「殺しのオーダー」解決篇2/2
「犯人はその数字の順序にしたがって殺しを続けていました。
そして、ひとりだけ5番目に殺害されたはずの馬場逸樹には逆さに読んでも5という数字が出てきません。
5番目に殺害されたようにみせかけ姿を隠し、全員を殺害するまで犯行を続けるつもりでいたのです!
馬場逸樹、彼こそが、この連続殺人事件の犯人!そしてこの殺しのオーダー(順序)の5番目に成り代わったババ、すなわちジョーカーだったのです!」
明智がそう言い終えると、物陰からパチパチと手を叩き「お見事です明智さん」と言いつつ不敵な笑みを浮かべた馬場逸樹が姿を見せる。
と同時に大広間の扉が開き、どこに隠れていたのか、殺されたはずの天知、中谷、橘、知念、黒木もそれぞれ姿を見せる。
「自分に死ぬ役がまわってきて真相を知らされるまで、まったく気付かなかったわ今回の推理は」と言うのは知念陽子。黒木達もウンウンと頷く。
「さあ、では、次の推理劇をはじめましょうか。次の執事役は誰だい!?」と馬場が口元を緩める。
ミステリ愛好家達による洋館でのミステリーナイトはまだまだ続くようだ。 (終)
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>>432 お見事です!いきなり正解です!早過ぎます…orz
>>433 疑問点は解決篇で納得されるといいのですが…
ありがとうございました。