【推理パズル 総合スレ】第16回モナギコ蜘蛛の会

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384「幽霊からの電話」出題篇2/2
「幽霊からの電話」出題篇つづき
大家の桜橋米子(58歳)は、二、三日前に、猿渡のちょうど真下に住む同アパート住人の犬山太郎(33歳)が「殺してやる」と言って猿渡と口論をしている姿を目撃していたと証言している。
犬山と猿渡は日頃から仲が悪く何かというと口論していたそうだ。
とうぜん犬山だけは猿渡から金は借りてはいなかった。

猿渡の遺体は検死の結果、死後10時間前後経過しており、凶器に使用された置き時計は文字盤のガラスが割れ、
針は11時46分を指していたことから、昨晩の午後11時46分が犯行時刻で死亡推定時刻と思われた。

ところが猿渡の電話の通話記録を調べてみると意外なことがわかった。
7月7日午前0時6分に最後の通話記録が残っていたのだ。
通話の相手は同じアパートの住人、牧村遊也(27歳)
しかも牧村は猿渡から総額50万は借りていることが判明。
電話のことをしゃべらないでいた牧村も警察の尋問にしぶしぶ話しだした。
牧村「たしかに電話がかかってきました。金を返せという催促の電話でした。返さないと呪ってやるぞ…と、
それが翌日あの人が死体で発見され、殺されたのが俺に電話がかかってきたより20分も前じゃないですか。
あの電話はじゃあ幽霊からの??…と思うとそれで怖くなって話しだせなかったんです」

さて猿渡を殺害した犯人はいったい誰なのか?