【ミステリ新人賞】江戸川乱歩賞 受賞作を語ろう 2

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1名無しのオプ

ここはミステリー新人賞の最高峰であり、今年で54回目を
迎える、江戸川乱歩賞の受賞作について語りあうスレです。

読後感想、書評、好き嫌い、作者のこと、など諸々を書き込んで
みなさんで熱く語り合っていきましょう。

前スレ
【ミステリー新人賞】江戸川乱歩賞 受賞作を語ろう
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1149475792/

2名無しのオプ:2008/01/11(金) 20:37:14 ID:MyE8Q2Es
第53回 沈底魚               曽根圭介
第52回 東京ダモイ            鏑木蓮  
       三年坂 火の夢         早瀬乱
第51回 天使のナイフ           薬丸岳
第50回 カタコンベ             神山裕右
第49回 マッチメイク            不知火京介
      翳りゆく夏             赤井三尋
第48回 滅びのモノクローム       三浦明博
第47回 13階段               高野和明
第46回 脳男                首藤瓜於
第45回 八月のマルクス          新野剛志
第44回 12〈twelve Y.O〉          福井晴敏
     果つる底なき           池井戸潤
第43回 破線のマリス            野沢尚
第42回 左手に告げるなかれ       渡辺容子
第41回 テロリストのパラソル       藤原伊織
第40回 検察捜査             中嶋博行
第39回 顔に降りかかる雨        桐野夏生
第38回 白く長い廊下           川田弥一郎
第37回 ナイト・ダンサー         鳴海章
      連鎖                真保裕一
3名無しのオプ:2008/01/11(金) 20:37:53 ID:MyE8Q2Es
第36回 剣の道殺人事件         鳥羽亮
     フェニックスの弔鐘        阿部陽一
第35回 浅草エノケン一座の嵐     長坂秀佳
第34回 白色の残像            坂本光一
第33回 風のターン・ロード        石井敏弘
第32回 花園の迷宮            山崎洋子
第31回 モーツァルトは子守唄を歌わない森雅裕
     放課後              東野圭吾
第30回 天女の末裔            鳥井加南子
第29回 写楽殺人事件          高橋克彦
第28回 黄金流砂             中津文彦
     焦茶色のパステル        岡嶋二人
第27回 原子炉の蟹           長井彬
第26回 猿丸幻視行           井沢元彦
第25回 プラハからの道化たち     高柳芳夫
第24回 ぼくらの時代           栗本薫
第23回 透明な季節            梶龍雄
     時をきざむ潮           藤本泉
第22回 五十万年の死角         伴野朗
第21回 蝶たちは今・・・          日下圭介
4名無しのオプ:2008/01/11(金) 20:38:24 ID:MyE8Q2Es
第20回 暗黒告知             小林久三
第19回 アルキメデスは手を汚さない 小峰元
第18回 仮面法廷             和久峻三
第17回 授賞作品なし
第16回 殺意の演奏            大谷羊太郎
第15回 高層の死角            森村誠一
第14回 授賞作品なし
第13回 伯林−一八八八年        海渡英祐
第12回 殺人の棋譜            斎藤栄
第11回 天使の傷痕            西村京太郎
第10回 蟻の木の下で           西東登
第9回 孤独なアスファルト         藤村正太
第8回 大いなる幻影            戸川昌子
第8回 華やかな死体           佐賀潜
第7回 枯草の根              陳舜臣
第6回 授賞作品なし
第5回 危険な関係             新章文子
第4回 濡れた心              多岐川恭
第3回 猫は知っていた          仁木悦子
第2回 ハヤカワ・ポケット・ミステリ   早川書房
第1回 探偵小説辞典           中島河太郎
5名無しのオプ:2008/01/11(金) 20:39:08 ID:TbANfEc5
>>1
6名無しのオプ:2008/01/12(土) 19:44:33 ID:UnKfsTcG
渡辺容子って、まだ書いてんの?
7名無しのオプ:2008/01/12(土) 20:45:00 ID:aZZ46toz
去年たいそうな文句がかかれた帯巻いてる新作長編出してた
8名無しのオプ:2008/01/12(土) 20:54:13 ID:IEYpKfo0
パチンコ大好きらしいじゃん
9名無しのオプ:2008/01/12(土) 21:19:54 ID:8W1tWTGZ
そのパチンコ小説「無制限」だったかな?
世紀の大駄作。読むだけ無駄。図書館でタダで借りても時間が無駄。
10名無しのオプ:2008/01/14(月) 17:56:59 ID:Fpa2JBRP
>>9
へえ〜、読んだんだw
119:2008/01/14(月) 18:08:32 ID:+NEM2Ygh
>>10
実は俺もパチンコをテーマとした小説を書いたんで、
内容がかぶっちゃいけないと思ってね。
手前味噌だが、こんな駄作なら俺の勝ちだと思ったくらいだ。
12名無しのオプ:2008/01/14(月) 18:50:50 ID:bD6dzIna
今月、鳥井架南子の新刊が文庫書下ろしで出る
13名無しのオプ:2008/01/18(金) 14:45:17 ID:GVoIPbwM
そうなんだ
14名無しのオプ:2008/01/24(木) 10:55:00 ID:UQ/9/9+J
検索しても出てこない・・・・
15名無しのオプ:2008/01/25(金) 15:56:47 ID:/KbPfye8
鳥居みゆきで検索してみな。出るから。
16名無しのオプ:2008/01/25(金) 20:33:31 ID:T0rUUQid
つられた〜
17名無しのオプ:2008/01/26(土) 01:02:36 ID:dsbmJwna
>>16
何言ってんの。両者が同一人物だということは、
ある意味常識だよ。もっと小さなサイトまで読んで確認しな。
18名無しのオプ:2008/01/31(木) 15:41:54 ID:k2ruWy4W
「沈底魚」読んだ。主人公に魅力がないな。
結局どこで驚けばいいのか分からないミステリって感じだったから、
せめてハードボイルド調にしてるんだから主人公に魅力がほしかった。
ディテールはうまい。
19名無しのオプ:2008/01/31(木) 15:51:07 ID:BOZHUzpX
脳男2!!!!!!!!!!!!!!
20名無しのオプ:2008/02/04(月) 21:20:04 ID:X1AIooR2
うえ〜
21名無しのオプ:2008/02/06(水) 22:47:18 ID:n+kIRUCQ
なんかこのスレさびしくなったね
22名無しのオプ:2008/02/10(日) 20:49:02 ID:uVw8RyrD
受賞発表にはまだまだ先だからな
23名無しのオプ:2008/02/15(金) 02:25:27 ID:mQbwbxNH
そういう問題でない
24名無しのオプ:2008/02/15(金) 08:41:21 ID:k3MdxfEA
第54回の発表っていつ?
25名無しのオプ:2008/02/17(日) 18:43:25 ID:X0/Rb7q3
七月くらいじゃね
26名無しのオプ:2008/02/20(水) 14:30:09 ID:iuo0ItZO
最近気にしてもないけど、脳男より良いのあったの?
27名無しのオプ:2008/02/20(水) 16:16:46 ID:G7V0Q2ha
>>26
すべて。脳男は最悪。
28名無しのオプ:2008/02/20(水) 19:09:33 ID:0anHGyby
最近の乱歩賞は全部クソじゃん
29名無しのオプ:2008/02/20(水) 20:01:33 ID:b01sqvfi
>>28
それでもおまいの作品よりは100万倍良い。
30名無しのオプ:2008/02/20(水) 20:43:01 ID:iuo0ItZO
>>27
マジかよw
今まで散々乱歩賞に騙されて、脳男読んだ時にやっと満足して、
それ以来裏切られるのが嫌で乱歩賞作品は読んで無いんですけどw

でもなんであれが糞なの・・?面白いじゃん
31名無しのオプ:2008/02/20(水) 20:48:23 ID:a40fqz74
アレがクソかどうかは人によって意見が分かれるだろうな。
しかし、俺はまったく評価できない。ミステリーとしても弱いし、
現実離れした設定がまた頂けない。
50余回の乱歩賞の歴史の中で、異端中の異端であるのは間違いないな。
32名無しのオプ:2008/02/20(水) 21:18:40 ID:0anHGyby
>>29
なんでオレが作品書くんだよw
33名無しのオプ:2008/02/20(水) 23:06:25 ID:a40fqz74
なんだ、書けもしない椰子がえらそうなこと言っていたのか。
34名無しのオプ:2008/02/21(木) 01:54:30 ID:TQRD6SFR
>>33
読者が書き手でもある必要はないだろ
ガキが好んで使う詭弁だな
35名無しのオプ:2008/02/21(木) 11:24:36 ID:/bm2S2gD
>>34
なにもここで自己紹介なんかしなくても……
36名無しのオプ:2008/02/21(木) 13:08:15 ID:ZunptkJ3
>>30
オレも脳男は好き。
脳男2出たね。中々評判良いみたいだから買ってみようかな。

でも乱歩賞の中では異端中の異端ってのはわかるわw
37名無しのオプ:2008/02/23(土) 21:28:36 ID:skPf/77w
>>29
【最高峰の】江戸川乱歩賞スレ その十一【新人賞】 [創作文芸]
のスレと間違えたんで引っ込みがつかなくなった。
でももう乱歩賞も落ちたよなあ。
38名無しのオプ:2008/02/23(土) 22:58:59 ID:X7e+gB3a
このスレの椰子らは良いよな。
自分で書かないから、なんでも好き勝手に言えるから。
39名無しのオプ:2008/02/23(土) 23:39:52 ID:WrKzV4Lu
自分だけが大変だと思っている馬鹿は救いようがない
40名無しのオプ:2008/02/24(日) 00:47:03 ID:f49jpoRQ
救ってやる価値すら無いと思われている人はかわいそうだな。
41名無しのオプ:2008/02/24(日) 00:48:27 ID:gbKCoO1d
なんか、たかだか2チャンネルで書いているだけで評論家気取りのヤツが
いるみたいですね。
42名無しのオプ:2008/02/24(日) 00:57:35 ID:u27cQIyA
創作文芸板にいる人って29や38のように勘違いしたイタイ人が多いのか?
一読者が小説を面白い、つまらないというのに
実際に小説を書いている必要なんてまったくないと思うんだが
43名無しのオプ:2008/02/24(日) 01:52:56 ID:AcPXm5bs
どっちにしても、ここのスレの評価はまったく参考にならないということ
だけは言えるな。
44名無しのオプ:2008/03/02(日) 20:29:07 ID:l68mYNms
高柳芳夫が全集から漏れていたのは何故?
45名無しのオプ:2008/03/02(日) 20:44:25 ID:5JiXD058
>44
講談社ともめたから
46名無しのオプ:2008/03/02(日) 21:04:53 ID:8T3dGYGC
「何もしない人ほど批評家になる」
http://www.blwisdom.com/pr/psy/09/

自分がバカにされないことに意識を集中する。 これが劣等意識がもたらす「引き下げの心理」なのです。
 部下の行動、妻の言動、何かのコラムに批評することで 「自分の方が偉いんだ!凄いんだ!」と
自分で確認しなければ、気がおさまらない。  だから、良いところより、批判することにのみ、すぐに意識が向く。
 演劇や舞台の批評文ばかりを見て、あの舞台はキャスティングミスさ、 台本の流れが問題さと、
退屈と苛立ちにアグラをかいて、人を批判するより、 一生懸命作っている演出家や出演者の方が人生を楽しんでいるし、
心からの友達も多いはず。 何もしない人ほど批判精神ばかりを育てて、
人生を孤独にする傾向があるのです。 批判ばかりがクセになると、自分の小さな行動に対しても「くだらない」「意味がない」
と自分にも批判精神は向いてしまい、自分の前向きなエネルギーまでもが枯渇します
47名無しのオプ:2008/03/02(日) 21:40:13 ID:l68mYNms
>>45
kwsk
48名無しのオプ:2008/03/04(火) 19:33:36 ID:m5rTtyVO
>>46

良い文章だね。
49名無しのオプ:2008/03/19(水) 21:22:09 ID:ciIOlISU
ここ10年の間だと、俺はひそかに「翳りゆく夏」が最高傑作だとおもっているのだが。
あんまり話題にならないよなあ。
50名無しのオプ:2008/03/20(木) 00:36:45 ID:394G8e36
「翳りゆく夏」は
おそろしく大量に古本屋に並んでいるんだよなあ・・・
51名無しのオプ:2008/03/20(木) 00:39:37 ID:9E4r7Gvz
古本屋に並んでいる乱歩作家作品

一位「亡国のイージス」
二位「終戦のローレライ」
三位「テロリストのパラソル」

ま、それだけ売れたっつうことかもしれないが、なんとなくもののあはれを感じる。
52名無しのオプ:2008/03/20(木) 01:19:48 ID:ZbEasdJN
しかしあれだな、このミス板で森博嗣か、殊能センセーのスレが一番勢いがあるのはどうしてだ?
53名無しのオプ:2008/03/20(木) 08:08:55 ID:9E4r7Gvz
どうしても何も、2ちゃんなんてやる電脳ガキが好きそうなのが森じゃん
54名無しのオプ:2008/03/20(木) 13:11:36 ID:HYktDgFI
アマゾンで「99%の誘拐」のレビュー見てたら、何故か森をマンセーしてる奴がいたな
わざわざ他作家の所に出張してまで布教するんだから。森信者は凄いよ
55名無しのオプ:2008/03/20(木) 16:37:56 ID:ErieMMcb
受賞リスト見ると、「脳男」と「三年坂」が明らかに異色だよな。
俺はどっちもいまいちピンと来なかった。
たぶん、それはこっちが「ミステリーとはこういうもんだ」とある程度展開を脳内創作しながら読んでいるからで
読み手にも問題はあるのだろう。
といっても、両作に、予想を裏切られた快感みたいなものがあるわけではなく、
単に頭の中に不協和音みたいなのが鳴り響くという感じ。
乱歩賞はやっぱり、「安心して読める王道(ありがち?)ミステリー青春小説風味」がいいと思うし、
それが読者として期待するところ。
近作だと、「13階段」と「マッチメイク」か。

56名無しのオプ:2008/03/20(木) 17:42:41 ID:qtwVjtB1
マッチメイクはちょっと違うだろ。
駄作だし、さほど面白くもない。
57名無しのオプ:2008/03/20(木) 17:56:22 ID:9E4r7Gvz
>>55
「青春」は余計じゃないかい?
58名無しのオプ:2008/03/21(金) 21:24:32 ID:pfy2QtF0
沈底魚☆☆☆               
東京ダモイ☆☆☆              
三年坂火の夢☆         
天使のナイフ☆☆☆☆           
カタコンベ☆☆             
マッチメイク☆☆☆☆            
翳りゆく夏☆☆☆☆☆             
滅びのモノクローム☆       
13階段☆☆☆☆☆               
脳男☆☆☆                
八月のマルクス☆          
12〈twelve Y.O〉☆☆☆          
果つる底なき☆           
破線のマリス未            
左手に告げるなかれ☆☆☆       
テロリストのパラソル☆☆☆☆☆       
検察捜査☆☆☆☆            
顔に降りかかる雨☆☆        
白く長い廊下☆☆☆           
ナイト・ダンサー未         
連鎖☆☆☆☆
>>49だが、こんな感じかなあ。
                
59名無しのオプ:2008/03/21(金) 21:33:12 ID:uuOz5SDq
なんだ、2冊も未読があるのか。俺なんか、最初から全部読んでるし持ってもいるぞ。
60名無しのオプ:2008/03/21(金) 22:09:18 ID:pfy2QtF0
>>59
なんかその二作は手に取る気になれないんだよなあ。書評よろ。
あと、池井戸氏と桐野氏の名誉のために付記しておけば、二方とも二作目は、
架空通貨☆☆☆☆☆
天使に見捨てられた夜☆☆☆☆
です。
61名無しのオプ:2008/03/21(金) 22:43:01 ID:FN8bG2ZU
自分が付けるならこんな所かな。
まあ、人それぞれというところで。

沈底魚☆☆☆
東京ダモイ☆☆              
三年坂火の夢☆☆☆         
天使のナイフ☆☆☆☆
カタコンベ☆☆     
マッチメイク☆           
翳りゆく夏☆☆☆             
滅びのモノクローム☆       
13階段☆☆☆☆☆               
脳男☆☆☆                
八月のマルクス☆         
12〈twelve Y.O〉☆☆          
果つる底なき☆☆☆        
破線のマリス☆☆         
左手に告げるなかれ☆       
テロリストのパラソル☆☆☆☆☆       
検察捜査☆☆☆☆         
顔に降りかかる雨☆☆☆      
白く長い廊下☆☆
ナイト・ダンサー☆☆☆     
連鎖☆☆☆☆

『マッチメイク』は作者の創造人物・設定がゼロに等しいのでこんな所。
『12』は明らかにページ数不足(制限があるから作者のせいではないけれど)。
テロパラはちょっと評価高すぎの気が自分でも感じるが。
『果つる底なき』は、堅実にできていると思う。


62名無しのオプ:2008/03/22(土) 13:55:33 ID:zATw24gg
>>61
「果つる底なき」は確かにまとまっているんだけど、いくらでもある陳腐なミステリーの舞台が銀行になっただけ、
という感じなんだよなあ。
その点「マッチメイク」は、プロレスラーとしての情念や美学みたいなものが、
登場人物の行動原理や犯行の動機と密接に絡まっていて、そういうところがすごいと思った。
もちろん、感じ方は人それぞれだけどね。
ついでにいえば、「左手に告げるなかれ」は、乱歩賞史上最低の呼び声も高いようだが、
俺は楽しく読めたけどなあ。再読しようとは思わないが。
ただ、渡辺氏の新刊は読んでみたいと思ってる。
ちなみに、☆の「モノクローム」の三浦氏の第二作は、途中で読むのやめた。
同じく☆の「マルクス」の新野氏の近作「愛ならどうだ」(だっけ?)はどうなんだろ?
読んだ人いる?
63名無しのオプ:2008/03/22(土) 14:41:16 ID:m2IddrRO
>>62
> ついでにいえば、「左手に告げるなかれ」は、乱歩賞史上最低の呼び声も高いようだが、
> 俺は楽しく読めたけどなあ。再読しようとは思わないが。
> ただ、渡辺氏の新刊は読んでみたいと思ってる。

渡辺には期待しない方が良いよ。もう世間の結論は出ていると思う。
64名無しのオプ:2008/03/22(土) 17:17:19 ID:AQs5/NSX
「顔に振りかかる雨」は最後まで読めんかった。
なんか女の主張が鬱陶しくて。
65名無しのオプ:2008/03/22(土) 19:43:29 ID:kQX3lCZk
>>64
お、IDがNSXだ!
66名無しのオプ:2008/03/22(土) 20:22:20 ID:AQs5/NSX
なんだい。それ?
67名無しのオプ:2008/03/22(土) 20:41:51 ID:wc4GA3W8
乱歩賞って権威あるの?
68名無しのオプ:2008/03/23(日) 00:23:03 ID:O3O2tRGt
>>66
文芸に興味のある人は、車には興味がないの?
浅見光彦はソアラに乗ってるくらいだから、ミステリ作家にも車好きはいると思うが。
69名無しのオプ:2008/03/23(日) 00:34:41 ID:03bur89K
>>68
関係ねーよw
70名無しのオプ:2008/03/23(日) 01:29:47 ID:aHE6qPFc
小嶋よしお乙!
71名無しのオプ:2008/03/24(月) 18:14:00 ID:OJnMSeXa
>>68
名探偵の愛車といえば、浅見光彦のソアラが有名だが、他には、
御手洗潔のW1→カイエン
犀川創平のシビック→黄色いルノー
宇賀神邦彦のマスタング→キャデラック・セビル
成瀬将虎のミニ(オースチン)
くらいしか思いつかないが、あと何かある?
72名無しのオプ:2008/03/24(月) 18:21:16 ID:piEObTkl
犬神明のブルーバードsss(フルチューン、羊の皮を被った狼)
探偵じゃないけどさ。
73名無しのオプ:2008/03/24(月) 23:55:54 ID:vYBacfXN
沢崎のブルーバードが抜けている
74名無しのオプ:2008/03/25(火) 11:25:54 ID:HejEWPlA
鮫島のBMWというのもあったな。
75名無しのオプ:2008/03/26(水) 19:30:03 ID:u7v9Yjzt
お邪魔します。

各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、「高柳芳夫」作品投票中。

締切りは、平成20年3月29日(土)、〜12:00まで。1人1票でよろしくご参加を。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1191850300/

投票したい作品を<<作品名>>のように、
<< >>で括って投票するのがローカル・ルールになってます。
76名無しのオプ:2008/03/29(土) 20:57:29 ID:YUPfInlf
>>67
投稿者にとっては権威あるんじゃないか。
権威あっても最近は作家として続かない賞として認知されつつあるけど。
一番おいしいのは講談社だろうな。
作家が続かなくても、乱歩の名前つければ、毎年固定数売れるんだから。
なんとかならんものか。
77名無しのオプ:2008/03/29(土) 21:34:50 ID:spGvQIMp
>>76
> 権威あっても最近は作家として続かない賞として認知されつつあるけど。

その傾向は事実だな。
しかしそれでも、数多ある賞の中では、生存率はまだまだ決して低い方ではないよ。
78名無しのオプ:2008/04/15(火) 10:56:59 ID:iETJ1gqk
13怪談を50Pくらい読んでダウンして、1年間、小説も読めない書けない状態になった。
筋弛緩症的魔空間 な”もん” だったな・・・
79名無しのオプ:2008/04/15(火) 20:17:59 ID:0lGQzopX
お邪魔します。

各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、銀行ミステリの乱歩賞作家
「池井戸潤」作品投票中。

締切りは、平成20年4月18日(金)、〜12:00まで。1人1票でよろしくご参加を。

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1191850300/

投票したい作品を<<作品名>>のように、
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80名無しのオプ:2008/05/12(月) 22:40:26 ID:iUxNA8L4
13怪談・・・

むちゃくちゃ面白そうなタイトルだな

81名無しのオプ:2008/05/16(金) 19:03:58 ID:uQ84uh97
江戸川乱歩賞に翔田寛さんと末浦広海さん

第54回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)は16日、翔田寛さん(49)の
「誘拐児」と末浦広海さん(43)の「猛き咆哮の果て」の2作品に決まった。
賞金は1000万円。贈賞式は9月19日、東京・内幸町の帝国ホテルで。
82名無しのオプ:2008/05/16(金) 19:08:57 ID:XnFK8MFN
二人とも聞いたことのない名前だな
83名無しのオプ:2008/05/16(金) 19:31:24 ID:b5uV1kBR
>>82
おいおい、翔田寛は一応実績のあるプロだよ。
小説推理新人賞の受賞後は啼かず飛ばずだったようだが。
末浦広海は完全な新人。
84名無しのオプ:2008/05/16(金) 20:42:05 ID:aUhndifc
影踏み鬼の人か。
地味な作風だけど実力はあるよな。
ナントカ魚とかナントカ坂よりは期待できそうだ。
85名無しのオプ:2008/05/16(金) 21:03:12 ID:wiMeFdvl
おれは三年坂みたいなの好きだけどな
86名無しのオプ:2008/05/16(金) 21:41:44 ID:bqDs9V2F
競馬狂ハリスはこれに合わせるために延び延びになってたのかな。
87名無しのオプ:2008/05/16(金) 22:19:41 ID:L/0yFU/K
出版アナウンスかかってから3年間宙ぶらりんで一部で有名な競馬狂ハリスの作者か!
88名無しのオプ:2008/05/16(金) 23:30:38 ID:uQ84uh97
第61回日本推理作家協会賞(日本推理作家協会主催)が16日決まった。「長編および連作短編集部門」は今野敏さんの「果断 隠蔽(いんぺい)捜査2」(新潮社)で、山本周五郎賞とのダブル受賞。
「評論その他の部門」は最相葉月さんの「星新一 一○○一話をつくった人」
(新潮社)で、大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞に次ぐ四つ目の受賞となった。他部門の受賞者は次の通り。

 <短編部門>長岡弘樹さんの「傍聞(かたえぎ)き」(「小説推理」1月号)<評論その他の部門>紀田順一郎さんの「幻想と怪奇の時代」(
89名無しのオプ:2008/05/17(土) 10:45:08 ID:srIzgSBN
>「誘拐児」
タイトル的に誘拐ものか。どう仕掛けてくるか楽しみ
90名無しのオプ:2008/05/17(土) 14:15:34 ID:10ZZfjAb
歴史モノ書くの
やめちゃったのかなあ
91名無しのオプ:2008/05/17(土) 16:16:56 ID:5y1a6UW6
一周忌なのにスレがなくなってる…
92名無しのオプ:2008/06/15(日) 12:17:37 ID:mK2YiLqo
天使のナイフの文庫化はまだ?
ハードカバー版が出たころから読みたかったんだが、ハードカバー高いし読みにくいから文庫化待ってるんだ
93名無しのオプ:2008/06/15(日) 15:29:26 ID:5IbcXJui
薬丸岳の新刊読んだけど…

      タイミング悪すぎw
94名無しのオプ:2008/06/15(日) 22:05:04 ID:TuMI5pn4
>>93
新刊ってなんだっけ。
どんな風にわるいの?
95名無しのオプ:2008/06/15(日) 23:13:31 ID:5IbcXJui
>>94「虚夢」
雪の公園で女子供をナイフで無差別に刺しまくりの奴が出てきます
個人的にはモモちゃん(むいぐるみ)がまたでてきたりでちょっと好き
96mic:2008/06/16(月) 10:27:20 ID:CmHZEihd
 受賞後1作くらい出して文壇から離れていった作者の復活を望みたい。
だが、本職とのかけ持ちは、やはり無理に近いのかとも思う。
97名無しのオプ:2008/06/17(火) 12:14:22 ID:0g/ujgfY
中嶋博行「検察捜査」をブクオフで100円で買った。
乱歩賞作品はだいたい全部買ってるはずだがなあ…、と思いながら。
で、読みかけたら、なんかしっくりこなくて放り出した。
数ヵ月後、本棚の奥に、ブクオフで買ったのとは別の「検察捜査」の初版を見つけた。
しかも、数ページ読んだとあってカバーがはさんでいる。
つまり、二度、挫折しているわけで、こんなことも珍しい。
既読者にきくけど、これ、読む価値ありますか?
98名無しのオプ:2008/06/17(火) 14:05:27 ID:jMqIStoR
>>97
人それぞれだとは思うけれど、乱歩賞受賞作の中では、まずまずの作品だと
思いますよ。私は初版で買って、特に抵抗無く最後まで読めたけど。
99名無しのオプ:2008/06/19(木) 12:58:34 ID:3u1WL2An
>>98
サンクス。がんばって読んでみます。
しかし個人的には、こういう正統派っぽいのより、「マッチメイク」とか「カタコンベ」とか「八月のマルクス」とか、
馬鹿ミス風味が入った作品の方が好きだ。
100名無しのオプ:2008/07/03(木) 11:51:10 ID:6jo3eQuZ
【直木賞】 候補

新野剛志「あぽやん」(文芸春秋)

101名無しのオプ:2008/07/03(木) 22:23:35 ID:hMFUv8Pf
まず無理だから安心しろ
102名無しのオプ:2008/07/29(火) 20:34:00 ID:Nmt7gEcQ
お邪魔します。

各作家のナンバー1を決めよう!スレにて、乱歩賞受賞の弁護士作家
「中嶋博行」作品投票中。

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103名無しのオプ:2008/07/29(火) 21:12:07 ID:4zQyfXqJ
>>92
来月、出るよ
104名無しのオプ:2008/08/01(金) 19:06:42 ID:KYAy8yH+
受賞作
どっちも改題したな

末浦広海「猛き咆哮の果て」→「猛き咆哮」
翔田寛「誘拐児」→「遺言」
105名無しのオプ:2008/08/01(金) 19:26:52 ID:2aIj4jMD
元々のタイトルもあんまりよくないが、
改題後はさらに悲惨だな・・・・
106名無しのオプ:2008/08/02(土) 17:26:48 ID:KtaAsUPB
WOWOWのドラマW、イオリンの「シリウスの道」と高野の「6時間後に君は死ぬ」が
オンエアされるね。「6時間後」は高野監督とか。
WOWOW未加入だけど、見てみてー。メイキングはノンスクランブル放送らしいが。
ま、メイキングで真矢みき演じる東邦広告の立花部長見れるだけでもいいか。
107タカ:2008/08/02(土) 19:55:24 ID:6IK3ZriI
 こりゃ、105の言う通りだよ。方や意味不明、方やありきたりだもんな。
こんな題つけて、 後世に残る名作になるんだろうかね?
108名無しのオプ:2008/08/02(土) 21:42:53 ID:J9gCr94m
2作受賞のときは大抵両方中途半端だから期待しないほうがいい
後世に残るような名作が1年に2作同時なんてまずありえない
可能性ゼロじゃないけどねw
109名無しのオプ:2008/08/03(日) 06:39:10 ID:3wlaNpC8
後世に残るのが3作あった時もあった
虚無の時
110名無しのオプ:2008/08/07(木) 10:34:52 ID:o4raK7Fu
井沢元彦 『猿丸幻視行』と島田荘司『占星術殺人事件』が
ぶつかったというのが一番凄い。
111名無しのオプ:2008/08/07(木) 21:56:47 ID:bR6tddtD

 >>104
 ガセじゃねーか。

 今日、誘拐児読んだ。
 誰か読んだ?

 これ、ちょっとひどくね?
 会話ばっかで、映画のノベライズみたいじゃん。
 これで乱歩賞っかよ。
112名無しのオプ:2008/08/09(土) 12:39:13 ID:3JMlpKt8
新聞の選考委員の絶賛コメントを見ると購買意欲がそそられるが
少し様子を見よう
113名無しのオプ:2008/08/09(土) 12:41:18 ID:AySNequz
>>112
小説現代の選評読むかぎり、絶賛してた選考委員っていなかったような・・・
114名無しのオプ:2008/08/09(土) 12:42:24 ID:Q8X2AyD4
今頃「13階段」読んだけど三上が可愛すぎてどうしよう
115名無しのオプ:2008/08/09(土) 20:48:53 ID:JXFU8zUf
「誘拐児」はそのままで、ドクター・ヘリは「訣別の森」に改題されてたね。
まあ、「猛き咆哮の果てに」よりは数倍マシ。
116名無しのオプ:2008/08/09(土) 21:01:07 ID:iXg/2LjC
創作文芸板だとその二作のうち片方は下読みが「郡を抜いた出来」と絶賛したらしいがどっちだ
二作受賞の時点で郡を抜いてなんかいないだろうけど
117名無しのオプ:2008/08/09(土) 21:13:08 ID:JXFU8zUf
>>116
選評読む限り「訣別の森」かな?
東野とかは基本的に酷評してるが、内田は絶賛してる。
好きな人はトコトン好き、なタイプの小説なんでしょう。

「誘拐児」は絶賛や酷評こそないが、瑕が少なくて受賞した感じ。
118名無しのオプ:2008/08/09(土) 21:30:20 ID:af08Thsd
ダントツ吉野評なら、その後の日記で触れなかったことから推測して
途中で落選したんじゃないかって書かれてたけど
119タカ:2008/08/10(日) 12:08:44 ID:pEQQ+xpd
 なんか、下読みや本選委員の好みって、実際はかなり影響力ある感じ。
これだと、実力あっても泣きを見た応募者、少なからずいる印象。
 関口苑生書いてたが、こりゃ、時の運もかなりあるな。
120名無しのオプ:2008/08/10(日) 21:55:41 ID:zvmO/sa3
ほとんどの賞がそんなもんでしょ。馬鹿と耄碌爺婆には権力持たせちゃいけないってのに
121MIC:2008/08/12(火) 09:02:25 ID:6S64QCvY
 ここ数年の受賞作、読んでしばらくして再読したいと思った作品が、
私の場合ありません。皆さんはどんなですか?
 遥か昔の、大いなる幻影だけは、自分の中で評価高いので、何回も読
んでます。
122名無しのオプ:2008/08/12(火) 10:32:09 ID:y4R2Z97m
「天使のナイフ」本日、文庫化〜
123名無しのオプ:2008/08/12(火) 11:42:02 ID:ZSMSedlJ
>>121
>  ここ数年の受賞作、読んでしばらくして再読したいと思った作品が、
> 私の場合ありません。皆さんはどんなですか?

再読したいと思った作品は皆無ですね。
唯一の例外は、テロリストのパラソルでしょうか。良かったから再読というのではなく、
さほど面白くなかったのに評価は高い。どこか読み落としがあるのか? と思って
再読しました。まあ、良さは分かるけれど、あそこまで高い評価を受けるほどの作品
かな? と今も思っています。
124MIC:2008/08/12(火) 12:45:02 ID:6S64QCvY
 テロパラには、大学紛争時代青春を送った中高年の一部が、当時を
懐かしがって高評価しているという書評がありましたが、私は年代の
違いもあるのか、さほど良かったとは感じませんでした。
 最終落選作ですが、明日天気にしておくれは、読後数年経ってまた
自然と手が伸びました。
125名無しのオプ:2008/08/13(水) 16:54:15 ID:ODgm632p
>>86-87
創元のサイトの刊行予定から
遂に競馬狂ハリスの名前が消えちゃったよ。。。
126名無しのオプ:2008/08/13(水) 19:45:29 ID:Lwx8csp0
>>124
キツネ目宮崎某は、俺はあの時現場に居たんだ、とかいってテロパラの
内容に怒っていた。具体的なことは忘れたけど。
127名無しのオプ:2008/08/14(木) 10:49:51 ID:JbtMx50t
競馬狂ハリスは講談社から刊行されるのかね
128名無しのオプ:2008/08/14(木) 12:58:47 ID:w4qoK8an
乱歩賞で競馬といえば「焦げ茶色のパステル」だな。
それとは全然傾向が違う作品なんだろうな。
129名無しのオプ:2008/08/15(金) 01:57:57 ID:rKIy/NY0
13階段は刑務官のおっさんのジョークが寒くて一気に冷めた
130名無しのオプ:2008/08/15(金) 10:10:47 ID:JVDPe+ZJ
そんなんあったっけ? 忘れた。
よかったらメ欄でプリーズ
131名無しのオプ:2008/08/18(月) 12:19:07 ID:zy5twj8M
数は大して読んでないけど、受賞作の中で天使のナイフは凄く好きだわ。
読みやすく、興味ある題材を上手く書いてるから好きなのかな?自分には合う。

他に読んだのは、翳りゆく夏、13階段、twelve Y.O、破線のマリス、顔に降りかかる雨、連鎖
くらいかな?忘れてるのもあるかも知れない。
132名無しのオプ:2008/08/18(月) 12:49:11 ID:RlZ3klzB
俺は今年の2作以外は全部読破している。
今年のも買ってあるから、今晩から読もうと思う。
133名無しのオプ:2008/08/22(金) 01:20:35 ID:RNkjakiM
訣別の森読んだよ。
最後のオチが途中で読めちゃのがちょっとなぁ、って感じだけど、スケールは大きいしまぁまぁ最後までドキドキできたよ。
ズバリ80点でお願いします!
134名無しのオプ:2008/08/22(金) 01:52:08 ID:UAx6ardO
ここに出してみようと思うんだが、ここって一応お勉強系でしょう?

で、その知識が誰得的な分野だけど大丈夫かなぁ。まぁ、ある購買層には
人気が出そうかなぁ的な分野だが。
135名無しのオプ:2008/08/23(土) 21:08:50 ID:u0bjKKdR
>>124
テロパラは、いおりんの作品群の中でも、決して最上位じゃない。
それが、直木賞まで獲ってしまうんだから、やっぱすごい人だったんだろうな(合掌)。
桐野夏生も岡嶋二人も真保裕一も、乱歩賞作はむしろ自作の中では最低の部類(桐野はとくにそう)という
成長系作家だと思うが、受賞作のレベルが低いので、のちの傑作の数々が光って見えるのかも。
136名無しのオプ:2008/08/23(土) 21:16:05 ID:4Ql0l6hg
>>135
> テロパラは、いおりんの作品群の中でも、決して最上位じゃない。

とはいえ、彼は早死にしたせいもあり、比較的寡作の人だったから、
他にこれが傑作というのも思い浮かばないが。
良かったらお勧め作品を紹介してくれないか。
137名無しのオプ:2008/08/24(日) 11:30:11 ID:Jnx6hBym
>>136
俺は「シリウスの道」が一番好き。
ミステリー度は希薄だが、人間ドラマとして秀逸だし、読後感爽やか。
今度、WOWOWで映像化するらしい。
138名無しのオプ:2008/08/28(木) 00:22:15 ID:mro6JTaM
この盛り上がり具合だと、今年の乱歩賞は売れてなさそうだな。
どちらも今、書かれなくてはならない小説でもないようだし。
139名無しのオプ:2008/08/30(土) 18:40:02 ID:ABjTDYWp
うちの近所の本屋についていえば
誘拐児がけっこうへっているのに
訣別の森が山積み
誘拐児の倍くらい高さがある
140名無しのオプ:2008/08/30(土) 18:43:40 ID:zT8YpHDb
>>139
うちの近くの本屋もそうだ。
といっても2〜3冊程度の差だが…。
誘拐児は、表装の勝利、かもね?
141名無しのオプ:2008/08/31(日) 21:58:52 ID:rV1IeHh+
両方とも未読だが、乱歩賞の選評で東野が訣別の森をボロカスに批評してたな。
他の選考委員が推すからしぶしぶ受賞に同意したって感じだった。
あれを読んで単行本の購入は見送ったミステリファンもいるんじゃないの。
142名無しのオプ:2008/09/02(火) 14:23:26 ID:hEkLAOAL
>>133だけど、誘拐児も読んだ。
詳しくは書かないけど、話しの流れが13階段の劣化版って感じがしていまいちだったなぁ。
訣別の森の方が面白かったんだけど、少数派?
143MIC:2008/09/04(木) 09:16:20 ID:fmxv83E1
>>141
  カタコンペ以来、去年までずっと8月中に新刊買ってたが、今年の2作
 は、選考評も一般読者の感想も、それほどひざを叩くほどでもないのが多
 い。よって、図書館で借りられるの待つことに決定。  

  
144名無しのオプ:2008/09/04(木) 21:07:19 ID:GQZb9Yw0
>>142
「誘拐児」は、昭和40年代前半に書かれたというのがぴったり来るような、
つまらなくはないけれど面白味に欠ける作品だった。
劣化版と書くのはさすがに可哀想。
ただ、ドラマ化されても視聴率が低そうだ。盛り上がるところが何もない。
「訣別の森」の方が面白かったよ、自分も。
ただ、東野の選評も納得。事件に絡む登場人物の思考回路、常人では考えられない。
145名無しのオプ:2008/09/04(木) 22:08:46 ID:wlH6iIjY
「誘拐児」 評判悪かったから・・期待しないで 読んだわ
そのせいか かなり楽しめたなw

もうちとスピード感がほしかった
146名無しのオプ:2008/09/06(土) 21:39:08 ID:ECGHQn//
>>135
岡嶋二人はむしろ乱歩賞作が最高クラスだった作家の典型じゃないか。
焦パスより出来良いのは扉と99%くらいだろ。
本人たちも焦パスやあした天気が最高クラスだって言ってるし。
147MIC:2008/09/09(火) 07:53:18 ID:9aIxbFfg
 受賞後、メキメキ腕を上げる人もいれば、現役でも受賞作が代表作にな
る可能性の人もいますね。(猿丸幻視行、風のターンロード、天女の末裔、
白色の残像、フェニックスの弔鐘)
148sage:2008/09/09(火) 15:23:06 ID:VHCLoexS
井沢は小説は下手だけど、ミステリ作家としてのセンスは(古いけど)悪くないと思うぞ
149名無しのオプ:2008/09/09(火) 16:06:54 ID:X6UqXBq7
井沢は「猿丸〜」よりも出来のいいのがあるぜ
150名無しのオプ:2008/09/09(火) 17:19:43 ID:pZvQ/EPz
井沢は
歴史ネタばっかり書かされてダメになっていったような印象。
初期の非歴史ネタの作品群が面白い。
151名無しのオプ:2008/09/09(火) 17:41:32 ID:Vub/t0lZ
こんなところで個人的な嗜好を言われてもねえ。
152名無しのオプ:2008/09/13(土) 05:32:21 ID:J50NnYtu
私は13階段と天使のナイフがお気に入りですね
153名無しのオプ:2008/09/16(火) 00:42:51 ID:SfYtO6kN
天使のナイフ:秀作だと思うがメ欄が納得できない。惜しい。それでも重層的な仕掛けは見事
154名無しのオプ:2008/09/16(火) 14:04:40 ID:4ywGWMTG
天使のナイフは乱歩賞を取る作品のお手本みたいなかんじだな。
完成度って意味では過去10年の受賞作で最高と思う。
ただ、優等生的な秀作で傑作ってほどではないかもしれん。
薬丸はプロとしてしぶとく生き残るタイプなんじゃない。
155名無しのオプ:2008/09/17(水) 15:35:05 ID:UWq7HjoG
でも「天使のナイフ」って、乱歩賞選評でさんざん言われている言葉
「登場人物相互が都合よく過去でつながっている点が気になる」を地で行ってる作品じゃないか?
それでいて受賞したんだから、出来がよかったとしかいいようがないんだろうが、
俺はそのご都合主義に白けたな。
「天使」と「13」がここ十年の白眉と言われるけど、
その後の作品を読むと、「13」の高野の方が全然上だと思うし。
156名無しのオプ:2008/10/02(木) 16:56:45 ID:cvkBa+DO

なんか、創作文芸板の江戸川乱歩賞スレで、
今年の受賞作
「決別の森」が、パクリだという話が盛り上がっているね。
スレを読むと、なるほどと思う。

157名無しのオプ:2008/10/02(木) 23:16:50 ID:EtKaLmte
読んだ読んだ。
ちょっと捨てておけないね。
これは盗作といっていいんじゃない?
158名無しのオプ:2008/10/03(金) 00:25:36 ID:wATQz5q2
スレ読んできたけど盗作か否か判断することは不可能な感じだったんだが
159名無しのオプ:2008/10/03(金) 01:11:33 ID:GkUnO/lR
俺も盗作とは思わないが、少なくとも、公募ガイドに載った作品から
ヒントを得て書かれたことは間違いないね。
問題はないだろうが、それをアンフェアだという人も確実にいるだろう。
160名無しのオプ:2008/10/03(金) 15:16:46 ID:egT0Aktb
多少プロットが似た作品は腐るほどある。
今回の場合は、確かに単なる偶然の域を越えて酷似しすぎているから、
確かにそれを元にしたのかも知れない。
しかし、あらすじしかないところからヒントを得て、それで書いたから
といって、すぐに受賞できるほど江戸川乱歩賞は甘くない。レベルは恐ろしく高い。
その作者が自分自身の筆致で書いたからこそ受賞できたんだろう。
ましてや、違う部分も多いのなら、盗作といわれる筋合いはないと思う。
それで、その元になった小説は、どこかに全文が掲載されているわけ?
そうじゃないんだろ? だったらツベコベいう方がおかしいよ。
161名無しのオプ:2008/10/03(金) 19:17:06 ID:5gkhIole
マッチメイクみたいな酷すぎる前例あるのに
レベルは恐ろしく高いってw
162名無しのオプ:2008/10/03(金) 20:15:55 ID:rNNC+Xvq
>>161
だったらお前が乱歩賞取って見ろよ。
163名無しのオプ:2008/10/03(金) 21:52:52 ID:f9KJ1C8N
このミス大賞よりは確実にレベルが高いだろ
164名無しのオプ:2008/10/03(金) 22:05:19 ID:6FNzaU91
>>161
マッチメイクみたいな史上最悪の作品ひとつを引き合いに出されてもね。
165名無しのオプ:2008/10/05(日) 23:32:31 ID:eApJduY0
「13」は糞つまんなかったな。

テロパラはワースト作品だった。あれは完全なアホミスで
ギャグとして「んなのありえねえ」って感じでおれは読んだが。
166名無しのオプ:2008/10/06(月) 12:17:16 ID:+G95gqwt
>>165
お前、日本語読めないだろう。
167名無しのオプ:2008/10/07(火) 15:32:42 ID:lnq/Tceu
「マッチメイク」は傑作とはいわないが、そこそこ楽しめる青春小説ぢゃないか!
なんでそこまで貶められるのかわかんねえ。
「マッチメイク」以下の受賞作なんていくらでもあるだろ?
168名無しのオプ:2008/10/07(火) 18:41:56 ID:Z7xsC8DW
>>167
皆無だと思う。
169名無しのオプ:2008/10/07(火) 21:46:47 ID:GXCROROc
ここまで貶められてると、なんか興味沸いてくるな
170名無しのオプ:2008/10/07(火) 22:21:25 ID:d4VpGAR/
>>169
ま、だまされたと思って読んでみて。そしたら分かるよ。
























本当にだまされたって。
171名無しのオプ:2008/10/07(火) 23:00:53 ID:6wx0wNf2
>>167
「マッチメイク」は登場人物や舞台は二十年ぐらい前の現実そのまんま、
内容は某プロレス本からの引用がほとんど、かつありえないぐらい無知な主人公。
謎や解決は失笑もの。褒めるところがないわ。
天女やエノケンよりはましな程度。
乱歩賞ワースト5に入るだろう。
172名無しのオプ:2008/10/08(水) 01:25:03 ID:MzV7fNT3
>>171
> 天女やエノケンよりはましな程度。


天女の末裔や浅草エノケン一座の嵐の方がずっと出来が良いと俺は思うぞ。
時代背景も考えての話ね。
173名無しのオプ:2008/10/08(水) 10:30:20 ID:h8KiVhMr
アレは……。
ミスター高橋の本を数冊読んだあとだったし、
2ちゃんではプ板とかでさんざんガイシュツの話題ベースで書かれていたので
読むのが辛かったというのが正直な感想。
174名無しのオプ:2008/10/08(水) 11:22:49 ID:blfsn2K6
>>173
安価つけないと、どれへのレスか不明。
175名無しのオプ:2008/10/08(水) 21:33:39 ID:FuPYH3lw
「マッチメイク」擁護派だが、
「天女」「モノクローム」「三年坂」よりはいいだろ?
ちなみにこの三作品は、俺は投げ出してしまった。
「マッチメイク」は、>>171の指摘のように、プロレスファンにとっては、
当たり前のことをさも謎のように書いてあるという不満があるようだが、
俺はプロレスを全然知らないんで、それなりに興味を惹かれたけどなあ。
176MIC:2008/10/09(木) 09:18:42 ID:3uVWvdq4
自分は馬場が死ぬまでプロレスファンだった。そのためマッチメイクには
>>175が書いているのと同じ印象を受けたが、作品に勢いを感じたので、最後
まで楽しくは読めた。
 最後はどうにか読了したが、何回も挫折したのは、フェニックスの弔鐘だ
った。 
177名無しのオプ:2008/10/09(木) 09:36:52 ID:zvX3Cs9A
>>176
>  最後はどうにか読了したが、何回も挫折したのは、フェニックスの弔鐘だった。


 たしかに、フェニックスの弔鐘は読むのに骨折れますね。ただ、それだけ高度なテーマ
を取り扱い、高い技術を駆使して書かれているとも言えるわけで、「お勉強ミステリー」
が主体の乱歩賞の中では、フェニックスの方が高く評価されるのでしょうね。
 マッチメイクは、それなりにさらさらと楽しく読める点は良いと思いますが、言葉を換えれば、
「ライトノベル的」な軽い作品とも言えますね。
178名無しのオプ:2008/10/09(木) 13:14:12 ID:ibU+0Vuy
乱歩賞ワースト5は

浅草エノケン一座の嵐
天女の末裔
左手に告げるなかれ
滅びのモノクローム
マッチメイク
179マッチメイク擁護派:2008/10/09(木) 15:04:22 ID:8cnhzj+B
「左手」も評判悪いねえ…。
俺は結構好き。TVドラマ的サスペンスと考えれば、そこそこよくできているんじゃないか。
乱歩賞にふさわしいかどうかはわからないが。
俺は読んでいる時間だけ楽しませてもらえればそれでいいと思ってる。
なんか凄いこと書いているのかもしれないが、読者をもてなそう(選評でよく使われる言葉だが)という
意識がない作品こそワーストだと思うよ。
180名無しのオプ:2008/10/09(木) 15:59:21 ID:+ia7lHPD
>>179
>>171だけど、「マッチメイク」に関していえば、もてなそうというところは全く見られない。
好きなキャラクターを使って物語を作った、できの悪い二次創作レベル。
「左手」に関していえば、主人公が独りよがりで腹立たしく、楽しめない。
こちらももてなそう意識は全く見えなかった。
「三年坂」は「マッチメイク」よりかなり上。
あれは読者に新しいものを見せようとして、その技術が追いついていない。
自分も乱歩賞のワーストをあげるなら>>178にほぼ同意。
モノクロームとターンロードのどちらを選ぶか迷うぐらい。
自分の主観だから、こういう意見があると思って聞き流してくれればいい。


181MIC:2008/10/09(木) 19:12:34 ID:3uVWvdq4
>>180
 風のターン・ロードは、選考委員の海渡氏が言うように、自分も60点
ぎりぎり合格の印象を受けた。 またその後の石井氏の活躍も、ほとん
ど聞かない。
182名無しのオプ:2008/10/10(金) 20:55:49 ID:ttvkZIam
「アルキメデスは手を汚さない」を最近読んだけど小差で受賞してたんだね。
有名な作品だし圧倒的絶賛で受賞したものだと思ってた。
183名無しのオプ:2008/10/10(金) 21:29:56 ID:hTM8YKZF
>>182
小峰元は、当時のミステリー作家としては異例の人気ベストセラー作家だったよ。
似たタイトル路線の作品がいくつもあって、いずれもかなり売れていた。
ラジオなんかでもしきりにCM流していたな。
184名無しのオプ:2008/10/10(金) 22:18:20 ID:Gfw6Hr5K
>>179
じゃあバッドエンド系の作品はワースト候補になっちゃうな。
暗い作品は一般受けしないからな
185名無しのオプ:2008/10/10(金) 22:29:40 ID:hTM8YKZF
>>179
> 「左手」も評判悪いねえ…。

まあ、確かに歴代乱歩賞の中では下位に属するだろうね。
それでも、渡辺氏の作品の中ではベストに近い。
その後の彼女の作品は駄作ばかりだよ。
まだ作家を続けているのが不思議なくらい。
186MIC:2008/10/11(土) 08:30:37 ID:svof5Bz1
 >>178
確かにそれらの作品、いい意味でもう1回読み直したことないですね。
187名無しのオプ:2008/10/11(土) 22:25:43 ID:Sula0guP
テロリストのパラソルが一番面白かったなあ。
あのオープニングは最高。
188名無しのオプ:2008/10/17(金) 00:18:18 ID:z2UQroh4
>>187
テロパラがミステリーと思っている奴は死んだほうがいいだろう。
ミステリーとしては素人以下だろ。
189名無しのオプ:2008/10/17(金) 00:35:17 ID:LVs9Ds6e
キリッ
190名無しのオプ:2008/10/17(金) 07:39:19 ID:PAV0M53G
>>188
あっそ
191名無しのオプ:2008/10/17(金) 21:46:02 ID:wsuIkVR7
>>188
お前はど素人だな。ミステリー、いや小説というものがお前は分かっていない。即座に、このスレから去れ。身のためだ。
192名無しのオプ:2008/10/23(木) 22:36:15 ID:Jp4chRND
テロパラを最近読んでみたが、

「偶然にも、偶然にも、偶然にも・・」と偶然が5連発くらいくる。
もうアホかと、もう●ねと。あっ、故人にこれは禁句だけど。
これはたしかにミステリーとしては素人だわ。東野なんかはこの偶然を物凄く
嫌うことで有名だから、彼が審査員の今だったら確実に乱歩を落とされているわな。

これがまともな小説と思っている奴はこのスレから直ちに去ったほうが身のため
だろう。
193名無しのオプ:2008/10/24(金) 01:02:13 ID:aOqFXU3x
>>192
東野がテロパラに難癖をつけたとしたら、それは明らかに嫉妬。
内容はともかく、あれだけ味わいのある文章は、間違っても東野には書けない。
194名無しのオプ:2008/10/24(金) 01:23:25 ID:EBkHfYAd
なにかの雑誌の記事で、東野は、藤原伊織を尊敬しているって
書いてなかったっけ? 年齢的にも少し上だし。
195名無しのオプ:2008/10/24(金) 07:50:55 ID:pZAi3QmG
藤原氏はまあミステリ的にどうかとかつっこまれると弱いが
あそこまで文章のうまい受賞者が他にいたかといわれると
いなくね
そうでもないか?
196名無しのオプ:2008/10/24(金) 17:33:36 ID:8TDE64/f
文章が上手いかどうかはわからないが、
物語世界にずずずっと引き込まれることは確かだよね>いおりん作品
偶然や過去の因縁が多いのは事実だが(でもそれは他のミステリー作家も同じ)、
物語と人物にリアリティがあるから、そういうもんかと抵抗なく読めてしまう。
で、いおりんのは、現実世界に根ざしたリアリティで、
東野のは、ものすごくよくできた「お話」としてのリアリティだと思う。
197名無しのオプ:2008/10/24(金) 20:53:04 ID:M+rSPK5/
>>188
>>192
頭の悪いやつは、このスレには似合わない。故人を侮辱する神経も非人間的。二度とこのスレにあらわれるな。
198名無しのオプ:2008/10/25(土) 05:13:36 ID:t+u4RXXg
写楽殺人事件は面白かったよ
199名無しのオプ:2008/10/25(土) 12:59:03 ID:5lXeSpxF
若いときに愚かとしか言いようの無い失敗を犯したインテリ新左翼が
自らの罪を清算することなく、
世をすねて場末のバーの店主におさまり、
繰り広げる妄想とナルシシズムのファンタジー、
=テロパラ

こんなのに『乗せられる』ひとはほんとに頭が悪い人だと思う。

200名無しのオプ:2008/10/25(土) 12:59:04 ID:By7HVICn
>>188>>192
こいつ、ほんと人間のクズだな
久しぶりに腹が立ったわ
201名無しのオプ:2008/10/25(土) 19:16:45 ID:lFJF1BaK
>>2-4
こうやってリストを眺めてみると、30回くらいまではハズレ無しって感じですね。
202名無しのオプ:2008/10/25(土) 21:23:51 ID:A2xALrJa
>>201
それは言えるが、昔の作品はそれだけレベルが低いから(つまり、文芸の世界は
日々進歩しているということ)、
今読むと、最近の駄作と比べて面白いとはかぎらないよ。
203名無しのオプ:2008/10/26(日) 09:04:39 ID:TXrb+lO+
>>201
31回目の人はハズレなのかー
204名無しのオプ:2008/10/26(日) 11:12:40 ID:cecl6uhG
ちゃんと読んでみると、それなりに良い物も多い。
俺は一応、全作読んでいる。
205名無しのオプ:2008/10/26(日) 23:05:14 ID:q7crcLq6
確かにテロパラはミステリー作品としては完全に落第だから
乱歩の受賞に関してはいろいろ噂されていたよ。

いわく、電通パワーとか。
206205:2008/10/26(日) 23:10:46 ID:q7crcLq6
>>200
ちなみにさ、おれは188とか192よりも、
おまえみたいに脊髄反射の感情論を公の場でぶつけて恥じない
やつこそスレを荒らす人間としか思えないのだが。

テロパラにおける偶然性の多用が濃いミステリーファンの不興を
買っているのは事実。私も疑問に感じた一人。
「自分の好きな作家をけなされた!」と憤慨して感情的にわめき散らすのは厨房。
そのような態度こそ「受賞作を語る」趣旨にふさわしくないのではないか。
207名無しのオプ:2008/10/26(日) 23:35:08 ID:p3P9w9S9
>>206
どっちもどっちだな。
208名無しのオプ:2008/10/27(月) 01:10:19 ID:0+funYSq
創作文芸板に、新スレ立てました。よかったらどうぞ。


【講座】小説作法学ぶならコレ!【指南書】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1225037247/
209名無しのオプ:2008/10/27(月) 10:21:45 ID:Yk+/6uZK
>>205
>>206
お前たちは、京大ミステリー研のあほうどもの作品でも読んでろ!それがお似合いだ。
210名無しのオプ:2008/10/27(月) 16:37:21 ID:VeSxzhtE
藤原さんのテロパラの文章を誉める人は多いね。
でも、あの人って、『その』を連発しすぎでは?
取りたてて味わいのある文章とも思えないんだけどね。
211名無しのオプ:2008/10/27(月) 18:29:30 ID:QbqhXdAZ
中身が成長してないオッサンがいるな
212名無しのオプ:2008/10/27(月) 19:40:40 ID:5xk4i3a3
略称で通るミステリ作品てテロパラと華没ぐらいか。
213名無しのオプ:2008/10/27(月) 20:19:51 ID:6Nfdyp+f
六とん
214名無しのオプ:2008/10/27(月) 20:57:15 ID:az1MzJ4q
ここ読んでて思うんだが、皆さんは結構批判的な目で小説を読んでいるんですね。
自分は小説読み終わった後に、つまらなかったとか、最低だったとか思った事が殆どないので、皆さんすごいなと思います。
自分みたいな素人が一番幸せなのかも
215名無しのオプ:2008/10/27(月) 21:31:25 ID:Jlbvpq3R
>>214
伊坂とか舞城とか有栖川とか綾辻とか読むと「損した」「最低だ」と思えるよ。
216名無しのオプ:2008/10/27(月) 23:22:40 ID:FMOL335Y
>>212
華没って、略称でそれほど通らないと思うよ。知名度低いもん。
だいたい、清涼院自体がさほどメジャーじゃないし。
その上、タイトルはパクリというかマネだし。

そのてん、六とんの方がよほど有名。ただ、内容はばかばかしいが。

217名無しのオプ:2008/10/28(火) 14:49:35 ID:bcx25l77
もれの場合、テロパラは前半の時点でラストが見えてしまったがな。
あ、こいつは最後に実は生きていた、という展開だなという。
それにホルマリンに漬けた指なんて鑑識で一発で見抜かれるし。

ま、それはともかく、乱歩賞受賞作では
「破線のマリス」がよかったな。ここでは滅多にあげる人いないけど。
テレビ業界のしかも編集マンという、一般の人が知らない世界をとりあげたのがいい。
もっとも真犯人がわからずじまいで終わってしまったところが残念だが。
218名無しのオプ:2008/10/28(火) 16:59:24 ID:rkQeT6Xh
10歳の子供がビデオカメラ回して夜中まで駆けずり回るもんなのかよw
219名無しのオプ:2008/10/28(火) 17:13:57 ID:huBaA2UQ
>>217
ならば、それは君の洞察力がすばらしかったということなんだろう。
しかし、テロパラは、正直ミステリそのものとしての評価は高くないと思う。
文章の上手さと、主人公の一方的友情、それに賭けて空費した人生。
さらには全共闘時代のノスタルジー、そのあたりが団塊の世代に受ける
ということだと思う。

波線のマリスは、三度目の最終だったから受賞したという感じで、内容的にも
あまり良いとは思えなかったな。特に、冒頭に「巨漢の男」なんてバカミス的表現が
あったりして、その時点で萎えてしまった。
しかも、「俳優」という文字がやはり冒頭近くで誤植されていたしな。
文庫版では誤植は直っていたが、「巨漢の男」はそのままだった。まったく、
亡くなったからあまり悪く言いたくないけれど、あの野沢尚ってどういう常識してるんだろう
とあきれてしまった。
220218:2008/10/28(火) 17:17:07 ID:huBaA2UQ
>>217
ちなみに、ホルマリン漬けにしてあったのは、指じゃなくて「腕」ね。
やはりそこは良くないと思ったのか、テレビ板では、現場に残されたメガネに
指紋が付いており、それが犯人のだったという設定になっていたが、
大爆発があった現場にあった、たった1個のメガネの指紋まで精査するとは
思えないな。それが行方不明者の捜索に役立つならまだわかるが、普通、
指紋のデータが残っているのは前科者だけだから、ほとんど役に立たないはず。
221名無しのオプ:2008/10/28(火) 17:21:37 ID:4RFFXuGy
テレビでホルマリン漬けの腕なんか映せないよ
222名無しのオプ:2008/10/28(火) 17:35:15 ID:+2A3Gt4v
>>221
別にそんなことはない。それに映せないからといって、それほど困ることはないだろ。
セリフで語らせるとか、いくらでも手はある。
223名無しのオプ:2008/10/28(火) 17:52:39 ID:XEL7eWW0
そのホルマリン漬けについては乱歩賞の予選委員や選考委員の間では、
問題にならなかったのかな?
もし誰かが指摘してたら、受賞後に直しそうなもんだけど。
224名無しのオプ:2008/10/28(火) 23:22:56 ID:F1521IQ/
あれはだから団塊世代にしか受けない物語りなんだよ
225名無しのオプ:2008/11/01(土) 12:44:56 ID:7KgwAv9Y
    |┃三             _________
    |┃              /
    |┃ ≡    _、_   < 話は全部聞かせてもらったぞ
____.|ミ\___( <_,` ) _ \
    |┃=___    \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガラッ |┃ ≡   )   人 \

まんまこのセリフでヤクザの親分がラストに登場したときは、思わず吹いてしまった。w
226名無しのオプ:2008/11/02(日) 19:29:37 ID:yGPffI5H
>219 :名無しのオプ:2008/10/28(火) 17:13:57 ID:huBaA2UQ
>さらには全共闘時代のノスタルジー、そのあたりが団塊の世代に受ける
>ということだと思う。

そうだろうな。今60代のオッサン受けする作品であって、その情緒が
懐かしかったのだろう。
自分の人生と重ねあわせることができない三十代の私にはとても同じ感慨を
抱くことはできないが。

ということは、ここで褒めている人は同世代かw

ちなみに、「13階段」と「天使のナイフ」の3年間は不作だったと思うが、
天使の以降はまた良作が続いていると思う。「東京ダモイ」も地味でどんでん返しの
ない作品だったが、それでもシベリア老人の回顧など、読める作品だったとは思う。
227名無しのオプ:2008/11/02(日) 19:33:29 ID:yGPffI5H
ごめん、上の文章は超訂正。

「ちなみに、「13階段」と「天使のナイフ」の3年間は不作だったと思うが、 」×
「ちなみに、「13階段」と「天使のナイフ」の間の3年は不作だったと思うが、 」○



>亡くなったからあまり悪く言いたくないけれど、あの野沢尚ってどういう常識してるんだろう
とあきれてしまった。

ところで、野沢氏はお亡くなりになったと?
知らなかった。
228名無しのオプ:2008/11/02(日) 19:41:23 ID:oTSf2YSG
>>227
野沢尚よくない?
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1021995105/

何年か前に自殺してるよ
229名無しのオプ:2008/11/03(月) 15:08:46 ID:0SfwwFoM
おれも東京ダモイ読んだときは、シベリアの話がすごくリアルで感心したんだよ。
でも、その後図書館でシベリア抑留者の自叙伝とか結構置いてあるんだよね。
それ読んだら萎えた。あれを参考にしたわけでしょ。でなきゃ書けないもんね。
でも、話としてはよかったから文句はないけどさ。
おれが選んだワーストは

天女の末裔
風のターンロード
マッチメイク
滅びのモノクローム
かな
エノケンはまだ読んでないから、今度読んでみるつもり。
230名無しのオプ:2008/11/03(月) 15:16:07 ID:KqZmrMY5
滅びのモノクロームはわりと好きな作品。
マッチメイクは駄目だった。
天使のナイフは手堅い内容だった。
脳男……何も言うまい。
231名無しのオプ:2008/11/03(月) 15:56:52 ID:iF8cLm0/
>>229
エノケンは乱歩賞では少数派の本格推理だからね。
読書前だからあまり言わないが、いかにも脚本家が書いた作品って感じはする。
232名無しのオプ:2008/11/03(月) 16:18:01 ID:CRhemiYc
本格・非本格関係なく、エノケンはひどかった
特に台詞の気持ち悪さはピカイチw
乱歩賞作家アンソロジーの短篇でも
主人公のメールの文面と台詞の独特の気持ち悪さが凄かった
233名無しのオプ:2008/11/03(月) 16:44:03 ID:6ojPQTFl
長坂って街以外の良作品あるの
後にも先にも読後に壁に叩きつけた本は長坂の「文通」だけ
234名無しのオプ:2008/11/03(月) 17:02:48 ID:ANWSFXlU
なんかその話、以前にも聞いたような希ガス
235名無しのオプ:2008/11/03(月) 21:22:37 ID:kiF2F63+
>>224
そう断定するなよ。もっともらしいことを書いているようだけど、
実はお前の頭の悪さを露呈していることに気づいているか?団塊
世代だけで直木賞と乱歩賞の二つを同時に獲ることができるか?
内容、描写、主張、社会性、文学性、すべてにおいて秀でていた
んだよ。乱歩賞と直木賞の選者は、お前が考えているほど馬鹿じゃ
ないぜ。馬鹿なのは、簡単に断定するお前の方だ。分かったか?
分かったなら、寝小便しないようにママのおっぱいでもすいながら眠りな。
236名無しのオプ:2008/11/03(月) 23:31:30 ID:tOw8Go2M
寝る前のママのおっぱいは、かえって危険なのでは?
確かに寝小便の予防に適したおっぱいというのも存在するとは思うのだが、
それがママのかと問われれば、はなはだ大いに疑問なのだが、どうなのだろう。
237名無しのオプ:2008/11/04(火) 11:23:41 ID:VYv9PaOo
弟切草って長坂だったんじゃねえの?
238名無しのオプ:2008/11/04(火) 21:29:15 ID:EWvSKwxd
>>236
確かにママのおっぱいが寝小便予防に役立つ保証はないな。むしろ、パパのおっぱい
の方が予防効果があるかもな。
239名無しのオプ:2008/11/04(火) 22:03:24 ID:Ku3O1vVQ
>>238
ラクダのおっぱいが効くというのはよく聞くが、パパの話はお初だ。
なんでもラクダだと砂漠の夢を見るらしいだが、パパの場合はどうなのだろう?
240名無しのオプ:2008/11/04(火) 22:43:54 ID:sLq5EVoH
>>239
あんたも「週刊ラクダ新聞」の読者だったんだね。確かに同紙には、ラクダのおっぱいが効くと
書いてあったな。で、懸案のパパのおっぱいの件だけど、どうも俺には正解を導き出す能力がない
みたいだよ。誰か知ってる人いないかな。
241名無しのオプ:2008/11/07(金) 11:51:10 ID:1SlVaUxv
>団塊世代だけで直木賞と乱歩賞の二つを同時に獲ることができるか?
内容、描写、主張、社会性、文学性、すべてにおいて秀でていた
んだよ。


ここまで褒めているやつって、かえって痛いな。
活字になっているものは精査できずに無条件に受け入れてしまう被洗脳者タイプ
なのだろうが。
おれは上で言っているような傑作でも駄作でもない、単なる凡作に一票だが。
242名無しのオプ:2008/11/07(金) 12:04:16 ID:SbYJdilf
>>241
全然痛くないんじゃないの? あんた、頭悪そうでつね。「凡作」とは思えないな。俺は傑作だと思うけど。
243名無しのオプ:2008/11/13(木) 23:03:30 ID:xwyxfvdO
「テロパラ」は確かによくできている作品だと思うが、なんか読んでいて疲れる。
力が入りすぎているし、展開される価値観が押し付けがましい感もある。
それに比べ、その後の藤原作品、「蚊トンボ」や「シリウス」は、いい具合に力が抜けて、
読者としてもリラックスして楽しめるんだよな。
そういう意味では、藤原氏には、もっともっと長生きして、いい意味で手馴れた作品を量産してほしかった。
244名無しのオプ:2008/11/16(日) 11:31:11 ID:rRcbREKJ
焦茶色のパステル 岡嶋二人って面白い?
高僧の資格は面白かったけど
245名無しのオプ:2008/11/16(日) 13:08:47 ID:WHJshaVc
>>241 テロパラを絶賛してるやつは洗脳されてるのか。おかしなこというねキミも。
おまえは完全に頭いかれてるな。
246名無しのオプ:2008/11/16(日) 15:08:56 ID:Tw2tyIKR
>>245
その通り。確かに「241」は頭いかれてるな。
247名無しのオプ:2008/11/16(日) 16:32:23 ID:pL1GGd+b
気持ち悪い241はこの板にこないでほしい
248名無しのオプ:2008/11/16(日) 19:39:05 ID:rmGsB5mI
241は伊坂ぐらいしか読めないんじゃね?。書いていること読むとおつむの程度が
すぐに分かるしね。だからあんたは、こスレから出て行った方がいいじゃね?
249名無しのオプ:2008/11/16(日) 20:21:59 ID:TT8Ny7l1
おまえら陰湿だな
もうやめとけや
250名無しのオプ:2008/11/16(日) 20:42:45 ID:rmGsB5mI
>>249
明るいやりとりしてるつもりだけど。お節介するより、あんたも意見を書けよ。
251249:2008/11/17(月) 00:10:03 ID:4AJLFXDz
テロパラは別に普通だと思った。
読んだのが発表後10年ぐらい経ってたからかもしれない。
テロパラ以降だと天使のナイフはおもしろかったな。
252名無しのオプ:2008/11/17(月) 01:13:17 ID:HKvRaWPv
俺はテロパラ出てすぐに読んだ。
たいしたことない、普通だ、と思った。
その後、評価があまりにも高いので、3回くらい読み直した。
団塊の世代とか、学生運動とか、そのあたりのことを学んでから読むと、
それなりに良いことが理解できた。
それと、「純文学的意味で」、文章はなかなか上手い方だと思う。
しかし、全然受け付けない部分もあった。
多少ネタバレ気味なので、適宜スルーしてね。

・やくざが暴力をふるった後に、丁寧語で話す(指示した人の命令なのだろうが……)。
・二十代のホームレスなんているかよ。今ならネット難民とかで、似たようなのはいるけど。
・いくらなんでも、つまみとしてホットドッグしか出せないスナックなんてあり得ないだろ。
 料理できなくてもよいけど、ナッツやあられ類、サラミやオイルサーディン程度は出せるはず。




253名無しのオプ:2008/11/17(月) 01:40:13 ID:a5R3ebNF
ぶっちゃけ
「なんちゃらかんちゃらかくなすらむかテロリスト青いパラソルくるくるまわすよ」
とホットドッグを焼くシーンしか覚えてない
254名無しのオプ:2008/11/17(月) 14:11:31 ID:WkYJSLUn
>>252
>いくらなんでも、つまみとしてホットドッグしか出せないスナックなんてあり得ないだろ。

そんなことはない。つまみをまったく出さない、あるいは
開店前に作った一品(だけ)を突き出しにする呑み屋はいくらでもある。
255名無しのオプ:2008/11/17(月) 14:51:51 ID:QuB7mWeX
あのバーは、他のいおりん作品にも出てくるからな。
いおりんのアイデンティティを象徴するものなのだろう。
あんなバーで、真矢みきみたいな美人上司の膝枕で寝てみたい。
256名無しのオプ:2008/11/17(月) 15:35:32 ID:PPEBQyUJ
>>254
あっそ。
じゃあ、実例を示してちょ
257名無しのオプ:2008/11/17(月) 17:49:46 ID:ZhaDdSdD
まとめ テロパラは世代によって評価が違う
258名無しのオプ:2008/11/17(月) 18:12:20 ID:2XJsR2Zc
>>254
それでもホットドッグってのはスナックには似合わないな。
「スナック」のもとの意味からすればピッタリかも知れないが。
しかもあの主人公は、注文があってからキャベツを刻むんだから、
開店前に作った一品のみってのでもないし。
259名無しのオプ:2008/11/17(月) 19:49:10 ID:QuB7mWeX
昔、80年代後半から90年代初めには、
酒はショットのバーボンかウイスキーのみ、つまみは瓶に入ったピスタチオのみ、
みたいなバーは、新宿に何軒かあった。
ピスタチオ(他のナッツの場合もあったが)は食い放題でチャージに含まれるというスタイル。
逆に言えば、酒代以外はチャージ(500円というケースが多かった)だけで、安心して飲めた。
カウンターテーブルがバックギャモン台になってたりして、飲みながら、何時間でも遊べた。
ゴールデン街の深夜プラス1に行くより、よっぽど安くあがったな。
260名無しのオプ:2008/11/17(月) 20:26:50 ID:9lF98ODa
ゴールデン街は意外に高いね。深夜プラス1は、あまりお勧めでないね。お勧めは「石の花」。ロシアンテイストでマスターがギターのプロ。人柄よろしく、楽しく飲めるところです。話がそれてしまった。
つまり、テロパラに出てくる店は、けっこうあるということさ。特異性を出さないとやっていけないし、テロパラの店のようなところを創造したイオリンがすばらしいということでしょう。
261名無しのオプ:2008/11/17(月) 22:41:56 ID:zCP0c4U7
>>196
他のミステリー作家より偶然が多すぎるから指摘されるのよ。

>>202
文芸の世界が日々進歩してる?
じゃあ伊坂や東野や重松とかが、漱石や鴎外とまでいかずとも大岡昇平
や島尾敏雄とかより上だと思ってるの?
262名無しのオプ:2008/11/17(月) 23:14:57 ID:Ob8fZdfg
>>261
どうしようもないバカがいた
263名無しのオプ:2008/11/18(火) 14:04:19 ID:To7Yszm4
なんかさあ、>>235ってマジ気持ち悪いんだけど。
>>241にちょっと皮肉られた程度で、ずうっと連投して執拗に攻撃。
陰湿・陰険な性格というか、異常者だな、完全。

とか言うと、おれも攻撃してくるんだろうな、こいつは。
気持ちわるすぎる。
264名無しのオプ:2008/11/18(火) 14:08:30 ID:To7Yszm4
おそらく>>241の言ったことが、よっぽど図星だったんで火病ったんだろうな。
265名無しのオプ:2008/11/18(火) 14:56:38 ID:RY4Z6zab
>>263
>>264
お前たち、兄弟みたいだな。たった四分違い。同一人物か? 気持ち悪いのはお前たちの方だぜ。
266名無しのオプ:2008/11/18(火) 16:33:52 ID:g2VuWiTX
IDが同じなんだから同じやつだろう。

自演しようとして失敗したのか、どうにも言い足りなくて
すぐにまた書き込んだのかは知らんが。
267名無しのオプ:2008/11/18(火) 16:56:12 ID:RY4Z6zab
>>266
はははははは。確かにあなたの言う通りIDが同じだね。こんなあほは、このスレから出ていってくれよ。
268名無しのオプ:2008/11/18(火) 17:25:47 ID:IrzPQcZy
自分がアホだということに気付いていないとは……
269名無しのオプ:2008/11/18(火) 20:10:25 ID:JVN1xvZ5
>>268
どじな男は、伊坂スレにでも行った方があってるよ。
270名無しのオプ:2008/11/18(火) 20:31:50 ID:/h8beBs5
ミス板でこんな解りやすい自演をするはずがない!
きっと何か意図が隠されてるはずだ!
271名無しのオプ:2008/11/18(火) 20:42:19 ID:JVN1xvZ5
>>270
あんた、おつむ大丈夫?
272名無しのオプ:2008/11/18(火) 22:10:21 ID:bJ83IGed
>>260
深夜プラス1は、ボトルキープするとき、そのマイボトル(?)に小説のタイトルを名づけるのが
仕来たりだったな。なにせ内藤氏の店なんで、冒険小説系のタイトルは、マイナーなものまですべて
「売り切れ」状態だったけど、本格もののタイトルは、わりに空いていた気がする。
数字錠かなんかで、ボトルキープをお願いした記憶がある。
273名無しのオプ:2008/11/18(火) 22:33:56 ID:mtA/Jwdk
>>262
どこがだよww
274名無しのオプ:2008/11/18(火) 23:04:09 ID:2vzTerOf
>>271
あんた、オムツ大丈夫?




by 介護福祉士
275名無しのオプ:2008/11/19(水) 11:17:22 ID:EgwFBWDY
おまいら頭大丈夫か?
263と264を読んで同一人物が「自作自演」しようとした、と思ったわけか?
264の文は263を受けて書かれたと思うわけかい?
マジでよく読んでみ。
勝手に固定観念を持ってそれ以外の可能性を一切想像できずに
嘲笑している姿が、逆に滑稽ですらある。
そういう点は確かに“信者系”の脳ミソなのかもしれないし、
この程度の日本語読解力では傑作と凡作の区別がつかないのも無理はないとも
思わせられる。
276名無しのオプ:2008/11/19(水) 12:54:54 ID:ym2W0BUs
>>275
また自演かい? ごまかしてやんの。ああ、恥ずかしい。
277名無しのオプ:2008/11/19(水) 15:08:13 ID:wFvR9xDj
>>276
テロパラ信者の粘着クン乙w
278名無しのオプ:2008/11/19(水) 15:14:16 ID:wFvR9xDj
>>275
要するにテロパラ信者の>>235は、自分がID変えて必死で>>241叩きの自作自演をしていたから、
他人も同じようにしているものと思い込み、>>263>>264を読んで「自作自演が失敗したニダ!」と
勘違いしたと思われ。まさにアホ丸出し。ちなみに下が信者の涙目の自演w

245 :名無しのオプ:2008/11/16(日) 13:08:47 ID:WHJshaVc
>>241 テロパラを絶賛してるやつは洗脳されてるのか。おかしなこというねキミも。
おまえは完全に頭いかれてるな。

246 :名無しのオプ:2008/11/16(日) 15:08:56 ID:Tw2tyIKR
>>245
その通り。確かに「241」は頭いかれてるな。
247 :名無しのオプ:2008/11/16(日) 16:32:23 ID:pL1GGd+b
気持ち悪い241はこの板にこないでほしい
248 :名無しのオプ:2008/11/16(日) 19:39:05 ID:rmGsB5mI
241は伊坂ぐらいしか読めないんじゃね?。書いていること読むとおつむの程度が
すぐに分かるしね。だからあんたは、こスレから出て行った方がいいじゃね?


同一人物だとバレバレw アホとしか言いようがないw
279名無しのオプ:2008/11/19(水) 15:14:33 ID:ym2W0BUs
>>277
いやいや、あんたこそご苦労さん。鳥ほどの脳みそで考えるのは大変でしょう。
280名無しのオプ:2008/11/19(水) 15:27:52 ID:O7Nj5odG
小学生のケンカが見れるスレがあるって聞いたんですが
ここですかぁ?
281名無しのオプ:2008/11/19(水) 16:23:29 ID:ym2W0BUs
>>279
あわれだなあ。必死にごまかそうとしているところが鳥頭だな。
282名無しのオプ:2008/11/19(水) 16:24:39 ID:ym2W0BUs
>>278
あわれだな。必死にごまかそうとしているところが鳥頭だな。
283名無しのオプ:2008/11/19(水) 16:30:27 ID:m30el4up
今のこのスレはアクセスする価値がないね。

また一ヶ月位したらこのスレに戻ってくるよ。
284名無しのオプ:2008/11/20(木) 15:14:00 ID:P3pD2l96
>>278
ご苦労さん。あんたの書き込み読む人いないよ。
285名無しのオプ:2008/11/20(木) 18:07:01 ID:7RiKTBky
好き嫌いは別にして、テロパラを傑作ミステリと認識できない奴は頭が悪いとしかいいようがないね。
そういうやつは綾辻や我孫子でも読んでればいい。
286名無しのオプ:2008/11/20(木) 18:13:54 ID:rb0seRVC
>>285
> 好き嫌いは別にして、テロパラを傑作ミステリと認識できない奴は頭が悪いとしかいいようがないね。

それは言いすぎだと思うよ。好みが違えば傑作と思えない確率も高まるし、
上で言っているように、世代が違えば評価も大きく異なる。
287名無しのオプ:2008/11/20(木) 18:58:32 ID:denBC6vr
しーっ。全共闘くずれの沖縄豚は無視しなきゃ。
288名無しのオプ:2008/11/21(金) 08:48:48 ID:fUaIo967
>>286
 おっしゃる通り。
 過去の乱歩賞の選考評読んでも、各委員の好みの違いにより、意見が
割れてる場合が多い。常に批評的な感覚で読む読者もいれば、純粋に楽
しもうとする読者もいる。人それぞれの読書感があるので、各自の好み
の違いは許容するべき。
289名無しのオプ:2008/11/21(金) 17:04:58 ID:4RmjsVGp
このスレ、本格ミステリ好きが多いみたいね。年齢層が低そうだ。
ああいう幼稚なのが好まれるのであれば、藤原伊織など評価されないだろう。
290名無しのオプ:2008/11/21(金) 20:24:57 ID:U8IQv1aT
>>288
審査員全員一致で乱歩賞を受賞した作品が「テロパラ」だけだという事実を考えると、あんたの言っていることはちょっと認識不足
かもしれないね。
291名無しのオプ:2008/11/21(金) 21:07:41 ID:P55olgNa
俺はテロパラ大好きだけど、若い人はあんまり楽しめないんじゃないの
292名無しのオプ:2008/11/21(金) 22:00:52 ID:1L1obKGC
まだテロパラの話やってるのか…
テロパラ自体そんなに語るほどの作品ではないと思うが
俺は古本屋に売っちまった
293名無しのオプ:2008/11/21(金) 22:11:50 ID:7rYqIneG
>>292
貧乏人は去れ。
294名無しのオプ:2008/11/22(土) 00:06:19 ID:ngZ/rXWL
>>290
選考委員の中の主だったメンバーが全共闘世代だったかもしれないよ。
少しくらい違う人がいても、大御所の意見には反発できない雰囲気らしいから。
295名無しのオプ:2008/11/22(土) 06:50:25 ID:CgoUCDsb
   _
      /,.ァ、\
     ( ノo o ) )  空
      )ヽ ◎/(.    気
    (/.(・)(・)\ . 嫁
    (/| x |\)
      //\\
   . (/   \)

296名無しのオプ:2008/11/22(土) 11:19:19 ID:uviOIHh3
AA使いたいだけで書いているヤシがいるな。
297名無しのオプ:2008/11/23(日) 12:53:39 ID:NEfwo64x
いおりん作品には、ネットトレーディングの薀蓄がよく出てくるけど、
本人は儲けていたのかね?
298名無しのオプ:2008/11/23(日) 12:59:12 ID:mkyeLxWW
自分の高校や大学時代の愚かな行動を思い出して苦悶する夜ってない?

俺は団塊世代より数十年後の世代なわけだが、
おっさん達はそういうことが一切ないみたいね。

基本的に彼らの大多数は『転向』したわけだが、
それを恥ずかしがっている人たちってのは、もんのすんごく少ないような気がする。
バブルを一番謳歌したのも彼らだし。

弘兼の漫画やイオリンの作品を、まともな知識を持っている人たちが読むと
多分、もうやめて〜という羞恥の気持ちか、
ようやるわ、という、嗤いに似た感情で受け止めるのが普通だし、
享受のされ方だと思うけど、同世代(か、もう少し下)の書評家たちが必要以上に持ち上げたため、
名作になってしまった気がする。

若い人ってのは、所詮>>252程度の捉え方しか出来ないようだからね。
誉めてる人は、あと10年して再読して、どう思うか試して欲しい。
ある意味、その間どんな人生を過ごしたかをみる試金石になるかもしれない。
反論があるならどうぞ云ってください。どうぞどうぞ。
299名無しのオプ:2008/11/24(月) 12:26:42 ID:hup2td2x
>>298
何様のつもりだよw
300252:2008/11/24(月) 15:15:48 ID:yaWlBu7L
>>298
本当、何様のつもりだ君は?

私は団塊世代より少しだけ下の丁度52才。

>>252 では、
「全共闘世代から少し違うだけで、そういう感覚になる」
という実例として述べたまで。

> 俺は団塊世代より数十年後の世代なわけだが、
> おっさん達はそういうことが一切ないみたいね。

それは君のおごりだよ。過去を苦悶し、そのを乗り越えてきたのが段階の世代。
私らの世代もそう。
もう少し人生経験を積んでからもの申した方がよいのでは?

301名無しのオプ:2008/11/24(月) 15:16:26 ID:yaWlBu7L
訂正

段階→団塊
302名無しのオプ:2008/11/29(土) 13:33:40 ID:9iTqywr5
天使のナイフってそんなに良作か?
俺は駄作に一票だけど。
303名無しのオプ:2008/11/30(日) 11:55:10 ID:9mQVMy9z
エノケン読んだ。
やっぱ脚本家の作品だな。
エノケンを知ってる人なら面白かったのかも知れないけど、俺にはさっぱりだった。
304名無しのオプ:2008/11/30(日) 13:51:30 ID:F0OWD4HZ
>>303
あれは乱歩賞には珍しい完全な本格ものだね。
しかも、かなり古典的な味わいがある。
そのレトロっぽさが受けて受賞したのかも。
305名無しのオプ:2008/11/30(日) 21:35:29 ID:mP0EEdgJ
よーし、こうなりゃ俺様が完全版(に近い)ランキングをつくってやる。
ただし、未読もあるので補完よろ。
一応、80年以降、ということで。

AAA テロリスト 写楽
AA  猿丸 連鎖 花園 13 
A   モーツァルト パステル YO 剣の道 放課後 ナイフ 翳りゆく 廊下
A−  ナイト 検察 フェニックス 三年坂 原子炉 沈底魚
B   顔 果つる ダモイ 誘拐児 左手 カタコンベ マルクス マッチメイク 
C   エノケン 天女 モノクローム
未読  風 白色 マリス 咆哮
理解不能 脳男


   
306名無しのオプ:2008/11/30(日) 21:41:12 ID:4qFOnaKP
マリスはAかな
307名無しのオプ:2008/11/30(日) 22:44:13 ID:O9Ju2Bzc
13はBだろ!

カタコンベ マルクス マッチメイク はCだろ!
308名無しのオプ:2008/11/30(日) 23:56:13 ID:ELofpDqR
花園の迷宮をAAという人は少ないのでは?
309名無しのオプ:2008/11/30(日) 23:59:50 ID:GSZMLTrl
13は時間がたつにつれ評価が落ちていっている印象受けるな。
310名無しのオプ:2008/12/01(月) 00:19:18 ID:3aS3MoYy
>>305
ん? いくつか抜けがあるような……。
濡れた心、危険な関係、枯れ草の根、暗黒告知、透明な季節、蝶たちは今、殺人の棋譜、蟻の木の下で、
殺意の演奏、五十万年の死角、高層の死角、猫は知っていた、黄金流砂、アルキメデス……

ざっと思い付いただけでもこれくらいはあるぞ。
それらも未読なのか?
311名無しのオプ:2008/12/01(月) 00:37:13 ID:TQm8y4OA
80年以降と書いてあるからいいんじゃね
追加したければ、おまいがすればよろし
312名無しのオプ:2008/12/01(月) 00:40:59 ID:TQm8y4OA
13階段はAAでいいよ
Bってどこがそんなに悪いんだ
313310:2008/12/01(月) 01:31:07 ID:cGusyYFV
あ、80年代以降か、すまんすまん、酔っていて見落とした。
314名無しのオプ:2008/12/01(月) 17:07:08 ID:YvGMwsoG
>>306
ご意見、ありがとうございます。
>>307
「左手」も含め、これら4作は意見が分かれるところだと思います。
確かに「ダモイ」や「誘拐児」など、よくできた(わくわくして読めるわけじゃないけど)作品と
同列に並べるには無理があるかも? 個人的には、「左手」と「マルクス」「マッチメイク」は好きですが。
>>308
そうですか。じゃワンランク落ちということで。
>>310
80年以降に限っても「黄金」が抜けてましたね。

AAA テロリスト 写楽
AA  猿丸 連鎖 13 
A   花園 モーツァルト パステル YO 剣の道 放課後 ナイフ 翳りゆく 廊下 マリス
A−  ナイト 検察 フェニックス 三年坂 原子炉 沈底魚
B   顔 果つる ダモイ 誘拐児 黄金 
B−  左手 カタコンベ マルクス マッチメイク  
C   エノケン 天女 モノクローム
未読  風 白色 咆哮
理解不能 脳男

315名無しのオプ:2008/12/01(月) 22:41:52 ID:xTk7x6i9
テロパラはやっぱトップクラスだよなあ。
主人公と作者への嫉妬を召喚するってとこが玉に傷だがw
316名無しのオプ:2008/12/02(火) 19:42:19 ID:NbfAGHAe
こう見ると、桐野夏生が、いかに受賞後「化けた」かがわかるな。
池井戸も化けたクチだろう。
「東京島」と「俺たち花の」という両氏の最新作(かな?)を読むと、
受賞作とはまったくの別モノだということがよくわかる。
一方、いおりんは、テロパラ以降は、超傑作と呼べる作品は生み出せなかった。
317名無しのオプ:2008/12/09(火) 17:44:57 ID:eUoNmvNJ
滅びのモノクローム読んだよ。
確かにCだね。
318名無しのオプ:2008/12/16(火) 03:56:07 ID:bnI5lJQX
なんで13がAAなの?
妊娠ネタとかべたすぎるし、13階段ってものの存在はすでにノンフィクションの世界じゃ出尽くしたネタだし
受賞するために点数取りに行った作品て印象しかない
読み物として魅力に欠けると思う
少なくともマリスより下だと思うよ
319名無しのオプ:2008/12/16(火) 04:03:42 ID:bnI5lJQX
滅びの〜は最初の時点で出てくるリールってのが
釣りのリールなのか何のリールなのかわからせる文(読み手に気づかせる一文や前後、もしくは補足の一語)がなくて
文章下手だなあと思った。
もうそこでC確定した
320名無しのオプ:2008/12/16(火) 04:16:04 ID:QOZdQ4Zd
>>318
13階段はわりと良い出来というか、乱歩賞らしい作品だとは思う。
しかし、メール欄はちょっと頂けないね。素人をバカにしすぎだ。
それと、古くて埋もれた寺がそう簡単に探索できるはずもない。
それもたった二人で重機もなくて。
321名無しのオプ:2008/12/16(火) 04:17:39 ID:QOZdQ4Zd
>>319
> 釣りのリールなのか何のリールなのかわからせる文(読み手に気づかせる一文や前後、もしくは補足の一語)がなくて
> 文章下手だなあと思った。

一般的には釣りのリールと思う人は1パーセントもいないと思うよ。
釣り好きはもっといるだろうが、それくらいの常識はあるでしょ。
322名無しのオプ:2008/12/16(火) 05:22:58 ID:TPEykF5B
乱歩賞といと滅び〜とモノクロームを読んで、最後のほうで
別の作家が書いたのかとおもうくらい急に荒削りでつまらなくなって
おどろいた記憶がある。福井晴敏のはさすがといったかんじで
おもしろかったけど
323名無しのオプ:2008/12/16(火) 08:05:29 ID:bnI5lJQX
>>321
フィルムのリール缶より釣り竿についてるリールのほうが
日本全国読者相手には認知度高いと思うんだが。
まあそれはどっちでもいいんだけど、滅び〜だし。
自分の知っていることを相手が知ってる、という前提で書いてる
書く人間としてなってないという例で挙げたまでです。
1%未満を言い切るはちょっとどうかなーw
324名無しのオプ:2008/12/16(火) 11:41:23 ID:20uciJIx
 モノクロームの作者も、その後の活躍(1〜2冊は出版したか?)
あまり聞かない。伸びなかったか。
325名無しのオプ:2008/12/19(金) 00:20:39 ID:f+PbIX/3
応募作品としては初代受賞の「猫は知っている」読んだ。
トリックは普通だが、今の少女ラノベの先駆的香りが評価できた。
326名無しのオプ:2008/12/19(金) 01:23:29 ID:CyIv29+D
テロパラは駄作とは思わないが凡作だな
327名無しのオプ:2008/12/19(金) 11:04:27 ID:f+PbIX/3
>>326
てか、全共闘世代の妙なエリート意識が、人を不快にさせるんだな
この作品
328名無しのオプ:2008/12/19(金) 14:30:57 ID:CZJZZ57v
>>318
上で書くのを忘れたが、

> 少なくともマリスより下だと思うよ


それは絶対にない。

「巨漢の男」なんて書く時点で萎えた。


>>327
> てか、全共闘世代の妙なエリート意識が、人を不快にさせるんだな
> この作品

 テロパラの良さを感じないのは別にかまわないが、そこまでいくと、すこし
ひがみっぽいと思うのは俺だけか?

329名無しのオプ:2008/12/19(金) 16:20:01 ID:+ISUHu13
テロリストのパラソルは、ダブル受賞で読み手側の期待値が上がりすぎてしまったのもある
緻密な構成だったけど、主人公が飄々としてて感情移入が出来なかったんじゃないかな?

テロリ(ryが嫌いな人は、不夜城とかが良いかも
スレチスマンコ
330名無しのオプ:2008/12/19(金) 16:29:25 ID:4GRKNjFy
馳星周の作品は中国人の名前が次々に出てきて、それを覚えるのがめんどくさい。
三国志じゃないんだから。
331名無しのオプ:2008/12/19(金) 17:13:42 ID:+ISUHu13
確かに面倒だ
でも日本語読みでおk!
332名無しのオプ:2008/12/19(金) 19:59:05 ID:f+PbIX/3
>>329
それとテロパラは、かっこいい大人びた女子大生が中年男にほれるでしょう?
あれが、なんか若い男の、ちょいもて大人オヤジ(大w)に対する劣等感というか
女をとられるみたいな感覚を喚起してしまうんじゃないかな。
333名無しのオプ:2008/12/19(金) 20:00:30 ID:f+PbIX/3
あと、主人公のアル中のおっさん=作者が東大出という設定も、
不愉快かもしれない。
334名無しのオプ:2008/12/19(金) 20:49:48 ID:jZeoxvkP
>>332
あれは女子大生だったかな? それがモデルもやっているなんて、ちょっと
出来過ぎだよね。
335名無しのオプ:2008/12/19(金) 22:05:21 ID:f+PbIX/3
それで、なんか元警察官のかっこいいヤクザも主人公の男気にほれるでしょ。
もう、をぢさんモテモテなんだよねw 
あの複数名が爆発現場に偶然一緒にいたとか、ちょっと全体的にやりすぎだよねw
ほとんどファンタジーの域にはいってるW
336名無しのオプ:2008/12/20(土) 14:03:21 ID:mIjevEv9
>>324
乱歩賞作品がいまいちでも、その後も力業でどんどん書いて、
あるいはストックをたんまり持っていて、乱歩賞受賞作家の肩書きが消えないうちに、
どんどん出版でき、その中に一作品でも傑作があれば、評価は定着するんだよな。
三年坂の早瀬氏などはその典型だと思う。
モノクロームの三浦氏やマルクスの新野氏は二作目が遅すぎた印象がある。
337名無しのオプ:2008/12/20(土) 17:58:39 ID:cKiyO4/p
早瀬はなんかぱっとしないと思う
きわめて普通って感じ。自分の世界を持ってない。
338名無しのオプ:2008/12/20(土) 19:54:20 ID:GRMzryOX
新野は直木賞候補になったりと最近は盛り返してる
339名無しのオプ:2008/12/20(土) 23:10:01 ID:mIjevEv9
>>337
俺は、サロメとレイニーパークは、三年坂を超えていると思うが。
あと、カタコンベの人の二作目・サスツルギも、まあカタコンベを超えている。
そういう意味では、二作目が評価された典型は、いわくつきの岡嶋と福井を除けば、
純粋に二作目ということでは、桐野(天使に見捨てられた夜)と池井戸(架空通貨)じゃないかな?
逆に、二作目がっかり大賞は、ひまわりの祝祭(いおりん)と本廟寺焼亡(井沢)じゃない?
受賞作が大傑作だっただけに。
340名無しのオプ:2008/12/20(土) 23:24:29 ID:45gHMsXg
受賞作もたいしたことなく、2作目以降も良くないってのもいるよね

341名無しのオプ:2008/12/20(土) 23:44:20 ID:D9m35RTV
ミステリー板では栗本薫は黙殺されているようだ。
ミステリー好きは受賞当時から無視していたが。

出来不出来はともかく、岡嶋二人は今でも好きだ。
「岡嶋二人繁盛記」をよんだが、解散はやむなし、だったのか?
342名無しのオプ:2008/12/21(日) 01:11:56 ID:24+rBYPE
闇の底はどう?
343名無しのオプ:2008/12/21(日) 01:18:53 ID:kfpmMWma
>>339
高橋克彦の2作目(倫敦暗殺塔)は
高橋作品のベストに推すファンも多い傑作だが
悲しいかな一般受けしなくてまったく売れなかったんだとか
344名無しのオプ:2008/12/21(日) 04:12:13 ID:OwHBRopM
>>342
天使より闇のほうが好きです。
345名無しのオプ:2008/12/21(日) 10:33:48 ID:LxCP75dJ
>>327
作品そのものより、東大卒で電通勤務の著者に嫉妬してるだけじゃないか。
おおかたキミは中卒の派遣社員かなにかだろう。
キミは小説なんか読まないで、エロ漫画でも読んでなさい。
346名無しのオプ:2008/12/21(日) 11:53:10 ID:AUpsWzYc
>>340
渡辺なんてひどいよね
347名無しのオプ:2008/12/21(日) 22:13:58 ID:vMQJQTbW
>>346
「左手に〜」は当初からいろいろ物議をかもしていた。
沈んでいった作家が多いのには驚くな。
若竹七海みたいに新人賞に縁がなくても着実に
成長していった作家もいるのに。  

「風のターンロード」は佐野洋に酷評されたと聞いたけど、
作品そのものを読んだ人はいるのかな。
348名無しのオプ:2008/12/21(日) 22:31:03 ID:lOlOxw5X
>>347
> 「風のターンロード」は佐野洋に酷評されたと聞いたけど、
> 作品そのものを読んだ人はいるのかな。


 「風の──」は読んだよ。
 それまでにも最終に残っていることから、編集者がついてアドバイスとかしたらしいね。
その時のアドバイスは、「心理描写などをもっと巧みに」というようなことだったらしい。
 読んだ感想としては、心理描写は、表面的なしつこい描写はたしかにあるが、あまり
適切とも上手いとも思えなかった。ただし、メール欄のような、心理的に強烈な設定が
ある分、評価されたのかもしれない。
 選者のひとりが、「文章は上手くなったが、以前の作品で見られたスピード感は弱まっ
たように感じる」と述べていたが、受賞作を読んだ限りでは、スピード感もかなりあり、
その点は良かったと思う。
 但し、乱歩賞はミステリーの賞だからか、取って付けたような「本格推理」の要素があ
るのが今ひとつ頂けない。これは、俺が乱歩賞史上最高作と思っている猿丸幻視行にも
言える。
「風の──」では、最初に事件が起こり、それとはあまり関係ないメインのストーリーが進
行し、それがほぼ終了したところで、とってつけたように最初の事件の種明かしがある。そ
れは確かに「本格」としての体裁を保つことには貢献しているが、それがメインでないので、
ちょっと違和感すら感じさせる。
349名無しのオプ:2008/12/21(日) 22:43:21 ID:rqox651J
“取って付けたような「本格推理」の要素”というのは、
応募者の誰もが逃れられない呪縛なんだろうなあ。
「猿丸」の頃は、歴史の真相を解き明かすなんて趣向は、
乱歩賞にはなかったわけだから、ある種の必然としてあのトホホなトリックが
出てきてしまったんだろう。
逆に、「猿丸」でその点が批判されたからこそ、
「写楽」は本格風(?)トリックの呪縛を逃れることができたのかもしれない。
で、その後、「テロパラ」という大物が出たことで、みんなが呪縛から解かれた、という感じか。
とはいえ、「ダモイ」も“無理やり本格”の匂いがするしなあ。
本格っぽさを違和感なく取り入れている作品って、「猿丸」以降だと、
「放課後」と「剣の道」くらいか?

350名無しのオプ:2008/12/21(日) 23:52:11 ID:UfRnYzaH
エノケンも本格だが、あれは取って付けたのとはちょっと違うね。
しかし、わざとらしさは感じる。
351名無しのオプ:2008/12/21(日) 23:56:17 ID:vMQJQTbW
>>348
むむむむむ・・・
今、乱歩賞作品、復刻されてるみたいだから、
読んでみるわ。

「写楽」は作品より、写楽本人のミステリー性のほうが、
今でも魅力に思えてしまう。
美術、ミステリーこのタッグに弱いんだよね。
352名無しのオプ:2008/12/22(月) 01:10:14 ID:Omb0fT3f
>>351
> 「写楽」は作品より、写楽本人のミステリー性のほうが、
> 今でも魅力に思えてしまう。

最近では、
「写楽殺人事件」の作者である高橋克彦氏が提唱している
「写楽は、昔の文献にあるとおり、阿波の能楽師、斎藤十郎兵衛である」
という説で決まりって感じになっているね。
俺も読んだ(作品だけでなく、高橋氏の論文も)が、非の打ち所のない
完璧な推論だと思う。もう、写楽の正体を探る動きはこれで沈静化するんじゃないか?
353名無しのオプ:2008/12/22(月) 08:30:35 ID:g6ifHM2f
乱歩賞って完全本格で無いミステリ作品とか
心理描写とか豊かな「広義のミステリ(←募集規定通り)」のものに
もっと日を当てればいいのにな

ろくに心理描写もできてないけど一応本格ネタ仕込んであるからって感じで
無理して本格っぽいのを選ぼうとして失敗してるような気がする
募集規定通り、広義のミステリ作品ならどんどん大賞に選んでいけばいいのに
354名無しのオプ:2008/12/22(月) 09:42:34 ID:L7H3ZCS3
 最優秀一作、或いは同時受賞2作、又は受賞作なし、必ずこの三つ
のパターンのどれかだが、最近は応募作も300超えてるので、応募
者の励みになるよう、最優秀賞以外に準優勝賞も設定してくれたら嬉
しいのだが。
355名無しのオプ:2008/12/22(月) 10:28:39 ID:YB721I05
>>353
 乱歩賞受賞作を本当に読んでいる? 本格っぽい作品って、あまり受賞していないよ。
昔は今よりも本来の「本格」の要素が重んじられたというけれど、その昔の作品にしても、
本格物はけっして多くない。

>>354
>最優秀賞以外に準優勝賞も設定してくれたら嬉しいのだが。

 これは意見の分かれるところかもしれないが、現実的に、乱歩賞の最終選考に残った
ような作品が、他の賞を受賞したり、あるいは他社から出版されるようなケースも多いから、
今のところ(応募者が)あまり必要性を感じていないのではないかな?
 募集する側にしても、そういう他の受け皿が多いことから、めんどうな準優勝など設ける
必要もなくて好都合。また、他でデビューという現実は、主催者にとってけっして面白くない
ことではないと思う。なぜなら、乱歩賞がそれだけ権威があり、レベルが高いのだということ
の証左にもなるから。
356名無しのオプ:2008/12/22(月) 10:41:16 ID:g6ifHM2f
補欠のほうが売れたり人気が出たりすると
大賞選んだ審査員に対する批判が出て面倒なことになるから
そんな危険な橋は渡りません

読者側としては
最終選考も別途出版して世論に任せろと言いたいけどこれも同じ理由で無理だな
357名無しのオプ:2008/12/22(月) 10:53:58 ID:rl5wBiiI
↑ このひと( ID:g6ifHM2f)なの? 乱歩賞作読んでなくていろいろ言っているのは。
358名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:12:32 ID:g6ifHM2f
>>357
ああすまない、今年のは2作とも読んでない失礼した
359名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:15:54 ID:8DzfD77u
>>358
353みたいなこと書くのは、読んでいないか、すごく頭が悪いか、
狂っているか、しか考えられないが。
最近2作とかそういう問題じゃない。
360名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:24:13 ID:g6ifHM2f
353で書いたのはわかりやすく言えば厳密な意味での「トリックを要するか否か」という意味だと思ってくれればいいよ
相当昔からリアルタイムで読んできたから、大きな意味で言えることもあると理解してくれればいい
アンソロジーで時代背景を想像しながら読んでいる世代とは違って
361名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:30:27 ID:8DzfD77u
君、ひょっとして別名を書斎魔神っていうんじゃないのか?
362名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:34:36 ID:g6ifHM2f
広義という言葉を出したのは、例えば最近で言えば高村薫の警察小説的なものとか、
そういう心理描写を優先させたものを選んでもいいんじゃないかということになるかな
スレ違いになるからこのへんでやめておきますね 不快な思いをさせたなら申し訳ない失礼をば
363名無しのオプ:2008/12/22(月) 13:50:03 ID:TJrpZ2pQ
なんかの本で、乱歩賞の担当者が、
「乱歩賞は広義のミステリであって、意外と受容範囲は広いと思ってください」
って意味のこと言ってて、ご本人の主観ではそうなんだろうけど、
実際は、かなり偏りを見せていると思うな。いつも、いかにも乱歩賞と思うもの。
てか、最近の受賞作はつまらない。
364名無しのオプ:2008/12/22(月) 14:10:54 ID:8DzfD77u
たしかに、乱歩賞らしい独特の偏りはある。
しかし、353の前半の言葉はどうかな? 
すくなくとも、広義のミステリと本格を比べたら、圧倒的に前者が多いのは事実。
365名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:24:45 ID:g6ifHM2f
>>364
わざわざ>>360>>362で補足したのに。
では「トリックを要しない」作品が圧倒的に多いというならば、
それは過去作品でどの作品のことですか?
366名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:27:28 ID:g6ifHM2f
−−参考:以下出典ウィキペディアより−−

■ミステリー概要
ミステリーとは小説、漫画、テレビドラマ、ゲーム等の創作物におけるジャンルの一つ。
何らかの犯罪の発生に起因する物語を言う。
完全犯罪が成立して終結する場合と、その解決に向けての捜査活動および推理がなされて犯人が逮捕されたり真相が明らかにされる場合がある。
後者において特に事件解決に貢献する推理を主に行う個人がいる場合、主人公にする場合もある。
このような個人は一般に探偵と(職業が探偵でなくても)呼ばれる。こうしたことから推理もの、探偵ものと呼ばれることもある。
歴史的には、ミステリーというジャンルの起源は小説にある。その詳細は推理小説を参照のこと。推理小説の舞台化やテレビドラマ化等から始まり、
今は幅広いメディアにおいてミステリーというジャンルの作品が存在する。
なお、一般にはミステリとミステリーは同義語で使うが、厳密に使い分けられている場合もあるので注意が必要である。
辞書によっては推理小説と同義に扱う場合もあるが、原語のmysteryが小説以外も含めて指す語でもあり、メディアの多様化によって現代では小説に限定されずに用いる用法が行われている。

■推理小説におけるトリック
推理小説において、トリックはことさら重要な意味を持つ要素である。
それらの小説や映像作品などにおいて、それぞれの作品につき大概1つ以上のトリックが用いられている。
ここで言うトリックとは、主に作中の登場人物によって行なわれたもの(犯人が探偵に仕掛ける)を指すが、
広い意味では著者や製作者がプロットや表現手法などにおいて読者や視聴者を騙すために用いたもの(著者が読者に仕掛ける)もトリックに含まれる。これらはしばしば、フェア・アンフェア論争の引き金になることもある。
このように外部条件を利用してる物はメタミステリとの関係付けが行なわれる。
367名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:32:54 ID:TJrpZ2pQ
つっかさ、トリックはあっても、作品の中で小さくしか扱われてない作品が
多いと思う。「テロパラ」なんかメル欄1、「13階段」なんかメル欄2、で、
トリックがメインディッシュに来てない。
それよか、人間心理、人間関係や社会問題といったリアリティのある面白さが
重視されている。
368名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:37:28 ID:g6ifHM2f
>>367さんは理解しておられるようで安心しました
369名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:39:40 ID:TJrpZ2pQ
実際、乱歩自身が、「これからの探偵小説では、人間書けてないとだめだ。
むずかしいことだが」と言ったのだから、今の新しい探偵小説を模索するというか
脱本格、脱パズルだけの小説というのは、故人の意志も反映されている。
ただ、その新しい方向が、意外と社会派もどきの社会風俗小説にしか
行ってないという不満は感じるな。
370名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:53:01 ID:K3ZJHbnY
>>351>>352
やっぱ写楽の謎というのは、歴史好き、美術好きでなくても惹きつけられるものなんだよなあ。
しかし、「北斎殺人事件」の北斎隠密説は、浮世絵に関わる人にとっては魅力的な謎かもしれないが、
一般人にとっては、「ふーん、そういうこともあったかもしれんね」なんだよな。
「猿丸幻視行」の猿丸人麻呂同一人物説も、「ふーん、そういうこともあったかもしれんね」なんだが、
それを小説的テクニックで魅力的なものに点が、さすが「占星術のマジック」をおさえた受賞作か。
371名無しのオプ:2008/12/22(月) 16:59:09 ID:g6ifHM2f
受賞用に無理矢理付けたようなトリックはなくてもいいから、
「何らかの犯罪の発生に起因する」人間の物語をしっかり描き切るというか
極端な話、高村薫の「黄金を抱いて翔べ」みたいに
殺人でない犯罪の、しかも犯人側の人間をしっかり描いたような
いわゆるトリックのない作品が受賞することになってもいいかと思います。

応募する側に「乱歩賞は基本的に殺人が関係する事件で、最後に明かされるトリック付きで、社会も心情も一応描く」みたいな
思いこみがあるのかどうかわかりませんが。
もしくは最終選考に残るほどの作品でそういうのが出てこないだけかもしれませんね。
決まり切った型を打開する作家・作品の登場を期待したいなと思います。
372名無しのオプ:2008/12/22(月) 17:29:42 ID:QGA+owN0
>>368
> >>367さんは理解しておられるようで安心しました

>>367
> つっかさ、トリックはあっても、作品の中で小さくしか扱われてない作品が
> 多いと思う。「テロパラ」なんかメル欄1、「13階段」なんかメル欄2、で、
> トリックがメインディッシュに来てない。
> それよか、人間心理、人間関係や社会問題といったリアリティのある面白さが
> 重視されている。

>>353
> 乱歩賞って完全本格で無いミステリ作品とか
> 心理描写とか豊かな「広義のミステリ(←募集規定通り)」のものに
> もっと日を当てればいいのにな
> ろくに心理描写もできてないけど一応本格ネタ仕込んであるからって感じで
> 無理して本格っぽいのを選ぼうとして失敗してるような気がする
> 募集規定通り、広義のミステリ作品ならどんどん大賞に選んでいけばいいのに

いかに自分(353=368)の論理が矛盾しているか、353と367を読み比べてみて?
少し意固地になってない?
その点も書斎魔神に似ているね。

373名無しのオプ:2008/12/22(月) 17:31:44 ID:QGA+owN0
>>371

本格推理的トリック≒殺人の有無だというなら、それを先に明示しないと。
374名無しのオプ:2008/12/22(月) 17:58:23 ID:TJrpZ2pQ
謎は別に犯罪じゃなくてもいいと思うんだよね。
カーは「探偵小説が扱う謎は殺人が絶対的である。殺人以下の軽犯罪では
長編を読ませる力が生じない」って言ってるけど、これは換言すりゃ、
「長編を読ませることができる謎なら、殺人でなくともいい」ってことになる。
ホーガンの「星を継ぐもの」なんて「人類発祥の謎」だし。
むしろ、もう「殺人」こそ古いんじゃないか?
375名無しのオプ:2008/12/22(月) 19:46:55 ID:Xb69/bWy
>>370
発表当時だから写楽の謎解きすげーという評価だったが
現在に発表されていたら
安直なトンデモ説にひっかかって破滅する研究者の教訓話扱いだろうな・・・
376名無しのオプ:2008/12/22(月) 20:37:14 ID:TJrpZ2pQ
猿丸は、歴史推理の部分は面白かったけど、小説としてはイマイチだった。
ま、実際に今、作者は「面白かった部分」の方向に行っちゃってるけど。
ま、「占星術」も小説としてはイマイチだが。
377名無しのオプ:2008/12/22(月) 21:09:02 ID:ucEDyeF/
江戸川乱歩賞自体が微妙だ
378名無しのオプ:2008/12/22(月) 22:51:55 ID:xtyLXGbe
乱歩賞が本格バリバリな賞だったら、
綾辻行人や歌野正午の初期の作品が
「乱歩賞をはじめとする新人賞に応募していたら落選しただろう」と
評されることはなかっただろう。
桐野夏生の作品は、当時アメリカで量産され始めた女性作家による
ミステリーをある意味、髣髴とさせるものだったし。
乱歩賞は、意外にも新しい要素や方向性を持った作品を模索している。
中島博行の司法ミステリーや「破線〜」や「果つる〜」などの
その時代の旬?の業界もの。
ただ、残念ながら、何かがずれている。
栗本薫の「ぼくらの時代」は受賞当時から一部で
「ぼくらの時代おくれ」と酷評されていた。
同じような傾向はジャンルちがいだけど、
「ファンタジー大賞」にも感じられると思う。

でも、最初の公募作品だった
「猫は知っていた」は個人的には好きなんだけどね・・・
379名無しのオプ:2008/12/23(火) 09:40:51 ID:3yeeSoWQ
>綾辻行人や歌野正午の初期の作品が
>「乱歩賞をはじめとする新人賞に応募していたら落選しただろう」と
>評されることはなかっただろう。
もし応募していたら、十角館は、風のターンロードと、
長い家は、白色の残像と“対決”していたわけか。
いかにガチガチの本格嫌いの乱歩賞とはいえ、この“対決”なら、
綾辻、歌野の圧勝だった気もするが……。
東野の魔球が、あの天女の羽衣に負けたくらいだから、一概には言えないが。
380名無しのオプ:2008/12/23(火) 13:27:12 ID:r3LQXyR0
「長い家」はさすがに少々、微妙かも。
しかし、そっくりのトリックが過去、
連ドラで使われていたのをみたときには吹いた。
(もちろん、「長い家」の発表の方がはるかに昔)
ミステリー系ドラマ関係者って、ミステリーを読んでいないのか。
381名無しのオプ:2008/12/23(火) 13:53:38 ID:juMwe+AH
むしろ「長い家」を読んでたんじゃないのか
382名無しのオプ:2008/12/23(火) 14:04:12 ID:3yeeSoWQ
>そっくりのトリック
そういや、誰か(北上次郎だったか?)が、「ミステリーの選考委員にはなりたくない。
なぜなら、古今東西のトリックに通じていないと、応募作のトリックがオリジナルかそうでないかわからないから」
みたいなことを言っていたな。
乱歩賞が、本格≒トリック重視を嫌う(?)のも、その辺のところに理由があるのかもしれない。
383名無しのオプ:2008/12/23(火) 14:15:43 ID:s0ssof6t
嫌うというか最初から求めてないんじゃないかな
映像化も条件だし、一般に広く受け入れられるエンタメ度重視ってこともあると思う
(新人だから未完成な感じの作品が多くて、プロと比べると突っ込みどころ多いのは我慢する)
384名無しのオプ:2008/12/23(火) 14:23:26 ID:r3LQXyR0
>>381
確信犯?
あのトリックは、使ったらバレバレなのにね。
しかし、映像化されてみると、シチュエーション次第では
現実的なトリックに思えて驚いた。

>>383
映像化が条件て、ミステリー大賞のほうじゃなかったかな?
記憶が確かではないが。
乱歩賞もそうなったのか?
385名無しのオプ:2008/12/23(火) 16:34:43 ID:SJvXYPXV
>>379
>もし応募していたら、十角館は、風のターンロードと、
>長い家は、白色の残像と“対決”していたわけか。
>いかにガチガチの本格嫌いの乱歩賞とはいえ、この“対決”なら、
>綾辻、歌野の圧勝だった気もするが……。

いや、十角館は実際に応募されて一次選考止まりだったはずだが。
386名無しのオプ:2008/12/23(火) 17:28:56 ID:5uE0A2S2
綾辻はプロットも文章も稚拙だから仕方ない。十角館なんか乱歩賞以外でも落選する。
387名無しのオプ:2008/12/23(火) 17:32:36 ID:yRWSGyZG
>>386
>十角館なんか乱歩賞以外でも落選する

同意w 逆に言うと、賞向きの作品ってやっぱあるんだよねw
388名無しのオプ:2008/12/23(火) 17:55:32 ID:3yeeSoWQ
>>385
綾辻が乱歩賞に応募したのは、十角館の原型ともいえないような作品(タイトルも違っていたはず)で、
しかも完結してなかったんだろ。それじゃ落ちるよ。
389名無しのオプ:2008/12/23(火) 18:12:52 ID:SJvXYPXV
>>388
タイトルは、「追悼の島」とか何とかだったはずだけど、完結してない作品を
応募したのか。
確か法月も「密閉教室」を未完のまま乱歩賞に出したって聞いたことあるけど、
京大ミス研出身は無茶する人が多いんだな。
390名無しのオプ :2008/12/23(火) 19:16:13 ID:S0cFerM0
>>389
綾辻氏は、ゲームYAKATAをめぐるトラブルのせいで、
マイナスイメージついた。いや、けっこう、人をひかせる人だ。
京大ミス研は有栖川氏からして、不必要なペダントリーが鼻につく。

・・・おおはばに脱線して申し訳ない。
391名無しのオプ:2008/12/23(火) 20:15:13 ID:yRWSGyZG
未完の作品を送ったというのは、嘘じゃない?w
まあ、「虚無への供物」なんかも未完で枚数超過なのに、
最終選考に残ってたり、わけが分からないが。
392名無しのオプ:2008/12/23(火) 22:24:23 ID:GO4iesCs
>>380
>そっくりのトリックが過去、 連ドラで使われていたのをみた

テレビドラマの脚本家なんてそんなもんだと思うよ。堂々とパクったりする。
ヘプバーンの映画シャレードと同じトリック(メール欄)使ったテレビドラマみたことあるよ。
「良い目の保養になりました」というセリフまで同じ(翻訳された日本語版だが)だった。



393名無しのオプ:2008/12/23(火) 22:38:55 ID:A2GTVd4y
>>391
今では翻訳家として知られている浅羽莢子も
その昔、ファンタジーの未完怪作で「幻影城」の新人賞に応募した。
落とされた理由が未完だったからではなく、
「日本人が一人も出てこない、欧米ファンタジーのまがい物」
だとみなされたからというのがすごい。
時代はかわったものだ。
394名無しのオプ:2008/12/23(火) 22:51:21 ID:juMwe+AH
スレ違いだが浅羽さんが亡くなったのは本当に残念だ
個人的に良い翻訳家は良い作家よりも少ない気がする
395名無しのオプ:2008/12/23(火) 23:18:33 ID:A2GTVd4y
>>394
亡くなったことを知らなかった・・・
大ショックだ。
ディ・キャンプの「妖精の王国」の訳に魅せられたのに。
良い翻訳家が貴重とう意見には大賛成。

でも、まあ、スレの趣旨に戻った方がいいのかな。
396名無しのオプ:2008/12/24(水) 00:05:59 ID:Hsa9yM45
井上夢人の新刊(だと思う)の短編集を買ってきた。
大沢在昌との対談写真がのっているが、
ずいぶん立派な体格になっていて驚いた。
岡嶋二人解散からもう20年もたつのか。
397名無しのオプ:2008/12/24(水) 10:07:03 ID:gVx2IPbO
岡嶋の頃のほうが良かった。作品も人も。
焦茶色のパステルの結末忘れたけど前半はそこそこ読めた記憶がある。
井上のは冒頭立ち読み時点で挫ry
398名無しのオプ:2008/12/24(水) 10:39:46 ID:WgIsV9BT
「テロパラ」読了。これで5〜6回目。
読むたびに思うのだが、ウイスキーを飲むシーンが実に美味そうだ。
読んでいると飲みたくなってくる。
が、5〜6回目にも関わらず、どーも、メル欄に気づく経緯がわからないんだよな。
てか、組関係も含めて、敵のつながりがいまいちつかみづらい。
399名無しのオプ:2008/12/24(水) 12:03:32 ID:Se+Wz8iU
>>398
>どーも、メル欄に気づく経緯がわからない

わかるわけない。書いてないんだから。
俺はなんで主人公のおっさんが男女ともどもにモテモテなのかが分からん。
アル中って設定は不要だったんじゃねえかと思う。それがないなら分からんでもないもの。
400名無しのオプ:2008/12/24(水) 12:27:36 ID:l1DtTP0S
まあテロパラは本格じゃないから、そこの伏線はなくても問題ないんだろ。
もしその時代に本ミス大賞があって、この作品がノミネートされてたら、
例の人が激怒しただろうけど。
401名無しのオプ:2008/12/24(水) 14:11:31 ID:hyJ13YuN
>>400
> まあテロパラは本格じゃないから、そこの伏線はなくても問題ないんだろ。

最近は本格物でもヒント書いてないケースは多いよ。
テロパラの場合は、展開からして、メール欄が予想できる。
だって、そういうパターンはテロパラだけじゃないもん。
402名無しのオプ:2008/12/24(水) 15:23:02 ID:Se+Wz8iU
つうか、探偵がただ真相語るだけだもん。
本格でもほとんど「推理」なんかしてない。
少なくとも「推理」で、「あっ!」という作品なんてごくわずか。
403名無しのオプ:2008/12/24(水) 20:55:36 ID:WgIsV9BT
テロパラを再読した余勢を駆って、シリウスの道も再読。
やっぱ、浅井はかっこいいわ。
テロパラの浅井よりシリウスの浅井の方がもっといいかも。
テロパラ浅井ファンで、シリウス未読の人は、読んでみることを強くお薦めする。
404名無しのオプ:2008/12/25(木) 10:58:57 ID:0VBQiH23
いおりんの最高傑作は短編集「雪が降る」
本格厨・若者衆は読んでも良さがわからないと思うけど
405名無しのオプ:2008/12/25(木) 13:21:10 ID:OcEQW4lW
作家生命が短かったから、結果寡作の人になっちゃったね。
だから全作読むのは苦もなくできると思う。
正直、さほど良い作品は多くないというのが俺の印象。
乱歩賞受賞後第一作のの短編ミステリはすごい駄作だった。
短編では、ミステリじゃないが、「台風」が良かった。

406名無しのオプ:2008/12/25(木) 14:14:00 ID:5VqdVxAv
>いおりんの最高傑作は短編集「雪が降る」
>乱歩賞受賞後第一作目の短編ミステリはすごい駄作だった
乱歩賞受賞後第一作目の短編ミステリって「雪が降る」だよな?
どっちなんだ?
俺は長編しか読んだことがないから、今度読んで自分で検証してみよう。
長編に関して言えば、いおりん作品は、ミステリ、ハードボイルドなんだけど、
かなり一般小説≒純文学風味が強くはあるな。
短編はその傾向がもっと強いのだろうと推測する。
だから、俺みたいに「空中に浮かんだ死体の謎」みたいなものに激しく惹かれるタイプには、
わくわく感が少ないんだよなあ。

407名無しのオプ:2008/12/25(木) 14:58:57 ID:Dy2Ej+ar
いおりんの作品はさ、ここでもレスがあるけど、
テロパラに否定派が多いので、テロパラが代表作!
ってファンが言いにくいところがあるんじゃないかと思う。
408名無しのオプ:2008/12/25(木) 23:17:56 ID:3ZcgQXHV
ミステリーじゃない純文学っぽいの書いてるよね。
「ダックスフンドの憂鬱」だったかな。
もともと、そっちを書きたかった人なんだろうか?
(今、一瞬、二つの書名を混同して、
 「ダックスフンドの疾走」と「スチームタイガーの憂鬱」だと
 思ってしまった)
409名無しのオプ:2008/12/26(金) 00:14:36 ID:hPiKlyAK
「空中に浮かんだ死体の謎」みたいなものにまったく惹かれない
そういう絵空事の本格は鮎川でどうぞと思う
リアリティある犯罪や事件を通して生身の人間を描く作品みたいのが読みたいけど
それのできる新人が最近この賞から全然出てこない
この賞ではテロパラ以降、そういう類の書き手が選ばれていないことが哀しい
テロパラも難があるけど少なくとも人間を描こうとしたのがわかる
だが最後に残ったのはホットドックの印象だけだったりもする
何を書こうとしたのかわからなくなった
ホットドックが食べたいけど我慢して寝る
410名無しのオプ:2008/12/26(金) 00:33:26 ID:NAhQ0bkE
>>409
ホットドッ「ク」じゃない。ホットドッ「グ」
ダックスフントに似ているからドッ「グ」
ちなみに、ダックスフン「ド」じゃなくて、ダックスフン「ト」
411名無しのオプ:2008/12/26(金) 01:55:17 ID:tE/NqRJb
>>410
> ちなみに、ダックスフン「ド」じゃなくて、ダックスフン「ト」

たしかにドイツ語読みだと「ダックスフント」なんだけど、「フンド」という人が多いので
調べてみたことがある。すると、現在ではその綴りのまま英語化したために、
「フンド」と読むのも一般化しているのだそうだ。
412名無しのオプ:2008/12/26(金) 02:13:44 ID:NAhQ0bkE
ベートーヴェンじゃない。
ファン・ベートホーフェンだ。
413名無しのオプ:2008/12/26(金) 02:23:00 ID:HikGrOGl
ホットドッグしか出さないスナック……
まあ、絶対にないとは言わないが。
414名無しのオプ:2008/12/26(金) 04:19:04 ID:zvmdZ7Um
ダックスフントのループ
415名無しのオプ:2008/12/26(金) 09:48:56 ID:+IP23xyz
西村京太郎「天使の傷痕」読んでみた。
よく言われている通り、鉄道ミステリよりよっぽどいいんだけど、
もし今の時代、あのテーマで書いたら、やっぱ受賞は無理か。
逆にいえば、よく問題にされる「裏金街」も、西村受賞の頃なら受賞できたのか?
416名無しのオプ:2008/12/26(金) 11:48:35 ID:r8nZJyBq
「裏金街」は綾辻に蛇蝎の如く嫌われたからな。
1人でも反対する人がいれば受賞できないっていう典型みたいなもんで、
今の選考委員であれば、もしかしたら受賞していたかも知れん。
417名無しのオプ:2008/12/26(金) 12:41:41 ID:hPiKlyAK
最終選考までは公平に5作選ばれるとしても
その回の審査委員の顔ぶれや質の影響で、大賞に選ばれる作品に偏りが出るのは仕方ないね
選評読んで最終選考落ちた人ので読みたかったなと思うのとかあるもん
418名無しのオプ:2008/12/27(土) 15:02:34 ID:LDUMUlBN
>選評読んで最終選考落ちた人ので読みたかったなと思うのとかあるもん
確かにあるよなあ。
作者が後にデビューすれば多くの場合読めるからいいんだけど。
「あした天気にしておくれ」なんかはその典型だな。
ただ、このミス二次落ち(一次落ちだったか)の「血液魚雷」は、
ウェブにアップされた冒頭だけ読んで激しく続きが読みたくなって、
後に他の出版社から出版されたとき喜び勇んで買ったのだが…、
ちょっとがっかりだった。
まあ、そういうケースの方がむしろ多いんだろうね。
419名無しのオプ:2008/12/27(土) 16:58:22 ID:i66r5OcA
最終で落ちて、他社から出版された作品、この間読んだよ。
まあ、それが乱歩賞取ったと聞いてもおかしくないレベルだった。
420名無しのオプ:2008/12/27(土) 17:02:22 ID:K7D1CtFn
文庫で良いから最終選考残留作品集とかって出して欲しいかも
でもそれやっちゃうと、
足かけ数年チャレンジして、いざ受賞デビューってのができなくなる人が出てくるからやっぱダメか
むずかしいなあ
421名無しのオプ:2008/12/27(土) 17:43:15 ID:i66r5OcA
実際、何度も最終に残りながら、結局は受賞できず、作家としても
デビューできない、あるいはデビューはしても売れずじまい、って人もけっこう
いるんだよな。

俺的には、ずっと以前の、小林ひとみが気になる。AV女優じゃないよ。
422名無しのオプ:2008/12/27(土) 18:21:02 ID:sI1VYkKH
運はあるだろうな。あと今のご時勢なら人格もあるかもしれない。
編集に好かれる人格(漫画なんか特にそう)そうでないとほされる。
423名無しのオプ:2008/12/27(土) 20:34:43 ID:K7D1CtFn
選考委員のひとりが激押しして、で、他のひとりが激ダメ出しとかしてて、
結果、平均点の安全そうなのが受賞して鬼つまんなかったりすると、めっちゃ気になるw
424名無しのオプ:2008/12/27(土) 20:38:59 ID:K7D1CtFn
>>419
それなんてやつ?
425名無しのオプ:2008/12/27(土) 21:13:53 ID:LDUMUlBN
そりゃ伝説のアレしかないでしょ。
426名無しのオプ:2008/12/28(日) 14:19:27 ID:dIwU762E
>>423
「すっごく」の意味で「鬼」って使っているの、柳原以外で初めて見た。

>>425
419だけど、その伝説のが何なのかしらないが、おそらく違うと思う。
俺が読んだ作品はほとんど知られていないし。他社で受賞したわけでもなく、
単なるノベルスとしての出版だったみたい。

427名無しのオプ:2008/12/28(日) 16:32:59 ID:1UIydZcs
>>426
じゃあ
http://www.amazon.co.jp/%E9%BB%84%E9%87%91%E8%89%A6%E9%9A%8A%E3%81%AE%E6%B5%B7%E2%80%95-Caribbean-Sea-%E5%A4%A7%E9%A0%88%E8%B3%80-%E7%A5%A5%E6%B5%A9/dp/4062024268
あたりか?
選考委員に支持されながらも、逆の意味での伝説の「天女の末裔」に敗れてしまったという。
この人と横関大氏が三回連続最終候補というレコードホルダーなんだよな。
俺も読んでみたい。
428名無しのオプ:2008/12/28(日) 19:05:41 ID:a6/dPab6
>>427
ちがうよ。でも、それを何度も繰り返すとその内に当てられてしまうから、もう答えない。
429名無しのオプ:2008/12/30(火) 14:58:19 ID:/BqMhzt8
自意識過剰君がいるなw
430名無しのオプ:2008/12/30(火) 16:33:40 ID:DFbC7l8m
誰のこといっているんだろう?

そんなことより受賞作の感想書けよ
431名無しのオプ:2009/01/03(土) 00:39:35 ID:Yr3frS/t
出来不出来はともかく
いままでで一番すきなのは、今になっても
「焦茶色のパステル」だな。「明日天気〜」の方が
出来はいいんだろうが、雰囲気的に「パステル」が好みだった。
432名無しのオプ:2009/01/03(土) 01:56:14 ID:UcLXrQ6B
>>431

「明日天気〜」は受賞作じゃないじゃん

433名無しのオプ:2009/01/04(日) 13:17:55 ID:u258RSyb
「あした天気〜」は、前年の最終候補作で、いわくつきの作品だな。
トリックに前例があるとかで受賞を見送られたんただっけ?
しかし、出版後の評価は、受賞作の「パステル」よりも一般的には上だな。
俺も、「あした」の方が好き。というか、「パステル」は、専門的なことがいまいちよくわからないんだよね。
競馬ファンの評価はまた違うのかもしれないが。
434名無しのオプ:2009/01/04(日) 16:37:41 ID:Hk1aOYu8
パステルは確かに競馬を扱っているが、競馬の専門知識は特にいらないし、
競馬ファンであってもなくてもあまり感想は変わらないと思う。
435名無しのオプ:2009/01/04(日) 17:41:32 ID:3nvEv43S
>>434
いや、やっぱり動機が納得できるかどうかは、
競馬ファンとそうじゃない人では違うんじゃないかな。
少なくとも、ファンじゃなければ、
そんなことで人を何人も殺すか?ってなると思うし。
競馬好きだったら納得できるのかもしれないけど。
俺はファンじゃないから、できなかったほう。
436名無しのオプ:2009/01/04(日) 20:24:52 ID:eHw3Uykx
二人で一人だった、て話題性が勝ったとこも考慮してあげればw
ちなみに俺は納得できなかったに一億票
437名無しのオプ:2009/01/04(日) 23:18:55 ID:6RrTJenx
>>435
434だが、俺は競馬は全然やらないし、好きでもない。どっちかてえと嫌い。
でもまあ、昔の友人にすごく競馬の好きなヤツがいて、俺がそいつの話を
聞いてやるもんだから、毎晩のように俺の部屋(独身寮)に来て、競馬の話を
していった。おかげで、競馬ファンに負けないくらい詳しくなった。
438名無しのオプ:2009/01/04(日) 23:50:10 ID:u258RSyb
岡嶋作品はほとんど読んでいるけど、「パステル」は唯一、
物語の中に入り込めなかった作品なんだよなあ。
桐野の「顔に降りかかる雨」もそう。
逆にいえばこの二人は、乱歩賞受賞作のレベルが“最低保障”で、
それ以外は何を読んでも受賞作以上の満足が得られる作家だと思う。
池井戸もそうかな。
乱歩賞受賞作を超えられない作家が多い中、やっぱ大したもんだと思うよ。
439名無しのオプ:2009/01/05(月) 04:18:56 ID:3oCdILrZ
いやむしろパステルは岡嶋作品の中では最高クラスでしょ。
本人も明日天気にやパステルは完成度高かったけど後は徐々にクオリティ下がって
しまったって言ってるし。

パステルと同等かそれ以上ってクライン、明日天気、そして扉が、99%くらいでしょ。
440名無しのオプ:2009/01/05(月) 04:19:31 ID:3oCdILrZ
まあでもテロパラが乱歩賞史上最高傑作ってのはないわw
441名無しのオプ:2009/01/05(月) 08:40:03 ID:SOYrlvYz
でもしっかりと人間を描いているのはテロパラなんだよね〜
トリックは描けても人間を描けない作家多いからね〜
442名無しのオプ:2009/01/05(月) 15:24:56 ID:Oe/f0isF
人間が書けているかいないかなら、ミステリ以外のものを読むよ。
443名無しのオプ:2009/01/05(月) 17:24:14 ID:fEeGfP+e
おまいだけはそうしろ
444名無しのオプ:2009/01/05(月) 20:45:45 ID:Oe/f0isF
君は創作文芸版のほうでもやられてたな。
「おまい」って言うからすぐわかる。
445名無しのオプ:2009/01/05(月) 21:34:44 ID:E0q6Nwmj
ひとりだけ子供がいるな。
446名無しのオプ:2009/01/07(水) 07:06:19 ID:ZFRDzK7u
テロパラ程度で人間描けてるって・・・
何でテロパラがファンタジーって言われてるのか分かってないな
447名無しのオプ:2009/01/07(水) 10:59:01 ID:rblP2k1N
ファンタジーって言ってるのはごく一部の人間だよ
448名無しのオプ:2009/01/07(水) 11:43:07 ID:t+lTCEDl
フィクションとしての人物造型ができていることを
人間がえがけているというなら分かる。
449名無しのオプ:2009/01/07(水) 13:02:10 ID:loNHdRjy
人間が描けているというのは、その人物の言動に一貫性があり、
かつそれが、いわゆるキャラ萌えにつながっている、ということで、
リアリティがあるということとは別問題なのかもしれない。
いおりん作品にも、
男「君に膝まくらしてもらって寝たら、スカートをよだれで汚しちまうかもしれない」
女「スカートを脱いでおけば問題ないわ」
なんて会話があるが、リアリティという面では、「こんな女いねーよ」だが、
人間は描けている……のか??? よくわからん。この問題は難しい。
450名無しのオプ:2009/01/07(水) 17:50:07 ID:dPBAqbdG
「人間」という言葉の意味を、人格(キャラクター)として捉えるか、
あるいは、抽象的本質という意味で捉えるかで分かれると思う。
前者なら、テロパラは合格だと思うが、テロパラに限らず、
ミステリの場合、後者は守備範囲にできないと思う。
それを含める奴は「罪と罰」がミステリだとか言い出す。
でも普通「人間が描けている」といったら俺は後者の意味だと解しているが。
451名無しのオプ:2009/01/07(水) 21:34:38 ID:JAZlLFVw
高村薫のデビューから晴子以前まで全部読んでみろ
人間を描いたミステリ作品とはああいうのをいうんだよ

人間を描くってのはキャラを書くってのと違うと思う
こういうのは若い人には話してもむり。描くってのは行間だからね。
なんていうかさ、人生経験をつんだ者にしか読み取れない行間があるってことだと思うよ
452名無しのオプ:2009/01/07(水) 21:45:27 ID:JAZlLFVw
若いときに読んだ名作といわれる作品を年取ってから読むと、
全然違う印象をうけたり、若いときは気づけなかった深い何かが
そこにあったんだと知るときあるだろ? そーゆーことじゃないかな
連投すまない
少なくとも、>>449みたいな見識でリアリティだとか人間だとか言うのは違うと思う
453名無しのオプ:2009/01/07(水) 22:06:50 ID:JAZlLFVw
テロパラは人間というより、どちらかといえば時代のほうを強く描いたんだと思う
ある程度人間を描く必要もあるし、いおりんは人間を描ける作家だと思う

東野は人間を描こうと果敢に挑戦して「手紙」を書いた
どちらも読んだ人はわかると思うけど、
パズル主義の本格的な推理小説ではなく、
人間や時代を描き出すために要素として犯罪を絡めただけだから、
本格好きな人が反発するのはわかる
でもいずれも良質なミステリ作品だと思う

東野はがんばれば人間を描けるから、へんてこな不可能犯罪で金儲けに走らずに、もっとそっちでがんばってほしいなあ
454名無しのオプ:2009/01/07(水) 23:06:41 ID:dPBAqbdG
でも、俺はミステリという形式をとったら、必然的に、「人間」のテーマは
うしろに後退する気がするな。ないわけじゃないんだがな。
テロパラはある時代の描写はあるけど、その「ある時代」の本質を書いたとは
見えないな。
455名無しのオプ:2009/01/07(水) 23:25:16 ID:JAZlLFVw
失礼。補足します。
時代を描いたという意味は
明治維新後の侍、終戦後の日本兵、とかそういう意味です
学生運動後の、と言う感じで。
だから、舞台となった時代ではないという意味で。
456名無しのオプ:2009/01/07(水) 23:26:51 ID:dPBAqbdG
wakarimasita
457名無しのオプ:2009/01/09(金) 11:33:27 ID:hArrMAXC
乱歩賞作家で、現時点で一番「人間が描ける」のは、
間違いなく、桐野夏生だろ。
OUTとかグロテスクとか、凄いもんな。
458名無しのオプ:2009/01/09(金) 18:03:43 ID:eR9oE0wt
その代わり、論理興味は希薄だから、俺は桐野は読まない。
459名無しのオプ:2009/01/09(金) 21:27:01 ID:4QZeM2ep
パズル好きの未成年はノベルスでも読んどけば?
460名無しのオプ:2009/01/09(金) 23:43:54 ID:eR9oE0wt
乱歩賞作家で一番論理性が強いのは誰だろう?
自分的には初期の森村誠一なんだが。
(もっとも論理性の強い作品ばかりで長く続けられないんだよな)
461名無しのオプ:2009/01/10(土) 02:35:19 ID:XEU+A11r
>>459
論理的興味のある作品=パズラーだと思っているとは情けないな
462名無しのオプ:2009/01/10(土) 08:12:35 ID:K0KEoGku
柔らかな頬だっけ誘拐のアレ
論理性とか言ってる奴って
ああいう意味深い大作を理解できなさそうで
とてもかわいそう
463名無しのオプ:2009/01/10(土) 08:29:55 ID:K0KEoGku
>>461
まあそんなに本物のガキみたいにぴーぴームキになるなよ
パズル好きの未成年=2ちゃんにいるようなお子様
って意味で馬鹿にしてるだけなんだろうしさ
無理して乱歩板にはりついていないで鮎川系の板とかバカミスこのミス行けば?
464名無しのオプ:2009/01/10(土) 10:55:46 ID:co1za/WJ
>>460
乱歩賞自体、そんなに論理性を重んじていないからなあ。
その中で選ぶとしたら、やっぱり、東野と岡嶋になるのか?
鳥羽は、思い余って力足りずという感じか。
早瀬なんか、がちがちの論理物書いても上手そうな感じはするけどね。
465名無しのオプ:2009/01/10(土) 19:12:21 ID:r3Yp5SgB
>>464
乱歩賞は論理興味薄いよね。でも今じゃ、論理的探偵小説というのは、
ミステリの分野の中の、本格という分野の中の、さらにその中の小さな
ジャンルになってしまったと思う。
そういう意味じゃ、論理興味の探偵小説は、乱歩賞かぎらず、
ほぼ絶滅状態でしょう。
466名無しのオプ:2009/01/10(土) 21:41:32 ID:Gy2XpqDl
>>463
> まあそんなに本物のガキみたいにぴーぴームキになるなよ

その反応でピンと来た。おまえは指摘された459本人だな?
いまさら大人ぶるとは……。
467名無しのオプ:2009/01/11(日) 11:25:10 ID:/7ZmquwR
結局ここ数十年で生き残って芯のある作品書き続けてるのは、桐野東野福井だけだな
それぞれ方向性異なるけど人間書けるやつしか生き残ってない現実を感じる
468名無しのオプ:2009/01/11(日) 11:35:49 ID:D9dW4WV2
>>467
ちょっと書き方が極端過ぎやしないか?
五十余年の歴史があれば、早い時期の人は消えていって当然。
物故者も少なくない。
ここ一、二年は少なくても、新保とかかなり活躍しているし、
それなりに新刊を出している人は多い。
他の賞に比べれば生き残り率は高いよ。
469名無しのオプ:2009/01/11(日) 12:32:05 ID:XW4rSyDV
桐野はオバハン好み、福井はアニオタ。どうも波長が合わん。
470名無しのオプ:2009/01/27(火) 00:02:54 ID:p0eUxR9e
こっちは読む方専門だから、乱歩賞向けに書いている人はいないのかな?
もうすぐ締め切りだよ。
471名無しのオプ:2009/01/27(火) 00:52:31 ID:g2JH55+p
→468
でもさあ、21世紀になってからは、生き残りいないよね〜?
472名無しのオプ:2009/01/27(火) 03:10:15 ID:+ZmMuW00
「生き残り」の定義によるよね。売れっ子になっているのは一部しかいないが、
それなりに新刊を出しているのはかなりいるよ。逆に21世紀になってから受賞
した人で、完全に消えている人を探す方が難しいくらい。
473名無しのオプ:2009/01/27(火) 07:25:15 ID:g2JH55+p
じゃあ、21世紀に乱歩でデビューした「売れっ子」って誰?
思い浮かばないんだがw
474名無しのオプ:2009/01/27(火) 22:13:45 ID:By7CnRJp
>>473
論理の展開がおかしいぞ。
>>468>>472は「売れっ子がいる」とは言ってない。
「生き残りがいる」と言ってるんだ。
475名無しのオプ:2009/01/28(水) 00:11:21 ID:jTUjLve3
面白い流れだなー。21世紀の乱歩にゃ「売れっ子」がいないことが証明されたかとw。だってもし「売れっ子」 がいたら、すぐに名前を上げるもんね〜w
476名無しのオプ:2009/01/28(水) 01:35:16 ID:DgdBVfsm
>>473 = >>475 = バカということが証明されました。
477名無しのオプ:2009/01/28(水) 08:46:49 ID:jTUjLve3
バカでもいいけどw。じゃあ単純に質問しよう。21世紀の乱歩賞作家で、「売れっ子」を挙げよ。
478名無しのオプ:2009/01/28(水) 09:30:32 ID:pCFWK7eZ
>>4777
 高野が売れっ子に近いのではないか? 一番長編の数も多いのでは?
479名無しのオプ:2009/01/28(水) 14:53:09 ID:lOfuN2uF
>>477

恥の上塗りか? 
21世紀の乱歩賞作家で売れっ子がいるとは誰も言っていないのだが。
480名無しのオプ:2009/01/28(水) 19:57:54 ID:NwSlemBc
歴史ミステリーを扱った作品、
たとえば、ダヴィンチコードみたいな作品って
どこの新人賞とかに出せばよいの?
乱歩賞、横溝、鮎川、それ以外?
どこ?
481名無しのオプ:2009/01/28(水) 20:03:44 ID:9aFnf7fq
>>471>>473の論点のすり替えっぷりにワラタ
482名無しのオプ:2009/01/28(水) 23:04:23 ID:lOfuN2uF
>>480
その三つの賞は、どれでも大丈夫と思う。但し、鮎川に出すなら、少しは
「本格」としての要素を入れた方が良いかな。最近は鮎川も本格じゃない
のが受賞しているから問題ないとは思うけれど。

ただ、単なる歴史ミステリーじゃなくてダヴィンチコードみたいとなると、
要は暗号ミステリーだから、乱歩賞の場合、猿丸幻視行という巨大作品を越
えるくらいの出来じゃないと受賞はおぼつかないかな。
483480:2009/01/28(水) 23:25:00 ID:0yurKqmF
>>482
一応、書きたい歴史ミステリーは
プロの作家さんの誰も提示していないような歴史の説なんですが...

あと、受賞後について、どこの賞が将来性がありますか?
仮に受賞したとして、その後は、歴史ミステリーに
縛られたくないんですが...
というのは、そんなに、あっと驚くような歴史推理を
続けさまに出す予定が無いので。

その受賞した歴史の説をもとに
歴史小説、時代小説、異世界ファンタジーみたいなのを
書きたいと思うのですが...
484名無しのオプ:2009/01/29(木) 10:03:56 ID:fqbUqDmc
>>483
 なんでこんなところで聞くかなぁ。そういうこと聞くこと自体、君はまだ
まだ研究と努力が足りないよ。

 一応回答めいたことを言うと、どの賞でも将来性はあまり関係ないね。とい
うのは、その賞出身者の実績とかいった統計は出せるかも知れないけれど、受
賞後に活躍できるかどうかは本人とその作品しだいだから。
 とりあえずメジャーな賞というのは、プロデビューのためのきっかけとして
は最高の手段だから、上記の三つや、そのほかでも有名な賞を取りさえすれば、
同じスタートラインには立てるってことになるね。

485名無しのオプ:2009/01/29(木) 21:24:19 ID:lbCWTQHb
ミステリーズ!受賞した巌流島のやつは
作者が歴史ミステリー書くのいやがって
干されたとかいう話があるな。どこまでホントか知らないが。
去年出版されたのは2年前に脱稿していたとか。
486名無しのオプ:2009/01/29(木) 22:24:56 ID:2nY9Ipky
>>483
自分も一応、レスするが、

>プロの作家さんの誰も提示していないような歴史の説

錯覚じゃないかどうか、既出の説を詳しく
検証することを勧める。
人間て、たいてい同じようなことを考えるし、
「新説か?=じつは、かなり前に陳腐化した俗説」なことも多い。
487名無しのオプ:2009/01/30(金) 02:24:18 ID:v+4NlM5Z
>>486
ネットで調べた限りでは、自分の説と同じ人はいない。

しかも、複数の謎の説(自分独自の説が数個、他人の説)
を組み合わせる関連させることによって
歴史の大きな謎全体を解くみたいな感じになっている、自分の場合。
488名無しのオプ:2009/01/30(金) 04:20:25 ID:8ReLmrjq
まずデビューして(できて)から編集者と相談しながら悩めばいいんじゃない?
歴史小説自体をそんなに新旧・数読んでないみたいだしさ
(悪気はないんだけど、ネットで調べたとか答えてる様子からして、自信持って答えられるくらい実際にほぼ網羅するほど読んでるとは思えなくてね言葉足らず失礼)
それに板違いだと思うよ創作の質問板とかいけばどうかね相手してくれるかもよ
489名無しのオプ:2009/01/30(金) 09:28:20 ID:3rDEvTme
>>488
ご返信、ありがとう。
ネットで調べたといっても、当然、ネット以外で調べて
念のためにネットも見渡したということです。

どういう説かというのは、いえません。
内緒にしておきたい。
ここでそれを言うと、それを参考にして小説を書く人が出てくると思うから。

一応、自分が題材とする付近の歴史ミステリネタの小説を
全部調べたけど、自分の説で書いている人はゼロでした。
490名無しのオプ:2009/01/31(土) 13:09:33 ID:zgshJCoS
乱歩賞作家といえば、桐野夏生が今度讀賣新聞に連載始めるんだね。
491名無しのオプ:2009/01/31(土) 14:33:56 ID:ANwcHXXR
それがどうした
492名無しのオプ:2009/01/31(土) 19:48:55 ID:fOWQZeqq
>>489
とりあえず、乱歩賞関連で言うなら、
海渡の「べるりん」とか、
他にも「猿○」や「写楽」は当然、読んでいると思うが、
井沢の受賞後の作品とかも、既読なのかな。
あと、乱歩賞以外にどんな歴史ミステリーを読んでるか
わかれば・・・
既読の作品を教えるだけなら、あなたの暖めているネタが
割れることもないと思うが。
493名無しのオプ:2009/02/01(日) 13:08:14 ID:zp4y65Z9
>>492
歴史ミステリを書きたいと思ってから、さっそく
「猿○」や「写楽」、ダヴィンチコードを読みました。

でも、それだけで、何十冊、何百冊も読んでいないです。
小説は、歴史ミステリよりも、歴史小説・時代小説か、
あるいは、ライトノベルみたいな軽い感じのものが好きです。
また、小説よりも、歴史雑誌などの歴史読み物のほうが好きでよく読んでいて。
で、その歴史の謎に関するサイトを作成していて、
yahooカテゴリのPC版、携帯版の両方に登録されているサイトを持っています。
その歴史謎の単体の重要キーワードでグーグルで1ページ目に検索されます。
そのキーワードは、歴史ネタでは、歴史ファンには人気のあるキーワードです。

ここは、乱歩賞のスレですが
乱歩賞へのこだわりはなく、また、ミステリを書きたいというよりも
歴史ミステリをいかして、その歴史の謎の自説を世間に広めたいというか...
で、こういう歴史の自説ってのは、歴史学者以外だと
小説家が一番近道だなと、単純に考えまして。

すいません。浅はかな考えで。
こんな浅はかな私に、ご教授おねがします。
494名無しのオプ:2009/02/01(日) 21:05:48 ID:29Ukd8ta

本棚から未読のナイフとダモイが出てきて開いてみたが

このまま燃えるゴミに出してもいいよね?
495名無しのオプ:2009/02/01(日) 21:45:48 ID:F71HA/he
>>494
ダモイはともかくナイフは許してやれ


井沢先生は猿○路線で

折口信夫が猿丸伝説の残る山奥の村へ出かけていったら
村の秘密に柿本人麻呂の異説がからんできて
いろは歌の暗号を解いたら
なんか知らんけれども三種の神器が!

みたいなのを続けていきたかったのかもしれないけれども
歴史のお勉強の需要しかなくて
ごまかしごまかし書いているうちにおかしくなっていったような印象だな。
初期の否・歴史の謎解きは面白いんだが・・・
496名無しのオプ:2009/02/02(月) 01:06:08 ID:wZ6ucUTc
>>493
歴史ミステリといってもいろいろな形がある。
@歴史小説のカタチのままのミステリ
 いわゆる教科書歴史と違う話を当時を舞台にして叙述。
A殺人事件が歴史の謎にからんでいるミステリ
 「ダビンチコード」なんかこれだな。
B歴史の謎を理論的に追い詰めていくミステリ
 名作「時の娘」がこれ。論理性が必要で、歴史のパズル遊びは不可。

ま、最近テレビでも日本史の謎、実はとか流行っているけどね。
ただ、やっぱり「あ!」と叫ばせて納得させるようなサプライズがないと
つまんないね。
497名無しのオプ:2009/02/02(月) 07:08:58 ID:8fn03QBn
>>496
Bの場合は、映像化されにくそうですよね。
純粋に真面目に歴史解釈となるとこれなんですけど...

映像化されやすいのは@Aだけど

@の場合、いきなり自分の解釈した歴史で書かれても...という感じ出し
これだと読者がついていきにくい感じ。

Aの場合が、読者を引きずりこませて、
なおかつ、娯楽的でハラハラドキドキさせて
そして、ミステリの賞をとりやすい感じ。
498名無しのオプ:2009/02/02(月) 10:40:58 ID:fDf4pPvQ
@Aは物語として面白ければ
ろくな傍証もないヨタでも許されるけれども
Bのパターンは『時の娘』以外ろくなものがないな。
不利な事実は伏せておいて
御都合主義な解釈を並べるだけのようなヨタが横行している。

>>485 の作者の作品はまさにBのパターンだったが
出版社のWeb後書きで
「史実通りでいい事件なのに意外な真相作らなくちゃいけなくなった」とか
ぶっちゃけていてワロタ。ものすごく嫌々書いているんだな。
499名無しのオプ:2009/02/02(月) 12:07:15 ID:LWIAPM8Q
Bは、映像化しにくいが文字(本)であることの差別化ができるのが強み。
ただ「小説でなくてもいいじゃん」ってことになる可能性がある。
そこで事件を加えたくなるわけだが「猿○」みたいに蛇足になる可能性がある。
「ダビンチコード」は大成功例。逆手にとって成功したのが「写楽」かな
「時の娘」はその点、「こんなやさしそうな人(肖像)が殺人者であるわけがない」
という直感的情感的疑問から出発しているところが小説になっている感じがする。
高木アキミツが「ジンギスカンの秘密」と「邪馬台国の秘密」で真似していて、
説は面白いんだけど、小説になってないんだよな。
500名無しのオプ:2009/02/02(月) 12:25:55 ID:WTtWKjN5
ここは受賞作を語るスレ
493のことなんてどうでもいいんだよ
501名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:27:01 ID:LWIAPM8Q
君のほうがどうでもいいと気づけw
502名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:35:31 ID:bPHsMzgK
↑ そう思うのは493にこだわったために500に指摘された君だけだ
503名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:37:46 ID:LWIAPM8Q
ま、面白かったらどうでもいいよ。学級委員は嫌いだ
504名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:41:22 ID:6pO8pscb
>>493
分かった!
龍馬暗殺の黒幕か、本能寺の変の真相か、邪馬台国の場所か、
源義経=チンギスハン説か、明智光秀=空海説か、松尾芭蕉=忍者説のどれかだな!
505名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:47:30 ID:QPG6CG1n
>>504
> 龍馬暗殺の黒幕か、本能寺の変の真相か、邪馬台国の場所か、
> 源義経=チンギスハン説か、明智光秀=空海説か、松尾芭蕉=忍者説のどれかだな!

すごい! それは斬新だ! これまで誰もそんなことは閑雅もしなかった。君は天才だ!
506名無しのオプ:2009/02/02(月) 16:48:14 ID:QPG6CG1n
ミスタッチした。

「考えもしなかった」だった。
507名無しのオプ:2009/02/02(月) 17:03:54 ID:6pO8pscb
弘法大師じゃなくて天海だった
508名無しのオプ:2009/02/02(月) 18:36:07 ID:41ktB0E8
明智光秀は空海の生まれ変わりだったんだねっ!
509名無しのオプ:2009/02/02(月) 18:59:22 ID:LWIAPM8Q
明治天皇すり替え説の証拠を握ったらマジ殺されそうな気がする。
510名無しのオプ:2009/02/02(月) 18:59:57 ID:8fn03QBn
「猿○」って、歴史薀蓄を語るほうがメインで
殺人事件のほうは、とりあえず付け足したような小説だなw

だから、井沢のその後の作家人生は小説はあんまり書いていない。

やはり、ダヴィンチコードのほうが娯楽性も追求していてイイ。

511名無しのオプ:2009/02/02(月) 19:07:01 ID:LWIAPM8Q
明治天皇が実は大室なんとかで、明治天皇の父である孝明天皇の本当の
子孫がどこかで生きているってなったら日本版ダビンチコードになるなw
ただ、2chのネトウヨなんてのより怖いオニーサンに脅迫されるのは
目に見えているから、面白くても出版社が首を縦にふらないだろうな。
「風流夢譚事件」とかみたいになりかねないし。
512名無しのオプ:2009/02/02(月) 19:14:02 ID:8fn03QBn
>>511
ダヴィンチコードは宗教右翼を煽ることによって
ヒットにつなげた映画だよな。
あれはトンデモだけど、商業的・娯楽的にはドンピシャw
513名無しのオプ:2009/02/03(火) 00:31:31 ID:/u7MhZE3
歴史ミステリー作家養成講座 (祥伝社文庫) (文庫)
井沢 元彦 (著), 高橋 克彦 (著), 中津 文彦 (著)


歴史ミステリで乱歩賞とった作家のハウツー本なんだけど
誰か読んだ人いますか?
514名無しのオプ:2009/02/03(火) 02:55:41 ID:gKBJzstv
ダヴィンチなんてさ
数十年前のベストセラーの焼き直しなのに。
歴史小説語るなら当然知ってると思うけどさ
まさか知らないとか言わないよね?
515名無しのオプ:2009/02/03(火) 09:41:06 ID:0uwgDtzV
歴史ミステリはほとんどその説の前例があるよ。
「去る○」だって選考票に「梅原猛」の説によりかかりすぎって書かれている。
「時の娘」なんか最後にそのことを作品内でちゃんと書いている。
516名無しのオプ:2009/02/03(火) 10:23:51 ID:Z1aoVR56
たしかにそうだが、あれは暗号小説ですから
517名無しのオプ:2009/02/03(火) 12:48:37 ID:s6R07k2o
高橋克彦の「写楽」はあくまでメインは(mail欄1)で
写楽の正体うんちゃらの謎解きは(mail欄2)だったというのが秀逸だった。
あれは歴史ミステリのスタイルを逆手にとった良作。

なのに世間からは歴史ミステリとして受け入れられたから
続編ではムリヤリ浮世絵師の謎解きしなくちゃいけなくなって
完成度が落ちちゃった。
518名無しのオプ:2009/02/05(木) 21:34:45 ID:W9SOToyp
同じ歴史ミステリでも
高橋や井沢はマジメに歴史語ろうとして
苦しくなっている感じが強い。

その点中津文彦は凄いぞ。
どーせ読者は歴史のことなんか知らねーだろーと割り切って
歴史上の事件にテキトーな解釈つけて
ほとんどハッタリで押し切っているからな。
あの人、同じネタ(義経や本能寺の変)でどんだけ新説作ってるんだよw
519名無しのオプ:2009/02/05(木) 21:37:41 ID:Txo+jnSI
そんなの中津文彦に限ったことじゃないだろ。
520名無しのオプ:2009/02/05(木) 23:10:33 ID:yKffF7Su
スレチですまんが、井沢って何か歴史の主張にポジションあるの?
何が言いたいんだかよく分らん。ただの逆説ごっこか?
521名無しのオプ:2009/02/06(金) 11:41:50 ID:yNlzhDnJ
>>520
井沢さんは、
歴史学会や考古学会のアカデミックの場では殆ど相手にされてないよ。
所詮、乱歩賞の肩書きで食べている作家にすぎない。
井沢さんの説も、他の学者の先生の受け売りだし
しかも、その学者の先生というのは、歴史学・考古学以外の専門の先生だったり。

でも、井沢さんのポジションは作家だから
あういうトンデモでも許されるんだと思う。
そういう意味では、中津さんくらいの割り切りようが
逆に好感が持てるかも。
522名無しのオプ:2009/02/06(金) 20:36:12 ID:mgSLrLbS
>>521
いや、学会に相手にされてなくてもいいんだけど、ちゃんと言いたいことが
あるのかないのかが知りたかった。
でも、どうやらあなたのレスからするとなさそうだね。つまり逆説をもてあそんでいるのか。
たまに朝日を攻撃しているのでちょっと右寄りなんかなとか思うときもあるが、
右なら既成の皇国史観でも信じてればいい話で。
ということは結局は現実化した小説版のようなものばかり書いてるわけか。
523名無しのオプ:2009/02/06(金) 22:26:10 ID:PaWH7vsO
>>522
井沢は右寄りなようで右寄りでもない。
というか、右とか左とか、単純に二つに分けられるものではないが...
既成の皇国史観とかいうけど、そもそも皇国史観という概念自体あいまいだけどねw
左もそうだが、右のほうでも、人それぞれ考えがバラバラで
すぐに内ゲバするじゃんw

で、一応、井沢なりの歴史の考えはあるみたいだけど
邪馬台国論争なんて、井沢は九州説だけど、
近年、井沢の歴史解釈に不利になるような事態になってきて
井沢はそれに対してヒステリー状態になっているよw
みてて笑えるw
作家で邪馬台国九州説を売りにしていた人は多いけど
そういう人たちの商売にとっては大問題だからね。
524名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:23:06 ID:AuhtK8Yk
まあ井沢はいちおう状況証拠をもとに論を立てているし
本人もマジメに歴史を検証しているつもりでいるようだしな。
その点は認めてやらなきゃ可哀相だろ。
根っこの歴史観が胡散臭いのは問題だが。

そこいくと中津文彦は
「新しい史料(←作者の創作)が発見されました。あの事件の真相はかくかくしかじかだったんだよ!」
みたいなパターンをしゃあしゃあと連発したり
売れるネタと判断したら
「やあ。また本能寺の変の意外な真相を思いついちゃったよ。真相は・・・今回はこれだ!次は知らん!」
みたいなパターンを(ry
何でこの人が井沢や高橋と並べられてんだよw
525名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:23:45 ID:mgSLrLbS
>>523
別に何でも左右に分けて言ってるつもりはなかったんだがな・・・
ま、君の指摘に花を持たせてやるw
526名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:29:39 ID:mgSLrLbS
>>524
>根っこの歴史観が胡散臭い

それはマジメとは岩根だろ
527名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:44:45 ID:AuhtK8Yk
いえいえ
井沢先生はマジメに
怨霊史観や先例絶対史観をもとに
歴史を読み解いておられますから。
528名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:59:31 ID:VKDF/hKl
乱歩賞は講談社、横溝賞は角川
講談社と角川を比較して、どちらの出版社のほうがイイ?
角川はラノベでは最強だけど...
529名無しのオプ:2009/02/06(金) 23:59:46 ID:mgSLrLbS
ああ、そういう意味w
530名無しのオプ:2009/02/07(土) 19:43:48 ID:7p7L4i8+
歴史物は鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか?」の様にギャグとして
押し切るのが正しいやり方では?と思わないでもない。
>>499も言っているが「邪馬台国の秘密」なんて小説になっていないよ。

真面目に書こうとすれば「史実通りでいい事件なのに意外な真相作ら
なくちゃいけなくなった」みたいなドツボにハマルのは確実だろうし
ね。
531ラッパ:2009/02/07(土) 21:57:03 ID:rwBks0DD
実は本当の歴史はこうだった! というのを暴くのは陥穽がある。
というのは、反天皇、反天皇制になる可能性が大きいから。
巨大なインパクトを与えるものほどそうだ。
それを避けるとなるとどうしてもお遊び的な秘密にとどまるしかない。
532名無しのオプ:2009/02/07(土) 22:58:15 ID:MhCiCNMZ
歴史だけを真面目に語るような小説で新人賞受賞しても
次の作品も似たような作品を書くことが要求されそうだし。
そう次から次への、あっと驚くようなネタは出せないよw

だから、ダヴィンチコードみたいに、
現在の殺人事件と混ぜる形でやったほうが良いんだろうけど...
533名無しのオプ:2009/02/07(土) 23:29:13 ID:GtZKFqI5
創元の巌流島も受賞作は良作だったが
併録作品はムリヤリ感満載だったもんな。
忠臣蔵の話なんて史実通りだから真相の作りようがないとか
居直りやがった。あげく2年放置。
534名無しのオプ:2009/02/08(日) 07:26:06 ID:1Labt9c4
要は

歴史ネタなら中津が1番!
ということですね
535名無しのオプ:2009/02/08(日) 09:17:30 ID:axuA/SHf
まあ、すくなくとも、井沢はあのトンデモ史観を
事実ですと信じていることだけは分かったw

井沢みたいな先生が選考委員の新人賞に応募するべきでないなw
歴史ミステリが好きな作家さんは、
自分自身のこだわりの歴史解釈があるから
自分とは違う歴史解釈の小説に対しては
あっさりと落としそうだ。
536名無しのオプ:2009/02/08(日) 17:58:36 ID:5iwDXMNZ
歴史観が正しいかどうかと選考委員に相応しいかどうかは無関係だと
思うけどね。
537名無しのオプ:2009/02/08(日) 18:26:04 ID:X9H8hxZo
ただ井沢氏は結構そこらへん偏屈っぽそうな印象はあるね。
538名無しのオプ:2009/02/08(日) 20:38:17 ID:GavgyJyA
>忠臣蔵の話なんて史実通りだから真相の作りようがないとか
>居直りやがった。
それどんな謎解きなんだ
ある意味、意外な真相だが
539名無しのオプ:2009/02/09(月) 10:46:32 ID:a5I9/mlV
ここって映像化権、3年の期限限定なんだよね。
これって、横溝とかよりも良さげ。
横溝とか、映像化権、永遠に出版社側に保有されるし。
540名無しのオプ:2009/02/09(月) 12:29:27 ID:gjFbGRyY
>>533
書きたくもないものを書かされたんだから、居直るのも無理あるまいw
創元なんだから、放置プレイなんて序の口よ!
541名無しのオプ:2009/02/09(月) 16:22:01 ID:PI4tOChs
>>539
出版社って意外とセコイつっか臆病だよねw
542名無しのオプ:2009/02/09(月) 19:09:40 ID:Eb8K7KS6
「永遠に保有」だからといって一概に悪いとはいえないよ。
その会社が他社に許可すれば他社が映像化することも可能なんだし。
また、応募規定などで勝手に「著作権は主催者に属する」とか書いてある場合があるが、
これは完全に無知な人が書いているだけで、著作権そのものは著作者本人が持つという
のが基本。
543名無しのオプ:2009/02/09(月) 22:15:56 ID:hXjls1Ec
>>542
>「著作権は主催者に属する」

確かに著作権法ではそれが基本だけど、上のようにうたっているところに
応募したら、それは同意したことになるんじゃないのん?
544名無しのオプ:2009/02/09(月) 22:17:45 ID:hXjls1Ec
間違えた。最初からやりなおし。

確かに著作権法では「著作権は作者が持つ」のが基本だけど、
「著作権は主催者に属する」ってうたっているところに
応募したら、それは同意したことになるんじゃないのん?
545名無しのオプ:2009/02/09(月) 22:53:56 ID:0rNO7dFv
ならないでしょうね。
というのは、主催者が間違えているのであって、法的には譲る必要はないからです。
ただし、応募要項に「永遠に著作権を主催者に譲ることに同意し、その契約書を
交わすことを条件とする」とか、そこまで明記されていれば同意したことになるとは
思います。
546名無しのオプ:2009/02/09(月) 23:23:34 ID:hXjls1Ec
>>545
もうひとつ質問させてください。
「受賞作、落選作のどちらとも問わず、応募されたすべての作品の出版権は向こう三年間当社に帰属す」
と応募要項に書いてあった場合、受賞作は当然として、落選作に対しても
それは「応募要項に書いてある」ということで適用されるんですかね。法的に。
なぜ、こんなことをお尋ねするかといえば、そういう賞があったからです。
547名無しのオプ:2009/02/09(月) 23:45:05 ID:0rNO7dFv
>>546
それに同意して応募するわけですから、権利が主催者に移動するかのように思われがちですが、
そもそも、そのような規定そのものがおかしい(特に落選作については)以上、出版権はともかく、
権利の移動はないと考えて良いでしょう。
そのような賞の応募要項を設定する担当者が無知という他ないですね。非常識過ぎます。
548名無しのオプ:2009/02/09(月) 23:47:26 ID:0rNO7dFv
補足します。うえで「出版権はともかく」と書いたのは、受賞作の出版権についてのみです。
落選作については出版権も移動しないというのが法的な見方だと思います。

落選作は焼き直して他社に出すこともよくあることですから、それまでも規制しているという
のは法的に問題アリです。

549名無しのオプ:2009/02/09(月) 23:49:45 ID:nOMxXCnz
版権については、各自調べるべきだが

一応、それぞれの推理賞の比較
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/kohei_i/writing/sho.html
550名無しのオプ:2009/02/10(火) 00:08:40 ID:kBCHNTCr
>>547>>548
ありがとうございます。
しかしプロのはずの出版者が著作権法にそれほどまで無知というのは驚きです。
分かっててやってるならほとんど脅迫と言えますし。
やっぱりちょっとセコくて臆病ですね。出版者ってw 
女性的なのかな。体質が? ま、文芸だから・・・
551名無しのオプ:2009/02/10(火) 00:40:38 ID:7grTTjeP
著作権は作家にあるよ、どこの出版社の新人賞に応募しても。

問題は出版権や映像権のほうだろう?
その新人賞の主催者に、出版権や映像権を独占されたら、
作家は、その作品を良い条件で二次使用させることができない。
横溝賞とかは、主催者に二次使用を独占されるみたいだし。

乱歩賞とかの講談社だと、3年という期間を過ぎれば
出版権や映像権が、主催者から離れることができるみたいだ。
552名無しのオプ:2009/02/10(火) 03:09:00 ID:JFVf8pLt
いい意味でも、悪い意味でも、
保守的に成っていると思う、
作家への一番の近道だと思うけど、、。
もっとかわった作品を読みたいっす。
553名無しのオプ:2009/02/10(火) 10:07:40 ID:kBCHNTCr
>>552
同意。いわゆる「荒っぽいが磨けば光る」というのを選ぶ根性がないから、
そういうのを見分ける能力もなくなってきているんじゃないか。
まあ、出版不況だから安全パイを取りたいとか、今、身を守る時代に
なってるというのもあろうが。
554名無しのオプ:2009/02/10(火) 11:15:08 ID:Ta+UIqCA
 ここ数十年受賞作なしの年がないのも、たとえ不作でも
営業的になにがなんでも受賞者出そうという講談社の意図
を感じる。もちろん公にはそんな話は出ないが、きっと選
考委員だけにはそうお願いしてるんだろう。
 個人的には、マッチメイクの受賞がよくわからない。
555名無しのオプ:2009/02/11(水) 01:40:39 ID:2MY4dXkp
読む力のない君達には原石の輝きが見えてないだけ(但しマッチメイクは除く)
556名無しのオプ:2009/02/11(水) 11:01:40 ID:rgYFFCqQ
まあ、あんたらにしてみれば、「こいつは磨けば光るんじゃないか?」って
せせこましく原石鑑定しながら選ぶのが仕事なんだろうけど、
こっちはそんなこと知ったこっちゃないからね。
「すげえ新人が現れたな」って素直に驚きたいだけ。
しかし事実、伸びてないよなあここ四、五年、薬丸氏がなんとか自分の
カラー出してるくらいか? ちょいワンパタンな気もするが・・・
557名無しのオプ:2009/02/11(水) 11:37:39 ID:2MY4dXkp
読む力のない君には「すげえ新人が現れたな」という輝きが見えてないだけ(但しマッチメイクは除く)


558名無しのオプ:2009/02/11(水) 11:41:53 ID:rgYFFCqQ
なるほど去年の「有価維持」の作者はすげえ新人というわけか。
ま、俺は自分に分からないことをいちいち心配する人間じゃねえからな。
559名無しのオプ:2009/02/11(水) 12:11:37 ID:XZZn5paW
予選委員か選考委員が1人でも高橋本を読んでたら、「マッチメイク」は
受賞してなかったのかな。
560名無しのオプ:2009/02/11(水) 12:33:31 ID:kyxHnrT1
 自分は高橋本を読んだあとにマッチメイク読んだので、
『こりゃ、ちょっとなあ』というのが偽らざる感想だった。
561名無しのオプ:2009/02/12(木) 10:17:08 ID:OsysOzgJ
福井以降はだめだね
委員に天童氏入れたりしてるから
今年(こそ)は、人間を描ける作家を拾うつもりかなと期待しているのだが
562名無しのオプ:2009/02/12(木) 11:12:49 ID:1c5M+EIU
福井が人間描けてるつうんかなあ。
漫画的なキャラ立ちしてるって意味なら
そういえるかもしれんが。
563名無しのオプ:2009/02/12(木) 11:16:02 ID:Fz97MRbI
野沢と福井が競った年ぐらいまでは
結構レベルが高かったと思う。
564名無しのオプ:2009/02/13(金) 00:11:47 ID:1yOm0SyY
マッチメイクは、俺はプロレス知らないし高橋本なるものも知らないからかもしれないが、
おもしろく読めたけどなあ。ああいう青春小説風味なのは審査員受けもいいと思うし。
ミステリとしては確かに弱いが、犯人の動機が、プロレスラーにしかわからない独特の価値観と結びついている点は
秀逸だと思う。
同時受賞の翳りゆく夏も結構好きだ。
メル欄パターンは、東野作品にもある、よくある手だけど、見事にだまされた。

565名無しのオプ:2009/02/13(金) 00:39:00 ID:Esv0kxpq
俺はプロレスはたまに見る。特に嫌いじゃない。しかし高橋本は知らない。
そしてマッチメイクを読んだが、なんでこんな面白くもないものが乱歩賞かと
あきれ返った。まあ、価値観はいろいろなんだろうとしか言えない。
566名無しのオプ:2009/02/14(土) 13:49:22 ID:szQdoao9
マッチメイクはストーリー以前に文章で萎えた。
567名無しのオプ:2009/02/14(土) 21:57:13 ID:6Zbe2BmS
>>564だが、マッチメイク評判悪いな。
擁護するわけではないが、一応、最後まで読めたからな。
エノケンは1/3程度、モノクローム、天女、マルクスは半分程度で挫折したから、
それらよりも、俺の中では評価が高い。
左手も、みんなけなすけど、わりにさくさく楽しめて読めたけどなあ。
568名無しのオプ:2009/02/14(土) 22:10:50 ID:4/bfAhmt
 その後の不知火京介の活躍ぶり?を見ると、
推して知るべきか?
569名無しのオプ:2009/02/14(土) 22:46:06 ID:CskIoZ4z
個人的にはプロレスミステリだったら「誰もわたしを倒せない」の方が面白かったな
まあ、今のところ伯方雪日もこれ一作きりみたいだけど
570名無しのオプ:2009/02/15(日) 23:43:15 ID:9NYaWRou
大沢親分が授賞式で
「乱歩賞の持ち逃げ」について語ったとか。
持ち逃げしたのはだれでつか。
571名無しのオプ:2009/02/16(月) 01:41:25 ID:SmXvkLiK
この場合の「持ち逃げ」ってどういう意味だろうね
572名無しのオプ:2009/02/16(月) 01:45:01 ID:IMafSXBr
賞をもらったのに、ミステリで次回作を出さなかった、または一作で(自ら)消えた、かな?
573名無しのオプ:2009/02/16(月) 01:48:21 ID:Kqz8V1hz
それとか、「パクリ」がバレずに賞をかっさらった、とか。
574名無しのオプ:2009/02/17(火) 21:04:24 ID:ooAobPDA
>>569
2,3年前に文庫オチした時
解説の乾くるみだったかが
「既に伯方は新作を脱稿していて来年の秋には刊行される予定」とか
書いていたんだが・・・

きっと担当の編集者がやる気なくてサボってんだな。
575名無しのオプ:2009/02/18(水) 20:57:19 ID:muDJDL/Z
>>570-572
受賞作だけで
2作目を書かなかったのと
2作目を書いたけれど出版社に出してもらえなかったのとでは
雲泥の差があるけどなw
576名無しのオプ:2009/02/18(水) 21:34:23 ID:30vJixeh
読者から見れば似たようなものだけれどね。
577名無しのオプ:2009/02/20(金) 12:53:36 ID:XnS0PM1o
最後まで読めたから評価高いとか言ってる人
その意見は的外れだと思うよ
園児が夏目漱石読めない理解できないのと同じ現象に近いというか、
もっと大人になって色んな小説を読めるようになったら、あとで顔真っ赤になると思う

マッチ評判低いのは、読みやすくないから駄目とか言ってるんじゃないと思うよ
つまりそれくらいマッチは文章も内容もすべてにおいてレベルが一段、低いということ
たぶん運で二次通過レベルだね
下読みが無知で低俗好きor逆にプロレス好きだからゴリ押ししたんじゃないかな
でさ、同じくゴリ押しした選考委員の●氏が決定後に各種意見を聞き及ぶに至り、押したのをかなーり後悔したんじゃないかと予想
578名無しのオプ:2009/02/20(金) 12:58:53 ID:XnS0PM1o
園児というのは極端だったかな
そこで反感荒らしなるといけないので
小中高生に訂正しておくよ
579名無しのオプ:2009/02/20(金) 12:59:14 ID:N1ZZFKiD

これまで、乱歩賞は名前の割に、受賞作のレベルが低いな、と思っていた。
一応、乱歩賞受賞作は全作読んでいる。
ところが、最近、「このミス」受賞作を五冊くらい立て続けに読んでみたところ、
乱歩賞とは比べものにならないほど駄作が多いことが分かった。
なんだかんだ言っても、やはり乱歩賞はレベル高いんだよ。
580名無しのオプ:2009/02/20(金) 13:19:14 ID:aaHwVRDp
このミスは「バチスタ」だけ読んだことあるけど、何というか乱歩賞とは
求めるものが違うんだなっていう気はした。
ああいう方が好きだっていう人も居るだろうし、実際売れてるんだから
出版社が狙ってる方向性は間違っていないんだろうけど、俺には合わな
かったな。
581名無しのオプ:2009/02/20(金) 18:05:42 ID:jR1Qkey1
>>579確かに歴代乱歩賞受賞者はそうそうたる顔ぶれで名作傑作も多いけど、
ここ10年位でかなりレベルは落ちていると思う。
作品は地味なのばっかりだし、
受賞後売れっ子作家になった人もいないんじゃないか?
582名無しのオプ:2009/02/20(金) 18:27:30 ID:TCC0SqSq
>>574
>きっと担当の編集者がやる気なくてサボってんだな。

それはない。どこの出版社だって、良い作品を血眼になって探してる。
伯方の二作目が消えたのは、出版に値しないレベルだったか、
むしろ担当が張り切って手直しさせてるうちに作者が嫌になったかのどっちかだろう。
583名無しのオプ :2009/02/20(金) 20:08:26 ID:SF8WyKjy
伯方のやつが文庫本オチした当時は
ミステリーズ!に短編やエッセイが掲載されたりして
もうすぐ出版されますモード全開だったんだよなあ。



この前
絶賛大不評の「滅びのモノクローム」読んだよ。
 題材選び     5
 文章の読みやすさ 4
 プロット     1
こんな感じ
584名無しのオプ:2009/02/21(土) 09:53:30 ID:czVn80rJ
出版しないものを
メルマガやチラシで告知するなよと・・・・

585名無しのオプ:2009/02/21(土) 14:46:48 ID:+Q3NkJM1
そしていつまでも出版してもらえないから
乱歩賞に投稿する翔田
586名無しのオプ:2009/02/22(日) 23:43:49 ID:x3NBFagE
三年も刊行予定を飾ったあげく
釈明もなくひっそり消えたからな。
出版に値しないレベルだったのだろう。
587名無しのオプ:2009/02/28(土) 11:44:55 ID:7RDTOwpO
天使のナイフ
なくなった奥さんの人物像がどうしてもイメージできない・・・
588名無しのオプ:2009/03/16(月) 20:18:55 ID:KNBn9m7N
>>585
それ、ホント?
589名無しのオプ:2009/03/16(月) 21:34:00 ID:zkgxKd+t
べつに競馬狂ハリスがいつまでも出版してもらえないから
乱歩賞へ投稿したわけではないだろう。
他社からはちゃんと出版してもらっている。
まあ歴史系ミステリー作家のイメージついちゃったから
何とか払拭したくて翔田が乱歩賞へ投稿した可能性は否定しない。

競馬狂ハリスが>>586だったことはホントだが。
590名無しのオプ:2009/03/20(金) 18:31:45 ID:uu2mnjLW
ミステリ板に多いけど
「もっとミステリとしての面白さ」とかいうのやめてくれ。
乱歩賞まで、なんか「凝った館での遺産相続がらみの密室殺人で生首が」
みたいになったら困る。読みたくねー
591名無しのオプ:2009/03/20(金) 20:09:04 ID:nOpC0tMU
>>590
この人は創作文芸にも同じ内容を書き込んでます。
592名無しのオプ:2009/03/20(金) 23:16:42 ID:FK/rjqpr
ほんと、デジャヴかと思ったよ。
593名無しのオプ:2009/03/21(土) 00:30:41 ID:bePQrR4A
>>589
サンクス!
594名無しのオプ:2009/04/01(水) 11:09:01 ID:a3FHHipS
保守
595名無しのオプ:2009/04/13(月) 19:18:14 ID:OQyKdCIp
あげ
596名無しのオプ:2009/04/16(木) 09:22:55 ID:GpxV+sLu
久しぶりに「猿丸幻視行」読み返してみたら、これって、
香坂明=平城天皇、折口信夫=柿本人麻呂という、
古今集の仮名序へのオマージュになっているのな。
初読のときは全然気づかなかった。
皆さんは気づきましたか? というよりも常識?
あまりに過疎なのでアゲ。
597名無しのオプ:2009/04/16(木) 11:35:59 ID:GGoNkENv
本当、過疎だよね。
まあ、今、乱歩賞自体が、全然ぱっとしないんだから当然っちゃあ当然だが。
598名無しのオプ:2009/04/16(木) 16:08:30 ID:0gCGJdzj
その乱歩賞の予選会は月曜日だったらしいね。
これで最終候補作が出そろったことになる。
今年は良い作品が、というか俺好みの作品が受賞すると良いな。
599名無しのオプ:2009/05/16(土) 01:33:30 ID:vT56BZpe
さあ、今年の受賞作が決まったな。
出版は8月か、待ち遠しい。
なんでも刑法39条を題材にしたものらしい。
今から予約しておこうかな。もちろん、図書館じゃなくて、自費で買う。
600名無しのオプ:2009/05/16(土) 06:35:04 ID:0np3NPYW
さあ、図書館に予約だ!
601名無しのオプ:2009/05/16(土) 07:44:42 ID:G0T4KXi+
使い古された題材を選ぶ感覚、そのまんまなタイトルセンス・・・・読む気がしない
602名無しのオプ:2009/05/16(土) 13:49:24 ID:LKWyyIcJ
法廷ものなら、映像化に金がかからなそう。
603名無しのオプ:2009/05/16(土) 13:50:03 ID:UAUrgJM5
10年後くらいに裁判員ネタの作品が受賞しそうだなw
604名無しのオプ:2009/05/16(土) 13:51:03 ID:LKWyyIcJ
作者が弁護士とかだとシリーズにして「バチスタ」に対抗できるし。
605名無しのオプ:2009/05/16(土) 20:16:49 ID:x/f9a1BK
もう法廷小説の受賞者いっぺよ
606名無しのオプ:2009/05/17(日) 00:55:34 ID:b2QFTdMw
こういうの、お腹いっぱい。
怪人二十面相みたいなのが読みたい。
社会性とかいうが、しばし現実を忘れてワクワクしたい読者もいるんだよね。
607名無しのオプ:2009/05/18(月) 18:42:27 ID:NVI2vkhe
で、何年後かには、「乱歩賞の過失」と呼ばれる作品になると。
608名無しのオプ:2009/05/21(木) 11:28:06 ID:6seB5CRw
法廷もの、医療問題もの、業界もの。

もうこういうのはいいや。
609名無しのオプ:2009/05/22(金) 01:00:17 ID:NVnSUMk7
同意。とにかく最近のミステリ、特に乱歩賞のいやなのは、
リアルであることを重視しすぎていることだなあ。
それ自体が何かミステリ小説の劣等感を逆にあらわしているような気がする。
かといって子供だましのものもイヤだけど。
610名無しのオプ:2009/05/22(金) 01:09:56 ID:o6IT5XnA
今年の受賞者と作品に関する報道を読むと、タイトルはガチガチの法廷もの
のような感じだが、内容的にはどんでん返しなどのエンタメ要素が多くて
楽しめるようなイメージが伝わってくる。
まだ詳報や感想がないのでなんとも言えないが。
少しは期待してみたいと思う。
611名無しのオプ:2009/05/22(金) 22:17:41 ID:CnwWZV5/
>>610
  同意。どんでん返しこそ推理小説の本流。
読んだあと楽しめたな、と思わせる作品であったらいいね。
読後堅苦しくなるのは苦手。
612名無しのオプ:2009/05/23(土) 19:43:32 ID:SJZTk+Y3
大分前に天使のナイフを読んだけど面白かったな

613名無しのオプ:2009/05/27(水) 23:03:37 ID:9DB/ksw5
「時をきざむ潮」作者、藤本泉自身の事件
未だ未解決というか、
614名無しのオプ:2009/05/28(木) 02:08:18 ID:+2SiLK1r
>>613
ん? その小説は読んでいるが、藤本氏、なにかあったの?
615名無しのオプ:2009/05/28(木) 14:25:26 ID:gzSOzRIx
>>613
 藤本先生、自分をミステリアスな作家だと印象づけるため一芝居打ち、
実は密かに帰国しているのかも。
 クリスティも国内だったけどそうゆうことやってたでしょ。
616名無しのオプ:2009/05/30(土) 23:30:05 ID:04RszJp2
横溝賞受賞作を語るスレってないの?
617名無しのオプ:2009/05/31(日) 02:37:45 ID:f2OJHVd6
ほんとだ、ないね。立てたら?

618名無しのオプ:2009/05/31(日) 08:39:09 ID:ARZGnO0M
立てました。単独だと寂れそうなので、スレのない新人賞を語るスレ、ということで。

【横溝正史賞など】単独スレのない新人賞・出身作家
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1243725919/
619名無しのオプ:2009/06/02(火) 18:04:52 ID:jUb8/v3z
なんかイメージと違った。メルマガより。

<受賞作品概要>

 交通刑務所である市原刑務所で、死体が発見された。頭部から顎にかけてと、
 両手の指が赤く焼け爛れていて誰かは判然としない。死因は、臭化パンクロ
 ニウムの投与による窒息死だった。東開放寮に収監されていた宮崎と西開放
 寮に収監されていた石塚が行方不明となっていた。

 千葉県警の武田は、石塚が宮崎を殺害して逃走したのだと睨んだ。捜査員が
 石塚の妻を訪ねると、そこには寝たきりの石塚がいた。四ヵ月前の交通事故
 で植物人間状態になってしまったという。
 
 何者かが石塚に成りすまして服役していたことが判明した。
 一方、保険会社勤務の滋野は、市原刑務所で殺害されたのが自社の保険契約
 者であることに気づき、独自の調査を始めたのだが……。

 --------------------------------------------------------------------

 大沢在昌選考委員からは、「乱歩賞は苦節何年で(やっと)受賞、という
 受賞者が多いなか、遠藤さんのように始めて書いた小説でいきなりの受賞は
 珍しい。将来大化けするかも」とのお言葉がありました。
 東野圭吾選考委員・恩田陸選考委員も高く評価しての今回の受賞、とのこと。
 今回の最終候補作五編はいずれも高水準で、ここ数年の中ではまちがいなく
 優秀作である、とのお墨付きも!
620名無しのオプ:2009/06/02(火) 19:38:11 ID:XgLsFjN7
もう、オーサーあたりが何を言ってもむなしい気がする。
621名無しのオプ:2009/06/02(火) 21:50:45 ID:vjN8lgZ+
大沢のことをオーサーって呼ぶの、初めて聞いた。
622名無しのオプ:2009/06/05(金) 11:01:05 ID:2niRa/eU
最近は読みたい小説がまったくない。
賞をとったものを本屋でパラパラと、最初の数ページ読んで
アーアという気になる。
引き込まれない。あざとい。
作品世界じゃなくて、パソコンに向かっている作者の姿が見えてしまう。
そんな文章ばっかり。何でだろう。
623名無しのオプ:2009/06/06(土) 20:16:42 ID:/zrLGscW
>>622
同感、何か魂のうちから絞り出てくるようなものがないよね。
やや陳腐な言い方だが、管理社会の弊害だと思う。
624名無しのオプ:2009/06/08(月) 18:32:50 ID:/7+Ugx/y
>622
言っちゃ悪いが、それは完全に受け入れる側の責任よ。
いま、マルケスの『族長の秋』みたいな文体の小説を新人賞に応募したら、
いくら内容が優れていても、絶対賞は獲れんだろう。純文学をふくめて。
いま、個性的、と言われるのも、いわゆる散文の美しさを堪能できるような文体ではなく、
語りのスタイル(たとえばギャル語を使ったものなど)が目新しいだけで、
10年後に読めるかどうかは、非常に疑問。
俺は王城なんか何年もしたら非常に恥ずかしい小説になっているのではないかと思います。
庄司薫みたいに・・・。

供給者は需要の変化に敏感に反応するよ。
会話主体でシーンを進めるだけで、読者にイメージを喚起する作業を放棄するのも、
読みやすいということで一人称のスタイルがやけに増えるのも、
昔の文庫本のように文字がぎっちぎちに詰まった本を見ただけで読者は買わないから、
童話と見間違うようなスカスカの段組で出版するのも、すべて買い手がそれを望んでいるからだろう。
625名無しのオプ:2009/06/08(月) 18:48:01 ID:/7+Ugx/y
文句ついでに言わせて貰えば、622の言ってる小説のストーリーやスタイルの
「あざとさ」については激しく同意します。
ここは読者の注意を引き付けて、とか、ここは泣かせてとか、ここは怖がらせて、などの作為が見え見えで、
萎えてしまいますな。特に若い作家の場合は。
このあたりのストーリーつくりは、特に漫画についてはもう「理論」といっても良いほど確立されたテクニックなので、
それ(それだけ?)を読んで育った世代には自然と身に付いているものなのかもしれないが、
俺は編集者がそういう書き方をしろと指導しているのではないかと思う。
最近の読者はバカだからこういう書き方をしとけ、って。
626名無しのオプ:2009/06/08(月) 22:02:26 ID:7CrGJdcA
完全に受け入れる側の責任じゃないじゃんw
627名無しのオプ:2009/06/08(月) 23:33:31 ID:dHtHTq7+
私はいい歳だから、昔の小説をいろいろ知っているけれど、
若い人は「乱歩賞」とか何とか賞いわれたら、
それが小説の「最高レベル」と思っちゃう。
で、読んで面白くないと「小説って、つまんない」となる。
娯楽は他にいっぱいあるんだし。

628名無しのオプ:2009/06/08(月) 23:42:44 ID:xiQHoDpQ
>>627
> 若い人は「乱歩賞」とかいわれたら、それが小説の「最高レベル」と思っちゃう。

あなたの周りにはそういう若者が多いのかな?
私も良い年(50代)だが、そうとも限らないと思っている。
あくまでも「新人賞としてなら最高レベル」に過ぎない
と認識している若者も、私の周囲には多いよ。
たまたま、一緒にワナビーのコミュやっているからかな。

ただ、やはり活字に親しんでいない若者が多いのは気になるが。


629名無しのオプ:2009/06/08(月) 23:43:24 ID:15lJbBaU
>>627
悪いけれど、昔の方が何とか賞に権威と幻想を抱いていたと思う。
そのいい例が、文春ベストに乱歩賞やサントリーの受賞作が
入っていたことじゃないだろうか。
今じゃ何とか賞もあきれるほど乱立しているし、
誰も「最高レベル」とは思っていない。
630名無しのオプ:2009/06/09(火) 00:02:43 ID:7CrGJdcA
しかし乱歩賞受賞作……つまらなくなったというか、
重くなったよね。悪い意味で重く。
631名無しのオプ:2009/06/09(火) 00:12:33 ID:mwqVS3PO
はっきり言って、あまり小説に興味ない人たちは
乱歩賞と直木賞の区別もほとんどついてないと思うよ。
だから乱歩賞といったら、その年の最高のミステリーなんだと思っちゃう。
632名無しのオプ:2009/06/09(火) 02:27:13 ID:62Hno0rA
賞金が一千万円だとさ、一般人にはスゴい作品に思えるよ。
633名無しのオプ:2009/06/09(火) 14:01:36 ID:qk7IdSL5
だったらポプラはもっとすごいってことになる。
なんせ2000万円なんだから。
634名無しのオプ:2009/06/09(火) 18:13:04 ID:vOSCNQcP
でも、あそこもぱっとしたの出ないよなー
多分、ハリーポッターみたいな売れ方するもの狙ってるんだろうけど
635名無しのオプ:2009/06/09(火) 19:32:20 ID:tPDLh9ol
まだ4回目だろ? 出版されてるのは3回目までだから、実績が乏しいのは
しかたない。しかも、ポプラは受賞者と専属契約して、ゆっくりじっくりと育てる
方針のようだから。
636名無しのオプ:2009/06/09(火) 23:19:42 ID:62Hno0rA
>専属契約して、ゆっくりじっくりと育てる

何か恐いな。作家ヤメますと言えない感じ。
637名無しのオプ:2009/06/10(水) 00:20:14 ID:tn4CwZJc
そんな、二千万も貰っといて簡単にヤメますなんて言えるわけないだろ。
期待料も込みなんだから。

そんなに貰えばヤメたくなる気持ちもわかるけどね。
638名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:07:01 ID:rpIwDIgs
なら期待料込みと書いとけ。堂々とw
「これがこの業界の常識でねえ」なんて法治国家で通用せんぞ。
639名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:12:43 ID:rpIwDIgs
スレチスマソ
640名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:17:52 ID:lDEh/RUn
応募要項の中に「受賞者は専属契約を結んでもらいます」と明記しているから
問題ないんじゃね?当然、拒否するのも自由だろうし。もちろん、2千万もなくなるが。
641名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:20:33 ID:lDEh/RUn
とにかく、賞金の額が多いことだけでは権威は買えないってことだよ。
サントリーも高額だったが、所詮、一時的なあだ花に終わった。
このミスはそこそこの実績を示したが、トータルではまだ乱歩賞の足下にも
及ばない。
ポプラはさらに高額だが、実績ではまだないに等しい。
それらが権威をも取得できるかは、かみのみそ汁、いや、神のみぞ知る。
642名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:32:07 ID:rpIwDIgs
>>640
あ、そんなこと書いているの!?w 
643名無しのオプ:2009/06/10(水) 02:39:42 ID:lDEh/RUn
>>642
こんなかの、

http://www.poplar.co.jp/taishou/000267.html

「■諸権利ほか:」に明記されている。

644名無しのオプ:2009/06/11(木) 14:11:48 ID:XJJ4W5Mh
文学賞が次々出るのは、出版不況さいごのアガキかもね。
645名無しのオプ:2009/06/12(金) 09:12:41 ID:4lkNKiip
検察捜査読んでるんだが挫折しそう。
導入部でストーリーにまったく引き込まれなかったのもあるが、
「足元をすくわれる」とか「国家秘密」とかおかしな日本語が気になってしょうがない。
646名無しのオプ:2009/06/12(金) 09:38:43 ID:FvBtecOC
>>645
> 「足元をすくわれる」とか「国家秘密」

厳密に言えば少し違うかもしれないが、それくらいが気になるかな?
647名無しのオプ:2009/06/12(金) 15:37:53 ID:KXLjQPRt
「足元をすくわれる」は見落としてしまいそうだが、さすがに「国家秘密」は酷いだろう。
648名無しのオプ:2009/06/12(金) 16:37:03 ID:cda2FDNm
「足をすくう」が正しいかもしれないが、
「足下をすくう」でも、
「足元をすくう」でも、特に間違いとは言えないと思うけどな。

それと、
「国家秘密」は本来は「国家機密」だろうが、「国家」の「秘密」なんだから、
それも特にどうということはないと思うが。
649名無しのオプ:2009/06/14(日) 10:02:55 ID:Rj9yeKXH
>>645
 自分もつい先月読了した。
受賞作だけあってまあ面白くはあったが、後半今一乗れなかった。
650名無しのオプ:2009/06/15(月) 19:06:16 ID:+V5XVN/0
足元をすくわれるは変じゃないと思うが、
国家秘密は幼稚っぽいねw ひみつのあっ子ちゃんみたいだw
651名無しのオプ:2009/06/16(火) 02:51:07 ID:SdxHfnIt
検察捜査は、その作家の処女作だからね。
それで受賞するんだからすごい。今年の受賞者もそうらしいが。
652名無しのオプ:2009/06/16(火) 18:08:11 ID:uhtiwZ6T
普通、そうだろ? 基本新人賞なんだから。
653名無しのオプ:2009/06/16(火) 18:16:05 ID:QDqwJDtH
そうなの?何回か挑戦してようやく受賞っていうパターンが多いのかと思ってた。
654名無しのオプ:2009/06/16(火) 18:39:34 ID:LP/4LurX
>>652
処女作、あるいは初応募で受賞というのは、たしか1割もなかったはず。
655名無しのオプ:2009/06/16(火) 18:41:06 ID:LP/4LurX
あ、ごめん、確認していなかった。
初期は多かったようだから、もう少し割合は高いと思う。
656名無しのオプ:2009/06/16(火) 19:07:25 ID:uogBfPxG
初応募での受賞は少ないらしいね。
過去に最終候補歴があったり他の賞を受賞してたり。
657名無しのオプ:2009/06/16(火) 19:36:49 ID:bslShPs7
三沢がリング上で死んだってニュースを見たとき、
蛇毒を疑ったやつはノアの関係者にいなかったんだろうか?
658名無しのオプ:2009/06/16(火) 23:17:27 ID:lpehtSr7
東野のエッセイにあったけど、いい線までいった応募者には
編集者がアドバイスして再応募させるらしいね
659名無しのオプ:2009/06/18(木) 00:02:14 ID:ugWQ43A+
>>658
それはどの賞でもそうだよ。
660名無しのオプ:2009/06/18(木) 01:03:36 ID:oAE4S+0I
わざわざ創作文芸板の乱歩賞スレにコピーするヤツがいるんだな。
661名無しのオプ:2009/06/19(金) 14:17:24 ID:Bk9cvlTF
天使のナイフおもしれー
まだ途中だけどページをめくる手が止まらない
662名無しのオプ:2009/06/19(金) 14:23:34 ID:aRHG4UUw
↑ これを書いている時点で止まってるじゃない。
663名無しのオプ:2009/06/19(金) 18:14:19 ID:/G/GR0/V
>>661
後半はもっと面白くなるよ
というか、むしろ前半が冗長に感じられた
あくまでおれ的には、だけど・・・
664名無しのオプ:2009/06/20(土) 00:29:28 ID:5jP0HwkT
>>661
君はタエコを知らないね。
まずは彼女の作品を読んでみることだ。
665名無しのオプ:2009/06/22(月) 21:55:57 ID:JUR7CodP
第50回の最終候補作ってのが刊行されてた。ゴルディオンだかゴドルウィンだかそういう題名の。
666名無しのオプ:2009/06/22(月) 23:21:54 ID:o6P1jnif
ゴドルフィンの末裔ってやつ?
永橋(税所)隆介ってオール推理新人賞で石田衣良の一期先輩だったはず。
ずいぶん差がついちゃったね。
667名無しのオプ:2009/06/22(月) 23:52:02 ID:nD2Yxpr2
やっと天使のナイフ読んだよ、おもってたよりおもしろいな
668名無しのオプ:2009/06/23(火) 00:35:17 ID:rd5oDwxa
この回の候補作では、もうひとつ大久保権八の『裏金街』も
中公から刊行されてるな。レベル高かったのかな。



と思ったら、受賞作はあの……
669名無しのオプ:2009/06/23(火) 07:38:06 ID:YNl3fNDt
裏金街、本になっていたのか!
「あの……」に比べて激賞されていたからな。
探してみよう。
ただ、あのときに比べてサラ金を取り巻く環境もずいぶん変わっているしな。
そのあたりの時代性はどうなんだろ?
670名無しのオプ:2009/07/23(木) 11:15:11 ID:EWDH92jA
>>669
裏金街 読んだ。
うーん、ビミョー。乱歩賞の最終候補ってすごいと言われているけど
実際に読んでみるとこんなもんなのかなって感じ。少なくともカタコンベ
を凌駕する作品にはなってないと思うなあ。
きっと「ゴドルフィンの末裔」もこんな感じなんだろうなあ
671名無しのオプ:2009/07/24(金) 11:19:43 ID:9efkGnX4
そうだろね。「占星術殺人事件」だって落ちたのは理解できるもの。
672名無しのオプ:2009/07/31(金) 20:54:17 ID:D4R/GtTx
予想と違って密室とかが出てくるのか…?

■プリズン・トリック 【遠藤武文 定価1,680円】 8/6

 「乱歩賞史上最高のトリック」第55回江戸川歩賞受賞作。
 交通刑務所で発見された変死体。「前へ倣え」姿の死体のそばには、
 「石塚、死すべし。宮崎」と書かれた紙があり、宮崎春雄が行方不明になって
 いた。刑務所内での密室殺人の裏に隠された、恐るべき計画と真実とは――。
673名無しのオプ:2009/07/31(金) 20:56:35 ID:D4R/GtTx
ソースはメーリス。本格ミステリだったのか!

著者メッセージ: 第55回江戸川乱歩賞受賞 遠藤武文さん

 「乱歩賞史上最高のトリックだ」選考委員・東野圭吾氏も激賞!

 社会派でありながら超本格。読み落としていい箇所はラスト一行まで
 どこにもない。あなたは絶対に鉄壁のトリックを見破れない。
 そして必ず、二度読む――
 
 期待の本年度乱歩賞受賞作『プリズン・トリック』(「三十九条の過失」改題)
 著者・遠藤武文さんからメッセージをいただきました。

 --------------------------------------------------------------------
  初めまして。遠藤武文と申します。
  この度、発刊の『プリズン・トリック』により江戸川乱歩賞を受賞させて
 いただきました。初めて書いた小説ですから、応募原稿には未熟な点が多々
 ありました。発刊にあたり担当編集者をはじめ、多くの方々にご助力をいた
 だき、書店に並んでも恥ずかしくないものに仕上がったと思います。
  この小説の刑事たちは、最初、ホワイダニットの謎に戸惑います。刑事た
 ちと一緒に、ホワイダニットを追いかけていると、ハウダニットを見過ごす
 ことになるでしょう。冒頭から既にトリックを仕掛けています。そして読み
 終わった時には、実はフーダニットだったのだと気づいていただけることで
 しょう。
  まんまと引っ掛けられたという、本格ミステリーの醍醐味を味わっていた
 だければ幸いです。
                             (遠藤武文)
674名無しのオプ:2009/08/01(土) 01:36:30 ID:tFEB49F8
本格ものなのか。タイトルを変えるまではピンと来なかった。

しかし、綾辻が辞めた後に本格ものが受賞するとは……。
675名無しのオプ:2009/08/01(土) 02:08:18 ID:sDD93E1a
本格作家は本格に対して厳しそうだもんな
676名無しのオプ:2009/08/04(火) 02:45:10 ID:NHEmV1YF
>>670
「ゴドルフィンの末裔」は、なかなかだったよ。「ガタゴンペ」は、昔読んだけど忘れたから比較できないけど
677名無しのオプ:2009/08/04(火) 11:10:52 ID:PZK9Q1VD
プリズン・トリック、予約した。
もちろん、図書館じゃなくて書店に。

乱歩賞受賞作だけは必ず毎年買うようにしている。
678名無しのオプ:2009/08/05(水) 00:31:14 ID:41tRxZNB
書店乙
679名無しのオプ:2009/08/05(水) 04:48:15 ID:CNjgBQ36
内容はめちゃめちゃ気になる
でもタイトルは間違いなく改悪
680677:2009/08/05(水) 07:58:14 ID:TizyQhHA
>>678
めでたいヤツだな。
俺は他の本はほとんど図書館で借りているよ。これでも書店の人間か?
681名無しのオプ:2009/08/05(水) 13:32:17 ID:p+OX2vxa
原題の方がいいなぁ
誰だよ、センスの欠片もないタイトルに変更させたのは
682名無しのオプ:2009/08/05(水) 14:02:06 ID:5IQsxKwX
原題のままだと法廷ものと勘違いされて本格ファンから敬遠される恐れがあった

プリズンブレイクと勘違いして買ってくれるんじゃないかと思った


さてどっちだろう
683名無しのオプ:2009/08/05(水) 15:22:20 ID:41tRxZNB
乱歩賞でタイトル変更って珍しいよね。
でも確かに良くなったとは思えない。
「アウトローの死角」とかにしろよ。
いや中身は知らないんだけど、。
684名無しのオプ:2009/08/05(水) 17:09:56 ID:9L4f8Zm5
本格興味ないからどうでもいい
改名もラノベっぽい印象丸出しだし、こんなのノベルスで出せよ
685名無しのオプ:2009/08/05(水) 18:07:43 ID:bFk+rk6b
>>683
> 乱歩賞でタイトル変更って珍しいよね。

珍しいかどうかは主観によると思うが、これまでにもいくつかあるよ。
俺がリアルタイムに知ってる限りでも、

「ターンロード」 ── 「風のターンロード」
「白い廊下」──── 「白く長い廊下」
「検察官の証言」── 「検察捜査」

とかがある。たしかに、これらもけっこう前の話だね。


686名無しのオプ:2009/08/05(水) 19:25:35 ID:41tRxZNB
いや、まったくないなんていってないんだが・・・
687名無しのオプ:2009/08/05(水) 19:43:38 ID:9sL4e+2K
685も、「まったくないなんておかしい」とか、言っていないと思うが。
688名無しのオプ:2009/08/05(水) 20:24:08 ID:41tRxZNB
いや>>685
>これまでにもいくつかあるよ
って教えてくれようとしてるじゃん。
それはもう分かってて珍しいつうたつもりだったんだが(苦笑)
689名無しのオプ:2009/08/05(水) 22:09:31 ID:U1AHi6DC
だから685も「これらもけっこう前……」といって、珍しいことにある程度
同意しているんだが。しかも「主観による」と、珍しいという意見を否定している
わけでもない。むしろ親切といえる。

690名無しのオプ:2009/08/06(木) 00:59:52 ID:DItjeqVE
内容が刑法と関係あんまりなかったor作者が無知すぎて誤解を招くタイトルだった

シロウトの妄想同人誌程度なら無知タイトルでも問題ないが、書籍として出版するためには改題せざるを得ない

そんなところだな
691名無しのオプ:2009/08/06(木) 01:06:41 ID:DItjeqVE
んでさ、まあタイトルに関してはたぶん編集者の責任だろうから、
著者に責任はなさそうだけど、だからってプリズンブレイク人気便乗狙いってのがみえみえ&若者に迎合しすぎ
内容が、大人が読むに値しない、若者レベルのラノベ系引きずってる読み物なのかな?
だとしたらがっかりだけど。まだ読んでないからなんともいえないが、
今年の松清賞はそれでオオモメしてるらしいし、まさか乱歩賞も?
692名無しのオプ:2009/08/06(木) 10:15:19 ID:t8Co4TL6
変更前のタイトル自体がネタバレしてた翳りゆく夏
693名無しのオプ:2009/08/06(木) 10:18:01 ID:wGGn+uJC
刑法じゃないんだってさ>三十九条
でも旧タイトルだと誰だって刑法だと誤解するから、変えたんだそうな
まあ、新タイトルが良いかどうかは、話が別だが……
694名無しのオプ:2009/08/06(木) 10:24:17 ID:GYn35U1j
やっぱ新人賞なんだから、「新しい!」って感じのタイトルにしてほしいよね。
今、出版不況だから、賭けに出るというか、パイオニア精神、チャレンジ精神が
薄くなって、流行追従的になってしまうのも分かるが。
695名無しのオプ:2009/08/08(土) 00:14:24 ID:qA4Bbw+e

プリズントリック、もう発売になってるんじゃないの?

たしか8月6日発売だったと思うけど。
もう読んだ人いないの?
696名無しのオプ:2009/08/08(土) 03:48:29 ID:LAyEDZAi
本格に千数百円も払いたくない
697名無しのオプ:2009/08/08(土) 03:49:13 ID:LAyEDZAi
いま太陽を曳く馬買ったから金がない
698名無しのオプ:2009/08/08(土) 19:01:10 ID:ZDJDxgSB
P鳥購入したお。
699名無しのオプ:2009/08/09(日) 00:30:42 ID:u5ew+uTS
P鳥読み終わった。
最後は何?
700名無しのオプ:2009/08/09(日) 00:44:23 ID:u5ew+uTS
P鳥ちょっと読み返したらわかった。
あれが伏線だったのね。
最後の一行は衝撃だ。これを見抜くのはほぼ不可能だろう。
701名無しのオプ:2009/08/09(日) 01:54:36 ID:oUbDmwQ9
不可能ってことは相当アンフェアなのか
そういうのは本格にありがちだけど
だったら読む気なくすからおしえれ
702名無しのオプ:2009/08/09(日) 03:23:37 ID:u5ew+uTS
密室トリックに関してはアンフェアじゃないと思う。
序章の終盤をよく読めば何が起こったのか分かる可能性はある。俺は全く気付かなかったが。
ただ、無理がありすぎる。実際にやったらばれる可能性がかなり高いだろう。
しかし、本当のサプライズはそこじゃない。ラスト一行。俺は何が起こったのか分からなかった。
まったく思いもよらない真犯人。今までのは何だったんだというオチ。アンフェアかどうかは分からない。
全体としてはまあまあの出来栄えで、内容は社会派。真犯人の行動に明確な必然性があれば傑作だったかも。
703名無しのオプ:2009/08/09(日) 04:25:59 ID:3Oc96hMO
>序章の終盤をよく読めば何が起こったのか分かる可能性はある。俺は全く気付かなかったが。
俺は作者のやろうとしていることはすぐわかった。
だから、アンフェアとはいえないだろうな。
それまでの中で妙に浮いている情報があって、何かの伏線だろうな、と思っていいると、序章が始まってすぐ伏線回収の準備が始まるんで、それまで丁寧に読んでいれば作者のねらいは見当がつく。
ラスト一行まで、決定的なことを書かないという叙述形式は、ミステリ好きの心をくすぐるんで、見当がついていても、「そうそう、そうこなくっちゃ」って感じで楽しめるけどね。
でも、そういう叙述形式のせいで、真犯人のやった事に関しては説明不足の感が強いなー。脳内補完してやらなければならない部分大杉。

>今までのは何だったんだというオチ。
という指摘には、禿同。

>真犯人の行動に明確な必然性があれば傑作だったかも。
まさにその通りだなぁ、って思う。
せっかく、ここまであるテーマで通してきたのに、真犯人の動機は全然別なんだもんなぁ。
天童氏の選評はかなり的確。
真犯人にもテーマに沿った動機を与えてやれば、統一性が保てて、傑作になったんでないか?

ところで、タイトルはやっぱり旧題の方が断然いい。
××のことかと思わせておいて、実は……という仕掛けは、ミステリ好きには喜ばれる遊び心だと思うんだがな。
でも乱歩賞受賞作は、ミステリ読まない人間にも売るつもりだからダメ、ってことなのかね。

旧題や、ラスト1行ばかりでなく、そこここに遊び心に満ちた叙述があって、この作者ミステリ好きなんだなぁ、って感じがするんで、好感度は高かったな。
もっと経験を積めば、俺好みの作家に化けるかも、だ。
704名無しのオプ:2009/08/09(日) 04:44:18 ID:3Oc96hMO
703だが、ちょいと修正。

>序章の終盤をよく読めば何が起こったのか分かる可能性はある。俺は全く気付かなかったが。
俺は作者のやろうとしていることはすぐわかった。

上記の引用は密室に関することなのに、ずれたコメントを付けてしまった。失礼。

>本当のサプライズはそこじゃない。ラスト一行。俺は何が起こったのか分からなかった。
俺は作者のやろうとしていることはすぐわかった。

とするのが正しいです。ごめんなさい。

密室トリックに関しては、「要領の悪いトリックだなぁ」としか思わない。702の
>実際にやったらばれる可能性がかなり高いだろう。
という指摘の通りだ。
どこが「乱歩賞史上最高のトリック」やねん?(^^;)(^^;)
705名無しのオプ:2009/08/09(日) 04:54:28 ID:3Oc96hMO
>>703です。
再度修正。

×「序章が始まってすぐ伏線回収の準備が始まるんで、」
○「終章が始まってすぐ伏線回収の準備が始まるんで、」

お恥ずかしい(^^;)(^^;)
706名無しのオプ:2009/08/09(日) 10:34:30 ID:bUMVPiQz
P鳥(っていうのか?)読了
ラスト一行は衝撃というよりハァ?な印象
仮に売れたら続きを書かされるんだろうな
707名無しのオプ:2009/08/09(日) 10:57:45 ID:heujxxE3
みんな、レポ乙&サンクスです。
なんか、だいたい自分が読んだらどれぐらい驚くかって分かりますね。特に、

>今までのは何だったんだというオチ。
という指摘には、禿同。

ってのは最近の作品には多いし、自分の一番嫌いなパターンなので、
貧乏人は買ってまで読む気がしないなー(爆)
708名無しのオプ:2009/08/09(日) 12:52:42 ID:X7mRGO56
え? 最後の一行?
自分、最初の数行と最後の数行読んでから買うんですが、っていうか買ったんですが、
じゃあ俺はもうwktkしながら本読めないってことですか? ですか?
709名無しのオプ:2009/08/09(日) 14:04:47 ID:oUbDmwQ9
なんだよ衝撃って結局、
最後の一行で叙述でしたってバラす叙述系か
つまんねえ

ラスト立ち読みで納得で買わずにおしまいだな
710名無しのオプ:2009/08/09(日) 15:22:00 ID:CS1rNYxm
>>702
この話は、「犯人」って呼べるのが一人じゃないんだよ。
最初に宮崎を殺したのも「犯人」だし、村上夫人を殺したのも「犯人」だなんだよね。
一体どっちの「犯人」を推理させたいのか中途半端でウザかった。
宮崎殺しのほうは自らネタバレ(叙述)で興ざめだし、
村上夫人殺しのほうは「ストーカーに悩まされていた」の一行で、もう結論出ちゃってるので
ラストの一行なんて「ハァ?今更驚かせたつもり?」だし。
話の中盤はグダグダもいいところで読む価値ないのに、オチまであれじゃあなあ。
一言でまとめるなら、糞です。
711名無しのオプ:2009/08/09(日) 15:59:40 ID:heujxxE3
これは叙述ミステリだというのは、登場人物の欄に「こいつが犯人」と
書くことより重罪であります。
712名無しのオプ:2009/08/09(日) 16:54:48 ID:3Oc96hMO
叙述ミステリとは言えないよ。
「フレンチ・パウダー」は叙述ミステリとは言わないだろ。
713名無しのオプ:2009/08/09(日) 17:33:36 ID:BRaEjiEf
東野の帯の文句「乱歩賞歴代最大のトリック(言葉ちょっと不正確)」だが、
選考のコメントの中では、一応トリックを誉めてはいるものの、
過去の受賞作と比べて最高! なんて主旨の文句はどこにも書いてないよね。
どっから湧いてきたの?
714名無しのオプ:2009/08/09(日) 22:56:58 ID:uzzZUjZO
売らんかな、の編集者だろ
715名無しのオプ:2009/08/10(月) 05:28:51 ID:x4I1rzoy
だめだこりゃ・・・・・・
716名無しのオプ:2009/08/10(月) 09:56:59 ID:7275Mwdl
 出だしはとてもうまいね。さすがという感じ。
717名無しのオプ:2009/08/10(月) 11:41:30 ID:INCbeRWv
だいたい、文学賞の受賞作は出だしがうまい。特にミステリはそう。
乱歩賞は特にそう。商品価値が第一だからね。小説塾なんかでも
最初の10Pで読者の気を引けたら勝ちって言ってるからね。
あとがグダグダのケースも多いんだが。
718名無しのオプ:2009/08/10(月) 15:38:21 ID:pzAVVm6+
とりあえず話題になってるだけでもここ最近の受賞作に比べればましだと思うんだぜ
「このミス」には入りそう?
719名無しのオプ:2009/08/10(月) 16:24:18 ID:INCbeRWv
入るってどういう意味?
720名無しのオプ:2009/08/10(月) 17:25:47 ID:74rY4s36
>>719
「ランキングされる」っていう意味以外に何があるんだ?

この場合の「このみす」とは、「このミステリーがすごい」大賞のことではないよ。
721名無しのオプ:2009/08/10(月) 19:29:15 ID:INCbeRWv
ああそういう意味、ややこしいなふたつあってw
722名無しのオプ:2009/08/10(月) 20:28:44 ID:HOV6p6F+
プリズン、読んだ。
個人的には金返せ、このヤロー!だった。特に後半。

本(ミステリー)て売れないから、書く方も売る方も何をどう商品化したらいいのか混乱して、どこにもない話を無理矢理作ってないか?
723名無しのオプ:2009/08/10(月) 21:42:39 ID:7W8mhw5K
来週末、地元の本屋でP鳥のサイン会があるんで
石でもぶつけに行こうかと
724名無しのオプ:2009/08/10(月) 21:52:51 ID:INCbeRWv
>どこにもない話を無理矢理

なんか作品の住所が分かるような感じでつね。
725名無しのオプ:2009/08/10(月) 22:34:26 ID:hsh4QvdK
>>710
ダ・ヴィンチの作者インタビューで
「自分でも書いてる途中で『あれ、誰が犯人なんだっけ?』って(笑)」
って言ってる。自覚はあるみたい。
726名無しのオプ:2009/08/11(火) 01:36:56 ID:nOH9Opk7
密室トリック→たまたまそうなっちゃった
わざわざ刑務所内で殺した理由→特になし

犯人がすごいトリック用意して、
刑務所内でなければならない理由があるのかと思っていたので、
これには拍子抜けした。
この内容ならタイトル「P鳥」でもよかった気がする。
727名無しのオプ:2009/08/11(火) 08:26:22 ID:MGKyY+Dt
>>724
マジで地元警察に通報しておいた。
728名無しのオプ:2009/08/11(火) 12:51:20 ID:/Ju3VV0W
【注意:ネタバレ】
(俺の気になった点)
・村上の脱獄方法が強行突破過ぎる。刑期も短いし監視が緩くても刑務所だぞ。
・市長殺害時のシャンプーは、収監時に髪切っているしズラだとしてもそれはない。
・トイレの南京錠のトリックはわかるけど、マスターが最後の戸締りをするまで
どこに隠してたんだよ。野田が最後の客(トイレ的な意味でも)で鍵もかかっていたんで
中は確認しなかったとかの方が良かった。
・宮崎はどこで酒飲んだ?ルートが遠回りっていうのは?

・第三者でも離婚成立するなら、提出し直さなければ責任者じゃない?

>>726
シャバの空気は二度と吸わせないみたいな記述があったよ。
729名無しのオプ:2009/08/11(火) 16:11:14 ID:tE/xw03r
なんか評判悪いな。今年の受賞作。
映画向けとか、ええとこないの?
730名無しのオプ:2009/08/11(火) 17:23:18 ID:baneScby
作品の出来が悪くて評判悪いほうが、どんだけ悪いのか読んでヤレと思う輩を呼び、
一発屋方式で結果的に売れるという、本格作品にありがちな腹黒い感じがとても不快
731名無しのオプ:2009/08/11(火) 21:40:14 ID:/Ju3VV0W
こういう新人賞は初々しさ(≒矛盾点,練りこみの甘さ)を楽しむものだからね。
それが無理ならそもそもお勧めしない。
P鳥は減点方式なら間違いなくダメ作品。加算式なら近年ではよい方。

ミステリーじゃないけどスパイものなら「ジョーカー・ゲーム」っていうのが
俺は面白かった。あとアメリカのドラマのNUMB3RSが気になってる。
732名無しのオプ:2009/08/11(火) 22:00:45 ID:tE/xw03r
>>731
>こういう新人賞は初々しさ(≒矛盾点,練りこみの甘さ)を楽しむものだからね。

そこまでお人よしな読み方できるかよ。
それはあくまで新人らしい鮮烈さがあって初めて譲歩できる部分だ。
733731:2009/08/11(火) 22:22:55 ID:/Ju3VV0W
ごめん。
ベテランもそんなに面白いのがあるわけじゃないけど、
新人はどうしても甘さが多いし、だからと言って金額的に一緒だから
そういうのを受け入れられる人じゃないと無理って意味だ。
鮮烈さが必要なのは同意。
734731:2009/08/11(火) 22:49:19 ID:/Ju3VV0W
追記
有名どころのミステリーや推理小説をいつも読んでいる人ならガックリする。
「選評に”大幅な加筆を条件に”ってあるけど、前はどんだけだよ。いまでもひどいぞ。」
とか言いながらも毎回チェックしちゃう人にはおすすめ。

ジョーカー・ゲームってミステリー扱いだったんだね。その要素はまるでない。
735名無しのオプ:2009/08/12(水) 09:54:39 ID:7WGkkdXc
「ジョーカー・ゲーム」、どんでん返しのために伏線張りまくりじゃん。
推理作家協会賞まで取ってるのに「ミステリー要素がまるでない」って
>>734の考える「ミステリー要素」の中身を知りたい。
736名無しのオプ:2009/08/13(木) 00:08:54 ID:R4qHCWo4
未読の人には申し訳ないけど、いま読み終えて消化不良な点。
村上嫁は謀殺じゃないの?
謀殺だとしたら戸田笠原宮崎は面識があるはずだし、
ただのストーカー殺人だと村上嫁と笠原の会談時になにもなかったのか。
だとしたら物語全般が村上の思い込みだけで引き起こされてひどく空虚な感じになるけど。
自分がどこか読み落としてるんだろうか。丸山刑事はSDカードの動画も見てるはずだよな。
戸田が高橋娘も殺した仕事人ってならすごいけど。
737名無しのオプ:2009/08/13(木) 00:45:13 ID:edk2MGXX
ただのストーカー殺人だよ。
笠原の関与はない。宮崎は事故だと思っている。
すべては村上の勝手な妄想。
738名無しのオプ:2009/08/13(木) 01:10:50 ID:R4qHCWo4
だとしたら村上嫁が以前ストーカー被害にあっていたって両親が語ってる時点で
ピコーンってきて、その後の戸田の人物像で最後の一行はすごくもなんともないんじゃ。
739名無しのオプ:2009/08/13(木) 01:25:00 ID:ACN5IzTs
>>735
P鳥は筋書きがきちんとしていないこともあり、人によっては新犯人が予測できない。
というか読み直しても理解不能ではあるが、序盤で確信できる人は少ないと思う。
逆にJGは短編小説形式で伏線がはっきりしているので展開、落ちがもろわかり。
また最後にそれらが組み合わさってドカーンもない。
アマゾンにこんな評価があったけど同意見。
>読みやすいし、ストーリーも決して面白くない訳ではないのですが、分かり易す過ぎるなと感じます。
タイトル忘れたけど、牧師と美食家の人肉のやつは料理本だと思ってる。

>>736
人それぞれっていうか作者自身もわかっていないような気もするけど。
・村上嫁は告発しようと市長に会いに行った。その時は少なくとも死んではいない。
・その後、過去のストーカーがばれた戸田が、突き出した。
・宮崎は巻き込まれただけ。ただ何のためにそのルートを走っていたかは不明。
・村上夫は後に告発書類を発見し勘違い。
・刑事は捜査本部が解散したんでさようなら。
・高橋娘はもっと上のやばい人に消された。
1回しか読んでいない俺の予想。
740名無しのオプ:2009/08/13(木) 03:18:05 ID:0FTxURer
実は、あとづけで最後のサプライズを思いついたんだけど、それまでの構想とつじつまをあわせきれなかった、ってぇだけのことなんだろう。
サプライズのために多少のつじつま合わせを犠牲にしてもかまわない、と言う考え方を否定するわけでもないのだけれど、うーーん………

この場合のつじつま合わせって、そんなに難しいものだったのかなぁ。
「××は実は宮崎&市長とつるんでいた」という前提で、その動機をきちんと練り込んでいけば、矛盾のない佳作になったような気がするんだけど。
真犯人が××ー×ーだなんて、陳腐で面白くも何ともない。それより、交通事故にからめたなにがしかの物語を設定してやったほうが、テーマ上の統一感が保ててよかっただろうに。

最後の一行できれいに決めたい、ってとこにこだわりすぎたんでしょうね。青いなー。

無理矢理サプライスを別にすれば、この小説けっこう好きですがね。
741名無しのオプ:2009/08/13(木) 13:12:20 ID:LX0eBQvU
乱歩賞ってさ、筆力構成力あるしっかりした作品が選ばれることが少ないように思う。
例年見てると、ドン引きの「無理矢理トリック」か読後不愉快な「無理矢理サプライズ」のどちらかさえあれば受賞できるみたいだしww
まあ、毎度のことで今年も結局例年通りだったってことだ。
もっと本気になって、既存作家を超えていくような力ある優秀な新人発掘してほしいわ。
742名無しのオプ:2009/08/13(木) 16:58:08 ID:beboaCJp
>>741
>乱歩賞ってさ、筆力構成力あるしっかりした作品が選ばれることが少ないように思う。
各種ミステリ新人賞の中では筆力構成力では一番しっかりしてるんじゃないかなと思うんだけどなあ
よくいえば堅実、悪く言ったら型どおり、みたいな感じで
ここより小説としてしっかりしたものを出し続けてる賞って何かね?

>もっと本気になって、既存作家を超えていくような力ある優秀な新人発掘してほしいわ。
応募原稿の中から選ぶ以上、そのへんはしょうがないじゃない。
「これは」というのがなくたって、受賞作は出さなきゃいけないんだし
(過去には受賞作なしの年も複数回あったけど、近年は受賞作は必ず出すことが慣習化)

最近活躍してる新人って乱歩賞出身じゃない人が多いんだよね。
 伊坂幸太郎:新潮ミステリー倶楽部賞
 石持浅海:光文社の「本格ミステリ」
 米澤穂信:角川学園小説大賞
 道尾秀介:ホラーサスペンス大賞
 三津田信三はそもそも新人賞出身じゃないし
80年代までは新人ミステリ作家の登竜門だったのにね。
743名無しのオプ:2009/08/14(金) 00:17:50 ID:FzFO21GB
プリズン、帯を見た限りでは面白そうだったのだが、著者近影に萎えた。
744名無しのオプ:2009/08/14(金) 03:07:41 ID:yHdv8Zlr
プリズンとりあえず買ってきた
745名無しのオプ:2009/08/14(金) 04:35:39 ID:2lEirGCR
どこかのだれかが受賞の公式みたいなのを公言しただろ
それ以降、公式通りなぞって書いてきたものを優先させて受賞させてる、って実情が問題なんじゃないの?
だから斬新なものや前衛的な衝撃作書くチカラ持ってる奴は落とされて
偏差値高いだけのいざってときなにもできねえヒョロッ子みたいなのばっか輩出して
危機管理できないタイプっていうかさ、そんなロボット作家見たいのを量産してるだけってかな
だからよ、結果として時代に後れを取ってるんだと思う
福井以前あたりまではそれが通用したかもしれんが
その後ろくなの出してないのが論より証拠って感じがするよ
746名無しのオプ:2009/08/14(金) 04:50:02 ID:2lEirGCR
前衛って書いたけどコノミスみたいなハチャメチャ浅薄なのじゃなくて、
つまり、
とんでもなくおもしろい展開系ミステリーか、
とんでもなくすごいトリック系ミステリーか
とんでもなく奥深い人間描いた系ミステリーか
どれかでいいんだ
買って損したと思わないやつな
747名無しのオプ:2009/08/14(金) 05:12:24 ID:YF9TxTDV
もうミステリなんてつまんね
748名無しのオプ:2009/08/14(金) 10:06:57 ID:Wnw+uILv
>>745
 なんか、今の大学入試に似てるなあ。
 センター試験のために広く浅く勉強させ、総合点の高い者が
志望大学に入学しやすい。そのため、皆一定の水準はクリアし
てるのだが、似たり寄ったりで個性的な大学生があまりいない。
749名無しのオプ:2009/08/14(金) 11:19:24 ID:YF9TxTDV
選ぶほうがそういう無個性な画一化の連中ばかりになってんだからどうしようもないよ
750名無しのオプ:2009/08/14(金) 16:17:53 ID:MfwBmyKX
だって、選考が大沢てw
751名無しのオプ:2009/08/14(金) 16:50:13 ID:04byQ0Da
>例年見てると、ドン引きの「無理矢理トリック」か読後不愉快な「無理矢理サプライズ」のどちらかさえあれば受賞できるみたいだしww
本当に例年見てるのか怪しいな
受賞率が高いのは(良くも悪くも)ちゃんとお勉強してる小説じゃん
752名無しのオプ:2009/08/14(金) 17:25:56 ID:ejmX9zEI
>>750
いや、最終に残るまで下読みした連中がさ。
作家先生はやはりそれなりの個性あるし個性重視だとは思うんだけど。
実際、全体としてどこまでが作家の選択する力が作用しているか知らないけど。
753名無しのオプ:2009/08/14(金) 21:28:44 ID:b5tiIHgB
>>748
何を念頭に置いているのか知らんが、
傾向と対策を練った「お勉強」作品の岡嶋は十分面白いじゃん
754名無しのオプ:2009/08/14(金) 22:04:07 ID:mvbg7BE6
>>753

確かに岡嶋は自分では傾向と対策を練って狙って書いたと言ってるけど、
それだけで受賞できたわけでもないと思うんだよね。
何よりまず、執筆担当の井上の小説を書く技術、特に読ませる技術は
最初から図抜けてたと思う。
755名無しのオプ:2009/08/14(金) 22:43:27 ID:ejmX9zEI
俺は岡嶋を面白いと思ったことが一度もない。
756名無しのオプ:2009/08/14(金) 22:53:03 ID:Tscyzerq
プリズン・トリック読み終えた

消化不良点
・中島幸平&野口邦夫刑務官の話は要らないと思った
・村上が身代わりで裁判受けてるけど、石塚本人は特別送達が届いてないとはいえ裁判をスルー(まぁ石塚はクズの設定だから自ら申告しそうもないけど)
・脱獄シーンが強行突破
・居酒屋のトイレのトリック
・動画を見た村上夫がなぜ突き飛ばした男を戸田と分からなかったか
757sage:2009/08/14(金) 23:00:01 ID:GDlW7hNm
プリズンからの脱出方法が、きゃーって言って走って逃げるだけなら
密室でもなんでもないじゃん。脱出部分がどうも納得がいかない。
帯の「乱歩賞史上最大のトリック」とは東野は何を読んでいるんじゃ。

執筆終盤で最後の1行を思いついた感じがする。それでシャンプー部分を
ちょっと書き加えてただけで放置プレーな印象。
思いつきの最後の1行で、全体の整合性が無くなったように思うがどうか?
758sage:2009/08/14(金) 23:09:20 ID:GDlW7hNm
あと、人がいっぱい出てくるので、誰が誰だか何がなんだかかわからん。
4百枚とか5百枚の長編であれば、小説内で主に動く人は5、6人が限度ではないか。
主演1人か2人、サブキャスト1人か2人、犯人1人か2人。

最後に思ったのは、密室と言うのは新しいアイデアはもうないのかね。
759名無しのオプ:2009/08/14(金) 23:13:50 ID:ejmX9zEI
犯人がトランクに入ってて、密室が破られたあと、
旅行帰りの共犯者が空の同じトランクとすりかえて
持って帰ってしまうというトリックで応募したことあるけど落ちたよ。orz
760名無しのオプ:2009/08/14(金) 23:14:56 ID:t8lS8mrF
761名無しのオプ:2009/08/15(土) 01:30:07 ID:/NeOb3UI
>・村上が身代わりで裁判受けてるけど、石塚本人は特別送達が届いてないとはいえ裁判をスルー(まぁ石塚はクズの設定だから自ら申告しそうもないけど)
釈放されてから裁判送達までに最低数ヶ月かかるし(いつ来るかは不明)、遅いなとは思いつつ
ほっておいたら事故にあったんじゃないかと。

>・居酒屋のトイレのトリック
1.注射器で殺す。
2.どこかに隠す ←不明
3.南京錠を入れ替える。
4.店長が人がいないことを確認して鍵をかける。←南京錠はあけるときしか鍵使わない。
5.死体をトイレに入れて、南京錠を元に戻す。

>・動画を見た村上夫がなぜ突き飛ばした男を戸田と分からなかったか
証言がはっきりしていたし、突き出されたとも言わなかったら警察も確認してないかと。
村上はその動画の存在すら知らないと思う。
762名無しのオプ:2009/08/15(土) 09:31:26 ID:hos8iEE4
>>761
なるほど。ありがとう。
少しはすっきりしましたわ。

昨日、一気読みしたんですけど、面白くもあり、消化不良もあり・・・だったんで。

巻末の選考委員講評に納得。
763名無しのオプ:2009/08/15(土) 17:38:17 ID:USXIhRdh
交通刑務所とはいえ刑務所だ
ヤフオクで落とした刑務官のコスプレで簡単に侵入できて良いのか?
764名無しのオプ:2009/08/16(日) 04:42:35 ID:qkuXqyUt
本格にリアリティだとか人間だとか求めちゃダメダメ
765名無しのオプ:2009/08/16(日) 05:27:49 ID:J7khWohG
悪いが、プリズンは本格としても駄目ダメ。
766名無しのオプ:2009/08/16(日) 08:43:51 ID:Xqc2wmi+
このスレネタバレ全開だな。俺の感想は、散々指摘されているが

1.文章が読みにくい。
 今、どういう場面なのか良く分からん箇所が結構あった。

2.意味なく登場人物が多い
 結果として散漫な印象になった。

3.このトリック実行可能なのか?
 交通刑務所・裁判とは言えここまで杜撰なんてあり得るのか?
 居酒屋の件も良く分からんかった。

ラストのドンデン返しは嫌いじゃない。それを匂わせる様な記述はある
しね(タイプは違うが少し「告白」に近い物を感じた)。
乱歩賞は随分前から「攻略法」等が言われて来たけれど、それには則っては
いないだろ。新聞広告で東野が「攻略法なんてない」みたいな発言をして
いたけれど、今年は明らかに(攻略法から)外れていると思う。

この人化ける可能性はありそうな気がする。乱歩賞は(セミプロの賞)と
随分前から言われていて名前を既に売った人(若竹七海や(噂だが)加納
朋子)も落ちているらしい。2作、3作と積み重ねて行けば面白い存在に
なるかもしれん。

最後に帯は誇大広告だな。この作品、売れ行き良いんじゃない?
俺の良く行く書店では「売上ランキング:2位」だった。

長文になり申し訳ない。
767名無しのオプ:2009/08/16(日) 12:11:27 ID:545LJioE
>766

>ラストのドンデン返しは嫌いじゃない。それを匂わせる様な記述はある

シャンプーの香り以外では何処の部分ですか?
768名無しのオプ:2009/08/16(日) 12:25:00 ID:MWovbbj7
滋野がバーで飲んでいたボウモアの香り
769名無しのオプ:2009/08/16(日) 22:04:13 ID:pESIBnuD
本格マニアは怒るかもしれないけど、やっぱりテロパラは良かったなあ。
ミス研ノリは勘弁して欲しいよ。
770名無しのオプ:2009/08/16(日) 23:03:33 ID:7PqxsV5Q
テロパラは偶然の要素が多すぎてちょっと…
771名無しのオプ:2009/08/17(月) 00:09:54 ID:DtvqLRbr
ボウモアの香りで何で戸田よ?
772名無しのオプ:2009/08/17(月) 08:06:34 ID:2PrLqpZP
http://shop.kodansha.jp/bc/mephist/daily/01/

薬丸学が乱歩賞作家だと誤解した時代が俺にもありました
773名無しのオプ:2009/08/17(月) 09:16:27 ID:PVHEGRXv
>>769
てか、関西では「太陽にほえろ!」が今、再放送されているんだが、
テロパラがヒントにしたような話が昨日あって驚いた。
774名無しのオプ:2009/08/17(月) 10:40:21 ID:ot7rDOOh
テロパラは、このふたつの台詞が良かった。

「プロの酔っぱらいなんだ」
「デパートにお勤めですか」
775名無しのオプ:2009/08/17(月) 12:44:53 ID:Zmlww7Kd
>>772
ええ? 乱歩賞作家じゃないの?
776名無しのオプ:2009/08/17(月) 12:49:06 ID:8vaVPnTH
今北。
ラスト一行ネタは必要なし。39条絡みの宮崎の思惑が無になる(話的にもこっちを生かすべきでしょ。宮崎と市長が無関係なら、なぜ宮崎は遠回りした?)上に、ストーカー云々でバレバレなので衝撃は全くないし。
文章が過剰書きみたいで読みにくいし、登場人物多過ぎ。視点がごちゃごちゃになる。特に警察関係者が多過ぎる。
中村の無理やり自供させられた→すぐ訂正、も話がややこしくなるだけで意味なし。
野口の話は必要ないし(トリックにも無理ある)、あの保険屋が探偵しまくるのも不自然だよなぁ。
それから、中村の飲酒の件はどう落し前付けたんだっけ?
777名無しのオプ:2009/08/17(月) 12:55:30 ID:Zmlww7Kd
>>772
ていうかそれって日月めぐみとかいうひとのプロフィールだよね。
778名無しのオプ:2009/08/17(月) 13:02:33 ID:8vaVPnTH
一番納得いかんのは、看守が鍵を締めない所。
建物に入ったらすぐ施錠したんじゃなかったの?
それとも洗濯物係が外に出てる時はずっと開いてるのか?
洗濯係が外にでる時、鍵を開けた看守はどこにいたのか?

「警備が緩い」というのが具体的にどういうものなのかが読者にサッパリ伝わっていないので、ポカーンだった。
779名無しのオプ:2009/08/17(月) 14:00:05 ID:PI40P7Rd
>>775
>>777
日明恩(たちもり・めぐみ)だよ。けっこうファンもいるよ。
俺も彼女の作品は全部読んでいる。
780名無しのオプ:2009/08/17(月) 15:25:40 ID:Zmlww7Kd
作家のプロフィールを間違えるとは講談社も
強気だなあ。
781名無しのオプ:2009/08/17(月) 19:05:55 ID:oK8sam6c
>>780
しかも、こんな誤植のオマケ付き。

「消防の世界を描いた『鎮火報 Fire’s Out』、『埋み火 Fire’s Out』がある。」

なんでどちらも英語のタイトルが同じなんだよ!
782名無しのオプ:2009/08/17(月) 21:46:54 ID:d4w2W9vU
今読了。
選者諸氏の言う「志の高さ」なるものが、この作品の場合は「偶然の産物」でしかないように思えてならない。
783名無しのオプ:2009/08/17(月) 22:22:33 ID:2PrLqpZP
>>781
Fire’s Outシリーズっていうシリーズなんだ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%98%8E%E6%81%A9
784名無しのオプ:2009/08/18(火) 12:15:42 ID:p4lXEdhQ
タイトルが「プリズン・ブレイク」意識しているでしょ。
って、誰でも思う。
785名無しのオプ:2009/08/18(火) 23:01:59 ID:9ezYFtv6
どこらへんが志が高いというのかさっぱりわからん。
恩田のおばはんの言う「描こうとしている絵の大きさ」とか
「やろうとしていることのハードルの高さ」ちゅうのも
さっぱり見えてこんかった。
>>782氏 おしえてちょんまげ。
786名無しのオプ:2009/08/19(水) 00:13:35 ID:GQ36rvOT
>>785
お前は全然わかっとらんな〜。
いまこの時代にこの話を書くことそのものに
志の高さがあるんじゃないか。ただ、志の高さなら
じゅんさんの方がすっと上だけどね。
787名無しのオプ:2009/08/19(水) 00:20:54 ID:Epjmapnw
志の高さなら、いまだに島荘が断トツ
788名無しのオプ:2009/08/19(水) 00:34:29 ID:xmbe7VCP
高田純次?
789名無しのオプ:2009/08/19(水) 07:26:11 ID:zSA+/x3l
>>786
だから、わからんと正直に書いておるだろうがっ。
いまこの時代にこの話?
丁寧におしえてちょ。
790名無しのオプ:2009/08/19(水) 11:33:01 ID:BD1Jxksm
>恩田のおばはんの言う「描こうとしている絵の大きさ」とか
>「やろうとしていることのハードルの高さ」ちゅうのも
>さっぱり見えてこんかった。

本格・社会派・サイコ物・倒叙サスペンスなどの要素を全部併せ持つ、
足の捜査あり、法律問題あり、密室あり、どんでん返しありのミステリを目指したら、
ちっともまとまらなかったでござるの巻
791名無しのオプ:2009/08/19(水) 12:46:51 ID:VTwpzDzD
>>789
行間から俺の言っていることを読み取ってくれ。
正解を教えてやってもいいがそれでは君のためにならんだろ。
792名無しのオプ:2009/08/19(水) 16:59:48 ID:wMotM9iU
>>790
同意。
そのどれかひとつでも丁寧に仕上げるならまだしも、ごった煮作ったらまずかった、てw
それで志云々言われてもなぁ。
読者からお金をとってること忘れていまいか。
793名無しのオプ:2009/08/19(水) 19:25:23 ID:ZNMrOiiT
>>792
 今265ページまで読んだが、やはり同意の感あり。
 登場人物がやたらと多いのも?な感じ。
794名無しのオプ:2009/08/19(水) 21:40:25 ID:QmGPDv0E
>>790
ワラタw
795名無しのオプ:2009/08/19(水) 21:41:59 ID:QmGPDv0E
>>792
>読者からお金をとってること忘れていまいか

しかしそれは「乱歩賞」というだけで盲従するほうも悪いな
796名無しのオプ:2009/08/19(水) 22:34:06 ID:zSA+/x3l
>>790
ワロタ!あんたの慧眼に乱歩賞をあげたいっ!
>>791
ありがとう。そうかもしれん・・・
>>795
それを言っちゃあおしまいよ。
797名無しのオプ:2009/08/21(金) 20:42:38 ID:xwPgVmpa
発売日にブクオフに売りに行ったお。150円だったお。
798名無しのオプ:2009/08/22(土) 08:00:35 ID:wBHFIbqL
今なら半額ぐらいでは売れるから700円ぐらいはブクオの儲けになるわけか。
ヤフオクで500円ぐらいで出したほうがいいんじゃね?w
799名無しのオプ:2009/08/23(日) 12:16:30 ID:+c5Ehvk0
「プリズントリック」の、噂の最後の一行だけ、本屋で立ち読みしてみた。
しかし、それだけ読んだんじゃ、なんのことかさっぱりわからないな。
大騒ぎになっているから、てっきり、
……という夢でした。
みたいなことが書いてあると思ったんだが…。
しかし、あれは何? メル欄?
800名無しのオプ:2009/08/23(日) 21:15:12 ID:GQmDJkhz
なんか途中で読むのめんどくさくなっちゃった・・・
801名無しのオプ:2009/08/24(月) 02:47:22 ID:jx95OweI
>>799
ミステリ読みの風上にも置けない。支ね
802名無しのオプ:2009/08/24(月) 09:36:09 ID:7OaH3PbK
なんか最初から読むのめんどくさくなっちゃった・・・
803名無しのオプ:2009/08/25(火) 11:47:17 ID:C6l3HpKP
最後の一行がこの本の「売り」なら、イニシエーション・ラブのほうがよっぽど秀逸だったな。
この本は、最後のどんでん返し(笑)に至る伏線が随所でバレバレ。
しかも話の本筋と関係ないとこで行われるどんでん返し(笑)なので、驚きも糞もない。
こんなにがっかりしたのは久しぶり。
804名無しのオプ:2009/08/25(火) 13:54:15 ID:ASWRfoqZ
>>803
イニシエーションラブのどこがどんでん返しなんだよ。
あんなのオトコがテキトーに女とエッチしまくるだけの
退屈な話じゃねーかよ
805名無しのオプ:2009/08/25(火) 15:05:52 ID:RISkHMh4
プリズン  つまり「学生のとき付きまとわれていたストーカー」がプリズンでの
殺人者の共犯者だっのか??
806名無しのオプ:2009/08/25(火) 20:19:28 ID:++YG8MYP
読んで事件背景がわからない本てw
807名無しのオプ:2009/08/25(火) 20:42:30 ID:glLUDOnf
真犯人が刑務所殺しに加担する意味不明
808名無しのオプ:2009/08/26(水) 06:55:08 ID:pFW0Bgaf
まったくそうだよねぇ・・この上ない危険を冒してまで。
考えられるのは、完全に罪を着せるためか、相棒に対する良心の
呵責のため、相棒の犯人への憎悪に協力・・??
 こんがらがってきそうだ・・

誰か説明してください!
809名無しのオプ:2009/08/26(水) 08:25:53 ID:dIq/yEDM
>>808
作者もそこまで考えてないんじゃないの。
810名無しのオプ:2009/08/27(木) 15:26:07 ID:gH197GgC
>>808
むつかしく考えるこたぁない。
ただ壊したいから、壊す、っていう快楽殺人者なんでしょ。
危険を楽しむタイプなのさ。

作者としては、ハンニバル・レクターみたいな天才的シリアルキラーの線を狙いたかったのかも……
811名無しのオプ:2009/08/28(金) 09:34:13 ID:P5uXHQ2E
 今回、最近の受賞作では珍しく巻末に参考文献の表示なかったな。
全部作者が自分の職業を生かした取材をしたのだろう。
 例えば、カタコンペなんか、これでもかというほど参考文献が載っ
てた。
812名無しのオプ:2009/08/28(金) 16:15:54 ID:xQzID+bl
選評でも、「ドンデンが返ってない」と書かれていたな>「プリズントリック」
しかし、ここのところ、ずーっと優等生的作品ばかり(ちょっと個性的なのは「三年坂」くらい?)だったから、
こういうのもなかなかいいのかもね?
813名無しのオプ:2009/08/28(金) 16:34:41 ID:oaK5TtoN
確かに批判レスが多いにせよ、これだけ新作に対する感想が書き込まれる
のって珍しいんじゃないの。
去年は創芸板でパクリ論争が盛り上がったくらいで、それから比べりゃ
よっぽどマシだと思う。
814名無しのオプ:2009/08/29(土) 09:05:47 ID:hJPol8FU
 近年の受賞者、結局一発屋に近い状態の人多いね。
受賞作より評判を取る作品出した人がいない。
815名無しのオプ:2009/08/29(土) 13:36:37 ID:Td3gdOya
それを一発屋というのなら確かにそうだ
816名無しのオプ:2009/09/02(水) 04:28:39 ID:hR89WijY
>>814
確かにいろいろ言いたくなる作品で近年の乱歩賞の中では好感がもてる。
間違っても傑作とは言えないけど、駄作のひとことで切り捨てれない
魅力があると思う。
817名無しのオプ:2009/09/03(木) 00:16:05 ID:iVi20+SA
もう「私は凄く勉強した!」系のミステリは白けるバカーリなんだけど・・・
818名無しのオプ:2009/09/03(木) 15:23:32 ID:JG9suOId
やっぱり一番の不満は、捜査陣をさんざん悩ました、
「あと数ヶ月待てば出所するのに、なぜわざわざ危険を冒してまで
 刑務所の中で殺害したのか」という謎に対する答え。
えっ、それだけ?みたいな。
ぜんぜん謎じゃないじゃん。

この作品、やろうとしたことは面白いし、読んでてワクワクもするけど、
伏線はモロバレだし、細かい謎はスルーしまくりだし、
本格ミステリーの技巧という点では最低の部類じゃないかなあ。
819名無しのオプ:2009/09/03(木) 19:48:20 ID:cyFL52Up
読んでわくわくさせてるなら成功の気もするけどね(苦笑)
820名無しのオプ:2009/09/04(金) 00:02:43 ID:0t7V0S7F
「私は凄く勉強した!」系のミステリは勉強した部分が
ストーリーの重要な骨格であったり、トリックに生かされて
なるほどと思わせる力量があるならば、それはそれで
問題ないと思われる。
821名無しのオプ:2009/09/04(金) 09:28:05 ID:ILoDdTv1
それならいいが、明らかにしつこすぎんだよ。最近の薀蓄は。
プリトリも
822名無しのオプ:2009/09/05(土) 10:06:03 ID:/507JfCe
 笹沢佐保が選考委員やってた頃、推理小説に薀蓄など必要ないと
言ってたが、本格の斬新なアイデア、トリックが出尽くした感のあ
る昨今、薀蓄で点数稼ぐしか打つ手がないのかな。
823名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:28:08 ID:4aLYllhY
てか、新しい舞台を持ち込むぐらいしか新鮮味が出せないので、
その新しい舞台の説明のために薀蓄がたくさん語られているって印象。
あとページ数稼ぎもあると思う。
824名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:33:33 ID:4aLYllhY
てか、新しい舞台を持ち込むぐらいしか新鮮味が出せないので、
その新しい舞台の説明のために薀蓄がたくさん語られているって印象。
あとページ数稼ぎもあると思う。
825名無しのオプ:2009/09/05(土) 11:34:23 ID:4aLYllhY
連投sumasorz
826名無しのオプ:2009/09/05(土) 12:42:11 ID:CQqFlaca
>>824
おい、同じ内容のスレを連投するんじゃねーよ。
827名無しのオプ:2009/09/05(土) 12:43:41 ID:CQqFlaca
>>825
謝って済む問題じゃないぞ
828名無しのオプ:2009/09/05(土) 16:01:21 ID:QOfAM0eR
おまえかて似たようなレスしてるやんけ
829名無しのオプ:2009/09/05(土) 23:35:56 ID:mC5p0+Rr
ウンチクものでも
写楽殺人事件や猿丸幻視行は
物語を楽しむための予備知識としてのウンチクだったけれど
最近のはウンチク自体が目的化しているもんなー
830名無しのオプ:2009/09/06(日) 00:36:53 ID:5eyhx75H
シャンプーの香りってどういう伏線なんだ?
アホな自分にはよくわからんかった
831名無しのオプ:2009/09/06(日) 04:15:01 ID:daW/TIUt
曽根圭介の新作は面白かった。

多少、物足りないとか、つっこみたくもなるけど、
一気に楽しんで読めた。今後も期待だ。
832名無しのオプ:2009/09/07(月) 08:08:54 ID:XdFCm3sO
>>830
これからセクシーになる伏線じゃないの?
833名無しのオプ:2009/09/08(火) 20:00:00 ID:bQ0YZyYH
>>817
謝れ!小栗虫太郎に謝れ!
834名無しのオプ:2009/09/09(水) 10:43:55 ID:s3uyIFmJ
 今回の作品、手直しされて出版とあるが、それでも致命的な欠陥
が一箇所ある。だいたい30歳以上で○○の経験がある読者なら、
すぐに『アレッ?』と思う。
835名無しのオプ:2009/09/09(水) 19:27:25 ID:7ziebqkI
ヤフオクでも安値で売買されてるなw
次作は無いかな・・・。
836917:2009/09/09(水) 20:25:08 ID:ARSrjXmn
>>833
ムシタロウはある作品のために勉強した薀蓄じゃない。
あくまで興味あるものを読んでいるうちに自然と身についたもの。
837名無しのオプ:2009/09/09(水) 22:14:55 ID:7ziebqkI
正直ね、トリックになってねえよw
東野圭吾の乱歩賞選評文には「乱歩賞史上最高のトリックだ」
なんて文章、どこにも書いてねえから、講談社の編集が後から付け加えたと考えるべき。
838名無しのオプ:2009/09/09(水) 22:25:42 ID:vT9PKXa6
>>835
去年のでも2作目出たからあるだろ
839名無しのオプ:2009/09/10(木) 00:13:03 ID:XMgxE2p8
ちょっと教えて欲しいのですが、戸田がストーカーをしていたのは
すぐにわかりました。わからないのは、なぜ村上嫁を殺したのですか?
殺す直前にストーカーをしていたのがバレタとかの記述があったのでしょうか?
あと、シャンプーの伏線もわからないです。
読みが浅くてすいません。
840名無しのオプ:2009/09/10(木) 01:04:20 ID:ngujb9OH
美しいものを壊すのが戸田は大好きだから>なぜ村上嫁を殺した
841名無しのオプ:2009/09/10(木) 01:05:57 ID:ngujb9OH
そして、壊した後に、継ぎ接ぎをするのも大好き
それが事件を起こした動悸と考えられる
伏線は何度も出ているね>金継
842名無しのオプ:2009/09/10(木) 01:07:49 ID:ngujb9OH
シャンプーの伏線
戸田は男のくせに長髪だった
これは女記者犯人説へのミスリードを誘っている
843名無しのオプ:2009/09/10(木) 01:29:59 ID:XMgxE2p8
839です。
なるほど、そういう意味の殺人だったのですね。
しかし、なぜあのタイミングというか時期なのか?
いや、もう聞きません。突っ込みだしたらきりがないし、
それも野暮ですから。
844名無しのオプ:2009/09/10(木) 02:14:26 ID:xg+schDe
ぷりずん。
話しがくどすぎ。文章痛いし
845名無しのオプ:2009/09/10(木) 05:11:58 ID:EcqQwo5t
・コスプレ衣装で潜入
・刑務所からの脱走があっさり
・トイレ密室の無意味さ

この三つは最大の欠点だと思う
846名無しのオプ:2009/09/10(木) 13:48:55 ID:ngujb9OH
>>807 >>808
刑務所で殺す理由は
あいつを娑婆に二度と出したくないから刑務所の中で殺そう
みたいな事を戸田が話す
それで犯人納得する
この動機で賞金1000万だ どうだい
847名無しのオプ:2009/09/11(金) 02:53:45 ID:pdyjspml
これ、今年は謀略の翼が受賞した方がよかったな

この出来じゃ映画どころかドラマにもならない
848名無しのオプ:2009/09/11(金) 17:16:57 ID:DrXyYidf
アマゾンでも総合評価低い(☆二つ)、つっか評価自体が少ないね。プリトリ。
もう、乱歩賞だからって言っても誰も引っかからないんんじゃないか。
849名無しのオプ:2009/09/11(金) 21:44:53 ID:jt7zKqrq
 いっそのこと、最終候補作全部出版し、読者に受賞作選んで
もらったらいい。
850名無しのオプ:2009/09/11(金) 23:36:57 ID:pdyjspml
正直、どこがトリックなのかわからなかった
後半は何でもありになったから読み飛ばした
851名無しのオプ:2009/09/12(土) 05:29:55 ID:KaBbGEmN
今回の作品をあまたの欠点に目をつぶってまで
受賞させた理由がよくわからない。

それに今回ってそれぞれの選者が推している作品が、みんなバラバラなんだよね。
小説として一番達者と言われる二度目の満月は推薦者ゼロだし。
852名無しのオプ:2009/09/12(土) 07:33:25 ID:btzWK4Fy
登場人物が多すぎて、誰が誰だか、最後までよくわかんない事があった。
中島って誰だっけ。笠井って誰だっけ・・。
とにかく、初めて書いた小説ってホントかどうかわからんが、ホントだろう。
小説を書く才能がなさ過ぎる。
最初にトリックだけ思いついて、文章を継ぎ足していった感じの小説。

これからは、たくさん修行を積んで、文章を書く力をつけないと、
いくらトリックを考える力があり、蘊蓄があっても読者は付かない。
853名無しのオプ:2009/09/12(土) 08:09:44 ID:DPMvL2Yj
>>852
よく「小説としての体をなしてない」って言われるけど
この作品はまさにそれだったという気がする。それでも受賞
するんだからよほどの強運の持ち主なんだろう。
854名無しのオプ:2009/09/12(土) 09:22:17 ID:+AQSCrjO
 選考委員の一人が言ってたが、受賞作なしが妥当だったのではないか。
855名無しのオプ:2009/09/12(土) 10:55:42 ID:6VA2OQ0y
この出版不況でドル箱の乱歩賞をブランクにすることはできんだろ
856名無しのオプ:2009/09/12(土) 11:45:24 ID:+iItryrq
トリック…あれ、トリックか?
殺人が成功するかどうか、ヤフオクにかかってるて
857名無しのオプ:2009/09/13(日) 19:41:47 ID:RE87p6s9
じゅんさんの新作に負ける出来だったな
858名無しのオプ:2009/09/14(月) 06:41:16 ID:AthzktoS
村上嫁の勤め先ってどこ?
村上と工場の同期で、結婚してトマトに転職?

混乱してるんで勘違いしてたらゴメン。
859名無しのオプ:2009/09/15(火) 22:06:40 ID:mYNiVMsB
>>852

>>登場人物が多すぎて、誰が誰だか、最後までよくわかんない事があった。
同意。コレってすごく重要なことだよね。自分別に作家とか目指してないけど、
作家を目指すサイトだかなんだかで、必ず書いてあるもんね。「登場人物を多くするな」って。
読者の立場になって書かれてない、よね。まぁ、作者が悪いんじゃなくて、選んだ奴らが悪いんだけど。

高望みしてるわけじゃないんだけど、文章が解りにくい。作者の頭の中にあるものが、読者に
伝わってこないよ……。登場人物数でも言えることだけど、とにかく読者の立場になってないよね……。

小説を書き始めた人間にありがちな(どう! 撲勉強しましたっ!)って感がありありと伝わってくる。
不快の一言。ちょっとデビューは早かったかも。

ただ、いいところはあったよ。おもしろいところはおもしろいんだけどね。登場人物を少なくして、
その分内容を深くすれば、もっとよくなったと思う。
860名無しのオプ:2009/09/15(火) 23:33:23 ID:CkUN+poU
>>859
 自分も含め、大方の読者が同意見のような感じ。
861名無しのオプ:2009/09/16(水) 00:18:08 ID:hLoSHn1W
真犯人ってさ、どうして殺したの? 愛情表現の裏返しって解釈でOK?
野田を殺した犯人がよく解らない。登場人物が多すぎて、理解できん。
車に突き飛ばした奴とは別なんでしょ?

ここまで登場人物が多いと、本当解らなくなるなぁ。そもそも戸田って初登場いつ?
最初のほうからいたっけ? なんか突然出てきたような。

読み直そうとは思わないから教えてエロい人。

ここまで読むの疲れる作品久々だぁ。内容も消化不良感は否めない。
いや、実際作中で述べられてたり、ヒントがあるのはなんとなく解るんだけど、
登場人物が多すぎて、頭の中が滅茶苦茶になるから解らない。
862名無しのオプ:2009/09/16(水) 00:23:42 ID:z+qB8Ujg
読んでないけど 作家の名字ばかりが出てくるんだね
863名無しのオプ:2009/09/16(水) 17:35:53 ID:/D4BtlrE
真犯人があいつで、ひき逃げの奴と無関係に行動してるなら、ひき逃げ犯がわざわざ遠回りして帰った理由はどう説明すんの?

主題である39条だかと無関係な着地しちゃ駄目だろ、小説として。
864名無しのオプ:2009/09/19(土) 03:41:21 ID:xdWLkNQ8
石塚が無免許運転で9ヶ月っていう設定にまず無理があるような…。
よほど常習でも4ヶ月とか、ですね。初犯で実刑はあり得ない。
初犯ではまず執行猶予なのに、どうやって石塚の前科を調べたのでしょう?

あと、検察は在宅被疑者について電話で呼び出すことも多いと思うんですね。

特別送達は主に裁判所がやることですが、これも封の糊はかなり固くて、
一回開けて貼りなおせるようなものじゃないです。うちはカッターで開封してます。

あと、宮崎の弁護人ですが
「積極的に情状に訴えることをしなかった」という意味が分かりません。
大抵は保険証券と示談進捗報告書の提出をして、情状証人を申請します。
地方の弁護士であれば、慣れてるとか慣れてないではなく基本中の基本です。
なお、実刑くらったからと言って、弁護士は絶対に謝罪なんかしません。

そのあたり、警察・検察の人が見てもそうでしょうけど、素人臭が漂いすぎですね。
865名無しのオプ:2009/09/20(日) 00:13:31 ID:8TpgIZ5/
この手の話は864氏のように詳しい人がたくさんいるので難しいね。
自分が日本でNo1くらいに熟知した分野で書かないと読者を
圧倒することができないのか?
至高を目指す乱歩賞にふさわしいと言えばふさわしいが、
そんな人が日本に何人いるのだろうか?
866名無しのオプ:2009/09/20(日) 01:21:08 ID:wIu+bT6C
>>865
熟知しろとは言わないが、
こういうときのために「監修」というのがあるのでは。
例えば刑事事件に詳しい弁護士に問い合わせて、
場合によっては金払って一読してもらえば良い。
行政書士には警察OBもいるから、そういう人に聞いても良い。
プロが一人でも関わってればあり得ないレベルの御伽噺ができている。
867名無しのオプ:2009/09/20(日) 07:21:56 ID:V5fyniIi
>>861
野田を殺した犯人は、ラスト1行の人だよ。殺害動機はまったく不明。
殺人狂ってことじゃね? p294のセリフなどがその伏線になってる。
車に突き飛ばした理由はp325参照。
戸田初登場はp253で、かなりの終盤。(人物としてはp187に登場している)
 
はっきりと説明できない曖昧な点が大杉。特にあんな刑務所、絶対ない。
脱獄し放題のフリースクールみたいな刑務所が法治国家日本にあってたまるか。

ネタバレを避けるために、重大な欠陥は指摘するわけにいかないから細かい欠陥をあげつらうと、
「頸部に索状痕がある」(p91)って言ってるのに、
「抵抗するから不可能」(p99)とか小説全体に矛盾する会話があったり、
SARSとインフルエンザを混同してみたり(p207)、
「拝察」という日本語の使い方を分かっていなかったり(p199)、
乱歩賞以前に出版していいのか?と聞きたくなるレベル。
 
選考評を読むとただひたすら「志が高い」と書いてある。
何の志が高いのか知らんけど、
トリックがクズで、リアリティがゼロで、人物描写が糞で、日本語力が欠如していても、
志さえ高ければ乱歩賞が獲れるとは初めて知った。
868名無しのオプ:2009/09/20(日) 08:46:34 ID:O98e3s8h
 本の帯に、あなたはもう1度読むと書いてあるが、
これは感動を今1度味わいたくて読むのではなく、
こんがらがった頭を少しは整理するために読むんだな。
869名無しのオプ:2009/09/20(日) 12:05:21 ID:8TpgIZ5/
>>865 さん
そう言われれば理論上はそうなのですが
・一人で妄想状態でしこしこ書いているアマチュアがそこまで
 思いつくか?思いついてもやろうとするか?プーが監修料が出せるかは疑問。
・「監修」は公募の新人賞でやっている人はいるのか?
・「監修」してもらったら、この場合、作品が成立しない可能性が出てくる。
自分だったら、賞を取れるのが確実であれば、監修料を払ってもいいけど
そうでなければやらないだろうなあ。
870名無しのオプ:2009/09/20(日) 14:04:42 ID:FbBLzL9R
>>869
むしろ著者の側よりも、
審査する側のほうで監修役の審査員を入れておけばいいと思うんだな。
871名無しのオプ:2009/09/20(日) 20:11:17 ID:u6yu6Itz
嫉妬乙ですね
872名無しのオプ:2009/09/21(月) 01:16:08 ID:F40phZZE
168 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 02:39:15
今回の受賞作、評判悪いみたいね

171 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2009/09/16(水) 13:35:55
>>168
どこがどう悪いんだ?
このバカ。

172 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2009/09/16(水) 20:59:59
怒るな作者w
873名無しのオプ:2009/09/21(月) 02:37:50 ID:SoBeLQwQ
天帝シリーズやインシテミルみたいに、
最初からリアリティを放棄してるのであればそれはそれでいい。
プリズン・トリックは、リアルな社会派の方向性を追求しつつもそれが徹底できていない。
だから叩かれる。
874名無しのオプ:2009/09/21(月) 23:28:07 ID:QKcZNmQz
いくら開放的な刑務所とはいえ、あんなことが出来るのか?
そっちの方が心配だわ。
875名無しのオプ:2009/09/21(月) 23:34:06 ID:F40phZZE
どこがどう悪いんだ?
このバカ。
876名無しのオプ:2009/09/22(火) 12:30:05 ID:X4yJXv7o
キレるな作者w
877名無しのオプ:2009/09/22(火) 18:34:47 ID:SB4QkCA3
P鳥読み終わりました。

選考委員のどなたかが書いてましたが主人公が誰なのかよくわかりませんでしたね。
あと、どうせなら協力してるようなふりして脱獄手前で村上旦那も裏切られて真犯人に殺されたりしても(塀から転落死とか脱獄時の事故にみせかけて)よかったかなと思いました。
878100円!:2009/09/23(水) 05:47:20 ID:jSqt8kyJ
新品の新作「新参者」&遠藤武文「プリズン・トリック」の2冊が100円!

ヤフオク検索オプションからIDで検索(エヌはn)
ID:エヌ80752092
879名無しのオプ:2009/09/26(土) 08:52:08 ID:lly244S2
ここに来る前に他スレでも書いてしまったのだが、一番わからんのはあのSDカードだよな。
あれをだれかがまともに見ていたら事件は即効解決じゃん。
なんであんな重大な証拠品が一保険会社の資料として眠ってたのか、だれかわかる人いますか?
880名無しのオプ:2009/09/26(土) 12:46:38 ID:yPvw4C4n
わかる
それが出たら話が成立しないから
881名無しのオプ:2009/09/26(土) 16:57:37 ID:lly244S2
>>880
なるほど!確かにそのとおり!という冗談は抜きにして、一般的に保険会社としては、自分が加害者側に回った場合、わずかでも相手方の落ち度を発見しようとして血眼になるのが普通。
今回のように自社の契約者が酒酔い事故を起こしたような極めて情状が悪い場合でも、無条件で100%の過失を認めることはない。
したがって、どんな材料であっても事故原因を究明できるきっかけとなるものは見逃さないのが普通であり、
もとより今回のようなケースは、いくら材料が出ても今より状況が悪くなることはないので、なおさら被害者側に急な飛び出し等の過失要素がないか、材料集めをしたいのが当然ではないだろうか?
そんな状況で手元にある資料を一顧だにしない、ということは通常ありえないのでは、くらいのことは(作者のように)保険会社にいたらわかって当然ではと思うのだが・・・
882名無しのオプ:2009/09/26(土) 18:18:37 ID:U77guw+/
プリズンブレイクも、身体中に入れ墨したり、迷路掘ったりなんだりしたのに、
最終的には力業で脱獄してたなー。
883名無しのオプ:2009/09/27(日) 10:28:15 ID:A7RRdVUC
まあ、読めばいろいろ瑕疵はあるが、もう賞を取ってしまっている以上、
奴は勝ち組。何を言っても無駄。
884名無しのオプ:2009/09/30(水) 15:40:40 ID:ytcsfq0Z
>>882
タイトルちゃうでw
885名無しのオプ:2009/09/30(水) 21:52:16 ID:AxNfCXba
>>884
?
886名無しのオプ:2009/10/02(金) 19:27:57 ID:D3KGSC3h
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/

翻訳ミステリー大賞シンジケート
887名無しのオプ:2009/10/03(土) 20:29:42 ID:1YtcUYeW
元々のタイトルは「三十九条の過失」だろ。
著者の最も言いたい事は一事不再理だよ。

どんなに瑕疵が発覚しても、既に乱歩賞を受賞した事実はかえられない。
888名無しのオプ:2009/10/04(日) 17:58:29 ID:Spgz6zFX
楽しみに買ってきて、一枚めくって「受賞の言葉」に、なんかゲンナリ…。
思わず2chに飛んできてしまいました。
あんまり評判良くないんですね。

気をとりなおして、とりあえず読んでみます。
889名無しのオプ:2009/10/04(日) 19:27:10 ID:y304AsmA
正直そんなに悪いとは思わなかったけど、
乱歩賞至上最高のトリックってのは煽り過ぎだと思う。
890名無しのオプ:2009/10/04(日) 20:03:26 ID:pGaYqI+U
文学賞なんてそんなもの
毎回最高傑作さ
891名無しのオプ:2009/10/05(月) 10:28:38 ID:ueNgtrL7
それにしてもあの受賞者の写真はひどいな。
オタク全開。
892名無しのオプ:2009/10/05(月) 11:13:08 ID:flkmotri
オタクがオタクを嗅ぎ分ける
893名無しのオプ:2009/10/05(月) 21:24:57 ID:xBu+HG2B
ようやく読了
問題点として挙がっている箇所には概ね同意。
タイトルは改題で正解だと思う。

その他感想
証拠や自白をでっちあげそうな警察官ばかりで多少生理的な不快感あり。
たとえ本当の親友でも、自らが犯罪者になってまで殺人に協力(主導)する人物の
真意を疑わないのはナイーブすぎる。
前へならえの姿勢がトリックの重要ポイントなのに、捜査側の追及が足りない。
本格脳の持ち主ならあの扱いはしないのでは。

>>834
どんな「アレッ?」だろう。30歳以上だが、全く見当がつかないので教えて欲しい。
894名無しのオプ:2009/10/06(火) 02:59:12 ID:IBX/q/Dl
中嶋博行
895834:2009/10/06(火) 09:58:06 ID:PyKIKN9j
>>893
 貴殿も作者も私も30歳以上だが、私以外おふたりとも○○の経験が
ないと思われる。 私自身はつい3か月前の経験だったが、その後す
ぐ受賞作のその部分を読んで、『これは実際と違う』と思った。日本
全国共通の方式で、都道府県によって方法が違うとも思えない。○○
を書くと、自分は本当に致命的だと判断したので、書きにくいです。
ただ、あまり経験しない方が良いことです。
896名無しのオプ:2009/10/06(火) 16:40:23 ID:JTcMcmmz
タイーホの経験かねw
897834:2009/10/06(火) 17:17:58 ID:PyKIKN9j
 逮捕ではありませんが、漢字二文字です。作者のやり方がまかり通る
なら、日本全国で混乱が生じます。
898名無しのオプ:2009/10/06(火) 17:43:31 ID:CAgdJAjA
>>897
何が言いたいのかよくわからんが、
刑務所自体がありえない設定なんだから、そこだけを実際と違うと力説されても・・・
899名無しのオプ:2009/10/06(火) 21:26:16 ID:mE2mbBAz
皆様
わかりました!
・日本全国共通
・作者のやり方がまかり通るなら、日本全国で混乱が生じる
・だいたい30歳以上で経験がある読者なら、すぐに『アレッ?』と思う。
 ような○○とは!!

正解:性交 もしくは 交尾

なんちて

本当は 正解:裁判

でしょ?でしょ?

900名無しのオプ:2009/10/06(火) 22:28:15 ID:zVseKiuz
>>895
ヒントをまとめてみると
・30歳以上でなければ体験できない
・895は3ヶ月前に体験した
・都道府県が違えど方法は同じ
・あまり経験しないほうが良い

現在30歳以上の人間なら覚えている昔あった制度や風俗かと思ったが、
それだと3ヶ月前に体験したという記述と矛盾する。

……もしや、都道府県知事の被選挙権?
○○は選挙?いや落選?
901名無しのオプ:2009/10/06(火) 23:42:34 ID:ldRRqtmI
>>895
現実と違う、致命的な部分だって別にいいじゃないですか。
教えてくださいよ。

半落ちも一時期グダグダ文句を言っていた人がいたが、素早い小説だと思う。
902名無しのオプ:2009/10/07(水) 00:51:20 ID:Wp1dKSex
まぁ乱歩賞受賞という看板は大きい財産だ
帯で煽りすぎな感じも否めないが売れたもの勝ち

次回作から期待!
903名無しのオプ:2009/10/07(水) 08:28:15 ID:HtepYv8C
メール欄を使えば良いのに。
30以上、というのがミスリードっていうかアンフェアな悪寒。
904名無しのオプ:2009/10/07(水) 19:24:35 ID:J1iFxi20
 遅ればせながら末浦広海作『訣別の森』読了。
 正直、半分読んで、投げそうになった。前半が退屈すぎるし、末節枝葉のディテールを描きこみすぎ。
 後半からスピード感が増して面白くなってくるが、それまでにあまりに忍耐がいる。
 本の前のほうからもっとハラハラドキドキさせる仕掛けがほしい。
 それにテクニカル的にどうか。ミステリーになっていないと思う。
 主人公の自衛隊時代の部下である武川一恵と藤原が握っている主人公の秘密。これを謎の中心にもってくるべきだった。
 それが最後に判明し、主人公が衝撃を受けると同時に、それまでの伏線がすべて一本の線に繋がって、疑問が氷解した読者が「あ、なるほど、そうだったのか!」と手を打ちたくなるようにすべきだったと思う。そうすればまがりなりにもミステリーになっていた。
 これを会話の中であっさりと明かしている。これがよくないと思う。
905名無しのオプ:2009/10/07(水) 22:33:09 ID:3Zw7D0Ld
そんなこと言ってたら、誘拐児なんかつまんなくて死んじゃうよ。
話題があるだけまし。
906名無しのオプ:2009/10/07(水) 22:42:54 ID:UcIV/Lih
>>904
感想は、俺もほぼ同じかな。ただし、「ミステリーになる」かどうかという
判断は、読者の価値観によるものだと思う。「謎解き的な要素が強くないと
ミステリーではない」という人はそう思うだろうが、そうでない人もいる。
俺は、あなたとほぼ同意見で、もう少しミステリー性や結末のカタルシスと
いうのを演出、強調して欲しかった。
907名無しのオプ:2009/10/09(金) 04:32:30 ID:xlzfcQ1n
やっとプリズン・トリックを読了。

いろいろ意見が出ているのをまだ読んでいないので、重複があったらゴメン。

処女作だと言うけれど、受賞する価値のある高度な作品だと思う。作者は、よほど
いろんな本を読み、知識を身につけ、「引き出し」を持っていたんだろうな。
一方、話が複雑すぎて、リーダビリティがあまり良くないのはマイナス点。それでも、
乱歩賞にはこれくらいのが良いのかもしれないが。時々、前のページを読み直さないと
頭に入ってこない部分が何カ所かあった。
誰かが言ったように、最後の1行は、確かに微妙だね。それが「裏の裏の裏」をかく
どんでん返しと受け取る人もいるだろうが、それだと、それまでの動機はなんだったのよ、
と思う人もいるだろう。
それと、出版までに何度も見直したとは思うんだが、以下の部分がちょっとおかしいと
感じたので抜粋してみる。ネタバレにはならないと思うので、そのまま書きます。
155Pの記述

─────
子どもの両親は、Nが業務上過失致死罪で起訴されたことに不満を持っていた。
津田直樹と由美は、危険運転致死傷罪で起訴するよう、連名で上申書を書いた。
担当検察官は、正常な運転が困難な状態でNが自動車を走行させていたことを
実証するのは難しく、無罪になる可能性があると説明し、業務上過失致死罪で起訴
した。危険運転致死傷罪はまだなかった。
─────

ここ、ちょっとおかしくない? 俺の理解力不足?


908名無しのオプ:2009/10/09(金) 11:29:15 ID:xaJg/Hy2
プリズン・トリックは面白かった。今年読んだミステリでもベスト5に入る。
特にシャンプーの伏線は秀逸。
909名無しのオプ:2009/10/09(金) 13:45:09 ID:5HEAC12T
>>908
シャンプーって、伏線になってたっけ?
見落とした。
910名無しのオプ:2009/10/09(金) 14:04:52 ID:PIL73Nwm
>>895
 メール欄でネタバレを書いても良いってことになってるんだから、
じらさずに教えてくれないかな。
911名無しのオプ:2009/10/09(金) 19:13:19 ID:r7g1YdEJ
>>907
もう手放したので確認できないのだが、
最後の一行が「自動車運転過失致死傷罪」でなかったら
作者の勘違いだと思われる
912名無しのオプ:2009/10/09(金) 23:38:58 ID:iw6Y0i2I
>>908>>909
伏線というかミスリーディングだが、秀逸は言い過ぎ。
読了した今は狩野○○の顔が浮かぶ。

その人物だが、例のコスプレのときはまとめて帽子の中にでも隠したのか?
913名無しのオプ:2009/10/10(土) 11:20:35 ID:7q97QIbt
>>912
> その人物だが、例のコスプレのときはまとめて帽子の中にでも隠したのか?

その時はその手があるが、しばらくはメール欄だったわけだから、
その間は隠しようがないと思うけどね。つまり、それは決定的なミスではないかと。
914名無しのオプ:2009/10/10(土) 11:22:31 ID:sTPzU+If
>>909
同意。シャンプーは本当に目から鱗だった。
こういう発想が出てくるからこそ乱歩賞がとれるんだろうな。
915名無しのオプ:2009/10/10(土) 14:05:32 ID:tSeFnrjU
>>913
そう、そこが一番重要だった。ご指摘サンクス。
確かに決定的なミスだが、簡単に修正できるミスでもある。
要は「シャンプーの香り」の一文を入れなければ済むのだから。

作者は最後の一行と同様に「シャンプー」に非常な思い入れがあるようだが、
悪擦れした読者なら女を連想させるとみせかけて唯一の該当者を指すフェイントであることは
容易に見抜ける。したがって鮮やかに決まった伏線とは言いがたい。

真犯人の動機自体もトンデモ気味なのだから、真犯人を暗示する野暮な伏線もきっぱり削除して、
あからさまなミスを回避すべきだったと思う。
916名無しのオプ:2009/10/10(土) 16:52:40 ID:EStj5SMa
刑務所から逃げ出す手口が「今だぁ〜走れぇ〜」ってのがなぁ。普通、鍵かけて
見回らないかなぁ。管理体制が杜撰って言っても、どの程度杜撰なのか明確な説明が
あればもっとフェアになりそうなんだけど。

独房入れ替わり→杜撰な管理体制
ニセ金線侵入→杜撰な管理体制
刑務所脱出→杜撰な管理体制
何故刑務所で殺さなければならなかったか→不明(俺の読解不足かもしれないけど)

あれ? これ刑務所で殺す必要ってあったのか? 別に出所するまで待ってもよくない?
917名無しのオプ:2009/10/10(土) 17:00:20 ID:DOkoEgw1
ネタばれ注意



○○はT型だったんだろうね。
P29に「T型は耳が出る程度の長髪で」
とある。
んで、P225では「長めの髪がなびいたのか」
P324では「××の長い髪が」

耳が出る程度の髪型を「長髪」「長い髪」と表現するのは違和感ありまくりだけどね。
918名無しのオプ:2009/10/10(土) 18:04:57 ID:APeszePd
たしかに、犯行から時間が経っているわけだが、
そのくらいではそんなに伸びないよな。
919名無しのオプ:2009/10/10(土) 18:32:48 ID:iMUvHzPJ
プリズン読んだ。

(メル欄)が毎日か1日おきくらいに面会に行かないと
成立しないトリックだと思うんだけど、しょっちゅう面会
できるものなの?
920名無しのオプ:2009/10/10(土) 19:45:13 ID:DOkoEgw1
毎週木曜日に仮釈放があり、それに合わせて房の移動がある。
んで、毎週木曜日に面会。
921名無しのオプ:2009/10/10(土) 19:55:39 ID:Ev+EzSnR
それと、メール欄も問題だよな。
922名無しのオプ:2009/10/10(土) 20:00:29 ID:Ev+EzSnR
ついでにいうと、メール欄の時点でも、目撃されてばれてしまうはず。
傍聴にはたいてい被害者や加害者の親族、友人などが来るから、誰もそれに
気付かないってことはないだろう。
923名無しのオプ:2009/10/10(土) 20:32:11 ID:DOkoEgw1
有罪実刑になったのは無免許運転だったはず。
被害者ってのはいないね。
924名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:22:35 ID:UURLPjzz
>>921
それは問題と思えない。
自分が住民票や戸籍謄本などを1年間に何回請求に行くか考えてみろ。
そんな簡単に気づくものじゃないぞ。
925名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:43:55 ID:iMUvHzPJ
>>920
読み逃してた!
ありがとうございます。
926名無しのオプ:2009/10/10(土) 21:54:44 ID:ZU7uCp3y
>>915
わたしはこのシャンプーに見事に騙された。
これほどの衝撃はここ10年以上ない。
この作品の全体の評価はともかくシャンプーだけは
今世紀最大のミスリードだと思うよ。
927名無しのオプ:2009/10/10(土) 22:03:33 ID:Aev66Nhc
最後が突然すぎて驚く前になんじゃこりゃ状態。とても志が高いとは思えなかった。
文章自体は結構よかった。
928名無しのオプ:2009/10/10(土) 22:19:17 ID:bt8wWVU/
>>924
離婚届だけなら気付かなくても、すべての郵便物が他に届くわけだからね、
普通ならきづかれるでしょう。また、本人が健康で動ける状態なら、友人や
知人に会ったとき、「あれ、お前、有罪判決受けたんじゃなかったの?」って
誰かが気付く。犯行までの時間は長いから、発覚する確率が大。
植物人間になる確率は極めて低いからね、ご都合主義と言われても仕方ないよ。
929名無しのオプ:2009/10/10(土) 22:21:39 ID:bt8wWVU/
俺個人の感想としては、これまでに出てきたいろんな問題があるのは事実だと思う。
しかし、それらのミスには目をつぶっても良いくらい良くできた作品であることは
認めたい。乱歩賞を授けることに特に異論はない。
930名無しのオプ:2009/10/11(日) 00:20:02 ID:ag+gqXhc
納得言っていない人が多いがもしかしたらすべてにしっかりとした動機があるのかもね
東野圭吾はすべてを発見して最高のトリックと言ったのかもしれない

ちなみに私は発見していない;;

931名無しのオプ:2009/10/11(日) 01:30:23 ID:gpdoCSkJ
そういうのはないと思うよ。探してもムダ。
でも、文章力は処女作とは思えないほどあるね。
しかも、かなり「お勉強ミステリー」的に勉強したはずなんだが、
それを感じさせないところが良い。
経験の浅い人だと、警察のキャリアひとつをとっても、いろいろと説明したがるものだが、
この作者は、そのあたりの説明をばっさりと省略しているので、書き慣れた手練れかと
思わせるところがある。
932名無しのオプ:2009/10/11(日) 01:50:01 ID:wVtkDpMI
シャンプーのトリックおしえて。メル欄でいいので。
933名無しのオプ:2009/10/11(日) 01:55:24 ID:uoT8OwtF
>>932
先ず、915と917を熟読してくれ。
特にすごいトリックというわけではない。
こたえはメール欄
934834:2009/10/11(日) 10:52:22 ID:dAFsb10s
 お騒がせしてすいません。
 921も書かれてるとおり、今流行ってる四文字熟語で言うと、
熟年○○の○○です。
 ○○する場合、双方が身分証明書持参で届けなければなりま
せん。片方が病気等で来れない場合、役所は偽造○○を防ぐた
めその片方に手紙を出し、○○の意思が本当にあるか返事をも
らった上で、その後の事務処理に入ります。本作のように第三
者が提出した場合(受理されるか疑問ですが)、当事者双方に
意思確認が必要ですので、それをやった段階でばれてしまい、
実際は受賞作のような展開にはならないはずです。
935名無しのオプ:2009/10/11(日) 11:28:54 ID:kPgJ567d
グーグル先生に聞いたら、
トラブル回避のために二人で提出が望ましいが、ひとり、あるいは郵送でも可とあるのだが。

最近、話題になった格差なふたりの○○は、女性の家族が提出したというニュース記事もあった。
おれが○○を勘違いしてるのかな?
30才以上という限定も、おれが考える○○にはないしなあ
936名無しのオプ:2009/10/11(日) 14:54:50 ID:oYpya/Ss
この本の最大の見所は著者近影と受賞の言葉。
あとはどうでもいい。
937名無しのオプ:2009/10/11(日) 18:22:37 ID:pUtFLM79
名前のある登場人物が多すぎ。
最大の謎「何故刑務所でなければならなかったか?」が、不明。(真犯人の性格で片付けた?)
居酒屋のトリックが消化不良。
トリックがすべて刑務所の適当な管理体制っては……。

でもおもしろいところはおもしろかったよ。前半部分とか物語に轢きつけられた。
脛をアブに刺されたってものフェイクだったでOK?

金を払って損したって気分にはならなかった。
938名無しのオプ:2009/10/11(日) 21:42:26 ID:hYQgdZrj
オレはシャンプーのトリックだけで元を取ったと思ったね。
あれを思いつくのはただ者じゃない。
939名無しのオプ:2009/10/11(日) 22:26:38 ID:ULbSg2yU
面会のときに殺人の計画を練ったみたいな感じだけど
面会のときって誰かそばに刑務官いるもんじゃないの?
940名無しのオプ:2009/10/11(日) 23:30:09 ID:TxMrmkcz
まぁ交通刑務所ってことで多少警備が手薄なのはいいとして
やはり刑務所内でやらなければいけない絶対的動機がほしいね
普通に考えたら出所後の方が安全であり確実
娑婆に出したくないというのはわからなくもないが、現実的ではない

ここだけはっきりさせたい
941名無しのオプ:2009/10/12(月) 00:39:34 ID:FlSL/J+4
いろいろ瑕疵はあっても、プリズントリックは凄い。
どうしたら処女作であんな凄いのが書けるんだ。
創作文芸板じゃないが、俺は応募予定者なのでマジ気になる。

そうか、俺は童貞作で臨めばいいのか・・・・。
942名無しのオプ:2009/10/12(月) 02:27:09 ID:3c/5rwCc
なんかごちゃごちゃしてて全然纏まってないし、最後の伏線はバレバレだし、
シャンプーもまったくミスリードされないけど、ひょっとして化けるかもとは思わされた。
943名無しのオプ:2009/10/12(月) 13:17:24 ID:tMeZvrEu
序盤の淡々とした描写はちょっと退屈だけど悪くなかった。
あと、加害者と被害者の対峙場面(志の高さ部分?)

序盤の描写がトリックの伏線でもあるわけだが、あまりにもカオスな中盤が邪魔をして、
序盤と終盤の繋がりを断ち切ってしまったのが残念。

個人的に見逃せない傷だと思うのが、入れ替わり対象確保のご都合主義。
配達員が一日に何通の郵便を配るのか知らないが、その中に「罪状」「年齢性別」
「人相風体」「家族構成」等全ての条件をクリアする対象者宛のものが混じっている確率は、
とてつもなく低いはず。
本物が寝たきりになるという点も都合が良すぎるが、それ以前にこっちのほうが問題では?
944名無しのオプ:2009/10/12(月) 14:24:18 ID:r7wG859C
そもそもここが一番の謎であり、読者が注目するところだった。勿論登場人物達もね。
ところが、後半、「アレ? 今までのは一体なんだったの?」ってなるよね。
これに>>943が加わると、更にご都合主義に拍車がかかる。

そもそも入れ替わる必要があったのか不明な上に、入れ替わる対象というか、システムの都合のいいこと。
だったら、入れ替わりの対象を寝たきりにさせたのも真犯人。名前忘れちゃったけど、被害者の妹? だか
娘? だかを殺したのも真犯人の犯行ってことにしちゃった方がまだよかった気がする。


945名無しのオプ:2009/10/12(月) 15:45:55 ID:CkjuKiB4
俺はこの作品を高く評価しているんだが、それでも皆さんが指摘するような
欠点はたしかにあるな。
警務所内のことは普通の人はほとんど知らないから、「こんなトリックが可能です」と
言われて、しかもその描写が緻密だと、本当なのかと信じて引き込まれてしまう。

伏線もミスリードもたくさんある作品だが、作者としては、まず解放寮とかの構造から
それを利用してみたいと思い、続いて網戸が破れていないのにどうして? というトリック
を発想し、それをメインに組み立てて行ったのではないかな? 結果的に、その部分は
それほど大きなトリックに見えないほど周辺の肉付けが多くなってしまったのでは? 

というのが俺の個人的な推察。
946名無しのオプ:2009/10/12(月) 16:49:07 ID:RygLcohX
今まで散々な評価しかなかったのに
ここにきて絶賛だらけになったなw
947名無しのオプ:2009/10/12(月) 19:16:14 ID:3sGizEJj
どちらにしてもこれだけレスがつくのも
過去の受賞作や他の新人賞受賞作を含めても
ないんじゃないか。良くも悪しくもそれだけ注目された?

やっぱり東野圭吾の帯宣伝が効いたんじゃないのかなあ。
948名無しのオプ:2009/10/12(月) 19:41:48 ID:QJQwI4wP
【文化】『プリズン・トリック』で江戸川乱歩賞受賞の遠藤武文さん 受賞して変わったことは2ちゃんねるを見なくなったこと
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1255270682/

仲間やないか〜い
949名無しのオプ:2009/10/12(月) 23:23:30 ID:q9qeiOTq
http://sankei.jp.msn.com/photos/culture/books/091011/bks0910110816007-p1.jpg

なんか、顔が表紙のやつとちがうなー
950名無しのオプ:2009/10/13(火) 00:49:52 ID:Ona2tz28
いきなり好意的な書き込みが増えたのは
>>907以降だな。それ以前と比べてみ
951名無しのオプ:2009/10/13(火) 01:01:56 ID:H9EwOr1n
なんか急にここまで掌返したような感想が出てくると凄く工作臭いんだが……
952名無しのオプ:2009/10/13(火) 01:04:26 ID:VCYCqfkM
そうでもないんじゃない?
好意的な書き込みも、悪い部分はそれなりにちゃんと指摘しているし。
953名無しのオプ:2009/10/13(火) 01:17:43 ID:D1Q5+sAJ
確かにその写真のが少しイケメソに見える
本の見出しはただのメタボ
954名無しのオプ:2009/10/13(火) 11:53:53 ID:ENEYpKHe
はっきり言って処女作でシャンプーのトリックを持ってきたところが
すごい。それだけで才能の片鱗を見せつけた。すごい新人が現れたものだと
思うのですよ。
955名無しのオプ:2009/10/13(火) 13:11:40 ID:Rb+l5AvU
シャンプーがよほどお気に入りらしいな。
それか単なる釣りかどちらかだな。
956名無しのオプ:2009/10/13(火) 16:00:54 ID:Lze1dQg7
>>908>>914>>926>>938>>954
こうして見ると、確かに同一人物の褒め殺しみたいだな。
957名無しのオプ:2009/10/13(火) 19:15:34 ID:GpfMi0C7
俺は書く側の人間、つまり作家ワナビーなんだが、
プリトリがいかに駄作だろうが問題があろうが、
それを越える作品を書ける自信がない。
なんとか乱歩賞をゲットしたいとは思っているのだが……。

958名無しのオプ:2009/10/13(火) 20:05:08 ID:X1I+ba39
よし、トリズン・プリック、読むぞ〜!
959名無しのオプ:2009/10/13(火) 23:15:06 ID:63S+EWeP
>>954
わたしは早生大学卒ですがシャンプーのトリックは
素晴らしいと思いましたよ。あれで女、特に若い女という
先入観ができてしまって見事に騙されました。すごかったです。
シャンプーはここ数年のミスリードではだんとつでしたね。
960名無しのオプ:2009/10/13(火) 23:50:23 ID:2VAcGHDG
みんな、もう眠いからレスしないって
961名無しのオプ:2009/10/14(水) 00:17:26 ID:xgJhNgy2
プリズントリックでいまいち分からなかったのですが
宮崎は事故だと思い込んでいて犯人には気づかなかったって事で良いんでしょうか?
老婆が歩道にいる人に話し掛けてたように見えたって言ったのはただ勘違い?
後、南京錠って形状が同じなら鍵も同じなんでしょうか?
962名無しのオプ:2009/10/14(水) 00:52:24 ID:3wjVCDbn
連続殺人鬼は男に違いない
って先入観からミスリードする小説はあったじゃん
963名無しのオプ:2009/10/14(水) 00:58:33 ID:9PCpGEnq
>>961
> 宮崎は事故だと思い込んでいて犯人には気づかなかったって事で良いんでしょうか?

だと思う。ネタバレになるので、くわしくは、次の書き込みでメール欄に書く。

> 老婆が歩道にいる人に話し掛けてたように見えたって言ったのはただ勘違い?

話しかけた、は勘違いでも、実際のところは、メール欄だろ。

> 後、南京錠って形状が同じなら鍵も同じなんでしょうか?

んなアホな。
964名無しのオプ:2009/10/14(水) 01:01:36 ID:9PCpGEnq
>>961
963の続きね。

気付いていたとすると、メール欄のような動機ということになるが、それだと、
963のメール欄で書いたことと矛盾してしまう。
だから、気付かなかったという結論になる。


965名無しのオプ:2009/10/14(水) 01:39:33 ID:B7EofeXv
まぁ色々意見はあるだろね新人だし
ただ、言えることは乱歩賞と受賞し本が売れているということ

これだけで勝ち組といえてしまう
966名無しのオプ:2009/10/14(水) 02:16:54 ID:6sdhT8ss
プリトリが良い作品だというのは俺も認める。
だが、勝ち組とか負け組みとか、なんでそういうカテゴライズをするかな。
単なる受賞者。それで良いじゃない。
今後の活躍を見守りましょう。
967名無しのオプ:2009/10/14(水) 02:34:37 ID:3wjVCDbn
> トリックがクズで、リアリティがゼロで、人物描写が糞で、日本語力が欠如していても、

とすら言われてたのが、この変わりよう
人が全員入れ替わったのか
968名無しのオプ:2009/10/14(水) 02:58:40 ID:bS9E1O+u
867がバカだったというだけの話だろ
969名無しのオプ:2009/10/14(水) 10:44:03 ID:dahO2SOO
わたしは団体職員だけどシャンプーのトリックは
今ひとつに思えたなあ。シャンプーだから女とは限らない。
わたしはシャンプーにTUBAKIを使っているよ。それで
女みたいといわれたことはないね
970名無しのオプ:2009/10/14(水) 11:44:46 ID:75xWBdGZ
自演で反対意見を出してまでシャンプーの話をしなくても良いよ。
971名無しのオプ:2009/10/14(水) 17:34:00 ID:AY5n35Oh
自演は君だろ。
972名無しのオプ:2009/10/14(水) 18:31:05 ID:CYtDe3ME
ヒント

シャンプーにこだわっているのはひとり

それをくどいと思っているのは大勢
973名無しのオプ:2009/10/14(水) 21:20:33 ID:ELyQSaH1
団体職員とシャンプーの関係は如何に?
974名無しのオプ:2009/10/14(水) 22:30:06 ID:Ok+dvqLM
ひとりでいつまでもシャンプーやってろ。

おれはソープ行ってくる。
975名無しのオプ:2009/10/15(木) 00:55:55 ID:KvTkYyIE
シャンプーシャンプーうっせぇ〜

リンスにしろ

ちがうか!
976名無しのオプ:2009/10/15(木) 07:03:28 ID:CKlgiHX1
>>949
欧米かっ!とつっ込みたくなる顔だ
977名無しのオプ:2009/10/16(金) 10:27:01 ID:B3LxR/4C
まあ、シャンプーの話はもう辞めよう。
たしかにミスリードとしては秀逸だがこの作品の面白さは
そんなところじゃないだろう。それにしてもシャンプーはどんな
銘柄だったんだろうな。つばきとかだったら臭いから女と
思ってしまうかもしれない。アジエンスもそうだな。
978名無しのオプ:2009/10/16(金) 13:52:42 ID:7iCoL4YZ
>>977
> まあ、シャンプーの話はもう辞めよう。

おまい、本気でやめる気ないだろ
979名無しのオプ:2009/10/17(土) 01:37:39 ID:U9Yupjet
読んでないのだが犯人はシャンプー工場で働いているおやじなんだな
980名無しのオプ:2009/10/17(土) 02:41:39 ID:GOwDlOul
ちがうよ。ソープ通いの常連だよ。
981名無しのオプ:2009/10/17(土) 16:35:53 ID:TyAwP5n2
プリトリの作者43歳だろ?
ちょっと老けすぎじゃない?
982名無しのオプ:2009/10/18(日) 20:22:04 ID:d6wgRvAM
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/prisontrick/

「真犯人からの手紙」が載ってる。
疑問はかなり解決する。
なんでこれを本に載せなかったのか?
983名無しのオプ:2009/10/18(日) 23:58:50 ID:SnxwIIJy
確かにこれは入れるべきだったね
最後に犯人の名前を言って締めるのが良いと思ってのことなんだろうけど
バレバレだったしこの手紙を入れた方が作品としてまとまってた気がするなぁ
984名無しのオプ:2009/10/19(月) 00:22:21 ID:r2uHD5m5
>>983
これは後付の文章だろ。受賞して刊行されてから書いたものじゃないの?
985名無しのオプ:2009/10/19(月) 02:08:29 ID:QHQs3IC1
だれか、その「真犯人からの手紙」の空欄に入る文字だけでも
教えてくれない?
本は買ってあるからじっくり考えれば分かるだろうが、面倒くさい。
986名無しのオプ:2009/10/19(月) 09:39:55 ID:V8xlz9FL
 売り上げ伸ばそうと思ってK社も必死なんだろうな。
以前はこんな小細工しなかったが。
987名無しのオプ:2009/10/19(月) 17:11:53 ID:qdlxNTfG
売り上げのため……、そうだね。

何か目新しいことをしないとお勉強ミステリだとして見捨てる人も出てくるからね。
988名無しのオプ:2009/10/19(月) 19:35:29 ID:J24trWZZ
洗髪料はよかった。
989名無しのオプ:2009/10/19(月) 21:11:25 ID:HWKTAkgc
このスレ結局テロパラの話ばっかになってるよね
乱歩賞ってあれくらいしかキャッチーなの無いもんね。
990名無しのオプ:2009/10/19(月) 21:25:34 ID:3aZ7h+Ax
ここ最近、2ヶ月あまりは、テロパラの話題は出ていないのだが。

そろそろ、次のスレ立てるか?
991名無しのオプ:2009/10/19(月) 22:42:28 ID:AKKxn4rq
【シャンプー】江戸川乱歩賞 受賞作を騙ろう3【リンス】
992名無しのオプ:2009/10/20(火) 00:00:00 ID:Uj52KqSf
だっせえスレタイ

「騙ろう」はわざと?
993名無しのオプ:2009/10/20(火) 01:53:01 ID:7pNjnO/e
ってか結局、戸田はゲーム脳なわけね;;
もっとしっかりとした動機が欲しかった...
ゲーム脳ならなんでもありだよな
994名無しのオプ:2009/10/20(火) 04:04:03 ID:3h6/MWCY
2009年 第55回 『プリズン・トリック』             遠藤武文
2008年 第54回 『誘拐児』                       翔田寛
              『訣別の森』                     末浦広海
2007年 第53回 『沈底魚』                       曽根圭介
2006年 第52回 『東京ダモイ』                   鏑木蓮
              『三年坂 火の夢』                早瀬乱
2005年 第51回 『天使のナイフ』                薬丸岳
2004年 第50回 『カタコンベ』                  神山裕右
2003年 第49回 『マッチメイク』                  不知火京介
              『翳りゆく夏』                    赤井三尋
2002年 第48回 『滅びのモノクローム』               三浦明博
2001年 第47回 『13階段』                       高野和明
2000年 第46回 『脳男』                         首藤瓜於
1999年 第45回 『八月のマルクス』              新野剛志
1998年 第44回 『12〈twelve Y.O〉』                  福井晴敏
              『果つる底なき』                池井戸潤
1997年 第43回 『破線のマリス』               野沢尚
1996年 第42回 『左手に告げるなかれ』            渡辺容子
1995年 第41回 『テロリストのパラソル』           藤原伊織
995名無しのオプ:2009/10/20(火) 04:04:49 ID:3h6/MWCY
1994年 第40回 『検察捜査』                     中嶋博行
1993年 第39回 『顔に降りかかる雨』            桐野夏生
1992年 第38回 『白く長い廊下』               川田弥一郎
1991年 第37回 『ナイト・ダンサー』               鳴海章
              『連鎖』                         真保裕一
1990年 第36回 『剣の道殺人事件』               鳥羽亮
              『フェニックスの弔鐘』            阿部陽一
1989年 第35回 『浅草エノケン一座の嵐』           長坂秀佳
1988年 第34回 『白色の残像』                   坂本光一
1987年 第33回 『風のターン・ロード』                 石井敏弘
1986年 第32回 『花園の迷宮』                   山崎洋子
1985年 第31回 『モーツァルトは子守唄を歌わない』   森雅裕
              『放課後』                       東野圭吾
1984年 第30回 『天女の末裔』                   鳥井加南子
1983年 第29回 『写楽殺人事件』                 高橋克彦
1982年 第28回 『黄金流砂』                     中津文彦
              『焦茶色のパステル』               岡嶋二人
1981年 第27回 『原子炉の蟹』                   長井彬
1980年 第26回 『猿丸幻視行』                   井沢元彦
1979年 第25回 『プラハからの道化たち』          高柳芳夫
1978年 第24回 『ぼくらの時代』                   栗本薫
1977年 第23回 『透明な季節』                 梶龍雄
              『時をきざむ潮』                 藤本泉
1976年 第22回 『五十万年の死角』               伴野朗
1975年 第21回 『蝶たちは今・・・』                   日下圭介
996名無しのオプ:2009/10/20(火) 04:05:33 ID:3h6/MWCY
1974年 第20回 『暗黒告知』                     小林久三
1973年 第19回 『アルキメデスは手を汚さない』        小峰元
1972年 第18回 『仮面法廷』                     和久峻三
1971年 第17回  授賞作品なし
1970年 第16回 『殺意の演奏』                   大谷羊太郎
1969年 第15回 『高層の死角』                   森村誠一
1968年 第14回  授賞作品なし
1967年 第13回 『伯林−一八八八年』             海渡英祐
1966年 第12回 『殺人の棋譜』                   斎藤栄
1965年 第11回 『天使の傷痕』                   西村京太郎
1964年 第10回 『蟻の木の下で』               西東登
1963年 第 9回 『孤独なアスファルト』                藤村正太
1962年 第 8回 『大いなる幻影』                  戸川昌子
              『華やかな死体』               佐賀潜
1961年 第 7回 『枯草の根』                     陳舜臣
1960年 第 6回  授賞作品なし
1959年 第 5回 『危険な関係』                 新章文子
1958年 第 4回 『濡れた心』                    多岐川恭
1957年 第 3回 『猫は知っていた』              仁木悦子
1956年 第 2回  ハヤカワ・ポケット・ミステリ           早川書房
1955年 第 1回 『探偵小説辞典』                 中島河太郎
997名無しのオプ:2009/10/20(火) 08:31:31 ID:1nLQpJQY
わざわざそんなデータで埋める必要もないと思うが……。
998名無し物書き@推敲中?:2009/10/20(火) 12:24:06 ID:C0DMjic+
【ミステリ新人賞】江戸川乱歩賞 受賞作を語ろう 3
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1256008790/
999名無しのオプ:2009/10/20(火) 12:27:45 ID:p04oMmau
乙です。梅
1000名無しのオプ:2009/10/20(火) 12:28:30 ID:p04oMmau
もしかして、1000ゲット?
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