>>272の解決編2/2(つづき)です。
ゲイルの話を聞いていた他の4人は感情剥きだしに
「大谷にそそのかされたんだ」「浅草が言い出したのよ!」
「茂田井のせいだ!」「いや彼よ!」と罪をなすり付けあいだした。
「窓は円谷ひとみのことだろ?…」とかワケのわからないことまで言い出す始末。
やがて4人に手錠をかけ終えた警部が、ゲイルに振り返り礼を言おうとした。
「ありがとうゲイルさん。おかげで事件は解決できそうです。でもあなたはいったい?」
「通りすがりの探偵・・・とでもしておきましょうか、フフフ」
ゲイルはそう言うと夕闇せまる雑踏の中へと消えていった。
「勝手に帰るなぁぁああー・・・」
警部の声はむなしく響いた。
後記・皆さん、推理のレスどうもありがとうございました。
解決編はそれとなく小説風にしてみました。
それなりに納得していただければいいのですが…