東野圭吾part56

>>454
逝ってらっしゃい
死ぬっていうのは全ての人間の憧れだよ
その境地に辿りつける人は輝かしい　その境地に連行するのが悟り切った仏性の職人
幸運にも一度だけ死体を見たことがあるけれど
あれは美しいものだ　てかてかと収束していく整った均整の体現だね
しかしそれも一瞬　無常の顕現というのかね　破局点を超えると
生ごみだからね　ただの蛋白質の塊　もっとじっくり見ておくべきだったと
誰もが必ず後悔すると思うね　箱に突っ込んだ貨車の中は
宝石箱のようだったんじゃないかな　是非馳せ参じるべきだった
勿論運転手に喝采を送ってね　いの一番に潰れていたのだろうけど
首を掻っ切るかい縊るかい空に身を躍らせるのもいい　
一生懸命轢き潰されてみるのも見ていて愉しい
是非呼んでよ　その血を啜らせてもらいたい

まぁ、輪廻転生ってあれ罰だからね