新刊紹介スレッド(海外篇）part6

あ、ポケミスの方が発売日は早いのか。

ポケミスの表紙の人亡くなったのか…

訃報：勝呂忠さん８３歳＝洋画家

あれって絵というよりデザインだと思ってたのでググったら「道化者の死」の表紙とかは
えらくプリミティブな絵っぽいな。
自分の持ってるの見てみたらイアン・ランキン「首吊りの庭」の表紙は確かに首吊る輪になった縄だ。

リディア＆ビルシリーズ最新作が出る！
やっほおおお！
短編集だけど嬉しい！

クック「沼地の記憶」５０ページ読んだところで「1Q84 Book3」で中断
とりあえずいつものクック節全開だがやや地味か

それにしても1Q84はエゲツナク売れてるね

リディア＆ビル買ってきた。
でも最近、好きなシリーズはもったいなくて新刊読めない感じ。
マンケルとかも取っておいて、次が出そうになったら読んでる。
なんだかなー。新刊の意味ないよ、自分。

>>383
クック節全開楽しみだ〜
コナリーの新刊も出たけど今読む本がたまってるので大事に取って置こう。

年末に買ったのを今頃読んだ「完全なる沈黙」おもしろかった。
ロバート・ローテンバーグって聞いたことないと思ったらデビュー作らしくてびっくり。
D.W. バッファやスコット トゥローを思わせる完成度だった。

バッファも新刊出して欲しいけど、売れないんだろうなー。

新刊じゃないけど、扶桑社のブログを眺めていたらちょっと嬉しい記載があったので。
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しかし、じつはすでに以下のような作家の準備ができているのです。
　　リザ・スコットライン
　　スティーヴ・マルティニ
　　デイル・ブラウン
　　リチャード・マシスン

　そこにくわえて、次のような作家が入ってきます。
　　クライブ・カッスラー
　　ロビン・クック
　　ジョー・ゴアズ
　　ローレンス・ブロック
　こういった一線級の作家をご提供することで、
翻訳ミステリーの楽しみがさらに広がり、深まればと考えています。
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マルティニとスコットラインはかなりお久しぶりなので、
実現するなら本当に嬉しい。

来月は文春文庫からサイモン・カーニックの新刊が出るそう
タイトルは「ノンストップ！」、B級臭いサスペンスは好みなので楽しみだ

>>377
自分的に今年の１番になる予感。
まだ半年あるけど年内にこれ以上の作品を読めたらすごい幸運。
ミスティックリバーとグリーンマイルを足して割ったような話で
最初はブツブツと途切れながら進む話がちょっともどかしく感じても
後半の怒涛の展開にぐいぐい引き込まれてラストの後の余韻がすごい。
前作もそこそこおもしろかったけど段違い。

C・J・ボックス『さよならまでの三週間』ってノンシリーズ作品でしょうか？
いきなりここから読んでもOK?
ハヤカワのサイトに載っている紹介文では
「我が子を守るため命を賭して闘う男。MWA賞受賞の『ブルー・ヘヴン』につづく感動作」
としかないので、判断つかなくて。

いきなりでもおk。

>>391
ThanX!!

ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』
評判通り読み応えたっぷりの一作でした。
が、ちょっと作りすぎのような気も…、この辺りのさじ加減は難しいとこかも。

文庫版で読み始めたんだけど、
ポケミス版を図書館で見つけたので、文字数が好みなのでそっちに移行。
ただ中盤移行、厚みから本を保持しにくくなり、また文庫へ戻りました。

『ラスト・チャイルド』
刑事の無能さに終始いらいら。本気かこれwww

『機械探偵クリク・ロボット』ポケミス

ほのぼの脱力系w
駄洒落好きにオススメ

ジョン・ハート『ラスト・チャイルド』

確かに読み応えがあった。
子供を主人公にしたことで前二作よりぐっと良くなったね。

>>389
＞ミスティックリバーとグリーンマイルを足して割ったような話
分る。

俺は、
スチュワート・ウッズと
スティーブン・キングと
T・ジェファーソン・パーカーと
デニス・ルヘインをミックスして
マーク・トゥエインで割ったような味がした。

翻訳物の値段高騰が多い中、
グリシャムの新刊（未読）って上下巻で1,400円って割と真っ当ですよね。
超訳会社が手を出さなくなって、少し落ち着いたってことなのかな？

たまにはageてみよっと

海外で新刊としては安いんだけど、
文庫で1作品が1400円は普通か高いくらいだと思う。

1冊が分厚いわけでもないし。

>>390ですが、ようやく読了。
なかなか凄まじい内容でした。
普通の人だと思っていたのに…行動が怖い。
銃社会の人間は怖いな。

早川のサイト見てて見つけた、とても久しぶりの新刊。

愛書家の死 945円
ジョン・ダニング（著）
刊行日: 2010/08/25
〈『死の蔵書』のダニング、待望の最新作大人気古書蘊蓄ミステリ〉
大金持ちの馬主の蔵書鑑定依頼は、
本を深く愛した今は亡き奥方の不審な事故死と秘められた情事の謎を解き明かす旅へと変わる……

ポケミスの装丁が・・・・ショック。

サラ・パレツキーもライノベみたくなっちまって・・・

>>394
刑事　「〔下〕から本気出す。」

ジョン・ハートは次の作品が勝負だと思う。これから先、生き残れるかどうかの。
分野は違うけどM・ナイト・シャマランみたいにはなってほしくないな

ミレニアムの文庫本は出ないのかなー？

ポケミスの装丁、1417番以降メタリックじゃなくなってからは
色遣いがチャチいわ、色褪せやすいわでいいとこ無しだったので、
今回の大胆な変更はむしろ歓迎

押尾のメモに「ソウルコレクター　ジェフリーディーヴァー」との記述があった

獄中で読んでたのかな

あいつは何も学んでないな

押尾学の「学」は俺が何かを学ぶんじゃなくて、おまえらが俺から学ぶという意味だから

テラン、コナリーあたりも今年はいまいち

文春からディーヴァーの新刊くるっぽい

コナリーで思い出した
本の雑誌９月号が翻訳ミステリ特集だったから買ったけど
古沢さんレベルの訳者で年収３００万円てキッツイなあ

深夜プラス１の閉店記事にはびっくりした
現店長曰く、翻訳ミステリ離れの原因のひとつはこのミス一位が
マニアックすぎたって話で、

＞海外部門の一位に『ポップ1280』『神は銃弾』『飛蝗の農場』と
＞三年続けて選ばれたことがあって、この三年間で離れていった人が
＞相当多い。僕は暗黒の三年間と呼んでいるんだけど。」

てのにちょっとウケてしまったww

そして「初心者向けのおすすめ（翻訳）ミステリー30選」の
３分の１が未読作品だった件

５０代の古沢は自分の中で新参扱い
ガンコ職人のようなじいさんばあさんの翻訳者が好き
俺だけ？(´･ω･`)

>>411
翻訳関係のスレじゃ文芸翻訳は趣味じゃなきゃやってられないといわれてる。
理由は、翻訳にかかる時間や分量に比べて、報酬はその多くが安いし、
翻訳を終えてから報酬が払われるまでの時間が長い過ぎるようで、
生活をかけるとやってられんそうだ。

だから、大学教授のように他の職業を持ちながら文芸翻訳をやる人が多くなる、と。

このミスの海外一位はフリッカーも
コアな映画ファンでなきゃ手を出しにくかっただろうな

>>411
深夜プラス１店長の発言については複数の書評家が批判しているね
確かに翻訳ミステリーの売行不振が即閉店に繋がった訳ではないだろうけど、
このミス１位にマニアックなものが多かったってのは実感としてあるなあ
「飛蝗の農場」なんて自分含め周囲で評価してる人いなかったし

このミス発足当時は文春に対抗する意味でマニアックな路線も必要だったかも知れないが、
今はもう文春以上の権威になってしまっているのだから、
少なくとも１位には王道的面白さを備えたものを置いて欲しいね

>>415
杉江松恋の他に批判しているのって、誰と誰？

杉江ブログも店長の感想はそれとして、一店舗の閉店という記事を
翻訳ミステリ特集の巻頭に載せるのはおかしいという意見でしょ。

ブログで見たのは吉野仁とか？
あと、いろんな人が杉江に賛成してリツイートしてた。

このミスでも『フロスト日和』とか、『極大射程』とか、
『ウォッチメイカー』あたりは文句なく一位つか
万人にオススメ作品だったのに……
あ、今年の『犬の力』もテッパン一位だった

>>413
それで古沢さんが重版かからないのを嘆いてたのか！
（重版になると印税が新たに入ってありがたいんだけどって
ことすよね）
コナリーやプリースト持ってても苦しいとは翻訳業って大変だなあ

確かに「飛蝗の農場」よりはコナリーやディーバーの方が翻訳小説を敬遠してる層に勧められるな

ミーハーな本読みなので、
飛蝗やトンプスンなどは１位でもスルー決定して、
２〜５位のエンタメ系しかチェックしてないや。

＞コナリーやプリースト持ってても苦しいとは翻訳業って大変だなあ

コナリーだけではないけれど、
今はボッシュみたいに長期にわたるシリーズものの初期の作が、
殆ど本屋に置いてないんだなあ。
古書でしか入手不可のものも多くなってる。
だから、シリーズをずっと買い続けており昔からのファンでなければ、
シリーズの最新刊が出ても手を出しにくい状況になっているよね。

>>421
そういえば自分もルッカにハマったときに既刊探すの大変だった…

キングなんかも最近まとめて再版されたけど
一昨年くらいだったか、手持ちのシャイニングが痛んできたから
買い直そうとしたら全然なかったし

「神は銃弾」は映画化権売り狙いの中身なしのクソだと思ってるけど好きな人は好きなんだよな・・・

だろ、コヨーテ。

「死者を侮るなかれ」は面白かったけど「神は銃弾」はイマイチ
テランはストーリーなんて二の次にしてるから文章と場面がうまくハマんないと盛り上がらない

アメリカの作家って、宗教色が鮮烈にでてる気がする。
キリスト教右派の保守から、宗教フリーまで。

『「ラスト・チャイルド』のハートは、キリスト教右派色（父権主義）が強すぎて、
生理的に受けつけなかった。
ボストン・テランは、カソリックの家庭出身なんだろうな。　
本人はあんま信じてないけど、根っこにある感じ。
『神は銃弾』から『音もなく〜』まで、スタイルは聖書の受難物。
ジョン・ダニングはリベラルというか、宗教色排除してて読みやすい。

制裁は非常に優れた作品だね
ランダムハウスってどこか胡散臭かったけど、この作品で見る目が変わったよ
続編のボックス21も早速読ませてもらう、読ませていただくよ！

サイモン・カーニック『ノンストップ！』
もう全然新刊じゃないけど、読んだので。
以前のダークなカーニックが好きだったので、中盤まではちょっと受け付けなかったけど、
終盤あたりから、なかなかダークな雰囲気も漂ってきて「エンタメ〜」なだけじゃなかった。

新潮から出ていたあの路線の未訳のを出して欲しいなぁ。

ﾎﾞｯｸｽ21読完
途中でネタが割れてからが単調だったな、オチも想定内
処女作がよかっただけに肩透かし