★面白い叙述トリック考えた 14★

前スレ
★面白い叙述トリック考えた 13★
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1263899407/

自作以外はこちらへ
2chで見つけた叙述ﾄﾘｯｸ　Part10
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1262039251/

叙述トリックとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%bd%f6%bd%d2%a5%c8%a5%ea%a5%c3%a5%af
http://www5a.biglobe.ne.jp/~sakatam/text/jojutsu.html

スレタイ変えたら良かったのに。

「★面白くない叙述トリック考えた 1★」

>>1乙

前スレのラストの方で、長い作品は無駄が多くだれるから、簡潔な文章でという意見があった。
確かに、ダラダラと長いだけの話より簡潔な一発ネタの方が面白いという場合も多いと思うが、
個人的には、ただのダジャレ一発よりも、ある程度の分量のある読み応えのある作品を読みたいと思う。
無駄と思われる文も、文法上の無駄ならともかく、トリックに関わる必要な無駄という場合もあると思う。
それに長いと言ったって、紙に印刷すればA4一枚に収まる程度の分量でしょう。そんなにだれちゃう程の分量ではない。

例えば前スレの>>700を好む人も多いようだが、あれなどは簡潔すぎて単なる言葉遊びの域を脱してはいない。
個人的にはああいうネタをベースにした「ストーリー」を読みたいと思っているわけです。
（できれば自分でも書いてみたいけどセンスがないもんで）

単なる個人的意見です。

>>3
長いのが良くないと言っても、必要な描写などを書くのはかまわない。
それ以外の、無駄に長い文章のことを言っているんだろ。

　　　　／　 ,　ヘ ,＿／ ヽヽヽ
　 　　 //　 /／ ＾´ ￣ ｀＾｀ヽ＼ ゝ
　　 _,// 　〃　 ,　　, 　　　　､ ＼ヽ､
　　 ,ノｲ| ｌ/　　//,ﾊ|　　ｌ | ,ﾊ,l 　 lﾊ|`
　　　　小| 　　l/ ﾅ弋　 |,l ﾅﾅ|　l |
　　　　 l从　　| rr=-, ＼l r=;ｧｌ,ﾙﾘ　=ｬ
　　 　ノﾊ小 　l〃￣ 　 　 ￣ l,/
　　　　　　//ヽゝ　 n'ｰ=-'n ,ｲi　　=ｬ
　 　 　 　 |!〃lヽ＞l ＾）_（＾ l_ ﾘ
　　　　　 　 　 γ::::lヽｌムレl:::ヽ
　　　　　　　 　 l:::::,ｌ::::|∞|::::!::::l
　　　　　　　　　ヽ::::;ノ　 ゝ;:::ノ
　　　　　　　　　ﾉ 　 , 　 ,　八
　 　 　 　 　 ／ 　 /　　ﾊ　　 ヽ、

あんまり必要な描写を書き連ねて叙述の切れ味が下がるのもどうかと思うが

１レスに収まるのが理想だが、３レスまでだったら無駄な文があっても俺は全然おｋ

努力は認めるけど無駄は無駄だと思う。

本来は文体トリックだから、全体的な文脈を用いることが出来ない数レス程度の叙述だと
せいぜいダジャレに気が生えたタイプにしかならないのは分かってるし、
その中での良作といえばたいてい、２つ以上のダブルミーニングなフレーズを自然に組みあわせて
２つの状況を生みだしてる形式ものになる。
（１つだけのダジャレやダブルミーニングなら誰でも思いつくから評価されにくい）

その組み合わせ方が自然かどうか、２つの状況のうち一方にミスリードされやすいかどうか
そして真相とのギャップが大きいかどうかなどが問われるが、
やっぱそこの出来不出来によって叙述といえるかどうかが決まってくる。
上記の形式にしようとしている努力は感じられるものが多いが
でも叙述にはなってない場合、無駄な文だと思ってしまう

１４スレまで行ってんだし、テンプレを作ろう。

・叙述トリックは簡単に言うと、描写でAと思わせておいて実はBだったというもの。
・文章はなるべく読みやすく。簡潔で短文が好きな人が多いようだ。
・長文なら改行、推敲に念を入れましょう。長くても２レス程度に。
・男女の話と思わせてホモだったというのはみんな飽き飽き。できれば避けましょう。
・専門的過ぎる・ローカルネタなど一部しか知らないネタは、叙述になってても高い評価は得られない。
・自分が面白くないと思うならスルーを。欠点を指摘するなら具体的に。
・ただの罵倒や中傷書くだけなら退出を。ギスギスして誰も書き込まなくなる。
・叩くよりそれを超える見本出すのがベター。書く方がまし。
・面白くないと思うならわざわざスレに来る必要なし。

俺は叙述トリックを構成する要素として「誤読であることを示す伏線」も欠かせないと思う
つまり、「Ａと見せかけて実はＢだった」という話のとき
「実はＢだった」という伏線は誰もが入れてると思うけど
「実はＡではなかった」という伏線は入ってないこともある
でも後者だって不可欠だと思う

なんでこれにこだわってるかというと、ＡでもＢでも読める話が多いから（特に「実はホモでした」オチの話で）
ただ意外性があるだけのオチだったら、それは受け入れがたいんだよ
たとえ作者がオチで「Ｂでした」とはっきり書いていてもね
普通のミステリだって、自分（読者）の推理に破綻が無くて、解答編がそれ以上のトンデモだったら
「俺のでも正解でしょ。探偵の推理のが無茶苦茶でありえねーよ。いくら犯人が自白してても」って思うだろ？
緻密な整合性よりサプライズを重視するのが叙述だ、と言われたらおしまいだけど

前スレだと
新幹線のトイレのネタは、近づいて覗き込むまで男の姿が見えなかったってのが良かった
小学校の先生のは、徳田先生が貸してくれたのが鉛筆やシャーペンでなくボールペンだったのが上手い
エアコン故障は、業者がエアコンの熱気に嬉しそうな顔したところが伏線になってるな

>>8
なかなか良い指針だと思います。
ただし、書いたとしてもまったく効果はないでしょうが。

>>8-9
いいね。あと「登場人物を騙さないほうがベター」って点も気に留めてほしいかな。
というのも、”描写でAと思わせておいて”の部分が
”登場人物がAだと誤解して発言・行動していたから読み手もAだと思わされた”に
なってしまって純粋な叙述トリック分が薄れてしまうと思うから。

ベターではなくマストだという考えもあるかもしれない。
こういうこと言う俺は読み専。

やあ警部さん、お久しぶりです。むさ苦しい部屋ですがまあ椅子に掛けてお茶でもどうぞ。
お茶じゃなくて水じゃないかって？はは、冗談ですよ冗談。え？違う？
まあいいや、では椅子に失礼して。えーとそれで今回の事件の話でしたね。
なあに、いかな難事件と言えどこの名探偵にかかれば朝飯前でしたよ。
え？今は昼時だって？はは警部さんもなかなか面白いことを仰る。
冗談はいいから話を先に進めましょうか。まずはもう一度事件のおさらいから。

場所は某県の温泉宿で殺害現場は女子脱衣所、時間は早朝。
被害者は連休を利用して観光に来た20代OLのB女史。死因はタオルによる背後からの絞殺。
ちなみにたまたま宿に居合わせた僕が電撃解決したので事件は朝食前には片付きましたよ。
それはさっきも聞いた？　はは細かいことは気にしちゃダメですよ。
はい？昼飯の出前ですか？あ、じゃあ僕は天ざるでお願いします。
えーとそれで、事件は早朝に目が覚めた同僚のA子が、B女史と、
同じく同僚のC美を朝風呂に誘ったところから始まります。3人での旅行のようですね。
先に準備が出来たA子が一人で風呂場に向かい、若干遅れてB女史とC美が風呂場へ。
B女史とC美が風呂場へ向かう途中、入浴セットの…あれ？化粧品だったかな？
まあいいや、忘れ物に気づいたC美が一人で一旦部屋に戻る、と。
それにしても女性はなにかと大変ですねぇ、僕なんか石鹸一つで頭から足の先まで洗っちゃいますけどね、はは。
そういえば警部さんの娘さんもまだあの化粧水使ってるんですか？有名なモデルさんがCMをやってる…
え？やだなぁ、情報源は探偵の生命線ですから秘密ですよ。
はは、まさかまさか。警部さんの娘さんに関して法に触れるような手段で情報を仕入れたりはしませんよ。
えーとそれでどこまで話したかな。そうそうA子、B女史、C美はそれぞれ僅かな差ではありますが
別々に風呂に到着し、脱衣所でB女史の死体を見つけたC美が悲鳴を上げて事件が発覚することになります。

これは風呂場の入り口があるロビーで将棋を指していたA男とB助さんの証言とも一致していますね。
ええとこの男性二人は高齢の客で、A子さんより先に起床し
風呂上りに一杯酒を引っ掛けながら将棋を指してたそうです。
ただアルコールが入っていて、なおかつ盤面が緊迫した状況だったそうで、
女性客が一人一人で風呂に来た事は覚えているが、その間隔がどれくらいかは覚えていないそうです。
酒のせいで年は関係ないわい！と二人して仰ってましたよ。

それでですね、A子、B女史、C美の順で風呂に来たわけですが、
B女史が脱衣所についた時、先に来たA子はすでに脱衣所ではなく風呂場に居たと証言しています。
一方C美のほうも脱衣所にきた時にはすでにB女史は死んでいたと証言しています。
A子とC美はアリバイが無いので互いにお前が犯人だと言い張ってたんですね。
風呂場で水掛け論ですよ。あれ？　今僕上手いこと言ったんじゃないですか？　そうでもない？
まあそこで颯爽と僕が登場したわけですよ。僕の華麗なる推理を皆に披露して物的証拠を犯人に突きつける。
そうしてすわ迷宮入りか！と思われた難事件が僕の働きで見事解決したと、そういうわけです。
だからね警部さん、僕のカメラが役に立ったことだし大事の前の小事で僕の盗撮は水に流してもらえませんか？

すばらしい。
やたらと無駄な文章が多く、オチもつまらないという端的な例を示してくれたね。

レベルの低い言葉遊びを並べてみました　ってとこだな

赤いランプを光らせて走る車が見える。
彼方に見える道路上を疾走するそれは、小うるさいサイレンの音とともに下品な輝きを撒き散らしてあたりを照らしている。
俺も何度か世話になった車、白と黒の色調が印象的な車両で一般的にパトカーと呼ばれるものだ。
「フンッ……」
俺は自室の窓際でタバコを燻らせながら、その様子を眺めていた。
「全く、胸糞悪いもん見ちまったぜ」
予期せず嫌なものを見てしまったせいか、胸の奥に溜まったもやもやを吐き捨てるかのようにそう言ってから、窓際を離れて寝室へ向かう。
どうせすることもないし、もう寝よう。
襖を開けてそのまま寝室に入った俺は、すぐに布団へ身を投げ、ぼーっとしたまま天井を見る。四畳半程度の安アパートの一室。
シミだらけの汚い天井、隅にはクモの巣がいくつも張っている。
「ちっ……一か月の謹慎処分、か」

寝返りを打ち、壁にかかった警官服を見て俺は呟いた。

前にこのスレにあげたものを少し改編

>>14-15
落ちはよくある語り部が犯人って奴なんだけど
やっぱ無駄が多かった？
複線を複数混ぜると1レスじゃ微妙に足りなかったんだ

>>17
どこがそんなオチ？

>>18
犯人ではないけど犯罪者ってことで、よくあるやつの亜流かなと。
初見では騙されるけど二度見すれば複線がわかる作りになったと思ったんだけどなぁ

グダグダだな

語り部が犯人→犯人ではないけど犯罪者ってことで→じゃ次のレスでは？

ごめんなにが言いたいか判らない

話は変るけどこのスレ攻撃的な人が多すぎるよ
自分がこのスレのレベル的に普通かな、面白いかなって思った他の人の作品に対しても
全部駄作で終わらされてアドバイスらしきものも無いレスがある
その割にはこのスレのレベルを遥に超える作品なんて1スレに一作品も投下されない

批判をするなとは言わないし、過度の馴れ合いを避けるのは判るけど
>>2とか>>14って正直荒らしとかわらないと思うんだが

>>21
実際叙述になってないし、説明も前言を翻した言い訳になってるでしょ。

それとも攻撃的だという証拠を引き出すために批判しかこなさそうな作品を投下したのか？

>>21
言い訳はみっともない。世間の評価なんて、言葉として現れないだけで
もっと厳しい。鍛えられて強くなれ。

>>12-13
話の方向性が見えないままだらだら続くから途中からどうでも良くなった
普通なら２レスくらい難なく読めるけど、これは無駄が多すぎる
まず、警察相手にタイマンで長々と供述してる時点で
探偵じゃなく犯人が聴取されてんだろうなと真っ先に目星が付く
それ以降はただただ余計
先入観を取り去るような展開になるわけでもなく説明的な語りがくだくだとされるだけ
くだらない駄洒落の多さは伏線だったの？
浴場前にいた爺さんの話とか要らんだろ
同じ内容の文章何度も何度もも繰り返してるし
とにかくつまらなかった

ただけなすだけだとあれなんで、改善点
「探偵が推理して事件を解決したように思わせて、実は盗撮してたんです」という構成にのっとるなら
そもそもの語りの部分を推理を披露してるようにしなきゃ駄目だ
この話じゃ肝心の推理っぽいクライマックス端折って、ただ事件のあらましを追って語ってる
全く探偵らしくない
で、そのニセ推理を披露してる途中で絶対知りえない情報を口にしてしまうとかボロ出して、
覗きやら盗撮やらやってたとバレるオチにする、なんていう方が探偵っぽくてミステリーっぽい
あと出前とか警部の娘とかの伏線は下手糞過ぎる
無い方がすっきりして良いくらいだ

>>22
一言目で言葉を省いたのは認めるけど、言い訳するためじゃないよ別に
むしろ落ちに斬新さが無いという自虐の意味で書いた

>>23
作品に対して説明することはあっても言い訳はしないし批判するなとも言わん
むしろアドバイスが手間じゃなければお願いしたいくらいだ

>>8にテンプレ草案的なものにもあるけど
・自分が面白くないと思うならスルーを。欠点を指摘するなら具体的に。
・ただの罵倒や中傷書くだけなら退出を。ギスギスして誰も書き込まなくなる。
・叩くよりそれを超える見本出すのがベター。書く方がまし。

50スレも行かない内から、一応作品の形をとったレスに対して
これ守れてる人のほうが少ないでしょ？

テンプレなんて守るのは一部のヤツだけだよ

>>24
添削ありがとう参考になります
目撃者の下りは1レスを2つに分けた時に1レス分が少なくなったから足してみた
次からは一つにまとめるか1レス分を少なめで作ってみます

>>25
でもさ、こういう作品投稿しといて
批判はギスギスするとか叩くより作品書け言っても居直り強盗みたいなもんじゃね？

焦点がどこにもなくて、何がしたいかすら見当がつかなかったよ
前スレのダジャレだと批判されてた作品ですら、ミスリードさせたい内容と真相との二重構造くらいは
わかるものがほとんどだったが、これは二重構造すらわかりにくいでしょ。
よっぽど好意的なエスパー能力がないと>>24程度のフォローもできないと思うぞ。
＞「探偵が推理して事件を解決したように思わせて、実は盗撮してたんです」という構成にのっとるなら

>>16
制服警官って、署の更衣室とかに制服置いてて出勤してから着替えるんじゃないの？
よく知らないけど
寮からの通いだったら制服着て出勤もありえるのかな
あるいは洗濯のために持ち帰ってた可能性もあるか
でも謹慎中だと取り上げられてそうな・・・

どうでもいいとこツッコミまくってすまんね
前スレのやつ既読だったから、最後の一行足すだけでなくもう少しアレンジが欲しかったのよ

>>12-13
よーし読み専のパパ添削しちゃうぞー。添削じゃなくて感想だー。

この作品を読んで思ったのは、「純粋な叙述トリックではない、しかしオチの
ある話としては結構おもしろい。」ということでした。

というのも、まず>>8のガイドラインでいうところの”描写でAと思わせておいて実はBだった”に
ついてはA=僕は探偵、B=僕は盗撮犯となるわけですよね。
しかし登場人物である僕が、警部に対してAであるように思わせようと（あきらめも相当入っていますが）
発言しているので、純粋に描写だけでAと思わせる叙述トリックではないと俺は思うのです。
(まあ>>11は俺なんですが)

文章自体は誤字脱字乱れ(?)が俺には見当たらず、うまい人の文章だと思いました。
長めでしたが読むのは全く苦痛ではありませんでした。

こんちには みさなん おんげき ですか？　わしたは げんき です。
この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか
にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば
じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて
わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。
どでうす？　ちんゃと よゃちめう でしょ？
ちんゃと よためら はのんう よしろく

>>31
どんだけマルチすれば気が済むんだ？
資格板にも貼りまくってるだろ。

通訳とサッカーの話で盛り上がっているところに例の客が来たと告げられ、俺たちは応接室へと向かった。
縁もゆかりも無かったこの国で会社を興して四年。不穏な情勢を抱えたこの国で、ようやく商売も軌道に乗ってきたところだ。

客のがなり声がドアの外まで聞こえてくると、通訳はため息をつきだした。俺は可笑しくなった。
我が社の通訳は今日の客が来るのをあまり歓迎していない。何度も聞き返さないといけないからだ。
それだけ彼の言葉の癖が強いこともあるが、加えて彼の身振り手振りを交えた大仰な話し方が、一層解りづらさに輪をかけていた。
「私の国がひとつになればアメリカ、ロシア、いやフランス、オランダにだって負けません」ここで彼は人差し指を私に向かって突き出した。
「もちろんあなたの国にも…」
いやはや大層なご高言だが、不思議と彼が言うと不愉快には感じなかった。人徳ともいうべきか…
「そのためには、親の仇のようにいがみ合うふたつの国を結ばないといけません」
このあと彼は彼の国を牛耳る将軍様を政治の実権から引き摺り降ろさければいけないことなどを滔々と捲し立てた。
俺は商売にさえなればこの国の行く末などはどうでもいいと思っていたのだが、彼の人間性に触れてからは
少しづつ考えが変わっていった。実を言うと俺の答えは、今日会う前から決まっていた。

「わかりました。最新式の銃４３００挺、優先的にお売りしましょう。
価格もなるべくあなたの希望に沿うように便宜を図りますよ。」


「オー、サンキューベリーマッチ!ミスターグラバー!!」
ミスターサカモトは、俺の手をがっしりと握った。

>>33
なんと勘違いさせたかったの？　南北朝鮮？

最初から龍馬とグラバーの話としか思えなかった。
アメリカ、ロシア、フランス、オランダとくれば、下関戦争を真っ先に
思い浮かべるだろう。
ただし、「サッカーの話」とあるが、これはアンフェアでは？
当時、サッカーに人気があっただろうか？

ワンルームマンションでの会話
玄関で身分証を提示している、いかつい男2人にに若者が怒鳴っている

「しつこいなあ、あんたらも、ほら部屋の中何もないだろ？」
そういって若者は訪問客に部屋の中を見せる
「俺には怪しいところもやましいところもないからな」
「あれは？」
「ノートパソコンだよ、見れば分かるだろ」
「なにか文章がありますね」
「ああ、インターネットの掲示板に叙述トリックを投稿してるんでね、その文章さ」
若者が示す液晶画面に文章が映っている
「グラバー？サカモト？何ですかこれ」
「ああ、歴史に興味のない人が見てもわからないだろ」
「いえいえ、非常に興味深いです、いくらあなたが否定してもこの文章が真実を表しています」
若者はしばし、狐につままれた様子だったがすぐにその意味を理解した」
「しまった…」
「さあ、証拠はそろいましたね、とりあえず今月から払ってくださいね」

あのさ、グラバーとかサカモトとか、ＮＨＫの龍馬伝見てなくても
それくらいの知識はほとんど常識だろ。

つか、あいまいな名詞が出てきて、それが不自然に目立ってしまう時点で
叙述としてはイマイチだと思う。
例　＞この国で

こういうのは
真相とミスリードを同じ文でどう共有させるかの方に注意がいってしまってる書き手からは
気付きにくいかもしれないけど

あとは>>34が言ってるように、ミスリードさせたい方に読みとらせることが出来てないと思う。
将軍様のところで満足したんだろうけど

妻には出張と偽って、明日花との思い出の場所を訪れた。
今や私にとって妻以上にかけがえのない存在となっている明日花。
しかし、彼女の苦しみの大元が私自身だという思いから、私は常々身を引き裂かれるような気持ちでいた。
もちろん世間体もあり、妻の前ではそのようなことはおくびにも出さず平静を装っていたが、
妻はもともとあまり感情が表に出るタイプではないので、私の心情に気付いていたかどうかはわからない。
しかし時折妻が、暗い悲しい目で私を見ることがあった。
とにかく私は明日花を愛するあまり、自分を見失っていた。
いっそこの地で海に身を投げ、今の苦しみから逃避しようかとさえ思った。
しかしそんな考えを遠くに押しやってくれたのは、やはり明日花の笑顔だった。

ある日、私のオフィスに明日花から手紙が来た。
彼女自身、私のせいで苦しみの中にあるというのに、いつもと変わらぬ無邪気な文面であった。
その手紙のなかで彼女は、私のことを好きと言ってくれていた。
そしてまたいつかいろいろな場所に連れて行ってほしいと綴られていた。
しかし私は、この天真爛漫な手紙の中に、彼女のさよならの挨拶を感じた。
遠からず別れの時が来るであろうことは、明日花自身が一番よくわかっていたのかも知れない。
私はこの手紙を読んで号泣した。そして決心した。
世間体がどうのと自分の心を偽ることはもう止めよう。
堂々と正面から明日花と向き合い、妻にも自分の気持ちを素直にうち明けよう。
そして全身全霊を込めて明日花を愛そうと心に誓った。

わが最愛の娘明日花が、わずか９歳という短い生涯を終えたのはそれから間もなくのことだった。
重い先天的傷害を抱え３年も生きられないだろうと言われていた明日花が、
その３倍の９年も生きたということはまさに奇跡だったと言うべきなのかも知れない。
自分の若い頃の放蕩が明日花の小さな体に顕れてしまったのだという思いが今もあるが、
明日花が拙い文字で手紙に「パパ大好き」と書いてくれたことで幾分救われた気がする。
いつもは感情を表に表さない妻も、明日花が息を引き取ったときは人目もはばからず泣いた。
生まれたばかりの娘に希望を込めて「明日の花＝アスカ」と名付けたのは妻だ。

>>38
とてもよくまとまっていて、伏線もオチも見事だと思う。
文章も丁寧だし、文量も適度ですごく読みやすかった。
叙述抜きにしても楽しめる内容の出来の良さだ。
「世間体」とか「苦しみの元凶」といった言葉の真実には感心した。

意地悪く欠点を挙げるとすれば、スレの性質上しょうがないのだが、
「間違いなく明日花は愛人ではない。ペットか？二次元か？それとも・・・」と考えたら
あまり深読みせずともわりと早い段階でオチが読めてしまう。
実際、意外性だけでみればそれほど捻ったものじゃないしね。
あと、オチが単刀直入な感じでなく長くなっちゃったのも、あまりスッキリしない。
内容からすればやむをえないとは思うけど。

一行目から、オチの方をイメージしてしまった。うーんなんでだろ。
名前がそれっぽいからかな。

構えてつくると、
「両方の解釈が自然にできるように」という、仕掛けを施した部分へのチェックはしっかりできるが
「普通の分ならこんなところを曖昧にしないのでは。強調しないのでは」という
仕掛けをほどこしてない部分へのチェックはおろそかになりがち。
文体そのものでトリックを作る以上、仕掛けがないところの不自然さに敏感になる必要があるんだね

また、作者自身が完全に先入観抜きの状態になれないため
２つの状況のうちどちらに取られやすいかの判断も甘くなりがち。

どうかな、「お涙ちょうだいストーリー」としては良いけれど、
あまり良い叙述トリックとは思えなかった。落ちは俺もすぐに
分かった。その落ちが最後から７行も前に出てくるのはちょっと早いかな。

>>38
> 妻には出張と偽って、明日花との思い出の場所を訪れた。

一行目から騙す気満々で、明日花に関して何か仕掛けましたよ！さあ！どうだ！ってのがわかるから、実際明日花がなんであろうとあまり驚かない。
手品と超魔術の

続き・・・違いと同じように、それが重要であると気付かせないようカムフラージュしないと巧くないのでは？

手品と超魔術の違い……　わかりにくい表現だな。
俺から見るとどちらも同じなんだけど。

その警察官の変装は、おそらく完璧に近いものであろう。
彼自身、その自負があるからこそ、危険な犯罪が行われていると噂される場に幾度となくその姿で臨み、
犯罪者に苦汁を嘗めさせ、そしてその変装が見破られたことは一度もなかった。

ある日の職務の時間中、彼はその変装のままコンビニに立ち寄ろうとした。
このコンビニに立ち寄るのは初めてでないが、これまで警察官の格好で店に来たことはなかったし、
自分が警察官だと話したこともないので、店員は誰一人として彼が警察官だとは思っていない。
変装に自信はあるが、もし万が一見破られたら、なんでそんな変装をしてこの店に来たのかと騒がれるだろう。
かなり面倒なことになる。
ドアのガラスを鏡代わりに、帽子や服を整えてから、店に入ろうとする。
すると、ドアのガラス越しに、化粧品の並ぶ棚の前にいた女子高生が不審な動きをするのが見えた。
バッグに商品を忍び込ませようとしている。万引きの現行犯に違いない。
店員やカメラや他の客の方ばかり気にし、彼の存在や視線には気付いていないようだ。
彼女を万引きの現行犯として取り押さえようと、彼は急いで店に立ち入った。
だが女子高生に近づく前に、彼の姿を見るや否や、店員が訝しげに尋ねてきた。

「あの、すみません・・・。警察のかた、ですよね」

その声が女子高生の耳にも届いたため、彼女は素早い動作で商品を棚に戻してしまった。
これでは彼女を捕まえることはできない。
女子高生や他の客、そして店員の視線が彼に集まる。
彼は幾分動揺しながら「ええ、警察の者ですけど、分かりますか」と店員に答えた。
店員は言った。


「分かりますよ。警官の制服着ていらっしゃるんですから」

コンビニを出てしばらく歩き、人目に付かないところで一人になると、彼は安堵した。
「今日も警官のコスプレが見破られなくて良かった・・・この完璧な変装が見破られるはずないけどな。
　何度か行ったことのあるコンビニだったけど、幸い顔を覚えられてはいなかったみたいだ。
　誰も俺をニセ警官だなんて思わず、怯えたようにかしこまるんだから、快感だよ」
彼は下品な笑みを浮かべた。
「・・・それにしても、あの女子高生を捕まえ損ねたのは惜しかったな。
　いつもみたいに、権威を盾にいろいろ美味しい思いができそうだったのに・・・
　よし、今日はもうしばらく“職務”を続けよう。どこかに犯罪者はいないかな・・・」

これなかなか上手いね。
オチは予想内ではあるが、『警察官の変装』のダブルミーニングの使い方がフェアだ。

あ、そういうことか！完全にだまされた。

ああっ、もうダメッ！
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！見ないで、お願いぃぃぃっっっ！！！
ブジュッ！ジャアアブババババババアアアアアアッッッッ！！！！
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！！！
ムリムリイッッ！！ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ！！！
おおっ！ウンコッ！！ウッ、ウンッ、ウンコッッ！！！ウンコ見てぇっ ああっ、もう
ダメッ！！はうあああーーーーっっっ！！！
ブリイッ！ブボッ！ブリブリブリィィィィッッッッ！！！！
いやぁぁっ！あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ！
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ！！！！ボトボトボトォォッッ！！！
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！見ないで、お願いぃぃぃっっっ！！！
ブジュッ！ジャアアアアーーーーーーッッッ…
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！！！
ムリムリイッッ！！ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ！！！
おおっ！ウンコッ！！ウッ、ウンッ、ウンコッッ！！！ウンコ見てぇっ ああっ、もう
ダメッ！！はうあああーーーーっっっ！！！
ブリイッ！ブボッ！ブリブリブリィィィィッッッッ！！！！
いやぁぁっ！あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ！
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ！！！！ボトボトボトォォッッ！！！
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ！！
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ！！！
いやああああっっっ！！見ないで、お願いぃぃぃっっっ！！！
ブジュッ！ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ！
ブババババババアアアアアアッッッッ！！！！
んはああーーーーっっっ！！！ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ！

誤爆しました
すいません

以後、注意するように。

>>46-47、そんなに上手いか？？
始めっからコスプレニセ警官としか読めなかったが？
オチもその通りだったし、どこが面白いのかと思った。

>>53
このスレに投稿されるという時点で、叙述トリックが使われているのが前提になるわけだから
そりゃあオチが読めるというか想定内範囲だというのは、当たり前だと思うよ。
そこまでハードルをあげなくてもいい。

オチが読めて当然。読めないのは書き手がきちんと叙述を使いこなしていないからで
その一定ラインを満たしたものは評価に値すると思うが？

それ以上のものを望むのなら、ここではなくＳＳミステリ作ってみたというようなスレかサイトに行ったほうがいいと思う。

「書き手が叙述をきちんと使いこなしていない」のに「一定ラインを満たしている」って、
叙述トリックスレとして甚だ矛盾していると思うが？
ニセ警官の話はオチがわかるどころか、始めからニセ警官の話をしているだけで、
オチも何もない。
何より叙述以前に物語としてありきたりだし面白くない。
別にスレのハードルを上げる必要はないが、
これを標準とするほどレベルを下げる必要もない。

>>50-51
どの板のどのスレに対してであれ、
そりゃ誤爆だ

>>55
？？？どういう読解力だ？
『書き手がきちんと叙述を使いこなしていない』のは論外で
『一定ラインを満たしている』ものなら評価に値するって意味で書いたのだが。

というか、君自身が「これはニセ警官の話だ」と最初からそう思い込んで読んでしまった
（つまり作者の思惑すら超えた誤読をしてしまった）ために、そう感じるのではないかな？

まあ他の人の評価を待ちたいが、少なくとも俺は、本物の警官の話だと思わせておいて
実はニセ警官だったという書き方をしているとしか読めないのだが。
その手法が効果的に発揮されているかどうかはまた別の話。
だからあくまでも一定ラインには達しているのだが、という評価だよ。

確かにこの手のばかりになるとちょっとって気もするが・・
>>12と同一人物なんだろうが。厳しめに書くと、

・落ちがイマイチな事。しょぼい落ちでも面白みがあれば受け入れられるだろうが・・
・長文で凝り気味の文章の割にはそれまでの話と上手く関連した落ちではない。
　小手先の騙しで長いとただの独りよがりの文章と叩きを招いてしまう。
　「だから何？」と思わせてはいけない。
　>>1の例が長文でも評価高いのは、全体が連関して最後で話が360度ひっくり返されてるから。
　つまり十分に騙された張り合いがあるし、話の作りも工夫されている。

・下劣下品っぽいのはミステリでは避けられないかもしれんが、失敗すると嫌悪感を誘う。
・壊滅的に読みにくい文章とまではいかないのは救い。

360度ってw

ID:aLSs/QNCはなんか変なこと言ってるな。
＞オチが読めて当然。読めないのは書き手がきちんと叙述を使いこなしていないから
最後までオチが読めず、最後の最後に「ああそうか！」と吃驚するのが理想的な叙述トリックだと思うが？
そのくせ、最初からオチが読めてしまうのは、
＞作者の思惑すら越えた誤読
↑と↓で思い切り矛盾したこと言ってる。

オチが途中でわかってしまう作品でも、それこそ「一定ライン」に達していれば、
きちんと評価はされるが、にせ警官の話が「一定ライン」に達していると思うのは、
作者本人であるID:aLSs/QNCしかこのスレにはいないと思う。

＞作者本人であるID:aLSs/QNC

これ、俺も思ったｗｗｗ

わたしが作者でした、サーセン。

さすがに他人が自演呼ばわりされるのは見過ごせない
ID:aLSs/QNCもID:794/hZdaも>>12も別人だ

自分でも穴があるとは思う
「警察官の格好で店に来たことはなかった」とか
変装して潜入捜査の類をするのに刑事未満の制服警官なのかよと
改めて読み返すと、女子高生の存在や最後の四行くらいはざっくり削れるしね

はじめの三行が「『彼』が警察官の変装をするのが上手い」という意味でなく
「ある警察官が変装をするのが上手い」と誤認させるには弱いのもその通りだと思う

でも>>55まで言われるとちょっとな
>>60みたいに「オチが読める」ならともかく
「始めからニセ警官の話をしているだけで、オチも何もない」と言われると、なんというか、困る

>>60
いや変なことをいってるのは君、おまけに推理力もない。
同一人物でなくて悪かったなｗ

このスレに書かれるストーリーは、失敗作を除いてすべて『叙述トリック』を使用している。
だが本来叙述トリックとは、それが使われていることを事前に示すことそのものが
大きなネタバレになるという、極めて特殊なトリックである。

だからここにレスされる話というのは、絶対に冒頭の印象とオチに落差があるものとなる。
どんでん返しがあることが、事前に判っているんだ。

最後の最後に「ああそうか！」なんてのは、叙述トリックが仕掛けられていることを上手く隠し通すことによって成立しているわけ。
それが最初から無理なのよ、ここに投稿している時点でね。
叙述トリックを仕込んでますよって、最初からばらしているのだから。

だからきちんとした叙述トリックの形を取っているということが、まずここでの評価ラインなんだと思うよ。
「ああそうか！」と驚かせてくれというのは、ないものねだりだよ。
仕掛けがあると身構えて読むのだからね。

いやーやっぱり男はある程度押しが必要だと思うよ
俺も高校時代にガンガン押して今の相手を捕まえたもん
すっげー可愛い子で一目見てビビッと来てさー、もう毎日猛アタックよ
初めのうちは全然相手にされてなかったけどそれでも諦めなかったね俺は

一年たってクラスが変っちゃっても毎日のうように何かと理由つけて会いに行ってさ
そうしたらようやく相手にも真剣さが伝わってさ、だんだん相手にしてくれるようになったわけ

ほら俺の高校男子校じゃん？　だから可愛い子はすっげー競争率高かったんだぜ
本当は高校卒業したら結婚したかったんだけど相手も教職だから妙にお堅いんだよ

だから最初から言ってるじゃん、
にせ警官の話は「叙述トリックの形すら取っていない」

これまでこのスレで、叙述トリックの形をとっているだけで中身もなにもない作品が評価された試しはない。
逆に最後までオチが分からず吃驚させられた作品をいくつも見てきた。

スレのレベルを徒に上げてしまうと誰もが気軽に投稿できなくなるから好ましくはない。
（その意味でにせ警官のような話を投稿するなとは言わない。自分が面白いと思ったらどんどん投稿するとよい）
しかし読む方としてはやはり「面白い叙述トリック」を読みたいわけで、
それこそ一定レベルに達していない作品を単に叙述トリックの形はとっているというだけで評価したくはない。

あれ？
ID:Pw6t2Kj0＝ID:DRPfZCG1だったの？
なおさら困るわ

今更恥も外聞もくそもないから説明すると、
「彼」（ニセ警官）が制服警官の変装をしているのを、
ある警察官（本物）が警察官と分からないような変装している、というふうに誤認するよう書いてたつもりでした。
そんでもって１レス目の最後の行で制服を着ていることが明かされるのと、
２レス目でニセ警官と分かるのとで二段構えのオチにもしたつもりでした。
「え、制服着てんの？それじゃ変装してないじゃん」→「ああニセモノだったのね」って感じで。

そういう形に読めなかったですかね？
>>63で自分で書いたとおり、最初の三行が下手でしたかね。
どこが拙かったか、どうすれば良かったか教えてもらえたら今後に生かしたいんですが。

「今日はどうしたんだいじっちゃん。深刻な顔してさ」
「うむ。お前にちとこのビデオテープを一緒に見て貰いたくてな」
〜〜〜
「…凄ぇ。こんなことが本当にあっていいのかよ！」
「驚いたか、しかし、実はこの話には裏がある。」
「何だって？」
「この女、前に付き合っていた男が相当の札付きのワルでな」

「今なら、表は5000円、無修正の裏モノなら10000円で売ってやるぞい」

まず本物の警察官と思わせておいて実はにせ警察官だったというのが、
語りと真相の落差がほとんどない。
制服警官と思わせておいて実は制服の女子高生だったとでもしたほうが落差があっていい。
（もちろんそのネタだけで面白くなるとも思えないが）
はじめに警察官と言っておいて、帽子と服装を整えて云々とくればその時点で制服着てるなと容易に想像がつく。
要はミスリードへの仕掛けがまだまだ稚拙。
過去ログで評判のよかった作品をよく読んで勉強してまた投稿してほしい。

ま、いろいろ偉そうなことを言ってるし、失礼な物言いもしたと思うけど許してください。
ただただ面白い作品を読みたいってだけなんです。今後の投稿を期待していますm(_ _)m

>>69
確かに、警察官とはじめに書いたことは失敗だったと思うし、全体的にミスリードの弱さ、拙さがあったのは認める
>>63で反省した通りだ


＞まず本物の警察官と思わせておいて実はにせ警察官だったというのが、
＞語りと真相の落差がほとんどない。

なんかえらく簡略化されてるけど、
「警察官と分からない格好をしている本物警官」と思わせておいて実は「制服警官の格好をしているニセ警官」
というネタだったんだが、それでも弱かったかね


諸々の指摘は確かにその通りだと思うんだが、「オチが読める」「意外性が弱い」のレベルであって、
「叙述トリックの形すら取っていない」だの「オチも何もない」だの言われたことには納得いかないな
ID:aLSs/QNCだって「オチが読める」とは最初から言ってるのに、
あなたが「オチがない」とか言い出すからもめたんだし

自分の作品について「オチが読める」か「オチがない」か議論するというのは、何とも虚しさを覚えるな

出だしだけなんだよな良いのは。
種明かしまでが惰性。種明かし以降は蛇足。
偽警官が悪いことをするなんて普通過ぎてオチになってない。
いわゆる出オチ。
良いアイディアを思い付いたら、もっとそれを膨らまさないと。
あれだと、ただ延ばしてるだけ。結果薄くなる。

>>53
禿同

たいした作品じゃないよ。
というか、俺の中では９５点くらいかな。


１０００点満点で。

警官の人、普通に面白かったと思うよ…

>>54
>>53のいう通りだったな。叙述としては出来そこない。
文や状況は作れているが、残念ながらトリックと言えないね。

ただし>>48の言うように「警察官の変装」のダブルミーニングはフェアだし
語でなく語のつながりでダブルミーニングを作ってるところがレベル高いと思う。

ぶっちゃけ、>>46の一段落目と、あとはこういうダブルミーニングでしたというオチだけで十分で、
二十数行分がせっかくのいい点を殺す蛇足になってるとさえ言える。。

格言

駄作について語ることは時間のムダである。

その後のスレを見てるとD:aLSs/QNCやID:+fBybZKoの弁護（や字置弁護）が過ぎるのがどうかと思うなあ…

>>70

＞「警察官と分からない格好をしている本物警官」と思わせておいて実は「制服警官の格好をしているニセ警官」
＞というネタだったんだが、それでも弱かったかね
オチに落差がないのも評価が低くなる原因だが、今回はそこはとりあえず問題じゃない。
>>74でも書いたが、「警察官の変装」という言葉のダブルミーニングが
このところあまりなかったパターンでもあるし、ダジャレからも離れてて好感が持てる。
けど、はっきりいってみどころはそこだけ。

その部分だけは平均よりかなり高い評価をされていいと思うが、
あとは、トリックの要所であるそのフレーズに対し状況説明が蛇足・冗長すぎる。
第二のダブルミーニングも用意できてないし、トリックの要所になるネタのキレ味や落差、などで
適当な文量というものもある。
せっかく思いついた核心部分をていねいに構築描写したい欲にかられてしまったところが失敗要員だろうし
そこを失敗だと思えないから熱心な抗議が続いてんだろうけどね。

1000点満点でいえば、２ケタ続きのなかで３ケタの２００あげてもいいくらいかな。
というか、レーダーチャートのように項目別評価したら、
一項目だけ極端に高く、文章の質などは平均レベル、あとは低いという極端な形になりそう。

>>72
>>77
だからさ、そのような上から目線で扱き下ろしたいなら1000点満点の作品投下してよ
折角アドバイスしても最後に嫌味皮肉で締めたら空気悪くなるだけなんだってば

>>78
君に聞きたい。
どこの書評家が、すぐれた小説を書ける？

>>61の自演疑惑は別に気にならないけど
こきおろしムードをなんとか払拭したい人間が
いろいろ自演してるように見えてきたなあ。
丁寧語の評価や、実際は（無自覚に）無礼なこと言ってるのに形の上は
長所を強調して終わらせてるような、「理想」に沿ってるものに対しては
わざとらしい反応があるしなあ

>>79
書評家と称するなら具体的な批判とアドバイスができるはずだろ
作品も投下しない、アドバイスもしない、ただ粗暴な言葉を吐くだけ
誰が歓迎するんだよそんな奴

優れた作品が読みたいなら作品を投下しやすい環境にしろって話
馴れ合えとは言わないし批判をするなとも言わない
嫌味しか言えないならせめて黙っててくれ、そのほうがスレのためになる

不毛な争いになってるようだから久々に書いてみるか。↓

台所で鍋をかき回していると足音が聞こえた。
女は振り返って、化粧っ気の無い顔に笑みを浮かべる。
「今日は好きなシチュー作ったからね」
と、相手を見て顔が凍りついた。

きついアイシャドー、体にぴっちりとしたタイトスカート、肩もあらわなタンクトップ。
「また……そんなカッコして……」
「夕飯いらないから」
真っ赤に塗られた唇から白い歯を見せる。
「今日の相手は社長よ、社長。良い物買ってくれそうだわ」
　どぎつい化粧はまるで二十代の女のように見せていた。
「まさか、また体を……」
「人聞き悪い事言わないでよ。デートよデート」
　ケラケラと笑う。
「二人で美味しいもの食べてぇー、服買ってもらってぇー、援助してもらってぇー、最後はホテルでお楽しみってわけ。アハハ」
「それを売春って言うのよ！」
手の平でテーブルを叩く。
女はエプロンを握り締め涙ながらに言った。
「ほんとに……死んだお父さんがこの事を知ったらどれだけ悲しむか……」
「うるせえ！　またそれかよ！」
ヴィトンのバックを取り上げると、背を向けた。
「行っちゃダメ！」
腰にすがりつかれるのを蹴倒し玄関に飛び出す。背後の啜り泣きにも構わず夜の街へと消えていった。
（続）

作品投下と批評は別モンだからな
俺はこれこれの作品を投下したものですが、じゃあ批評しますね　ってのは違うと思うけどなあ。そこは分けて考えないと。
それにアドバイスを粗暴な言葉・嫌味ととる可能性も>>81の分類の仕方みてるとありえるし。
実際問題、今回は作者が欠点だと思っていない部分が他の人には欠点だったという食い違いで
揉めてるわけでしょ。

実のある反響があるだけ花だと思うがなあ。

（続）
数時間後、ホテル街で身柄が確保されたとの電話に、女は警察署に駆けつけていた。
急な事でエプロンとサンダル履きのままだ。
「これで三回目だよ、彼女。売春取締りでの摘発」
警官はあきれたように調書を見ている。
「うちのことでご迷惑ばかりかけて……」
「あんたとももう顔馴染みだよ、まったく」
女はうなだれたまま鼻を啜った。
「ほんとにごめんなさい」
「昔はああじゃなかったって言ってたよね」
「はい。もっとまじめで、家庭的で、おしとやかで……それなのに……」
「ご主人が事故で亡くなったんだよね」
「そうなんです。それから……ショックのせいなのか、おかしくなっちゃって」
「あんたも女手一人、保護者としては苦労が絶えないねえ……」
“保護者”の所に妙なアクセントをつけて警官は笑った。
「だって、だって」
エプロンの裾で涙をぬぐう。
「あんな風でもあたしの……あたしの……」
顔を上げて警官を見る。




「たった一人のママなんです」

＞どぎつい化粧はまるで二十代の女のように見せていた。

ケバいんだな、と思ったんで先に真相のほうだと思って読んだ。
娘だとミスリードしたいとしたら、そこは弱いと思うけど
でも、どっちがミスリードで、どっちが真相だとしても
売春者が母娘どっちの立場でも、20代から見て若すぎる・老いすぎるのも同程度にありえるシチュで
双方うまくいってるのは普通に上手いと思う

真相明かすのが>>85の半ばくらいから始まってるから
最後にいかにもオチですって感じで間をあけて強調するとちょっとすべった感じになるんじゃないか？

ドアを乱暴に叩く音が佳代子を驚かせた。
時間は深夜の三時、当然だがとても来客とは思えない。
夜鳴きで起きだした2ヶ月の赤子を静かにさせ、
ようやく一息つけると思った矢先のことである。
少々の苛立ちと不安を抱え玄関口まで進み、覗き穴を覗く。
すると扉の向こうには見たことも無い中年の男が居た。
男はどうやら酔っ払っているようだ。

佳代子は少し思案した。
公営団地の部屋の前でこのままうるさくされては近所の方が起きてしまう。
かといってドアを開けて酔っ払いの相手をするのもためらわれる。
どうしようかと考えていると、男はぶつぶつ言いながら階段のほうへ歩いていった。
どうやら部屋を間違えたと勘違いしたらしい。佳代子はホッと胸をなでおろす。
そうして部屋から出て酔っ払いが居ないのをもう一度確認して、鍵を掛けずに部屋をあとにした。

部屋を間違えたと勘違いしたっておかしくね？

まあ、巧いけど

>>87
ラストで、金を盗んだとか赤ん坊を殺したとかを明らかにした方が、
衝撃度が高まって良かったんじゃないか？
それともそういうのって蛇足？

自作を批判されて涙目で抗議している人がいるが、
これまで何本か投稿したことのある者として言わせて貰うと、
作品は投稿された時点で自分の物ではなくなり、スレ住人の物になる。
作者本人もスレ住人の一人として作品を客観的に見るべきで、
いろいろ自己説明したり、自己弁護したりすべきではないと思う。それって少々みっともない。
もしも罵倒しか返ってこなかったらそこまでの作品だったとしっかり受け止めて、
次はもっと良い物を書いてやろうというモチベーションにすればいい。
俺も結構自信のあった作品が痛烈に批判されたり、殆ど無視されたりして凹んだことが何度もあるが、
そんな作品でもラストの人気投票で複数票入ってびっくりしたことがある。
このスレの人達は、何だかんだ言ってもちゃんと見るところは見てくれている。
その意味では、ニセ警官の話などこのスレ的には、俺の作品より遥かに高評価だよ。
（個人的には読解力がないのかダブルミーニングがどうの言われても正直あの話の良さが未だに分からないが）
だから作者さんも、自分の作品を客観的に見る目を持ちつつ、
作品投下できる環境にないなどと愚痴をこぼす前に、自信を持ってどんどん作品を投稿すればよい。
繰り返し言うが、見る人はちゃんと見ていてくれる。

>>87
赤子を黙らせて一息ってことは、すでに母親は殺害後でしょ？
ドアを開ける人がいないのに住人がドアを叩くとは思えないし。
侵入した部屋に母親と赤子がいたら、当然父親の存在も警戒するよね？
それなのにドアを叩く音で苛立ちと不安は無いだろう。先に来るのは焦りだよ。

>>90
この女、相当図太いでしょう？　焦りはないと思うな。
恐らく父親も殺害してるだろうから、
時間も時間だし家人が訪ねてくることはあり得ないと踏み、
ドアを叩いているのは部屋を間違えた酔っぱらい位だろうと見当をつけて、
「うぜー酔っぱらい爺いだな」程度の苛立ちを感じていたんだろう。
それでもこの酔っぱらいのせいで犯行が発覚しないとも限らないから、
多少は不安も感じたはず。
以前にも似たような話を見た気がしないでもないが、
いろいろ想像することができて巧い作品だと思う。

>>91
「来客とは思えない」＝住人です。って振りだから、酔っ払いが父親。
それは「部屋を間違えたと勘違いした」に繋がる。佳代子も分かっている。

つーか、酔っ払いが父親じゃないと、むしろ叙述トリックとして評価は下がるよ。
「赤子を静かにさせ」しか仕込みが無いってことだからね。

>>87
冒頭での"ドアを乱暴にたたく音"から生じる何かに仕掛けがあると思わせ、
本命の"赤子を静かにさせる"という一文から目を反らせたんだな。

読者の思考パターンを計算しているな。

>>93
そうか？全然そうは思えないが
作者の希望的観測兼自賛すか？

とにかく、議論の対象にはなるし、それなりのレベルにある作品では
あるが、まだまだ改良の余地がある、ということだな。

さあ、次の作品を期待する。
俺も考えるよ。

>>87
いくら酔っぱらっててもそりゃないだろと思う
男がドア叩くだけで入ってこないのは、
ドアが鍵かかってて、かつ鍵忘れるか失くすかして奥さんに開けて欲しいからでしょ
それで電話鳴らしたり呼び鈴押すより先に「部屋間違えた」と思うのはありえないよ

読者に色々想起させる書き方は面白いけど
話に無理があったり必要な情報が抜けてる感じがする

そこ悩んだんですよね
・鍵はロックしてあるしチェーンも降りているからまさか入ってくることは無いだろう。
・酔っ払いは怪しげな手つきで携帯電話を操作するが、佳代子の携帯に当然着信の文字は無い。
ここらへんと、上の方が仰ってるように盗みか殺しを明確にする描写を入れようかと思ったんですが
無くても通じるかなと思い省きました。
入れるべきか省くべきかの指針が自分の中でまだ確立されてないのでもう少し勉強していきたいかと。

誰？

「この夏、あたしは変わるんだから」今日の幸恵さんは、燃えていた。
「綾ちゃんはまだ余裕あるからいいけど、あたし３１よ！もう待ったなしなんだから」
幸恵さんの鼻からは鼻息が見えるようだ。
「今日のあたしにとって、ここは戦場なのよ」幸恵さんは、兵士よろしくずんずん大股で進んでゆく。
私も遅れないようについて行った。
会場の中はすでに40人くらいの男女でひしめいていた。みんな平静を装っているけど、
内心はそうじゃないことは容易に感じられた。私はその雰囲気に圧倒されそうになった。
幸恵さんは先に来ていた木村さんを捕まえ、話し込んでいる。
「高いお金払ったんだから絶対無駄にしたくないよ」
「うん、親に心配かけられないしね」

会場のざわめきが徐々に静まってきた。時間が来たみたい。幸恵さんも神妙な面持ちで席に着いている。
さっき幸恵さんは私に余裕があると言ったけど、私は嘘をついていた。
実は私35なんだ…。


「えーそれでは、○進スクールの模擬テストを始めます」
幸恵さん、偏差値３０台でも入れる都立高校きっとあるよね…。

この季節はいつも欝だ
同期がイッキを強制されて死んだ事を思い出すのだ
もうイッキなんて流行らないだろうって？
そんな事はない、今でもイッキはあるのだ
俺はぼんやりと納屋に立てかけてある竹やりを見つめた

>>99
年齢とそれとの誤認は面白かった（でも30台ってどんだけ・・・）
けど、「会場」とか「高いお金」はどう誤認させたかったのか分からず最後までイミフ状態で読み進めてたので、
オチまで読んだときの驚き（先入観が覆されるような）は無かった
併せて「年齢とそれとの誤認」のインパクトも半減されてしまってるのが残念

>>100
ダジャレものとしては奇麗な部類か
でもそのダジャレは何度か見聞きしたことがあるから読めたし、
伏線やストーリーはほとんど無いに近いので評価もできない
どうせなら「立て掛けてある農具を見つめた」で一揆オチで終わると見せかけて
そこからＪＡの同僚たちと墓参りに行くくらいの捻りが欲しい

うん、両方とも割とうまいと思う
婚活パーティーと誤認させようとしたのかな

テンプレに駄洒落ネタはやめようと入れるべきだな。

>>100
ありきたりな駄洒落だったので過去スレにもあるんじゃないかと思って調べたら案の定
しかもそっちのが面白くてスレも盛り上がってた

いや、穴だらけだったからからなんだけどね
そっちより>>100のが上手い

いずれにしてもただの駄洒落で、叙述ではない

334+1 ：名無しのオプ [] ：2006/12/29(金) 02:20:52 ID:luU7YAyC (1/2)
「イッキ！イッキ！」場内にイッキコールが響く。
私は迷っていた。私は弱いし、イッキしたら倒れてしまうだろう…。
しかし、しないとなると場の雰囲気が悪くなるし、若い奴や新入りに示しがつかない…。
私は決断した。
私「クワやナタを持て！百姓のところに乗り込むぞ！」

335 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/29(金) 02:35:52 ID:il+oy0kj
すげぇくだらないし叙述じゃないけど少しﾜﾛﾀ

336 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/29(金) 02:42:36 ID:nASFywn7 (1/2)
百姓のところに乗り込むところが叙述（えー）

339+2 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/29(金) 09:38:41 ID:iKxRcrI9
一揆で「百姓のところに乗り込む」って変じゃないの。
乗り込むなら庄屋か代官の屋敷でしょ。それともそこが叙述？

341 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/29(金) 10:39:20 ID:i15p2v6p
>>339の指摘はともかく
騙されてるのが読者だけなんだから叙述じゃないの？

342+1 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/29(金) 10:52:47 ID:HqS1iQlO
339の指摘する間違いが残念だが、
妙なパワーがあってナンセンス物として良いと思う。

366 ：名無しのオプ [↓] ：2006/12/31(日) 01:13:32 ID:StrY8MzX (1/4)
>>334
駄洒落と叙述は違う。
駄洒落やなぞなぞを叙述と勘違いしちゃうのはよくあることだね。

>>99
上手いと思う

今時のパチンコって怖いね。
１万２万程度じゃさすがに驚かなくなったけど、
10万超えちゃった時は泣きそうになったよ。
こりゃホールが何かしてるんじゃないかと本気で思ったね。
だって、確率的にあり得なくね？
等価だったから、換算して40万円だからね。もう嬉しくて嬉しくて。

パチスロ打ってたら、「その台譲ってくれませんか？」って声掛けられたのよ。
振り向くとそこに一組のカップルがいて、なんでも二人並んでこの台打ちたいんだと。
そう言われても、この台設定良さそうだし、譲るのも癪なんで
「そんなに好きな相手と並んで打ちたいんなら、俺がそいつの代わりに付き合ってやるから隣に座りな」
って言ってやったんよ。
「分かりました」って言うから、諦めたんだなと思ったら、そしたらそいつ、俺の隣に座ってにっこり笑いやがった。
出会いってどこにあるか分かんないね。そいつの相方怒って帰っちゃってるし。
結局その日は二人とも結構勝って、そのままホテルに直行さ。
あの日から２ヶ月。あの娘には悪いことしたと思ってるけど、今は二人でアッーな夜を楽しんでるよ。

面白いねw

巨乳臨界

>>107は怖いくらい当たった
>>108は隣に座った奴が両刀だった
でおｋ？
無理にひっくり返したオチにしてるだけで不自然だし伏線もない
語り方も内容もあまり好感持てるもんじゃなかった
総じて面白いとは思えなかった

このスレ見てると、何が叙述だっけ？って頭が混乱してくる。セックス。

少年二人が山の泉の脇で遊んでいると、白髪白髭の老人が現れた

わしは泉の神じゃ、全知全能の超能力じじいじゃ
今日は機嫌がいいから、おまえらの願い事を一つかなえてやるぞ
ただし、スポーツに関することだけだがな

少年A「僕は楽天ファンですが、今のブラウン監督を野村監督に変えてください、今の監督はひどすぎです」
少年B「僕は広島ファンですが、今の野村監督をブラウン監督に変えてください、前の監督のほうがずっとましです」

そうか、じゃあ、楽天と広島の監督を交換してやろう
そして、喜ぶ少年B、落ち込む少年A

放課後の教室に、ある男子児童と担任の二人だけが残り、向かい合って座っていた。
少年はずっと半ベソをかいたまま、「ごめんなさい」「僕も嫌だったんだ」などと口にする。
担任はそれらの言葉に対し、時に険しい顔を、時に和らいだ顔をし、優しく少年を慰めた。
彼らは度々放課後に残り、話し合うことがあった。
授業中の態度や、少年の成績、行事への取り組み方など。
こういった諸問題は学校生活において茶飯事であるが、このクラスでは専らこの少年が中心となっているのだ。
しかし担任は分かっていた。この少年は好きで問題を起こし、問題の中心にいるわけではないのだと。
それについて、少年の母親も交えて話し合うことで解決しようと考え、この度足を運んでもらうことにした。
定期的な面談やＰＴＡ会議等以外で彼女を招くのは、初めてのことである。

やがて教室に一人の女性が駆け込んできた。少年の母親だ。
彼女が口を開き何事か言い出す前に、担任が立ち上がってうやうやしく言った。
「○○君のお母さん、ようこそおいで下さいました。こうしてお招きするのは初めてですね。

　……いつもなら、お母さんの方から用事があって学校までおいでになりますから」
少年が涙声で「もう学校に苦情で怒鳴りこむのはやめてよ」と漏らした。
担任が続けた。
「苦情……そうですね。
　担任である私の指導が悪いから○○君の成績が落ちたとか、学芸会や運動会で○○君の出番が少ないとか。
　こういったあなたの苦情が○○君にとって苦痛になっているのは、もはや見るに堪えません。
　こうして三人で話し合うのも、今日限りで決着させましょう」

オチはを読めなかったけど、そもそもどういう風な話か分からんかった。
どう誤読させたかったのか分からん。

読んで損した。それだけ。

読まれ損だなｗ

A君、どうして？どうして授業の邪魔ばかりするの！？お母さんと良く話しなさい！もう！あなたのお母さんを・・・・どうにかして！


ってこと？？

>>117
１１４本人？
おもしろくないから。

書かないやつが何言っても説得力が無い。
安全地帯に逃げ込んで、高見から斜に他人を批判って、何様のつもりだ。
白票ってなんだよ。
そんなんだから、ねじれちまうんだよ。

ねじれつちまった悲しみに

>>120
> 安全地帯に逃げ込んで、高見から斜に他人を批判って、何様のつもりだ。

もしかして君は神様なの？

>>65いいと思ったんだけどスルーされてるのはなんで？
男子校でよくあるアッーなオチかと思わせておいて実は女の先生だったっていうのがよかった
読み違えてたらごめん

>>120
ならば、プロが書いたミステリにもコメントできないな
「書かないやつが何言っても説得力が無い」
「金払ってるから、それは言っていい」か？
それも変な理屈だよな

>>122と>>124は>>120の仕掛けに気付いてないのか？

>>123
二節目で「クラス変わっても」とあるが、だったら一節目で【入学初日の教室で云々】と書いた方が良かった
でも高校の担任なんてＨＲ以外じゃ担当教科でしか会わなくね？
「押し」の強調にあまり意味を感じられなかった
10は離れてるであろう相手を「子」というのが無理がある
オチがどういう状況なのかよく分からない
今は高校卒業してからどれくらい経ってんだよ

意外性があっても伏線がなくて無理がある
ホモオチ自体このスレじゃ見慣れてるとはいえぶっ飛んだ話なのに、さらに裏をかこうというのがちょっと無茶

>>125
この前の参議院選挙の話だよな

>>120
くやしいのは分かったけど
仕方ないでしょ
面白味も状況間の印象のギャップもほとんどないから
努力は認めるとしても自己満足だと思うよ

>>120
爆釣だな

>>127
白票とかねじれってワードで気がつくべきなのにな
そんな読解力もない奴が偉そうに批評してると考えると笑えるわ

>>130
書いた本人か？　関係のない話を持ってきても誰も真剣に読まない。
だから半分スルー気味にされているだけなのに、気付かないからバカだとか
言っている時点で逆に笑い者になっているぞ。

読まずに反論することをスルーを言うのか

>>131
関係のある話だと思ったからマジレスしまくったんじゃないのか

>>132
「半分スルー気味」ってのが読めないとは……

いらつかせる事に成功すれば、トリックの隠匿など容易なのだ。

>>135
その隠匿効果を作品そのものが持つか、作者の作品外の言動が持つか
これは大きな違いだな。

「笑わせる」と「笑われる」くらいの違いはある

>>136
ちょっと何言ってるか分からない
作品外の言動って何？

スレの流れを利用するってのも、方法の一つだと思うけどな。
つーか、作者の作品外の言動ってあったっけ？

>>137
>>138
例の白票とかねじれのコメントのことじゃね？

ああもしかして>>114=>>120と考えて
120を丸ごと「作品（114）外の言動」としてるのか？
114と120が同一人物とは限らんだろう（120のが上手過ぎる）
120は独立した一つの叙述トリック作品だよ

120に釣られた連中のがほぼ全員「>>114=>>120（＝自分の考えに合わない奴）」と考えてるあたり
同一人物っぽいがな

>>131
普通によんでて気がつかないのを読解力がないと言うんじゃないか
っていうのは置いといて
>>130はバカとは一言も書いてないな
自分が笑われたと思って拡大解釈しちゃった？
あと他のレスにも言えることだが作者認定はやめとけ
見ていて痛々しいから

今日もこの必死さ。

ほんと、バカ丸出しだね。

夏休みの宿題は早めに片付けろよ

親切な人からオレンジの種をもらったので
アサガオの代わりに観察日記を付けることにしたよ

素直に釣られましたでいいのに

必死に自分が価値だと主張したい人がいるようだね。

あ、価値じゃなくて勝ちだった。

必死に自分が負けだと主張するやつより正常だろ

そんなヤツはおらんやろ　by ひびき／こだま

ちょっと、悪いけどそこの裁縫箱とってくれない？おばちゃんの上着に名前と住所と
あと血液型を書いた名札を縫いつけるから。これが無いと大変だものね。
えっ、おばあちゃんがおなかすいたって？まだ、朝の８時回ったばかりじゃない、
さっき食べたばかりでしょ、仕方ないわねぇ…。でもおばあちゃんも、おじいちゃんが
戦争で亡くなってからずっとさみしいのよね。この間、庭で「鬼畜米英討つベーし!!!」って
叫んでるのを見たときは、お母さん思わず泣いてしまったわ。
だからあなた達もおばあちゃんを労らないとだめよ。

あなた達もおなかが減ったですって？……実を言うとね、お母さんもなの…。
早くおばあちゃんもあなた達もみんながおなか一杯に食べられるようになるといいわね。
ううん、きっと来るわよ。いつだって？…うーん案外すぐかもよ。


どうしたの？さっきから空を眺めて…。敵機が見えるって？まさか…空襲警報は鳴ってないのに…
あらいけない、本当だわ！あなた達！すぐに退避命令が出るはずだから準備して！
ちゃんと上着に名札付いてるわよね？まあどうせいつもの偵察飛行だと思いますけど…。
東京や大阪と違ってここ広島は一度も空襲には遭ってませんからね…。

どの辺が叙述トリックなんだ

↓ここから叙述トリック

まあ、痴呆老人だと思わせて、実は戦時中のことだった、と
思わせたいんだろうな。

しかし、最後の一行のために、叙述トリックとというよりはブラックユーモアに
なってるかも。

>>151
伏線が露骨過ぎてほぼ答えになってるから
叙述になってないと思う人がいるのも仕方ないわな
家族全員空腹だとかいうのは何と錯覚させたかったのやら

サンフレッチェ広島だろ

>>155
だから叙述としては粗が多く失敗作だろうな。

唯一、タイムリーなネタにしようとした遊び心は良いが
内容が内容だから不謹慎と取られても仕方なく
そこも評価が分かれるね

てか２段落目が蛇足なんだろうな
１段落目+オチをさらっとスマートに示せてれば
それほど悪くはなかったかもな

２段落目・３段落目をつかってオチを出してるから
キレ味の悪さが作品の出来そのものを損なってる

>>151さらりとしておもろ

「工藤さんマジで学校やめるらしいぞ！」
「嘘だろ…もうあの人のやることにはついていけん」
「でも学校やめてどうするの？　てか、あたしらはどうなるのよ？」
「噂じゃ学校を校舎風のホテルに改装するらしい。おれたち教員は希望すればホテルマンとして採用するらしいけど、生徒は放逐だって」
「まったく最低の経営者だな」

>>159
この長さだと、オチは最後の行に持っていったほうがいい。
3行目までを「起・承」に、4行目の「転」で、退学するんじゃないのか？と匂わせておいて
５行目の「結」をこうする。

『まったく最低の経営者だな、学校を校舎風のホテルに改装するなんて』

ここではじめて話の全貌を表すようにすれば、よりキレが際立ったと思う。

>>160
うん、君は冷静で指摘も的確だ。

よく・・・意味がわかったな

>>159
「学校やめる」の意味が良かったけど、ちょっと短くて物足りない

「あの人ろくに学校に顔見せなかったからな」
「正直、やめるのも時間の問題だと思ってたよ」
とか
「父親の仕事がうまくいってなくて、仕方ないらしい」
「親の仕事継ぐってことか？工藤さんだって会社の仕事まともにこなせるほど頭良くないだろ」
「父親の仕事の問題抜きにしても、学校側がやめなきゃいけないような感じになってたしな」
とか
もう少し長くして伏線もミスリードも盛った方が良かったと思う

盛ればいいってもんでもないけどね

蛇足を削れない作風の人もいるから人それぞれか

町を歩いていると人だかりができていた。
一体なにごとだ？と見てみると、
一人のひげ面のボロを着た男が女性に石を投げつけている。
｢おい、どうしてだれも止めないんだ！｣
｢え？ああ…あの女は罪人で､一度も罪を犯したことのない正しき者だけが石をぶつけられるらしい｣
｢なんだと！そんな人間がいるわけないだろう！｣
｢いやあいつ…イエスだし｣

パクリだわ下手だわで
もうどうにも

まず叙述じゃなくね？

携帯規制解除したとたんこれだよ

どうせパクるんだったら
「あのネタのパクリなら、オチは○○だろ」
って予想の裏をかくくらいやって欲しいわ

>>166
２チャンネルで見かけた叙述トリックのスレでその話が出てきたから、
それをひねったのを同じスレに書こうとして、間違えてこちらに書いたのでは？

まあ、少し前まではこんなのばっかりだったな。

このスレは新しいスレッドになるたびにレベルがあがっていく稀有な例。

>>171
「ウソ」と「叙述トリック」とは別物なんだけど。

>>171
> このスレは新しいスレッドになるたびにレベルがあがっていく稀有な例。

ええ゛っ、これで上がってるのか？

＞このスレは新しいスレッドになるたびにレベルがあがっていく稀有な例

これはないｗ
良いものは良いけど、悪いのは本当に悪い

＜完全密室殺人事件ノ謎＞

ワタシはロンドン市警のマクガフィンです
ニホンのミナサンに難事件をカイケツしてモライたいのデス
作家のクリスティーナ女史がナイフでムネをひとツキされ書斎でコロサレていました
トビラやマドは内側からカギがかけられていて、カンゼンに密室ジョウタイでした
ヘヤにはキョウキのナイフとハンニンのシモンがのこっていました
いつもシロのテブクロをはめている運転手のタナカにはドウキもなく容疑からハズシテいいかもシレマセン
カノジョにウラミをもつロベルトやジョナサン、遺産ソウゾクのケンリを持つカノジョのムスコのポールに
メイドのフランソワはとてもとてもアヤシイです
それと凶器のナイフのささった形状からハンニンはヒダリキキだとおもわれマス
ジョナサンやポールはミギキキでしたがアリバイがありません
フランソワはヒダリキキですがアリバイがありました
ロベルトにもアリバイがありました
いったいクリスティーナを殺してヘヤヲ密室状態にしたのはダレでしょう？

意味が分からない。解説求む

犯人の『シモン』氏が残っていたんだよ。

ただ、これを叙述トリックと言っていいのかどうかは微妙。
よく似たパターンで、野菜チームと果物チームが野球をするというのがある。

　　９回裏、果物チームが１点差で負けていて、２死ランナーなし。
　　この状況で４番のリンゴがホームラン。これで果物チームがサヨナラ勝ちとなった。

この駄洒落パターンは、一種のとんち小咄（このはしわたるべからず）に分類できるわけで
こういった古典的なネタをもう一捻りしてこそ、元ネタのとんちも生きるのではないかと思う。

>9の指摘も活かして欲しいところだね。

>>177
ミステリ風ダジャレクイズな訳か。
もやっと　もやっと　もやっと　もやっと

>>177
バッターなしならある程度意識させることなくダブルミーニング仕込めるけど
>>175はわざとらしいカタカナのどこかにダブルミーニングがあるとまず疑ってかかることになるからなあ…
実際オチはそれだけしか用意されてないし＞シモン

こんだけわざとらしいならダブルミーニングを３重くらいに仕込んだ上に
それとは別のトリックもほしいところ

>>180
> >>177
> バッターなしならある程度意識させることなくダブルミーニング仕込めるけど

はあ？　バッターなしなんて、その方が絶対おかしいだろ。

凶器とキョウキか・・・

>>178
そうだね
>>175はシモンが人名だというのがトリックだとして、その手掛かりがどこにあるのか
容疑者の一人にそんな人物がいたという情報は述べられてないし、「指紋」と読んでも全く差し支えのない話だ
>>180の指摘にも完全同意する

それに、密室に被害者以外の人物が残ってて、そいつを「ハンニン」と断定してるのに、
ロンドン市警は何を「カイケツ」してほしいんだ？

開　ケツ　　と来たら菊門しかあるめえ

>>181
ほんとだな
ランナーと書き間違えたわ

きちがいじゃが仕方ない

というのは叙述トリックなのだろうか

>>186

かなり広義かつ原初的に捉えるならば、日本ミステリにおける嚆矢と言ってもいいのかもしれないけど
むしろそれは、「てにをは」の問題に分類されるものかもしれない。
つまり犯人の思わぬ呟きや供述に何らかの小さな矛盾を発見し、そこからアリバイやトリックを紐解くといった
コロンボなんかでよく使われていたパターン。

でも叙述トリックというのは、登場人物の犯人がではなく、直接作者が読者に対して仕掛けるトリックであり
普通はこのトリックを使用していることを最後まで隠すというのが常套手段だから
最初から、これ叙述トリックの話ですよとか言ってしまうと、殆どネタバレに近いわけで
そういう意味でも、このスレで発表する時点で、意外性のほとんどははなっから失われているわな。そこが難しい。

落語の小咄みたいじゃないと叙述トリックじゃないと力説してる人はどうかと思うけどなあ
そういう人は、手品のタネを知って、-なんだつまんない、そんなのマジックじゃない-、と言ってるようなもの
「ハンニンのシモン」も「このはしわたるべからず」も「きちがいじゃが仕方ない」も、ちゃんと叙述トリックですよ

>>188
叙述トリックではないとまでは言わないけどなあ

マジックは種を知っててもアレンジのさせ方やパフォーマンス、ミスディレ九ションが見事だったら十分堪能できるよ
シモンは、マジックになぞらえれば
種がわかってるマジックを、何のひねりもなく、たどたどしい手つきでやってるから評価が低いってだけ

下手にカタカナにするより
犯人は「指紋」さんでよかったのにな。

「犯人の指紋」だと思わせるように、そのあとにちゃんと
白手袋をはめた運転手は容疑から外れていいかも、と書かれていて
そこも読者には「指紋がついてたから白手袋をはめた運転手は除外されたんだな」と錯覚させてるが
実のところ、白手袋は関係なく、動機がないから容疑から外れたんだという点で
そこらへんもちゃんと叙述トリックへの伏線張りになってると思われる。

書いた本人乙です

どうもこのところ見苦しい人が増えたな

>>192
書き手ではないです。読んでて思ったことを書いただけ

キョウキと凶器。あえて記述を変えているから前者は人名。

＞いったいクリスティーナを殺してヘヤヲ密室状態にしたのはダレでしょう？

ここだけ「を」が「ヲ」になってるから「ヘヤヲ」という人名。

>>175
ここまで引っ張るネタじゃないだろ…
そもそも叙述トリックなのか？

文中に誤読というか錯覚を誘う仕掛けがある以上、叙述トリックとして認められるんでない？

考えてみれば「パンはパンでも食べられないパンはなーんだ？」ってのも、先入観を利用した叙述トリック的クイズだよな

叙述とは
同音異義語の
オヤジギャグ

by 前スレの77

作中の刑事が犯人捜してほしいって言ってんのに作中で犯人が見つかってる時点で叙述じゃなくね

しかもシモンなんて登場人物についての追及がないわけだし、アンフェア過ぎ

べつに警察は犯人が分かっていないとか、迷宮入りだとか言ってるわけでもなく
（警察はすでに犯人逮捕していて）この難事件の犯人があなたには分かりますか？という読者への挑戦みたいなもんでしょ
全文を読んでも密室にできる謎解きのヒントも見つからず、犯人の決め手は存在しない
それで犯人が分かるとなるといったい
で、よく読むと「あ、そっか、部屋に犯人の○○が残ってましたってか、それだと密室を作れた謎もいっきに解けたｗ」と分かる
その辺も全体が叙述トリックなんでしょ

いつまでも語るほどの作品じゃないだろ

>>202
不自然な正当化をつづけたがる人がいるから仕方ないのさ
無視するか、割り切ってその見苦しさを楽しむか。

ギラギラと照りつける太陽の下、弾丸の飛び交う戦場にわが軍の戦士が一人取り残された。
少年の面影の残る浅黒い男だが、わが軍の切り込み隊長として貴重な働きをしてきた戦士である。
彼が基地に帰還できれば、そして彼が入手したであろう敵軍の情報を知ることができれば、
この戦いに勝利を収めることができるのだ。
彼は戦場に点在する塹壕の間を、俊足を飛ばして駆け抜ける。
われわれも彼を援護射撃するが、敵の陣形はさすがに強固で、
なかなか強行突破というわけにもいかないのだ。
敵も塹壕に身を潜める彼の周りを抜け目無く警戒しながら、「刺せ、殺せ！」と叫んでいる。

厳しい状況だが、次にわれわれが放った援護射撃が効を奏し、敵の陣形を乱すことに成功した。
この千載一遇のチャンスに、俊足の彼は一気に塹壕を飛び出した。
走る、走る！　自陣は目の前だ。あともう少しで生還できる。そうすれば戦いに勝てるのだ！　勝利は目の前だ！
しかし勝利の女神はわれわれに微笑んではくれなかった。
敵陣から放たれた強力なレーザービームにより、基地まであと数メートルという地点で彼は憤死したのである。
敵軍兵士が彼の周りで大声で叫んでいる。「ゲームセットだな」

わが軍は退却を余儀なくされた。
しかし長い戦いはこれで終わったわけではない。もっともっと部隊を鍛え直し、
強力な敵にリベンジすることをわれわれは誓った。

え、何だって？　私は初めからわが聖戦の話をしているのだ。
ヤキュウとかいう敵国スポーツのことなど知らん。
私の話を聞いてヤキュウだと思った者は前へ出ろ。再教育してやる。

>>204
>>9

>>204
野球だと思う人はいないだろうが、いったい何を言いたいのか……

なんだこの糞文は

>>204
むしろ野球の話でした、の方が叙述トリックだよ。
ネタバレ云々は別だからさ。

え？　何って、バイトよ、バイト。ちょっと割りのいいバイトの話。
ヤラしいこと考えてそうなオジサン相手に、チャチャっとやることやって、
そんでおカネもらえちゃうんだから、やめられないじゃない。
一人でやってるヒトもいるみたいだけど、あたしんとこはちゃんとボスがいて、
ボスを通して「お仕事」がまわってくるの。言ってみればハケンよね。
その方がアブナいお客つかまされることもないから安心でしょ？
もち、あたしだって初めてのときはすっごくイヤだった。
でも何度かやってるとこれがカイカンになっちゃうのよ。ヤバいなあ。
ま、ヤバいことやってるって自覚はちゃんと持ってるんだけどね。

ヤバいって言えば、前に援交や売春の一斉取り締まりがあったでしょ？
あたしの友だちがそれに引っかかっちゃって、学校は退学、まわりから白い目で見られて、
終いには自殺しちゃったのよ。何でそんなことをって思ったんだけどね。
なんか大人ってやり方がキタナいなって、そのとき思っちゃったわよ。
ま、うちの場合はボスがうまくやってくれるから心配してないんだけどね、
でもいつかはバレちゃうんだろうなって思いながら、今日もバイトがんばってまーす。
いたいた、今日のターゲット発見！　思ったよりイケメンじゃない？
あたしはとびっきりキュートな笑顔を作って、そのイケメンオジサンに声を掛けた。

笑顔はキュートに仕事はクールに、があたしのモットーなんだけど、
今回はちょびっと私情が入っちゃったみたい。
あたしの友だちは、援交なんてバカなことをするコじゃなかった。
彼女にストーカーをしていた教師が、フラれた腹いせに彼女をワナにはめ、
援交のぬれぎぬを着せて自殺に追い込んだのよ。
今度の仕事の依頼が来たとき、あたしはガラにもなく自分から手をあげてボスにやらせてほしいって頼んじゃった。
いつものように、髪留めに使っているシュシュに仕込んである細い鋼線を、
目立たないように素早くそのイケメン教師の首の後ろに突き立てる。
すると彼は、自分が殺されたことに気付かないまま、この世とオサラバしてったわ。

あたしは自分のやってることがいいことだなんて思ってはいないから、
正義感とかいうのとはちょっと違うと思うけど、
やっぱ汚い大人は、絶対ユルセナイって思うのよね。

>>209
ボスのくだりとターゲットに声をかける場面に少し違和感が。
「お仕事」を普通に仕事とした方が叙述っぽい。
カッコを付けてあえてアピールすることないと思う。

>>209
わるいが、これは叙述トリックでもなんでもない。

>>204
戦争と思わせて野球じゃない…の？
>>209
叙述じゃないしつまらん

>>204
裏の裏をかいたつもりなんだろうが、結局表に戻ってきてるわけで、
何も引っくり返ってないのだから驚く要素は全くない
戦争でも野球でもないオチを用意しなきゃ裏の裏をかいたことにはならない

>>209
援助交際と思わせて「仕事人」だったというネタは面白かったけど
ストーリーに比べて伏線やミスリードが適当すぎ
推理のしようがない
あと文体が埼玉のおっさん並にオヤジ臭い

>>204>>209
根本的に叙述トリックが分かってないか、
あるいは未熟で自己満足すぎるよ
後者なら作品が出来たあと、一度先入観抜きで読み返してみれば多少は改善されるよ

先入観を利用したものは認めない！ミスリードをいれろ！ってかw

>>214
それ以前の問題だろ
的はずれだなあ

>>216
おつちけｗ

批評家然としてる人たちには
本人たちの書いた、これが叙述トリックだ！っていう優れた見本を
ぜひ見せてほしいですね

批評家は絵も小説も書かないもんだぜ？

>>218
過去ログ読み返して、絶賛されてるものにならえば良いんじゃないかな

>>218
見せれるわけないだろw

ってことは、自分では、いっさい作れもしないのに
他人が無い知恵を絞って一生懸命書いたものには、さんざん難癖つけて
叙述トリックというのはだな〜、とかなんたらかんたらと講釈たれてるってワケだね
おめでたい連中だねえ、まったく

>>222
まあ、落ち着け。
２ｃｈに作品を公開するってのはそういうことだ。
そんな中でも評価されているものは評価される。

スレ全体が作品公開を熱烈歓迎している場所もあれば、
ここみたく冷ややかな対応がほとんどのところもある。
お前が書き込んでいるのはそういうところなんだよ。
つまらないものは遠慮容赦なくつまらないと言われてしまう。
誰も愛想笑いはしてくれないのよ。

まあ、どれがお前の書いたものか知らないけど、
ただひたすらちやほやして欲しいなら、ここはそういう空気の場所じゃないぜ、
としか言いようがない。

「夜の墓場って何か独特の雰囲気あるよね？」
はしゃぎ声の奈々の問いかけにも、俺は緊張で「ああ…」としか返事ができなかった。
「ここにはね私の家の先祖代々のお墓もあるのよ。お盆だし…出るかもよ」
少し後悔気味の俺の手を引いて奈々は、夜道をどんどん進んで行く。

「ねぇドキドキしてる？」「この状況でドキドキしない奴はいないだろ」
「大丈夫だって。私がついてるから」奈々は握った手に力を込めた。
「あれ…」「ど、どうしたんだ？」俺の鼓動が高鳴った。
「…おばあちゃんだ。ねぇ、見て見て！私たちに手を振ってるよ」
「ば、馬鹿！お、俺に見える訳ないだろ！」
「ごめん、つい…だってみんな居るから…」「み、み、みんなだって!?」
「うん、お母さん、お兄ちゃん、やだぁお父さんまで…」
思わず俺は奈々の手を振りほどいて逃げ出したくなった。
だがそんなことをしても、この辺りに不案内の俺が右往左往するのは目に見えている。
俺はその気持ちを堪えて奈々に従った。

「ねぇ、私のこと変わった女だなんて思ってない？」
「…えっ」今まで聞いたことのない、奈々のしおらしい声だった。
そうだった、奈々だっていろんな思いや不安を抱えて俺とここを歩いているんだった。
逃げ出したいなんて思った俺が馬鹿だった。俺は覚悟を決めた。


「は、初めまして…、わざわざお出迎えありがとうございます。今日は奈々さんとの
結婚のお許しを頂きに参りました。見ての通りの男ですが、奈々さんを思う気持ちは
誰にも負けません。どうかよろしくお願いします」
「まあまあ玄関先じゃ何ですし、まずは中にお入りください。奈々、ご案内してあげて」
奈々は、「はい」と答えると、俺の右手からそっと白杖を受け取り、家の中に招き入れた。

盲人でした、か。

状況の作り方は良く考えてあるとおもうが、いかんせん特殊すぎてやはり自己満足が勝ってる
せっかく文量をさいてるんだからもう少し途中の文でなんとかしておきたいところ

冒頭が墓場であることが本筋に何ら関わらず、ただ騙すためだけの導入なのがもったいない
とはいえ旬のネタってことで許容できるっちゃできる
それに、題材自体は面白かった
オチに意外性はあるし、伏線もミスリードも機能してると思う
こういう、どこでどう騙そうとしてるのか分かりにくい作品は好きだ

ミスリードがミスリードとして機能していない気がするなぁ

>>227
どう機能してないの？
最近の中では面白いと思ったけど

俺が目が見えないという伏線は、おばあさんの姿が見えないという部分だけで、
後は彼女の実家に挨拶に行くという緊張感ばかりが強調されているため、書き消されてしまった印象。
もう少し、目が見えないという状況の怖さとか不気味さというものを出しても良かったんじゃないかな。
全体的にはほのぼのタッチの作品だから、ホラー色というよりは民話風の感じで。
あと、途中で奈々ちゃんがしおらしくなるシーンって、必要ないんじゃないか？
面白かったけど、改善の余地は沢山あると思う。

ついでに聞くと、俺的には>>209って割と面白かったんだけど、
なんで歯牙にかけないって感じで切り捨てられてるの？
もう少し評価してあげてもいいと思うんだが…

叙述じゃないし長ったらしいし構成も悪い。

>>229
視覚描写が一切ないとかそういうとこに注目すると
かなり丁寧に言葉を選んでる感じがするけどな
目が見えないことが当たり前の人からすれば、昼も夜も関係ないし
怖がることもないから、「不安」こそあれど「怖い」って表現は出てこない

彼女がしおらしくなるところが微妙なのは同意する

叙述とわかっているから>>224のオチは見え見えだったし、
なんか好きになれない、いや、個人的な好みで失礼ｗ

しかし、叙述トリックとしての空改行の使い方の作例としては
かなりキレイに決まってるんじゃないかな
しおらしくなるシーンは最初の空改行を浮き立たせない為の機能でいれたと思う
ない方がよりフェアでスッキリしているかもしれないが、これはこれでよくね？

私は中学2年生です。私はよく、Tバックを履いて学校に行きます。それも、ほとんどがヒモ状のものです。
私は、放課後に背骨の検査がある日に、知らずにTバックを履いて行ってしまいました。
背骨の検査は、上半身は裸で、下半身はパンツのみで検査されます。
保健室で、病院の先生と保健室の先生と私。3人で検査をしてもらうのですが、保健室の先生は、
私が検査してもらおうとしている時に、電話がかかってきて、急用で、家に帰らなければならないという事でした。保健室の先生は　
「○○さん1番最後やから検査してもらってください」
とだけ言いのこして、保健の先生は家に帰ってしまいました。
私は出席番号が一番最後なので、検査を受けるのも一番最後です。
保健室には、病院の先生と私、2人っきり。
病院の先生は20歳ぐらいの若い男の先生。結構イケメンでした。
そして、検査をはじめました。
私はまず上を脱いで、そのあとスカートを脱いで、パンツになりました。
その時、病院の先生はびっくりして「　Ｔバック　！？　」と言いました。
そして私は、恥ずかしながらも「は、はい・・・＃＃」 と言いました。
そして病院の先生は、 「はい、ブラも取って。検査できないから。」 と言って。私はブラも取りました。
そして先生は 「じゃあ今から検査をはじめます」
といって、私の●ンコの部分をパンツの上から押さえつけて、揉みました。
私は「あぁんっ！！」と言ったら、病院の先生は「これも検査だから」
と言って、その後何分も触り続けました。
私は恥ずかしながらも、検査ならしょうがないと思いながら耐えました。
その後、胸も揉みはじめました。
「これも検査これも検査」
と、先生は言って、またその後何分も揉み続けました。
その後、「じゃあパンツを脱いでください」
と言われました。
私は、これも検査なのかと思い、パンツ（Ｔバック）を脱ぎました。
そしたらその後、保健室にあるベットを指さして
「あそこ横になってくれる？」
と言われ、「はい」と言って横になりました。
その後先生は
「足開けて」と言って、足を開けました。
そして次に私のチ●コを嘗め回されました。 とても恥ずかしかったです。

>>233
中学2年生の女装とかかなり無理があるだろｗｗｗ
しかしそれでも尚、このスレだけに「どうせ性別誤認ネタ」だろ、とうがって読んでたといっておくｗ

>>229
双方から見てわざとらしくないか、というのは一つの大きな評価基準だと思う。
真相の側からみてわざとらしすぎるというか、少し変

叙述トリック
それも、本来文体そのもので仕掛けるものであって、長い文章の中に仕込むべきものを
１レスから数レス程度の文でスマートに簡潔させるタイプの叙述トリックの場合って
発想の奇抜さや、真相とミスリードの２つの状況の作り方の見事さも大事だけど
「プラス要素の多さ」より、「マイナス要素の無さ」のほうがはるかに重要だと思う。
ミスリードのギャップの無さや、ちょっとした不自然さで叙述トリックとしての水準に達してないとみなされるなど
台無しになることが多いから。
陸上のフィールド競技みたいなもんで、どんなに遠く高く飛んだり投げたりしても、どんなにフォームが見事でも
バーが落ちてしまったり、ラインからわずかでも踏み出してしまったりすれば記録にならない。

逆に、あくまでアマチュアが頑張ってるわけだから、全体としては惜しくとも
努力の過程や部分を評価しようという見方もある
この場合は、プラス要素がしっかりしてる作品はけっこうあるので、このスレでなされてるような酷評にはならないと思う

これは、情報から仮定をつくり、それをつなげ、筋道をつけていくゲームです。一応解答はありますが、自由に考えてください。

問題：
ある発明家が、ある特許を取得した。それを使って商売すれば、上手くいけば大もうけできる。
しかしそれには投資が必要だったし、なによりこの人付き合いの嫌いな発明家に商売する気はなかった。
そこで、WEB上に「特許を1000万で売ります」と広告を出し、最初に来た客に売ることにした。

早速ある会社からオファーがあり、打ち合わせの場を設ける事となった。
その打ち合わせの場の彼は、次のように、相手の会社に告げた。

「この特許を使用した商売を行うにおいて、重要なのは労働者です。私は、この商売に適する労働者の条件を見つけました。
　これが理解できて無いと、この商売は成功しません。貴方にその条件がわかりますか？」

相手の担当者は面食らい、正直に「わかりません」と告げると、
「それではこの商売は成功しないでしょうから、特許はお売りできません。」と言われ、断られた。

担当者はずっと考えたが答えが出ない。そんなある日、担当者に一本の電話があった。
その電話の相手は、「あなたが今悩んでいることの答えを100万で売る」という。
担当者は、その情報が正しければ後日支払うことを約束した。
そしてその時聴いた答え”労働者の恋人あるいは結婚相手のはとこが30歳以上かどうか”が労働者の条件である、
として告げたところ特許を売ってもらえたという。

質問：
この話を聴いたある探偵は「この発明家は恋人がいる、もしくは既婚者だろう」と推理しました。
どういう推理からそういう結論に至ったのか、経緯を考えてください。
ただし、探偵はこの件に関し、問題文以上の情報は持ちません。（顔見知りだったとか、そういった事はありません）

>>235
いつもの上目線の方、こんにちは。新参者ですがよろしくｗ

つまり、意欲作は要らんからコンサバティブなのだけ頼むって？
なんかつまんないこといってるようにしか聞こえない件、2chなんだし多様性あっていいんじゃね？
まあ、そもそも叙述じゃないものとの線引きはアレだけど、でも、狭く取るより広くとるべきだと思う。

>>236
それは叙述トリックなん？だったら解説希望
そうでないならスレ違い

>>237
一応、考えてある解答には叙述トリックを含んでいるつもりです

>>238
イチャモンつけて失礼、うまくできてれば面白い趣向かもな
安心して考えて見ますわ

とりあえず、
　　彼発明者≠打合せの場の彼(＝最初に来た客)
として、発明者を商売に巻き込まないといけないことを、
　　"相手のはとこ"(人名？？)
の解釈でつなげるんだろう、という線で苦吟ちう
うまくつながらないんだぜ？罠にハマってる悪寒ｗｗｗ

電話してきた人物は

・彼が発明家と特許に関する商談を行ったことを知っている
・特許に関して、発明家しか知らないはずのことを知っている
・商談が成立することで100万円以上の利益を得ることができる

ことから、発明家と家計を共有する人物であると推測したのだと思う。

叙述がどこにあるのかはわからなかった。

>>236
このスレの状況でこんなの出しても
早い時期に好意的に話に乗ってくれる人間がいないと
>>238のような弁明すらできなくて悲惨なことになる
よって何らかの自演はくるだろうな、と思ってはいたが
今後の流れに期待

>>236
「30歳以上・・・参院選の被選挙権」と「はとこ・・・親族と認められる６親等内」まで考えたがこれ以上はむりぽ
何より、どこに叙述が仕掛けられてるかが分からん

何らかの自演はくるだろうな（キリッ

にﾜﾗﾀ、自演なんて、こいつくらいしかしてないのになｗｗｗ
しかもその割に、というかそれだからこそ、ちょっと擁護が入ると作者自演認定しまくってるというｗ

>>120 に恥かかされても一向に懲りてない上目線の貴公子様に敬礼ｗｗｗ

さっそくボロが出ているな

>>120に騙された自演認定厨がまた暴れてるのか
「叙述になってない」が口癖の奴も同一人物か？

だろ？こんなに粘着質で横柄な臭いしてる奴が他にもいるなら知らんがｗ
最近だと、ID:2rANwCXj とか ID:6VK9mEFh とかぷんぷん匂わないか

なに燃料投下とかかいて予防線はってんの。
ださっ。

おまえに触ると自演までして暴れる実績があったみたいだからな
いつもご苦労様ですｗｗｗ

>>236
答え教えてつかぁさい！

考えてあった解答を後日談風にしてみました。後で補足入れようかと思っています。

解答：
”労働者の条件”を提示し、特許を売ってもらえる事となった担当者のもとに、また電話が入った。情報をくれた者からだった。
「話し合いは上手くいったようですね。では私への100万の支払いはすぐによろしくお願いします。
　もし支払いを渋った場合は、発明家に「あの会社は不正に情報を仕入れた」と密告します。
　きっと発明家は怒って話を白紙に戻すと言い出しますよ。あなた、お教えした”労働者の条件”について説明できますか？」

担当者は、情報リークの電話があった話も上司に報告していた。会社としても最悪100万は払うつもりでいた。
しかし、やはり足元を見るような奴に金を払うのは癪だった。そこで会議を開いたところ、上司からある推理が出た。
「”打ち合わせの場の相手”は発明家の知人か中間業者の人間で、電話の相手もそいつで、そいつが100万とっていったんじゃないか？」
担当者は確かにそうかもと思い、一計を案じた。

担当者は、特許に記載された発明家の住所に向かった。その近所から「先日のお礼だけでも申させて頂きたく存じ、これから伺ってもよろしいでしょうか。」
というメールを出し、数分後、メールの返信も待たずに発明家の家へ向かった。
「急な訪問をして発明家本人を確認できれば、”打ち合わせの場の相手”が、別人かどうかを見極められるだろう」というのが担当者の案だった。

解答つづき：
はたして、家からは”打ち合わせの場の相手”が現れた。担当者は思惑が外れたことに内心動揺しつつ、お礼を述べお土産を渡した。
「立ち話もなんですから」と家に招待され、お茶をご馳走にもなった。そこで担当者は遠まわしに「なぜ1000万だったのか」と理由を聴いた。
その答えは「別に1100万でも1200万でも買い手はつくだろうとは思ったが、きりが良いので1000万にした」との事だった。

担当者が上司の推理に対し、疑問に思っているのは正にそこだった。業者や知人が窓口として間にいるなら、その者と発明家の間で100万の報酬のやり取りをすればいいのだ。
わざわざ面倒な手をつかって100万手に入れなくても、例えばはじめから1100万にすればよいのだ。あの特許の値打ちは100万上がったってさほど変わらない。
それになにより、急に家に行って対応できる理由もない。担当者はそれ以上何も言えず、発明家の家を後にした。
「これからのビジネスを考えれば100万は小さな出費だ。成功させれば出世も望める。今日は優しい妻に美味しい物を作って貰って、明日からまたがんばろう！」と気持ちを切り替えて・・・

担当者が帰った後、２階から美女が降りてきてこう言った。「特許の話し合いは終わった？なにか問題がでたの？」
彼は答えた「いや、特に何も。ただお礼を言いに来ただけだったよ。」「そう、ありがとう。」美女は笑顔で答えた。
彼は「ところで、今回の特許の話し合いは僕がやったんだし、少しお小遣いをくれない？欲しいクラブセットがあるんだけど・・・」といったが、
美女は「だめよ。あの特許は私がとったんだから。報酬のうち100万は私のお小遣いで残りは2人の生活費に当てるって約束でしょ？」といい、
そのあと「でも、無報酬じゃ可哀想だから、貴方の好きなビール1ダース買ってあげる。」と言ってウィンクをして見せた。

この、美女にして厳しい妻の下では、欲しいものを買うヘソクリ作りにも一苦労だ。彼は笑ってこう告げた。
「ありがとう。愛してるよ、ヒカリ。」

お付き合い頂きありがとうございました。

叙述トリック部分は、「打ち合わせの彼」≠発明家でした。
要点は「なぜ知人等ではなく結婚相手（またはそれに準じる恋人。婚約者とか）」
というところかと思っています。

あ、労働者の条件に意味はないです。意味がないのが答えといいますか・・・

楽しんでいただけたなら幸いです。

これを楽しめる人は極小数かもしれないが、お疲れ様。

>>252
ありがとう！
また書いてね。乙！

　 __,冖__　,､　 __冖__　　 /　／/　　　　　 ,. - ―-　､
　`,-.　-､'ヽ' └ｧ --'､　〔／　/　　 ＿／　　　　 　　 ヽ
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　　　|ｌ　　　　 ヽ_'_ﾉ)_ﾉ 　　ﾄー-.　　 !. 　　 ; |. | ,. -､,...､| :l
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　　　ｌｌ　　　 　`,-.　-､'ヽ' iヾ 　l　　 　 l　 　;: ｌ ｜　　{　j {
　　　|ｌ　　　　 ヽ_'_ﾉ)_ﾉ　 {　　 |. 　 　　 ゝ　 ;:i'　｀''''ｰ‐-'　}
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　　　　　　　　　　　／　　 ヽ 　　　　　:

「資産家の金満氏の事件聞いた？」
「あの豪邸に住んでる金満氏？運転手つきの高そうな外車に乗ってるのを見たことがあるよ」
「うん、その彼がね、ドライバーによるひと突きで殺されてたそうだ」
「で、犯人は？」
「え？」

わかりやすくて良いなｗ

こんぐらいのが好きかも

>>256
叙述じゃないけど良いな
単純過ぎて一瞬よく分からなかったｗ
「当店のポイントカードはおもちですか」に似た勘違いネタだな

>>256
あなたの作品は叙述トリックじゃないんだって！だからスレ違いだよ！ここに書くな！らしい

>>259
非叙述厨のオレから見たら、似たようなもんだけどな
（似て非なるもの、と言い返されそうだが）

叙述トリックかどうかなんかは単なる個人的主観に過ぎないだろう。
「叙述トリックとはなんぞや」ともっともらしい蘊蓄たれている人がいるが、
あれなどは突き詰めれば、個人的な好き嫌いを表明しているに過ぎないから、
そういう人に仮に酷評されても、そんなに気にすることないと思うよ。
むしろ、この話が楽しめないなんてつまらない人だなと笑い飛ばしてやればいい。
実際の話、蘊蓄マンさんに作品を批判する理由を尋ねたら、「少し変だから」という答えが返ってきて、
笑ってしまった。ただ好きか嫌いかだけを言えばいいのに屁理屈こねるから、話がこじれる。
俺は、少しでも読者を騙す仕掛けがあって、意外なオチやどんでん返しなどがあれば、
叙述トリックと認めて良いと思う。伏線だ推理だなんぞは、必要条件ではない。
いわゆる叙述トリックの定義に当てはまらなくても、面白ければ面白いし、
完璧な叙述トリックの形になっていても、つまらなければつまらない。

孫「じいちゃん、おはなしきかせて。」

爺「よしよし、ではわしが若かったころの話をしよう。まだ血気盛んだったころじゃ。
　　ある戦いで、わしは最強の竜と戦った。」

孫「わぁ、すごい！！それで？」

爺「奴は強かった。だが、じいちゃんも馬をつかって相手の懐に飛び込んで、一生懸命戦ったのじゃ。」

孫「ぼく、しってる！！じいちゃんはおうまさんのあつかいが、いちばんじょうずなきしさんだったんでしょう？」

爺「ははは、そうじゃな。王を守りながらよく戦ったもんじゃ。
　　しかし、奴はそれ以上に強かった。さしてもさしてもひるまず、逆にわしのほうがじりじりと追い詰められて・・・
　　最後には奴の角で、わしは息の根を止められてしもうた・・・」

孫「じいちゃん、かわいそう・・・でもすぐにふっかつしたんでしょ？」




爺「おうよ！翌年には竜王の座をもぎとってやったわい！」

>>262 ﾜﾛﾀ
省略のされ方がＧＪ

「竜」「馬」ときて「きし」とくれば、もはや「王」が出てくる前に…
とはいえ、孫の台詞を全てひらがなにするとか工夫は感じる

>>257
おもち？

>>256
ダジャレでもこんくらい簡潔でさりげなければ可だろ。
文量や文体に見合ってれば悪くはないと思う

>>261
と、わざわざ当たり前のことを宣言してもらわないと
感情の持って行き場がない作者もいるんだよな…かわいそうに。
酷評しかこなくていじけちゃったのかもしれない。

感情の持って行き場がない作者もいるんだよな（キリッ

最近ｷﾘｯって言い返したつもりの奴多いよな

>>267
最近ｷﾘｯって言い返したつもりの奴多いよな(ｷﾘﾘｯ

>>261
単なる個人的主観のわけないだろう。
少しでも読者を騙す仕掛けがあって、意外なオチやどんでん返しなどがあるのはすべて叙述トリックだろう。

>>269
その人は都合の悪い否定的意見を除外するという偏った目的・用法で「個人的主観」を使ってるだけだからなあ。
ちゃんと強調したがってるところを読みとってあげないと
通常の文脈での「個人的主観」だと思って読むと話が食い違うよ

火消し必死だなｗ とりあえず>>244(自演認定厨様自身のおことばｗ)を返したい
つか、偏執的・感情的な部分こそ「強調したがってるところ」と読むのが普通だろｗ
そもそも反感を買いやすい上目線で、反対意見は全部「作者の自演」扱いとかどーなのよ

>>269
そもそも意外性を感じるかどうかも主観が入るんじゃね？広くとる方向には同意

何が火消し？

あんま話が通じない人だね

>>272
そいつ本物なので放置で

>>272
この時間に5分と置かずアンカーする/される単発IDを伴っての勤労、おつかれさまｗ
自分の主張している「ちゃんと強調したがっているところ」(少しでも論理的なところ、と読み替えとくな)
の部分を読んでレスできるようになるといいなｗ

作者自演認定も上から目線の酷評も、スレを殺伐とさせてる害悪だとは思うが
そういう荒らしの相手したり煽ったりすんのも荒らしだと自覚しろよ
そういうのは無視して普通に投稿＆講評してりゃいいんだよ

>>723
反論として成立したものが返ってくるかは疑問だが、まあ期待せずに聞いて見ようやｗ

>>724
いいから説明してみろ、無理かもしれんが論理的に頼むｗｗｗ

すまん、誤爆した、欝だ
反省も込めて>>275に叱られたところだし、なんか作品書くまでレスを自重しとく。

今朝未明、レストランの調理場で、その店の料理人が死体で発見された。
死体は冷蔵庫に入っており、検視の結果、心臓を刺され即死だったと確認された。
このため、自分から冷蔵庫に入ったとは考えられない、明らかな他殺であった。

この調理場は、窓や扉には鍵がかかってあり、通風孔等はあるものの、人の出入りは出来そうにない。
いわば密室といえる状況であった。


助「・・・っていう事件があったんですよ！」

探「ほう、それで？」

助「でもね、先生。こんなに不可解な事件なのに、いやだからなんでしょうけど、
　　警察はもう犯人探しをやめちまったんですぜ！
　　私は警察の職務放棄っぷりに呆れてしまいまして・・・」

探「なるほどねぇ。」





探「ところで、助手君。その料理人の死体と冷蔵庫の死体は別のものじゃあないのかい？」

夜遅くに忍び込んだ家で、私は、その家の住人に永遠の眠りを与えた。
余分な苦しみ（と、うめき声）を与えないよう、皆一瞬であの世に送ってあげたわ。

さあ、金品の物色に取り掛かりましょう！

とその時、背後に視線を感じた。

住人は皆死んだはず。なら殺した後に誰かが入ってきたのか？

私は恐る恐る振り返ると・・・

そこには、この家に入って最初に殺したはずの家長の姿が！！

なぜ？死んでなかったの？あれだけ確認したのに！！

私が混乱していると、家長はゆっくりと口を開き、こういった。




「あんた最後に自分も毒ガス吸っちまってたよ。わしはこの眼で見てたから間違いない！」

あ、また背後に、視線が増えた・・・

ウミガメスレの解答みたい

>>278
「料理人が死体で発見された。死体は冷蔵庫に入っており」からそのオチだと
かなりアンフェアだと思いました

>>279
そのオチはありきたりだなと思いました
意外性のある違うオチを期待したかったところです

ここは、とあるバー。カウンターにはバーのママと一人の客。
カウンターには琥珀色の液体が注がれたグラスが二つ・・・
「ママ、飲みすぎだよ。」
「いいの！昨日辛い事があって・・・」
「また男絡み？」
「ほっといてよ！」
「まだ引き摺ってるんじゃない？」
「だれがあんな男！！」この場合の男とは元夫のこと。彼女は母子家庭を支える身なのだ。
そして、自嘲気味にこう続けた。
「男の子は母親に似るって言うけど、うちは父親に似ちゃったわ。」
「そう？」
「そうよ。目のとこなんかそっくり！」
彼女は目を横に引っ張った。狐目と言いたいのだろう。そうして笑った後、ふいに寂しげな表情を見せた。

少々の沈黙が流れ、客は唐突に、少々ふざけた口調でこう言った。「ママ、Do you love me ?」

ママは「いきなりどうしたのよ？」と、少し困ったような笑顔をしながら返した。
「だって、こうして早く来ても店を開けてくれるでしょ。これって愛されてるって事じゃない？」
客は、やっぱり少々ふざけているようだった。
しかしママは、多くの男性に言われ、もう慣れっこなはずのこの言葉に対し、
少々照れた口調で、ボソッとこう言った「そりゃ・・・愛してるわよ」

客はママが大好きだった。そこで客は、今度は真剣に、ママにこう言った。
「店をやめる気は無い？うちにおいでよ。」

ママは少し戸惑ったが、笑顔で
「ありがとう。そういってもらえるのは嬉しいけど、せっかくもてた自分の店だからもう少しがんばるわ。
　気が変わったら、おねがいするかもね。」と言い、決意ある笑顔を返した。

「そう・・・わかった。」客はそういうと席を立ち、ウィスキー代を置いて、ママにこう言った。




「つらくなったら帰っていらっしゃい。娘と息子と３人で暮せるくらいの蓄えはあるんだから。」
「うん、ありがとう、ママ」

＊278,279を書いた者です。281さんのご指摘の通りだと思います。（特に279は消したいレベル）猛省し精進します。

>>282-283
バーのママが出てくると、お母さんというのはすぐにピンと来てしまうので
これもありがちネタなんだけど
アイデアを作れない人よりは、ぜんぜん素晴らしくて
連投での創作意欲は多いに買いますので次作以降にも多いに期待させていただきます。

「おばあさん、どうしておめめがおおきいの？」

「それはね、良く見えるようにさ」

「おばあさん、どうしておててがおおきいの？」

「それはね、良く掴めるようにさ」

「おばあさん、どうしておくちがおおきいの？
　それにおなかも大きいの？」

「それはね・・・








　かえるになると昆虫とか食べるし、鳴かなきゃいけないからだよ」

言っちゃ悪いがマジでセンスないわ

叙述になってねーもん

>>285
赤ずきんちゃんのパクリじゃねえかよｗ

俺は殺し屋だ

バン！バン！バン！バン！バン！

パタッ

マライヒ・・・

面白いよ
頑張ってね

時計を見るともう五時半を過ぎていた。いけない、遅れちゃう。彼、時間には人一倍
うるさいのに…。私は大急ぎで化粧をすると部屋を出た。バックの重さが気になる。
タクシーを使ったので何とか間に合った。彼は上機嫌だった。よかった…。
イタリアンレストランで食事を楽しむと、彼は車を郊外へ走らせた。
「なぁいいだろ…今日はお前の十九歳の誕生日だし」「……うん」私は頷いた。
車は派手なネオンのラブホテルの駐車場へ滑るように入った…。

和輝と私…こんなことになるなんて…。でも心の底にはいつかはこうなるという予感も
あったような気がする。ふとパパやママのことが頭をよぎった。私のこといけない娘だと
思うかしら。ううん今さら悔やんでも遅いわ。罪悪感を振り払うかのように首を振った。

私はバッグを脇に置くと、意を決し和輝のシャツを脱がせた。それからズボンを、
最後にパンツに手をかけて下ろした。ぷんと匂いがして、私は思わず目を逸らした。
そのとき初めて手が震えていることに気づいた…。

一生の中でも重大な出来事なのに、自分が案外冷静でいることに私は驚いた。
こんなものなの？小説とかテレビのようにもっと衝撃的なものだと思っていたのに。
それともこういうのって後から感慨が押し寄せてくるものなのかしら…。
でもひとつだけ心に決めたことがあった。これからできる限り和輝と一緒にいることだ。

ゆっくりと目を開けると、和輝はぐったりと横たわっていた。口の端からはよだれが
垂れていた。
「和輝…」私は無意識に頬擦りをしていた。


時計の針はもうすぐ五時をさす所だった。
「ママは遊びに行きたいの！あんたも２歳なんだしもうひとりで留守番できるでしょ！」
私の怒声に和輝はさらに火がついたように泣き出した。苛立ちがピークに達した。
「いい加減にしてよ。なんであんた私が遊びに行くのそうやっていっつも邪魔すんのよっ！」
私の両手は和輝の首にかかっていた…。

なるほど

南出は頑固な男だった。そのせいで2人の友人を失った。

一人は杉本である。
南出は杉本とお好み焼きを食べに行った際、杉本の作り方にいちいち文句をつけた。
杉本は自分の生活を否定されたように感じ
「お前とは一生お好み焼きを食べない!」と怒鳴って店を出て行った。

そしてもう一人が長谷川であった。
ある日南出が風呂に入った際、長谷川が先に入っていた。
南出は「首の後ろが洗えていない」との理由で長谷川を湯船から引きずり出した。
そのため長谷川から「お前とは一生風呂入らん!」と怒鳴られた。

巨人はこうしてさんま紳助から絶縁された。

些細なことだけど2歳児ならパンツではなく普通はまだオムツなんじゃないのかな？
パンツ形式のオムツといわれればそれまでだけど

>>282
誤読というよりは混乱する
ネタとストーリーは良いので、文章をもう少し整えて欲しい

>>290
ミスリードも真相も不快で、あまり気持ち良く読めなかった
騙し方がなかなか上手かっただけに、残念な感じがする
語り手が和輝の服を脱がせてる目的と、「一緒にいる」ってのがどうするつもりなのかが分からない

>>292
どう騙したいんだ

このスレみてると、叙述トリックというのがいかにくだらないかがよくわかる。
ポケットジョークならともかく、こんなものを核に小説を書くなんて馬鹿が
いなくなることを願うよ。

>>295
叙述トリックを核に書いてるプロもいるがなｗ

「久しぶり！」「陽子・・・お前、どうしてここに。」
国際空港に降り立った俺を出迎えてくれたのは、幼馴染の陽子だった。
「正樹のおばさんに聞いたら、今日帰国するって教えてくれたから。」
母さん、勘弁してくれよ・・・

「今私、この近くで働いてるの。ちょっと付き合ってくれない？話したい事がたくさんあるの。」
「こっちは疲れてるんだがなぁ・・・」
「じゃあ、田舎まで送って行くから、そっちで話しよっか？」
やれやれ、離してくれる気は無いらしい。昔から強引な奴だ。
俺は観念し、「じゃあちょっとだけ。」と言い、彼女についていった。

部屋に通してくれた彼女は、「何か食べる？」と聴いてくれたが、俺は「いや、いらない。」と断った。あまり食欲は無かった。
彼女は「外国はどうだった？」から始まり、行った場所や仕事の事「向こうで恋人は出来たの？」なんて事まで聴いてきた。
俺は、最初こそ真面目に答えていたが、最後の方は「どうでもいいだろ」的な回答を返していた。
しかし彼女は話を続け、今度はお互い高校生だった頃の話までしだした。

「ねぇ、正樹。あんた、私のおねぇちゃんの事、好きだったでしょ？」
ほら来た。必ず聴かれると思った。いままでも散々聴かれたことだ。
「別に好きじゃなかったよ。」
「嘘よ。川原で二人がキスしたの見てたって子もいたじゃない。」
「だから、それは・・・別の誰かと見間違ったんだろ！」
何度も繰り返された展開ながら、俺の語気は少々荒くなった。
こいつは俺の反応を見て、楽しんでいるんじゃないかとさえ思えてしまう。

陽子の姉の晃子は、陽子や俺の1つ上の学年だった。確かに綺麗な人だった。
俺や陽子は「あこ姉」と呼んで慕っていた。陽子には言ったことは無いが、俺は、あこ姉が好きだった時期もあった。
しかし、この恋は衝撃的に終わりを告げた。なんとあこ姉は高３で妊娠したのだ。

>>295
このスレは開き直ってるから一層酷い。
才能ある奴はここにあるようなネタを核にしてもまともにしあげられるだろうし
逆だとこのスレのようになるだろうね

「あの時はあこ姉と仲良かった正樹も「父親？」って疑われてたよね。」
「あのなぁ、血液型調べたらあこ姉の娘はＯだったって陽子が言ってたんだぞ。俺はＡＢだぞ？
だいたい、あこ姉との事を噂された時、否定してくれたのは陽子だったじゃんか。」
「あの時は若かったからね〜」陽子は、いやらしい笑みを浮かべながらそう言った。
しかしこの時の噂がきっかけで、俺は陽子と距離を感じるようになった。
やがて俺は高校卒業後就職し直ぐに３年間の海外生活。陽子は短大に行き去年から働き出したと聞いていた。
３年前に田舎であった時、海外行きを、陽子はちょっとおかしいくらい必死に引きとめた。今思えば・・・。

やがて陽子は、今日俺に言いたかったであろう核心の言葉を放った。
「ねぇ正樹。私、あなたの口から聞きたいの。最後のチャンスをあげる・・・」
「えっ・・・」彼女の求めている言葉は、十分分かっていた。
俺は、覚悟していたつもりだったが、しかしどうしても言えなかった。

彼女はやがて、ふーっとため息をつくと、おもむろに怒鳴った。
「あなたでしょう？お姉ちゃんをヤったの？」
「だから、違うって言って・・・」
「嘘をつくな！！」
俺の口は、カラカラに渇いていた・・・

「あなた、姉と付き合ってるつもりだった。でも、姉には別に彼氏がいた。
あなたとは遊びだったって事と姉が妊娠してた事を同時に知らされて、あなたはカッとなって姉を殺したんだわ！」
「ち、違う・・・」
「無駄よ。あなたが海外に行く直前に、決定的な証拠が姉の死体があった川原の下流で見つかったの。
鑑定が終わる前にあなたはいなくなったけど。
それに、あなたさっき言ったわよね、お姉ちゃんの娘って。
私は当時、あなたにお姉ちゃんのお腹の子はＯ型だったとしか伝えてなかったのよ？
娘だって知ってたのは私の家族のみ。あなたはお姉ちゃんから聴いてたんだわ！！」
彼女は一息にそう言って、取調室の机を荒々しく叩いた。俺はその剣幕に気圧されて何も言えなかった。

そして、田舎の合同捜査本部に俺の身柄確保の連絡をした後、その身にまとった制服に見合う冷たさでこう告げた。
「あの時あなたが捕まらなくて、私もラッキーだったわ。もう少年法は守ってくれないわよ。」

>>298
トリックのみを創り上げて満足してるんだからそりゃそうだよね。
なぜトリックを作るのか？っていう視点が完全に抜けてる。
別にいいけどさ

>>299乙
部屋が取調室だと、警察官の制服を着ているとどこから推理できますか？

>>297>>299
かなり真っ当なミステリーって感じがしていいね
でも胎児の性別のところが後出しなのが残念
あと、どんなにキレても「お姉ちゃんをヤったの？」なんて言わないだろ
どっちの意味でも

最近のだと>>288が一番笑えたｗｗ

297,299を書いたものです。反応頂きありがとうございます。

>>301さん 推理できるかと言われると、それほどのヒントは与えてない（自分では与えられなかった）というのが本音です。
「制服だった」事から「俺は観念し・・・」の意味が変わり、
「取調室だった」事から「何か食べる?」のくだりが、ドラマで良く(？)ある「カツ丼食う？」に近い状況だったんだと、
読み返したとき思ってもらえればなぁ、という程度のギミックでした。

>>302さん 胎児の性別はミステリーっぽくするための雰囲気作りにしか使えませんでした。
ホントはそれが上手く本文に入れ込めれば、まだミステリーっぽくなったのでしょうが・・・。
今後の宿題です。

>>299,304

重箱の隅をつつくようで恐縮ですが(叙述と関係ないし)、
少年法が適用されるかどうかは、逮捕時の年齢ではなく、犯行時の年齢で判断されるので、
最後の1行が、現在が20歳以上だから少年法は守ってくれない、という意味であれば、
間違いです。

面白かったので、次回に期待しています。

>>305さん　知りませんでした…orz

アホばっか

>>306
いや、そんな細かいことはどうでもいいんだ。
問題は、真相がわかってからも、ミスリードの方が筋が通っていること。
警官と容疑者という設定としては無理がありすぎ。

私は諜報部員である。
現在、敵国にスパイとして潜入している同僚から、
光の点滅による発光信号を受信しているところだ。
この情報化社会では、どのような高度な通信でも傍受されてしまう恐れがある。
だから、いざという時にはこういったアナログな通信手段が大いに役に立つのだ。

しかし、困ったことが起こった。
発光信号が途中で乱れて、なにが言いたいのか分からなくなったのだ。
先方も動揺しているらしい。国家の存亡に関わる通信なだけに大変な緊急事態だ。

しばらくして、再び信号が始まった。ゆっくりと慎重に発光信号が送られてくる。
私はほっとすると同時に全神経を集中して信号を受信し、一つ一つ解読していった。

そしてついに、先方からの通信文の解読に成功した。先方からは以下のような一文が送信されていた。

「さっき失敗したから、もう一回始めから行くね」

叙述スレにしてダメ出しだらけになるより
もともとお門違いや残念作品ばかりで占めるスレにしておけば
スレの趣旨通りになってしまうってわけだね
死体を隠すなら戦場に、ってのは叙述ではないけどトリックだね。

>>309
これは判らんなあ
叙述トリックでないどころか、コントですらない……
（脱力系コントのつもりなのかなあ）
では何かというと「ただの日常の風景」にしか思えないのだが

とりあえず、綾辻か折原の著作を何冊か読んでから書いたほうがいいんじゃないかな
どうも叙述トリックの定石を知れば、そこからどう発展させるか
またどう捻るかの指針がおぼろげに分かると思う

定石ってのは皆分かっていると思うよ
でも１０行程度の文章だとプロでも難しいでしょ
そういうことじゃ？

たとえば……

ある女優が観光地でロケしていたら、休憩中に「すみません、写真を撮っていただけますか？」と頼まれた
「ええ、いいですよ」と承諾してポーズをとろうとしたら、
「これがシャッター。押すだけですから」と言ってカメラを手渡された

……というのは叙述トリックの範疇に入らない
「写真を撮ってもらう」がダブルミーニングになっているが、こんなものはただの「ああ、勘違い」だ
そのへんから誤解されているように見受ける

>>314
つまりは、あるひとつのネタでもってオチをつけるってのが、もう小咄なんかでやり尽くされているってことなんだよなぁ
>>175なんかは、あれ藤原宰太郎の推理文庫本か、頭の体操だかにそのまま同じネタがあるんだよね
そういう古典的小咄をそのまま持ってきても駄目で、そこからもうひとつ捻るというか
ああこれはあの小咄かと思わせておいて、全く違う着地点に持っていくとか

確かに１レスか２レスでそれをやるのはプロでも難しいとは思う
もともと叙述トリックをやります！と宣言した上で騙す訳だから、私は詐欺師ですと告白した上でさらに煙に巻くくらいに

トリックを読んでいるんじゃないんだよ。
ストーリーを読んでいるんだよ。

トリックが明らかになった瞬間にパズルが完成すると共に、
出来上がった絵が美しくないといけないんだよ。

だれが無地のパズルを楽しむんだ。

なるほど、うまいたとえだな

意図的に無地にしてるミルクパズルなんてのもあるけど
出来あがった絵のことを意識してないようなのがここには多いね

叙述トリックとはエロ小説のエロと同じ。
それがあるから、どんなに下らん小説にも価値がでる。

別の言い方をすれば、作者の言い訳材料。

>>318
全然違うだろ

読者の先入観によって真相AをBと誤認させるのが叙述トリックとして、
B（読者の先入観の産物）が何であるかを読者に自覚させないのが上手い叙述トリックだと思う
Bの存在を読者に途中で感づかれると、その対極に位置する真相Aの存在も浮き彫りになるからね
要するに作者がどの部分を読者に誤認させたいかがバレバレだと
「ああ、この部分が実は誤認でしたってオチだろ？」っていうのもバレバレになる
このスレに投下された作品で十分フェアであるにも関わらずウケがイマイチな作品はそういう傾向にある

いつも怒りっぽいママが、今日は朝から鼻歌を歌っていました。
それで僕は、ああ今日は田中さんが来るんだなと思いました。
「ケンちゃーん、ケンちゃーん」ママが呼んでいます。
「ケンちゃんはしばらく外に出てくれないかしら」

田中さんが家に来るときは、僕は家を出ないといけません。
本当は一緒にいたいのですが、うちはひと部屋しかないからと、ママは嫌がります。
前に裸で田中さんに抱きかかえられているところをたまたま僕に見られたとき、
ママはしばらく口をきいてくれませんでした。
そのかわり田中さんが帰ったあとのママは肌もつやつやして、
僕に優しくなるので我慢します。
ママは田中さんが今日２５歳の誕生日だからと、ひそかにプレゼントを
用意しているみたいです。

僕が公園から戻ると、ちょうど田中さんが家から出てくるところでした。
僕はぺこりと頭を下げてあいさつをしました。


「ママ…母がいつもお世話になってます。手伝えなくてすいません」
「百歳になっても息子に見られたくないって気持ち解りますよ。
お母さんからお煎餅の詰合せ頂いちゃって…ありがとうございます」
田中さんは長い髪を束ねたゴムをほどくと、巡回入浴カーに乗り込みました。

葉桜オチか

>>321
対策として
いかにもミスリードがありそうな部分を囮にしておいて
別のミスリードを仕込むというような
ややいじけた、かつアンフェア感のある叙述トリックが出てきやすくなるわけだな

さすがにママは不自然だからお母さんでいいんじゃ

>>321
>>324
そもそも「叙述トリックが使われている」という先入観をどうにかしないと・・・
ここの住人はその時点で評価が厳しくなる。
ミステリーとか推理とか本格とか全く読んだ事ない人間に、
このスレレベルの文章を読ませたらどう感じるか、そこを踏まえて評価してあげて。

評価が厳しくていいだろ。べつに。駄作を褒め合うほど気持ちわるい集団はないぞ。

評価が厳しくなってもいいだろ。
駄作を褒め合う集団ほど、気持ちわるいものはないぞ。

そもそも誤認Bを成立させるための情報が作中に多すぎるんだよ
これじゃ読者に誤認Bを認識させたいです！って注釈入れてるようなもん
そのせいで挙句の果てには、真相Aより誤認Bの方が筋が通っていると言う有様

>>327
まあほどほどに。
たしかに開き直りや擁護が過剰すぎる時もあるし、このスレではその傾向が強いが
前スレの途中あたりからの流れをみたところ、評価が厳しい反動みたいなもんだろう

両極端だと良くない

>>326
最初から叙述スレだと分かってる影響は確かに大きい。
でもそれがいつも言い訳になるわけでもないと思う
先入観があってもすばらしい作品もあるし
逆に先入観抜きで考えても微妙なものは結構多い。
>ミステリーとか推理とか本格とか全く読んだ事ない人間に、
ミステリや叙述トリックに関心がないと、誤認が上手く成立してる文があっても逆に「ふーん、だから？」で終わる恐れもあるよ。

「兄ちゃん、ジャンプ買ってきてくれた？」
帰宅早々、小学生の弟がねだるように言ってきたので、
俺は「ほら、ちゃんと買ってきたぞ」とコンビニの袋からジャンプを出して渡してやった。
巻頭からめくればすぐ読めるワンピースやブリーチに目もくれず、弟は真っ先に目次を開いた。

「どのへんが面白いんだ？」と聞くと、弟は「普段知ることのできない漫画家さんの生活が分かるところかな」と答えた。
漫画家という仕事に興味を持ち始めて、最近読みだしたという。
特に実在するジャンプ編集者まで書かれているというのが、物珍しさもあって楽しみのようだ。
弟のクラスメイト達は、そんな細かい文字ばかりのページなどろくに目を通さず
さっと見ては次の目当ての漫画に進んでしまうらしく、
弟は「こういう言葉だって漫画家さんが考えて書いてるのに、じっくり読まないなんてもったいない」と嘆いていた。

「・・・しかし、巻末の目次コメントを一番の楽しみにする小学生なんて、変だよなあ・・・」

バクマンと巻末コメントを勘違いさせたかったのか。残念

＞弟は真っ先に目次を開いた。
読み方は人それぞれだが、これですでにミスリード失敗ともいえる
＞さっと見ては次の目当ての漫画に進んでしまうらしく、
ここがある程度フォローにはなっているが。

＞特に実在するジャンプ編集者まで書かれている
これが逆にオチの方で読むと言葉使いが苦しい

＞そんな細かい文字ばかりのページなど
あとは知名度かねえ。特にパロディなんかでもいえることだけど、
題材の知名度や印象などももう少し客観評価した上でネタに組みこむ必要がある

>>331
３３２を読んで少し意味するところが分かりかけたが、まだわからん。
テーマがマイナーすぎる。

バクマンという漫画家を主人公にしたマンガがあるということは知っていたが
331がなければ誤認したままだったｗよく思いついたなｗ

着想は良いと思った。

＞弟は真っ先に目次を開いた。

ここでバクマンと巻末作者コメントを誤認させようとした意図が見えちゃったのが惜しい

「巻頭からめくればすぐ読めるワンピースやブリーチに目もくれず、おそらくはこの年頃なら誰も真っ先には読まないだろうと思う箇所が弟の一番の楽しみだ」

ぐらいにぼかしていたら、２段目の「普段知ることの出来ない漫画家さんの･･･」を
よりバクマンに誤認させられたかもしれない

まあジャンプのマンガをよく知っているかという前提が必要なネタだという指摘はもっともだし
「細かい文字ばかり」というのもバクマンを読んでいないと判りにくいのだけど
苦言ばかりあげつらってもしょうがない。
この路線で有名ミステリや有名小咄だと思わせておいて、実は全く違う話だったという展開は
叙述トリックを使っているというネタバレ全開のスレでは、かなり有効なアプローチだったと思う。力作ありがとう。

一部の人にしか分からない駄作にいつまでもこだわってるんだよ。

>>337
スレの中で最新作の話が「いつまでも」ねぇｗ
自分が「分からない一部の人」だったからって僻んでんじゃねえ、分からんならだまっとけ

>>336
オレもネタ知らないクチで、「ジャンプ」の同音異義でのダジャレ系かと思って読んでて、
アレ？どこが叙述なん？？状態だったけど、おまいらの解説読んで、かなり意欲的な挑戦で
惜しいところいってたんだなぁ、と思ったよ。

>>338
ジャンプ読んでる人がメジャーだと思っている情けない人乙！

>>331もこのスレでは典型的な「作者が誤認させたい対象がバレバレな作品」だったな

情報A+情報Bが真相（ネタバレ）なのに対し、Bだけを伏せ
Bの部分を読者が先入観等によっ無意識の内に補完した結果生じる誤認が叙述トリックなわけだが、
このスレの惜しい作品群はBを伏せると同時に誤認を補強する過剰情報Cを挿入してしまうせいで
Cの間逆に位置するBの「存在」が浮き彫りになってしまっている（Bそのものでなく「Bが存在する事実」、という点に注意）
具体的にはこの過剰情報Cは「誤認成立に都合がよすぎる舞台設定」等といった形で現れる場合が多い
逆に言えば、伏せられたBが何であるかを読者に認識させず、
なおかつAだけで（Cを用いず）物語が進行するような舞台設定が優れた叙述トリックの条件とも言える
読者によるBの補完はより潜在的なものでなくてはならない

これを>>331に当てはめた場合、
情報Aは「弟が漫画家に興味を持ち漫画雑誌を購読する」という点
情報Bは「弟が巻末目次コメント目当てに漫画雑誌を読んでいた」という点
過剰情報Cは「弟が読んでいるのはバクマンが存在するジャンプ」という点
（現実では）バクマンが存在する週刊少年ジャンプという限定的すぎる物を
題材に扱っている（誤認成立に都合がよすぎる舞台設定を用いている）せいで
バクマンと「何か」を誤認させたいという作者の意図がミエミエなのだ

>>339
そんなつもりないんだが、「分からない一部の人」という表現が悪かったかな、失礼した。
分かるのも分からないのも一部なのはある程度仕方ないだろうに、という皮肉のつもりだった。

でも論旨に反論するんじゃなくて、人格否定なのか…、表現が不適切だったのは認めるから
ミス板らしくいこうぜ、>>337は横暴だってのには異論ないだろ？

バクマンがメジャーだろうがマイナーだろうが、
やはりあまり語るほどの価値はないな。
まあそれでも、>>340のようにまじめに取り組んでいる
人もいるようだから、それはそれで向上心があって
良いと思うよ。
次は彼が良い作品を投稿してくれるだろう。
本心ではまったく期待していないが。

>>342
いちいち一言多い奴だなｗ
まあ、解説陣の成果を読んで創作を練る投稿者は>>331だけとは限らないだろ？

つつきたい奴がつつくのを制限しようとするのは横暴だし、
それが誰かの肥やしになる可能性もある、講評に価値があったかなかったかは
今どうこういわなくてもいいだろうに、それこそ価値無価値論の方が余程不毛だ

>>343
いちいちってなんだ？　今日ははじめての書き込みだ。

ほっとけ

ＩＤが変わってたから、今度は342書いたときと同じ端末に戻った。
これならＩＤ同じで分かるだろ。

あれ、おかしいな。なんで342と同じにならないんだ？

>>347
嘘ついちゃダメよ

>>340
情報過剰Cを挿入
というなまやさしいもんじゃないだろう

今回のはCを土台・前提にしてしまってるから
読み手を非常に限定してしまうという意味での駄作になってしまった。
まあ叙述なんてのは相手および知識量などもきっちり想定した上で使うべきだろう
一般に通用するようなものならともかく、専門知識や特定業界モノなどは特に。

逆に>>331は投下する場所をもう少しかんがえれば、もっと好意的な反応を得られると同時に
叙述トリックそのものの特殊さもあるていど肌身で感じられたはずなのだがなあ

熱い。熱過ぎる。
今日は涼みに場末のパチンコ屋に来て、
あわよくばちょっとでも勝てたらなーと思っていたんだが、
甘かった。すんごく甘かった。
夢を見るのはもう終わり。現実が自分に押し寄せてくる。
どうしよう、こんなに…
こんなに良く回る甘釘、激熱だね！
大勝がもう、夢じゃなく現実として見えてきたよ！

軽いタッチの叙述だなw

「熱い」ってパチンコ用語なのか。
またひとついらんトリビアを仕入れてしまった。

パチンコと思わせて和スイーツとかそういう話？
用語がよくわからない

>>352
違うだろ

>>352
用語なのかもしれんが、
それ以外でも興奮するときに熱いと表現しない？
熱いドラマ、熱い戦いなど。

なのでミスリードとしては成功とはいえないけど
（激熱という言葉が出てくるまえの４行くらいでもミスリードさせる気は全くなさそう）
ダブルミーニングをさらっと使った文としてはいいんじゃない？

長文でミスリード構造をがんばって作ろうとしてちゃんと出来てないのより
こういうあっさりしたやつのほうが叙述スレ向きじゃないかな

つか>>107だろ

「山姥の恐怖」

ある青年が人里離れた山の中で道に迷い、足首をくじいてしまった。
しかし運良く山の奥に一軒の古家を見つけて泊めてもらう事ができた。
廃屋のような家には年老いた老婆一人だけしかいなかった。

老婆は「一人身じゃからの、足が治るまでゆっくり滞在してお行き」
と歓待してくれた。
毎日山奥とは思えぬご馳走が出され、動けない事もあって青年は日に日に太っていった。
そこには一つ妙な事があった。荒れた山奥だというのに、家の側には立派な畑があるのだ。
青々と作物が生い茂り、ふもとの村にさえ無いような見事な畑だ。
「こんな荒れ果てた山じゃ土地も痩せてるし、ロクな肥料もないだろう。
　お婆さん一人でどうやって育てているんだろう」
青年は不思議に思った。それだけではない。老婆の歓待振りは尋常では無かった。
毎日盆暮れ正月に出すような豪勢な食事が引きも切らない。
「最近食べすぎでお腹壊すんで」
青年が遠慮すると、
「若い癖に何を言ってるんだい。たんとお上がり」
と無理にでも食べさせる。
「これじゃ太っちゃうし……」
「そっちの方が嬉しいんだよこっちには」
「へっ……？」
青年は、時折老婆が自分の身体を値踏みするように眺めているのに気付いていた。
（続）

（続）
「これは何のお肉なんですか？こんな肉は初めてだ」
「ふもとに猟師さんが居てな、キジだのタヌキの肉だの持ってきてくれるんじゃよ。
古くなってるから妙な味がするかもしれんがね、気にせず食べとくれ」
青年は半信半疑で食べ続けた。

老婆の家はなぜか刃物だけは手入れが行き届いていた。料理道楽だから包丁などに気を遣っているのだろう。
最初はそう思ったが、中にはピカピカに磨き上げられた牛刀もかけてある。
（なぜこんな物まで必要なんだろうか）青年は首をひねった。

ある晩青年は気付いた。夜が更けると老婆は外に出て行く。古い家だから厠は外にあるが、
それにしては長時間戻ってこない。
（他人の家の秘密を覗くのはよくない）
最初はそう思ったものの、ある日とうとういたたまれなくなって青年はそっと老婆の跡をつけた。
老婆は畑の側に立っている。
折からの曇り空が一瞬晴れ、月光が老婆の姿を映し出した。瞬間青年は顔面蒼白となって絶叫してしまった。
「げ……げぇっ！！　これは！！」



老婆はハチマキを締め、着物を襷がけにして、全力で青年のウンコを畑に投げつけていた。

>>357-358
文章が上手だから読むのに苦痛はなかった。
ただ叙述トリックとしてはちょっと弱いんだよね。
鬼婆だと誤認させようとしている、もしくは怪談話だと思わせようとしているというのが
スレの宿命もあって、ほとんどの読み手が気付くはずだから
おそらくオチはギャグだろうというのもまたセオリーとして読めてしまう。

ギャグ落ちではなく、人喰いだと思わせておいて
実は作家のカンヅメだったとかにしたほうが意外性はあったと思う。
何にせよ文章は非常に上手いし、展開の持っていき方も手馴れているので、どんどん投稿して下さい。

>>357
>>358

まあ、>>359にだいたい同意なんだが、ちょっと分からないところもある。

妙な味のする肉って何？　ウンコそのものではないと思うし。
また、ウンコを肥料にするにしても、長期間ためて発酵させてからでないと
肥料にはならないし……。

「年老いた老婆」という表現が気になった
強調ととれば許されるような感じもするし
検索したら数万件もヒットするから
目くじら立て過ぎかもしれんが

古い肉とか牛刀とか、謎を回収してないのはどうかと。
未回収の謎で内容に深みを持たせるのと、謎解明を放棄するのとは、違うと思う。

>>362
禿同

てかこれ、なんか見覚えあるけど
何かのコピペか、そのパクリか劣化改変じゃないかね？

　クライアントと契約した納期は明日。しかし、まだ製品は半分も完成していない。
作業スタッフ達は今晩は徹夜になるだろう。このプロジェクトの責任者として、課長
である私の責任は重大だ。
　私は、スタッフのリーダーであるＡ君に言った。
「きみ、明日までにできあがるメドはついているのかい？　そうでなければ、徹夜で
仕事をしても意味はないわけだが」
　完成しないのは目に見えている。クライアントの前で頭を下げるしかない、私には
その覚悟は出来ていた。が、Ａ君の言葉は意外だった。
「はい、明日の朝までにはかならず」
「本当か？　君たちも徹夜続きで疲労がたまっているだろう。今日くらいは早く帰っては？」
「いえ、納期を前にして帰ったら敵前逃亡とおなじです。今晩は会社に泊まり込みです。
それより、課長もずっと泊まりでしょう。今晩くらいは帰ってゆっくり休んで下さい」
　Ａ君のたのもしい言葉に、私は涙が出た。明日やってくるクライアントと接するにしても、
汗くさい体と寝不足の頭では失礼だろう。私は言葉に甘え、今晩だけは帰ることにした。

　翌朝、やはり気になった私は、いつもよりも早く出社し、すぐに工場に顔を出した。すると、
ドアを開ける前に、中から従業員達のにぎやかな声が響いてきた。明るい声だ。そうか、
ちゃんとやってくれたのか。私は涙をにじませながらドアを開いた。するとそこには、Ａ君が
上気した顔で立っていた。私はたずねた。
「Ａ君、ちゃんとできあがったのかね？」
「課長、見てのとおりです」
　そう言って彼は、後ろのスタッフ達へとあごをしゃくった。

　たしかに、完璧にできあがっていた。
酔っぱらいが……。


　叙述というよりタダの駄洒落でスマソ　○|￣|＿

トリックより何を作ってたのかが気になる。
・工場で作業している
　→ソフトウェアではない（昔ならともかく）
・徹夜で作ったものをそのまま納品する予定
　→QA工程がないか、あっても数時間で終わる
　→電気・機械製品ではない、かつまともな会社組織ではない

…銃の密造？

納期っていうより立ち会い確認日ってことだろうな。

>>352
＞「熱い」ってパチンコ用語なのか。
「熱い」は知らないが
「激熱」「激アツ」というのはパチンコ関連でよくみる

どこでも使うだろ

引っ張るな。
サムい。

>>370
？　あ、「暑い」に対して「サムい」か。なるほどなるほど。

>>371
パチンコに、「サム」ってキャラがいるんだよ。
「サム」と「カヲル」は激熱の代名詞。

専門用語ネタは人を選ぶなやっぱ。

>>372
これは苦しい上につまらない…

なんだ、３７２はネタだったのか。

zzz

良い子は早く寝ませう

その寝るが自殺の意味だったと言うトリックですね

↓名作投下予定地

｜ 　↑
└─┘
おらっしゃあぁぁ！！！
　∩∧ ∧
　ヽ（ ﾟДﾟ）
　　　＼⊂＼
　　　 Ｏ-､　）〜
　　　　　　∪

ワラｗｗｗｗ

ちょｗｗｗ真面目にやってｗｗｗ

いや無理ｗｗｗ

やれってｗｗｗ

仕方ないな・・・ワラｗｗｗｗｗ

ちょｗｗｗ

いややっぱり無理ｗｗｗ

やれｗｗｗｗ

ワラｗｗｗってワラｗｗｗってｗｗｗわたしはｗｗｗキャンディｗｗｗｗ

おお！ｇｊｗｗｗｗ

これは叙述トリックだ。犯人は俺だ
だから、これは倒叙だ
と冒頭で宣言する
そして俺は犯人ではないと最後にひっくり返す

ああ、男組ですね

いや、犯人じゃないか、何か事情があるってのは最初からうすうすわかるんだけども

>>381
犯人っぽい独白で、死ぬのが「オレ」ならあったけどな
あれはやられたと思った、というか叙述否定厨だった自分が改心したきっかけだったｗ

叙述と倒叙はまた別ものだろう
というか分類の次元が違う

「金・・・要求・・・」
男は受付の女性に低く重い声で伝えた。
女性は一瞬動きが止まったが次の瞬間左手をあげ男に対峙した。
「社長室は２０Fです、あちらのエレベーターでおあがりください。」
海物語の新台を求めて今日も多くの業者が三洋をたずねて来る・・

0点

つーかここ何年もパチやってないんで、「金・・・要求・・・」と海物語がどう繋がるのか判らないんだわｗ
ちょっとネタがマニアックすぎるんじゃないかな

スレの劣化が酷いな

パチンコやらんやつは海物語自体知らんだろ

このスレに入ってからはろくな作品来てないしな
そういうのでも不自然なほど擁護がつくヌルさだったからしょうがない。

>>390
おまえが目の覚めるような凄いの出してみろよ。
住人を覚醒させてみろ。

ツーアウトランナーなし(ry

俺の彼女はパソコンが苦手だ

USBケーブル刺せって言ってるだろ！

ええっ？わかんないよ！

この穴にUSBケーブル刺せばいいの！

ええっ？わかんないよ！

仕方ねえなちょっと貸してみろ！

ブスッ！

ううっ、やっぱケツ穴オナニーはUSBケーブルに限るな・・・

相手がいたらオナヌーじゃないだろ

つまらんけど面白かった。

常軌を逸したHENTAIプレイってのは、
ほとんど何でも内包してしまうという点でオチとしては最下層

駄洒落と下ねたのことをミステリでは叙述とよぶらしい。

下には下がいるってことだな

こうやって劣化していく

じゃあプロ作家のおれが、手本を見せてやるよ。

まずはphotoshopを立ち上げて……

前、読売新聞に、
世界の小学校国語教科書を分析した本が紹介されていた。
その中の「学校に行きたくない」というイギリスの詩では、
（小学生と思わせておいて）そのオチが、
「学校に行きなさいよ。まずあんたは40歳なんだからね、
それにそれがあんたの仕事でしょ、校長先生なんだから！」
となっているそうだ。
イギリスでは、叙述トリックを含んだ作品が教科書に載っているんだな。

>>399
ただのスレ違いにしか見えない、解説希望

不登校児の心境とか語ってる詩と思わせて
最後にカーチャンが叱る場面で
不登校だった人物が校長先生だったと明かされるんだろ
先生だって学校のことで悩んでいるんだ、とかそういうメッセージでも込めてるんだろう

登校拒否になった奴のところにクラスメイトが励ましに行くんだが
実はその登校拒否になってるのは担任の先生だった
という>>399に似た話を何かで読んだな

>>401
それはレス中で紹介されている英詩の中にある叙述であって、類型は自分も見覚えがある
>>399それ自体に何か巧妙なトリックがないなら、ここは創作スレだからスレ違いってこと

そうだ、スレ違いだ。
同様に、「叙述トリックとはかくあるべし」ともっともらしく蘊蓄たれるレスも、
間違いなくスレ違いだな。

>>403
そうでもない
かくあるべし論ならともかく、叙述トリックでないもの・叙述トリックになってないものの指摘は必要だからね

ま、よくある>>403のような作者の私怨くさいレスは「間違いなくスレ違い」

父さん･･･父さんが亡くなってからもう何十年経つだろうか。
オレは今でもなんとかやっているよ、毎日がかつかつの日々だけど、なんとかね。
オレ実を言うと、父さんの生き方に反発してたんだ。
でもやっぱり親子だな。父さんと同じ生きざまを歩んでる。

父さんいまわの際に言ったよね。
「何も残してやれなくて･･･すまんな」
何言ってんだよ、確かに財産や土地はなかったけど、そんなものより大切な無形の財産が今のオレを形作ってるんだよ。

そういえば母さんが早死にして、父さんはその悲しみさえ糧にしてオレを育ててくれたっけ。
それどころかおじいちゃんやおばあちゃんにしても、オレが生まれる前に亡くなったんだけど
みんなみんな、オレに大切なものを残してくれたんだよな。
ありがとう･･･本当に本当にありがとう。
オレ頑張って生きていくよ、オレの子供たちにも、この無形の財産を残していくつもりだ。


さてちょっと銀行に行って来る。
みんなの『年金』が今日振り込まれているはずだから。

>>405
うん、最近はやりの不明高齢者をネタにしたんだろうが、
叙述トリックというのとはちょっと違うよね。
面白さ、切れ、共にいまいちだし。

但し、そのチャレンジ精神は大いに評価します。

>>405
そのオチをそんな口調で語るのはさすがにおかしいんじゃね？

うちのじいさんはお人よしだ
正月の食べ物を買うために笠を作ったと言うのに売れず、
帰り際にお地蔵さんにかぶせてきたと言うのだ。
しかも

ババア「あら？みのは？」

ジジイ「みのわ？」

ジジイ・ババア「宝石みのわ！」

店長「宝石はみのわにお任せください」

>>408
頭大丈夫か？

>>408
但し、そのチャレンジ精神は大いに評価します。

>>408
新潟のローカルＣＭなｗｗ

ゆりぴょんとあたしは、校庭の片隅にあるタイムカプセルを埋めた場所に二人でやってきた。
「十年後の私」にあてた手紙が入ったタイムカプセル。
十年後あたしはどんな気持ちでこの手紙を見るのかな。
もうすぐ卒業。ゆりぴょんとももうすぐお別れだね。
ゆりぴょんは、この三年間いつも一緒にいたあたしの大親友。初対面の時から気が合って、何でも話した。
友だちのこと、オシャレのこと、アイドルのこと、たまにはちょこっと勉強のこと。
クラスの男子のこともたくさん話したね。楽しかったな。
一晩中ガールズトークしてもちっとも飽きなかった。そしてあの木崎クンのことも。
「りさっち、私たちいつまでも親友よね」ゆりぴょんは寂しそうな笑顔を浮かべて言った。
「もちろんよ。ずっとずっと友だちでいようね」あたしは答えた。
「私が木崎クンにふられたときも、りさっち、一緒に泣いてくれよね」
笑顔でいるけど、木崎クンのことはゆりぴょんにとって辛い想い出だ。
ゆりぴょんは木崎クンと付き合っていた。それがある日突然彼から「もう別れよう」というメールが来て、
そのまま木崎クンは転校してしまった。
いや転校は表向きで、木崎クンは新しい彼女と駆け落ちしたというウワサだった。
ゆりぴょんはあたしの前で一晩中泣いていた。

「りさっち、私たちいつまでも親友よね」
ゆりぴょんはもう一度同じことを言って言葉を続けた。
「親友だったらお願い、本当のことを言って」
「え？何の話？何を言ってるの、ゆりぴょん」
「木崎クンの新しい彼女って、りさっち、あなただったのね」
ゆりぴょんが前に差し出した手帳の切れ端には、あたしと木崎クンが並んでピースサインをしているプリクラ写真が貼ってあった。
あたしが言葉を失っていると、ゆりぴょんは急に表情を変え、「この裏切り者！」と泣き叫びながらあたしに襲いかかってきた。
手にはカッターが握られている。あたしはびっくりして、とっさにゆりぴょんのカッターをかわした。
そして何とかカッターを取り上げようと必死でゆりぴょんともみ合った。
しばらくして、両手に妙な感覚を覚えた。同時にゆりぴょんの力が急激に抜け、彼女はゆっくりと床の上に崩れ落ちた。
ゆりぴょんの左胸には、さっきのカッターが深々と突き刺さっていた。（つづく）

（続き）
「ゆりぴょん」あたしは、ゆりぴょんの顔を何度かペシペシして声をかけてみたが、
彼女の顔は血の気を失い、恨みのこもったような顔をしたまままるっきり動かなかった。
あたしはしばらくたぶん呆けたような顔をして座り込んでいたと思うが、
すぐに「初めからの計画通りに」行動を起こした。

ゆりぴょんとあたしは、校庭の片隅にあるタイムカプセルを埋めた場所に二人でやってきた。
「十年後の私」にあてた手紙が入ったタイムカプセル。ここなら十年後まで掘り起こされないで済む。
ゆりぴょん、あなたは十年間はゆっくり眠っていられるよ。
もとはと言えば、あたしがどんなにあなたを「愛して」いたか気づきもしないで、木崎クンなんかと付き合うからいけないのよ。
あたしが木崎クンの新しい彼女っていうのは全くのウソ。
あのイケメンだけどちょっとおつむの足りない男の子は、あたしのゆりぴょん殺害計画のためのコマに過ぎなかったのよ。
一度だけ彼を騙して一緒にプリクラを撮り、ゆりぴょんの目に付くところに置いておく。
そうすればきっとゆりぴょんは逆上してあたしに襲いかかってくるから、そのときは正当防衛を装ってゆりぴょんを殺すことができる。
さっきびっくりしたのは、ゆりぴょんがあまりにもこっちの思い通りに動いてくれたからよ。
そして十年後まで掘り起こされることのないタイムカプセル。完璧な計画でしょ？
あたしはタイムカプセルの周りを掘り、ゆりぴょんをそこに埋める。
そしてそこには、木崎クンも一緒に眠っている。
メールを使って駆け落ちしたように見せかけるのは簡単だった。
ゆりぴょん、最後の最後にあなたの好きだった木崎クンと一緒にしてあげるね。
あたしって、優しいコでしょ？

親友との別れはホントに辛いけど、それも青春の１ページよね。
十年後、また会おうね。それまでバイバイ、りさっち。
あんたの計画ははじめっからバレバレだったよ。
私の死んだフリ、けっこうイケてたでしょ？
木崎くんがりさっちの事好きだったのは本当だから、今度は向こうでカレと仲良くしてあげてね。
ゆりより

ユーリ海老原

>>412
叙述じゃ無いね。

但し、そのチャレンジ精神は大いに評価します。

>>412-415
少なくとも冒頭の「二人でやってきた」は叙述になってるな

後半のもうひとひねりはどうなんだろ
叙述として読むには時系列が（被害者の声として読んでさえ）微妙な気がする
成り立っているかもしれないが無理矢理感が

長いし尻解しにくい。

免許を持っている方は、その危険性を熟知すべきです。
先日も、取り立ての男性が運転するトラックが、民家に突っ込むという事件が起きました。
男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と証言していますが、警察は事件を重く見て、その場で男を逮捕しています。
法改正以降、警察の目が更に厳しくなっています。
我々貸金業の人間も、危険な橋は渡らずに、
合法的に貸金を取り立てていきましょう。

前スレ723-724と全く同じネタじゃないのか？
と思ってよく読んだら最後の方ちょっとだけ加筆されてるね
でも大筋は変わってないよな
やっぱり叙述じゃないし
よくバトル漫画やスポーツ漫画にある「実はそれも予想通りで対策済みだ！」の繰り返し
予想外の展開ではあるけどね

>>416
＞少なくとも冒頭の「二人でやってきた」は叙述になってるな
解説希望

>>418
「取り立ての」って言い回しに違和感あってすぐ予想できた
つかそんな微妙なダブルミーニングに頼ってそれ以外の部分は滅茶苦茶
話として成り立ってるかも怪しいところ
あと貸金業は正しくは免許制じゃなく登録制らしいよ

世界はゾンビで覆われていた
俺は生き残った最後の人間だ
すでに食料も弾薬も尽きかけている
この先、どうすればいいのか分からない
立てこもった小屋の扉が壊され、ゾンビの大群が襲ってきた
ああ、もうダメだ
その時、階下から母親の声がした
いつまでもTVゲームやってないで早く風呂に入りなさい！

「はーい」
俺は適当に返事をして、慎重に一階へ向かった。
そういえば、何日風呂にはいっていないだろう……

キッチンの横まで行くと、母がこちらを見ようともせず
「あんた、ゲームばっかりやってると頭悪くなるよ」
と言うので、
「心配ないよ」と答えた。

それから、生前の習慣を繰り返しているゾンビの後頭部を猟銃で撃った。

世界はゾンビで覆われていた。
俺は生き残った最後の人間だ。

>>421
ハインラインの短編SFでそういう構造のあったな
小屋の扉が壊されてるところとか手当てできてないとかキズがあるとか、ミス板的には足りないんだろうけど
単に>>420を批評するより気の利いたやり方だな、と感心したｗｗ

うまい批評、と見せて、全部４２０の自演だろ。

シベリア経由だからそれは無いかと。ID変えるだけなら簡単だし

>>420->>425
ここまでオレ様の自演でメタ叙述ですた(ｷﾘｯ

自演かどうかはどうでもいいが、
ゾンビネタというのも定期的に出てくるよな。
ゾンビか人間かという点でミスリードを仕掛けやすいんだろ。
面白いっちゃ面白いけど、大抵はオチが読める。

ゾンビネタという非日常の振れ幅の大きさに
叙述のポイントである真相のギャップの大きさが負けてるのがほとんどだな

うちの旦那は、暇さえあれば本ばかり読んでるオタク
それも推理小説っていうのかな、探偵とか殺人とかああいうのばかり
仕事から帰ると、ろくに話もしないで本を開いて読んでる

まだ子供が小さくて手がかかるのに、家事すら手伝ってくれない
せめて、子供の面倒でも見てくれれば助かるのに、あんたの子供なのに
子供がかわいくないのかなあ？
赤ん坊のことから、あやすこともしないし、興味ないみたい

そんな旦那がある日、家に帰ると仕事用のバッグをごそごそやっている
「な、ない」
聞いてみると、会社帰りに買ったものを落としてしまったらしい
「ねえ、何を落としたのよ？」
旦那曰く、”いいぬいぐるみ”だそうだ
ぬいぐるみ？
子供に関心ないように見えたけど、ちゃんと子供の誕生日を覚えてたんだ
旦那は、ガレージにもどって通勤用の車の中を調べて、落し物を発見したようだ

へぇ？本ヲタクの旦那の買うぬいぐるみってどんなんだろ？
良いぬいぐるみなら高いものだろうな、テディベアとか

旦那が、もどってきた
その手には、本が一冊
イニシエーション？って、何？

ダジャレだな。叙述じゃない。

乾くるみ？

あのペンネームって
ハコの中の登場人物「以縫くるみ」のネーミングと同じく元々「ぬいぐるみ」からとってるんだよね
火野紀男が「ピノキオ」みたいな感じで登場人物名がほぼ全て人形関連

さらに、それはハコの中の失楽　の徹底的パロディの一環でもあると

>>428を叙述トリックとしたいのであれば、語り手の女性が
実は「旦那」と呼ばれる男性の妻ではないという構成・オチのほうが・・・・

>>430
急に知識自慢するやつってなんだろ

>>428
旦那の愛読書が推理小説だってとこもほのめかす程度にしとけば良かったと思う

知識自慢つーよりは

使ってるダジャレ自体がすでに二番煎じになってるということですね。

旦那刑事というのもいたな

>>432
つまんないことに突っ込むなよ。
君が器の小さい人間だということがバレバレだ。