米澤穂信(その7)

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408名無しのオプ
>>403
個人的にはああいう物悲しいEDが好きだってのがあるけど、
それとは別にして、これから先の人生がどうやっても好転しないんだって

確かに主人公はそれまで何もせずに嵐が過ぎるのを待つってスタンスで行動してたけど
それが原因で不幸を回避出来なかったのか、姉と言う人間だから回避できたのかは判断が付かない
たとえばパラレルにいたのが、主人公本人で、
Aという行動をした方がいいのかなと迷よう場面で、パラレルはAとして結果不幸を避けた
というなら、これからの人生で、こうした方がいいのかなという場面でそう動くことで一定の自己満足は得られるかもしれない
でも姉と言う人間だから不幸を避けることが出来たとなると話は全く変わる

これからの人生の岐路で姉が取るであろう行動なんて所詮他人だから予測出来ず
比較対象がないのに、自分よりも良い点取ると刷り込まれた相手と負け戦を続けつつ
周りの不幸を全て自分のせいにして生きて行けってのは厳しいだろう

とだいぶ前に読んだきりだけど、適当に書いてみる