東野圭吾パート75

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754名無しのオプ
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<<<<<<<<<<<<<<<<<< 野の場合、「後味の悪さ」は本人もじゅうぶん意識してやっている「持ち味」(作家性)であると思います。
どの作品がどう後味が悪いかは、ネタバレになりがちなので言えません。
ようするにハッピーエンドでないとうことですが、たとえば事件の真相があまりに陰惨で解決後に爽快感がない・悪党が処罰されないので
正義が回復されたという安心感や達成感がない・それどころか犯人や真相がよくわからない・アンフェアっぽいトリックが出てくるので
なんか騙された気がする・読者が好感をもって感情移入できる登場人物が出てこない・そういう人物が出てきたかと思うと、実は…という展開でますます嫌な気分にさせられる、等々があります。
天然八歩さんの書きこみにある通り、敗者の恨みつらみ、強者の傲慢、裏切ったり裏切られたりの陰惨な関係、
一言で言えばドロドロしたものに執着してる作家なんですわ。
爽やかな青春小説・恋愛小説・スポ根小説みたいな設定がよく出てきますが、その設定をわざと裏切るような結末が多い。徹底的に皮肉な視点の持ち主というわけです。
そういう視点にある種の共感や興味をおぼえる人には面白い作家ですが、そうでない人は嫌な思いだけをするのかもしれませんね。