04/12(水) 04:50
「我ひとり永遠に行進す」ジェイムズ・クラムリー 東京書籍

ミロやシュグルーのシリーズでおなじみのクラムリーですが、上記はミステリではありません。
自身の体験をもとにした、軍隊もの?小説です。私はほとんど自伝小説と思って読みましたが。
11名無しさん:2000/04/12(水) 08:49
『荒南風』(あらはえ)。阿井渉介。講談社。

数年前に出たけど、完全に忘れられている(泣)。でも傑作。

こんなにいい本、ちょっとないよ。とりあえず、図書館で借りて読め。
12名無しさん:2000/04/25(火) 16:15
藤岡真の「ゲッベルスの贈り物」角川書店
誰も知らない傑作(でもこのミスで3人くらい選んでたし)
http://www.inac.co.jp/staff/maki/meikyu/art99/hym9902b.html
138に賛成
あと、土屋隆夫もね。