横溝正史 -第十五章 本陣の悲劇-

このエントリーをはてなブックマークに追加
560名無しのオプ
横溝が専業作家となる決意を抱いて執筆した「面影双紙」。
本格探偵小説が執筆できる時勢となり、
小栗虫太郎の恩に報い弔い合戦を企図した『蝶々』。
大阪を心底嫌悪していたとしたら、よりにもよって
上記のように意欲を持って執筆を開始した2作品の舞台にするわけがないでしょう。
こんな裏事情は、ちょっとでも「御大」の伝記的事実を知ってればすぐわかるはず。
それだけでも関西全体はおろか、大阪という限定的な地域のみを嫌悪してたかも疑わしい。
結論。書斎は「御大」の伝記も未読。