社会派ミステリーといえば松本清張 第五巻

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938 ◆loJQLuOWNY :2008/03/16(日) 22:34:32 ID:gmwH8D3M
『古代史疑』、やっぱ売れないのかな
今ならかえってトンデモぽくて面白そうな
論争幕開けの書として有名だけど、現物見たコト無いなあ

>>936
あまりに全文が長いので、「松本清張」「点と線」の部分だけハイライト表示してみますた↓
(ちょうどページの真ん中くらい)
ttp://72.14.235.104/search?q=cache:bqk0qz-Wx1oJ:d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20080227/1204080768+%22%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%B8%85%E5%BC%B5%22%22%E7%82%B9%E3%81%A8%E7%B7%9A%22&hl=ja&ct=clnk&cd=3&gl=jp&lr=lang_ja

沖縄とか基地の有るトコは、リアル『黒地の絵』だなあ・・・(゚听)
939名無しのオプ:2008/03/17(月) 17:05:43 ID:cGim2zAC
そう。
清張先生は戦後のアメリカ軍のあれこれは書いてるけど
沖縄にはさほど関心を持ってなかったようだ。表面的には。
940名無しのオプ:2008/03/17(月) 19:40:59 ID:TY4KPr7g
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1190134602/858

伊佐坂先生ではない(w )
941書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/18(火) 21:57:17 ID:BcpPE6Sy
清張ミステリ好きなら「極秘資金」という経済ミステリがお薦め。
経済誌記者出身の新人作家の手になるものだが、M資金まがいの騒動が非常に
面白く描かれている。
942名無しのオプ:2008/03/19(水) 16:21:32 ID:v+cNSpWx
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/sf/1190134602/858

伊佐坂先生ではない(w )
943書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/19(水) 21:39:07 ID:FgAUPkZH
先に紹介した文春新書の今月の新刊「松本清張への召集令状」は買いである。
徴兵の件の他、意外に後輩の作家(水上勉等)に親切だった清張先生とかのエピもあり。
944 ◆loJQLuOWNY :2008/03/19(水) 22:59:07 ID:l3xRc4IB
「八代市日奈久温泉センター、40年の歴史に幕…09年に再オープン」
http://s02.megalodon.jp/2008-0317-0057-40/kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onseninfo/oi_710_07102301.htm
画像:http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/onseninfo/oi_710_07102301.jpg
> 日奈久温泉センターは1967年7月に完成
> 新施設は、昔あった「本湯」をイメージにしたもの

2泊3日の旅レシピ - 松本清張にこだわる
http://s02.megalodon.jp/2008-0319-2027-28/kyushu.yomiuri.co.jp/entame/tabirecipe/0708/tabi_070816.htm
> 「屈折回路」に登場する八代・日奈久温泉は歌人種田山頭火も愛した。
> 清張と山頭火の情景描写を比べてみるのも面白い。

「屈折回路」は読んだこと無いけど、日奈久温泉は初期短編でも出てきたと記憶。
新施設出来たら一度行ってみたいッス (^^
945七資産1970:2008/03/19(水) 23:47:32 ID:fuP9hARx
書籍のネット通販を検索していたら

4月 「火の虚舟」 筑摩書房 が出るようなんだけど
これってシリーズ化されるのかな ?

5月には 「神と野獣の日」が出る (再販される ?) ようなんだけど
946945:2008/03/19(水) 23:49:06 ID:fuP9hARx
5月に出る 「神と野獣の日」 のほうは角川文庫みたいなんだけどね
947名無しのオプ:2008/03/20(木) 11:13:03 ID:zglJg494
へー、神と野獣の日か。
前読んだときは寝る前に冒頭だけと思って読み始め、あまりの面白さに
結局最後まで一気に読んでしまったおぼえがある。

最近はちくまとか河出から絶版になっていたものが刊行されていてうれしい限りですね。
948名無しのオプ:2008/03/20(木) 11:20:15 ID:Rt0INnC7
「赤い氷河期」ってどうなんでしょ?
HIVネタの近未来ものらしいけど清張がその話で懸念したほどにはHIVは猛威を振るってない。
アフリカなど局地的な所以外は。
それで読むのを躊躇してるんだが。
949名無しのオプ:2008/03/20(木) 11:28:36 ID:zglJg494
「赤い氷河期」個人的にはあまり面白くなかったですね。
950名無しのオプ:2008/03/20(木) 11:52:43 ID:KjtAROkT
今週のサライに先生や横溝の特集があってたのしい。
小説の舞台も50年前なら風情もあったんだろうがなあ。
951書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/20(木) 21:35:48 ID:lGg87NlG
「神と野獣の日」は角川文庫なら復刊ということになる。
あのラストの不安感は正に悪夢そのもの・・・
読みたいが入手出来ないとの声もあったので、この機会に清張SFを堪能して欲しいものである。
952名無しのオプ:2008/03/21(金) 06:36:29 ID:2PgAtKSw
若干スレ違いかもだが、高度経済成長以前の日本はのんびりしてたんだなぁと思う。
「眼の壁」の冒頭で、会計課長が短期資金の手当てに奔走するシーンがあるが、会計課員たち
は課長の奔走を尻目に6時をすぎるとみんな帰ってしまう。

従業員5000人を超える電機会社の本社が、6時をすぎたばかりなのに会計課以外
明かりが付いていないというのも今では考えられない。
953名無しのオプ:2008/03/21(金) 07:09:28 ID:L5zAf5ok
そんなことないって。昭和20年代は労働時間も長かったし、賃金は
安かった。 失業者対策のドカタの日当は254円、ニコヨンと呼ばれてた。
うちの父親が中央市場に勤めてたが、月二回の市場の定休日しか休みが
なかった。別に日本中みんなそうだったから、辛いとは思わなかった、
らしいよ。
フィクションは効果を高めるためにそうゆう風俗描写もする。
トリックも状況も虚構なんだから、描写も虚構ということ。
954名無しのオプ:2008/03/21(金) 07:42:03 ID:eUrVICFs
>>952
オイルショックの頃まではそんな感じじゃなかったかな。
私の父親もそれなりに大手の社員だったけど帰宅は夜7を過ぎるようなことは
めったになかったと記憶している。
週休二日が普及した代わりに勤務時間が9―5時が、9―6時になし崩し的に伸びたこと
(昼休み1時間は労働時間とみなさないことにされた)
80年代以降サービス残業が慣行化してしまって(他社がやるならうちもやるってかんじ)
などによりサラリーマンは長時間会社に縛りつけられることになった。
955名無しのオプ:2008/03/21(金) 08:16:22 ID:wiBQ0azz
ニコヨンて240円でしょ?
956名無しのオプ:2008/03/21(金) 10:06:24 ID:jG0gAXgn
>>952
当時の大手企業なんてそんな感じでしたよ。
なんせオフィスに冷暖房がまったくないわけですから、残業なんてとんでもない
というか、残業という概念がそもそもなかったような……
でも、土曜日は仕事があったな。帰りは麻雀。
あと、職種によっては徹夜もしていたと思う。勿論、タダ働き。
957名無しのオプ:2008/03/22(土) 08:04:07 ID:MZ93Yapm
先週「江部利満氏の憂鬱」とかなんとかいう映画見た。
これ1963年だから45年前だよな。
当時のサラリーマンの悲哀がよく出てておもしろかった。
月給13000円くらいだったんだって。
貸本が10円。 セイチョウー54歳。脂の乗り切ってた頃でしょ。
958名無しのオプ:2008/03/22(土) 08:14:04 ID:NS7eDz2A
清張の経歴の植字工・印刷画工そして広告図案の仕事って
現在で言えばDTPオペとかグラフィックデザイナーに類するもので
InDesignとかIllustratorやPhotoshopを使ってパソコンでやってる。
現代化して泥臭さはなくなったようでもきつさではさほど変わらないようだが。
かなりの数の清張作品に出てくる印刷業ネタは昔のそういう世界が分かって面白い。
959名無しのオプ:2008/03/22(土) 08:19:12 ID:NS7eDz2A
「壁の青草」という作品で主人公の少年受刑者が刑務所内で印刷の仕事をしている、
で斜めの罫線をどうやって組もうか悩んだといっている。
現在のDTPなら表組みなどはたやすいだろうが、活字を組み合わせて組んでいた頃は
確かにどうやって組んでいたのか、なかなか手間だったろうなと推測される。
960書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/22(土) 22:15:00 ID:9lM0Vbos
何度読んでも「老春」が笑える。
清張先生は必ずしも「笑い」を意図していないのであろうが、
本作を読むと、清張作品はユーモアが無いという批評には「?」となる。
およそユーモア小説とは縁が無さそうな吉村昭先生にも「亭主の家出」という作が
あるように、清張先生にも1作でいいのでユーモア小説(長編)を試みて欲しかった。
961名無しのオプ:2008/03/22(土) 23:47:12 ID:SL4bIoSi
何個か前にも同じような投稿がありますが、私も松本清張先生の本を読んでみようと思いまして
とりあえず題名だけ知っていた点と線を買ってきて読みはじめました。
他に清張作品を初めて読むならとりあえずこれは読んでおいたほうがいいという作品を5冊くらい教えて下さい。
よろしくお願いします。
962名無しのオプ:2008/03/23(日) 09:33:31 ID:ssGkMgOI
初めて読んだのは黒い画集で、長編では波の塔でした。
今は「絢爛たる流離」が一番好きです。
963名無しのオプ:2008/03/23(日) 11:42:08 ID:DxUNIV2I
まずは短編からだよね。エッセンスが詰まっていて何を読んでも面白いと思う。

個人的には潜在光景をお勧めします。あのラストは鳥肌が立った。
964名無しのオプ:2008/03/23(日) 12:45:54 ID:W4IiYgEo
俺は長編から読んだな。中学生の頃だ。
しかも「点と線」じゃなかった。
社会派にしてトラベルミステリー?の元祖としてそういう作品があるとは
何かで知っていたが、単に家になかったから。
最初に読んだのは家にあった「Dの複合」だったと思う。
で、ずいぶん変わったアイディアを考えつく人だなあと思った。
後はまあボチボチと。
965七資産1970:2008/03/23(日) 15:53:38 ID:XgqokbBd
新潮の短編集
代表作がわりと揃っている
966名無しのオプ:2008/03/23(日) 22:28:22 ID:Pys/0y9e
>>962
「絢爛たる流離」がお勧めということですね。
ありがとうございます。

>>963
短編集&「潜在光景」ですね。了解しました。
ありがとうございます。

>>964
最初に読まれた「Dの複合」がお勧めということでしょうか?
ありがとうございます。

>>965
新潮の短編集ですね。了解しました。
ありがとうございます。


「点と線」読了しました。
松本清張作品には社会派ミステリーという冠が付いていて
そのイメージから敷居の高さを感じて読むのを躊躇っておりましたが
思いのほか読みやすかったです。
皆さんがお勧めしてくれた本を読んでみます。
967書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/23(日) 22:55:19 ID:rwB3enfS
毛嫌いせずに時代小説(短編に限ってもいい)も読んで欲しい。
新潮文庫の傑作短編集収録作品、「無宿人別帳」「彩色江戸切絵図」「紅刷り江戸噂」・・・
いずれも面白い作が目白押しだ。
968名無しのオプ:2008/03/24(月) 12:02:01 ID:yVj+cs9C
また記念館行きたくなってきた。
969名無しのオプ:2008/03/25(火) 01:33:18 ID:3mVY6QEG
>>967
なるほど。時代劇小説は宮部みゆきの作品しか読んだことがありませんが
お勧め頂いたので読んでみたいと思います。
ありがとうございます。
970名無しのオプ:2008/03/25(火) 11:00:40 ID:ELM0R7xJ
人情がかった江戸捕り物帳的なのは清張本来の味は出てないような気がするな。
もっと冷徹な「無宿人別帳」は確かにいい。
時代物でも「西海道談綺」はやめといた方がいい。たいした起伏もなくダラダラ長いだけだから。
971書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/25(火) 23:13:28 ID:TKpvaIm7
みゆきの時代小説が嗜好に合うのであれば、みゆき自身が愛読していた清張作品は読んで
みるべきかと思う。
ただし、清張作品の方が当たり前かもしれぬが男っぽく、クールかつシビアなタッチである。
972名無しのオプ:2008/03/26(水) 08:06:19 ID:GeDQfXy2

  , -┴- 、
 ./,-、,-、,-ヽ ,-‐‐‐-、
    |   .|.    |
    ‐――|‐┰┰‐|――‐
    |   .|( ̄ ̄)|      それがどしたの?
    〇ニニ|/TTTヽ|ヽ、
    J    |LLLLLl|`〇
      ( ̄ ̄)―( ̄ ̄)

973書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/29(土) 15:08:21 ID:Va6Ojs4K
・清張短編時代小説の推薦作
「無宿人別帳」は面白い作が多いが、
「おのれの顔」「俺は知らない」「夜の足音」「赤猫」「左の腕」どの作も非常にサスペンスフルだ。
「彩色江戸切絵図」なら、シニカルな結末が効いており、季の文学である捕物帳の面白さも
満喫出来る「大黒屋」と謎解きミステリとして面白い「三人の留守居役」。
「紅刷り江戸噂」なら、終盤、刑事コロンボ風の展開を見せるのが面白い「役者絵」。
新潮の傑作短編集収録作品だと、終盤にかけてのサスペンスの盛り上がりが凄い
「いびき」(なぜか映画版「無宿人別帳」にエピとして取り上げられている)
伝奇ものの魅力溢れる「甲府勤番」。
974名無しのオプ:2008/03/29(土) 21:53:22 ID:I3HcuR/j
  
 ハーイ! アクビちゃんで〜す! ゲバゲバ90分じゃないのよ、お馬鹿さん


                  /|`゙゙`r┐
                _.........._O'o:ミ:| ご つ
              ,.:'´:::::__人:::::::::゚:o   ゙┘
           (9,:'::; :'⌒   ヽ:__:::::':,_
         (9__〉ァ', ‐、     ´ ヾ:::::';:゙:、
      (`ヽ、|//;'⌒!   /⌒':、_}__9:::', 
.        \.ソ ',{__ノ,ヘ. ;'⌒i !ヽ、9:::::!
         /j((::_)ヽ、`" ',_.ノノ_ノ::ノ:::::/
     ∩  〈/ ヽ,     ̄´ (::_)``==-、 
    ゝ⊂:、_   ヽ、,--、  _,..イト‐--‐'∩
     'ーく_ノ_))ニニ=)ニ(=ニニニ(_( ⊃ ノ
        ,.:'´⌒ヽヽ/ゝ、  {::`::/ `ー'
      ∧    ∧´ ̄ `':, ヽ::(___);
       ',_:)   /__';  ∧.} `ー‐'´
       `ー‐ "ヽ、  (__ノ'
975名無しのオプ:2008/03/30(日) 22:36:19 ID:1dc8Vizz
 光文社の乱歩全集みたいに、全作品の全集(文庫で)出るとありがたいです。
色々と、絶版で手に入らない作品も多いし…。
976名無しのオプ:2008/03/30(日) 22:53:24 ID:bU1tlytx
親父が「これが清張の最高傑作」と、「西海道談綺」の文庫本をくれたのだが、
一巻最初の方で挫折。本当に最高傑作、つーか、読む価値ある?
清張作品って、サクサク系とグダグダ系の落差が大きいような気がして、
グダグダ系だったら、嫌だなあと思って。
977名無しのオプ:2008/03/30(日) 23:00:28 ID:CMWsV7Yu
>>975
全何巻になるか想像しただけで恐ろしい
978名無しのオプ:2008/03/31(月) 10:25:05 ID:0z2M/GG7
>>976
評価は人それぞれでしょうね
単行本が出たとき 三浦朱門が書評でモンテクリスト伯に匹敵すると絶賛していたのを憶えているが
デュマの長篇だって いま読むと冗漫な気がしないでもないからなあ
979書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/31(月) 22:19:59 ID:Yqxm9bNz
>>970も書いているが「西海道談綺」は駄目だろ。
これほどの長さではないが、山本一力氏が推す「かげろう絵図」、他には「天保図録」「逃亡」等も
清張現代ものと同様、極端な御都合主義満載できついものがある。
時代小説も短編がお薦めだが、長編(長めの中編と言ってもよい程度のボリュームであるが)
なら「鬼火の町」を推す。
980976:2008/03/31(月) 23:01:15 ID:ed8oHpG6
>>978>>979
サンクスです。よかった。無駄読みしなくて。
ちなみに推薦者のうちの親父は、山本一力も好きなんだよなあ。
おふくろは石田衣良の大ファンだが。
981名無しのオプ:2008/04/03(木) 20:24:58 ID:FGd+nA96
皆さんは、現在、絶版に
なっている文庫で、復刊を望む作品ありますか?
私は「遠い接近」や「絢爛たる流離」など
もう一度入手したいと思っています。
982七資産1970:2008/04/04(金) 01:21:02 ID:NW81is//
「告訴せず」とか読んでみたい

角川文庫版は、ほとんど絶版だから
新潮文庫やちくま文庫あたりで再刊しないかな
と思う
983982:2008/04/04(金) 11:49:50 ID:NW81is//
週刊誌を読んでいたら
新刊案内のページに
文春新書で 「松本清張への召集令状」 という本が出る
と載っていた

買いに行こうか、止めようか
迷うな
984書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/04/04(金) 22:34:26 ID:JatKBpa+

>>983
前に紹介したが、読む価値あり。

「告訴せず」は故青島前都知事主演の映画版にも注目しておきたい。
非常に原作に忠実な仕上がりで、
前都知事が状況に流されやすい気弱な主人公を好演している。
985名無しのオプ:2008/04/05(土) 08:38:25 ID:B/i2QnZw
文春新書って935円もすんだな、高すぎる。
でも昭和18年に召集なら普通だったんじゃないかな。硫黄島には
中年兵士がたくさんいたらしいし。
朝鮮軍19,20師団のうちどこにいたんだろう。
分隊10人それが四つで小隊40人、小隊四つで中隊160人。
これが軍隊の基本。
28年前ソウル龍山の韓国軍にはまだ帝国陸軍の参謀本部や兵舎が残っていたな。
986名無しのオプ:2008/04/05(土) 10:05:57 ID:IwwZ0NIf
>>976>>978>>979>>980
清張の長篇についての評価は概ねみなさんと同意です。
ただリアルタイムで読んだことのある世代としては、
雑誌や新聞の連載で毎回読んでいたときのほうが
単行本で一気読みしたときよりもはるかに面白かったです。
苦し紛れの展開やご都合主義も含めて。
987書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
清張長編に、無理に話を引き伸ばしたり、御都合主義の急展開等が感じられるのは、
連載を前提に書かれていたせいか。
この点を考慮して割り引いて楽しまないといけないのかもしれぬ。
短編は晩年までシャープな出来栄えのものが多いゆえ、小説家としての清張先生は短編の名手
だったという評価に落ち着くと思う。