1 :
名無しのオプ:
読み終わって
「なーんだそんな事か」となるのは失敗。
「そうだったのか!」と興奮するのは成功。
2 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 19:59:32 ID:VL61DRjT
スゴイ基本的な質問なんですが叙述トリックって何ですか?
3 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 20:04:20 ID:KaGJKm/u
「スゴイ」って何ですか?
4 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 20:06:48 ID:VL61DRjT
すいません。
【とっても】と言う意味です。
5 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 20:09:28 ID:rgQnc9Z6
このあとスレどーすんの?
6 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 20:40:06 ID:UGyIVp18
ネタバレの宝庫になりそうなスレ
7 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 21:10:59 ID:ZDWYo04C
叙述トリック大好き
8 :
名無しのオプ:2008/02/21(木) 23:57:12 ID:I+TBKsd2
作品について語ると、この作品は叙述=ネタバレだ罠
9 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 01:26:47 ID:c9CAAJce
クリスティの某作(意外な犯人で超有名)は犯人さえバラさなければこのスレ的にはOKなんだが
叙述だとか言った途端にネタバレなんだよなあ。
終りだな、このスレは。
10 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 02:22:40 ID:D+aiEQ8i
厳密に言うとどんなミステリであれ
「この作品はミステリだ」と言っちまったら
ネタバレだ
11 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 02:41:23 ID:6O5i4AS6
ミステリだと謳わず出してたら「やられた!」って思える作品もあるだろうなぁ
恋愛小説と見せかけた叙述トリック・・・・
12 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 03:16:58 ID:D+aiEQ8i
でも怒る奴のほうが多そうだ
13 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 13:33:45 ID:oam4bP9T
夏目漱石なんか、後半ほとんどミステリだからな。
あぼーん
15 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 16:31:32 ID:D+aiEQ8i
あー。やっちゃったよ。
16 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 17:23:14 ID:opVN+JJZ
14は確信犯だろうな
17 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 17:27:00 ID:RtYPig5F
すげぇ切ない話だと思って感動しながら某作品を読んでたら
最後で取ってつけたみたいな叙述トリックの謎解き始めやがって
感動を台無しにされた気分になった俺が来ましたよ
たとえば、あくまでたとえばだが、
すげぇ切ない恋愛小説だと思って読んでたのに、
実は登場人物はみんな猿でした
ってなったら怒りは半端ないと思うんだ
18 :
名無しのオプ:2008/02/22(金) 17:29:41 ID:3hRKocye
たとえばそういった風なあやふやな紹介のしかたをされて
面白そうじゃねぇかそれ、読んでみたいから、なんてやつか教えてくれよ
なんてやりとりもできないわけか
19 :
名無しのオプ:2008/03/05(水) 18:05:30 ID:WPls2eWL
>>16 確信犯の使い方が
とは言っても 正しい意味を知ってる人がどれだけいることか…
20 :
名無しのオプ:2008/03/05(水) 22:18:37 ID:uKJRNys4
みんな知ってて誤用してるんじゃね?
少なくともこの板に出入りするぐらいの奴は
21 :
名無しのオプ:2008/03/05(水) 22:38:50 ID:Lxk1RvI6
時代の流れや環境の変化などで
言葉の意味が変化していくのは至極当然のことであり
これもまた文化のひとつである。
22 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 14:40:34 ID:8F1qFVzL
「確信犯」はもう古い。最近のトレンドは「恣意的」だよ。
23 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 20:10:03 ID:JFuWG6uu
叙述トリックといえば、リチャード・ニーリィを外しては語れない。
今となっては古典的過ぎるけど。
先入観なしで読んだ方が衝撃度は高いかも。
「殺人症候群」とかは、粗筋みたら大体オチ読める人多そうだし。
24 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 20:40:21 ID:n3FPBaVe
読んでないからわからないが、書名を上げてる段階でまずいんじゃねえの
25 :
名無しのオプ:2008/03/06(木) 22:10:11 ID:VYovDScr
どうせ手に入らないから大丈夫<ニーリィ
26 :
名無しのオプ:2008/08/17(日) 08:33:13 ID:lWibELDv
q
27 :
名無しのオプ:2008/09/24(水) 16:58:49 ID:sNUkZmGc
age
28 :
名無しのオプ:2008/09/24(水) 17:25:55 ID:2BCiuNlN
>>24 叙述トリックといえば折原一、みたいなもんんだ
気にすることはないw
29 :
名無しのオプ:2008/09/26(金) 18:39:27 ID:hMH5uxkB
【好意的に受け入れられる叙述トリックの例】
(この俺にもようやくツキがめぐってきたようだぞ・・・!)
Aは腹の底からこみ上げてくる喜びに身を震わせながらベッドにもぐりこんだ。
警察によれば、他殺の可能性も検討せねばならないとのことだが、
とにかく、この思いがけずもたらされた父の死のおかげで、Aは投機のしくじりによる
当面の危機を乗り切ることができるだろう。そしてなおも多額の遺産が手元に残るはずだ。
(株で雪辱を果たすか、それとも家を買おうか。ボーンマスあたりでどうだろう・・・)
あれやこれやと思いをめぐらせながら、やがてAは眠りに落ちていった。
その時、部屋のドアのノブが静かに回り、ゆっくりとドアが開いた。
そして黒い人影が、開いたドアの隙間越しに、真っ暗な部屋の中の様子を伺い、
それから部屋の中に足を踏み入れた。侵入者は、ドアを閉める際にかすかな音を
たててしまったが、それによってAが目を覚ますことはなかった。
翌朝、ポアロは電話のベルの音で目が覚めた。
不躾な早朝の電話に機嫌を損ないながらも、起き上がって一階に降り、
受話器をとった。電話の主はバトル警部だった。
「ポアロさん、大変です!Bが殺されました!」
30 :
名無しのオプ:2008/09/26(金) 23:40:50 ID:LohUVgeS
5行以上のレスは90%の人間は読まない
31 :
名無しのオプ:2008/09/26(金) 23:47:15 ID:kTxQoWJ+
スレによりけり。
32 :
名無しのオプ:2008/09/27(土) 18:50:30 ID:O97bibMQ
よ
ん
で
く
れ
よ
11
行
だ
け
ど
33 :
名無しのオプ:2008/09/29(月) 10:10:06 ID:88KVHM9+
紀貫之の土佐日記形式でミステリーを書けばアンフェアに成るのかな。
34 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 15:00:39 ID:OTi0A8eH
某スレで「叙述トリックは〇〇と〇〇を読んだ」と真面目に書き込んだ馬鹿がいるよw
35 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 15:06:23 ID:OTi0A8eH
「本格推理」(光文社)の一編で恋人と思ったら実は〇。〇てのがあったな。
そいつの一人称で記述。
これだとただのギャグなんだがらw
36 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 16:48:24 ID:HkWkFvAu
ある作品を叙述だといったからってネタバレとは限らないだろう。
どういう叙述なのかという謎は依然として残るはずだ。
叙述だと言っただけでネタが割れてしまうような叙述作品は即ち底が浅い。
即ち読む価値はない。
37 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 17:05:13 ID:pLAXNr8L
こういう開き直りが一番困る
38 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 20:34:47 ID:wo1t+gn/
シンプルなストレート・ノベルに見えて実は叙述トリックって場合、ばらしてはいかんだろ
39 :
名無しのオプ:2008/10/21(火) 22:06:42 ID:47+uJ2J1
ブギーポップとかまんま叙述トリックだったよな
「世界の敵」がマンティコアだと思って読みすすめていったら
実は早乙女君のほうが世界の敵で
マンティコアは別に世界の敵じゃなかったっていう
40 :
名無しのオプ:2008/10/22(水) 00:20:20 ID:wnkqkP6C
ついにキレてネタばらしか
41 :
名無しのオプ:2008/10/23(木) 02:08:37 ID:QK6z5KLA
どっからどこまでが叙述トリック、とかも難しいよなあ。
ロスマクのさむけとか叙述トリックなのかなあ。
42 :
名無しのオプ:2008/10/23(木) 10:47:14 ID:yd/HNSKi
範囲広げればワトソン主観のホームズも叙述だしなあ
と馬鹿なことを言ってみる。
43 :
名無しのオプ:2008/10/25(土) 01:04:03 ID:r5gx7w75
例えばさ、古典作品とかは最初に「この人は女性ですよ」って書いているでしょ。
でも、叙述作品の場合、その「女性」の部分を隠して書いている(もしくはぼかしている)
これは「男性」ともとれるし「女性」ともとれるってのはアンフェアとも言えるんじゃねーかなぁ。
まぁ、この辺りの定義はよくわからんけど。
44 :
名無しのオプ:2008/10/25(土) 14:16:41 ID:kviH4S2y
明確に女性ですよーって表記してあるのに男性だったらそれこそアンフェアじゃないのか
45 :
名無しのオプ:2008/10/25(土) 15:00:46 ID:Ydp4HRqp
女性でないと不自然な箇所(伏線)がありながらもそれを読者に認識させず、
尚且つ男性のようにミスリードさせて最後に女性だと明かすのがフェアだ。
って事が言いたいんじゃないか?
46 :
名無しのオプ:2008/10/26(日) 21:19:00 ID:KGUPlASv
そう!それだ!それそれ。
47 :
名無しのオプ:2008/10/30(木) 11:40:57 ID:F/sd/na9
折原一しか知らん
48 :
名無しのオプ:2009/04/13(月) 14:22:59 ID:8ZA2iRS3
上げ
49 :
名無しのオプ:2009/04/13(月) 14:54:47 ID:b/565UAD
>>45に関連して。
「おはよう。ところで鈴木さんは?」
「向こうのあたりで立ちションしてる」
……思い切り脚色したけど、こんな感じで
実は鈴木が女性でしたというのを読んだことがある。
50 :
名無しのオプ:2009/04/13(月) 17:51:49 ID:w7Df/fPv
ヴァン・ダインとか生きていたら、
絶対に現代の叙述トリックは認めて無いだろうなw
51 :
名無しのオプ:2009/04/13(月) 22:43:13 ID:f61TCOWx
気違いが主観のやつって叙述といっていいの?あと始獲鳥とか
52 :
名無しのオプ:2009/04/14(火) 13:51:48 ID:cjdDgWzi
作者が読者に仕掛けるトリックが叙述トリックだ
53 :
名無しのオプ:2009/04/14(火) 19:21:42 ID:pwAf8WY4
なるほど
54 :
名無しのオプ:2009/04/15(水) 18:19:46 ID:Ir4EPYH0
今居酒屋で頼んだ唐揚げはトリニクで飲んでいるのが大トックリだ。
55 :
名無しのオプ:2009/04/30(木) 14:45:50 ID:HQ43OoC5
全然うまくないけどちょっと好きだ。
56 :
名無しのオプ:2009/05/21(木) 10:26:35 ID:TiZs89ue
>>45 金田一少年のオカマが便座あげてたみたいなやつか?
57 :
名無しのオプ:2009/05/22(金) 00:08:07 ID:ThHnY04L
風邪には便座エース
58 :
名無しのオプ:2009/07/03(金) 00:25:23 ID:wSD8ZlZa
役所広司にいわせると、
じょじゅちゅトリックだそうだ。
59 :
名無しのオプ:2009/07/04(土) 19:35:29 ID:k9F18bdI
みっしちゅトリック
60 :
名無しのオプ:2009/07/05(日) 22:27:38 ID:e5cikdS3
犯人の主観でずーっと書いてあって、倒叙方式かなと思わせておいて、
最後に、
…ということだったんだろ。」といきなりでてきた探偵役が言って、
犯人役が「そのとおりです。まいりました。」
でおしまい。よく見たら、最初の一文字目に、"「”がついていた。
という叙述トリックを考えついたが、肝心の事件を思いつかない。
61 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 00:05:23 ID:uy4V2O4+
本の表紙と背表紙に「」がついているとか
62 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 00:06:20 ID:PBbLTFSy
↑
すまん、酔って書いた。
自分でも意味不明。
63 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 12:26:21 ID:/cMWMGn2
>>50 ヴァン・ダインは「アクロイド」をどう評してたっけと思って、Googleで「ヴァン・ダイン」を検索しようとしたらサジェストで笑った。
64 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 12:46:45 ID:dQZrLorJ
ワロタwwwwww
65 :
名無しのオプ:2009/07/06(月) 13:06:25 ID:wM+U0GeB
>>60 冒頭から中盤を越える辺りまでが実は作中作で、改めて見ると
書体が通常とは違ってるっていうのはあるよな。
66 :
名無しのオプ:2009/07/07(火) 23:26:42 ID:nc9R56xG
>>63 そいつぁ、「20則」じゃなくて「推理小説論」のXIII章
67 :
名無しのオプ:2009/07/08(水) 15:13:18 ID:qiy9Pk/X
あまりのバカバカしさに大笑いしてしまうのは成功?失敗?
68 :
名無しのオプ:2009/07/10(金) 00:34:42 ID:v3q+GH5f
>>67 意表をつかれたという点では、成功だと思う。
69 :
名無しのオプ:2009/08/03(月) 06:00:04 ID:5SHJvYoB
全部が全部と言わないが、叙述トリックがメインになるような作品は面白くないな。
そこに持っていくための仕掛けを読まされるだけで、小説の内容自体が面白くない。
真相知った視点で読み返すと不自然な文章だったりするし。
70 :
名無しのオプ:2009/08/05(水) 18:35:23 ID:vxktiN7W
某アニメの次回予告の叙述トリックがなかなかよかった
その女は強く誇り高き女(ひと)
仲間より慕われる美しき女(ひと)
たが敵をいぬく武器は力を失い、命の日は儚く消えた
というナレーションを流しながら、味方キャラの女性が敵に襲われているところ、
大量の血が床にたまっているところ、怪我から血を流している味方女性の姿を流す。
しかし実際に死ぬのは敵の女性だという仕掛けだった。
71 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 01:28:19 ID:ATMmvGY1
72 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 02:52:37 ID:rDInK5zM
スレ違いな気もするけど恥ずかしながら 仕掛けられてもいない叙述トリックに引っ掛かった ことがある。
叙述されてないから叙述じゃないか。でも気分は叙述。
今まで黒幕だと思っていた人が“犯人は主人公達だ”とか唐突に語り出したんだ。
本のページがまだかなり残ってるからデコイのつもりで うまいなあ、説得力あるしデコイに使うのはもったいないなぁ、とか思いながら読み進めてたのよ。
したらそれが真相で、いろいろ始末(これも結構唐突)つけてジ・エンド。ページまだまだ残ってる。
え?え?とページをめくったらあとがき。え?なんでこんな半端な位置に?作中作って事? とあとがき読んで次のページに期待したんだけど、残りは対談。
「え〜!?やられた〜!!」って声に出して言っちゃったよ。表紙にもなんもかいてないしさ。
73 :
名無しのオプ:2009/08/06(木) 06:04:07 ID:W5KUWiza
一人称の語り手が変わっている叙述トリックでさ、ほら、よくあるじゃない。
一行開いているやつ。現在の新本格作家が「一行開けたからフェアなんです」
とか言っても、ヴァン・ダインとかが読んだら「一行開けたら誰がフェアと決めた」とか言い出すんだろうね。
74 :
名無しのオプ:2009/08/20(木) 00:06:06 ID:tH/2xHBF
守須恭一ヴァン・ダインだと言われても納得出来ない
75 :
名無しのオプ:2009/08/20(木) 02:11:17 ID:ZvMmyeH0
でも驚いた
要はエンターテイメントと捉えきれるかどうかだろ
76 :
名無しのオプ:2009/08/21(金) 02:16:12 ID:DZtMiEib
視点誤認って言うのはすごいよな
でもそのトリック使うなら、よほどフェアアンフェアに気を使わないとな
77 :
名無しのオプ:2009/08/22(土) 22:44:49 ID:qPNgIYfH
それって、あれだろ。
○○○○の「○○○○ー○o○・○○」
でもつかってたトリックだよね。
叙述作品なのでタイトル伏せました。
78 :
名無しのオプ:2009/09/28(月) 05:22:32 ID:oniulVSW
守須って十角館の殺人だっけ?
全然驚かなかったな
ただこんなしょーもないオチのために
無駄にした時間に脱力した。
79 :
名無しのオプ:2009/10/12(月) 16:24:13 ID:duA4Bt1w
最狂の叙述トリック=ロートレック荘殺人事件
あんなの途中で謎が解ける訳がねぇ…
80 :
名無しのオプ:2009/10/12(月) 19:05:36 ID:qwSLjB94
>>79 叙述物にスレた人間なら
「絶対」解けない、とまではいかないと思う
部屋割り表がおかしかったりヒントはあったし
81 :
名無しのオプ:2009/10/12(月) 19:39:03 ID:5H52txib
これ、誰に話し掛けてんだろ、と思ったところがあったけど、しょうもない本だったな。
評価高い本を読んでみる→叙述系、てのが多くて萎える。
82 :
由希 ◆YUKI2.V6mk :2009/10/12(月) 21:25:52 ID:109PsVQW
叙述トリックをやるなら、語り手は地の文で嘘をついてはいけない
83 :
名無しのオプ:2009/10/15(木) 03:51:56 ID:47+sCTKI
>>74 横溝正史のメ欄1は、メ欄2だけど、区切り部分の記号を変えて手がかりにしている。
最低限これくらいフェアにやってほしい。
84 :
名無しのオプ:2009/10/16(金) 13:07:48 ID:MeFuvuOt
つユヤタン
85 :
名無しのオプ:2009/11/08(日) 12:30:12 ID:RCrzaeA8
作品名や具体例挙げると
確かにネタバレかもしれないけど
本の帯のコメントで既にネタバレや
ジャンルバレしてるのも多いよね。
「まさかの大どんでん返し!」とかさ。
まあ、怖いもの見たさにホラー映画見るみたいなもので
ドンデン返しがあると事前にわかったうえでビックリしたい、
あるいは自分の推理が当たった満足感を味わいたい、
という流れのほうが今は多いかもしれんね。
昔はあくまでも
作者がこっそり仕掛けるものだったけど。
86 :
名無しのオプ:2009/11/19(木) 11:58:08 ID:ccZC1i/G
この文章は叙述トリックである。
87 :
名無しのオプ:2009/11/22(日) 02:28:14 ID:NA4dcFQE
>>86 「この文章は叙述トリックである。」が叙述トリックであるなら、どんでん返しがしかけてあるはずで、従って「この文章は叙述トリックでなかった」という真相でなければならない。
しかし「この文章は叙述トリックでなかった。」が真相なら、素直に読んでもいい事になる。従って「この文章は叙述トリックである。」という発言も本当でなければならない。
永遠に繰り返す究極の叙述トリックですな。
88 :
名無しのオプ:2009/11/26(木) 16:28:15 ID:CwYlrANN
倉野憲比古のスノウブラインドって何なんだよあれ。叙述トリックがどうとか、もうそういうレベルじゃないだろ。
今更(メ欄)とかどう考えても読者をナメてるとしか思えないんだが。
89 :
名無しのオプ:2009/12/29(火) 02:13:36 ID:Ja8FfL+z
小説が終わったかにみせて、実は巻末の解説も小説の本体で
その中で驚愕の真相が語られるというギミックを思いついた。
しかし解説って単行本には無いから、いきなり文庫で出すしかない。
90 :
名無しのオプ:2009/12/30(水) 21:27:30 ID:NdMINdvU
マルホランド・ドライヴは叙述(映像だけど)トリックみたいなもん?
91 :
名無しのオプ:2010/01/16(土) 17:01:15 ID:oWLt253j
ロートレック、ハサミ男、殺戮にいたる病
評判の作品読んでみたけど、驚きよりも「はあ?なんだよ」的に
イラっとした。
どうも、叙述トリックは好きになれない。読んで損した気分になる
92 :
名無しのオプ:2010/01/16(土) 22:25:17 ID:GCUZ/DX0
ハサミ男はハァハァできるから許す
93 :
名無しのオプ:2010/01/30(土) 00:19:00 ID:Pg5kyeJo
アラレちゃんの
さよならガッちゃん
って話叙述だよね
94 :
名無しのオプ:2010/01/30(土) 05:40:50 ID:COwdd5Pu
95 :
名無しのオプ:2010/01/30(土) 10:46:08 ID:RneUt1p4
>>91 俺も同意だけど、まあ好みだな
本屋の店員のお薦めにも多いだろ
よく飽きないもんだ
96 :
名無しのオプ:2010/02/22(月) 15:50:39 ID:/oRW24Ch
>>93 叙述トリックって基本的に映像化できないのが多いのに、あれは見事だった。
97 :
名無しのオプ:2010/04/23(金) 20:01:27 ID:6wBOWqFJ
アクロイド、十角館、弁護側の証人辺りはやっぱり凄いよね
たった一行で「アッー!!!!!!」ってなるんだもん
ハサミ男とか殺戮にいたる病は「えっ? どゆこと!?」→読み進める→「あ、そういうことか。騙されたわ」って感じだからどうも破壊力が半減してる気がする
俺の場合、これらの作品は驚きより先に戸惑いが先行した
98 :
名無しのオプ:2010/06/08(火) 22:49:21 ID:oXV9HRdN
作品の構成上叙述トリックが仕掛けられる必然性があるやつはアリ
アヒルと鴨のコインロッカーとかギロチン城とか
そうでないやつはナシ
殺戮にいたる病とかアリスミラー城とか
99 :
名無しのオプ:2010/06/08(火) 23:05:31 ID:mBlKGDFb
ギロチン城なんて探偵の行動も舞台の設定も不自然極まりないのでトリックが必然性あるかとか気にならんわ
100 :
名無しのオプ:2010/06/09(水) 00:25:31 ID:ZTW7wo5v
ロートレック荘は今まで読んだ叙述モノの中で最低の出来
序盤からはっきりしない部分があり、モヤモヤを抱えながらもイライラしながら読みすすめた
最後になって、モヤモヤの原因は作者が隠し事してたからと判明
騙すならもっと気持ちよく騙せと
叙述モノはたくさん読んだが、成立していないと思ったのはこれが初めて
101 :
名無しのオプ:2010/06/10(木) 20:48:23 ID:ocQzWDWe
ロートレックの弁護をするのもいい加減飽きてきたが
あれは「気持ち悪い」のがキモなんだってば
ひねくれ者の筒井に普通のミステリを求めるとか
なんつうか、ミステリ板って妙に健全だよね
2ちゃんなんてこの世の醜い物が一番集まる場所なのに
102 :
名無しのオプ:2010/06/10(木) 20:54:44 ID:ocQzWDWe
勝手に筒井の代弁をするとこんな感じだ
そこのお前
これ読んで最初は釈然としなかっただろ?
「こんなことってあるのか?」って思ったろ?
それはな、お前の心の中に醜いものがあるからなんだよ
最後まで読んだら納得しただろ?
最後にネチコクネチコク解説してやったから、
お前の感覚にちゃんと沿うものになっただろ?
自分の心の黒い部分に気付けたか?
103 :
名無しのオプ:2010/06/11(金) 12:12:04 ID:oaOoqSyg
こんな決め付け厨、身近にいたら嫌すぎる
104 :
名無しのオプ:2010/06/11(金) 13:49:50 ID:Qe/y6IEt
>>101 ロートレック荘好きだけど
あんたほど気持ち悪くはなかったと思うよ
105 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 00:27:12 ID:sDffYNR5
気持ち悪くなかったなら意味がわかってない
本当に意味がわかったのに気持ち悪くなかったならお前は人格破綻者
決め付けではなく事実
106 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 00:39:36 ID:sDffYNR5
つうか、ロートレックを「好き」だなんて、よく平気で言えるね
名作か駄作かで論じるならともかく「好き」とは
内容を理解する能力、適切な言葉を選ぶ能力、人格、
そのうちのどれを欠いてその感想になったわけ?
いずれにしても一言
頭がおかしい
107 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 00:52:54 ID:sDffYNR5
連投で悪いが、まあ過疎スレだしどうでもいいわな
これは俺の能力の問題もあるだろうが、
本質的な意味で気持ち悪い作品について
真面目に語りだせば気持ち悪くならざるをえない
そういう心の動きが理解できない奴、
この小説が揺り動かす感情を最初から持ち合わせてない奴、
まして、そもそもこれを読んでない奴、
そういう奴らは一切レスすんな
時間の無駄だ
108 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 02:13:27 ID:N0BT3j6o
スゲーほめ殺し
筒井本人がこのスレみたら「 ID:sDffYNR5 はこれ以上書かないでくれ」って思うだろうね
109 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 12:20:53 ID:h6ClbmxC
他人の心をどうこうは決め付け以外の何物でもないなw
本読んで自分と同じにならんと我慢ならんヤツは他人を否定しだすからうぜー
俺は解かってる、オマエは解かってない的な展開もよく見るな
110 :
名無しのオプ:2010/06/21(月) 16:40:04 ID:OM0xG+dp
なんだ
ただのキチガイだったのか
111 :
名無しのオプ:2010/07/24(土) 15:19:51 ID:kfNrH+LV
叙述物って読み終わっても何も残らないね
ミステリーとしての醍醐味もないしただ作者のオナニーみせられてる感じ
「イニシエーションラブ(笑)」とか
人に勧めたらいかんだろ 金の無駄だ
112 :
名無しのオプ:2010/07/24(土) 15:22:24 ID:g8KEQWTK
>>111 すべての叙述物がそうだとは言わないけれど
俺にとっては「ミステリーの醍醐味」から遠いな
瞬間芸と落語ぐらい違う
113 :
名無しのオプ:2010/07/25(日) 01:42:59 ID:uCw6SXLP
道尾秀介とか、若手の割には頑張ってる作家だと俺は認めている。
が、その彼にしても、向日葵の咲かない夏とか、叙述トリックの占める
割合が高い。となると、結末を読んでどっ白けになるんだよな。
叙述トリックなんて、せいぜい短編のの中で切れを良くするために
使われる程度のもの。長編に使っても、多くの読者は逆に怒るくらいで
評価はできない。
114 :
名無しのオプ:2010/07/25(日) 02:16:36 ID:zMDQ32yq
結構お手軽に評価されるもんじゃないの、叙述って。
評価高いの読むとまた叙述かよってくらい、叙述に当たる。
それと、オナニー的な部分も合わせて作家も書きたがるんじゃね。
個人的には、鴨とアヒルみたいなのは好きだが、殺戮に〜みたいなただそれだけのは面白くない。
115 :
名無しのオプ:2010/07/25(日) 05:15:14 ID:jeNt/8D0
どんでん返しが凄いと言われてる作品や高評価の作品の叙述率高すぎ
結末で「またかよ・・・・orz」となる
本来叙述なんてものは色物作家がたまにやる程度のものであるべき
それがミステリの一ジャンルとして完全に確立してしまうなんて
116 :
名無しのオプ:2010/07/28(水) 06:37:11 ID:JfnN4R3g
叙述物が何故ミステリー扱いされてるのか不思議じゃね?
最初に魅力的な謎を提示・・・・叙述物ではそもそも謎がどれのことなのか最後まで分からない
謎を解明するための手掛かりを読者に提供・・・・このルールと叙述物は無関係
唯一共通してるのはドンデンくらいか
117 :
名無しのオプ:2010/08/01(日) 11:58:24 ID:0JcMvYoL
縦読みみたいなもんかなあ
本来のとこと違ったところに仕掛けて自己満
本文で読ませて、なお仕掛けありなら評価できるけど、
仕掛けの方が主だから、本文どうでもよくなっちゃってたり
118 :
名無しのオプ:2010/08/05(木) 23:33:42 ID:XSQnUzcP
>>117 縦読み!それだw
完全に作った人のオナニー。
縦読みに気がついた所で「ふーん で?」ってなるのにそっくりだわw
ドンデン返しがすごいミステリーで有名な「ロートレック」とか「ハサミ男」「殺戮に至る病」を
とりあえず全部読んでみたけど叙述物の読後の肩すかし感半端ないわ
そういうドンデン返しを求めてるんじゃないんですけど?って感じ。
119 :
名無しのオプ:
>>115 いや、叙述トリック自体はいいんじゃないか?
とはいうものの、どんな叙述トリックでがっかりしたのかにもよるが。
本当にがっかりな叙述トリックだったのかも知れないしな。