高木彬光part2

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1名無しのオプ
2名無しのオプ:2008/10/10(金) 01:47:16 ID:pDrfGcB6
すごいな。前スレが埋まるまでに6年と9ヶ月か……
2ちゃん始めて2年にもならない私には窺い知れない奥深いものを感じる。
3名無しのオプ:2008/10/10(金) 07:54:36 ID:kFTQHJK/
スレタイ(笑)
4名無しのオプ:2008/10/11(土) 14:24:12 ID:aLi5IRFc
いちもつ

ミス板ではそんなに珍しいことでもない>>2
スレ立てから五年も六年もたってるのに、レスが300ぐらいしかいかない、
そんなスレがけっこうある。
しかもそれでdat落ちしないw
5名無しのオプ:2008/10/11(土) 16:17:00 ID:yqqzIpB5
数年前に『帝国の死角』上・下巻、
『神曲 地獄編』、
『黒白の虹』のカッパブックス版を買った。
貴重な物みたいなので大事にしたい。

『帝国』と『黒白』はNHKでドラマ化してほしい。
あと、『白雪姫』の巻末には年表がついていて
昭和26年ぐらいには『マス目恐怖症になる』なんて書いてあった。
6ユリアン:2008/10/11(土) 20:44:01 ID:Nq2IGcht
マスと聞いて飛んで来ました
7名無しのオプ:2008/10/18(土) 09:56:56 ID:vJKBwaLk
こんなのがよかったかな

【刺青/人形】高木彬光【帝国/死角】part2
8名無しのオプ:2008/10/21(火) 17:51:08 ID:9J79swwH
神津はホモなの?
9名無しのオプ:2008/10/23(木) 07:34:11 ID:pRxcpRbs
yes
10名無しのオプ:2008/10/23(木) 18:37:31 ID:Q+lYbX8n
なんと大麻も好きだぜ
11名無しのオプ:2008/10/29(水) 23:03:07 ID:gLivpZLI
「誘拐」読んだけどすごい話でびっくりした。タイトルは地味だけど。
12名無しのオプ:2008/10/31(金) 12:18:32 ID:cPXF/2xw
百谷しこ!!!!!!!!!!!!!
13名無しのオプ:2008/11/09(日) 03:08:41 ID:5FYfjkdh
高木彬光のスレって伸びないんだな
14名無しのオプ:2008/11/10(月) 19:07:07 ID:bIhFcI2c
名探偵神津恭介の事件簿
15名無しのオプ:2008/11/11(火) 22:55:43 ID:loBP/SQa
>>13
今現在新刊の刊行もないからね…
16名無しのオプ:2008/11/13(木) 07:04:22 ID:YDQy5/G6
近藤正臣村上弘明あげ
17名無しのオプ:2008/11/13(木) 18:51:35 ID:rNMxWZYm
古本屋でも角川の黄土色の背表紙のが全然最近見つからない
刺青すら見つからない。
うちの近所だけ?
18名無しのオプ:2008/11/15(土) 12:11:25 ID:QT1e5yGd
ある所にはある。
うちの近くはいつも30冊くらい置いてる。

月に一度、覗くと半分位が入れ替わってる。
19名無しのオプ:2008/11/20(木) 10:52:53 ID:SQn046OL
30ってすごいな。おれは0-4冊ぐらいしかあるのみたことない。
それでも一年で50冊ぐらい集まったけど。
刺青って案外少なくない?
「連合艦隊ついに勝つ」を一番目にしてるような気がする。
20名無しのオプ:2008/11/26(水) 06:31:41 ID:5XREaezL
うちの近所では「五人の探偵たち」をやたらと見る。
刺青は少ないなー。
21名無しのオプ:2008/11/26(水) 07:26:45 ID:9q8YeFzA
角川の黄土色の背表紙の刺青で
刺青の背中をバックににやりと笑ってる眼鏡の男は誰なんだろう
22名無しのオプ:2008/11/29(土) 20:13:24 ID:rEQ6cQcT
白昼の死角を読んだ記念に上げてみるか。
23名無しのオプ:2008/11/29(土) 22:32:01 ID:/daWTed0
次は「誘拐」と「黒白の囮」をおすすめしておく
24名無しのオプ:2008/12/01(月) 18:58:24 ID:GQ/uopRu
「帝国の死角」って古本でも
なかなか(状態良いのが)無いねぇ・・・

高校の時以来、久しぶりに読みたいんだが・・・。
25名無しのオプ:2008/12/01(月) 19:15:43 ID:C6+vD+yM
そろそろ全集とか出す気になる出版社ないんかな
26名無しのオプ:2008/12/01(月) 20:49:43 ID:GQ/uopRu
出すとしたら
角川か光文社だな。
27名無しのオプ:2009/01/17(土) 07:44:56 ID:pvfuyYOY
保守
28名無しのオプ:2009/01/31(土) 21:25:23 ID:sTMSW/Gr
高城彬光原案の「透明人間現る」なんですが、原案ってどの程度絡んでいるんでしょうか?
この「原案」を元にした小説とかって書かれてます?

ttp://www.jmdb.ne.jp/1949/by001310.htm
29名無しのオプ:2009/02/01(日) 02:55:20 ID:7VJ48NdV
少年向けの「覆面紳士」(神津シリーズ)をベースにしてたはず

少年ものは本の雑誌社からまとめて復刊される予定だったけど、経営危機みたいだし、どうなることやら…
30名無しのオプ:2009/02/15(日) 10:21:54 ID:fTCA1R1J
あげ
31名無しのオプ:2009/02/26(木) 12:49:39 ID:4kdVoJJ1
あげ
32名無しのオプ:2009/05/09(土) 00:09:56 ID:QD9KMNxH
age
33名無しのオプ:2009/05/13(水) 10:22:20 ID:Cydj820u
帝国の死角やっと読んだ
なかなか面白かったが、ミステリーとしての「フェアプレイ」のために作中での
詐欺行為に不自然さが出てしまってる(目欄)のが残念だった
34名無しのオプ:2009/05/14(木) 16:55:39 ID:SA1dICLd
ペリみたいな女どっかいないかな・・・
35名無しのオプ:2009/05/18(月) 12:41:58 ID:goBXQtnP
いるよ
お前の心の中に・・・
36名無しのオプ:2009/06/26(金) 14:57:50 ID:7XF9uZik
近藤正臣の神津恭介の殺人推理(土曜ワイド劇場)ので
「刺青殺人事件」を見ました。
なかなか良かったので他のも見てみたいのだけど
他のものでどれを見ればいいか、見るべきオススメのを挙げて下さい。
お願いします。
37名無しのオプ:2009/06/27(土) 15:13:55 ID:K6jRtwEW
見ましたじゃねーだろ
読めよ
38名無しのオプ:2009/06/28(日) 12:37:01 ID:fRN/Kbzl
>>36
『刺青』はまだマシなんだけど、ほかはまぁひどいもんですよ。
土曜ワイドの原作つきシリーズの中でも屈指の駄作ぞろい。やめた方が吉です。

「こだま号遠隔マジック!?」なんて『人形はなぜ殺される』が何でこうなるかと口アングリ。
ミステリセンスのない旧世代の脚本家がどんなものかという好例。
39名無しのオプ:2009/06/28(日) 18:52:31 ID:aNdpUs67
榎本のに比べりゃ、近藤正臣のはまだましじゃないか
サイン会を開いたり、乗馬や水泳を楽しむ神津なんて神津じゃねえよ
40名無しのオプ:2009/07/05(日) 07:54:27 ID:5UB4ESPO
いやー、村上弘明の神津には笑わせてもらったなあ>サイン会やら水泳
41名無しのオプ:2009/07/05(日) 14:56:23 ID:BmWSaql0
長編ベスト3
人形はなぜ殺される
能面殺人事件
呪縛の家
42名無しのオプ:2009/07/05(日) 20:26:29 ID:3ZYpDzPH
人によっては、白昼の死角や人蟻が入ったりする。
俺はマイナーだけど炎の女を押したい。
43名無しのオプ:2009/07/05(日) 21:38:54 ID:okI7tFYN
黒白の囮も忘れるな
44名無しのオプ:2009/07/05(日) 21:44:37 ID:Nh5T/HFI
誘拐や破戒裁判もいい
帝国の死角も好きだ
45名無しのオプ:2009/07/07(火) 00:30:11 ID:YQ1Dd+3X
百谷弁護士好きだなあ
メイスンさんより好きだわ
46名無しのオプ:2009/07/29(水) 01:05:42 ID:mlEvK8kf
能面は他作品のネタバレしてるので出来るだけ読まない方が良い。
高木氏の作品で良作って「人形」と「刺青」くらいじゃないか?
47名無しのオプ:2009/07/29(水) 20:57:29 ID:65JeD1sB
論創社の探偵小説選シリーズで出るとは嬉しいな 
48名無しのオプ:2009/08/05(水) 11:24:18 ID:SqlqangG
角川の短編集「影なき女」は、表題作を含めて秀作ぞろいだと思う
49名無しのオプ:2009/08/05(水) 18:46:40 ID:QY/MZs2v
主要作品が読みづらくなっている今、論創がこれまでうもれていたところだけを収録ってなると
それはそれでかなしい
50名無しのオプ:2009/08/06(木) 21:25:20 ID:Lj//avuU
光文社文庫 9月新刊

「横浜」をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯


まだ光文社から出るとは……
横浜開港記念か?
51名無しのオプ:2009/08/25(火) 22:08:00 ID:UOUimDWO
こいつは何で落ちぶれたの?
明智、金田一&乱歩、横溝は今でも有名なのに。
52名無しのオプ:2009/08/25(火) 23:02:45 ID:jGp7359n
別に落ちぶれちゃいない。
昭和40年代くらいまではともかく、リバイバルブームになってからもそれほど一般に人気があるわけじゃなかった。
横溝正史を出し尽くした後で角川が売ろうとしていたけどあまり盛り上がりはしなかった。

神津恭介ということなら、しょせん普通の天才で、明智や金田一みたいな、わかりやすい特徴がなかったせいじゃないだろうか。

あとはやっぱり、平成三部作が致命的だったと思う。
そのへんが、晩年は書かないことで大家の座をキープした鮎川との違い。
53名無しのオプ:2009/08/25(火) 23:08:30 ID:BMo+kyTv
三大探偵の神津ってもともと数合わせっつうか無理矢理っぽい
54名無しのオプ:2009/08/25(火) 23:35:06 ID:khRNK7/n
明智小五郎は少年探偵団がラジオやテレビで断続的に流れたうえに
光文社やポブラ社で切れ目なく読めた。

金田一耕助はずうっと忘れ去られていたけど昭和40年代に再発見され
更に角川映画以降の空前の大ブームですっかり定着した。

神津恭介の場合、活字以外のメディアへの露出が全くといっていいほどないな。
>>52の言う「角川が売ろうとした」のは高木彬光自身であって神津じゃないし。
55名無しのオプ:2009/08/26(水) 15:45:30 ID:ZK1RaLrE
>>54

> 明智小五郎は少年探偵団がラジオやテレビで断続的に流れたうえに
> 光文社やポブラ社で切れ目なく読めた。
>ついでにコナンの毛利小五郎で小学生でも知っている。

> 金田一耕助はずうっと忘れ去られていたけど昭和40年代に再発見され
> 更に角川映画以降の空前の大ブームですっかり定着した。
>ついでに孫で中学生でも知っている。

> 神津恭介の場合、活字以外のメディアへの露出が全くといっていいほどないな。
> 土曜ワイのデキそこねなドラマでファン離れに拍車がかかり現在に至る。
56名無しのオプ:2009/08/26(水) 18:38:39 ID:f4Azp9BO

明智じゃないのに、これは無理ありすぎだろww

>ついでにコナンの毛利小五郎で小学生でも知っている。
57名無しのオプ:2009/08/27(木) 07:26:50 ID:g2z4RyLA
>52
平成三部作の前に「七福神」で止めを刺したと思う
58名無しのオプ:2009/08/28(金) 01:20:12 ID:CS8MpXmo
角川文庫でプッシュされてたのは社会派系の作品だったしなあ
刺青と人形以外の神津物が出たのはかなり後になってだから
59名無しのオプ:2009/08/28(金) 20:15:53 ID:ihwvYTx1
能面で三つの棺が届いたときはgkbr
真犯人の意外性にはひっくり返るほど驚いたもんだ
でも数年ぶりに再読すると、失笑ものの内容だったわw
60名無しのオプ:2009/08/29(土) 10:35:17 ID:gxjMa1/N
角川も横溝正史や、森村誠一みたいに本気で売る気あったんだろうか?
メディアミックスもされなかったし、文庫の背表紙も、
横溝の黒に緑文字みたいに目立つわけでもない、ウンコ色だったし。
赤川次郎や大藪春彦と比べても、あまり角川で売れたってイメージがない。
61名無しのオプ:2009/08/29(土) 16:12:11 ID:Qb8Szyr5
雲古とはこれ如何に
62名無しのオプ:2009/08/29(土) 18:23:58 ID:rgpQ/qHx
光文社と角川で棲み分けをきちんとしなかったのがいけなかったんじゃないか?
墨野シリーズが角川では1冊足らないのはどうにかしてほしい
63名無しのオプ:2009/08/29(土) 23:13:46 ID:8n55gwkb
横溝復活のついでに盛り上げようとした矢先に病気リタイアしたのも痛かったんじゃない?
タラレバ言っても仕方ないけど、あのタイミングで墨野完結とか神津の新作とか書けてたら作品のレベルももっとマシだっただろうし、もうちょっと評価も上がったかもしれない。

正直言って、復活以降の小説は読めたもんじゃないし。
64名無しのオプ:2009/08/30(日) 23:24:27 ID:na+TMcLd
>>60
そもそも高木彬光をどういう形で売りたかったのかが見えてこないんですよね。
なにしろ映画にしたのが「白昼の死角」ですから。
65名無しのオプ:2009/08/30(日) 23:37:01 ID:50CAPPZj
なんで、「成吉思汗の秘密」じゃなかったんだろう
66名無しのオプ:2009/08/31(月) 12:43:39 ID:4gScElR3
え?
67名無しのオプ:2009/08/31(月) 19:25:19 ID:wpq6RGtP
ノストラダムス大予言の秘密だろ、やっぱ
68名無しのオプ:2009/09/01(火) 20:15:22 ID:a03wY40H
養父の宿は糞
69名無しのオプ:2009/09/03(木) 16:10:08 ID:UWfPOCXH
メディアミックスはされてたよ。
当時の長者番付にもランクインしてたし。
ただし当時の高木ブームは神津恭介ブームでなかったことに注意。
それは下記のラインナップを見てもわかる通り。

高木彬光シリーズ(1979年4月7日〜9月29日、毎日放送系土曜夜10時枠)
検事霧島三郎(7回)
炎の女(5回)
密告者(5回)
白昼の四角(9回)
70名無しのオプ:2009/09/04(金) 01:31:04 ID:dP9viTm6
検事霧島三郎シリーズは火サスとかでもよくやってたな
確か作者自身そういうのを狙って書いたシリーズだったような記憶が
71名無しのオプ:2009/09/04(金) 22:08:56 ID:uUl9jN/x
小泉劇場でも効果的に使われた、ワンフレーズポリティクス。
角川商法の典型でもある、メディアミクスでも大量のCMスポットで
イメージを植えつけるように、様々なワンフレーズが使われた。
横溝は「鵺の鳴く夜は恐ろしい」森村なら「恐いよ、誰かがお父さんを・・」
「母さん僕のあの帽子・・・」大藪だと「0.1秒のエクスタシー」
「教科書とは無縁のその名を僕らは忘れない」
他にもたくさんあるが、高木彬光の作品ではひとつも記憶に残ってない。
72名無しのオプ:2009/09/04(金) 23:02:59 ID:2aRQDUWC
>>71

「狼は生きろ、豚は死ね」は一番インパクトがあったと思うが!
73名無しのオプ:2009/09/04(金) 23:11:46 ID:aeU/GtqN
「刺青」、「人形」、「誘拐」は傑作と思うが
それ以降は・・・
「ジンギス」なんて笑うべきシロモノ(残念だが)
74名無しのオプ:2009/09/05(土) 00:13:28 ID:dIUbTOrn
ジンギスカンの秘密が無ければ、島田荘司は作家になってない。
よって綾辻も京極も東野もいない。
75名無しのオプ:2009/09/05(土) 09:25:18 ID:9HyJE0wj
邪馬台国と古代天皇は夢中になって読んだけどな
76名無しのオプ:2009/09/05(土) 12:33:31 ID:74VLsTm9
古代天皇って成吉思汗や邪馬台国みたいになにかはっきりしたものを見つけていく話じゃないんで
結局何をさがしてて何が結論だったのかよくわかんなかった
77名無しのオプ:2009/09/06(日) 08:35:38 ID:/wpApT8U
『古代天皇』以降は、どれもメリハリに欠ける。
良きにつけ悪しきにつけ、ハッタリを利かせた高木節は、本人以外には出せない味だった。
78名無しのオプ:2009/09/07(月) 16:49:06 ID:4qi3ZujV
>>71
1970〜80年代の角川が
メディアミックスで推そうとした作家
(個人的)印象深さのランキング

1.横溝正史(鵺の鳴く夜は恐ろしい)
2.森村誠一(母さん、ぼくのあの帽子、どこへ行ったんでしょうね)
3.大藪春彦(北野晶夫、教科書とは無縁のその名を〜)
4.赤川次郎(カ・イ・カ・ン?)
5.片岡義男(今の気分は、オールディーズ・バット・グッディーズ)
6.高木彬光(狼は生きろ、豚は死ね)
7.西村寿行(わが恨み、現在完了)
8.半村 良(歴史は我々に何をさせようと〜)
9.つかこうへい(銀ちゃん、カッコイイ・・・・)
10.夏樹静子(私、お爺様を殺してしまった!〜)

私的には6位辺りです。
79名無しのオプ:2009/09/07(月) 22:29:38 ID:Wr1tXFgp
>>78
個人的には、小松左京が抜けている気がする。
その作家10人で、角川文庫からシナリオ本が出ていないのは
高木彬光と西村寿行だけというのも結構興味深いかも。
80名無しのオプ:2009/09/20(日) 15:49:46 ID:0u/Ii4cQ
高木は、社会派にも対応出来てしまった作家という気がする
そのおかげで、新本格ブームの中で、夏木や森村らと一緒に過去の作家扱いになっていったのでは
清張は復活したが、この辺りの作家がまた読まれるようになる事はあるのだろうか


81名無しのオプ:2009/09/20(日) 22:18:22 ID:NM9vSJTC
神津と大前田が共演した「狐の密室」を読んだんだけど、
ほかにもこういう同じ作者の共演した作品はあるのですか?
大前田と霧島検事とか…
82名無しのオプ:2009/09/20(日) 22:46:31 ID:M7qLopFR
「仮面よ、さらば」には神津恭介と墨野隴人が両方登場するな

83名無しのオプ:2009/09/21(月) 22:58:27 ID:q+B7fAFz
>>82
お前というやつは…
84名無しのオプ:2009/09/21(月) 23:06:40 ID:IhLHsqIg
論創から「高木彬光探偵小説選」だと?

http://www.ronso.co.jp/kankouyotei/kankouyotei.html
85名無しのオプ:2009/09/22(火) 09:04:51 ID:aqWgEsDu
「仮面よ、さらば」は墨野の非人間性がよく現れてる
あそこまでやるかって感じたわ
86名無しのオプ:2009/09/29(火) 20:55:55 ID:X/6dA+0I
高木作品。概ね今読んでも面白いけど
作品序盤に講談風の前口上で「空前絶後の」だの何だのと
吹きまくる所が「古臭いな」と感じさせてしまうんだろうな。

社会派作品と云われてる『白昼の死角』でも
冒頭に作者が旅館で主人公に出会う場面は
正直「いらないんじゃないの・・・」と思うが、
逆に考えると、
こういうスタイリッシュに徹し切れない所が
高木彬光らしいとも言えるし・・・。

前門の横溝正史、後門の松本清張に挟まれて
埋没してしまい、
創作に傾けた情熱や労力のわりに評価されない所が
私は堪らなく好きですけどね。
87名無しのオプ:2009/09/29(火) 21:02:29 ID:nW6s2a+P
刺青、能面、呪縛の家、一高、人形、白昼、帝国、古代天皇、邪馬台国

これ以外は読まんでおk
これから読む初学者は
88名無しのオプ:2009/09/29(火) 22:01:40 ID:2QJw1dqG
黒白の囮、一ニ三死、誘拐。白雪姫(短編)、炎の女
まだまだあるじゃないか…
89名無しのオプ:2009/09/29(火) 22:18:52 ID:o6LNQMXW
「ハスキル人」と「連合艦隊ついに勝つ」を抜きにして高木彬光の何を語るのか
90名無しのオプ:2009/09/29(火) 22:23:00 ID:HK9yIj0z
妖婦の宿(短編)、影なき女(短編)、破戒裁判、人蟻
まだまだあるぞ。
91名無しのオプ:2009/09/30(水) 00:08:49 ID:xsvbf5Ol
ノストラダムス大予言の秘密、大予言者の秘密 易聖・高島嘉右衛門の生涯、、相性判断、方位学入門、易の効用
なんならこのあたりも。
92名無しのオプ:2009/09/30(水) 10:41:11 ID:PVtIBkGQ
>88
タイトルに「白」がつく神津ものは危険が多い
93名無しのオプ:2009/09/30(水) 21:04:32 ID:wklncOR3
「ふざけんな!!」となったのは「神秘の扉」
高木は編集者に原稿渡す前に、自分で読み返さないのか? とまで思った駄作
94名無しのオプ:2009/10/01(木) 09:25:32 ID:guzz2B0z
あたりはずれが大きい作家だよね・・・
95名無しのオプ:2009/10/02(金) 09:15:20 ID:TQYNeW59
>>93
アレ、わりと好き

土曜ワイド劇場とか火曜サスペンスで
ドラマ化するのにピッタリな「安さ」でw
96名無しのオプ:2009/10/02(金) 12:31:09 ID:99wYwA6x
つーかもともとラジオドラマ用に作った話を小説化したんじゃなかったかな
97名無しのオプ:2009/10/15(木) 00:26:37 ID:ZmPU/jgj
『誘拐』読んだ、これは素晴らしいな
98名無しのオプ:2009/11/21(土) 16:42:09 ID:e70X4vbn
高木zage祭り開催w

今「人形はなぜ殺される」を読んでいる。
第二の殺人、グロテスク過ぎるorz
99名無しのオプ:2009/11/21(土) 19:25:33 ID:/H/3MXu5
人形かついでえっさっさ
トイレの前に立っている
100名無しのオプ:2009/11/27(金) 12:36:30 ID:B8dr7WB9
『乱歩・正史・風太郎』(出版芸術社)ゲト
表題の三人にまつわる文章を網羅したほか、彬光全集の月報に連載した自伝的エッセイが収録されてる
101名無しのオプ:2009/12/12(土) 21:55:49 ID:AqTCntQZ
なんか高木彬光って「断筆もしくは引退宣言」→「復帰」が多い作家という印象がある。

「神津恭介最後の事件」も「七福神殺人事件」と「メール欄」の二本があった筈。
102名無しのオプ:2009/12/12(土) 23:09:40 ID:DwwUE6Zn
『乱歩・正史・風太郎』読んだけど罵詈雑言のたぐいが気になる。
憎しみが先に立ってては信憑性に乏しいな。乱歩も苦労したことでしょう。
103名無しのオプ:2009/12/12(土) 23:31:16 ID:/pbzHnbj
>>101
引退宣言→復帰は1回だけのはず。
病気休養→復帰と誤解している気がする。
それに「七福神」とあれは、最初から狙って書いているし、
宣言→復帰という話とは全く別。
104名無しのオプ:2009/12/13(日) 22:51:21 ID:o2T8fbMH
じつは復帰してないんだけども。
同人誌の「神津恭介読本」の編集者インタビューによれば、某社の三部作は名前を貸しただけらしい(いろいろ事情があったんでしょうけど…)。
105名無しのオプ:2009/12/14(月) 00:53:28 ID:1x4Oil8b
>>104
エラリークイーンの晩年同様に
ゴーストライター疑惑があるってことか?
106名無しのオプ:2009/12/14(月) 02:00:55 ID:Oyq+2lb4
平成三部作は口述したものをタイプさせたんじゃなかったっけ?
107名無しのオプ:2009/12/14(月) 02:10:10 ID:HKfCu+a0
あれがご本人の作というのはむしろ悲しすぎる話だからな。
もう、病気の後のは全部ゴーストの作ってことにして欲しい。
108名無しのオプ:2009/12/20(日) 18:12:04 ID:SGDLmtPY
>>106
口述筆記は『乱歩・正史・風太郎』の素案
109名無しのオプ:2009/12/20(日) 19:53:22 ID:Fz9bSq46
>>108
そうなのか
指摘d
110名無しのオプ:2009/12/28(月) 22:26:29 ID:lQJWqcGI
高木彬光探偵小説選【論創海外ミステリ】 高木彬光(著)
2010年1月25日発売予定
税込予価3,570円

幻の長編『黒魔王』初出版ほか、単行本未収録作、ここに集成。
【収録内容】
〈創作・読物篇〉
黒魔王
 *
鉄路怪死事件、三十億の金貨を引き揚げる女、戦後派殺人事件、黒い白鳥、酒の罪、時は裁く、吹雪の宿、自殺恐怖症、殺人の挽歌、死とのお見合い、闇の声、狂った拳銃、女の復讐、小栗上野介の秘密、風戸峠の秘宝
 *
首斬り弁護士、軍艦山城の亡霊
〈評論・随筆篇〉
推理小説私見、第二の解答、推理小説とは何ぞや、トリック創造の秘密、わが道を往く、殺人動機について、評の評、探偵小説とは何か、推理小説の将来、推理小説私感
 *
集団、計画的犯罪

キタ━━━━( `Д´)=○)゜Д゜(○=(`Д´ )━━━━━!!!!
111名無しのオプ:2009/12/28(月) 23:23:11 ID:bnL1C3su
「黒魔王」だけでいいから値段を半分に……ても無理か
112名無しのオプ:2009/12/31(木) 17:07:30 ID:pK1M3xRb
「狂った拳銃」が楽しみだ
113名無しのオプ:2010/01/06(水) 21:18:01 ID:K024eoaB
嬉しいんだけど、「単行本未収録」縛りなのか…
「黒魔王」の単行本ヴァージョンが読みたいんですけど
114名無しのオプ:2010/01/30(土) 12:21:27 ID:OfXF9oRw
>>110
「初出版」は、「しょしゅつばん」「はつしゅっぱを」のダブルミーニングだね
115名無しのオプ:2010/01/30(土) 17:09:20 ID:mLZtrgBa
2巻が出せるくらい売れるかな?
116名無しのオプ:2010/02/13(土) 00:13:41 ID:ex94+3fu
墨野読んだが…四谷怪談は面白かったが、仮面は酷いな、色んな意味で

そもそも神津は「日本三大探偵」で一番女性受けしそうで
実は受けないキャラだよなあ、いい意味の隙がないから
名探偵コナンで江戸川、横溝は意図して登場人物に付けてるが
高木は偶然で付いたというのはちょっと寂しい
117名無しのオプ:2010/04/01(木) 17:36:43 ID:2L0/LP+U
高木彬光全集完全版 出版芸術社より発売決定。
2010/09/25より順次刊行。



嘘だけど。
118名無しのオプ:2010/04/12(月) 00:56:47 ID:V3s8hcT9
久々に覗いたけど、順調に過疎ってますなや。
ま、変な爺さんに粘着されるよりはマシか。

完全版の全集ねえ…
大雑把に見積もって、
角川文庫が80冊位で、そこに未収録の光文社文庫他をあわせてミステリー系が90冊。
時代小説が40冊、ジュニア小説が15冊、エッセイや占い本をあわせて20冊。
ちょっと厚手に再編集して、全150巻×2000円、
もしくは全30巻×10000円、ってとこですかね。

…ごめん、俺、図書館で借りるわ。
119名無しのオプ
「人形はなぜ殺される」を読んだ。
こんなに夢中になって読めた小説は久しぶり。
評価が高いだけあって面白かった。
最初は喫茶店マスターが犯人だと思っていたが、第三幕で誰が犯人かわかった。
共犯者の正体のほうが意外だったな。