【珍品】藤岡真4【ミステリ】

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882名無しのオプ
>本日、唐沢ブースににじり寄り、そこで交わされていた会話をチェック
>時間は1時半頃だったか、唐沢ブースの本は完売直前。
>唐沢俊一はブースの外に立っていて、何やら黄色いアロハを着た太った人と話をしていた。
>アバンティのマスターになったつもりで聞き耳を立ててみる。
>(実際の会話はもっとゴモゴモしていて完全には聞き取れませんでした)
>黄色「検証ブログってもう来た?」
>唐沢「あぁさっき来て本を置いていったけど、別に何んともなかったな」
>黄色「ちっそこに立ち会えたら面白かったのにな」
>唐沢「しょせんその程度だよ」
>黄色「じゃ、今度は俺が殴り込みにいきましょうか?」
>唐沢「ぐははは、それおもしろいな」
>黄色「マジ行っちゃいますけどぉ」
>唐沢「あんましムチャすんなよ、ぐははは」
>という事で、黄色いデブが検証はんブースに向かって歩き始めた。
>あわてて、別ルートで検証はんブースに急ぎ、すぐさま藤岡さんにその事を告げる。
>藤岡「黄色い服のヤツだな」
>という所で人混みの向こうから黄色いアロハのデブがやってきた。
>さっきは聞き耳を立てているのがバレるとマズイのでその人物の顔などを
>覗き込まなかったのだが、そのドスドスとやって来た男の顔を見て「ハッ」とした。
>「ドラゴン山崎だ」
>その黄色いアロハのドラ山は検証はんブースにやって来るなり、その机に両手を置き、
>顔を検証はんに向かって突き出し「こんにちわっ! 遊びに来たよ!」
>異常にテンション高くワザとらしく声を掛けてきた。
>さらに「オレのこと知ってるよね!?」と(唐沢と同じく自意識過剰だってば)
>その段階ですでに藤岡さんはドラ山のすぐ横に場所を移動し、不測の事態に備えた。

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(続く)