横溝正史【新版全集第十八巻 探偵小説昔話】

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229書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
>放送権だけしか制作費が回収できないような形式だと
自分で勝手に限定状況を付してひとり突っ込みすか?(w
>当然ながら利益が望めるダウンロード販売
ニーズの大きさに関する検討もなく、
この御時世に「まず利益あり」とする発想が実に痛いものがある。

そもそも現時点において、横溝御大作品の「音」による商品化の具体的な話を
呈示出来ない時点で議論は決しているということが、なぜわからぬのか?(w
とは言うても、俺自身、音による横溝ワールドに興趣が湧かないわけではない。
現時点では商品化は不可能、既存放送メディアのソフト使用も未定となれば、
では、いかにしたら良いか?
そう、自家製作すればOKなのである。
言わば、良い意味での手扱き(マスターベーション)とも言い得よう。
既に
(1)狂気を意味するlunaticなる語はluna(月)という語からきているそうである。
(2)それは戦争が終わってから、ちょうど1年たった昭和21年、9月はじめのとある夕方の
ことである。
(3)4月1日の午前3時ごろ、M中学の寄宿舎の一室に寝ていた葉山という1学生は、
恐ろしい夢からふと目覚めた。

以上の冒頭文の3作(傑作・代表作とか、個人的に好きな作という観点は捨象し、
あくまで俺が朗読し易いボリュームのものを取り挙げた。プロ中のプロでもない限り、
ブレスが非常にきついものがある)は既にブログ上では聴けるようになっている。
自声ながら、あらためてリスニングしてみると、(1)の作など不気味なまでの迫力に溢れていると
言い得る。