横溝正史 -第十五章 本陣の悲劇-

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568名無しのオプ
だいたい横溝正史の作品舞台として東京や岡山が目立ち、関西が少ないと感じる理由があるとすれば
単純に横溝自身戦後大きく変貌をとげたであろう関西・大阪の現状をよく知らないから
作品の舞台に選ぶ機会が減っていっただけだと思うんですけどね。
こう言うとあのアホは「それを言うなら岡山だって」と抵抗してくるでしょうが
横溝作品の岡山での舞台は岡山市等の中心部ではなく、
開発等の変貌からとり残されて横溝自身が疎開していた当時から大して変化していないような土地ばかり。
(というよりわざわざそういう設定にしているのでしょう)
信州は信州で別荘地のような特殊な環境ですし、東京に至っては自身住んでいる土地です。
そういう要素を全く考慮に入れない書斎はやはり頭が悪いというかなんというか…