28 :
藤並八千代:
「暗闇坂の人喰いの木」読了。
良かったけど、一番笑ってしまったのは、(メール欄)の人間が殺人を
犯しても、全部大楠のせいにして最後まで全然反省していなかったこと 。
18歳のときの、幼女が野良犬喰われたのときからそうだもの 。
(寝込んだりしてショックは受けてたが、自分の過失自体は全く反省してない。)
外国人の夫のことを、異常性格者とののしってたけど、結局は似た者夫婦
だったってことじゃねーか。
まぁ女性らしいといえば女性らしい。
自分が一番の狂人なのに、夫がおかしい、息子がおかしいと、人のことは
手に取るようにわかるのに、自分のことは何一つわかってない。
淡々と殺人を犯していく(メール欄)の人間が一番の狂人、というお話でした。