海外クラシック新刊スレッド４

ブルース『ロープとリングの事件』読んだが、『三人の名探偵のための事件』ほど面白くなかった。佳作ぐらい。
ブルース『死体のない事件』あとがきにも書いてあるとおり、少し瑕疵が目立つ作品。展開も予想通り。同じ趣向なら、マガーの『被
害者を捜せ！』や『四人の女』の方が上。あと、未読の人のために書いておくと、ビーフ物は発行順に読んだ方が良い。

あと、古い創元推理文庫を何冊か読んだ
ブッシュ『完全殺人事件』・・・鬼貫警部やフレンチ警部を足しても足りないぐらい、地味、地味、地味〜〜〜〜〜〜〜〜〜ィィィィィ！！！。新訳を出したら少しはマシになる？
ノックス『陸橋殺人事件』・・・初読と思ったら、多分、既読。でも、内容は忘れていたのでＯＫ、っていうか、大した内容ではな
い。バークリー『毒チョコ』の劣化版って感じ。訳が比較的新しい（80年代前半）せいか、読みやすい。
メースン『矢の家』・・・展開が古いし、探偵と犯人との心理戦とかいう煽り文句ほどのこともない。
フリーマン「赤い拇指紋」・・・トリックは子供だましだし、展開が妙に遅く、真犯人もバレバレだが（むしろヒロインの立ち位置が
一体どうなっているかの方が、謎としては難しい）、最近日本でもこのトリックが外国人により使われて、官憲が騙されているのは情
けない。あと栃木の冤罪事件なんかと通じるものがある。これも訳は比較的新しい（80年代前半）せいか、読みやすい。
ボワ＆ナル『仮面の男』・・・これはお仏蘭西ではともかく、米国で出版できたんやろか？上の４冊の創元の諸作よりは面白い。

>>917

多作だから仕方ないけど、クイーンやカーって地雷も結構あるよなぁ（クリスティも）。
俺的にはバークリーとシリル・ヘアーの当たり率は神。

クイーンのハズレは最後の女だけ
クリスティはビッグ４だけ

訂正：クイーンは後期の代作を除くと割りと当たり率は高い。
でも、『最後の女』だけってことはないと思われ。
例えば、オラは『九尾のぬこ』とか『フォックス家』とかはダメだな。
ハリウッド４部作のうち『靴に棲む糞婆』以外の３作をダメという人もいるし（オラはそれほど酷いと思わなかったけど）。

論創の「ストラング先生」を買った人、次回配本は何ですか？

>>925
後期クイーン問題の作品は全般的に駄目ってこと？

オラは後期の作品は、おしなべて好きじゃない。
代作の『第八の日』がへんてこな設定で、ちょっと面白かったぐらい。
まあ、初期〜『災厄の街』『生者と死者と』までの出来と比べてしまうから、なおさらなのかもしれんけど。

>>926
刊行予定は載っているが、次回配本の記載はナシ

代作『真鍮の家』は面白かった

九尾の猫はクイーンがベスト5に挙げるぐらいの名作なわけだが

作家自身が良いと思うのと、読者が良いと思うのは、必ずしも一致してないと思われ。
金稼ぐために余技で推理小説書いていた人なんか、自分の黒歴史とすら思ってるかもしれんし。

君たちはカーは地雷だらけだと言外に語っておるのか

グリン・カーは、『マッターホルンの殺人』だけじゃなく、もっと読んでみたい。

>>933　だが、それがｲｲ！

九尾の猫が地雷とかねーよ
後期を代表する傑作だろうに
個人の好みの問題はあるだろうが、地雷扱いだけはない

地雷とまでは言ってないつもりだけど、俺的に面白くなかったことは確か。
やっぱりエラリーに悩みは似合わない。
別の探偵作ってやってほしかったわ。

まあ九尾の猫は真夏に蒸し暑い部屋で汗だくになりながら読めば良さがわかると思うよ

熱中症フラグ立ててどうするｗ
いまクーラー効いた部屋で、『ナポレオンの剃刀の冒険』読みだしたとこ。
軽めだけどイイねぇ。これを読んでるとニッキィがよっぼどどブスか、それともエラリイはゲイなんじゃないかと思うわｗ
第４弾も早く出して欲しい＞論創さん

書き忘れたけど『ナポレオンの剃刀の冒険』収録の短編で太西洋という誤植があったのは、頂けない。
もう一つ誤植かなと思うのがあったが（略

「最後の一撃」も好きなんだけど・・・
何かいいよねあれ
長編漫画の最終回って感じ

論創の近刊にチェスタトンがあるけど、
どの作品だろう

ttp://www.ronso.co.jp/kankouyotei/kankouyotei.html
空白の一章　バーナビー主任警部（キャロライン・グレアム）
エラリー・クイーン論 （ 飯城勇三）
9月25日発売
微妙・・・・

グレアム＜「蘭の告発」や「うつろな男の死 」は結構面白かったけど。

「空白の一章」はどれなんだろう
Death in Disguise １９９２
Written in Blood １９９４
Faithful unto Death １９９６
A Place of Safety １９９９
A Ghost in the Machine ２００４　＜−The Policeの名アルバムと同じ題名だな

クイーン論は嬉しい。

黒後家蜘蛛の会の新訳だしてくれ

クイーンダム掲載の評論を纏めたものなのかな

クリスティとか人気のある作家はいいよなあ
優遇されまくっててさあ

以上、ジョン・ロードの独り言でしたｗ

>>944
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001M6IXK
ドラマ版のあらすじからするとWritten in Bloodでは。

>>947
そのようです。

ジョン・ロード全集とか仮に出るとかなったとしても
今更本棚に空きがねーよ

床に置けばいいじゃない！

>>952

本棚に空きがなければ、新しい本棚を買えばいいじゃない

アントワネット乙

本棚を置くスペースがないんだよ！
「だったら新しい家を買えばいいじゃない」

「ストラング先生の謎解き講義」は地味だが面白かった
続編きぼんぬ

このスレの人はけいおんとか見る？

そもそもけいおんって何？

「けいおん」
女子校の軽音楽部を舞台にした、四コマ漫画。
去年と今年、深夜枠でｱﾆﾒ化。現在もその２期目が、ＴＢＳ系で放送中。そろそろ最終回か？

何故このスレで聞くのかは、分からん。

マジレスすんなよーｗ

いやアニヲタかつミスヲタって俺以外にいるかなって不安になった

「けいおん」は録画してるし「ストラング先生」も買ってるよ。

何なんだこのスレチの流れは。アニメの話なんぞアニメ板でやれ。

バークリーの第二の銃声を読んだが、これは過大評価だな完全に。
地味すぎ

地味だと駄作で派手だと名作なのか？

クイーンでXやエジプトが、クリスティでオリエントやそして誰もが最高傑作と見なされているのを
考えればわかるだろ

あなた自身がエジプト十字架やオリエントがそれらの作家の最高傑作だと思ってるの？

その理屈でいくと、クロフツなどは過大評価され過ぎの作家になってしまう。

クイーンは超地味なオランダ靴だって最高傑作と見なされてるぞ

バークリーでは「地下室の殺人」を最近読んだが、何とも凡作だった。
毒チョコ事件の後に読んだから、より一層そう感じたかもしれん。

これの国書版の中古価格が高騰しているなんて、何とも不思議だよ。