船戸与一　2

前スレ

http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1203826690/


どくどくとどくどくと語れ

誰か2取れよ

前期3部作が新装版で出ているのを知った
読み直そうかな

「銃撃の宴」とか初期の短篇集は特に殺伐とした雰囲気が漂っていて好きだ。

『山猫の夏』…吉川英治文学新人賞・日本冒険小説協会大賞
『猛き箱舟』…日本冒険小説協会大賞
『伝説なき地』…日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞
『砂のクロニクル』…山本周五郎賞・日本冒険小説協会大賞
『蝦夷地別件』…日本冒険小説協会大賞
『虹の谷の五月』…直木三十五賞
『夢は荒地を』…日本冒険小説協会大賞

「蝦夷地別件」以来ご無沙汰だけど、また「蛮族ども」とか「群狼の島」
みたいなのか書いてくれないかな・・・

今月号の本の雑誌で
新潮ミステリー倶楽部のカバーに作者の指紋が押してあるけど
船戸与一は指紋押印なんて散々やらされてるからって面倒くさがって
蝦夷地別件だけは編集者のが押してあるって記事が面白かった

>>7
当時、ちょっと話題になったよ
懐かしいな
もうあれから20年ぐらい!？

>>5
ここの作品の中だと
虹の谷だけ、面白くないな

>>4
作品内の情報量がハンパないしね
初期長編では非合法員がお気に入りだな

満州国は丸投げするのかな？？？

山猫と神話と仙次と伝説を読んで南米に行きたくなり
猛きと血と夢を読みアラブに興味を抱き
群狼と蛮族でアフリカにあこがれた…

船戸与一あるある

紫煙、酒精、コンビーフ、
蜥蜴の様な目の持ち主、フットボールの様に膨らんだ人相、吸い付く様な肌の女体の上を泳いだ→はぜた

その時、俺の右足が踊った
マチエテ、カンザール、シャムシール、ファッコン

死人の様な目をした復讐鬼
な、何でよ？

あと何かある？

親指の腹で目脂をこそげ落す

ぐふっぐふっ

しかし上段廻し蹴り好きだよな。この人。

かさついた唇を拭う

金銭

「ま、待ちな！」
「あ、ああ……」

××と、××と。

唐突な主語や目的語をぬいたセリフ。
話相手に後からそれを聞かせる。

「…したよ。」
「だれが？」
「…。」

そんなことはどうでもよかった。

それがどうだと言うのだ？

シーリーン。

つか生きてるんだろうな？

ぐすっと笑った

アレだからな

紫煙

普通の表現だとプチっと切れる血管が、この人のはプスプスと泡立つんだよなｗ

な、なにがよ？

腹の上を泳いでいた

>>18
あるある。
たしか砂クロで、後半から突然やたらと多用されだして、違和感があったなあ。

>>13
やっぱ｢血しぶき｣だろ。

喉が勝手にごくりと鳴った

しばらく前にマイセンからゴールデンバットに乗り換えた。
マイセンを喫いなおしてみると味気ないというか…

「これでなきゃ煙草を喫ったような気がせんようになる」

メキシコの両切り煙草ってどんなんだ？

〜しなきゃなるまいが！

本人めっちゃ元気
どうなってんだw

kwsk

レアアースと言うと「神話の果て」で丹波がマリアと守ったやつか？

『伝説なき地』だよ

目で頷いた

糞ったれが！
何てぇこった！

蟹喰い猿フーガ読んでるんだが、これも最期はやっぱり皆殺しなんだろうな･･･やだな･･･

誰が何のために？

蟹はトップ５に入るくらい好き

同意。
蟹やオデッセイアは気負わずに読めるのがいい。
サクッと何度でも読める。

無論、猛きや砂クロも大好きなんだが、これらは再読するのに気合いを入れる必要があるからｗ

蜥蜴の様な目の男

寺尾次郎ｗ

午後の陽光云々は多いな

灰色熊の傘下で働くと新人は捨て駒に

あれだからな

あれじゃなきゃ大丈夫だよね

山口弁（？）。「〜でさぁね。」

黄色い蜃気楼もいいなー

せかせかと煙草を吸う

三都物語読んでるんだが、硝煙と血の匂いがしないと、余計に破滅の仕方が悲惨に感じるな･･･

背筋にビリッと電流が走った

シャリシャリ

アメリカ人のように肩をすくめる

ぐすっと笑う

出っくわした

フルネームで人を呼ぶ。

「舐めるんじゃねえぜ、○○・○○！」

鼓膜を篩わせる

「ジョー・・・」
「ジョー・・・」
「ジョー・・・」

ウィスキー・ジョーとブランデー・ジョーか？

で、いろいろあって
アップル・ビリーとオレンジ・ビリー

喉がゴクゴクゴクゴクゴクゴク

まるでロボットアームになぎ払われたように吹っ飛んだ

酒精

オンザロックじゃなくてオンザロックス

ゴルゴ１３のノベライズが楽しみです

各章の終わりをセリフで締める

小鷹信光に怒られる

雌の臭いがぷんぷんしやがる

なんで戊辰戦争の話が「新・雨月」というタイトルになるんだ？

落日の死影 ゴルゴ１３ノベルズ か

チチカカ湖は土砂降りもノベライズに

出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！本当に良くお願いぃぃぃっっっまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ！
ブババババババアアアアアアッッッッ！！！！
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！！！
ムリムリイッッ！！ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ！！！
おおっ！ウンコッ！！ウッ、ウンッ、ウンコッッ！！！ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ！！はうあああーーーーっっっ！！！
ブリイッ！ブボッ！ブリブリブリィィィィッッッッ！！！！
いやぁぁっ！あたし、こんなにいっぱ出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！
ブジュッ！ジャアアアアーーブリブリブリィィィィッッッッ！！！！
いやぁぁっ！あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ！
ぶびびびびびびびぃぃがまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ！
ブババババババアアアアアアッッッッ！！！！
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！！！
ムリムリイッッ！！ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ！！！
おおっ！ウンコッ！！ウッ、ウンッ、ウンコッッ！！！ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ！！はうあああーーーーっっっ！！！
ブリイッ！ブボッ！ブリブリブリィィィィッッッッ！！！！
いやぁぁっ！あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ！
ぶびびびびびびびぃぃ登場。肛門を指で掘られると、
指にはべっとりと黄土色のうんちが・・・！うっ臭い。
椅子の上にしゃチ出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！見ないで、お願いぃぃぃっっっ！！！
ブジュッ！ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ！
ブババババババアアアアアアッッッッ！！！！
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！！！
ムリムリイッッ！！ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ！！！

>>74
楽しいか？

>>74
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0214355-1293769661.jpg
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1330966.jpg


おらよ

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山猫、箱舟と読んだんで次は何を読もうか考え中
蝦夷地別件かなあ
なんか評判が良くなさそうなんだが

>>79
「伝説なき地」か「神話の果て」又は「夜のオデッセイア」がいいと
思う

蝦夷地別件も相当おもしろいよ
ただ、最後の章が自分にはちょっと不満
着地を間違えなければナンバーワンだったんじゃないかと

ﾚｽﾄﾝ

山猫は最後までﾃﾝｼｮﾝ高く読めたんで、これが自分の中で基準になってしまった
箱舟は日本に帰ってきてからの展開が笑ってしまうと言うか、かなり萎えたなあ
でも船戸さんの文体は好きなんで、とりあえず蝦夷地と砂のｸﾛﾆｸﾙを注文したよ

『蝦夷地別件』に行くくらいなら『猛き箱船』にいったほうがいい。

でもまぁ>>80にもある南米三部作の残りの『神話の果て』と
『伝説なき地』を読むのが本道か。

個人的には『炎流れる彼方』とか『緑の底の底』なんかが好き。

ここの住人はゴルゴのノベライズは読むのかえ？

「血と夢」とか「非合法員」とか「蛮族ども」とかもいいよなー

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>>82
すばらしい選択。
山猫、箱舟と来たら、もうなにがなんでも「砂のクロニクル」しかない。
「蝦夷地別件」も超傑作。イノセントな少年青年が地獄を見つつ成長する、
というパターンは船戸文学の王道だよね。
ただ俺は、「蟹喰い猿」と「午後の行商人」が一番好き。

>>84
読まないわけにもいかないね。
1365円ていうと、コミックと同じような新書版くらいだろうから
あっというまに読み終わりそうだね。

>>87
いや、クロニクルの前に南米３部作を終わらせたほうがいいと思うよ。
蝦夷地別件は好き嫌いがはっきり分かれる作風だもの。

直木賞受賞の虹の谷の五月もね
船戸にしてはちょっとほのぼのしてるが、根底は変わらない

炎流れる彼方いいよな　ロードムービー風で。

いよいよみんなで戦わなきゃってところで突然おっかさんが銃のスゴ腕を披露したシーン
は良かった。

与一さんのチン毛みたいな髪の毛はパーマかけてるの？

箱舟がだめだったら、蝦夷地別件も受け付けないと思うよ。展開が同じタイプの話だし。

夜のオデッセイア、炎流れる彼方、蟹喰い猿フーガも基本展開は同じ。

砂クロは他に無い展開。強いて上げれば血と夢に近いか。
でも自分的には今ひとつ好きになれなかった。政治的背景の説明が
冗長すぎるような気がして。また読めば感想が変わるかも知れないけれど。

自分が一番好きなのは、叛アメリカ史。小説ではないけれど。
http://ideas.paunix.org/funado/ya_hanshi.htm

そうかな？自分は箱舟を面白く読み、蝦夷地がだめだった口だけど。
叛アメリカ史（豊浦志郎）を読んでから「非合法員」を読むと納得できるのは確か。

まぁどの作品から入ったかによって各作品の評価は大きく変わるかも。
船戸作品にはまって幾つも読むということは、最初の作品でガツンとやられて
入れ込むきっかけになったわけだから、良くも悪くもそれが基準となる。

私の場合『山猫の夏』が最初。次いで、『神話の果て』と『伝説なき地』
の南米三部作を読んだ。そこからさかのぼり（当時）徳間文庫で既刊の
『非合法員』『夜のオデッセイア』『血と夢』などの初期作品を読みあさり、
その後で角川文庫の『猛き箱船』を読んだ。

箱船以外では、どの作品も、主人公はセンタリズムのかけらも無い非情な
工作員とか、人生終わってる中年おやじとか、そんなのばかり。その、
ほんの隙間に見えるロマンチシズムが好きだった。山猫の最後の場面とか。

その点、箱船は、週刊プレイボーイ誌連載作品ということもあってか、
青い夢見た少年が海外雄飛したり大恋愛したりと、他作品とは明らかに
違うノリのため当時の私的にはイマイチだった。

蝦夷地は、最後、少年が幽鬼と化して地獄から蘇り、陰惨な復讐を繰り
返してカルシスを迎えるという箱船と似た展開が途中で見えてきた時点で
萎えてしまった。

でも船戸作品としては比較的ソフト路線の夜のオデッセイア系の作品は
嫌いじゃない。

カルナヴァル戦記も南米三部作に入れて四部作には出来ないかな？

あれは短編でしょうが

伝説なき地も他と毛色が違うよな
非合法員系列とオデッセイア系列を混ぜた感じ
砂クロを武器商人パートのみで進めるというような

また、南米を舞台に書かないかな
それとも満州で手一杯か？

病気のことがなかったとしても、もう年齢的に紛争地帯の取材は無理でしょ。
綿密な取材があってこそ組み上がる壮大な船戸ロマンだからねえ。

歴史小説なら、文献と創造力さえあれば、書斎でも書けるけど。

伝説なき地だっけ？アマゾンを取材している著者近影が出ていたの？

伝説なき地の丹波って
癒し系だよな

スマンが頭のなかが黒豆でいっぱいになってしまった

お気楽極楽な「ミャンマーの柳生一族」を読んだ後、「河畔に標なく」を読むのがよい

＞歴史小説なら、文献と創造力さえあれば、書斎でも書けるけど。
確かに最近は歴史ものづいているな。しかし俺は、満州国演義を途中で放り出し、
今、新・雨月を読んでいるが、いまいち入り込めない。
＞少年が幽鬼と化して地獄から蘇り、陰惨な復讐を繰り返してカルシスを迎える
船戸ロマンの真骨頂たる展開の物語が読みたいぜ。

禁煙して1年だが
船戸を読むと、紫煙が吸いたくなる。
勘弁してくれ

>>106
俺は禁酒しているわけじゃないが、
酒精という言葉を見ると、強い酒が飲みたくなるな。
南米三部作に出てくるカイピリンガってのを飲んでみたい。

チッチャが欲しい、こんな夜は

「実は年末、元松竹の映画プロデューサーの奥山和由氏が、人づてに沢尻へ映画の出演を打診しています。

監督は若松孝二氏。昨年、寺島しのぶがベルリン映画祭で最優秀女優賞を取った『キャタピラー』の監督です。

原作が船戸与一氏の『海燕ホテル･ブルー』というハードボイルド小説。
原作は、1人の女性が主人公の運命を狂わせていくというストーリーですが、若松監督の
『ぜひヒロインは沢尻さんで』
というたっての希望で、監督自ら沢尻に手紙まで書いたそうです

「海燕ホテル･ブルー」は俺にはワースト・ワンなんだけど、
読み返してみたくなった。

ゴルゴ13ノベルズ、１か月発売延期になったね
小学館：船戸与一「落日の死影　ゴルゴ13ノベルズ (１)」('11/01→'11/02)

あのエロい女か

俺も読んだ中では一番ダメだった

あ、ああ・・・

新・雨月は、初めの農民を煽動する工作活動の部分は良かったけど、
終わりは盛り上がりに欠けてたなぁ。満州国演義もいちおう既刊は
全部読んでいるけど、なんか読むのが苦痛だ…。

最近の作品では、薮枯らし純次は異色だったけど良かった。

歴史小説ってことなら、北方謙三が書いた水滸伝を船戸のおっちゃんに
書いてもらいたかったなぁ。北方水滸伝もいいけれど、権力に対する叛史
ってことでは船戸のがぴったりだと思うんだが。今さらやったら二番煎じ
的であれだが。

あとはもう老骨に笞売ってでも現代史と帆走する作家を最後まで貫いて
もらいたい。

辺境の地が舞台だとワクワクするのは何故なんだろう？

＞初めの農民を煽動する工作活動の部分は良かったけど
今、そこ読んでわくわくしているんだが、そうなんか…、
そこが一番の盛り上がりなのか…。
春介＝山猫、幸助＝おれ、みたいな雰囲気を感じていたんだが。

初めて読んだのが砂のクロニクルだからってわけじゃないだろうが、
ゴラガシビリだけは一発で思い出せる。

俺、４９歳。
週刊プレイボーイに連載されていた「猛き箱舟」が単行本化されてから入った世代。
南米のギラギラした最後にドンパチの滅びの美学のころがやはり一番好きだな。
東西冷戦終了後の「砂のクロニカル」あたりは枯れすぎて、以前のワクワク感、
血が燃えたぎるカタルシスがなくなってな。
もう読むのを止めようかとも思ったが、何かあるかも知らんと思ってその後のもつきあいですべて読んだ。
結果的に俺も今、枯れてきた年齢。
登場人物が抱く女がラテンのギラギラした女から東南アジア、中国の小娘に変わったんだが、
何となくわかる年齢になってきたよ。
主人公を殺さなくなってきたのもわかる、
俺も若いころは学生運動宜しく全情熱を一瞬に燃えさせる血の気があったが、
年取った今、もうすこし死にたくないしな。

>>114 システム化、文明化され尽くしていないPrimitiveなものがある、
下克上が存在しうる期待もある、生り上がれる期待もあるからだろうな。
満州もそうだった。満州開拓民も日本を捨てて極楽王土を求めていたわけだ。
結果、終戦のソ連侵攻によって命からがら取るもとりあえず日本へ帰国したわけだ。
例えば、亡くなったオウムの弁護士だった横山先生もそうだが。

混沌とした中にいかがわしさがある。
理性でも悟性でもなく、獣性に生きうる。

google だmixi だfacebookだといった情報が圧縮された血脈となっておる今の時代、
均質化が進むしな。

夢とロマン、混沌としたものもなくなるわな。

高校生の頃､平松伸二が漫画化した｢アマゾン仙次｣で船戸与一を知り､｢神話の果て｣から南米三部作に入った俺は特殊事例？

私は月マガで連載していた
山猫の夏（画・柳澤一明）
からはまりました。

あ、月マガじゃなくてヤンジャンか。
平松伸二のアマゾン仙次も読んでみたいな。

藤沢とおるの湘南純愛組の登場人物で､｢カイピリンガ･ガム抜き･レモンは多めに搾ってくれ｣と言う奴がいたなぁ。
もう20年くらい前の話だなぁ。

満州国演義ってどこまで出す予定なの？現在は５までだよね…？

>>110
発売になったね。
「落日の死影」　ゴルゴ13ノベルズ第1巻　小学館

砂のクロニクル以降を全く読んでないんだけど(それ以前はほぼ全て読んでる)オススメはどの辺りでしょうか

新参なので、順番はよく知らないけれど
確実に砂以降で面白いと思ったのは
「夢は荒れ野を」ですね

「夢は荒れ地を」な

「落日の死影」ゴルゴ13ノベルズ、さっそく読んだけど、
ゴルゴ１３のキャラが確立されているし
自分の原作とはいえ苦労してるね
不死身のゴルゴ１３を殺すわけにもいかないし
まあ、ゴルゴ１３以外はほとんど全員死んだからよしとするか

ゴルゴのノベライズ1本こっきりかと思ったら、シリーズなんだ、これ。
毎月発刊なんて無茶して大丈夫なのかな。ただでさえ病気なのに。
まあ、書き溜めてるんだとは思うけど。

>>126
ありがとう「夢は荒れ地を」読んでみます

カイピリンガの話が出てましたが正しくはカイピリーニャです
ブラジルに半年行ってた人に聞いたので間違いないでしょう
ピンガ(酒の名前)とカイピリーニャを混同してカイピリンガになってしまったんだろうとの事
その人に土産にピンガをもらって山猫の真似をしてカイピリーニャを作って飲んだ記憶があります

『落日の死影』は、通勤の行き帰りの電車内ですぐ読み終わってしまった。

漫画を小説にすると、どうにも設定が単純すぎるように見えてしまう。
漫画だと細かすぎる設定は逆に邪魔だから、あのくらいでいいんだけれど。
ともあれ自作に期待。

ただまぁ、ゴルゴじゃなくても、一人の主人公を継続して使ったシリーズ物を
船戸与一が書いたら面白いんじゃないかなぁとは思った。大沢在昌『新宿鮫』
とか北方謙三『ブラッディードール』みたいに。

>>125
「クロニクル」「蝦夷地別件」と大作が続き、
その後、ふっと力が抜けた作品を書くようになるけど、その時期が大好きだ。
「蟹喰い猿フーガ」と「午後の行商人」は俺の中ではベスト１、２です。

｢鬼畜の宴｣読んでみたいね。

ゴルゴ13ノベルズを本屋でチラッと見たけど、
薄くて字がデカくて、すぐ読み終わりそうだった＾＾

ゴルゴからなら「トリポリの埋葬」がいいな
猛き箱舟でお馴染み特殊処理班も出てくるし
ネタ的にもタイムリーだし
本物の大佐が失脚する前に早く

「チチカカ湖は土砂降り」も確か船戸作だったよね？
南米物を久々に読みたい

3月刊行が「鬼畜の宴」で
4月刊行が「おろしや間諜伝説」

残念だけど、とりあえず3本で打止めみたいですね

で、船戸原作のゴルゴ全部で何本あるの？

つwiki

>>137
ちなみに｢外浦吾郎｣名義だ。
'70年代の作品が多い。
ゴルゴの忠実なノベライズもいいけど､スパルタカスのスピンオフ読みてー！

>>139
舞台はコンゴ紛争時代で

シナリオ形式でもいいから全作出ないものか？

＞スパルタカスのスピンオフ読みてー

詳細plz.

徳間文庫から「藪枯らし純次」が出たね。文庫本にしては分厚い。
3年で文庫化か。

しゃぶしゃぶ

スパルタカス:｢鬼畜の宴｣に登場する黒人の殺し屋。
実力はゴルゴ13に匹敵するとされ､ゴルゴ自身も超一流のプロとして認めている。非合法のスナイパーとして活動する以前の経歴は一切不明。
作中ゴルゴ殺害を依頼され､対決して敗れる。ゴルゴは､この対決がスパルタカスを雇った者達が座興で仕組んだショウであった事を見抜いていた。いまわの際にそれを聞かされたスパルタカスは､全財産で依頼者の殺害をゴルゴに託した…
物語終盤､ひょんな事からゴルゴは彼の過去を聞かされる。彼はコンゴに生まれ､コンゴ動乱ではベルギーが雇った傭兵部隊との戦闘に参加しており､その戦いぶりは敵方からも認められる存在だったのだ。

"夢は荒れ地を"読みました
長い割にはイマイチかな…
主人公が複数いて描写が分散されるせいか悪役も目立たなかったし
それと文章が"てにをは"レベルで所々変だったような
時差の認識間違いも合わせて文庫版では修正されてるのかな

>>146
「黄色い蜃気楼」も複数の視点があるよね

>>147
次はそれを読んでみます
"荒れ地"に丹波という名前が出てきたから久しぶりに"伝説なき地"も読みたくなってますがｗ

船戸作品って結局どういうジャンルに属されるのかな？
賞とかはミステリー系のをもらったりしてるけど、別に謎解きが目的の物語じゃなし
場の雰囲気や船戸節なセリフ回しを楽しむのが俺の読み方なんだが

冒険小説でいいんじゃない？
冒険小説の定義自体が曖昧だけれど

"龍神〜"を読んだけどまたまたイマイチ
事件の真相も意外性ないし主人公が死ぬ意味もわからない
船戸節に慣れてれば長いのは気にならないんだけど

内藤陳は冒険小説として紹介してる

日本のハメット

日本冒険小説作家の第一人者だと思ってるんだが、問題あるか？

山猫の夏読んで面白かったから、ほかの作品も読みたいんだけど
政治思想とか、あんまり前面に押し出してない冒険小説が読みたいのですが
オススメありますか？

結局思想的には左翼より左って感じだからな〜
とりあえず砂クロ以降は米ソ対立を前提とした話が作れなくなってそれまで手を付けてなかったアジア方面に活路を見いだしたって事でしょ?
って砂クロ以降を3作しか読まずに言うのはなんだけど

夜のオデッセイアがいいんじゃないでしょうか

ありがとうございます

早速、注文してみますね

大地の牙 満州国演義６がbk1で予約始まったね

>>154
っていうか、日本でほかに冒険小説作家っていえるようなの
いない気がする。

全く読んだ事ないけど柘植ひさよしとかは?

>>158
＞日本でほかに冒険小説作家っていえるようなのいない気がする。
佐々木譲は？　景山民夫の二作品（「虎口からの脱出」「遥かなる虎跡」）もいいぞ。

満州国演義は「２」まで読んで投げ出したきりだ。
どーも次郎の章しか読む気がしない。
おもしろくなってる？

船戸は第三世界革命論とかトロツキーの裏切られた革命とかの変哲もない新左翼理論止まりか
伝説なき地では第三世界革命論そのものなキャラが主人公でその思想を対象化する視点はどこにもなかった
砂クロ以降は言及してないだけで昔と変わってない
山猫も作品内では政治色はないけど山猫自身のアマゾンでの行動は第三世界革命論そのもの

森詠の「燃える波濤」も面白いけど未完だしなぁ

>>159
蜂谷シリーズは面白いんだけどね。
「オバマ暗殺」はいまひとつだった

>>155 猛き箱舟は読んだ?　西サハラの独立解放ゲリラに対抗する為政府側に傭われた
日本人達をめぐる話。政治臭は薄いしなにより抜群に面白い。俺は当時文庫発売と同時に
上巻を購入してその日のうちに読み終え、続きの下巻がまだ出ていなかったのでたまらず
ハードカバーの下巻を買ったｗ

書いてから本棚の本読み返したら政府側じゃなくて進出する日本企業の依頼だったわ。
何度も読んでんのにすぐ忘れるから俺の読書はいつも新鮮だ！

企業のバックには日本政府があるという設定だから、
「政府側に雇われた」でもあながち問題ではないだろ。
最後つほか最初はメ欄だし。

箱舟は主人公は政治に関係しないけど設定自体はめちゃくちゃ政治色濃いでしょｗ

『蟹喰い猿フーガ』は結構軽く読める、船戸作品にしては

>>158
一般的だと、上にも書いてるけど、
佐々木譲・逢坂剛・志水辰夫・大沢在昌・福井晴敏とかがいるよな。
ハードボイルドとの境界がイマイチわからんが

>>169
福井はガンダム以外はどうして同じ題材ばかりなのか。川の深さはからしばらく追っかけたけど
さすがに見限った。もうＤＡＩＳはお腹いっぱいだよ

終戦のローレライはダイスちゃうんちゃうん。読んでないけど。

北方は昔ハードボイルドの代表みたいにいわれてたけど
読んだらつまらなかった。
最近の水滸伝は面白いらしいけど。

>>164
まだ山猫の夏しか読んでないので、それも注文しますね。

ありがとうございます

ファニングが得意なおばさんの山奥の家で敵と戦って主人公だけ生き延びるやつって何だっけ?
生き延びた主人公が他の短編にも出てきた気がするんだけど

このスレが伸びてるとドキッとするわ。

>>174
蛮賊どもの登場人物が祖国よ友よにも出てくるって前に書かれていた

ゴルゴ１３のノベライズの２が発売だな
喋り過ぎのゴルゴはイマイチｗ

>>176
レスサンクス
蛮族どもってアフリカの金塊輸送列車のやつだよね
ファニングのおばさんの家はアメリカカナダ国境あたりだったはずだから何となく違う気もするけど蛮族どものエンディングを覚えてないから調べてみる
ちなみにファニングってリボルバーの銃の引き金を引きっぱなしにしたまま撃鉄をバチバチやって連射するやつね

>>177
家からの銃撃戦だと「非合法員」か？
「炎流れる彼方」もラストは家からの銃撃戦だったきがする

非合法員は主人公最後に死ぬよね?
だから違うはず

炎流れる彼方はボクサーのやつだっけ?

アジトで敵を迎え撃つ事になったけど主人公だけどこかにお使いに出されて生き残る話だったんだけどな

それは確実に『炎流れる彼方』
最近読み返したばっかり。

>>172
北方謙三は、挑戦シリーズが船戸の冒険小説っぽくっていい。

ハードボイルド作品としては、圧倒的に初期の作品がいい。
『明日なき街角』『檻』『友よ静かに瞑れ』など。
その後の大量生産モードで陳腐化したきらいはある。

水滸伝はまぁおもしろかったけれ。

船戸与一は、左か右かといったらそりゃ左だろうけれど、それ以前に
魅力的な英雄譚・冒険譚を語りたい、という思いが強い一作家だと思う。
プロレタリア小説のように、社会批評や政治闘争・運動などの目的達成
のための単なる道具にはなっていない。

「全ての英雄伝説は無庇である。黄泉の国に旅立った主人公の一挙一動は
　すべて増幅され、新陳代謝され、ついには現実の泥沼で喘いでいるもの
　にとって慄然と輝くロマンとしてはるか彼方で発光しはじめるのだ。
　希望。苦悩。冒険談。これらは単なる事実性よりも、民衆の痛切な必要性
　によって取捨選択せられる。役に立つ逸話はフレーム・アップし、無用の
　ものは切り棄てられて英雄の物語はひとつの方向性−−革命願望へと
　発展していく。それが残された者、死ねなかった民衆の義務とでも言うが
　ごとく。かくて、英雄伝説はリアリズムの挟撃にはびくともしない高みに
　達し、人々の心に不撓不屈の精神の記念碑として強固に刻みこまれるのだ。
　これが英雄伝説の仕組みであり、主人公が重箱の隅をつつきたがる学究
　たちのアラ探しにも微動だにせず泰然自若としていられる理由である。
　ましてや、アニミズムの世界におけるヒーローの物語は完璧であり非の
　打ちどころがない。森や木立や泉、川のせせらぎが、これに応援するからだ。
　悲壮な最期を遂げた勇者は大地に抱かれて眠り、その魂は・偉大なる精霊・
　と合体し天空を駆けめぐる。死者が遺した想い、生きているうちにはついに
　果たせなかった志に、風は震え花は涙を注ぎ石はじっとり汗をかく。ここに
　ちゃちな実証主義がつけいる隙はない。（『叛アメリカ史』）

それに、「右」に民族主義もふくまれるなら、「左」との共通項は無くはない。
虐げられし少数民族の場合は左になり、抑圧する側の多数派民族なら右になる
だけで、民族愛という点に関してはさして変わりはないから。

　「聞かなくたってわかっている。あんたがた文明人とやらの夢は実にみすぼらしい。
　　立身出世の夢、物質を所有する夢、そしてせいぜいが家族や個人的な関係を持続する夢だ。
　　だが、アフガン人は違う！　この小さな国は絶えず外国の侵略に晒されてきた。イギリスの
　　次はソ連だ。アフガン人の夢はな、そういう外国勢力を撥ねのけ、アフガン人がアフガンの
　　大地を自由に跳びはねる夢だ！　いかなる外国の策謀もはねのけ、アフガン人がイスラムの
　　戒律だけに生きる夢だ！　もちろん、その夢が簡単にかなえられるはずもない。そういう
　　夢はいつだって血塗られた夢となるからだ！ 」 （『血と夢』）

　「中央情報局に奉職を決意したその当時、アメリカ合衆国は実に惨めな状態にあった。
　　ヴェトナムからの撤退はすでに決定済みだったし、それに乗ずるかのように世界各地では
　　反米運動が展開されていた。国内ではウォーターゲート事件によるあらゆる権威の失墜、
　　通貨の面ではかつてびくともしたことのないドルに切り下げ…世界の秩序の中枢であった
　　アメリカ合衆国は巨像が得体の知れない虫に食い荒らされるようにぼろぼろになりつつあった。
　　ウェップナーの脳裏である考えが天啓のように閃いたのはマンハッタンの夕映えを眺めていた
　　ときのことだった。祖国を救わねばならない！　それは電撃のように全身を貫いたが、はじめて
　　知った恋に似て他人にうち明けられる性質のものではなかった。祖国愛などいまでは博物館に
　　しか陳列されていないし、中央情報局のなかでもそんな言葉を口にする人間はいはしない。
　　だから、いいのだ。だからこそ、その言葉は崇高な輝きを取り戻しつつある。」（『神話の果て』）

敵役の資本主義の走狗的なキャラもけっこう魅力的に描かれているのが多い。上のジョージ・
ウェップナーもそうだし、山猫の夏の主人公の父親も二二六事件に参加した皇道派陸軍将校。

それが理解できなかったＫＦは価値無しと判断したのか。

>>180
ありがとう 炎流れる彼方なんだな
前半のインパクトが強くてエンディングを覚えてないわ
短編の方も知りたいので誰か頼む

『炎流れる彼方』のエンディングは、主人公の日本人（ラッキー、少林寺拳法の先生）
と子供（ビリー、マギー、ベトナムの少年少女）以外、敵も味方もみんな死亡。
最後の決戦は強烈なインパクトあるぞ。

この作品の敵役は本当に悪の権化みたいな憎たらしいキャラだった。共感はまったくできない。w

あのデブは砂クロあたりだけ読んで感想文書いてたんだろう。
左側の人間に人気がある作品ではあった。でもまぁどうでも
いいわ。これを思い出すくらいだね。

10 名前： ：2000/06/22(木) 23:02
車谷は地を這って来た男と言われる。
故・白州正子の古典鑑識には誰もが一目置いていた。
つまり、この二人は対極にあった。
骨董の鑑識で白州と車谷が出会い、対談が交わされた。
「福田和也の骨董イジリは品の無いインチキだ。」と
いとも簡単にふたりに切って捨てた。
これは、
福田和也の「思想」の底の浅さと品性を見抜かれたということだ。
福田は自己の日本思想の原点に骨董趣味をひけらかしながら近付こうと
してきたのだから。
福田の書くナチスや北一輝がスカスカなのを彼らは、既に
福田和也の骨董イジリの軽薄さのなかに、
見事に見抜いていたのだ。

>>186
段々わかって来た
ボクシング繋がりでオデッセイアとごっちゃになってるわ
対戦相手がリング上で死ぬのがオデッセイアで
友人が無謀な試合に臨むのが炎流れる彼方か?

何回も何回も読んだ山猫箱船あたりと違って10年以上前に2、3回読んだ切りだから忘れてる

オデッセイアは船戸作品で2冊目に読んだから印象が強い

純粋なエンターテインメントとして好きだけど思想はあんまりなあ…
あちこちの民族主義を取りあげたのも"資本主義も(間違った)共産主義もダメだからじゃあ民族主義をネタにしよう"って感じに見える
血と夢や神話の果てのゲリラにしても作品の中ではかっこよくてもその後どうなるかと言えば失敗して消えるか成功して腐るかしかないわけでちょうどいいところをつまみ食いしてるようにも見えてしまう
あっちを書いたりこっちを書いたりで結局使い捨てだしと…言うかそういう使い方しかできない書き方なのか

と言うようなどうでもいい感想を持ちながら砂クロの後は読んでなかったんだけど
それ以後のはまだ3冊(かくも短き眠り、龍神、荒れ地)しか読んでないからなのかまだ方向性がわからない

登場人物がそれなりに老けた人が増えてるのは作者の年齢を反映してるのかな、とは思ったり…

1991年発表の『炎流れる彼方』でアメリカ特殊部隊の立役者の一人でデルタ設立者のベックウィズと
娘婿のハウ(BHDのモガディシオで活躍というか奮闘)をボロクソに腐してたな。

当時はまだイラン大使館で大ポカやった連中くらいのイメージだったんだろか。

大使館襲撃をわざと失敗したってやつですか?

海外で仕事することの多い俺が、もしなんたら民族戦線に殺されたとして
船戸は俺になんの同情もしないのだろうな、と読んでて時々思う

俺のランキングで山猫はかなり低い

灰色熊が助けに来てくれるよ

山猫と民族戦線は関係ないんじゃない？
箱舟の間違いじゃないの

船戸作品に出てきた人物で破壊活動に最も優れていたのは誰だろう?

超人的な行動力があった箱舟の主人公がすごかったけど作戦立案とか含めると色々候補がいると思うが
まあ最終的にはみんな死ぬんだけどさ

>>196
ウィスキージョーとブランディージョーかな？

>>197
破壊活動の人じゃないけどｗ
どっちだったか忘れたが後から死んだ方はいかにも"らしい"死に方させてもらってたな

>>196
山猫だと思う

山猫は最後の場面以外は完璧な横綱相撲だったからすごいよね
作者が船戸じゃなければ爺さんの形見の銃にこだわっててもハッピーエンドだったろうな

>>196
鷲沢剛介か弓削じゃない？

神話の果てのポル・ソン・ファンがインパクト強かった
何という存在なのだ!

ポルソンファンは作戦立案というより本能の赴くままか

ビッグフォードには作戦立案能力とかの雰囲気はあった・・・

>>195　いや山猫。あのラストでドン引き

10数年ぶりに伝説なき地を読んでるけどやっぱり面白い!
印象的なセリフや描写も結構覚えてるけど主人公の名前は間違って記憶してた
鍛冶司朗をどうやしろうと覚えてた
どうやしろうは調べたらアナウンサーかなんかだったｗ

なんという事なのだ!

>>205
どうやしろう:TBSラジオで相撲が話題になるとよく出てくる人。
元NHKだったと思う。

2011/04/28 大地の牙―満州国演義6―


虚無と栄華の入り混じる大戦前夜の満州を描く、待望の最新刊！

>>207
やっとか。いつまで続くか

>>119
かなりの亀レスだが、ＮＨＫのラジオドラマが始まりだった。

>>207
一郎の章が徹底的におもしろくない。

太郎な

>>204
悪徳警官や軍人に殺されたら
全力で抗議してくれるYOｗ

黄色い蜃気楼読了
覚えてなかったが前にも読んでたなこれは 珍しく主要人物が何人も生き残るのは悪くない
主人公はもっと活躍させられたかもしれないな
権力の奥の院に銃弾が届くのも珍しいか?箱舟くらいしか記憶にない

さあ言ってくれ!俺は次に何を読めばいい?

血と夢をどうぞ

砂クロ以前は読んでるんだｗ

非合法員の文庫版だったか 内藤陳の解説がウザかったのを思い出した
冒険小説会の会長とか未だにやってるらしいな
大賞受賞作に宮部みゆきの"理由"なんて愚作を選んだりしてるしｗ
飲み仲間の間だけで勝手にやってろよｗ
船戸としては選ばれたら迷惑だと思ってそうだけど

>>213
降臨の群れはどう？

>>217
最寄りの図書館にあるみたいだから読んでみる

ポルソンファン
ジャノスソルノック
最狂のツートップかな

ソルノックはキャラクターはいいけど破壊工作の腕がいいとは言えないような…

ジャノスと呼んでくれ!ジャノスと!

船戸作品では北欧系はおかしいと決まってるけど何か嫌な思い出でもあるのかな?

破壊工作員の腕ランクというより
アレ度、狂人度は、
二人が群を抜いてるかなと

>船戸作品では北欧系はおかしいと

それ以前に甲板長(ボースン)なんて、みんな悪党ばっかりじゃんか

黒白混血(ムラート)は小悪党ばかり

純潔黒人はかっこいいやつや
いいやつばっかりさな。

イギリス人…指揮官 時間にうるさい 権威主義
血と夢 神話の果て

北欧・東欧系…異常者 快楽殺人者 箱舟 その他

インディアン…何を考えてるか分からないがいい人 神話の果て 山猫

白黒混血…小悪党 裏切り者 山猫 伝説なき地

カンボジア人…精神異常者 神話の果て 夢は荒れ地をでは軌道修正される

純血黒人…いい人 信念の人 箱舟 伝説なき地

最近の作品ではいろんな人種が入り混じるのは少ないか
パターン描写が多くなるとはいえいかにも船戸作品らしいのはやはり局地的な話よりは人種が入り乱れるやつかと

『伝説なき地』のマルチネス。
『猛き箱船』のローガン。
『炎流れる彼方』のジェシー・ジェームズ。
『黄色い蜃気楼』のウォーレン・ムバンゴ。
『銃撃の宴』「灰色の猟犬」のグレイハウンド・バス運転手。
『鬼畜の宴』のスパルタカスもそうか。

ムバンゴはどんなやつか本編には出てないやんｗ

ゴルゴの小説を読み出したのだが文体がなんか違うように思える
シナリオを元にしたからなのかなぁ？

>>225 インディアンとインディオは区別しる

今度のゴルゴ13ノベルスはなんとか体面を保ったという感じだな。
シエラレオネのサイドストーリーは必然性皆無だが。

降臨の群れを読み始めたが文章がおかしいところがまたある

"心なしか〜略〜急速に増えてきたように思う"とか
撃たれて死にかけてるやつを"病床の若者"とかおかしいよね?

昔の作品では変な文章を見た覚えがないんだけど
1.文章が下手になった
2.昔読んだのは文庫版だったから変な表現が修正されていた
3.その他

どれなんだろう…

誰も答えてくれないままに降臨の群れを読了
また微妙かな…CIAのやつ自信満々だったのにあっさり死にすぎだろｗ1人しかいないのもおかしいし

情報機関に利用され続ける事になるキャラのオチは悪くないね
神話の果てのキャラを思い出す

ところでブックオフで文庫本をチェックしたら夢は荒れ地をの時差間違いはちゃんと修正されていたけど降臨の群れの文章はそのままだった…

ま、待ちな!

書き忘れた

さあ言ってくれ!俺は何を読めばいい?!

午後の行商人か満州国演義をどうぞ

満州国ってのは続刊してるやつみたいだからパス
午後の行商人にするか〜
ブックオフに非合法員が\105で売ってたけどメインで探してたものがなかったので何も買わずに出てきてしまった…

｢非合法員｣懐かしいなぁ
ルーベンスボルンを初めて知った小説だ。
ゴルゴの脚本にも流用されていたね。

>>237に
レーベンスボルンだとマジレスするのはダメなの?

パトラッシュ!

船戸作品では犬と言えば軍用犬とか箱舟の殺人犬とか脅しのために愛犬の首を切って送りつけるとかだなｗ
夢は荒れ地をでは地雷を軍用犬に付けて爆発させる話があったけどいくらググってもそんな事実は発見できなかったが

>>238
その後面白く展開できるなら承るよ

神話の果ての最初の方のシーンで、ドーベルマンに肩を噛まれるのとか。
あと猛き箱船にも狼を喰い殺す犬とか出てたような。

『満州国演義』シリーズの猪八戒と馬（名前忘れた）って、やたら長く一線で活躍してねぇか？

と思ったら、風神死んじゃった

やっと午後の行商人借りて来た
明日読みまくるぜ

買えよ
中学生か？

学生じゃないんだから買わないよ本なんかｗ
邪魔なだけでしょ

あれば知的財産になるぞ

何年か前に蔵書をデカい段ボール箱11箱分売り払ってきれいにしたからもうめったな事では買わない

午後の行商人を読了
なかなかに面白い でも最後に仲間が次々とあっさり死ぬのはもうちょっとなんとか出来ないか
つけたりなラストもやるならもっとひねりを利かせて欲しかったね

船戸作品の弱点として最後の戦闘があまり面白くないってのがあると思う
それまでに描写されてきたキャラ同士の因縁なんかのおかげで誰が死んで誰が生き残ってとかが丸分かりだからなのかもしれないが


ところで蝦夷地別件ってのは面白いのかな?
出てくるアイヌ語がでたらめだとか新聞に叩かれてた記憶があるが

「夢は荒れ野を」にしたら？

>>250
面白いと思う。好きなほうだ。
全然境遇は違うんだが後の虹の谷〜の坊やと蝦夷地のハルナフリがダブる

>>251
ありがとう でも荒れ地はもう読んでる

>>252
蝦夷地とついでに夢の谷も読む事にする

スレ住人的に高評価な作品はどれなの?

言っちゃアレだけど船戸作品て文庫も含めて絶版が多いしアマゾンのレビューなんかも少ないからあまり参考に出来ないんだよね…

山猫と神話と伝説の南米３部作
あとはオデッセイアかな？
緋色と流砂はいまひとつだった

オデッセイアだったら、『蟹喰い猿フーガ』の方が面白い

まぁ感想は人それぞれだろうが…自分的に蟹喰い猿は砂クロまでの作品群の
中では最低だわ。焼き直し3度目の拙作。一方、オデッセイアは船戸初期を
代表する双璧の一つ。比較にもならんくらいオデッセイアのほうがいい。

ひいき目はあえて承知で…初期作品は外れ無し。まず何よりも必読なのは
『叛アメリカ史』（ちくま文庫、「豊浦志朗」名義）。ただし題名からも
分かるように「政治思想とか、あんまり前面に押し出してない冒険小説」
の真逆のルポタージュなので注意。

今Amazonで検索して見つかるめぼしいところは、こんな感じ：

講談社文庫（黄金時代）
・山猫の夏　　　　　　・神話の果て　　　　　・伝説なき地　　　　　・カルナヴァル戦記

徳間文庫（初期作品）
・非合法員　　　　　　・夜のオデッセイア　　・群狼の島　　　　　　・血と夢
・蛮賊ども　　　　　　・祖国よ友よ　　　　　・銃撃の宴

角川文庫
・猛き箱舟　　　　　　・炎 流れる彼方

中公文庫
・緑の底の底　　　　　・メビウスの時の刻

その他
・砂のクロニクル　　　・蝦夷地別件　　　　　・蟹喰い猿フーガ

どれもamazon経由で安い古本が手に入る。ほんと便利な世の中になったものだ。

船戸作品は３冊読みましたが
猛き箱舟　９０点
山猫の夏　８０点
蟹喰い猿フーガ　６０点
こんな私の好みにあう船戸作品を教えて下さい

>>256
双璧のもう片っぽは？
>>258
短編集｢カルナヴァル戦記｣などいかが？

>>258
「蛮族ども」なんかどう？

>>258
伝説なき地
蝦夷地別件

>>257
サンクス
蟹喰い猿とオデッセイアを読み比べてみようかな?

叛アメリカ史は考えておくわ
名前だけは知ってるけど具体的には何をテーマに書かれた本なの?

「国家と犯罪」も重かったな
でも、渾身のルポだった

>>259-261
サンクス

平松伸二の漫画版｢アマゾン仙次｣を是非

昔は漫画もありましたね
高校の時漫画版山猫を立ち読みしたのを思い出した

漫画は箱舟しか読んでない

｢山猫〜｣の作画は藤原カムイだっけ

柳澤一明って人だよ。絵のタッチは似てるから気持ちは分るが。

>>269
そうなんだ､ありがとう。
いずれにしても船戸作品の漫画化は､もっと劇画タッチの作家にお願いしたい。

>>270
さいとうたかを

あだち充でいいじゃん

>>270
神話の果ての漫画版は思いっきり劇画で
作品のイメージを崩してなくてよかったよ。
たぶんこれが船戸作品を一番忠実に絵にしてると思う。

ただ小説から思い描いてた個人的な人物イメージからすると
ウェップナーが年寄りすぎたり、ポルソンファンがイケメンｗに見えて
少々違和感を感じてしまった。

吾妻ひでおで

>>272
あわねえｗ

神話の果てなんてあんなに救いがない話までマンガになってるんだｗ
山猫はさらわれた女が生き残るとか多少アレンジされていたような記憶があるけど

船戸与一ってミステリーなの？

冒険小説ってジャンルがミステリーに入るんじゃね

2CHはジャンル分けがおかしいよね
マンガ小説が一緒でその下にはミステリー板もあれば声優板もあるとか
携帯板は家電のとこにあるとかｗ

船戸ファンは普段から踵をかえしまくるよね

満州国演義の第6巻読み終わった。
厳しいなぁ。正直、第5巻がでてから時間がたちすぎていて、内容を覚えていない。
まぁ、前を思い出すような仕掛けがいくつかされているのと、小説の背景が史実だから
なんとかついていけないこともないけど、このままでは今後はつらいねぇ。

この調子でいくと、1年1冊だから、あと6冊か。
死んでも終わらないぞ。

満州国は全八巻じゃなかった？

ありゃ8巻ではおわらないね。まだ1939年

6巻…〜第二次大戦
7巻…〜真珠湾
8巻…太平洋戦争前編
9巻…同後編

ってとこか…？

すでに6巻が出たんだが。
ちなみに6巻終了で1940年3月。

GWに久しぶりに箱舟読み返した。やっぱりいいわ〜ラストの纏まりも冗長でなくスッキリ。
だがメ欄の仕掛けをしたのは香坂、バタどっち？今まではなぜか香坂だと普通に思ってたが
文の流れでいくとバタだよな。

手元に本がないから文章は思い出せないが香坂がやったんじゃないの?
バタヴィがやったなら自分でそう言うだろうし

灰色熊は最後に鎧につまずいて香坂とまともに戦えずにやられるんだよな
死んだ後の奥さんにまで裏切られる灰色熊がちょっとかわいそうだよなｗ

ところで灰色熊の最後の独白を誉めてる解説があったと記憶してるが何回読んでも鼻白んでしまうのは俺だけか?

繁栄はきっちり享受した上で血みどろの灰色熊を非難するのが日本人だろ?まあ灰色熊もわかってたるけど死ぬ前に言いたくなったんだろうけどさ

細かいところは全然覚えてないけど
外人が仕掛けた罠だと思ってた

箱舟のラストの罠はどう読んでもバダウィの仕掛けだろ。
香坂は発狂後でも密輸船の船長とか昔の恋人とか
無関係の人間には手を出さなかったし。

ぶっちゃけバタウィはそんな仕掛けをするようなキャラ設定じゃなかったし日本でまで登場させなくても良かったよな
あの鎧のくだりは自分的には鳥肌もんだっただけに香坂でやって欲しかったよ

バタはどうやって命令したんだろうな
英語通じたのだろうか

バタヴィ「私には独自の意思伝達法がある」

女の勘

海燕ホテル・ブルーが映画化されるというので本屋で探したんだけど
置いてなかった。その本だけじゃなく、船戸作品自体、文庫が1冊だけしか置いてなかった。
そりゃ田舎の書店で品揃えは良くないけど、400-500�uの売場あるのに1冊って。

>>294
その文庫は「藪枯らし純次」でしょ？

降臨の群れと予想

>>295-296
「河畔に標なく」って作品だった(´･ω･`)

つーかうちの近所の書店、改めて品揃えみたら酷いわ。
小説の新刊の棚も少ないし、（ランキングコーナーとか消えてる）
在庫少なくてスカスカな感じ。超大型書店以外アマゾンに取られちゃうのかな。

書籍の場合そもそも流通がおかしいからネット書店に確実にとってかわられるよ

らしいね。書店の入社試験にいったとき、「書店の自由に配本されない」ってな
こと言われた。売上の悪い店は、変な本ばかり押し付けられるのかな。

日販と東販の寡占だしね
もちろんそれ以外にも出版界の問題はたくさんあるけど、取次は元凶の一つと言っていい

変な本ばかり押し付けられたら余計に売り上げ落ちるだろうにねぇ…

蟹喰い猿フーガ読了 確かにオデッセイアとかに似てるね
軽い作品を書こうとするとみんなこういうのになってしまうのかな
オデッセイアに比べるとやはり深みが足りないか… ラストが例によって駆け足なのが残念だし

船戸作品の連載版を読んだ事ないけど単行本にする際の加筆って最後の部分にはほとんどしてなさそうな作品ばかりだよね

炎流れる彼方　何回目かの再読中
この作品は珍しく女キャラが生き生きと描けてると思う（マギー、母ちゃん）

母ちゃんがファンニングの人だっけ?

>>304
そうそう。あのシーンは良いな。母ちゃん△

もう辺境が舞台の作品は書かないのだろうか？
ここの所満州と日本ばかりのような気がする

辺境に取材に行くのが大変そう

当人曰く「自分は現代史と同伴する作家でありたい」
と言っていたけど、冷戦終結からこっち加速度を増し
予想もつかない方向へと向かう歴史の流れに
付いていくのがしんどくなってる印象があった。
（90年代は迷走し、00年代は近場の東南アジアに新天地を求めてる感じ）
それに本人が年を取ったという事も加わって
作家としてのスタイルを変えざるを得なくなったのだと思う。

満州国で、長州の敷島家に付きまとう間垣達は会津の出身か

直木賞作家・船戸与一がついに「ゴルゴ13」小説化に挑む！
活動初期に脚本に関わった「ゴルゴ13」でも屈指の名作と呼ばれる3作品をついに自ら小説化、
3か月にわたり毎月刊行いたします。また電子書籍版も同時発売！

>>310
３冊読んだが船戸与一らしい書き方ではないように感じた

それでも試しに読んでみよう

>>308
ゴルゴとかもそうだけど冷戦中の政治/冒険モノを読み返すと虚しくなるよな
あの時代に暗躍していたはずの連中はどこにいったんだろう？

その辺は緋色の時代やかくも短き眠りで描かれてると思う。
犯罪組織に身を落としたり、時代を逆戻りさせようとして自滅したり
新たな時代の中でも破壊者としての役割を得ている者もいた。
いずれにせよ彼らの冷戦時の役目も果たしたことも全て
無意味な過去として消えてくだけなのが無常感に拍車をかけてる。

緋色の時代はなぁ…出だしの黒いチューリップあたりはよかったんだけど
後は内部抗争の話に終始して読み続けるのが難儀だった…
ワタシには蝦夷地別件依頼の辛さでした

俺には、蝦夷地別件は、かなり面白かったし
緋色も、良い味出してるキャラがいて、なかなか楽しめた

蝦夷地別件は結局何が言いたいのかよく分からなかった
箱船もそうだったが人間性をなくすと急に何でもできるようになるのはどうなんだよ

そうか！香坂とハルフナリは同一なのか！

作者が何を言いたいか、なんて中学生の現国のテストかよ

「そういう」話なんだよ

一応文庫版の解説で船戸がどういう意図で
蝦夷地書いたかは語られてるよ。
それこそ中学生向けのラノベ作家なんかと違って
（それが読者に伝わってるかは別として）
テーマ性を持って執筆してる人だし

比較対象が中学生向けのラノベて…

俺は目で挨拶した。

>>321
分かり易くしラノベを出したんだけど分かり難かった？
あの辺は中二ヒーローとか萌え〜とやってればいいから
作者の主張なんぞ無しで「そういう」話でいいって典型だからさ

とりあえず蝦夷地に作者のメッセージ有るか否かという論点無視して
そんな余計なところに突っ込むあたりもっといい比較対象をご存じなんでしょうな？

むしろ「ラノベ」と根は同じだと思うよ。船戸作品の「テーマ」なんて「エンターテイメント」＝
「読者を喜ばせること」以外に無い。船戸は説教臭い実存文学とかプロレタリア文学はたまた
日本的純文学私小説を書いてるわけじゃあない。

船戸作品は、ふつうに読んでると、「大国・国際資本主義・帝国主義に弄ばれ蹂躙されるも
叛逆する第三世界の民よガンバレ」的な陳腐なサヨクメッセージを読み取られかねない（だから
某エセ骨董趣味者みたいなのに絡まれる）。しかし、そうではないことは『叛アメリカ史』を
読むとよく分かる。

作家船戸自身は、氏が言うところの、「叛史」でも「正史」でもない「外史」の立場にあると思う。
無論、サパタやジェロニモ、それに類する船戸作品に登場するキャラ、および彼らが属する
第三世界の国・民族集団に対しより共感する部分が大きいのは明白ではある。が、だからと言って、
単純に彼らを支援するようなメッセージは発していない。そうではなくて、彼らの運動や存在自体
にある物語性（英雄譚）に魅かれ、それを表現したいだけ、というのが一番じゃないかと思う。

流れを無視してすまない。

「満州国演義」はあと何年くらいで完結しそうですか？
一気に読みたいので（間が空くと物語を忘れそう）、だいたいの予想がつくとありがたい。
上のほうで全八巻というレスを見たけど、あと二巻か……。

8巻で終了するのは無理でしょ
素直に終わってから買うのが吉

その頃には文庫化もされるだろうしね

こうも暑いと
山猫の夏を読みたくなってくる

今、６を読みだしたばかりです。
相変わらずの船戸節で安心して読めますが、
いつ「紫煙」が出るのかと思い期待していたのですが、
Ｐ２９で「煙草のけむり」となっていました。
太郎の場面なので「煙草のけむり」と使ったのか、
次郎の場面では次郎らしく紫煙になるのか、楽しみなところです。

太郎はどうも好きになれないキャラなんだよなぁ…
次郎視点でのみ書いてくれないものか

原田芳雄といえば、ラジオドラマの山猫の夏、印象に残ってるなぁ...
船戸読み始めたのこれきっかけだったっけ。

>>329
紫煙って書き方はずいぶん昔からしなくなってないか?

紫煙をくゆらせた
荒っぽい手を使うことになるだろう
のどがごくごくと鳴った
眼だけでうなずいた

ここらへんが出てくると出たなと思ってしまう

あ、ああ
右脚が舞った
続けてくれ
めらめらと、めらめらと
右肩にすさまじい衝撃を受けた
喉の奥がぐいと締め付けられた

まだまだたくさんあるぞｗ
文庫では修正されるけどハードカバーだとかなり文章が下手な部分が見つかるな
"来れる"だけら抜き言葉使うのはな、なんでよ?

>>334
それが荒くれ者を表現しているのでしょう

銃弾が致命傷の場合はすさまじい衝撃
そうでない場合は皮膚をぶっちぎっただけ
何十年もこの表現しか出来ないとこを見ると船戸は銃を撃った事すらなさそうだな

満州６を読み終わった。

本能の発露。
理性でも悟性でもない、獣性、本能の発露を感じるのが船戸文学の真骨頂であり、
読者が脳内モルヒネを出して、カタルシスを感じるところだと思う。

その意味では、第６巻で俺がカタルシスを感じたのは、ただ一箇所だった。
Ｐ３５９
「四郎は強烈な衝動を感じた。はっきり言おう、それは破壊願望だった。」

>はっきり言おう
ここにも船戸節がｗ

2000年以降の作品を網羅的に読んでるけど80年代の作品に匹敵するやつはないな〜
虹の谷とかあの程度で直木賞取れるのかよ
純粋に虹の谷の評価で受賞したのかな?

長編はたいがい肩すかしを食らったから短編集の新宿夏の死が一番面白かった

直木賞は、今までの実績を考慮しての賞だと思う

>>339
それだとあの人物と同じに考えになるよ

友達が取らせてくれたって言ってたね

どんな選考をしたんだ?って思う受賞作は船戸以外にも色々ある
宮部みゆきの理由とかふざけんなって感じの出来だったしな

虹の谷で受賞出来るなら船戸は5回くらい受賞出来てもいいはずだｗ

雨月の下巻ハードカバーで右近と春介をまるっと１ページくらい
思いっきり間違えてるところ無かった？

最近読んだのに気づかなかった…くそ〜ｗ
まあハードカバーの方ではあり得るとしか言いようがないな

>>342
虹の谷って長編の面白さでは
下から数えた方が早いな

そこまでつまらなくはないだろ 闘鶏は迫力あったし
流砂の塔みたいに盛り上がらない上にあっさり終わるのが船戸のダメパターン

満州国演義・日本を舞台にしたやつ・河畔・降臨・流砂・金門島・蝶舞う館
かくも短き眠り・群狼・蛮族ども・緋色・三都・海燕

上記のよりは確実に虹の方がいいから、下から数えたらっていうのはおかしいだろ

群狼と蛮族の方が虹より面白いと思う

群狼・蛮族だけ初期作品の部類だしね。これらは面白いよ。

それ以外では、『かくも短き眠り』もそんな悪くなかった
記憶がある。

日本を舞台にした最近の作品としては、『藪枯らし純次』が
結構面白かった。船戸らしい作品ではないけれど。

>>347
海燕も日本が舞台なんだけど何故これだけ別にしたの？

細かいことを気にするな

海燕はぶっちぎりでつまらないから、とか

虹の谷より、龍神、緋色、かくも短き、三都の方が面白かったな

三都は面白かった
野球好きだからかもしれないけど
メジャーに行ったあの右翼手とか父親の借金を球団に肩代わりしてもらった選手とか
元ネタ探しみたいなのも面白かったｗ

>>325
完結はしない
余名1年の宣告から相当経ってるから
おそらく相当弱ってるはず
もう作家活動は無理だろう
いつ鬼籍に入てもおかしくない

>>354
マジっすか？

>>352
龍神が面白いはないわ
謎があるように見えて結局悪いやつと思われてたやつが悪いだけだし
落ちも最初っから読めるよな

なんで尼に蝦夷地売ってないんだ
ﾏｹﾌﾟﾚで買えばいいが

初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って
初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って
初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って
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初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って
初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って初秋の風に乗って

流砂の塔はなんであんなに出版社が移るんだろ
最初新潮から出てたよな

最近中国が色々話題になってるから売れるのかもね

このスレじゃ船戸作品ベスト５はなんなの

　ルポだが、「国家と犯罪」は心に響いた。

　特にスキーマスクを被ったリーダー、マルクスがかっこいい！
　
　取材記者から「何故、スキーマスクをして素顔をみせないのか？」という質問の回答には感服させられた。

　後、「国家とは暴力の独占体」というのは箴言だと思う。

今はタフガイの居場所が無くなっちまったからなぁ

自分は

1　山猫
2　伝説なき地
3　猛き箱舟
4　蝦夷地
5　蟹喰い

ワタクシは
１山猫
２夜のオデッセイア
３猛き箱舟
４伝説なき地
５神話の果て

山猫が人気あるのかﾌﾑｰ

砂のクロニクル出てこないね
５０代の主婦二人に猛き箱舟貸してあげたら
二人とも船戸に嵌まっちゃって感謝されたんだけど
二人とも一番良かったのは砂のクロニクルって言ってた
山猫は評判悪かったな、俺は一番好きだけど

血と夢もいいよねムジャヒディンに感情移入してしまう

金門島を押す奴がいないな

山猫はライバルのサーハン・バブーフが抜群にいい

>>369
金門島は・・・
チャーハン位しか印象にないな

サンシェードしまう
水浴びんかた
Tシャツ着る
カレンダー

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砂クロまでは全て読んだけど，それ以降の作品は
蝦夷地しか読んでません。最近は東野圭吾ばかり
読んでましたが，久々島田荘司など読む機会があり，
昔ハマってた船戸もまた読んで見ようかと思いました。
そこで，とっかかりとしてどの作品がお薦めでしょうか？
読むのは１０年ぶりぐらいになりますが，昔の作品
では，山猫，猛き箱舟，夜のオデッセイアの順に好き
でした。

>>373
「蟹食い猿フーガ」をどうぞ

>>374
すみません。
蟹食い猿フーガも読んでました。

1　猛き箱舟
2　砂のクロニクル
3　山猫の夏
4　蟹喰い猿フーガ
5　伝説なき地

船戸を読んでる人は他になに読んでるの

「新宿夏の死」，「夢は荒れ地を」の順に読んでみます。


>>377
東野圭吾
「さまよう刃」は，引き込まれて一気読みになること間違いなし。

ジャンルは違うが貴志祐介
この二人だけは単行本即買い

>>377
さまよう刃、つまんなかった

北方謙三
大沢在昌
志水辰夫
佐々木譲
森詠
逢坂剛

俺は目でうなずいた。

……

白川道
堂場瞬一
大沢在昌

ずっと前に砂クロ以降を読んでないって書いた者だけど砂クロ以降の作品をほぼ全て読み終わった
以降の作品にも多少の当たりはあるにしても結局砂クロ以前に船戸の宝の山の全てがあると言っていいんだね

中盤までは面白いのが多いけど終盤付近までいいのはわずか
ラストまで面白いのは1つもないね

ほとんどの作品のラストのつまらなさから言って多少毛色の変わった終わり方をする藪枯らし純次とか蟹食い猿フーガは印象に残るかな

新宿夏の死は面白い？

短編集だけどかなり面白い方だよ

オカマの話が好きだな

短編集だと「祖国よ友よ」がいいな

船戸与一の同名小説を映画化した『海燕ホテル・ブルー』は、
5年の刑期を終えて出所してきた一人の男の姿を追う情念の物語。男を演じるのは、
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程（みち）』『キャタピラー』で若松組に参加経験のある地曵豪。
ARATAは本作にも出演し、『キャタピラー』で手足を失った帰還兵を見事に演じきった大西信満も参加している。
ヒロインは新進気鋭の女優・片山瞳が務めている。

いま新宿夏の死を読み始めたところです出だしからいい感じ

船戸は導入部はみんな面白いんだから短編集なら話数分面白いところが読めるわけだ
枚数が限られてるから長々続いた上であっけないエンディングってパターンにもならないしさ
夏の死はかなり上位に入れていいと思う

降臨の群れて面白い？

猛き箱舟読了
船戸与一先生の著作は今まで手にとった事が無かったんですが鈍器で後頭部をガンとぶちかまされた気分です
もうそのエネルギーにただただ圧倒するばかり
3、4日はこの余韻から立ち直れそうにありません……

>>394
もうドップリはまっちまいな。次からは南米３部作あたりを是非。

>>394
そうさなぁ…「山猫の夏」「伝説無き地」「神話の果て」は鉄板で面白い
北米物で「夜のオデッセイア」「炎流れる彼方」「非合法員」もいいぜよ

>>394
北米だと「蟹喰い猿フーガ」も

新宿夏の死は短編ながらどれもハズレがない

短編だったら
「蝕みの果実」の方が好きだなぁ

俺は三和土に飛び込んだ

ブキャナンは好きになれないな

蟹食い猿の冒頭飲み屋のシーンと
午後の行商人のタランチュラ登場のシーンて似てね？

おれは蝦夷地までおｋだな
でもこれはアイヌ版砂クロだからかもしれない
満州国演義も期待していたんだが長いだけでどうもだめだわ

藪がらし純次読みおわた
最後に高倉が殺されるのも純次の計算だったのかね
つーか、★★の評価だな

昔は好きで読みまくっていたなぁ。｢山猫〜｣と｢伝説〜｣･｢〜方舟｣は今だに脳内ベスト10ランキングに入ってる。
気がついたら｢虹の谷〜｣以来読んでない。
書店でチラ見した程度だから､藪枯らし｢紋次｣だと思ってたよ。

伝説なき地はいいよな、一番好きだ
ただ最後だけはどうしても納得できん…
戦闘中に死ぬならそれで良かったんだけど
最後のシーンは二度と読めない

>>406
Me, too.

最後まで納得って作品は少ないような

E難度の技を決めてるのに着地がブレれる感じ

蟹喰い猿フーガ読了
タイトル意味深な割に大してストーリーに関係なしかよ
なんか空かされた感じ

最後のマフィアとの抗争はいらんかったな
詐欺師一味の珍道中でよかった

クライマックス感がなくなるよ

>>362
豊浦志郎名義の「叛アメリカ史」は読みました？
こちらも力の入ったルポルタージュですよ

灰塵は払暁はいつ文庫化されますか！

>>413
その前に完結しないと

age

>>410
明るい珍道中で終わらないのが船戸クオリティ。結末はまだ救いがあるほうだと思う。
クソガキのメッキーは好きなキャラクターだったに、なんでとは読後2年今でもなんでと思うけど。

蝦夷地別件が版元変わって小学館文庫から出るな

蝦夷地別件読んでるんだが、喰うモンが毎回同じだな
鮭と菱の実
アイヌに食文化はないのか
まあ、資料がないからだろうけど

やっと読み終えた
ツキノエが哀れでならない

ハルフナリはその後どうなったんだろう？

通行手形がないのに、松前から江戸までどうやって来たんだろう

山猫の夏を読んでるんだが
主役が池上遼一の傷追い人て漫画に似てるな
設定もブラジルだし

山猫の夏読み終わった
やっぱり最後はあーくるか・・脱力感でいっぱい

なんかがっかりしたの？

山猫の夏を映画化して欲しい
エンディングの音楽はガンズンローゼズのノーベンバーレインで

船戸与一は不死身
http://aisa.ne.jp/mbembe/index.php?eid=1152

銀行屋のせがれ

>>426
満洲国演義って全10巻なのかよ。
完結を待って第1巻から買おうと思ってるのに。

10巻も続くんか。あんま、うれしくもないなぁ。

北方謙三みたいに、おっちゃんも歴史・剣豪小説に
もっと流れていっても良かった。船戸水滸伝読みたかったなぁ。

満州国演義４巻で挫折…

>>429
船戸水滸伝か。それは読みたいかも。

>>426
内藤陳死んだのか…

満州国演義おもしろいけどなぁ
やっぱり次男のターンが一番おもしろいが
落日燃ゆなんかと併読すると長男の気持ちもちょっとわかる気がする

海燕ホテル・ブルーの予告みてたら
最後に原発事故がどうこういいはじめたんだけど
原作に原発事故なんかあったの？

　船戸与一には長生きして欲しいと、心から思う。

　彼がチャンドラーを批判して、「チャンドラーがハードボイルドを堕落させた」と発言した時は鳥肌が立った。

　彼の作品には綺麗事や安っぽい道徳論等は一切無し。痛いほどのリアリズムが根底にある。

　これが船戸与一かと、彼の凄まじさを痛感した。

　しかし、それだけに読んでいて辛くなるんだよなぁ。

　とりわけ凄いのが、隠岐の最後のモノローグ・・・・・、しばらくは茫然として何も手が付かなかったよ。

　船戸こそ数少ない本物だ！

SAPIOのハリマオの連載をまとめて読みたい。
やっぱ船戸与一はこっちだ。

｢ゴルゴ13｣のエピソードで､俺の好きな話が船戸原作である率が高いと知った時はゾクゾクした。
ちょうど南米３部作を読み終えた頃だった。

でも、小説化された原作はいまひとつだったな…
キャラが成立されているゴルゴはマンガじゃなければダメだと
感じた

そりゃまぁゴルゴってのは､さいとうたかをの作画と一体の作品だからね。

隠岐のモノローグは読んで思いっきり鼻白んだけどあんなのがいいってやつがいるのか
繁栄を享受しながら臆面もなく隠岐をたたくのが大衆なんであってそんなの隠岐だってわかってた筈だろ
わかってたけど最後に言いたくなったっていう意味であのモノローグは理解できるけどその内容自体はねぇ…

香坂に憧れる？

ノワールは好きなんだが、この人の小説読むのは、はじめてです。
はじめての、おすすめは、ありますか？

初めて接するなら「夜のオデッセイア」かな？
で、南米三部作へ行くと良いと思う

南米３部作「山猫の夏」「神話の果て」「伝説なき地」
すべて面白いね

もうアンタ｢山猫の夏｣しかないって。
船戸作品の全てとは言わないが､かなりのエッセンスが含まれている。

『夜のオデッセイア』が良かったら、『蟹喰い猿フーガ』もオススメできる

皆さん、ありがとうございます。！
山猫の夏から読んでみますね。

>>446
オデッセイア､蟹食い猿と来たら､間に｢炎流れる彼方｣を挟んでくれないか？

>>448
「非合法員」はどうする？

弓削一徳…山崎努のイメージ

そういえば海燕ホテル・ブルーの映画公開してるんだよね。
観に行かねば。映画行くなんて何十年ぶりだろ。

まだ、読み終わっていないが、作風がトムクランシーの劣化コピーのような気がする

トムクランシーとの共通項を見つけることのほうが難しくないか？

トムクランシー？誰っ？？

多分「トムクランシー」くらいしか
本なんて読んだこと無い人なんだろうね。

ジャックライアンと釣り合うのは島耕作だろ。

海燕ホテル・ブルーの映画、がっかりだった。何だありゃや。

海燕ホテル・ブルー自体が・・・

それはそうだけど、他はそうそう映画化できまいよ。
金かかるだろうし。

小説読み終わったとき、何だこりゃ！だったね

映画、あのとってつけたようなエンディングはないよなあ（汗

夜来香海峡
著者： 船戸与一

発行年月日：2012/04/13

2009/5/29じゃないの？

文庫落ちだろ。
夜来香海峡も薄味だった。
日本を舞台にしたアクションはやっぱり全体的に低調だね。
派手な殺しあいや銃撃戦での皆殺し美学が発揮できないからかな。

何も終わっちゃいねえ！何も！言葉だけじゃ終わらねえんだよ！
俺の戦争じゃなかった、あんたにやれって言われたんだ！
俺は勝つためにベストを尽くした。だが誰かがそれを邪魔した！
シャバに戻ってみると、空港に蛆虫どもがぞろぞろいて抗議しやがるんだ！
俺のこと赤ん坊殺したとかなんとか言いたい放題だ。
やつらに何が言えるんだ！奴等はなんだ！
俺と同じあっちにいてあの思いをして喚いてんのか！
俺にはシャバの人生なんか空っぽだ！

以前に、初めて読む本のおすすめを教えてください、といったものです。
山猫の夏、調達してきました。
さっそく読みますね。

>>466
出来れば伯剌西爾北東部のある村にある酒場で読むと最高ですよ

僕は大学生、２０歳ですが、酒は飲めるが、ブラジルに行く金はありませぬ。

俺の中で
オセロット=三船敏郎(用心棒の頃)

若者(名前失念)=佐藤浩市(ハングマンの頃)
初めて読んだ時にこう脳内変換された。

自分は弓削一徳…藤竜也だった

昔NHK．FMでラジオドラマになったとき
弓削一徳の声は原田芳雄だったけど
面白かった
=======================================================
= FMアドベンチャー
= ??〜1985.3 夜9:45〜9:55
=======================================================

--1985年----------------------------------------------------------------

1985.9/2〜9/13 (10回)
「山猫の夏」
原作: 船戸与一
出演: 原田芳雄，江幡 蓮，大塚周夫，藤岡重慶，阿部寿美子 ほか

原田芳雄もいいね！
三船敏郎が出てくるのは､まぁ読めばわかるでしょ。

昔、佐々木譲の『エトロフ発緊急電』をNHKがドラマ化した時、
ケニー斉藤を演じた永澤俊矢がいいかな。

いずれにしろ、身長180以上のプロレスラー的体躯がなけりゃダメだ。

>>473
ちょっとＢ級チックだなぁ
40代半ばの緒形拳なんかよさそうだ。昔軽井沢のゴルフ場で見かけたんだけど(60歳前後だったかな？)､なんつーかオーラも含めて"デカい人"だった。

最近船戸与一読み始めたけど、
黄色い蜃気楼は途中から↓のAAが頭から離れなくて困った。


　　　　　　　　　　ﾊﾞﾊﾞ　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
∧＿∧　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ∧ｳﾗﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞ　 ﾑﾂｰﾚ∧ ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　　　 ∧＿∧
（´・ω・）　　∧＿∧ﾊﾞ( ´・ω・∧＿∧　(・ω・｀ )∧＿∧　 　 （・ω・｀ ）
(っ　　　つ（´・ω・）＝つ≡つ);;)ω(;;(⊂≡⊂＝（・ω・｀　） 　⊂ﾌﾞﾗﾃﾞｨ )っ
/ｻﾝ人 )　　(っ　≡つ＝つ　　(っ　 ⊂)　　⊂＝⊂≡　　⊂)　　 ( ﾒｱﾘ ＼
( /￣∪ 　 / 山沖)ﾊﾞ∧＿∧ |鶴見 |　 ∧＿∧ ﾊﾞ (ﾄﾘｱｯﾃｨ＼　 ∪￣＼ )
　　　　　　( /￣∪ﾊﾞ(　 　 ´・)∪￣∪　(・｀ 　 　)ﾊﾞﾊﾞ∪￣＼ )
　　　　　　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ/ｶﾞﾙﾗﾝｶﾞ)っﾊﾞﾊﾞﾊﾞ と(ﾋﾟｵｶｰﾗ)　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ
　　　　　　　∧＿∧`ｕ-ｕ'.　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ﾊﾞﾊﾞ　`ｕ-u-'∧＿∧
　　　　　　　(　　　　)　　　　　　　　　　　　　　　　(・｀　　 )
　　　　　　　(ｼﾙﾋﾞｱ）　　　　　　　　　　　　　　　　(ﾔｺｰﾈ）
　　　　　　　　`ｕ-ｕ'.　　　　　　　　　　　　　　　　　`ｕ-u'

原田芳雄は猛き箱舟の灰色熊こと隠岐浩蔵だな
香坂正次は若い頃の三上博史

せやな

みんな満州国演義予約した？俺はした。

予約？新刊が出るのか？

ソルノックはブシェミでいいよね

血と夢、面白かったけどラストシーンで噴き出してしまった。
登場人物があらかた死ぬのはいつものことだけど、別にあの少女まで殺す必要ないだろｗ

>>480
ちょっと笑った。

ジャノスと呼んでくれ、ジャノスと

船戸与一。
白川道。

２ｃｈには白川道のスレはないね。
みんなは白川道は読んでないの？

白川道の自伝小説、病葉流れてシリーズの新作、「身を捨ててこそ」も最近出たね。

>>484
白川道のスレあったよ
なぜか競輪のカテにｗ

http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/keirin/1169156788/

こんな作家知らなかったけど、
試しに１作読んでみるわ、ありがと

白河日銀総裁はとっととやめろ。

７買って半分読了

雷の波涛 満州国演義７

出たのか。今日本屋行ってくる。

せやな

山猫の夏読んでる

猛き箱舟おもしろい？

まぁ、あれは日本がバブルでガシガシ行ってた時の連載だからなぁ。
でも最高傑作だと考える人も多いのでは。

当時の週プレってフランク・キャンパーとかの傭兵モノ記事とかいろいろあって、それであの連載だもん。
はまりましたとも。

南米三部作とか、あるいは更に前の非合法員・
夜のオデッセイアあたりから既に船戸作品を
読み進めちゃっていると、箱船はヌルく感じる
というか、大衆迎合的な感が否めない。初めて
読むのが箱船ってんなら悪くないと思う。

船戸初体験は「蛮族ども」
「痛快傭兵活劇」を期待してたが無情なラストにビックリ。

せやな

http://takeshi3017.chu.jp/

蛮族どもは最後急ぎ足過ぎて拍子抜けした

「蛮族ども」って一種の密室物だよね？

暑くなってきたし午後の行商人でも読み返すか

最新刊は何？

>>500
「満州国演義７雷の波濤」

あぼーん

>>477>>489>>495
jsw

>>492みたいなこと「私が好きな集英社文庫」に猛き箱舟で書いて図書カード貰った!

選択出来るプレゼントで一番当選者数多いのが図書カードだったので、当然
500円のだと思ってたら2000円のだったぜ。

ワイルドギース。
傭兵部隊。
柘植なんとか。

NHK、2014年大河ドラマの方針を急遽変更
「軍師勘兵衛」は諸事情により中止
船戸与一原作「蝦夷地別件」の製作開始を発表

出演
ツキノエ：津川雅彦
セツハヤフ：阿部 寛
ハルナフリ：松本 潤
オペルヨフ：上原多香子
マツケニ：樹木希林
キララ：剛力彩芽
葛西政信：岡田准一
松前道広：松重 豊
ステファン・マホウスキ；パトリック・ハーラン
・
・
・
見たいなあ

>>506
セツハヤフはもうちょいがっちりしてる脳筋っぽい人が良い。
葛西も、映画の座頭市の緒形拳的な方向が欲しい。

EDEN公開しましたね　　原作：船戸与一「夏の渦」（『新宿・夏の死』 ）
http://sumomo.co.jp/eden/

今さらながらブックオフで見かけて馳星周にはまった。

「新・雨月」文庫本で上中下で徳間文庫より発売

そういや満洲国演義ってまだ文庫本になってないね。
第1巻は相当前に出たはず。

ダルビッシュのニュースが出るたびに
砂のクロニクルを思い出すのは私だけだろうか

ゴルゴ13読んでたら「ま、待ちな」が出てきて
気になって調べてみたらその話の脚本はやっぱり…

日揮はまだグレズリーに依頼してないのかよ

マグレブ・・・プラント・・「猛き箱舟」まんまじゃねーか

裏切り者が出て悪党を手引きするとか

ブキャナンか？

日揮のは一か月足らずでもう誰も話題にしなくなったな
猛き箱舟で提起された問題を真剣に論じるってのはやっぱり難しいんだろうか

だがそんなことはどうでもよかった。

灰色熊みたいな組織は日本に実在するんだろうなぁ

それでもいい！

去年出た東西ミステリーベスト100に「山猫の夏」と「猛き箱舟」が入ってたね

新・雨月原作の大河ドラマを見たい

新作こないかな

演義が完結するまで無理なんじゃない
大作完結後の虚脱感もあるだろうし

新・雨月読み始めたけど、うーん
時代ものとはあまり相性よくない？
会話文がまるっきり現代人の言葉づかいでどうも世界に入って行けない

>>526
私も新雨月は、ちょっと読んだけどのめり込めずに挫折した。
時代物は、蝦夷地別件は面白い

新・雨月はなんかこなれてないよね
会話でおぬしとか拙者とか言わせてるのに
歴史解説書の文章そのまんまみたいな言い回しになってたり

新雨月は読んでないやー

>>506
本当かと思ってしまったよ。期待してしまったじゃないか。

空飛ぶタイヤ、ハゲタカ�U読んだら、夢は荒れ地を読んでみよ。
１０年以上ぶりの船戸節

癌とか聞いたけど満州国演義終わらせられるんだろうか？
よろしくお願いしますよ。

はよ終わらせて次に行って欲しいわ

山猫→神話→伝説と、ページをめくる手が止まらなかったあの頃の勢いはどこにいったのか…。

新雨月は読むのが辛かった
女の子がハルフナリみたいな感じなのもなんだかな

この人、歴史物は向いてない気がする

新雨月おもしろかったけどな
故郷が舞台の近辺だったからかな
勉強にもなった

今年に入ってから船戸作品ばかり読んできて
いまは山猫を再読中
この20数年のあいだに何度これを読み返してきたことか
やっぱりこれが原点だわ

新雨月は出だしは良かった。よくあるスタンダードな
時代小説風に仕上げるよりも、現代史と併走するあの
いつものノリで押していて悪くはない。でも後半から
エンディングにかけて盛り上がりに欠けて、中途半端に
終わってしまったのが残念。

満州国も、次郎のみのストーリーにして上下巻くらいで
まとめたほうがすっきりして良かったんじゃないかと思う。

しかしまぁ年だからなぁ。

はじめて読んだ船戸作品は何ですか？
どの作品からハマったんでしょうか？

>>539
初めて読んだのは猛き箱船。
映画化期待してたんだけどバブル終わっちゃったからな。

>>539
初めて読んだのは「蛮族ども」
展開に圧倒されて次から次へと作品を求めたな

もしご存じでしてたら教えていただきたいのですが、
1986年の8月か9月に読んだPENTHOUSE日本版にのったスペイン内戦の話なんです。
内容で憶えていることを断片的に書きますと、、
日本人とスペイン人の混血の美人がいて世田谷在住だった。ドイツと他のどこかの(ソビ
エト?)外交官両方から言い寄られたいた。どちらかと結婚して戦争に巻き込まれ・・。
誰がために鐘は鳴るについての記述もすこしありました。

もしかしたら私の記憶違いによりPLAYBOY日本語版かもしれない確率が少しはあります。
原発が爆発したあとで、チェルノブイリ事故があった1986年のことをいろいろ思い出
したときに脈絡もなくそれを思い出したんです。現地取材をしながら書いているという
ルポルタージュみたいな感じで女性の世田谷での生活に関して調べてくれるように友人
に現地から電話していると言う記述もあります。内戦のモノクロ写真も印象的でした。
これはのちに本になったのでしょうか?現在も出版されているのでしょうか?

スペイン内戦と言えば逢坂剛。

>>542
エドワルド・フェブレスの素描（月刊PLAYBOY 86年8月号掲載）かな。
日本冒険作家クラブ編　幻！（徳間文庫）というアンソロジーに収録されています。

>>544
ありがとうございます。ネットはすごいなぁ。
素描という部分にかすかな記憶があります。タイトルには用いられる
ことが少ない言葉でしたから。
今日BOOKOFFで探したところ、多作の作家であるにも関わらず
とても在庫が少なく見つけられませんでした。他の手段で近日中
に入手するつもりです。
PENTHOUSEとPLAYBOYの区別がはっきりつかなかったのは両方とも
買っていたからでした。当時の生活の空気感とともになんだか印象に
残っていた作品でした。
蛇足ですが、政府の発表「ただちに健康に・・」も当時と全く同じなので
苦笑するほかないです。

高校生の頃、山猫から入り箱舟ではまったが
蝦夷地や蟹辺りで離れた
今坂東のエウスカディ読んでたら、船戸思い出して読みたくなってきたよ

雨月や満州よりも辺境を舞台にした作品の新作がまた読みたい

この人の歴史物微妙すぎ

13/12/20発売予定　文芸
南冥の雫 満州国演義８
　

ISBN:
本体価格：2,000円＋税
判型：四六変形
Cコード：C0093

13/12/20発売予定　文芸
南冥の雫 満州国演義８
　

ISBN:
本体価格：2,000円＋税
判型：四六変形
Cコード：C0093

満州国演義読んでない

満州国演義は、ものがたりの形態をとった、船戸与一による昭和史（前期）の解説の書だ。
何がどのような理由でどのようにして起こり、どのような結末を迎えたかが、歴史上には現れることのない「実務者」たちの視点で描かれている。

彼のルポタージュ（硬派と宿命や国家と犯罪など）や個々のものがたりに挿まれる政治状況のセツメイがが気に入っているなら、一読することを勧めるよ。

満州は次郎が主役なら面白いだろうなぁ…
実質は四郎が主役なんだろうけど

9で完結か

まさか1巻残して死んでしまうとは…

>>555
死んだの？マジで？

え！！本当？？

生きているよ！
週刊ポストで角田光代と対談していた。

ただ、写真ではかなりやつれて見えたけど・・・、健康を損ねているのは事実なのかな。
この人は数少ない“ホンモノ”。　どうか長生きしてほしいよ。

ずいぶん前に隆慶一郎ファンに「何か面白い小説ないですか？」と聞かれて、
「船戸与一知ってる？」と聞き返したら、「知らない」とのこと。

なんとなく共通の面白さがあるよなあと思って、
『猛き箱舟』を薦めたけど、どこにも売っていないのだった。

>>559
集英社文庫があるよ

ごめん主要キャラのことでした

満州国演義８出たね。

船戸与一。

１０で完結とか前に書いてあったけど、
命の寿命との関係で９に早めたのかな。

滅びの美学、破滅の美学。

これが最後の作品になるだろうし、
最後は希望を託して終わるんだろうね。
だから、
四郎は生き残る。
三郎は戦死するのは間違いないが。
二郎も間違いなく死ぬね。
一郎は官僚だから生き残れそうだけど、やはり、死ぬのかな。

四郎が最後に生き残り、船戸与一は死ぬ。

俺が最初に船戸さんを読んだのは「猛き箱舟」。
その後の船戸作品は全て読み、
１９８８年、俺２７歳。
今俺５２歳。

猛き箱舟の頃はバブルの時代だったし、
俺も若く、ギラギラとギラついていたよ、性欲も旺盛だったし。
今、俺５２歳。
すべての野望は燃え尽き、性欲も燃え尽き、枯れゆく年齢。

嗚呼、船戸与一。

降臨の群れ、結構面白かった。その前に読んだ緋色の時代よりずっと。
緋色の時代、波が全くなかった。死んだ人間の心電図みたいな展開で

虹の谷の５月、ありゃ何だ？何だあのラストは？希望に満ち溢れてるやんけ。
強烈な違和感を感じる。あれ書いてた時期にトシオくらいのガキでもいたのか？御大…
ただの青春物じゃんざけんな船戸。あんな爽やかな締め方あるか！

船戸もガキには甘いってことか…そうでもなかったと思うが。
虹の谷の５月の異色さは群を抜いてるな。
まぁ、あのラストは予測できたが、実際に目にすると、ロマンチック過ぎて反吐が出らあ！
あんなの船戸作品じゃない

船戸作品は欧州モノ少ないみたいなんで
他の作者で東欧・ロシア舞台の作品ってなんかありますか？

全部同じラストでどうする

人生は全部同じラストなんですよ

蝦夷地別件

小保方貼子ファンクラブ
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/actress/1397313324/

満州８を読み終わった。

意外な人がまず一人、死んだな。

暖かくなってきたので
山猫の夏を読み直し始めた

山猫終わったので
神話の果てに移行
ポルソンファン強烈

満州国演義9が出るのはいつ頃だろう〜

「山猫の夏」が小学館文庫から再発売されますね

日本にも傭兵会社ってあるんですね

灰色熊。現実…

湯川さんは利用された側かと…

シャヒーナが救出する？

九月には死人の宴を

カイピリンガを砂糖抜きでレモン多めに絞ってくれ

猛き箱舟で隠岐を殺して復讐果たした後の香坂の動向に何も触れてないのは何でだろーな
なんかモヤモヤするわ　紙数が足りませんでしたじゃねーだろうな

>>582
もう一回最初から読め。

さすがに釣りではないかと

>>582
夜のオデッセイアでアップルジョーとオレンジジョーと出会ったその後を
聞くようなものだ

結局どーなったか誰も言わねーのなｗ

>>586
マジで言ってる？
小説の冒頭を読みなさいってば

押入れの奥の方に上巻はあって取り出せな状況

隠岐やった後に作戦に関わった政府の高官やりに行って
飛騨だかどっかの雪山の山小屋で狙われてる描写だっけ？
手放したからブックオフで探してくるかな

満州のやついつ文庫になるねん

早く文庫化してほしいですねー

ヲッサンになった今では青臭くて読めない

>>592
じゃ今は何読んでるの？

中学高校の時に読んでた小説をオッさんになってから読み直すと
その当時の感想を思い出し青臭い考えしてたな〜となるだろ
作品の批判ではなく自分自身の問題じゃね？

船戸作品をKindleで見つけて大量買してしまったｗ

猛き方舟、山猫の夏、伝説なき地、砂のクロニクル、蝦夷地別件、神話の果て

この6作品は既読だけど、もう文庫手放してるので購入したんだけど、
他にこれは読んでおけってのあるかな？

>>595
ほぼ同じことしてるｗ
あとは「炎流れる彼方」とか・・・

互いの頭蓋を割っての同士討ちのシーン

非合法員？群狼の島？

群狼。

>>595
「血と夢」「夜のオデッセイア」「非合法員」

>>595
流沙の塔
虹の谷の五月

アジア舞台の傑作

>>600
ないわ、それは。

満州国演義じゃなくて新作書いてたりするのだろうかー

「イスラム国」を描いてほしかったが、さすがに厳しいか

小学館文庫

作家の値打ちでなんで評価が低いんだろう？

福田が船戸を嫌いなんでしょ

ところで満州国演義の最終巻はいつ出るの？

と思ったらアマゾンで予約できた。下旬に発売。

いつ文庫化するの