史上最強の大どんでん返し作品を語る

全体を通して傑作か駄作か、フェアかアンフェアかどうか等は置いといて
とにかくラストが空前絶後の大どんでん返しの作品があったら語りつくしましょう。

半村良の「亜空間要塞」に尽きるな。

筒井康隆のナントカの館ナントカ

道尾秀介の｢向日葵の咲かない夏｣

>>3
ロートレック荘事件のことか？

亜空間要塞と思ったら、すでに既出か

ポートピア

地味かもしれないが東亰異聞は結構きた

麻耶雄嵩全般

栗本薫の「エーリアン殺人事件」

>>5
それだ！あれほど凄いのは無い

>>1
空前絶後だったら、いくつも作品は挙げられないことになる訳だが

突っ込みの質がつまらないので出直してこい

藤岡真の「六色金神殺人事件」

我孫子武丸の殺戮にいたる病

アイルズの殺意

殊能センセーの黒い仏

>>17
どんでん返してはない

驚きゃ何でもどんでん返しっていうのは違うぞ

アクロイドはこのスレ的にどうなんだ

驚愕の真相だけではどんでん返しとは言わないと思う。

ディプロトドンティア・マクロプス

山風の某短篇

倉知淳の「星降り山荘の殺人」は？

星降りはどんでん返しでいいと思うが

とにかく今まで築き上げて来たものが根こそぎ全部引っ繰り返る
様なミステリーが読みたい
全部だよ全部

「首のない鳥」　倉阪 鬼一郎
ちゃぶ台ひっくり返してるけど、どう？

マイケルダグラスのゲームっていう映画みたけど酷かった
どんでん返しも糞もない

＞＞２６
つ「オレンジの季節」鯨統一郎
　　これもちゃぶ台返しだけど。

映画だと結構すごいのあるね。
やっぱり映像だとそれなりのインパクトあるのかな。
映画ネタ出すと怒る奴がいるからあえて作品名は出さないけど。

清涼飲料水先生のジョーカー、コズミック等

スパイ物だけど、「パンドラ抹殺文書」を始めとするマイケル・バー・ゾウハーの作品。

>>30
映画は残りページ数がわからないからいいよな

上映時間でわかるだろ普通ｗ

ロベール・トマのミステリー戯曲「罠」
これは凄まじい。ラストで何もかもひっくり返る！ 資産家の女の元を、兄を名乗る見知らぬ男が訪れる。 だが周囲の人々は彼を「兄」として迎え入れる！？ これは何の陰謀なのか
真相は驚愕するものだった…

サラ・ウォーターズの「茨の城」
これにも、物語が180度回転する展開あり 終盤じゃなくて中盤だけど…

綾辻の作家人生

ｗ

夢オチ作品を語るスレはここですか？

クックの「夜の記憶」とか

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　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　ｨ ☆Merry Christmas 2007☆
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　　　　　　　　o　　　　　 （((Ｖﾉﾉ)ミ卯⌒ヽ＜皆さんが良いクリスマスを過ごせますように・・・。
　　　　o　　　　　　　　　 _i､ﾟヮ ﾟ ﾘb| |______）　ｼｬﾝｼｬﾝ
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夢落ちは邪道でしょ

筒井康隆の「ロートレック荘事件」が最強

「あれ、ここの会話少し変だぞ、この作家、文章力大丈夫か？」
と読み流したら、そこが叙述トリックの肝の部分で、
実は、あの場面では〜、とかなると、うんざりする。

竹本とか竹本とか竹本とかｗ

そらそうよ

あまりバタバタするのは嫌だな

ブラックエンジェルズの「黒き野獣たちシリーズ」
この大どんでん返しは凄すぎた。
子供心にトラウマになりそうだった。

奇面組

>>37
ﾜﾛﾀ

折原一『誘拐者』

乾のイニシエ

某スレで定番の｢Jの神話｣．．．史上最強のまんぐり(ry

はいはい

>>2しかないだろ常識的に考えて

乙一とか

>>55
乙一はつまらん

竹本賢治『ウロボロスの純正音律』
あのボリュームにあのオチは愕然とした

カリスマ

水野晴男『シベリア超特急』

最近デビュー作が翻訳されたリチャード・ニーリィは？
「殺人症候群」とか「心引き裂かれて」とかあるけど。
でも訳のせいか、この人の作品はなんか読みづらい気がする。

レアンダの英雄

寄生獣の市長の

やっぱ横溝正史の「夜歩く」が秀逸だろうな。
横溝作品はどんでん返しが多いが、これほど驚いた作品は無かった。終盤は寒気がしたな。

涼宮ハルヒの憂鬱　孤島症候群

作者天才過ぎて吹いた。

ゆでたまごの漫画家人生

島田荘司の「三浦和義事件」。
作品中で、驚きはないものの見事などんでん返しがあり、
その後現実でもう一度どんでん返すかどうかまで含めて。

「ローズマリーの赤ちゃん」

「どんでん返し」ってパターンそのもののどんでん返し…って感じで、
ほとんど反則技。
これはこれ一作のみでいい。
もしこれと同じパターンの作品が巷に増えて、ありがちになったりしたら、
この作品の価値が下がると思う。
似たような作品をあげると、強いて言えばカーの「火刑法廷」あたり？

>>67

じょうご、こわい・・・

かけい法定

死体が消えるトリック以外の記憶が無い
どんな丼でん返しだ？

>>69
そのトリック自体が作品に仕掛けられた罠とだといっておく。

俺の人生
上司とケンカしただけなのに…

蘇部健一「届かぬ想い」

エロアニメだが「鬼点睛」
まさに根底から覆すオチがある。

小林泰三の作品群。サプライズなオチが結構多い。
乙一もサプライズなオチは結構あるね。地味だけど「華歌」は好き。
イラストレーターとグルでやってるところが憎い演出だ。

連城三紀彦「花緋文字」

ノンジャンルだとおもろいのがでるな。

綾辻夫婦の力関係

スレチを覚悟で言わせてもらう

『ブラックエンジェルズ』の黒き野獣たちシリーズ

30代の男ならわかるはず

綾辻の髪

>>79
若い頃から気配ありました。

「神様ゲーム」麻耶雄高

>>79
伏線がバレバレ

>>78と>>81に全面的に賛成

三津田信三「シェルター　終末の殺人」
途中で気づいたけど本投げたくなった

日本語でおk

「どんでん返し」と「ちゃぶ台返し」の違いを教えてください。

「火刑法廷」は驚いたというか笑っちゃって、
もうこの本大好き！って感じになったなあ。
カーが実はこんな作家だったとは、というのが最大の驚きというか。

どんでん返し→計算的、ミスリードなどで予想外な展開を誘う
　　　　　　　　　　納得できるもの

ちゃぶ台返し→最後の最後に設定や状況無視するような強引な展開
　　　　　　　　　　ネタになるもの

こんな感じかと

「マンハンター」

綾辻の人生

荒山徹のサラン
朝鮮の役あつかった連作なんだけど
巻末の表題作でひっくりかえる

山田正紀の「女囮捜査官」シリーズ全５巻
各巻が独立した事件を扱うミステリーで、それぞれの巻にオチのどんでん返しは当然あるのだが、
ここで言いたいのはそれとは別。
最終巻の5巻目でそれまでの4巻で構築してきた世界観をひっくり返してしまうような、
とんでもないどんでん返しがある。
シリーズを通しての構造がどんでん返しになっている訳だが、まあ、その驚愕の最終巻が納得できるかどうかは、
好みで分かれるとこだとは思う。

長らく入手困難だったようだけど、9月から版元を変えて復刊されるようなので、ぜひ読んでみて欲しいです。
読む人は1〜4のどれから読んでもいいけれど、5巻はかならず最後に読むこと。

朝日文庫ですね
タイトルも変わるようですが．．．

今ふと思ったんだけど、「どんでん」って何だろ。

調べてみた。

◆どんでん返し（強盗返） - 歌舞伎で舞台転換すること。
歌舞伎では「どんでんどんでん」と鳴る大太鼓の音からどんでん返しの名で呼ばれることがある。

だそうな。

クイーンの「ニッポン扇の謎」
角川文庫で読んだから「日本庭園殺人事件」だったかな。

10年くらい経って読み直したらラストをすっかり忘れていてまただまされた。

小室哲哉

『火刑法廷』は類のないどんでん返しだね。
似た題材でサラ・ウォーターズ『半身』はどんでん返しだという批評が
ネットに多いが、俺はミステリとして読んじゃったので展開は予想できた。
ラストの先に『火刑法廷』的な余韻があってもよかった。

そういうオカルト的題材とは違うが、有名どころでは
ウイリアム・アイリッシュ『幻の女』にはやっぱり驚愕しました。

「解説」で真相が明らかになる小説とかある？

>>99
どんでん返しではないが、 東野圭吾「どちらかが彼女を殺した」文庫版は、
巻末の解説を読まないと（オイラは読んでもだけど）犯人が良く分からない。

解説っつか麻耶の「夏冬」とか、他人の評論を読まないと真相（？）がわからない。

>>98
『黒い仏』はそれの『火刑法廷』路線の極北ってことですね。
わかります。

>>100
俺もギブアップした口だが自力で解いた奴はごまんといるんじゃないかな

ミストは最後の展開が最高

ｼｯｸｽｾﾝｽや猿の惑星より鳥肌たったわ

映画の方だね
キングのファンには、原作レイプという人も多いけど

東野圭吾の『悪意』

だめか?

｢裁くのは誰か？｣｢心引き裂かれて｣｢マンハンター｣｢さむけ｣｢一瞬の敵｣
｢殺戮にいたる病｣｢雷鳴の館｣あたりかな。
中学生の頃読んだアクロイドや能面には衝撃を受けたなあ。

乾くるみ「イニシエーションラブ」
ふつうのラブストーリーが最後から2行目で驚愕の展開に。
一瞬何がおきたのかわからなくなる。


乙一「犬」
驚く。

>>108
最強なわけがねー

赤川次郎「マリオネットの罠」は、今の赤川のイメージで読むと驚愕する。
ラストの、ある人物とある人物の会話で、犯人が暴かれるところが、
寒気がするほど怖い。

前例はあるネタだけど、まさか赤川次郎がって不意打ちされる。

イニシエーションラブは叙述初心者じゃないと驚かないよ

同一人物だと思わせて別人
別人だと思わせて同一人物
男と思わせて女
息子と思わせて親父
神の視点と思わせて犯人の日記

叙述トリックだと知って読むと驚けないよな

乙一 ＧＯＴＨ

オツイチとかないから

二度と書くなよ

マジレスするとブラックエンジェルズの『黒き野獣たちシリーズ』
子供心にトラウマになるほどの衝撃とドンデン返し

結局のところ、各々の叙述トリックの初対面作がそいつの大どんでん返し作品になる

ｼｬｯﾀｰｱｲﾗﾝﾄﾞ

ﾊｻﾐ男

殺戮に至る病

辺りかな、俺は。

ﾚｰﾝ最後の事件

西澤保彦のストレートチェイサー

乙一　全作品

「殺戮に至る病 」と「慟哭」
同時期に読んで叙述トリック初心者だったのですごく面白かった

>>106　悪意、私も好きです

猿の惑星

>>114
誰の作品ですか？
興味あります

ミステリーじゃなきゃ「DEAD OR ALIVE」て史上最凶の反則映画がある

ああいうのはどんでん返しとは言わないんだよゆとり

ここにそんな細かい定義に沿った作品ばっか並んでるかよハゲ

開き直るゆとり

コイツ何をこんなに噛み付いてんだ？

噛み付いてんのお前じゃんばーか

同一認定されるし
ガキか？

>>130
夏休みだから仕方ない

ああ、そういや図書館云々スレでも暴れてたなコイツ

↑こんなところで憂さ晴らしかｗ

日本語で

短歌の下の句 「それにつけても　金の欲しさよ」

ジェフリー・アーチャー　『めざせダウニング街10番地』

>>114
特定の世代に同意者は多いだろ

類似スレなかったか
探して松

｢この闇と光｣かな。目眩がしたわ

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>>123
平松伸治
漫画だけどマジびっくりどんでん返し
ファンも多し

確かにハサミ男はビックリしたが、本をよく読む人にとっては「叙述トリック」の一言で片付けられちゃうんだな。

実際ハサミ男はそんなレベルでしょ。
まあ普通に傑作だとは思うけど。

「そんなレベル」なのか「普通」なのか「傑作」なのか
ようわからん

ジャンルやら作品の出来やら質やら
何でもいっしょくたにしか考えられないゆとり

最後だけ強烈などんでん返しの話で、
それまでは全く面白く無い話ってのはどうなんだろ
個人的にはアクロイドとかレーン最後の事件があてはまるんだが…

火刑法廷って、あまりにつまらなく途中でポイしたので
オチもなにも知らんが再読する価値アリ？

辻村深月『名前探しの放課後』

>>106
かなり序盤（最初にパクリ原稿が出てきた時点）でオチ読めたよ

>>114はもっと評価されてもいい

クリスティの『検察側の証人』

30冊位読んだが今のところびっくりしたのが赤川のマリオットと二階堂の地獄〜かな。
面白いのは綾辻の館と北山の城シリーズだな。

>>150
ねずみとりとかも。
クリスティは凄いよね

>>114
同意

あとは孤島パズル

ふつうに乱歩の人間椅子

>>146　アリ（オチの解釈も色々）

最近では何かいいのはでていないの？

エジプト十字架の真犯人

驚愕したﾏｼﾞで

カル

鳥肌消えなかった

イッパツマンの正体
ドカベン、中選手のケガ
悪魔将軍、ビッグ・ザ・武道

マジレスだが、キャンディキャンディ

D・M・ディヴァイン「兄の殺人者」
完全に読書の死角を突かれた
今まで読んだミステリーの中で一番痛快だった。

>>158
結局女の仕業だったんだっけ？
主役の男、最後腰抜かしてたもんな

浦賀和宏の八木シリーズ
最悪過ぎてしばらく眠れなかった

黒岩重吾「鎖と歯」
九分九厘解決したと思ったら、ラスト2ページで大どんでん返し。

どんでんがえしには、反則すれすれのトリックが必要。犯罪トリックでは
なく、作品トリック。クリスティが得意だったやつだな。「アクロイド殺
し」を発表した時は、あらかじめ読者に「怒らないでください」と謝って
たな。「オリエント急行」の場合は、犯罪トリックでもあったが、作品自
体のトリックでもあった。当時の常識「犯人は、この中の誰なのか？」式
で考えると、絶体に解けない謎だった。「ナイル川の死」も、当時は、斬
新などんでんがえしだったのだろう。10年後、このトリックをパッくた坂
口安吾の「不連続殺人事件」が人気を呼び、戦後推理小説の傑作扱いされ
たくらいに、よくできたトリックだった。

>>165
クリスティに「ナイル川の死」という短編があるの知ってる？
だから紛らわしいんだ
ふつうに「ナイルに死す」と書けよ

166です
より正確にその邦題を書くと「ナイル河の死」

＞166　知らんよ。当たり前だが、読んだ本のことしかわからん。
　　　翻訳には興味なし。適当に訳しておくから、適当にあて
　　　はめとけ。トリックを話せば、どの作品がわかるだろうが、
　　　それができん。坂口安吾がパクったということで、どのナ
　　　イル川のことかわかるだろう。わからなかったら、それまで。

>>168
何怒ってるの？
「ナイルに死す」と「不連続」のメインのアイディアがバッティングしているのは死ぬほど有名だから、得意げに話さない方がいいよ

>>146
俺も同じ感想
特にアクロイドなんて退屈過ぎて泣いた
あれは当時としては衝撃的だったのかもしれんが、今の読者なら「あっそう」で終わり

って言うか、メタ小説に慣れてる今の読者なら犯人を当てちゃうわな
アクロイドは目欄というルールが存在した時代だからこそ成立した小説

子供の時に、ルパンの某短編を読んでたから、
アクロイドのオチは読めちゃったなあ。
なんでルパンのあれは、先駆性があったとは言われないのか。
しかもあれのオチを、よりによって（メル欄）に持ってくるとは、
ルブランも大胆というか悪戯好きというか・・・

井沢元彦の｢義経はここにいる｣。
作者本人がどこまで意図したかは分からんが
（ホントに書きたかったのは金色堂の謎だろうし）
まさか歴史の謎解きを標榜した作品でmail欄なんてオチは予想できなかったぜ。

>>171
いや、別にそんなルールがあった訳じゃないぞ。
上にあるようにルブラン他の先例もあるし

ただ盲点を衝いたのは確かだろうけどね

そんなルールがあったら、すでに意外ではないだろ
それが暗黙の了解だったことを事後的に認識させたところが画期的なんだから
（あの設定自体はいくつか前例があったにせよ）

乱歩のデビュー作もあのオチだしなあ。
あれもアクロイドよか早いが、乱歩は自分が特別に凄いオチを
やったって自覚はなさそうだ。

ただ、長編でやったのは、クリスティが二番目だったんじゃないの。
一番目は、スウェーデンの作家のあれ（メル覧）。
クリスティはその作家の別作品を子供の時に読んでるから
（自伝に書いてる）、メル覧の作品を読んでた可能性も高いんだが、
兄との会話から着想を得たとか言って、スッとぼけてる（と思う）。

メ欄の方が先に書かれているが、世界初かどうかは知らない

ミステリーじゃないのは除外だろう。
それなら日本でも、谷崎や芥川が、そういうオチの短編だか
掌編だかを書いてるはず。

いや、>>176に先行する「長編探偵小説」として乱歩が挙げてたんだけど