629 :
名無しのオプ:
ネタバレ
>まあ自分的には「人間」はあんまり好きなキャラがいなくて、バケネズミに
>肩入れする気持ちが強いけどな。。
当たり前。この作品のバケねずみ=俺ら人間なんだし。
630 :
名無しのオプ:2008/02/04(月) 23:58:25 ID:1gLbA09T
>629
確かにそうだな。変な遺伝子組み込まれてるけど・・・
631 :
名無しのオプ:2008/02/05(火) 00:03:25 ID:phTayqlB
真言っていわゆる暗示でしょ、呪術を制御するための
昔は真言なくとも普通につかっていただろう
サキも真言教えられる前に炎動かしたりできてたわけだし
632 :
名無しのオプ:2008/02/05(火) 00:41:01 ID:OLOqr4En
>>593 言う事がいまいちよく分からないな・・・。
語りかけるような描写してるのなんて当然じゃね?
これは主人公が未来人に向けた手記、手紙みたいなもんだぞ?
例えばお前さんが学生時代の手記を書いて未来の人に残すとする。
そしたら読む側の未来人はお前と同じ立場に立つ事になるのか?
情報を共有するってタイムリーに情報を得る一人称小説とは違うんだから、別だろう。
物語の情報はただの回想なんだし、主人公はその世界の「人間」として情報を受け取ってる。
読み手と同じ心理である必要はないし、多少の不一致があるからこそその世界の異常性を知る。
主人公が新世界よりも現代人の思考回路に近いってのはどういう理屈からきてるんだ?
目欄を見ろ。色んな情報を得て見方が変わったとしても主人公は新世界の人間だろ。
だからこそスクィーラ達の本音が最後読者に重くもどかしく圧し掛かる。
>>611は下巻369Pから数ページ読み返せ。
633 :
名無しのオプ:2008/02/05(火) 01:11:17 ID:pU9etXq5
だから、むしろ
未来人=俺ら
って感じがしたけど、時間軸がおかしいしなぁ。
俺たちの文明が栄える前の廃れかけた時代かと思いかけたが徳川の話が出てきてるし。
いまいち、千年後に送る意図がつかめないうえに、この仕掛けが機能してるとは思えないなぁ。
この作品の致命的なところは、読者が重ねられるキャラが特にいない事、いないならいないで
第三者の目から見られるかというと、この手記みたいな手法のせいでそうもいかない事。何処から
物語を見ればいいのかわかんね。読んでる最中は良かったけど、読後感がいまいちなんだよなぁ。
結局、この新世界が改革されたわけでもないので、その後の世界も妄想できないし。
振り出しに戻ったって感じ。