>>272 『仮面の恐怖王』少年版リライト作品 『恐怖王』大人向けスリラー
(改変例)前者は死体に花嫁化粧ではなく催眠状態での花嫁化粧にしてある。
『踊る一寸法師』(短編) 『一寸法師』(長編)
前者は後者の一部分を成している。後者は前者の怨恨を元に書かれている。
『十字路』(代作だが乱歩名義作品) 『死の十字路』(少年向けリライト)
内容はほぼ同じ。後者はほぼそのまま映画化された。これは少年少女層に受けヒット映画となった。
『ぺてん師と空気男』(中編) 『空気男』(短編)
前者はアメリカの作家E・A・ポーの翻案小説、後者は乱歩オリジナルの短編。後者のほうが先に書かれた。
『目羅博士』 『目羅博士の不思議な犯罪』
同じ短編作品。前者は博文社、後者は講談社のタイトルである。現在後者のみである。
『蟲』(短編) 『妖蟲』(長編) 『芋虫』(短編)
三者とも全く別の作品。『蟲』(短編)は怪奇面白小説、『妖蟲』(長編)はスリラー探偵小説である。「赤い妖虫」は少年版リライト。
『芋虫』(短編)は乱歩唯一の昆虫観察ノンフィクション、少年向き小説「鉄塔の怪人」にも内容が一部流用されている。