過小評価されている作家

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1おっとーぺんずらー
西村京太郎。
「名探偵も楽じゃない」「殺しの双曲線」「消えたタンカー」など
初期作品は傑作が多い。
2でも:2000/02/09(水) 21:38
「初期」なんですよね?>1
3出版社の:2000/02/09(水) 21:52
人たちからは、大御所扱いされてんじゃないの?
4おっとーぺんずらー:2000/02/10(木) 11:37
講談社ノベルズ読んでるような人ははなからバカにして読まないと思う。
メフィストに載ってたりするけど。
トリックの凄さ、構成のうまさは、驚くよー。初期に限るけど。
5.:2000/02/10(木) 15:40
栗本薫も過小評価されてると思う。
6>5:2000/02/10(木) 15:47
推理小説家としてはどーかなー?
7天然八歩:2000/02/10(木) 18:50
佐野洋の初期〜中期作品が手に入れ難くなってるのはくやしいです。
ミステリの技巧の展覧会なのに〜。
そもそもなぜ全集が出ないのでしょう?
 
8名無しさん:2000/02/10(木) 19:52
歌野晶午
9ゆきねこ:2000/02/10(木) 20:25
若竹七海。もっと売れてもいいと思うです。
10さばびあん:2000/02/10(木) 21:13
う〜ん、自信ないんですけど加納朋子を推します。
11土屋隆夫:2000/02/10(木) 23:06
今の1時間ないし2時間ドラマの元になる話はだいたいこの人の作品。
題のつけ方が凝ってる。
長生きしてほしい方。
12>11 おぉ:2000/02/10(木) 23:19
「不安な産声」「危険な童話」とか一気読みしました
息が長く佳品が多い割に、地味な作風(名前も)で確かに認知度低いですね
13>11,12:2000/02/11(金) 00:09
確かに認知度低すぎ! 鮎川哲也はあんなに評価高いのに・・・
まさに職人芸のような本格ミステリの書き手だよな。
「推理小説作法」からほの見える創作態度は、現代の新本格作家も
見習って欲しい。
14樋口有介:2000/02/11(金) 02:07
不幸にもサントリーミステリー大賞作家!になってしまったため
評価低いですけど、レベルの高い作品多いですよ
15名無しさん:2000/02/11(金) 02:14
若竹七海
16箒木蓬生:2000/02/11(金) 02:30
「逃亡」は感動した
17@@:2000/02/14(月) 18:02
歌野晶午の「安達が原の鬼密室」は期待しないで読んだけど、結構いけた。
18>17:2000/02/15(火) 10:29
期待しないから良いんじゃない?
もっとも歌野晶午に期待なんかしないか。
19今野敏:2000/02/22(火) 22:28
は?
「蓬莱」は面白かったけど
20森雅裕:2000/02/22(火) 23:02
まさに孤高の作家だと思うぞ。小説読んだことのない人も
「推理小説常習犯」は読みましょう。
21>20:2000/02/23(水) 00:28
講○社の圧力で、既に書店から消えているのでは?
22>21:2000/02/23(水) 02:04
それは寡作だから?それとも編集or出版社ともめるから?
新書ので復刻したのはどこからだったっけ?
23名無しさん:2000/02/23(水) 03:53
>22 ワニブックス 圧力うんぬんの件は上の「推理小説常習犯」
でわかるよ。編集者や出版社の実態がね。
24木谷恭介:2000/02/23(水) 11:36
も過小評価だと思う。なんでだ?

25>24:2000/02/23(水) 12:16
「このミス」主義者とでもいうべき人たちによって、別リーグ
扱いされてしまったから。
2624:2000/02/23(水) 15:15
>25
別リーグ?
27ゆきねこ:2000/02/23(水) 16:01
>19さん
今野敏は結構好きです。というか、あると読みます。
でもなんだか「一般人のあまりなじみのないオタクな世界」を
描くのが定番になっちゃったのかなぁと思うと寂しいです。
28名無しさん:2000/02/23(水) 21:34
たぶん怒られるだろうし
誰もあえて書かなかったんでしょうけれど、
赤川次郎
ただしシリーズものはだめです。
単発ものの中に1/10ぐらいの確率ですごくおもしろいものがあります。
怒らないでね。
29>28:2000/02/23(水) 21:48
デビュー時は確かに新鮮でしたけど・・・

30名無しさん:2000/03/11(土) 13:22
agetokimasu
31名無しさん:2000/03/27(月) 18:59
ちょっとあげておこう。

一応、今邑彩ね。
32名無しさん:2000/04/22(土) 04:17
おなじくあげとこう。

歌野晶午、
ブードゥー・チャイルドは凄いじゃん。
33名無しさん:2000/04/22(土) 04:28
>28
気合を入れればいい作品を書ける人だと思います。
34名無しさん:2000/04/22(土) 04:30
今邑彩「i」は、ちょっとトリックが無理めな気もしたけど、
めちゃめちゃ面白かった。某古典が下敷きだけど、それでも。
でも「裏窓」が同工異曲でがっかりして、以来読んでません。
他にいい作品があれば教えていただけませんか?
35名無しさん:2000/04/22(土) 04:32
唯川恵
いつまでも彼女をコバルト作家だと思っていてはいけない。
36名無しさん:2000/04/22(土) 04:36
と言うか、ライトノベルでキャリア積んだ作家の力量ってあなどれん。
まあ、例外もあるけど。
37名無しさん:2000/04/22(土) 04:42
>28さん
実は食わず嫌いで読んだことないんです、赤川次郎。
もし良ければ、何作かおすすめをあげていただけませんでしょうか。
大傑作でなくても、佳作、ぐらいでも良いですので。
なんせ、あれだけ数があると、どこから手をつけて良いやら・・・
38>37さん:2000/04/22(土) 04:47
28ではないですけど、
「マリオネットの罠」
「三毛猫ホームズの推理」
「霧の夜に御用心」

このへんは傑作だと思うのですが。
39名無しさん:2000/04/23(日) 11:44
あげ。

中町信なんてどう?
ちょっとマニアックかな?
あと梶龍雄とか。
深谷忠記も乱発前は良かった。
40>7:2000/04/24(月) 23:20
同感ですね
41名無しさん:2000/04/25(火) 06:11
小林泰三。
「人獣細工」とか良い雰囲気なのに。
42藤岡真:2000/04/25(火) 16:05
「ゲッベルスの贈り物」傑作だったのに(絶版かな?)
http://www.inac.co.jp/staff/maki/meikyu/art99/hym9902b.html
43名無しさん@1周年:2000/07/03(月) 12:42
山田正紀。SFネタをミステリーで料理しようとする豪腕ぶりが凄い。
44名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/04(火) 01:53
前にも出てるが若竹七海。
北村薫とかの系列と言われたりもするけど全然違うぞ。
あんなんと一緒にするな。
いいいよお。クールで。
45名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/04(火) 14:57
そうそう、
若竹七海。
彼女がなぜブレイクしないのか
不思議で仕方ない。

それとも日本の読者なんて
所詮そんなもんなのか。
46名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/04(火) 16:47
若竹七海はアタリハズレが激しいからじゃないかなあ。
『僕のミステリな日常』は傑作だと思うけど。
47ねつてつ:2000/07/04(火) 22:54
おお、若竹七海
この前、「依頼人は死んだ」を読んだよ。
「プレゼント」に出てた葉村晶のその後の活躍を描いた短編集。
いい。やっぱうまい。
ただし、読後の苦い味は、好き嫌いがあろう。
今ひとつブレイクしないのは、その辺があるからかな?
海外でも、ハイスミスとかブランドとか、どうしてもブレイクしにくいんだよねえ
48天然八歩:2000/07/04(火) 23:00
若竹七海は長編より短編が好きです。
彼女の短編集には必ず一つか二つ、「うおおおおおっっっ!」と
うなりまくってしまう作品が含まれているのであなどれません。

あといい意味でマニアックですね。ミステリを浴びるように読んだ
痕跡が歴然としているというか・・・

49名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 00:39
私も若竹七海好きです。
でも「僕のミステリな日常」はちょっと・・。この作品、世間的な
評価は高いみたいですけど。
50名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 00:43
上のほうでも誰か書いてたけど、確かに昔(昭和の頃)の
赤川次郎は結構面白いんだよなー。「マリオネットの罠」
「霧の夜にご用心」は私も好きだった。この人いつから青春
小説作家になちゃったんだろ。
51名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/05(水) 02:12
若竹七海、私も当たり外れ大きかった。
といっても、結末が苦い味から、とかではなくてね。
苦いと言えば「僕の中の冷たい〜」だっけ?はかなり好き。
52名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/05(水) 02:16
・・・というか、若竹七海ってそんなに売れてないんですか?
たまに平積みになってたりするし、妥当な評価されてると思ってたんですけど、そうじゃないの?
53名無しさん:2000/07/05(水) 04:36
>51

「心のなかの冷たい何か」....だよね?

野崎六助はイマイチとか言っていたけど、これはいい作品だと思うけどな。
54Dies arei:2000/07/05(水) 12:39
野崎六助の言うことは信用しなくてよろしい。
この人確か、藤木凛の「陀吉尼の紡ぐ糸」で、「京極系」なんて言って、相当いろんな所から読みが浅いと顰蹙を買ってた人ですからね。

55名無しさん@1周年:2000/07/05(水) 18:46
若竹さん、「僕のミステリな日常」しか読んでないんだけど、お勧めとかあるかな?
この連作短編の中では、
お姉ちゃんのケーキに毒を入れた話が「うわぉぅ」と声を出してしまった。
何も考えずに読んだからかな?
56<55:2000/07/05(水) 22:36
同じ連作短編なら「プレゼント」とか?
あと「製造迷夢」も結構好き。文庫になってないかもしれないけど。
ちょっと宮部みゆきっぽいって思いましたけど。
でもやっぱり「僕のミステリな日常」が一番好きです。
57>56:2000/07/07(金) 20:42
宮部みゆきとは全然違う。一緒にしちゃだめ。宮部はハートウォーミング路線だけど、
若竹はシニカル。
58>57:2000/07/07(金) 23:31
え?でも「製造迷夢」に関しては、ネタといい、終わりかたといい
結構、宮部みゆきっぽくないっすか?微妙に違うとは思うけど。
それに、人それぞれだけど私には若竹七海、そこまでシニカルとは思えない。
というか、この人にシニカルさを求めて読んでる訳じゃないので。
それならロバート・コーミアとかに行きます。私の場合。
59名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/09(日) 10:47
 既出かも知れませんが、清涼院流水を押します。ある意味ハートウォーミングな作家って事で。(つまり多いに笑わせてくれる、という意味で)
60ねつてつ:2000/07/09(日) 12:13
製造迷夢の次は、今邑彩の「鋏の記憶」を読むといいかも。
面白いアイデアかぶり^^
61>59:2000/07/09(日) 13:31
その「既出」は「がいしゅつ」って読むんだよね(笑)
62>61:2000/07/09(日) 15:36
えっどうして? なんでそう読むの?
もしかして清涼院がそう読んでたとか???

63名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/09(日) 23:12
>62
61さんじゃないけど、有名スレッドです>がいしゅつ
http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news&key=962871899

>もしかして清涼院がそう読んでたとか???
こう思わせる清涼院流水、ステキすぎる・・・。
64名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 00:48
63さんが紹介してる「がいしゅつ」スレッド立てたの、清涼院だと思う・・・
65マタ・ハリ:2000/07/10(月) 02:39
あのぉ、みなさん。流水って、いちお、京大出てるんですよ(笑)。

あっ、弁護してる訳でも、ファンでもありませんよ。念のため(笑)。
弁解してる辺りが怪しいなんて、レスつけないでね。
66名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 03:41
どんな人にでもひょっと抜けてる知識ってあるからね〜。
いや、あれが流水だとは言わないけど(笑)。
67名無しさん:2000/07/10(月) 04:48
このスレッド、清涼院の話禁止な。
68名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 05:25
京大でてようが、高卒だろうが
センスのある文を書くやつじゃないとダメだろ-が
69名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 05:48
>68
64〜66は、流水が、がいしゅつスレを立てたかどうかを論じてる
わけであって、流水の文章云々の話をしているわけではない。
文章をよく読め。それとも読んでも理解できないか?
70名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 11:23
流水先生を馬鹿にするなー。
71名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 12:51
>68、70
アンタ、言ってること矛盾してるよ。
72名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 14:54
流水先生の才能を理解できない虫けら共が・・・
・・・逝ってよし!!
73名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 14:56
はぁ…。
流水のファンって、いうだけで、終わってるっていうのに…。
74名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 14:59
64 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/10(月) 00:48

63さんが紹介してる「がいしゅつ」スレッド立てたの、清涼院だと思う・・・


66 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/10(月) 03:41

どんな人にでもひょっと抜けてる知識ってあるからね〜。
いや、あれが流水だとは言わないけど(笑)。
70 名前: 名無しさん@そうだ選挙にいこう 投稿日: 2000/07/10(月) 11:23

流水先生を馬鹿にするなー。

はぁ(脱力…)同じ人物の書き込みとは思えんくらい、矛盾しとる。
多重人格者か?

75名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 20:26
北森鴻。短編集よい。
76名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 21:35
自作自演ウザい>北森鴻
77名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:37
↑ 厨房め……。
78名無しさん:2000/07/10(月) 21:54
――――――――――――――
北森鴻クソつまらん
__  __ .r――――――――――――
    ∨   |いいという奴の知能を疑うな
日 凸 U | ______
≡≡≡≡≡| /〃∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 U ∩ [] ∨%(´∀` ) < はは、七皿は多すぎますネ
__ ∧ ∧__∧_∧___)_ \_______
  (   @`@`)日(    .)∇
― /   | ― (     )―――
\(__.ノ    ━┳━)
 ━┳━   └ ┃―・
79名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:03
↑ 厨房発見。ただちに去れ。うぜえ。
80名無しさん@1周年 :2000/07/10(月) 23:21
――――――――――――――
「厨房発見。ただちに去れ。うぜえ。」だって
__  __ .r――――――――――――
    ∨   |やはり北森ファンは低脳の単細胞ばかりだな
日 凸 U | ______
≡≡≡≡≡| /〃∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 U ∩ [] ∨%(´∀` ) <はは、北森よろこんで読むくらいですから
__ ∧ ∧__∧_∧___)_ \_______
  (   @`@`)日(    .)∇
― /   | ― (     )―――
\(__.ノ    ━┳━)
 ━┳━   └ ┃―・
81名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/11(火) 00:14
話題は違ってるにしても、「過小評価」されてる作家ってスレッドに、
流水の名前なんて書き込むなよ。
ここに挙げられてる他の作家達に失礼すぎるだろ。
流水は出版されたってだけで過大評価されすぎだ。
82名無しさん:2000/07/11(火) 05:07
話戻すよ。

過小評価されている作家っていったら、
まず山田正紀。現在の評価でも全然足りないと思う。
まったく評価されてないのが不思議すぎるのが、打海文三。
文章力の高さは逢坂剛といい勝負。っていうか、打海の方が上かも。
「このミス」の怠慢な回答者たちは、年間最低100冊は読めよ。
明らかに打海を読んでないから挙げてないのが明白だ。
それと東直己。文章にカタカナ入れるから嫌われているのは百も承知のはずなのに
改めない。あのクセさえやめれば、いい線行くのに。惜しい。
83名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/11(火) 05:15
山田は評価したくないのでは?
新本格の世代は山田読んでるから。

超えられない人と位置づけていると思うよ。
84名無しさん@1周年 :2000/07/11(火) 06:51
>流水は出版されたってだけで過大評価されすぎだ。

そんなことないだろうバカ。オマエちゃんと流水読んだ上で言ってるのか?
流水があんなに売れているのはなぜだと思う?
85名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/11(火) 12:22
北森鴻のどこが悪いんだ?
おもしろいと思うぞ。
ダメと思うならちゃんと指摘してくれると嬉しいな。
欠点もある作家さんだと思う
(それを補って良い作品を書いているとオレは思っているが)ので、
的確な指摘があれば納得できるんだけど。
86オレは80じゃないけど:2000/07/11(火) 12:37
とりあえず、短編とエッセイを混ぜて出すのが痛い。
値段の割りに短編の数が少ないので損した気分になるぞ。
短編があまり面白くないので、出版者の苦心の案とは思うが、
そんな程度のもんだったら始めから出すなよ、と思ってしまう。
87天然八歩:2000/07/11(火) 12:58
山田正紀はトリックメーカーとしては優秀なんだけど、やはり微妙に
ミステリのツボをはずしているのでは?
お人柄のせいなんだろうけど、読者をじらすことをしない。終盤での
「名探偵、皆を集めてさてと言い」の緊迫感がないのね。いつも
なしくずし的に、ずるずるべったりに謎が解けてしまう。
そのせいで、彼のミステリは「あー傑作を読んだ!」というカタルシス
に乏しいです。

山田正紀はSFや冒険小説の方がずっとずっと面白いです。
88>87:2000/07/11(火) 16:59
う〜む。言えてますな!
89らいつびる:2000/07/11(火) 20:23
>87
同感だけど、結構好きなんだよね、俺。
「ブラック・スワン」なんて当時読んだ中では
かなり高評価した記憶があるし、「神曲法廷」も悪くない。
確かに幻冬舎のシリーズはアレかもしれないけど・・・、
心意気は買いたい。
90名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 14:18
過小評価されてる作家、若竹七海に一票。
山田正紀はミステリとしては微妙なところ。
過大評価されてる作家、流水に一票。
91名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/14(金) 15:42
笹沢左保の一部。
「空白の起点」とか「人喰い」とか。
92名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/17(月) 02:03
笹沢左保はデビューから5年くらいはほとんど全部傑作。
もちろん「空白の起点」も「人喰い」もいいが、
まずはデビュー作の「招かれざる客」をお勧めする。
あと、「霧に溶ける」とか「結婚って何さ」とか。

ついでに、斉藤栄の初期にも傑作が多い。
「真夜中の意匠」などもっと評価されてしかるべきだと思う。
93>84:2000/07/17(月) 02:55
まぁ、「聖書の暗号」だの「朝鮮語で読む万葉集」だってこじつけだって事が
証明されても未だに書店に並んでるし、流水物で初めてメタフィクション的な
手法に触れて驚いた人もいるだろう。
94>91:2000/07/18(火) 01:10
ああ、笹沢左保いいね。

期待しないで読んだ「求婚の密室」とかおもしろかったな。
95神居鈴:2000/07/18(火) 02:52
積木鏡介
個人的には、同時期にデビューした浦賀より好きなんですがね
96名無しさん:2000/07/18(火) 05:42
笹沢左保とか西村京太郎の初期の奴は、かなり濃いミステリー好きにも
お勧めだな。というか、濃いミステリー好きだったら当然読んでるか。
97イケダ:2000/07/19(水) 21:05
若竹七海ときたら、加納朋子はいかがっすか??北村薫っぽい、つーのは誤った認識だと思うのですがね…
98名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/23(日) 13:22
>>82
自分的には打海氏は「文章のへたな藤原伊織」です。
あしからず。
>98
いや、まあ自分的にはどういう評価でもいいんだけど、
打海文三って、いまの現役娯楽系小説作家の中では文章の巧さは五指に入るぞ?おそらく。
それに、藤原伊織とは書いてるものが全然違うでしょ。
なんか、誰かと勘違いしてませんか?
100名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 20:29
↑ 勘違いしてるのはキミの方。
101>99:2000/07/28(金) 11:14
>文章の巧さは五指に入るぞ
下手とは思わないけど、これはいくらなんでも誉めすぎ。
ひょっとしてホメ殺しなのか?
>100
だってさぁ、誰か他の作家と勘違いしてるんでなきゃ、どーやったって藤原伊織
とは比べないでしょうよ。どこをどう誤解すると、藤原と同列に比較できるんだ
か知りたいよ、むしろ。
103名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/08(火) 01:43
稲見一良さんは?
ミステリじゃないか
俺の中で世界一かっこよかった老人なんだけど
104WAX:2000/08/08(火) 04:54
>103
確かにミステリじゃないが(冒険小説か?)、稲見一良は私も好き
だった(亡くなったときはショックだった)。
「ソー・ザップ」とか淡々と消化されていくアクションがこの人の
持ち味だと思う。基本的に短編向きの人ではないだろうか。
105麻耶信者XX:2000/08/12(土) 09:13
浦賀和宏。
新作がコンスタントに出てるから、それなりに売れてはいるんだろうけど、
批評家たちには無視、というか黙殺されているのが悲しい。
106名無しさん@1周年:2000/08/12(土) 12:41
打海は文章下手です。今いち突き抜けないのは、あの文章力にあり。
107麻耶信者S:2000/08/16(水) 21:13
中町信。
なんて言ったら石が飛んでくるかな?
確かに文章は下手だし感性はオヤジだけど・・・
108男爵:2000/08/17(木) 01:50
「消失!」を書いた中西智弘
ほかに作品かかないのかな?
アホバカミステリの最高峰だとおもうけど
109名無しのオプ :2000/09/21(木) 03:05
若竹七海は「ぼくの〜」は、うーん。。。ってかんじだったけど
「スクランブル」はすごい好き
110なべ :2000/09/21(木) 03:36
打海文三の作品でおすすめを教えてください。
読んだことないので。
>82さんへ
東直己は文章にカタカナが入ってるせいで、嫌われてるんでしょうか。
それは誰に?書評家?読者?
ぼくは好きなんですけど。
111名無しのオプ :2000/09/21(木) 14:38
箒木蓬生。
叩かれるのはイヤだけど、読んでもらいたいから挙げます。
「臓器農場」あたりからどうぞ。一応、ミステリの範疇に入る話かと思います。
112名無しのオプ :2000/09/23(土) 02:42
若竹七海
「憑き者」というアンソロジー集に収録されていた「バベル島」という短編がおもしろかった。
これも一応葉村シリーズ?
113名無しのオプ :2000/09/23(土) 03:09
>111
>箒木蓬生。
「三度の海峡」という傑作があるではないか。
114名無しのオプ :2000/09/24(日) 12:55
石原慎太郎「夜を探がせ」なんて和製ハードボイルドの傑作・・・かもしれない
映画にもなってる
115名無しのオプ :2000/09/26(火) 15:26
浦賀和宏ってどうなんでしょうか??個人的に好きなんですが・・・
116>115 :2000/09/26(火) 15:44
好きでも嫌いでもないが、ミステリではないと思う。
なんか『ナイトヘッド』とかあの辺に読後感は近かった。
と言ってもライトノベルって訳でもないから、
カテゴリ分けがむずかしい作家ですよね。
個人的には好んで読む気はないけど。
117なんとなく :2000/09/27(水) 13:39
西澤保彦。
118名無しのオプ :2000/09/27(水) 14:34
浦賀和宏氏は「記憶の果て」しか読んだことないけれども@`
好きになれない。

人に読んでもらおうという姿勢はなく、自分の(主人公ではなく
作者の)思ったことをたらたら書いているだけに思えた。

さらに、知識に間違いがあったり、当たり前のことを
さもさも物知りのように記述しているのが非常に気になる。


西澤保彦氏
 初期作品はどれも面白かったけれども@`最近のは悪趣味だったり
(殺意の集う夜)、ちょっといまいち。復活を期待しているのだが。
119名無しさん :2000/09/27(水) 15:23
>>118
前半で、君、M本G志くんかと思っちゃったよ。
西澤保彦は確かに少し悪趣味だよね。
チョーモンインシリーズは、
主役のキャラでその色を消して成功したのかも。
少しライトノベル的になっちゃったけど。
120名無しさん@そうだ選挙にいこう :2000/09/27(水) 16:17
福田和也はなぜ船戸与一を酷評するのか理解できん。
最高に面白いでしょ?
121名無しのオプ :2000/09/27(水) 18:53
横溝正史
江戸川乱歩が第一人者じゃないもん。
122名無しさん :2000/09/27(水) 19:01
>>118
「殺意の集う夜」の元版は96年だから、最近とはいわないのでは?
ほんとの最近作「依存」は、よかったよ。まあ、シリーズ読者以外には薦めないけど。

浦賀については同感。
123にゃにゃし :2000/09/27(水) 20:46
ミステリかどうか‥‥ハードボイルドな気がするが
風間一輝。
去年死去されているからもう新しい作品出ないけど‥。
このまま埋もれないでくれと願うばかり。
って言うか再版しろ‥。
124名無しのオプ :2000/10/06(金) 01:46
若竹七海
「古書店アゼリアの死体」面白かった!
125名無しサンシティ :2000/10/06(金) 16:44
大藪春彦。いや、晩年はあれですけど。戦士の挽歌ぐらいまでは傑作ぞろいっす。個人的にはヘッドハンターが至高だと思いますが。
126なべ
>125
思い入れが深すぎて、一番は決められないな。
繰り返し読んだという点では、「戦士の挽歌」。

鳴海章の「撃つ」は読んだ?
大薮春彦に捧げるような作品だけど。
僕は気に入りました。