宮部みゆきの『模倣犯』Ｐato４

ピースは、宮部作品全ての登場人物の中でも最悪最低のクソ野郎なんだろう
演出家気取りの人格破綻者で、ただの大量殺人犯
ある意味、分かりやすくて単純な悪人

でも、不思議なことに個人的には、
加害者で悪人側の登場人物であるピースよりも
むしろ、被害者で善人側の登場人物である塚田や前畑や水野にむかついた
高井家が悲惨すぎるからだろうね

前畑水野あたりはかなりキタね
高井家はホントに読んでて胸が痛くなる。あれにちかい家庭が実際に存在するもんな

ちなみに最初の被害者の女子高生の話が何気に好きだったわ。

映画版の中井君はよかったね。
うわっつらだけの軽薄な感じがピッタリだった。
森田はわかっててやってるから。
理解できない宮部はケツの穴が小さいよ。頭も
ゲームばっかやってるからゲーム型犯罪のなんたるかもわかんないんだよ。

犬H系でゲーム理論の話やってるね。
ちなみに、俺はピースみたいなマヌケ野郎じゃないから。

ｔｅｓｔ

テストはチャット相談会♪

やっぱつまんねーな。なんか来週は毒蝮三太夫の話らしいな
あいつ、聖徳で講師やってんだよねー。
可憐な女子大生を毒牙にかけるなよ？(笑)

なんだか、この小説は読んでいても不快になって
苦しくなるだけだったな。第１部では有馬義男の苦しみや
塚田真一の悩みに心を痛め、第２部ではヒロミとピースの犯行の残虐さや
ヒロミを助けようとするカズの孤独な闘いに頭を抱え、第３部では
滋子達にむかつき、由美子の悲惨さに目を覆い・・・と。

小説を読んで、こんなにも苦しくなったのは初めてだね。

作者は、塚田や滋子に対して甘すぎる

滋子はいくらなんでもハッピーエンドすぎるし、
塚田至上主義の水野なんて、塚田をフォローして守るために
存在しているようなキャラじゃん　　
数多くの登場人物の中で、こいつらが一番むかついた

ピースのあの最後はないだろう。
いくら何でもショボ過ぎる。
「だらだら書きすぎて疲れてきたんでここで終了！」
って感じで無理矢理終わらせた感がぷんぷんした。
余韻もクソもあったもんじゃない。

ドラマチックにしてピースが神格化したらダメだろ

ピースはなんで終盤になるにつれてあたま悪い行動するようになったんだろう

塚田がここで嫌われてて安心した。

あの子途中から本当にウザくて、全然可哀想に思えない
妙に上から目線だし二言目には「被害者被害者」って・・・。

ピースとひろみ、凶悪犯人なのになぜか憎めなかった。
小説とか映画になると、何故悪物に味方してしまうんだろう？

模倣犯大好きなんだが、このスレ見ると最後まで楽しんで「あー面白かった」ってなったのは異端みたいだな…
確かに鬱になるんだけどね、死体の描写とか
無駄に描写が多いのも、その人物の感情移入というか親近感を持てて良かった
家庭の背景も思想も何一つわからないぽっと出の女の子がいきなり殺されるより、生々しさとか気持ち悪さが出たと思う
複数回好きなシーンだけ読み返したりしてたよ
ピースは小物でよかったと思うし、じいさんが酔っ払って叫んで、真一がそれを抱きとめるあのラストだったから俺はこの作品が好きだ
ピースは過去背景を知っても胸糞悪かったから(ひろみは同情したんだが)、ああいう惨めな終わり方だったのは実にすっとした
メインキャラ数人に絞らずほんとに大勢を出したのは、群像劇としては正しいと思う
賛否あるのもわかるけどね、俺の友人も途中で投げてたしｗ

>>247
いや面白かったよ
へんなリアリティがあった
ライターのおばはんはミヤベ自身を映したものにも見えるし
実際、人を殺すのにたいした理由もなく、あーいうバカが調子こいてやるって事件も多いと思う

最初だらだらだったけど、中盤からなんかドドドと止まらなくて一気に読み終えてしまった
第二部すっ飛ばして１部→３部と読んでたらまた違った面白さがありそうだなー、とか思ったよ
もう無理だけど

ところで表紙の男女は誰？男は真一？

さっき読み終えた　連休中にﾀﾞﾀﾞｯと読めたなぁ
感想はおもしろすぎに尽きるだろ

塚田に厳しいこと言う人多いんだなぁビックリしたわ
肉親が殺されるってとんでもないもんだと思うぜ？

被害者が皆おとなしすぎる　　　自分を自由にさせたら
家具を折って延髄に突き刺して．．．（話途中で終わるけど）

「模倣犯」の感想を一言でいうと、


「長い」


　に尽きる。

模倣半とカラマーゾフどっちが面白い？

「理由」読了
疑問点
冒頭の信子　トレーナー　ジーンズ　サンダル
終章の信子　学校から帰った足でそのまま交番へ
冒頭と終章で話が繋がるはずなんだけど繋がってない様に思える
検索してもヒットしないので書き込みました
単純なプロットミスなのでしょうか？

>>254
読むの何日くらいかかった？

<<255
二週間くらい
導入部分がしんどかった

今更ながら読了。
滋子の旦那の馬鹿さにいらいらした。
あんだけ言い捨てられたのに、なんで滋子は許せるんだ？

宮部みゆきの読者って海外の何読む？

ジョン・グリシャム

２週間で読了。　楽しめたけど長いねー
東野圭吾の短編で「超長編小説殺人事件」てのがあって、できるだけ枚数稼ぐために
１行で済む表現にクドクドと形容詞付けたりして２行３行に水増しするってギャグがあるけど
まさにあれを実践してるみたいだ。

終盤で真一が、樋口が乗ってる車に迎えに言って話してるとき
「真一は傘を右手から左手に持ち替えた」ってのが２度もあるが、それって重要？
しかも２度目の時は「有馬義男が貸してくれた傘を」＜クドイってｗ

あと、ヒロミの母が入院したときの同室のおばさん（好子？）、これ自体居なくてもいい気もするが
その夫や、夫の経営するのが印刷所で、その部下の人柄とかどうでもいいよｗ

真一の家族が殺された事件について
「計画的犯行のわりに、やってることが行き当たりばったりすぎて不可解」って序盤で書いてるから
なんか裏があるのかと思ったが、けっきょくフォロー無しだったね。

光市殺人ルポの増田美智子さんがリアル滋子さんっぽいw

これほどまでに犯人側に犯人としての魅力が欠けている作品だとは・・・。
怖さとか背筋の凍りつく気持ち悪さみたいのが全然感じられなかった
ピースって結局知能犯でも何でもなくて単に運のめっぽう強い犯罪者なんだよな。
ホテルに女子高生の日高を使っ手手が見届けてた件も有馬のじいさんが警察に知らせてて
ホテル張り込みしてて日高を尾行すりゃその時点で終わりだったと思うし
カズとヒロミの件だって運良く死んでなおかつ携帯なくしたりカズの首筋の麻酔痕が消えて
事なきを得ただけだし（しかも２人の事故死を聞いてその時点でそれらのこと側がなにもわから
ないにもかかわらず「そっちのほうにころんだか」
みたいに余裕ぶってるのもとんでもないアホだとしか思えない）
たぶん作者はこういうくだらない人間のクズが多くの人間を被害者のみならずその他大勢の人間
を不幸にするっていう意味でピースをつまんない人間に仕立て上げたんだと思うんだが、
じゃあそういうメッセージのこもった作品を読んで思うことって何かって言ったら現実に起きてる
事件に対する苛立ちや腹立たしさと一緒なんだよね。ただただ暗い気持ちになるだけというか。
それを推理小説っていう娯楽を多分に含むジャンルでやる意義があるのかと切に思う

>>263
すみませんが、適宜改行と読点を入れてもらえませんか？

4巻だけ異常につまらない。
声優の口を借りて「これがテーマなんです！」と言わんばかりに
宮部の考えを喋らせる”青年の主張モード”はミモフタも無い。

模倣犯は駄作

宮部みゆき……あなたはいつも俺を最後にギャフンと言わせてくれた……。
魔術はささやく……火車……やつらには感動した。
俺はとても期待しているぞ！！

カズヒロミ死亡も計画的だったとか……
ピースの動機もよく分かってないよな、知りたいな。
警察VSピース　も、すごく楽しみだ！
何か、どんでん返しが来るはずだ！！　めっちゃ楽しみ！！

現在、5巻で由美子が自殺したとこ。

滋子の評判なんでこんなに悪いんだ。
俺はむしろ人間臭さに好感もったけどな。

宮部みゆきの本を初めて読みました
やたら長いわりには深みがなくがっかりでした
とくに2部がきつかった
宮部さんの本は二度と読みません

カズが都民生活ダイヤルに何度も電話してるくだりが何の役にも立ってねぇｗ

>>268
私は有馬義男に一番感情移入して読んだから、人間臭くて良いとはとても思えなかったよ

駄作という言葉が相応し過ぎる

>>268
滋子より滋子の旦那が嫌だったな
鬱陶しかった

>>273
それはなんとなくわかるな。何がどう鬱陶しいかはうまく言えないけど。
そういえば火車にも似たようなキャラが出てたような気がする。

基本的にキャラの引き出しが少ない。このヒト。
低学歴のせい？

ここだと随分評判悪いね
自分の中では最高傑作なんだが

俺にとっても最高傑作。くどさが苦にならなかった。

今日読み終わった
すごすぎ
宮部みゆきってより日本でこれより上のミステリー小説あるのってぐらいの最高傑作だと思った

アホかｗ

実際なくね

模倣犯は糞だな

読み終わったあと作者の人間の底が浅いとおもった
ルポに小説「風」に手を加えてるだけ
そこがつまらなくてどうしようもない
ろくな頭の女じゃないよコイツ

売れてるけどね

世の中馬鹿の方が多いからな

こういう糞小説のせいで読書離れが加速するんだろうな

キャラ全員が「宮部みゆき」にみえる。模倣犯に限らず

描写がいちいち古臭いと思ったのは自分だけ？
「くれないのおクミ参上☆」みたいなセリフに萎えた。
ていうか真一と久美と前畑うざすぎる。個人的には栗橋以上に、ピース以上にこいつらの方が嫌い。

真一とか久美とか前畑とか、ああいうキャラが宮部先生の芸風じゃない？
俺も最初は嫌だったけど、なれたらあんまり気にならなくなってきた。

超駄作なのに売れ過ぎた
よくある不幸

http://natumero.blog.ocn.ne.jp/

やっと読了。
最後のほうで氷川高原を前畑が探る辺りで嗚咽してしまった。

>>270
同じく思った。たまたま録音してて犯人逮捕に結びつくかと思ったのに・・

あと子供が高熱出して拾った携帯を母が
警察に届けたのも役に立ってない。

綱川が足立印刷に電話して増本に「ワイドショウ出演時に電話してくれ」のくだりも。

あと「楽園」（未読）上巻に模倣犯のあらすじが挟まってたけど
ネタバレしすぎ。高井由美子が飛び降りる所までかいてあるし・・

あ

>>291

「ピースの計画なんて実は穴だらけ」「嘘は必ずばれる」
の一例としてピースの残した尻尾がいろいろ途中まで書かれてるんだと思う
（例えばもし小樽で襲われた長身の女が気づかなくても、沢山手がかりが残ってて、いつかは網川は疑われるという）

網川が疑われだしてから警察の捜査側の描写は省かれたから、
文中でててきたそういう手がかりのどれが実際に警察に伝わって役にたったかは
勝手に想像するほかないな

>>293
火車みたいに「続きは読者の想像に任せます」って事でしたか・・
長かったけど面白かったです。時間があった時に再読してみたいです。

次は「名もなき毒」か「楽園」か高村薫作品でも読もうかと思ってます。

http://natumero.blog.ocn.ne.jp/blog/cat10634292/index.html

この小説は社会自体の病理や暴力を描いてる気がした。
ピースは自分が社会を手玉に取ってる気になっているが、
自分がその社会の歪みに狂わされ踊らされてしまっていることに気づかない。
社会全体からしたら、ピースも一つの駒にすぎない。
ピース=駒の意味があるんではないかとおもた。
後半のピースのしょぼさは必然。捨て駒だから。
一方、病んだ社会の中でも自分を見失わずに生きていこうとする人達。
これは救いの部分なんだろうけど。

でも読んでてしんどかった。

長いだけの駄作

集中力ないから長さに耐えきれず投げちゃったりちゃんと読まなかっただけだろ

テキストファイルでＵＰされてんの拾って読んだ
面白かったけど読み終わってから目の調子が悪くなったよ

模倣犯よりも、あのルポライターのその後を描いた続編？
を描いた作品の方が、俺は好きだなぁ
といいつつタイトル忘れたんだがwww　
「名もなき毒」だっけ？

まあ、そんな私の宮部みゆきベストは
「レベル７」なわけですが（古っ！！ｗｗｗ）

>>300
「楽園」ですか？スピンオフ作品のようです。
今、読んでる最中です。

ついさっき読み終わった。長かったな。
なんか色々エピソード詰め込みすぎて、消化しきれてないところがあるな。
例えば、グリーンロード近くに住んでる子供が拾った、栗橋のものと思われる
携帯はあのあとどうなったんだ？？あれが決め手になってﾀｲｰﾎかと思いきや、
忘れ去られて、ピースは自爆して終わってるし。まあ、遅かれ早かれ捕まった
ろうが。カズが「どうでもいい」と切り捨てるようにただのガキだしな。

>>270
その後に声紋鑑定云々言ってるときにそこに繋がるんだと思ったら
全くスルーだし、なんだったんだろうねあの展開は。

文庫版5巻は、捜査より、ピースが「小賢しいだけのガキ」であることの
印象付けに力点が置かれた感じだったな。

だから、捜査に関しては、山荘に警察が来てたことで外堀が埋まったことを
提示するだけで充分だったのかなと思った。まあ、肩すかし感は俺も感じたw

でも映画版より下だって言う奴はいないだろ

携帯とか録音テープやら目撃情報は後で裁判の証拠として使われてるかもしれない。
ポロポロと出てくるそこら辺の事って網川の脇の甘さを表現しているわけで
ラストへの展開にも繋がってくると思うんだよね。

いつも思うんだけど、提示された要素って全部消化されないと駄目なものなんだろうか。

提示されて消化されてない要素は
「模倣犯２」への布石じゃないかな
なんちって

>>306
駄目というより伏線拾い忘れって思う。
出来れば全部拾って欲しい。

「なら天童なんとか読め」って言われるけど。

>>296
文庫版5巻の終わりに「ピース＝駒」みたいなこと買いてあったよ。
酒鬼薔薇の名前も出てきたし。

カズは死ぬ前の日にヒロミに顔をぼこぼこに殴られたんじゃなかったけ？
相当痕が残ってるはずなのに目撃者も何も言わないし、警察も何も
問題にしていない。

模倣犯読み終えた。
結論から言うと面白かったです。

でも、ここにも書いてあるけど、どうでいいことをダラダラと書きすぎｗ
回収出来てない複線とかどうでもいいエピソードは削除して
文庫本で3巻くらいにしたらちょうどいいような気がする。

私も今更だけど、模倣犯を読み終えた。
めちゃくちゃ面白かった。というか、面白いといったら
語弊があるかな。重い話なので、読み終わって数日たった今も
他の本を読み始める気になれない。夜は夜で変な死体の夢とかみるしＷ

他の人が言っているように、前半であんなにしっかり
していた高井由美子の豹変ぶりは変だったし、少し鬱陶しくもあったけど、
恋愛をまともにしたことがなかった由美子だから、
あんな他人の心理操作がうまいピースなんかに
手もなくころりとまいっちゃったのかも。
彼女には生きていてほしかったな。

ラストシーンは切なかった。あのあと有馬さんはどうなったのだろう。

後半は由美子だけじゃなくて全体のトーンが変わった気がしてあまり好きじゃないんだよね
特にピースは単なるアホみたいになっちゃったし・・・

今更、読みました！
序盤で張られてた伏線があまりに拾われない所は、すごく気になりました。
原作からの編集が甘かったんですかね？
ヒロミを必死に救おうとしてるカズの姿に感動してしまいました。
かつてノロマであったカズがピースを追い詰める場面は最高でした。
上下版を読んだんですが、表紙の人物って誰なんですかね？？
カズのイメージほど太ってるように見えないし、短髪だからヒロミとピースではないと思うんですが…

>>313
改稿に2~3年費やしてるみたいだかた甘いんじゃなくてわざとっぽい。
過去レスにも「表紙は誰？」って問いあったけど不明のまま。

宮部ファンでない俺でも模倣犯はすらっと読めて面白かったが
続編の楽園は俺には長い！！クドイ！！つまらない！！
やっと上巻を読み終え下巻を読む気力がない

>>315
やっぱ楽園イマイチ？下巻の途中まで読んでる最中だけど
読み進まない・・

>>316
下巻の後半で一気に畳み掛けるし今まで謎だった疑問がわかるから
最後まで読むことをおすすめする。
スピンオフとして考えればなかなか良い作品だと思うよ。

表紙は上巻が真一で、下巻は栗橋な感じがしたな。

読みオワタ。なげーよ。そしてなんかいちいちくどい。

読者としてはピースが芝居うってるのをわかってるから、
えーっマジで！？っていう衝撃がない。
なんていうか最初から犯人がわかってると、作中でやっとこさたどり着いた方法とかも
最初からそうしろよと思ってしまう。

結局ケータイは？電話相談室の件は？

あと、登場人物では滋子と樋口の娘が嫌い。
昭二さん人良すぎだよ…。

でも結論としてはおもしろかった。
もう少しくどくなく、すっきりまとめてくれたらよかったな。

あと、宮部作品で１番好きなのはブレイブストーリーだったりするw

前半のピースと後半の網川のギャップに違和感を覚える人もいるみたいだけど
前半のピースの時点でカリスマ性のある知能犯とは程遠い馬鹿って描写じゃなかったか？
頭良いとは言い難いヒロミですら簡単に気付くような欠陥を孕んだ計画立てたり
見下してたカズに逆に自分の間抜けっぷりを馬鹿にされてまともに反論できなかったりと
賢く振舞うのが上手いだけで知能も人間性も低い小者という感じで書かれてたと思う。

同感。
ピースは、上巻から天才としては描かれてなかったように思う。
徐々にボロが出てくるように描かれていた。
カリスマきどりの小物。
元々宮部作品には、隙のない天才犯罪者は出てこないし。

ピースとある程度長期間付き合ってまだコイツに心酔してたのって
低能猿の浩美と錯乱してた妹くらいだからな
大抵はすぐにコイツの胡散臭さに気付いてるし間違ってもカリスマではない

これを代表作と言うにはストーリーというか構成がまずすぎる気がする

網川はあれだけバンバン出演してるのに
それでも声紋調べるのあそこまで遅いんですかって思うし
大体たかが一般人である雑誌社の人間が　電話しただけで簡単に所在地がわかった
網川の別荘に踏み込むのがなぜ一ヶ月以上もかかるのデスカ？みたいな。

映画の方がよっぽど良かった。すっきりしてて。

個人的には「長い長い殺人」が最高傑作というか、一番好きだな。
財布が語るっていうユーモラスなシナリオが良い風にこの人らしいし
あれも有名人になりたいがための犯行って設定だったけど
こっちよりもよっぽどすっきりまとまってる気がした
「楽園」は「スナーク狩り」と似てた　スナークのが良かった

ピースは、えなりかずきだよなやっぱ！

「楽園」面白そうだなー
↓
これって「模倣犯」と登場人物同じなんだ!
↓
「模倣犯」読破。長すぎ。1行で済む話を5行くらいに伸ばして、登場人物それぞれの視点で同じように書いてて読んでるうちに飽きた。多面的じゃない。

網川はもっと完璧な人物でひっぱって、最後にドンッと落としてほしかった。長すぎてドンッという衝撃がなかっただけかも。
警察が何週間もたどり着かない山荘に、素人おばちゃんの前畑が簡単にたどり着くとか・・・ないわ。

そして、前畑さん。
単細胞すぎて「楽園」を読むのやめようかと思ったくらい嫌い。

拾った携帯は？ 空港で話した小樽の娘は？ 放りっぱなし
↓
やっぱり「楽園」読破。
前畑さんは成長していて良かった。が、
安易な結末だった。尻つぼみ。
ごく少数の関係者しか知らない山荘のシャンパンは誰の記憶？　放りっぱなし

模倣犯は長すぎだと言ってる奴
短くしたら｢長い長い殺人｣になってしまうだろ！

携帯とか小樽の女の子とか回収されてないというけど
ピース本人は完璧にやってるつもりで自惚れてるけど
あいつはそんなに優秀じゃないんですよ〜
実は警察の手が方々から迫ってる事を匂わせたかったんじゃないの？
全部書いてたら１０冊ぐらいになりそうだしｗ

結局「模倣犯」ってピースを意味していたの？
でも少なくともあの世界ではオリジナルなんだよね、彼の。
(リアルなら洋書じゃなくてもフツーにありそうなプロットだが)
スタンドアロンコンプレックスみたいな話を期待していたから、ちょい肩透かし。

完全な独り身でお金持ちって、スッペクだからピースの犯罪は成功していたの？
キャラ的には大学のサークルカーストの上のほうの子ってくらいしか感じなかった。
名前隠すから螺旋回廊のEDEN並みの怪物かと思ったよ。
でも、時期的に20世紀少年はこの作品とピースの影響受けてる気がした。
(模倣犯の連載終了、２０世紀少年の連載開始が99年)

で、テーマ？あったのか無かったのか分からないけど、
ペラペラな格言の応酬の連続には少し疲れた。
しかも滋子が怒る、昭二が怒鳴るなんかで基本ウヤムヤ。なんなのもう。

あとピースヒロミのモテ描写も山田悠介的で萎えた

一番好きなシーンはカズが「まるで少年探偵団だな」とヒロミを見透かしたとこ。
でもこの直前に「お、おれ蕎麦ならつくれる…」とかオズオズしててキャラに整合性がないんだよなー
覚醒後カズに事件解決してほしかったから、生き残ってもらいたかった。

叙述トリックを用いた某作品からインスパイアされたとかってないんですか？
結局あれは模倣しているわけですから。

>>330
2行目が意味不明？

意識して設定したか知らんが
ピースが塾の人気講師ってのがツボ
子供相手の猿山大将

一色証券は山一だよね。連載当時はギリギリあったはず

読了。

１巻最後の矛盾でぶん投げたくなったが、概ね良く出来たお話でした。

疲れる佳作ぐらいなんでしょうかね？