皆川博子２【zwei】

前スレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1034508368/

スレ立て乙！皆川先生が百までお元気で、小説を書いてくださると信じてやみません。

乙です。只今「彼方の微笑」を読み返し中。くらくらする。

>>3
乙。先生の著作がきっかけでヨーロッパ風味のアニメにはまってしまいましたw

タイトルにzwei乙です。
先生の書かれるドイツが読みたい

遅ればせながら乙です＞1

は、はやくミステリーズをゲトせねば…！

>>1　乙です！

ミステリーズ読んだ＞双頭のバビロン
早く単行本で一気読みしたい

前スレで話題になってた聖女の島読んだ。
あのエピローグはどういう意味かアホな自分に教えて欲しい。




全ての後にあの薄紅色の封書を書いた翌朝、おかしくなったってこと？

初皆川は何がオススメですか？

倒立する塔の殺人

結ぶ、聖女の島
取りあえずインパクト残るよ

>>10
長編：花の旅　夜の旅（扶桑社文庫だと聖女の島も収録されているのでお薦め）、死の泉
短編集：結ぶ、ゆめこ縮緬（ただしどちらもﾐｽﾃﾘではない）

夏に「結ぶ」読んだけどすごかったよ
「蜘蛛時計」は短編の神髄って感じでほんとに溜め息が出た

「花闇」が超いい。実在した歌舞伎役者が主人公なんだけど
皆川さんの真骨頂だと思う。絶版かもしれないけど読んでほしい。

まあ俺が入ったのは花闇からだな

死の泉、総統の子ら、猫舌男爵、ゆめこ縮緬･･･
の順番で読んでいったかな

>>11-17
ありがとうございます。

週末に本屋に行くので、皆さんのオススメから探してきます。
『花闇』気になるのですが、絶版なんですね。図書館と古本屋も回ってみます。

2002年頃集英社文庫から復刊された、と思って調べてみたら絶版になってたか(´･ω･｀)
>>18
あと、ホラーを書く！（小学館文庫）にはｲﾝﾀﾋﾞｭｰが載っているからぜひ読んでみてほしい。

>>19
調べてみたら「ホラーを書く！」すごく良さそうですね。インタビュー陣が豪華。
明日、一緒に探してきます。
ありがとうございます！

「蝶」が12月に文庫落ちになるらしいけど…
同じ文春、なんで「結ぶ」のほうがならないのか
あっちのほうがおも…ごにょごにょ…

蝶は収録されている短編数も少なかったせいかちょっと内容がﾏﾝﾈﾘに感じた覚えが・・・
結ぶは文庫化するとあの独特のﾌｫﾝﾄを変えられそうなのでそれを許可してなかったりしてw

「総統の子ら」でヒットラーユーゲント出身の戦車隊長が
MP40でなく、シュタイアー短機関銃を装備しているのを読んで
良い意味でビックリ。こういう細かい考証は日本人の作家では
なかなか出来ないと思ったね。それで女史の年齢を知って2度ビックリ。

>>21
ぜひ一人1000部ずつの購入をお願いします。
俺はその先にある文庫「結ぶ」を買う。

韓国の読者です。
こっちには恩田陸が流行りので、私もはじめては恩田さんの本にふれ、耽りました。
どころで＜図書室の海＞のあとがきで、皆川博子の＜結ぶ＞について読んで、何というものだろう、と不思議に思って、皆川先生の小説を探してみました。
もちろんこっちには、＜結ぶ＞おろか皆川先生の小説は一本も翻訳されていないので、海外注文とかBOOK-OFFを利用したのです。
＜聖女の島＞と＜倒立する塔の殺人＞をそうして読みました。
凄いでした。まさに感嘆するに値するものだ。とくに＜倒立する塔の殺人＞は、あまりの美しさに、うっとりと見惚れるくらいです。
ほんとに耽読してしまいました。でも翻訳されていない本を手にするのはとても煩わしい。困りますよ。
絶版だの何だのしても、日本の方が羨ましいのです。少なくとも図書館はあるはずでしょうね。
＜結ぶ＞をどうすれば手に入れようか考えれば、うっとうしくなります。

>>23
もうかなりのお歳なのに文章に衰えがないのが凄すぎる

>>23

皆川さんは凄い作家だよ。皆川さんの作品は
図書館でもお蔵入りしていることが多いからな。
ああいう凄い作家をブックオフとかで見つけると
「なんだかなあ、清水国明うるせえよ」とか
思っちゃう。

「死の泉」、つまらなかった。
なんだろう、自分の好きな要素がてんこ盛りなのに、面白くなかった。

>>682
>>2を参照。
書店で入手可能なのは>>683の二冊（光文社文庫）

連城スレと間違えましたね？

ごめん間違えた。
>>25
http://www.amazon.co.jp/dp/4163181601/
ここで海外発送してくれたらいいのですが、
出来たとしてもクレジットカードでないと駄目なのと3000円なのは厳しいですよね・・・

ああ、やっぱ読者層被ってるんだ。納得。

>>25
こっちも品切れですけど『皆川博子作品精華（幻想小説編）』にも「結ぶ」は入ってますよ
読めるといいですね

今日の読売の夕刊に、皆川さんの小エッセイ？だがインタビューみたいなのが載ってた。
それによると来年の秋からの連載のためにアイルランドへ取材に行ったとか。
今のところ４本の小説の予定があり、それらは絶対に書き上げたいとのこと。

予定作品増えたな

アイルランドか･･･お元気なようで安心する
楽しみだ

予定作品4本と言わず、何本でも書いて欲しいよね。

はっきり言って『死の泉』は糞。

それなら薔薇密室の方が・・・

『巫女の棲む家』の文章が良すぎて困る

で、誰か「小説すばる」の「更紗眼鏡」は読んだのかね？

連載ものはここに情報書き込まれないと分かりません＞＜

>>38
自分は死の泉で皆川さんにはまったな

「死の泉」は・・・最後のあのオチが面白かった、かな？

でも、結局何だったの？と、読み終わってから思いはした。
あまりオススメではないかな。

そういや死の泉の演劇やってるみたいだね
ちょっと観てみたいかも

ほんとだー！舞台になるんだな。
見たいような見たくないような、複雑な気分だｗ

本物のカストラートが出てくるなら見てやる

>>45-46
スタ○オラ○フのことだったら以前観たよ。
あまりお勧めしない。やっぱ美文は美文として楽しむのがいちばん。

蝶の文庫表紙できてた。
単行本のそのまま縮小版みたい。
ttp://www.bunshun.co.jp/book_db/7/44/00/9784167440084.shtml

あんまり覚えてないけど確か前スレで
舞台見に行ったら御本人来ててサイン貰った。
っていう人が居て、羨ましかった

>50
いいなー。
今年の「このミス」出てたから買ったら皆川先生の今後の予定が。

・「双頭のバビロン」終了は2010年後半くらい？
・2009年秋から「海賊女王」（小説宝石）連載開始
　実在したアイルランドの女海賊に想を得た話
・書き下ろし「マグノリア偽書」はトーマス・チャタートンの話
・この12月に「蝶」、2009年夏に「伯林蝋人形館」が文庫に

うわあああチャタートン大好きな俺涙目>>51
アクロイドのチャタトン偽書思いだすわ〜
皆川先生は次から次と好きな世界をえがいてくださる神

本当にお元気だな……
あのお歳で文章が崩れていないのが凄すぎる

倒立とかも最初の一ページでどんどん作品世界に引き込まれるしね
年取って劣化する人と円熟味を増す人がいるけど、皆川先生は後者だね

そして謎解き部分で「やっちゃった」と思わせる

いいえ、幻想味出そうとして失敗してるもっと酷い作家が後輩にいますからw

謎解き部分に期待している人はあまりいないだろｗ
聖女の島は素晴らしかったがなー

最初から幻想文学作家ってイメージだからミステリー部分はｷﾆｼﾅｲ

「蝶」文庫版出たみたいだね。
単行本で持ってるから今回は買わないけど。
他にも短編たくさんあるし、本にしてくれないかな…

蝶が売れなかったらまた結ぶの文庫化が遅くなるかもしれないので買ってきた。

蝶の文庫、地元じゃ置いてない・・・。
>>60
解説はどなた？どげだったかね？
この人に対する書評目にする事ないから気になる・・・。

>>61
齋藤愼爾
ttp://www.bunshun.co.jp/book_db/7/44/00/9784167440084.shtml
人となりについて
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%E3%B7%C6%A3%D8%C6%BC%A4?kid=135643

>>62
れすとん。
‘この人に対する書評’、ってのは皆川作品がどのように
解説されてるか、って意味だったんだけど・・・、まぁいいや。
いずれ買います。

聖餐城の書評は桜庭一樹だったな

薔薇密室、総統の子ら読破。どちらも大変素晴らしかった。
いくつか疑問というか考察というかネタバレというか。
未読の方は注意。

薔薇密室は好き嫌いが分かれるようで…自分は凄く好きだ。一番好きかも。
最後２人が出会わなかったのは期待を裏切られたけども、
よくよく考えたら２人が出会って幸せに暮らすなんて出来ないもんね。
不幸な未来しか想像出来ない。だからこの終わり方が一番良かったと思う。
スピロヘータは螺旋状の細菌。青いリボンと共に歴史が繋がり引き継がれていくという纏め方に感動した。

総統の子らで一番気になったのはマックスだ。結局アイツはどうなったのか。
キモくてウザくてしつこくて、作品の不気味な嫌悪感にひたすら貢献しつくした彼が好きだｗ
単純にカールが好きだったんだと思う。歪んでいるが「親友」というのは本心だろう。
「自分だけのものは何一つ持ってなかった」「これだけは俺の自由になるんだってものを」
そう言っていたマックスにとって、カールは唯一マックスのものだったのだと思う。
裕福で美しいカールに嫉妬と羨望、そして歪んだ愛情があったはず。
ヘルマンに始終へばり付いていたのは、共に居ればいつかカールに会えると信じていたのではないか。
ずる賢くて人間くさいマックスが嫌いになれないｗやっぱこう、図太く飄々と人生を全うしたのかな。

ネタバレは自重してほしいです。

齋藤愼爾氏の解説を読みたいので文春文庫を買ってきた。

「現代文学の砂漠の沖に光輝まれなる孤帆として、美の水脈を一筋曳いてきた
皆川博子文学の一頂点といえる短篇集である」（212ページ）
「『蝶』八篇は、存在の岸辺から、〈非時〉の世界の消息を告知するヴォワイアンによる
魂鎮めの短篇集である」（220ページ）

すげー文章だな。

なんだろう、俳人(>>62)というよりは詩人って感じがするw

>>65
マックスは何か憎めないよなｗｗ

おそまきながら、11月11日付讀賣新聞のインタビュー記事を読んだ。

「本当に自分の望むものを描けたのは、海外文学を装って97年に発表した
『死の泉』が最初」
「幸い『週刊文春ミステリー・ベスト10』の1位に選ばれたり、（中略）読
者の顔が見えるようになった。67歳にしてようやく出発点に立てた思いで
した」

「最近は好奇心はあるのに、体力がついていかないのが悲しい」
「生への執着は強くなかったはずなのに、死ぬことが現実に近づいてきて、
生きることへの欲望が強まっていると感じます。私にとって書くことは
食事をするように不可欠なもの」

どうか長生きしてください‥‥。
あなたの作品を愛してやまない、われわれ読者のために。

そんなのあったのか

早く言えよｗｗｗ

齋藤愼爾氏の解説じっくり読みたかったので
「蝶」文庫版買っちゃった…単行本持ってるのに ヽ(ﾟ∀｡)ﾉｱﾋｬ
今年は短編集出してくれないかな…

と、ここらで前ｽﾚにあった作品精華記入漏れ短編と
それ以降の短編を載せてみる。
01 仲間　小説現代別冊Gen 1977.08.
02 夜のリフレーン 小説推理 1978.07.→『絵の贈り物』『贈る物語wonder』
03 夜明け 月刊カドカワ 1984.12.
04 花道 家の光 1987.12.
05 コンクリ虫 『新潮現代童話館2』新潮文庫 1992.01.
06 蘭鋳 小説宝石 1992.08.
07 沈鐘 小説新潮 1995.03.
08 メキシコのメロンパン ミステリマガジン臨時増刊 1995.11.
09 天使の倉庫 小説新潮 1998.01.
10 真珠 クロワッサン 1998.07.25.
11 迷路 銀座百点 1999.05.→『銀座24の物語』
12 いやな女 オール讀物 2001.02.
13 青髭 『絵本・新編グリム童話選』毎日ムック 2001.07.
14 猫座流星群 『玩具館』光文社文庫 2001.09.

作品精華以降
15 泉の姫 『日本舞踊　舞踊劇選集』西川会 2002.08.
16 柘榴 小説現代 2003.08.→『エロチカ　e-Rotica』
17 使者 『黒い遊園地』光文社文庫 2004.04.
18 夜光る鱗 オール讀物 2004.08.
19 影を買う店 『凶鳥の黒影』河出書房新社 2004.09.
20 陽はまた昇る e-NOVELS 2004.09.→『黄昏ホテル』
21 魔王 『稲生モノノケ大全　陽之巻』毎日新聞社 2005.05.
22 創世記 『アート偏愛』光文社文庫 2005.12.
23 赤い鞋 オール讀物 2006.02.
24 蜜猫 『猫路地』日本出版社 2006.05.
25 青い扉 オール讀物 2006.08.
26 巻鶴トサカの一週間 オール讀物 2007.02.
27 月蝕領彷徨 『伯爵の血族　紅ノ章』光文社文庫 2007.04.
28 少女外道 オール讀物 2007.08.
29 墓標 小説すばる 2007.11.
30 穴 『ひとにぎりの異形』光文社文庫 2007.12.
31 祝祭 オール讀物 2008.02.
32　隠り沼の　オール読物　2008.08.
改めて、調べて頂いた方ありがとうございます。

『死の泉』読んだけどラストよくわからなかった…
優しい人メル欄の疑問に答えてくださいませ

ラストはどうとでも解釈できるんだよ
答えなど無い
自分もすごくモヤモヤしたけど今は落ち着いてる
時が解決してくれるまで待てw

>76
ありがとう
そうなんだ……
あの訳のわからなさを楽しむのが正しいのかな
しばらく考えてみる

想像つくと思うけど

メル欄かと思ったけど、何で違う名前を名乗ったのか…
マルガレーテが正しい認識ができてなかっただけかな？
他にもクラウスはゲルトに何がしたかったのかよくわからなかった
自分は多分馬鹿なんだと思うよ

ひろこひろこひろこ〜

死の泉はパウラ・へスラーに萌えたｗ

宇月原晴明の『安徳天皇漂海記』の文庫版の解説、皆川先生だ。好きな小説に好きな作家が解説書いてくれると、得した気分。
皆川先生の文庫解説も、欲目ながらひとつの作品だ。

宇月原＋皆川とはこりゃまた……
買うしかないな。
しかしまあ、宇月原先生は寡作ながら本当にいい作品書くよなあ

「倒立―」をやっとこ読む。メタメタな構成が素晴らしい
「花の旅夜の旅」が大好きだった私には堪らない作品
こういう構成に凝りまくったような皆川作品って他にもあります？

死の泉だろ

一時期某ジャニファンだったというのもなんとなく納得できるような
気がするなー

これを機会に宇月原先生を読んでみようかね

オール読物２月号掲載『有翼日輪』

>>84
伯林蝋人形館はどうかな？85の言うように死の泉も

【ナチス・ドイツ】 “死の天使”メンゲレ医師は“双子の大量生産”に成功していた!?
逃亡先ブラジルに“双子の町”（写真有）★２
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232816754/

クラウスさんは人殺しじゃないもん
むしろ人間の寿命を延ばそうとした人だもん

冬の旅人途中まで読んだ
どうしてもサーシャが谷原章介で脳内再生されてならない

小説すばるのエッセイ読んだ。
博子様、孫からの紹介とはいえスラムダンクまで読んでるのか・・・

さすがは瀬戸内寂聴と並ぶお元気婆さんだ

先生なら携帯小説の文体を取り入れて幻想短編書けそうだw

ケータイ小説の主人公の自己陶酔っぷりは幻想小説っぽいな

恋人の難病が突然治り、子供が出来てめでたしめでたしと思いきや
現実の世界で主人公は恋人を殺していた・・・とか。

オール読物に短編

なんか単行本化しそうなﾍﾟｰｽで掲載してるな・・・
有翼日輪 皆川博子
級友に誘われ悪い遊戯を知った少年が、のぞいた新世界とは

有翼日輪
最近のキャラ強めの作品とは違って良かったよ

総統の子らで出てくる
ヴァイセ ミット シュッセっていう飲み物出てきますが
これのつづり方分かる方いますか？

>>101
ここにある、Weisse mit Schussかと。
ttp://www003.upp.so-net.ne.jp/marukajiri/d.htm

皆川氏の「みだら英泉」と
杉浦日向子の「百日紅」は表裏一体なのです。

>>102
わぁっ！ありがとうございます。たすかりました〜。

聖餐城の挿絵が末弥純さんと聞いたのですが、本当でしょうか？

挿絵なんかないぞ

もしかしたら、小説宝石に連載時だけなのかもしれないのですが…
どなかた連載時の作品を見たかたはいらっしゃいませんか？

ひろこage

「皆川博子作品精華（幻想小説編）」
図書館で読んであまりにも面白かったので、ぜひ手元にと思ったのに絶版なのかな。
とりあえず、もう一回借りてきて読むか…。

>109
ミステリー編と時代小説編は在庫あるみたいなのにね。

>>110
え、そうなの？どれも絶版だと思って諦めてた
一番欲しいのは幻想小説なんだけどさ

アマゾンや楽天で検索してみたらまだ買える。＞＞ミステリー&時代小説

一時的に品切れ状態になってるだけ…ということはないかな？
それとも、これから他の二作も品切れ（絶版）になるんだろうか…

いや、大分前から幻想編だけ無い状態が続いてる。
だからこれから他の二作もorz

アマゾンの中古価格が安くて9800円か…幾らなんでも高すぎるな
何か月かウォッチしてるけど、当然ながら高すぎて全く売れる気配がない。
せめて半額じゃないと絶対に買わない。

蝶読みおわた。
すげぇ・・・とは思ったが、読後もやっとした感じになるね・・・。
自分は中長編向きなのかも・・・。

ド野暮なんですが、遺し文のラス前を、どう解釈すべきなのでしょうか？
こういうの質問はスレ落ち寸前にしかったけど・・・すみません。（ネタバレです）

‘浄められました’と、救われて・・・・、なのか、
逆にその後の行為（はあったの？）によるフラッシュバックに絶望して・・・なのか。

個人的には前者と思っとりますが、どうなんでしょう？

野暮な事を聞かずに好きに解釈してなさい
それが小説の楽しみ方です

ミス板では違う

それを言ったら恩田陸なんて・・・

ミス板だからこそオチを割りかねないことを聞くのは野暮なんじゃないの？
恩田陸と皆川博子を同じレベルで語るのは野暮なんじゃないの？
「答」を安易に人に聞くのって野暮なんじゃないの？

死の泉、総統の子ら読了。
読み終わったあと、戦争に旬じた人、誇りを持って愛する人や祖国を想い死んでいっただろう人たちのことを考えたら一日中上の空になってしまったよ。苦しくて次が読めない……。

次は「薔薇密室」を読んでください
「総統の子ら」と登場人物がリンクしています

短編では、やっぱり「愛と髑髏と」が好き。
皆川博子作品は、数ページ読んだだけでぐぐっと作品の世界に
引き込まれてしまうからやめられない！
「総統の子ら」読んだけど「薔薇密室」読んでなかった。
楽しみができた〜

あ、それと、ある出来事もリンクしています
オチを割る、というわけではないので野暮ではないと思いますが……？？
もっともっと皆川博子の作品が読まれる事を願っています

時代物や短編の方が好き。ドイツ関連ではまだ｢総統の子ら｣は読んでないな。
皆川氏と赤江瀑氏はまだまだご壮健でいてほしい作家の双璧。

時代物や短編、ハマると続けて読んじゃうよね。
しかし品切れ絶版が多くて泣いた。
せめて「結ぶ」あたりは文庫化してくれよ…

オール読物にコンスタントに新作発表してるからいつかやってくれるだろうと期待したこともありました。
・・・双頭のバビロンが発売されるとき創元で文庫化しないかな。

えーとミステリ以外のスレはないのでしょうか？
自分は、＜みだら〜＞　＜写楽＞や＜蝶＞から入った口なんですが、
ここでいいのでしょうか？

>>128
検索しても無い。そういえば赤江瀑のスレがSF板に立ったとき即落ちしてた。

花の旅夜の旅買ってきた。
表題作はなんとか読めたけど聖女の島だめだ……
のっけから取り留めのないマシンガントークで苛々するわ！
これを乗り越えなければ得られないものがあるのかしら。

博子様の狂気が大好きで、ひえええっていうようなラストを期待するならぜひ読み進めて下さい。
ミステリ面に過大に期待しているのなら止めたほうがいいです。

>>128
自分も長大なミステリ作品より短編群が好き

長大なヨーロッパ作品より(ry
なんかのめりこんじゃって読後一週間くらいぼんやりしてしまうw

なんか毒気にあてられるというか、頭グラグラするというか。

自分は皆川作品には感情移入するのに時間がかかるから短編より長編が好きだけど、
読んだあと暫くぼーっとするのはわかるなぁ。

>>131
ありがとう。ミステリにはまったく……w
だけどなんだかんだ言って物語は気になるのでボチボチ読んでみます。

西欧ものは読み始めるまでが何となく気鬱だけど、読み始めると止まらなくなる。
今｢薔薇密室｣読了。流石だわ。
でも西欧ものでは一番最初に読んだ｢ジャムの真昼｣が未だにマイベスト。

海と十字架を読んだことのある人いますか？
皆川さんのジュブナイルは（この本だっけ？）どんな感じか想像し難いので少しでも情報が欲しいのですが……

この婆さん凄え
読み始めたのはこの1ヶ月
江戸物の流れからで今薔薇男爵読んでいるところだす

聖餐城、物凄く面白い！
世界史全然知らないからダメかと思ったんだけど
最初の略奪の場面からグッと引き込まれた
フロリアンが魅力的でいいね

>>117>>120
必死だな

>>137 作品精華集の時代小説の巻に収録されてた長編かな。
自分はあまり好きじゃない。毒は薄いというか殆どない。
今｢総統の子ら｣を読んだけど、ここまで来ると歴史書だな。
個人的には幻想色が強い方がいい。

>>138
薔薇密室、それとも猫舌男爵どっちw

>>142
ああ
両方
勿論厳密に並行ではないです

以降お勧めは？
大長編は今後の楽しみとして

江戸ものでうろこの家未読ならどうぞ。
あとは結ぶ、ゆめこ縮緬、薔薇忌、あの紫はが短編集ではお薦め。
（大じゃない）長編だと倒立する塔の殺人がよろしいかと。

>>144
さんくす

質問です。
旅絵師の芳雪が出てくる本って何がありますか？
『ゆめこ縮緬』『化蝶記』『うろこの家』は読みました。
よろしくお願いします。

>146
時代物の短編集だと他に『妖笛』『朱紋様』『雪女郎』とかがある。
芳雪の話もどれかに入ってる…かも。

＞147
ありがとうございますm(_ _)m
探してみます

この婆さん七十年前はこの辺を歩いていたんだなあ、と思う
東女の学生の裏通学路に住む俺

去年は京都で講演会やってんのね
京都在住？
今年はどっかでやんないのかな
全然そういうの（講演会やサイン会）は趣味じゃないのだが
この婆さんの話は聞いてみたい
見てみたい

いや、育ちが東京だし今でも東京に住んでると思う。
同志社の方にファンがいたからかと。

>>151
ありがと

講演会の情報とかあったら希望
6月のは京都だし第一今年じゃなかった

なんだろう。
知ってても、「婆さん」とか言ってる人には教えたくない気分がもりもりと。

>>153
ああ、ごめん。
敬意というか畏敬の念を込めてのつもりだったんだけどやっぱりよくないね。
以後改めます。

著作数多いしバリバリの現役みたいだし楽しみが増えた。
特にミステリーファンではないけど勉強以外の読書の楽しみのひとつは
“頭がさっぱりすること”

皆川博子はかなりもやもやするぞw

>>140
氏ねとかのネット方言使われなきゃ軽蔑されている事も分からないのかな

もやもやか
確かにすっきりした読後感ではないな
しかし普段と違うことに頭というか心を使うから
さっぱりした感じがある

引き込まれて、現実に戻るのがちょっと大変だよね
今がいつで自分がどこにいるか一瞬わからなくなる

イシュアのツンデレっぷりはとてもかわいかった

ここ読んでると、トマトゲームから入った私は異端なんだろうか

殺意の軽井沢や幻夏祭から入った人が一番の異端だと思う。

幻夏祭って昼ドラだもんねｗ

『花闇』を読んだあと、むせび泣いたことがありました。

むせび泣くほどじゃないけど｢二人阿国｣にはちょっとウルっとした

聖餐城読みたいけど高けぇぇぇぇぇぇ

つ図書館

>>165
その手があったか。本読みじゃないから思いつきもしなかった…

でもやっぱり買った。

最近また読み始めたけど、西欧ものは図書館頼り。
でも薔薇密室と聖餐城は買いたいかな。

うん、今聖餐城読んでるけど入り込めるの早くて面白いかも。
装丁も悪くないし単行本で持っていたい本だ。
しかし皆川さんすごいな……小道具が半端ない。

同志社ミステリ研究会が
去年の皆川博子の講演会録をつくったらしいぞ。
通販してる

>>170
おお、情報ありが�d

歴史ヲタで｢滝夜叉｣から皆川ファンになった自分ですｗ

その後、総統の子ら、死の泉を読み、ドイツ歴史ものもハマリました。

先生の文章、構成、設定等誰にも真似できない才能をお持ちだと思う。
勉強量も半端ないですよね。

去年同志社大学にいらしていたと聴いて、非常に悔しかったです
もう少し早く読んでいたら絶対講演聴きに行ったのに

願わくば、いつまでもお元気で執筆なさって欲しいです

ちなみに次は薔薇密室読もうと思います

>>172
実際ヨーロッパに取材旅行してるからな・・・講演録は給付金で買うw

>>170
注文しました。ありがとう。
壁や写楽から入って、短編を幾つか。
花の旅、聖女の島を読んでどうしようかな、と思っている入門者？です。

思い余ってデビュー作からと思い、海と十字架（児童文学？）の冒頭にしびれました。

『笑い姫』読み始めた
まだ20ページくらいしか読んでないけど
みんな凄まじくキャラが立ってて面白いね

『笑い姫』読み終わった！
一大エンターテイメントだね!!
ワクワクしながら一気に読んだ
芳雪も名前だけだけど出てきて嬉しかったよ
いやもう最高だ！

割と皆川博子の中でも明るめの作品だから初心者に薦めやすいしな。

図書館て古くなった本は処分していくのか？
久しぶりに読みたくなったのに乱世たまゆら(変換できない)がなくなってた…
ドイツものも好きだが、時代物も好きなんだあ―

借りられない本は狭いところだと処分されてそう。

１年に１度は在庫整理の後に無料配布やってるよね。
昔、一気に３冊くらい皆川さんの本もらってきた。
嬉しいけど、人気ないのか？とちょっと複雑だな…

>>180 逆に聖餐城や薔薇密室、総統の子らが寄贈されてるのを見ると、
どんな理由で手放さざるを得なかったのかと思う。

本棚のスペース確保かw

>>181
退廃に決別しボリビアのコーヒー園で汗を流し自分を見つめなおしたくなったのかもな

海と十字架
良かった

聖女の島、ミステリーかと思い読んでいたが、サイコホラーだった。

花闇で泣いた人って、やっぱりラストの雪の舞台で？

瀧夜叉とか妖櫻記とか花闇とか、
日本の時代ものってなぜかイマイチはまれない…。
ヨーロッパ系とか、日本のでも時代が昭和以降だったり、
キリスト教絡みだったりするとのめりこめるのに。
単に自分の趣味が世界史＞日本史だからだろうか。
文章とかは好きなんだけど…。

冬の旅人はどうだった？

冬の旅人はすごくよかったよ

>>187
日本の時代物が一番面白いのに。
嘉吉の乱から始まる時代小説とか

全然売る気がないよね先生

自分も、一番最初にはまったのが時代物の「秘め絵灯籠」。
「会津恋い鷹」とかもめっちゃ好きだ。

トマトゲーム読んでます。
文庫と単行本で随分収録作品が違うなあ。

>190
＞全然売る気がないよね先生

私もそう思う。

可能な範囲でいいから、全集的なもの出してくれないだろうか…。

トマトゲーム
文庫で収録から外された作品------
なんかわかる気がする

主婦、本名って笑った

本人がまずいかもと思って外したぐらいだから（ホラーを書く！より）。

ちゃんと？した主婦が書いていますよかw


しかしこれだけの人がしかも直木賞受賞後に
新幹線で読み捨てられる小説を書け！
なんて言われてたなんて信じられん

ミステリ-の地位の低さなのか
単にその編集者の目利きの無さ杉なのか

トラミスみたいなものしか売れない、と思われてた時代があるそうなので・・・・
ゆとり世代としては信じられません＞＜

時代物のきらびやかな文章が大好き
色彩鮮やかで豪華絢爛だよね

>>194
賛成だ
皆川先生は全集を作るに値する巨匠だと思う

皆川作品はまだ読んだことが無いので、皆さんのおすすめを教えて下さい。

海と十字架

海と十字架はいいね。
初めてなら作品精華をすすめてみる。
３冊のうちどれを選ぶかはお好みで。

>>201
短編集だと「結ぶ」「ゆめこ縮緬」、長編だと「倒立する塔の殺人」「死の泉」「聖女の島」
あたりが万人受けしてるみたいです。

『皆川博子作品精華』はやはりお勧め。
幻想小説編あたりから入るといいと思うけどどうやら品切。
ミステリー編と時代小説編はまだ手に入るようです。

ミステリーからだと毒が強いかな・・・ブラックなの大好きです＞＜って人にはいいけど。

>>206は作品精華のミステリー編のことです。

皆さんレスありがとう。さっそく紹介してくれた作品を探してみます。

すごいヒントが少なくて申し訳ないんだけど、もし何か思いつく人いたら教えてほしい。

皆川さんの作品で、ラスト付近で登場人物が主人公に対して
「本当はとても怖い」（死ぬのが？）
っていうセリフを言うやつありませんでした？

うろ覚えで、本当に皆川作品だったかどうかも定かではないんですが…。

作品精華、アマゾンで全滅

あらら、bk1もいつの間にか全滅なのねorz

ミステリー編、本やタウンではまだ在庫ありになってる。
（時代小説編は取り寄せ、幻想小説編はダメ）

ミステリー編はいきなりホモセックスがはじまる点で魅力的

きれいな文章をい書くイメージが強かったので、
聖女の島の怒涛の喋りにフイタｗｗ

近隣の書店を廻ってみたけど皆川作品、全く無かった〜。でもブックオフに死の泉があったんで読んでみます。

作品精華、美本帯つき３冊揃いでブクオフでゲット！
キャンペーン日につき、一冊500円！
09年度最高の１日！、ってなんか不幸な日常なのな……でもうれしいぞ！

休みの日は朝からﾐｽﾃﾘｰ編の短編続けて読んでどんよりして下さい＞＜

>>215
今、本屋に置いてあるとしたら
文春文庫の「蝶」
理論社ミステリーＹＡの「倒立する塔の殺人」
もしかしたら集英社文庫の「総統の子ら」
それ以外はまず無いと持ってもらって結構

死の泉も置かなくなったのか・・・

>>218 出版社までサンクス。 通販の方が早いかもだけど、探すのも楽しみなのでまた探してみます。

博子の本、すぐ品切絶版になるんだから(´；ω；`)

オール読物に短編載るんだね

こんなにコンスタントに短編書いてるのに、結ぶを文庫化してくれない文春なんてキライだ(つД｀)

読む時に買えばいいか。と油断していると、絶版。
勘弁してくれ。

だから発売時に買えとあれほど(ry

ジャムの真昼も文庫化希望するよ。頼むよ。
写真は全部モノクロでいいから。
このまま文庫落ちしないなら単行本で買うしかないけど、
大きさが四六版じゃないから収まりがよろしくない。

しかしジャムの真昼はハードカバーで買った方が雰囲気に浸れていいと思うよ。
もちろん文庫にするとしてもそれなりの雰囲気は作ってくれると信じてるけど…。
モノクロにするくらいなら写真カットされるんじゃないだろうか…。

「結ぶ」「あの紫は」「猫舌男爵」とかは文庫化してほしいね。
「朱紋様」「妖笛」「雪女郎」など時代物の短編集も。

「顔師」「鳥少年」読みたいのにいくら探してもない…＿ﾄ￣|○

先日顔師を１００円でゲットした。
知らない作品だったけど、皆川さんのだったからとりあえず確保した。

>229
ヽ（`Д'）ﾉ ｳﾜｧｧｧｧﾝ！

なんか申し訳ない気持ちになった…。

>>228
そういうときは図書館へ行くんだ！

「絵小説」はとても綺麗な本なので、ぜひ単行本での
入手をおすすめします。
カバーをとると…

講演会録ゲットしたよ。前のうっかり買い逃したからうれしい。
つかむしろ買い逃してよかった。表紙とか雰囲気あっていい。

今後の予定を読んでwktkするとともに、
いつまでもお元気で好きなもの書き続けてほしいと願わずにはいられない。

>>234
いいよね

精華「幻想小説編」
再販してえええええええぇぇぇぇ

送料込みで9000円近くする中古の本なんて業腹すぎて買えない

あのボリュームで2500円は安かったな。

直接出版社に問い合わせたら買えたりする事……ないかな？

たぶん出版社にも在庫ないと思う

昨日ご近所の本屋で、皆川博子未読本買い占めてきた〜！
しかし、迷いに迷った末「絵小説」「伯林蝋人形館」単行本は
買わずに帰ってきた…
買えるうちに買っておいたほうがいいかな？

冬の旅
よかった

ライダーは闇に消えた
を読み始めた

蝋人形館はそろそろ文庫化するんじゃなかったっけ？

ブックオフでけっこう見るけどなー作品精華。
旅行とかで地方に行くたびにのぞいてみたらどうかな。

ちなみに幾らくらいで売ってる？
単行本だとこっちじゃ幻夏祭か死の泉、ときどき鳥少年くらいしか見掛けないな。

ブコフは何軒かあるけど「死の泉」くらいしか見ないな。
レアな皆川本なんてさっぱりさっぱり…

夏至祭の果て、顔師、聖女の島（文庫）、巫女あたりは近所のブックオフとかで買ったな。
作品精華はたしか５００〜１０００円くらいだったと思う。
普通に定価の半額以下。

�d。500円って信じられんがびっくりw

近所のブックオフは全滅だなー
皆川作品自体少ないけど。
利益出るのが3000部からだっけ？
少数刷っても利益にならないから出版社も再販してくれないだろうなぁ・・・

ちなみにレアってどのへんを指すんだ？
これまで手に入れたので自慢できるやつとか、
今見つけたらすごくうれしいのとかなんかある？
作品精華以外で。

変相能楽集欲しいな。作品精華にだいたい入ってるけど。
あとは冬の雅歌見つけたら嬉しいかも。

忠臣蔵殺人事件を古本屋で見つけ、読んだことないので購入するか悩んだが、
たしか○○殺人事件と題する作品のほとんどは読んで欲しくない、って
おっしゃってたのを思い出し、結局買わないで帰ってきた。

殺意の軽井沢・冬と幻夏祭はいつも買おうかどうしようか迷って止めるw

7/4(土)BSセレクション
「金髪のヨハネス〜ナチにさらわれた子どもたち」
昔これ見てあるとこで話題にしたら
「死の泉」教えてもらい以来追っかけｗ
見られるひとは見てみてください
ドキュメンタリーとしても素晴らしいので


オール読物の短編、倒立塔ぽくて良かった
ミステリーズが近くの本屋に入らないので、
連載の単行本化が待ち遠しいです先生…

自宅ではBSみれねぇぇ…orz

自分も連載はまとめ読みしたいから単行本待ち遠しいです先生。

「伯林蝋人形館」文春文庫　8月4日発売　730円

まだハードカバーで売ってる蝋人形よりも、
入手不可なアレとかソレとかを文庫化していただきたいというのに…！

だから文藝春秋は結ぶを早く文庫化しろと(ry

博子、愛してる

瀧夜叉読んでるけど
何となく聖餐城を思い出す

聖餐と凄惨をかけてみました

誰が上手いことを(ry

冬の旅人読んでるけど変な感じする。皆川博子？

博子っぽくないってこと？
読んだの数年前だけど特に違和感なかったが…
どんなところが変だった？

展開がじゃないかな・・・結構飛ばしてる話だし。ああいう波乱万丈ものって好きだが。

博子の作品は内容よりも文章が好きだな

>>263
まだ半分も読んでないから展開はわからないけど
大切な台詞や名詞というわけじゃないのに同じ単語や言い回しをやたら繰り返したり
文章の流れもいつもより滑らかに美しく感じない。

ああ、確か狂いの血がどうのってやつか。

冬の旅人は精神的にヘヴィーなときに読むと気が狂いそうになる

博子の作品はだいたいどれもそんな感じだな…

特に初期作と長編な。
結ぶ、ゆめこ、蝶、絵小説は割と明るめ。
精神的にヘヴィーなとき、作品精華のミステリー編はかなりきつそうだな。

炎のように鳥のようにと海と十字架が自分的にはすごくきつかったな。
具体的な描写自体はそうでもないんだけど、どうにもならない閉塞感みたいのが
すごく印象に残ってる。

けっこう蒸し暑い時期に、皆川博子の閉塞感というか、
「ぐっとひきこまれてどっかに連れていかれる感」は意外とあうと思うんだ。

皆川博子作品は雨の休日早朝に読むのが好き
または台風の夜

『伯林〜』文庫の著者紹介、著書に『結ぶ』があった！
これは文庫化を期待していいんだろうか。
少なくともなかったことにされようとしている訳ではないと分かって嬉しくなった。

もしや伯林の売行次第では・・・と楽観視しちゃいそうw

よし、私が２冊伯林を買いましょう

>>276カッコイイ！

さっき伯林の解説立ち読みしてきたけど、かなりよさげ。（解説として)
作品の構成、各々の立ち位置、あらすじ等、超々ネタバレなんだけど、
逆にあれ位してくれれば、再読で十分話が掴めそう。
特に年表があるのは、ハードカバー派としては羨ましい限り。

>>276
同じの2冊もいらんでしょ。
解説部分だけ頂戴。

>>278
博子様のために文庫も買え

一冊は自宅、一冊は会社に置くので年表はあげられません。

(　；∀；) ｲｲ読者ﾀﾞﾅｰ

かなりカメだけど、「死の泉」の翻訳者野上晶さんが新訳出！
理論社から「倒立する塔の殺人」が発売されております。
講談社からは同訳者の「薔薇密室」が。
野上晶さんの流麗な訳文に酔いましょう！

野上晶というとこれを思い出す
ttp://shop.kodansha.jp/bc/books/hon/0410/minagawa.html

８月２０日に発売した
異形コレクションXLIII『怪物團』に
書き下ろしの「夕陽が沈む」掲載
まだ誰も書いてなかったみたいだから一応。

>>284
知らなかった！�d！

8/16の日経新聞に「藍の夏」というエッセイが載っているのをみつけました。

花の旅夜の旅って絶版？

ジョン・マルコビッチの「魔王」といふDVDの特典映像になんと博子様の対談が！
ナチズムについて語ってくれたりしちゃってました
とっても得した気分
しかし、対談相手がエラソーで高飛車で決めつけ女だったので、お得も半分　

>>287
あらら、扶桑社の絶版になっちゃってるな。ただ、広めの書店なら在庫まだあるかも。
>>288
なにー！！！！情報ありが�d。対談の仕事とか苦手そうなのによく引き受けてたな・・・
相手の人調べたら結構盗作やら何やらで有名な人のようで。

そういうイヤな女にいじめられても想像の世界へ逃避できるのが皆川マニア

大蟻食かな？

やっぱり大蟻食様だったｗ

288でございます　「魔王」は傑作でしたぞ
「総統の子ら」「死の泉」などがお好きな方にはおすすめ！
博子様も当時のドイツの状況を、実体験（！）もふまえて語るといった感じでお話されてました
対談相手の方はどこのどなたか全く興味ありませんが、
映画を見ればわかる事や、歴史に少し興味があれば知ってて当然の知識を、
エラソーに「教えて」くれるので嫌悪感を抱きました

上の方でもあったけど、今日BSで金髪のヨハネスが再放送するよー
0:40からね

>>293
ちょ…、大蟻食様ものすごい言われようw

皆川さん好きな人は佐藤亜紀もいける口だと思ってたんだけど
私は少数派ですか？

作品は凄いと思うが、エッセイその他から伝わってくる人柄は
ちょっと……。　＞佐藤亜紀

その点、皆川さんはキャリアも実績も充分なのに、メチャメチャ
謙虚な感じで、人柄も尊敬できる。

謙虚というか明らかにズれてるよね。そこがいい。
生まれてくる世界を間違った感じがある。だからこそあんな作品を書けるんだろうけど。

自分も佐藤さんの作品は結構好きだけど、人柄に関してはなんともいえない感じ。

桐野夏生の新刊で対談してるみたいだね

>>293
わたしは共感しますね〜、この方に。
その昔、陳舜臣大人も「客に偉そうにする食物屋はマズイ」と言っておられました。
佐藤阿呆はコンプレックスのゆえんか、作品の価値以上に偉そうだよ、誰が見ても。

そうそう
無駄に尊大で無駄に傲慢なんだよね

まあまあ、他の作家の問題点をここで語らなくてもいいじゃないか
皆川さんは作品も人柄もステキでよかったということで

つか、どなたかミステリーズのどうなってるか教えてください
引っ越し先の本屋に入荷されないんですorz

本屋に引っ越すとはつわものだな

取り敢えず図書館も調べてみては。

台風来るし積ん読になりかけてる聖餐城読むか

博子にありがちなこと
・主人公は既に死んでいる

いいえ、登場人物全員が死んでいるんです。

ブコフで伯林文庫ゲットンやっふー！

と舞い上がって帰ったけど、これ博子様の血と肉にはならないじゃないのよ…

血と肉にはならない、とまで考えているのなら最初から書店で買えw

小説宝石で新連載偶然見っけ
海賊女王だって
双頭のバビロンは終わったんだっけ？

いや、まだ。確か同志社の講演会記事だと双頭はある程度書き溜めてあったから
同時連載でもそんなに慌しくないみたい。

>>312
�d。
じゃあ単行本化はどっちもまだまだ先か…。

双頭のバビロンの「双頭」って「総統」のことなんだろ

保守

新作よみたい

長編読みたい

書店にないのでネットで探して色々読んでる所
全作品読んでる人いますか〜？

図書館、という手もあるぞ。

ネットでも探せば全作品見つかるよ。高いのもあるけど。

短編全部集めるのは大変だよね。
単行本・文庫本に入ってないのがけっこうあるんじゃない？
絶版・品切れの短編集も多い。

自分も最近ハマって読み始めたんだけど
総統、聖餐なんかは時間かけて読めるけど
死の泉や薔薇、伯林系は中盤から加速ついちゃって途中でやめる事出来なくなるから
読み終わると朝の５時とかになっちゃう
短編は敬遠しがち、どっぷり数百頁読みたい派　でもここのスレ見てると短編も良さそうですね

結ぶやゆめこ縮緬はあっという間に幻想世界へ連れて行かれるぞw

結ぶ、評判いいから読んでみたいけど売ってないよぉ
定価より高くなってるのはちょっと手が出ないし

だから図書館で(ry

博子の本はなんでも手元に置いておきたいんだ！
ってことだぎゃ？

ならば探すしかないねぇ…
昔の短編集とかことごとく品切・絶版だったから探しまくったよ。
どこかの本屋に在庫がないか、ネット書店は…など。
結局ネット古書店でちびちび集めた。「結ぶ」もどうにか発見した。
それでも手に入らない本もあるし。
全集がだめならせめて短編選集５巻くらいで出してくれないかのう…

選集は白泉社から既に出版されているので却下w

>327
それも品切じゃん…！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

文庫本で読んでたけど、文庫本がなくて単行本買ったら
装丁が綺麗で単行本で揃えたくなっちゃった
特にカバーとった方が好き

俺は文庫でコンパクトに揃えたい

復刊ドットコム見たが、「結ぶ」ってまだリクエストされてないんだな。
ttp://www.fukkan.com/fk/GroupList?gno=1387

結ぶと彼方の微笑は読んでみたいな
この２つ図書館でも見かけない

図書館ならリクエストすれば近隣の他館から取り寄せてくれるよ。

近くの書店で総統の子らの文庫、上中下あったからゲット
伯林と蝶の文庫はよくみかけるけどそれ以外ってホントないのね
一般受けしないのかな
ブックオフにもないし
頼りのつなはネット書店だけど送料がばかにならんなぁ

>>334
皆川博子が売れる社会ってのもそれはそれで嫌な気がするw

図書館行ったらどっちもあったわ
結ぶは作品精華に入ってて
彼方は一般の棚じゃなくて書庫にあった
ついでに短編柘榴が入ってるエロチカと３冊借りてきた　
では久しぶりに皆川世界に浸ってきます

「恋紅」「花闇」凄く良かったので、作品精華のミステリー読み始めたけど
うぎょえ　です。
>>335さんの書いてる意味少し分かりました

ミステリー編はホモ祭りだからな

あと本人が書きたくないものを書かされてた時代だったってことで
（確か日下さんがそう解説してたはず）話の展開も暗いのが多い・・・
恋紅と花闇から読んだのなら作品精華でも伝奇―時代小説編から読み始めれば良かったと思う。

短編集なら、愛と髑髏と、が一番濃いと思う
なんかもう、とにかく怖い
怖いよーそこが好き

337です　>>339ミステリー作家との事だったから色々読んでみたいなぁと思って・・・
このスレ最初からしっかり読んでみたら、なるほどなと思いました。

「結ぶ」あたりからいろいろ自由にﾄｷﾊﾅった感じだな。

アマゾン、このスレ見てるんじゃないかってくらい
人気の本が高値で買えねーw
花闇はドラマのJIN人気かな？
文庫で1000円以上ってすごいな

なんで？関係あるの？

作品精華ミステリー、どうもダメです。全然進みません・・・
ミステリーはこんな感じなのでしょうか？
もう少し読みやすいのもあるのかな・・・
恋紅、花闇など凄く好き！と思ったのだけど振り幅が大きいのか？同じ作家さんなのに
こんなにダメなもんかなぁと。（皆川ミステリーファンの人達すみません）

>345
いや〜、けっこう人を選ぶと思うよ、この人のミステリーは特に。
いまいち受け付けない…と思う人がいるのも当然。
幻想小説編はかなりお勧めだけど、図書館で何編か読んでみて、
こっちもいまいちと感じたら読むのやめていいのでは。

恋紅、花闇がお好きなら時代小説から入っては？
短編集も結構出てる（ただし品切れ絶版多数）

『闇椿』読んだ
ひとり異様にお茶目なキャラがいてびっくりした
あんなんも書いてたんだな

それ見て即闇椿ポチったわたすはもう信者ですか？

>>346　ありがとうございます。
「幻想小説編」さがして読んでみます。
精華ミステリーはちょっと濃かったようですね・・・
もともとは歴史小説が好きなので、スレに書かれていたドイツ関連のも興味あるので
色々読んでみようと思います。

>>344
JINにこの間田乃助でてたからなのかなあ。
自分は集英社の文庫を持っているんだけど、
中公文庫の表紙が橘小夢の描いた田乃助だと聞いて、
そっちもほしくてしょうがないです。

へー
出てたのか
四肢切断後？

>>351
切断前だったよ。

自分は一月前くらいに他板JINスレで紹介されていた「花闇」で皆川作品知って
それからどっぷりハマって読みまくってる所
まだ10冊位しか読んでないけどこのスレで名前のあがってる本は
もう片っ端から読みたいーーー！って感じデス！

帰っていいぞ

>>349
ドイツ系が好きならそっち読んだほうがいいかも
自分は死の泉→総統→ジャムではまったよ

作品精華は幻想小説編が一番好きだ

自分も恋紅・花闇好きだけど、作品精華では
ミステリー編が一番面白かったな〜。
時代小説は好きだけど伝奇モノはあんまり…
あと、往々にして制約があるなかで創作したものが、
自由に自分のやりたいことをやったものより評価がいいことが
あるけど、個人的には皆川さんもそうだな〜。
日本語不自由で上手く書けませんが…

今年のこのミス、皆川さんの「私の隠し玉」によれば、
双頭のバビロンは2010年秋頃終了予定、
海賊女王は2011年までかかりそうとのこと。
どちらも無事完結したら単行本になるだろうと。

自分もあそこらへん好き
恋紅、花闇、あと花櫓
なんか色っぽくていいんだよなぁ

あと、あからさまなホモセクシャルの表現より
匂わす位の方がいい

>>357 楽しみだね

>>357
教えてくれてありがとう。
単行本になるの楽しみだなー

腐女子自重しろ

男だけどw

>>357
連載読んでても面白い作品が続々出そうで卒倒しそうです＞＜
しばらく幻想短編集は控えるのかな。

>>355　総統、ジャム読みました（死の泉はちょっと敬遠・・・ )
胸がしめつけられるような感じで。凄く良かったです。しばらくひきずりましたが。

精華幻想がなかなかなくて・・・でも読んでみたいなあ

>>363
総統の子らはなんか胸にずーんとくる後味があるよね
次は薔薇密室と伯林蝋人形館に挑戦だw

自分の場合皆川さんのドイツ系の話とか聖餐城は好きだけど、
冬の旅人は合わなかったんだけど、なんでなんだろ

環一人の世界みたいだからかな。
一人称小説は主人公に感情移入できないとどうしても読みづらいしね。
私的に最後のシーンはよかったけど。

皆川センセの作品で読後感がスカーッとする本ってなんだろ
自分はいつも読んだ後どよ〜んとしてしまう
勿論先生の作品は大好きなんだけど

無いと思うけど

あえて言えば聖餐城かな
処刑人の地位を改善したし
主の城奪って大出世したしね
いい女ゲットできなかったことだけが悔やまれるね

>>366
「戦国幻野―新・今川記」はある意味爽やかに終わるよ
爽快ではないけど。

薔薇密室早く文庫化してくれ

>>366
つ笑い姫

笑い姫は読んでて船酔いしたゾ

男が主役の方が比較的明るい感じする
女が主役の物語は悶々する
まあそれはそれで面白いけどサ

恋紅続編って面白い？

面白い。

「みじかい眠りにつく前に�V」って本に収録されてる
「雪女郎」ってのはこの本だけの収録作品？

>374
単行本『雪女郎』（読売新聞社）所収。
「雪女のキス―異形コレクション綺賓館」（カッパノベルス）にも掲載。

>>375
ＴＨＸ
単行本があるか
まあ例によって売れてないだろうけど

>>366　（ってもう遅い？）
倒立はさわやかじゃない？
毒も少なめだし、何よりモヤモヤがないから
再読もストレスが無くて良い。

短編で言うと睡連とか。
冒頭ですでに死んでるんだけど
遡って行って、最後で昇華する感じがたまらん。

番外
金瓶梅。
２スレ通して初出かも。（持ってる人いる？）
ブッ飛びまくりな作品。
作中最後で、自分で‘大団円’とかゆってる。

↑
睡蓮は『猫舌男爵』所収ね。一応。

「塔」と「桔梗闇」が好きすぎてやばい
月に１回は読んでしまう
年上の義姉的な人に可愛がられたい欲求があるんだな自分は…

じゃあ俺はその女の子に伽をさせる父親の役で

父親の女って良いよな

>>368　冬休みに戦国幻野読んだ。面白かったー

長編読みてぇ〜〜〜

あまりにも飢えすぎるときは同志社インタビューで出てる本を片っ端から漁るw

今月のオール読物に読み切り載ってましたね

『戦国幻野』読んでから
戦国無双だかバサラだかの今川義元のキャラ設定見て
なんかもうすごい凹んだ

wikipediaのレーベンスボルンの項目に
博子のひの字も載ってない件について

ユリウス以外の塾から移ってきた人はいる？

まちがえたすまん

薔薇密室読んだ
メル欄にびっくりした
よく読めば伏線ちゃんと張ってあったな…

読み終わった後プロローグ読み直したら泣けた

>>390
うんうん　いいプロローグだよなぁ

聖餐城がこの春文庫化予定とネットサーフしてて見かけたんだけど、
ソースあるのかな？

それと総統の子らと死の泉読んでこの人のドイツものにすごく飢えてる

>聖餐城文庫化
e-honの4月新刊リストにあったよ。

>>392
つ伯林蝋人形館・薔薇密室

光文社 4/8 光文社文庫 聖餐城 （せいさんじょう） 皆川博子 価格未定

初版買わないとすぐなくなるけど、単行本持ってるからどうしよう

海賊女王の発売まで貯めておけばいいんじゃないw

amazonの中古本がカード以外でも買えるようになったから
絶版本買い占めた。やっぱ単行本は良い

あれ、いつの間に。だったらもっと大きく宣伝してもいいのに・・・・

しかしアマゾン中古は全体的に値段設定高めな気がする…。

原価1500〜2000の本が3500円なら余裕で出す！
と思っていざ手元に届いたらリサイクルＢＯＯＫだった…
泣きそうになった

買った本は文庫になり、買わなかった本は文庫化されず単行本品切れ

ありすぎて困る

聖餐城の文庫本は\1,300-のようですね。
流石に\1,000-は切らなかったか…。

聖餐城文庫購入あげ

一冊だとさすがに分厚いw

うん、分厚い。持ってるだけで手が怠くなるｗ

解説は誰？

>>407
翻訳家の金原瑞人。

2010/05「少女外道」 文藝春秋 ￥1,549

>409
短編集でるのかな？ｲﾔｯﾎｰｲ！

総統の子ら
伯林・死の泉など読んだ後タイミング図っていましたが今朝読了
（読み始めると止まらないので）

登場人物やエピソードがかぶっているのは薔薇密室でしたっけ

結構コンスタントにオール読物に短編書いてたからな。
文藝も新刊出してくれるならそのついでに結ぶを早く文庫化しろと・・・・・

ttp://konicaminolta.jp/plaza/schedule/2010april/gunkan/
「軍艦島全景 -未来の記憶-」

薔薇密室は一体いつになったら文庫になるの

変相能楽集は一体いつになったら文庫になるの
あの紫は ― わらべ唄幻想は一体いつになったら文庫になるの
結ぶは一体いつになったら文庫になるの・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・

この前「ライダーは闇に消えた」を借りようと思って図書館で検索したら
どうやらうちの県内の図書館にはないらしい・・・
絶版な上に図書館にも置いてないってww


orz

『ジャムの真昼』はいつになったら文庫になるんでしょうねえ……

>>412
『死の泉』のヴェッセルマンが『総統の子ら』で講演か何かしてましたけど、
『薔薇密室』は創作上の登場人物などが他ドイツものと繋がっていた覚えはないです。
記憶違いだったら申し訳ないですが。

文庫にならない本多すぎ つД`)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
「結ぶ」は皆川作品の中でも特にマニアックだしな…
せめて白泉の精華３巻は常に手に入るようにしておいてほしいものだ。

>409によればもうじき久々に短編集が出るんだね。
時代小説の短編で「少年外道」っていうのがあったけど、
今度は外道な少女か…

「結ぶ」所収の「蜘蛛時計」は絶品だと思った
あの一作は凄いな

>>418
泣くな
皆川先生の御作は、文庫なんて下賎なものにならんのだ
……と思って

>>411
薔薇密室です
>>417
記憶違いです

「ゆめこ縮緬」をブコフにて購入
久々に皆川氏の小説読むから楽しみだ

少女外道で検索してみた。先に出てくるのが魔法少女なのはって・・・・・w

>>421
ご指摘ありがとうございます。
本文に当たらずうろ覚えで適当な事書くものではないですね。

>>421
ああ、レス忘れてた。
ありがとう。

アドバイスいただければ。

学習障害（自称、カタカナや中国人の登場人物が多いと覚えられない）の嫁は
それゆえに歴史物（仕立て）が苦手です。
しかし意外なことに冬の旅人一気に読破して次のお勧めを聞かれています。

総統よりは薔薇か伯林と考えていますがどっちかなあ？
自分としては伯林からの方が入りやすそうと思うけれども、
1冊だけで終わる可能性があるので薔薇を読んで欲しいような。

ちなみに皆川さんを最初に読んだのは嫁、
小説を読む目的？は別世界に没頭して頭をさっぱりさせること。

死の泉単行本美品ブックオフで105円ゲット。
なんか申し訳ない。

自分はもう図書館で借りて読んでいますが共通の本棚にこっそり入れておいたら嫁が喜んでいました。

この人の作品は続けて読むと飽きるね。
それぞれの作品から感じられる共通の匂い、みたいなものが強すぎるんだな。

好きだけどそれはわかる

でもしばらく離れるとまたどっぷり浸かりたくなるんだぜ〜
自分の好きな作家は皆そんな感じ

少女外道発売ﾏﾀﾞｰ

文藝春秋のホームページで表紙出てたよ〜

オール読物に載ってたもの中心かな
有翼日輪とか

少女外道(σ´∀｀)σｹﾞｯﾄ！

表題作ほか、

巻鶴トサカの一週間
隠り沼の
有翼日輪
標本箱
アンティゴネ
祝祭

の全７編。

すべて2007〜2010年にオール読物で発表された作品。

オール讀物の短編で今回の収録から漏れた
『いやな女』『夜光る鱗』『赤い鞋』『青い扉』も
どこかで収録されるといいな

『総統の子』と『薔薇密室』がリンクするのってメル欄のとこだっけ？

少女外道ちょっと微妙だった…
短編集好きで特に『蝶』『絵小説』『ゆめこ縮緬』とかの
同じ時代くらいの日本が舞台の大好きなのになんでだろう…

>>434
読めば分かる事を聞くなよ
作品そのものじゃなくて、作品のトリビアが問題なのかな？
ちなみに『総統の子ら』だし

蜘蛛時計を読んだ。
素晴らしいのは確かだけど、
俺は「蝶」の後半四編のが好きだな。
切れ味とか耽美っぷりとか半端ではない。

「蝶」の中では「妙に清らの」が好きだな
最後の場面は美しくもおぞましい。

激しく同意。
おぞましくも美しい。

オール読物８月号に短編『薊と洋燈』

今日の神奈川新聞にインタビューが出てた。
写真も載ってたけどお元気そうだったよ。

画像も貼らずに

訳：貼ってくださいお願いします

ブックオフで『絵草紙妖綺譚　朱鱗の家』の単行本入手。
大好きな本だからとても嬉しい。

博子様にも皆様にも大変申し訳ない
作品精華の美本３冊そろえて某古本チェーンで激安で入手
手放した人に感謝するやら呆れるやら

>>445
うらやま
でも棚晒しでまっ茶っ茶になってしまう作品精華を思うと
ほんとに欲しい人のところへいってくれてヨカッタ

「花の旅　夜の旅」と「聖女の島」が一冊になってるやつを読んだ。
「花〜」の方は普通におもしろかったが、「聖女の島」が、う〜むよう分からん状態だ。

聖女の島　ネタバレで検索したら解説してる人がいたんでどうぞ。
ttp://d.hatena.ne.jp/fuji_3/20100326/1269630807

「聖女の島」はミステリというより幻想小説になってるしね。
個人的にはかなり好きだけど。