横溝正史 -第十五章 本陣の悲劇-

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513書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
語るに落ちたというか、
>由利先生と三津木俊助が二人で大阪に出張して
であって、蝶々も元警視庁の名警部、東京の名探偵由利先生の探偵談のひとつに過ぎない。
また、笛のメーンな舞台が関西なんてのはトンデモない話であり、主筋はどう読んでも
東京の椿家を舞台にした館ものの興趣もある作である。

>>508
三つ首は横溝風メロドラマでなかなか面白く読ませる。
迷路荘は晩年の作につきものの冗長さはあれど、横溝作品唯一の本格的「館もの」として
読んでおいてもいい。