他に真相があるんじゃないかと疑っているミステリ

クリスティ『カーテン』の解決に対して
真相は他にあるんじゃないかとと書かれた小説が西村京太郎『名探偵に乾杯』

横溝正史『本陣殺人事件』の解決に対して
真相は他にあるんじゃないかとと書かれた小説が二階堂黎人『『本陣殺人事件』の殺人』

ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』の解決に対して
真相は他にあるんじゃないかとと書かれた小説が山田正紀『僧正の積木唄』

シャーロック・ホームズのあれやらこれやらの解決に対して
真相は他にあるんじゃないかとと書かれた小説が高田崇史『ベーカー街の問題』

こういう具合に
作中で示された解決が疑わしいと思われるミステリについて
語り合ってみませんか？

解決のおかしなところを指摘できればよし
真相というか別の解決を論証できればなおよし

おっととと…

×真相は他にあるんじゃないかとと書かれた小説が
○真相は他にあるんじゃないかと書かれた小説が

気づかんとコピペを繰り返してしまった(^^;

最初にスレ立てた人間として
横溝正史『八つ墓村』
真犯人はメル欄じゃないかと疑っている。

昔この板で、法月の『密閉教室』について語ってた人がいた。
けど、よく覚えてないw
今は何階にいてどうの、とか言ってたな。

ベイカー街の問題だけ別枠じゃないか？

誰もがポオを愛していた
だっけ？

アッシャー家の崩壊には
隠された真相があったってやつ

夏目漱石の「坊ちゃん」を読んで
赤シャツは実は悪い奴ではないのではないかと思ったことがある。
まあミステリじゃないけど。

黒猫亭事件の真犯人は
ぶっちゃけ土建屋の親分じゃないか

>>7
勝手に書いた続編だけど
柳広司が「贋作坊ちゃん殺人事件」では赤シャツの正体が…

写楽の謎解きミステリー全般

写楽の正体は阿波の能役者
どこにも謎はない

恩田陸のユージニアが最強
犯人特定してないとかｗｗｗｗ

東野圭吾の同級生は
あんまり某登場人物に都合良すぎなのと
作者のその後の芸風で
実はメール欄なんじゃないかという気がしてならない。
もちろんジジイがインポだったのも最初から計算の上でな

>11
つーか恩田作品って全部結末曖昧だよねｗｗｗ
そらがいいんだけどｗｗｗ

Q&Aは今だに他の答えがあると信じてます・・・・。

真相が他にあるんじゃないかというより
貫井徳郎の「プリズム」の真相は一体どこにあるのか
今でも考えてしまう俺ガイル

二十面相はすべて明智と小林くんの自演

清涼院のジョーカー…

東野圭吾の変身は

アクロイドの犯人は実はたわし

ベイカー街の問題の頃の高田は輝いていたよ・・・

>>17
あれある意味他に真相ないだろ
メール欄とはいえ

他に真相が、ってのとはちょと違うけど
麻耶の『夏と冬のソナタ』とか『神様ゲーム』とか
あれは考えオチっていうの？

このスレいいね
二十面相シリーズは明智と小林少年の関係が徐々に怪しくなっていくんだよね
奥さんの文恵さんだっけ？突然いなくなるし　何より元祖ショタコン的な少年として書かれてるだけに色々ある

ミステリで一番気になるのは傑作として有名なブルース・ハミルトン「首つり判事」の本当のラスト。
訳が抄訳だったことが近年判明してて、かなりドンデン返しなエピソードがあるとかないとか
そもそもポケミスのあのラストでさえ傑作なのに更に続きがあるって凄いなと

>>12
＞もちろんジジイがインポだったのも最初から計算の上でな

計算ずくであんなことしたのか
鬼だな　ｶﾞｸｶﾞｸ(((( ；ﾟДﾟ))))

>>16　それなんて六佳撰？

藪の中

歴史ミステリーの歴史に対する薀蓄部分ｗ

そういや
鯨の「邪馬台国はどこですか？」読んだ時に思ったんだが
定説でも所在地不明で論争中の邪馬台国と
超常現象のキリスト復活はともかく
残りの四編は定説通説通りの説明でどこに問題あるのか
言及してなかったな・・・

>>26
そもそも真相が提示されてない

高木彬光が
ポーの盗まれた手紙はどーだこーだと書いてた希ガス

ポーの黄金虫は記述者犯人パターンの最初の例という説もあるよ
それを考えて読むと何で宝発見後のことが書かれていないのかとか
無駄に穴を大きく掘っている理由とかも分かってくる

>>22　麻耶のオチには明確な答えってないんじゃないかな。神様に関してはどっちに転んでも最悪だけどｗ

神様ゲームは明確な答え出てるっつーの
結論から言うと「神様は正しい」（ネタバレにあらず）

麻耶の場合、神様持ってこないともはや誰も納得しないからなｗ
メルカトルはああだし、烏有はああだし。

>>24
むしろ爺さんがインポだってのが偽証で
縛りから獣姦までフルコンプで調教済みだったり

「信長の棺」フィクション多すぎ

>>1
クリスティのアクロイドに関してフランスだったかの
学者？が別の「新」犯人説を説いていましたね。

本多孝好の「MOMENT」、もうずっと再読していないので記憶が曖昧なんだが、
患者を殺してまわってるのはメル欄じゃないのかと思ったなあ。

犯人が自殺か事故死で終了
犯人視点による回想シーンもなし

のミステリー全般

カタコンベの冒頭

２人を襲った犯人だが
mail欄にしては戦闘力高過ぎないか

バスカビル家の犬で、本当に魔犬が存在していたら一気にファンタジー化

事件の真相ってわけじゃないけど、
異邦、占星術での御手洗は別人だと思う。
そうじゃないとポアロのくだりとか説明つかん…。
あと、暗闇坂以降の御手洗も別人と睨んでいる。

作者は漱石ロンドンでホームズをあぁいうキャラにしたので、御手洗も絶対怪しい…。
高田崇史あたり、ＱＥＤシリーズで一本書いてくれないかな？

>>23
北村想著『怪人二十面相・伝』という小説があってだな

いちいち言わなくてもわかってるよ

森の作品はなんかありそう

>>8
風間俊六は金田一の同郷の先輩だし
愛人が経営する料亭の離れに、無償で部屋を世話してやってるくらいだ
それはないだろ

連城の「黄昏のベルリン」は嘘吐きまくりで真相をどうにでもできたんじゃないか

>>46
それは口止め料だｗ

てゆーか
風間と金田一はウホッ

はいはい。

麻耶の「あいにくの雨で」は明らかにもう一人犯行可能な人物がいた
けど作中で全然触れられていないから奇妙に思った記憶がある

>>50
誰？

読んだの大分昔だからはっきり覚えてない
もう一回読み返したらまた来るわ

麻耶のアレはどう考えてもダミーの解答。

実際、犯人が途中で死んでるような場合、探偵は好き勝手に真相を捏造できるな。

>>53
根拠は？

>>55
塔の二階のランプがついてた部分読み直して見ると、
別の奴が犯人だという伏線っぽいものがある。
ただそうなると（メル欄１）や（メル欄２）が
巧く機能していないのでなんとも言えないけどね。

クイーンの「靴に棲む老婆」
銃のことがどうも納得行かん

本能寺の変は
明智光秀の下克上

トリックって言うより嘘ついて騙す系の話はどうにでも出来るよな
貫井の「追憶のかけら」とかな

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000001-dol-bus_all

何かの陰謀としか思えない

三浦和義事件／島田荘司

>>57
同意。
銃のすり替えは、誰もが真っ先に思いつく事なのにね。

名探偵がそれに気付かないなんてあり得ない、と思ってしまう・・・

>>62
いや、自分が考えてることとは違うな
微妙にネタバレだから詳しく書けんけど

>>63

そういうときは目欄を使うとＡ４

>>63
別の個所だったかｗ
よろしければ、違和感あるとこをメール欄に書いてくだされ。

シマソウの「眩暈」は他に真相があるに決まってる
でも言えない…

>>66
じゃあ
言　え　よ

>>65
もしかしたら間違ってるかもしれんが……
後半にエラリーが犯人を罠に嵌めようとするシーンがあるだろ
そこで(メール欄1)の事件が起こるわけだが
それをきっかけに(メール欄2)の事実が明らかになるのよな
ところが確か犯人は(メール欄2)の事実を知っていなければならないはずで
そうなると(メール欄1)の行為は理屈に合わない気がするわけよ
まぁ何かしらそれらしい適当な理由を付けることは出来ると思う
咄嗟にやったこと、とかな
ただその事に作中全く触れられてないことがちょっと不満なわけで
別にこの事が他に真相があることを暗示してるわけじゃないが
もしかしたら事件とは無関係に、良からぬことを考えてたヤツが他に居たんじゃなかろうか、と

>>68
詳しい解説、ありがとう。
かなり忘れている部分もあるので、もう一度読み直す必要がありそうだｗ

いろいろと不自然な点の多い事件だな。
エラリーの鈍さや最後の犯人の諦めの早さ、とか・・・

こうゆうミステリーって意外と少ないね・・・

いろいろ思い返してみても、それらしいのが出てこない。

この闇と光

>>71
誰の作品？

すべての密室殺人事件

>>72
服部まゆみ

レイアは目が見えなくて感情の変化がわかるくらいに耳が良いのに（メル欄１）に気付かないのは不自然だから（メル欄２）可能性があると思ってる。
そもそもこの話自体が（メル欄３）だから結局真相は謎のままだが……

>>73
誰の作品？

>>74
あり！
未読だからメール欄は見てないけど、今度読んでみる。

99%の誘拐は、慎吾が蔵王温泉でｽｷｰしたかったのが犯行の主な動機だと思ってる

フランケンシュタイン

主人公（フランケンシュタイン）が北極で知り合った冒険家に怪物を作ったことを話して聞かせるという叙述形式なので
歪曲が入り込む余地がある。

下の弟が殺された時に最初から怪物の仕業と決めてかかっていたり
召使の女が冤罪で死刑にされた時に見殺しにしたり
主人の告白には不自然な点が多い。
で、ひょっとすると上の弟が怪しいんじゃないかと疑っている。
主人公の身内で1人だけ危害を加えられることもなく
ほとんど描写されていないのもひっかかる。

東野の放課後

真相というか
動機にもう一つ裏がありそうな

スレチなんだろうけど。

｢木綿のハンカチーフ｣
→女が男に自分を振らせる話。

｢人魚姫｣�T
→主人公は雄。(イルカやアザラシを見るに、人魚の性差は薄いし、女性型だと思う。それが急に地上で男(少年?)として生きることになったら…)

｢人魚姫｣�U
→ぶっちゃけ、人魚に戻るんじゃなくて人になれるんだったら、お前刺してたよな?

｢あかずきん｣
→母親による依頼殺人

>>79
（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ

>>79
（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ

過疎ってるね・・・

やはり、それなりに辻褄の合ってる作品がほとんどって事かな。

>>79
（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ（ ´,_ゝ｀）ﾌﾟｯ

はい、復活

真相が他にあるというか
柳広司の「贋作坊っちゃん殺人事件」
作品そのものは微妙だったけど
坊っちゃんのエピソードを
よくああまで超解釈できたなあと感心。

超うろ覚えですまないが
「このミス」で誰かが「黒嗣の島」について
別の犯人がいる可能性があると書いてた
気になりつつも全然わからん
誰か教えてください

綾辻「迷路館」但しノベルス版限定。
（文庫版では修正された）

綾辻の迷路館（ノベルス版）の矛盾点が今だにわからん。

それはそうと、>>1で出ている西村京太郎の「名探偵に乾杯」だが、
個人的には最後のポワロジュニアの「カーテン」の再検討には穴があると思う。
あの解決なら、（メタ的に見れば）クリスティ自身すでに別作品でやっているし、
推理自体にも穴がある気がする。

ここまで
芦辺拓が書いた
モルグ街の殺人のやつが出てない件

１１人作家リレーの堕天使殺人事件
芦辺以外の作者は全員「こんな真相じゃねー」と思ってそう

>>88
亀だが目欄

犯人らしき人物が死んじゃって、生き残ったみんなで真相を語り合うタイプの話は
ありていに言ってどーにでも捏造できるような気がする。

私の場合は、こういった疑念が湧き出る小説は大概、作家が裏方に徹してくれていなくて、
初めからこちらとしても半分あら探しのつもりで読んでいる小説に対して起きてしまう。
綾辻行人の作品とか。

>>90
ありゃ他の奴らも好き勝手遣りすぎたんだ。最後にお鉢が回った芦辺を責められないだろ

>89
亀だけど、芦辺といえば毒入りチョコレート事件に他の解決を複数提示した短編もある。
ついでに海外作家の別解決も紹介している。

あと、オリエンタル急行にも一種の一発ネタで別の真相を示唆したのには、ひっくり返った。

>94
全くだ。少なくとも、北森の状況整理をグチャグチャにして、結末で芦辺が北森のシリーズ探偵を
気って捨てざるをえなくしたような小森は、真相に文句をいう資格がないよ！

あと、愛川晶も頑張ってラス前にほとんどの謎に解決を用意したけど、密室が解けなかったと
後書きで告白しているし。

ミステリっていうかラノベだけど
”文学少女”と神に臨む作家。
過去の事件で両親のコーヒーに薬を混入できた人物がもう一人いるとしか思えない。