法月綸太郎スレッド　その5

綸太郎と穂波が探偵の性生活について話すシーンがあるけど、そういう話ができるってことは2人はすでにヤッてたのかな。

密閉教室好きだったけど、今ああいう小説書く若手いるのかな？

犯罪ホロスコープの後半戦が文庫化されたんで読んでる途中なんだけど、
初っ端の天秤座と次の蠍座が
「一見○○と思えた事件が実は○○で、と思いきや真相は○○でした」
というパターンで、しかも次の射手座もまた同様だったため、読んでる途中で
「何だよこれ、どうせこれも○○が犯人なんだろ」
と、理屈ぬきに透けて見える始末。（登場人物も少ないしね）
でもって今山羊座の途中なんだけど現時点で6編中実に半分が同じパターンなせいで
ちょっとテンションが落ちてたりもする
個人的にどんでん返し系の話は嫌いじゃないんだけど、
短編集にそればかり詰め込まれても食傷なだけで（ただでさえページ数の都合で無理が出るのに）
正直タイトル的に12編書くことは最初っからわかってるんだし
もう少しバリエーションとかに気を遣ってくれてもなあ、とも思ったり。

>>795
言いたいことはすごくわかるけど仕方ないところはあると思うなあ

基本的に綸太郎は警察の捜査が難航している事件を解決するわけだけど
今の科学捜査云々を考えるとそもそも捜査が難航なんて普通しないんだよね
だから綸太郎活躍の場を作るには決まったパターン、つまり警察が思い違いをしていて
まったく的外れな捜査をしてるってパターンの話がどうしても増えてしまうんじゃないかな

でも確かにもう少し論理を前面に出したパズラー的な話も読みたいね

ホロスコープは12編、本格ミステリとしては結構バリエーションに
富んだ、工夫を凝らした方だと思うんだけど
「一見○○と思えた事件が実は○○で、と思いきや真相は○○でした」
「何だよこれ、どうせこれも○○が犯人なんだろ」
みたいな大雑把な読み方が悪いんじゃない？

>>797
いや、大雑把かどうかは意識してないけど（それが悪いといわれりゃそこまでだけど）
全12編のうちの後半6編のうち3篇たて続けに似たような骨組みの話をもってこられても困るってこと
それこそ12編もあるんだからもう少し散らしてくれても、って話で
加えて蠍座の話は事件をひっくり返しまくったその上で
じゃあ3人のうちの誰が黒幕だ？みたいに読者側でも推理できる余地があった
射手座のは携帯の発信源を根拠に容疑者を疑ってたけど
でも普通に読んでれば「そいつの傍にもう1人いたじゃん！」とわかるわけで
しかもそいつが犯人だとわかる決定的（？）な証言は最後の方にちょろっと出てくるだけ
動機についても逮捕後に親父さんから後付け的にちょろっと語られるだけで本編上じゃわかりようがない
短編だから登場人物も少なく
これじゃ読者側から読んでる途中で「○○が犯人だ」っていってもそりゃ大雑把にしかならんよ

ああ、勿論
前述の通りまだ山羊座読んでる途中なので連作としての最終的評価は
また別の話よ？

>793
俺の場合、やったことない女友達とはそういう話が出来たけど、彼女とは出来なかったな(生々しくて)

>>800
穂波が、みんなにバラしちゃうって言ってるからヤッたのかと思ってた。

探偵綸太郎自身が、天秤座の話の中で、「素人探偵がいらなくなる世の中が来そう」みたいなこと言ってるしな。
現代を舞台にした本格で現役でやってる素人探偵って、のりりんか有栖川の火村くらいしかいないでしょ。
東川の鵜飼はコメディだし。

詭弁家のりりん

>>802
ガリレオ「」

むしろ現代でちゃんと探偵という職業に就いてるのは鵜飼ぐらいなもんじゃね？
火村は助教授だし、法月は作家だ。

>>804
探偵という職業についてないからこそ「素人」探偵なんでは？

>>805
それもそうだな。でもそうだとすると>>802は一体何を言っているのだろう。
森江春策とかガリレオとか神泉寺瞬一郎とか現代が舞台で本格で素人探偵なんて
腐るほどいるだろうに。

「本格で現役の素人探偵」をどう定義するかにもよるけど
「作者がそれなりに長期にわたってシリーズを続けコンスタントに登場し且つそこそこ知名度がある現代の素人探偵」
となると綸太郎、火村、湯川あたりになるのかね、やっぱり
二階堂蘭子や御手洗潔、チョーモンインシリーズの保科さん、森博嗣系の連中などは
"作品的"に現役かってのがあるし
ただ、「素人探偵がいらなくなる世の中が来そう」
というか、法月が今更いうまでもなく
素人探偵の活動するテリトリーが明らかに変わってきた部分はあると思う
素人（一般人）がそうそう犯罪に巻き込まれるわきゃないだろ、と
日常生活の中で発生した謎をちょこちょこ解くような
街角系（？）探偵というポジが確立されてきてるんじゃないかと
古典部シリーズとか、あと最近じゃMr.キュリーみたいなやつ
或いはビブリア何たらとか美術探偵神永美有みたいなジャンル限定の薀蓄系とか

あと、鵜飼程度でちゃんとした探偵といえるなら
メルカトルだって探偵だし森江春策だって（一応）職業探偵といえるんじゃ

まぁ“警察が探偵に事件の解明を正式に依頼する”ということは現実的じゃないよね。
リアリティを追求したら素人探偵の活動範囲が限定的になるのは仕方がない。

でも事件のかかわりにリアリティを持たせようだなんてのりりんが考えたら
１０年は新作でなくなってしまう(笑)

図書館の件に派生して、
「警察が一般人に捜査情報を漏らすなんてありえない」って言われ、
素人探偵が絶滅してしまわないか心配。

その点浅見光彦は動かしやすいキャラだな
浅見光彦の立場で他の作家が書いていれば……

最近もナースのドラマに現場のナースから苦情が来てるらしい。
だからといってドラマの中身は変えないそうだ。

たいした有名でもない作家のたいして売れてない作品に苦情を入れて
もうそのシリーズを書かせなくした図書館業界って
どんだけ黒いんだ？

黒いっていうか司書さんって、結構暇そうなイメージ。

欲しい本はなんでも買える時代じゃなかった頃の図書館の貸出情報は
今のWebの閲覧履歴やAmazonの購入履歴に匹敵するくらい敏感な個人情報だったし、
当時は「思想犯」なんてものがあったから、貸出履歴を元に特高にマークされたなんてこともあったわけよ。
逆に言えば「情報提供してしまった=人を売った」というのは図書館の黒歴史でもあるから、過敏になってるわけさ。

今はむしろ図書館員の情報こそ公開しろよって感じだけどな
基地外大杉

そりゃぁ縁故採用が多いんだから、他の職に就けなかった危ない奴も入るだろう。

「探偵がAmazonから1ユーザーの購入履歴を入手した」なんてミステリがあったら尼は抗議するかね

穂波が登場するとしたら、御手洗シリーズみたいに過去の事件やるしかないのか。

>>816
今の方が個人情報の扱いうるさいからな
名指しでそんなことされたら抗議するんじゃないか

そうだな
架空のAnazomとかにしなきゃな

三の悲劇はどうなってるのか

地蔵のヨーコと旦那と法月の三角関係でいこう（名案）

図書館で銃撃なんてありえない！っていう理由で、
図書館戦争もドラマ化見送りらしいしな

図書館どんだけ聖域なんだよｗ

>>822
「◯◯で◯◯なんてありえない！」なんて理屈振り回したら
図書館の本の結構な割合になるフィクションなんてひとつも作れないだろうに

ほんとあそこは学生運動世代というかプロ市民の最後の砦のひとつなんだろうなあ
理念守るために本末転倒になってるあたりがもうね…

※※いやらしい目で　じろじろ見る　変態オヤジに遭遇したら…　→　嫌悪感をあらわにして、直ちに立ち去る。



※同性愛板から転記(いうまでもなく女性も狙われます。特におとなしめの子は…）

41 名前：ウホッ！いい名無し… ：2015/02/07(土) 02:18:24.43 ID:VG5BajL7
10〜14歳くらいのカッコカワイイ子を見てるとムラムラしてくる…

42 名前：ウホッ！いい名無し… ：2015/02/07(土) 07:39:09.28 ID:sg7KNhNh
スーパーのお菓子売り場で15歳くらいの
おとなしそうな美少年を見かけて、何度もチラ見してしまった
スラリとした少年の体躯とか、きめ細かな肌とか見ながら
すぐ後ろを通り過ぎるだけで最高に勃起してしまう


※※※コピペして、ばらまいてください。皆の力が変態オヤジを減らすことにつながります！じろじろ見が通用しない社会を作りましょう！
　　　

「一の悲劇」を読んだ。

つまらなくはなかったけど、罪もない子供が殺されるミステリーは嫌いだ。

この小説は動機のある人が限られてるんで、
ノベルスの背表紙に書かれてる「驚愕のドンデン返し」にはそんなに驚かなかった。
（ちょっとしつこい。）

法月綸太郎の小説を読んでて気になるのは、固有名詞がどんどん出てくるところ。
クラウンやブルーバードといった車種ならともかく、
実在のファミレスだとかタレントの名前なんかを使ってるのはなぜなんだろうと思う。
（一の悲劇には「モーターマガジン社」なんて出版社の名前も出てきたな。）

むしろ、固有名詞が出てくるのが気になる、というのがよく分からん

「指定されたファミリーレストランの駐車場にすべり込んだのは…」でも別に問題はないのに、
なんでわざわざ「【すかいらーく】小金井店の駐車場にすべり込んだのは…」書くかなって思うんだよね。

固有名詞には時代的なものもある。
「すかいらーく」って店名のファミレスはもうないように、
10年後、20年後にも読まれることを考えたら、固有名詞はあんまり使わないんじゃないかと思う

今、「週末は家族でニチイへ行き買い物をした」とか、
「ampmで缶コーヒーを買った」みたいな表現があったらおかしくないか？

「あさかぜ」廃止で「点と線」はどうなりましたか？
どうもなっていませんね。

>>829
>「あさかぜ」廃止で「点と線」はどうなりましたか？

よく意味が分からんが、列車だったら、
特急「あさかぜ」などと書かれるから、列車名が何であろうとなんだかわかる。
何の説明もなく「すかいらーく」とか「デニーズ」と書かれるのとは異なる。

そもそも、「点と線」がなぜ絶賛されてるのかよく分からない。
トリックも平凡だし、並クラスのミステリーだろ、あれ。

>>828
時代による風化を防ぐためにそういうのを排除する作家は多いけど
のりりんの場合はあえて書いてるんじゃないかな、なんとなく

探偵綸太郎は、サザエさん時空に入ってないよね？
綸太郎は、その時代に活躍していた、という証として、あえて書いてるのかもしれない。

＞探偵綸太郎は、サザエさん時空に入ってないよね？

えっ

2017年新作「三の悲劇」
2024年新作「法月綸太郎の事件簿」
2025年新作「四の悲劇」
2035年遺作「五の悲劇」

四人称と五人称ってなんなんですかね……

神視点の三人称を語る存在をさらに俯瞰する四次元人視点の構成。

Aは「〜」と言った。それに対してBは「〜」と返した。
というやりとりをCは語った。

AとBは劇中人物。Cは三人称の文を語る神。
五、六はさらに高次元人が際限なく出てくる。

>>836
SFでやれwww

>>837
なお、ノックスマシンの成功により書店なんかでは『SF作家』として法月綸太郎が取り扱われている

年齢を重ねていっている設定だと思う
携帯電話も震災後には獲得した、次はスマホになっているかな

wikiによると、作者法月が1964年生まれで
二の悲劇（1994年）の作中法月で30歳
同年齢ってことなのかな
法月パパそろそろ死ぬんじゃないのか

法月パパだけがサザエさん時空と考えるのが一番筋が通るか？

そんなことしたら息子が年上になっちゃうぞ

>>841
それはそれで面白いw
えーと、警察に定年退職のなくなった世界とかなら歳をとっても大丈夫かな？