852 :
850:
15年以上昔の話だし、記事でも触れられてるけど当時もネット上で色々検証されてたみたいだから、手短に
該当記事は「週刊文春 1997年8月7日号」の巻頭記事(記事の内容から前号でも取り上げられていた模様、但し前号記事が批判的なモノかどうかは不明、ジャンプと発行部数が並んだ原動力的な捉え方がされていたらしい)
目次の見出しは以下の通り
徹底追及
講談社・日本テレビに大波紋
『金田一少年の事件簿』は「盗用だらけ」決定的証拠
盗用された作家が緊急寄稿
島田荘司 「この問題は民事訴訟に発展する」
853 :
名無しのオプ:2013/04/05(金) 01:49:31.83 ID:9MVORKuv
本文中の小見出しとその内容
【奇妙なクレジットの“真相”】
連載の4回目から突然扉ページに入った、〈本編は尊敬する横溝正史先生と島田荘司先生に捧げます〉というクレジットについて
このクレジットは最初の単行本化の際に削られていたことでも問題視される
重版以降は〈これは『占星術殺人事件』を参考に作られたものです〉という一文を冒頭に入れるとの野内マガジン編集長の回答
【編集部主導で作られる作品】
他にも先行作品からの盗用流用疑惑が「あるミステリー小説研究家」によって指摘され、その責任はどこにあるのかについて
誌上で指摘されたのは『オペラ座館』メ1、『首吊り学園』メ2、『魔術列車』メ3、
さらに「全作品中、オリジナルと言えるようなトリックはほとんどなく、出典が分かるものを簡単にアレンジして使っているケースがかなり見られます」と言われ、「インターネット上には『金田一少年被害者の会』というホームページまである。」とのこと
「原作者は単なるシナリオライターに過ぎません。
漫画家のアイデアももちろん反映されますが、実質的には編集部のチーフが取り仕切っています」(講談社関係者)
【「講談社の対応を見守る」】(注:日本テレビサイドから)
テレビドラマ化され、ビデオも売り上げ本数が1万5千本の大ヒットになった件について
「今回の件に関しては、盗作問題があったとは、先方(講談社サイド)から聞いておりませんし、問題があったのなら先方から言ってくるのが筋でしょう。
こちらとしては講談社を全面的に信頼して契約したわけで、講談社がどのような対応をしていかれるのか推移を見守っていきたいと思います」
854 :
名無しのオプ:2013/04/05(金) 01:52:48.22 ID:9MVORKuv
【「配慮が足りなかった……」】(注:野内マガジン編集長の対応と釈明・回答)
──盗用疑惑について
「盗用があったとは認識していません。
ミステリーにおいて、トリックのありようは非常に微妙なもので、ひとつのトリックに別の作家がアレンジを加えて発展してきた歴史があります。
ただ、『異人館村殺人事件』では、島田荘司先生の『占星術殺人事件』の中のトリックをかなりアレンジ不十分なまま使ってしまった。
このことに関しては、配慮が足りなかったなと思います」
──クレジットについて(横溝家とのトラブルの有無)
「連載を始めるに当たって、横溝夫人にしかるべき挨拶はしました。
ただ、その後、著作権の継承者が複数いることが分かったので、その方々をまじえて、改めて覚書を交わし、印税ということではなく、一定の金額を支払うということになりました」
──島田先生には連絡しましたか?
「電話、手紙等でのコンタクトはしていません」
──テレビ化について、島田先生がこれまで頑なに『占星術殺人事件』の映像化を拒んできたのをご存じですか?
「それはまったく知りませんでした。
もしそうだったとしたら、大変申し訳なかったと言うしかありません」
855 :
名無しのオプ:2013/04/05(金) 01:58:12.25 ID:9MVORKuv
──他の作品でもトリックに盗用があるとの指摘について
「『オペラ座館』については古典として一般に定着しているトリックであり、普遍性があると考えています。
『魔術列車』は『偶然似てしまった』と担当者は言っています。
偶然ネタが似てくることはあるわけですよ。
それに関して、あたかも全部ミステリー小説からネタをパクって作ってるかのように言われるのは大変心外です」
以上の記事の後、3ページにわたって島荘本人の緊急寄稿が続くけど、如何にもの島荘節なので(ex.「徹底平等という日本人の総体的利益」「リンチ的報復」等々)、要約、簡略は止めて本文中の小見出しだけ書いときます
唯一の解決法「出典の明記」
担当編集者は当方に連絡を
ゆゆしい問題は映像化です
>>851 作画の人は関心外だったので、幸福実現党で出た以前のことはよく判りません
そんなに前から話題になってたの?
あ、そういえば、マガジンの大仰なと学会系終末思想マンガを手がけていたのも、その人だったっけ?(キバヤシとかが出てくる奴、違ってたらゴメン)