939 :
名無しのオプ:2010/01/01(金) 18:45:58 ID:LUNhdkdI
マルタの鷹読んで、おもしろいと思ったら
ガラスの鍵と血の収穫も読めば良い
940 :
名無しのオプ:2010/01/01(金) 19:40:46 ID:QbuxT8PO
4 :名無しのオプ:2010/01/01(金) 17:43:28 ID:TlpFTx9C
チャンドラーのおススメ教えてください
941 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/01/03(日) 22:07:05 ID:1zCnkpdV
ハメット長篇をあえて1作だけ読むということであれば、
キャラの魅力はひとまず置き、ハードボイルド・ミステリ文体の完成・貫徹型として、
「マルタの鷹」でも「赤い収穫」でもなく「ガラスの鍵」を推したい。
942 :
名無しのオプ:2010/01/03(日) 22:42:55 ID:kJVC4iGV
関係ないが、スペード&アーチャー探偵事務所、
半分くらいで挫折しそうだわ…
ゴアズは私立探偵の方が向いてるな
943 :
名無しのオプ:2010/01/06(水) 18:52:20 ID:3vE09913
古くさいハメット読むより
サラパレツキーとかローレンスブロック読んだ方がおもしろい
944 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/01/06(水) 21:13:54 ID:k9pkCSSo
今となってはブロックも既に古い感あり。
完全70年代テーストでしょ。
945 :
名無しのオプ:2010/02/04(木) 02:27:58 ID:JHJ7HDhH
ほ
ハードボイルドは英語で読みたいとこだが、難しい。
946 :
名無しのオプ:2010/02/04(木) 11:42:28 ID:VHWdjfTT
まあ人それぞれですね
ハメットは簡潔平明な英語で
かなりそっけない感じがしたけど…
947 :
名無しのオプ:2010/02/04(木) 17:37:46 ID:ZXQwuAkX
オプが謎解きをするとき、図星なのか、こじつけで押し切っているだけなのか、わかりにくい。
948 :
名無しのオプ:2010/02/05(金) 07:59:48 ID:cBHjafEH
1920年代にあんな内容の小説が既に書かれていたアメリカはすごすぎる
949 :
名無しのオプ:2010/02/05(金) 10:15:47 ID:ORjpjrgl
というか
欧州の伝統をひきずっていない
アメリカだから生まれた作品なのかもね
950 :
名無しのオプ:2010/02/05(金) 15:54:09 ID:sCbXUkbA
951 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/05(金) 20:40:08 ID:bFXYyDxX
ジイドがそれなりに評価していたとはいえ、
ハメットをはじめハードボイルド・ミステリが、
いまだにアメリカ文学史の中でまともに取り上げられていないらしいのが
残念。消耗品の娯楽作品扱いなのか・・・
日本の方が、早期に直木賞受賞作品(「追いつめる」)が登場する等、
ハードボイルドというジャンルに対する理解は進んでいるという感あり。
952 :
名無しのオプ:2010/02/05(金) 21:49:26 ID:sCbXUkbA
日本では逆に小説らしい小説が不人気だし。
953 :
名無しのオプ:2010/02/07(日) 03:15:45 ID:47DXmB3j
アメリカだって、ピンチョンやマッカーシーが大人気ってわけでもないぞ
954 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/07(日) 17:01:01 ID:v+QxrCkl
現代アメリカ文学界では、
やはりジョン・アーヴィングがトップランナーなんだろうな。
エンタメならスティーヴン・キングか。
米作品は文学、エンタメ共にかつての男臭い魅力を喪失してしまった感あり。
マクベインもパーカーも亡くなってしまったし・・・
955 :
名無しのオプ:2010/02/07(日) 17:09:51 ID:MGhp+sUu
コーマックマッカーシーは描写力、世界観構築に関しては頭一つ抜けてる
956 :
名無しのオプ:2010/02/08(月) 01:36:53 ID:9fdpXPX2
ジッドがハメットを評価したのはガセだぞ
957 :
名無しのオプ:2010/02/08(月) 12:36:58 ID:rsSspkhc
そう。
小鷹さんのエッセイで指摘されてたね。
958 :
名無しのオプ:2010/02/08(月) 14:07:50 ID:3K4kGS6P
ハメットがクイーンに、エラリーの性生活について知りたいって言ったのはマジなの?
959 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/09(火) 22:36:45 ID:ZKzD8A9+
小鷹さんの著書も読んだが、ジイドのハメット評価が「絶賛」とか
長く流布された点が事実と異なるってことでしょ。
ジイドがハメット作品を読んで、それなりの評価をしていたのは事実らしい。
960 :
名無しのオプ:2010/02/10(水) 00:03:22 ID:RIWsz3ci
961 :
名無しのオプ:2010/02/10(水) 20:38:49 ID:BJYzDmpT
962 :
名無しのオプ:2010/02/10(水) 23:28:45 ID:35fkyUNF
>>959 そういうことですね。
ヘミングウェイやケインに対する評価と似てる気がした。
まわりくどい心理描写から解放されてるのが新鮮だったんじゃないかな?
さばさばしたスタイルもだけど…。
963 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/10(水) 23:31:14 ID:tpLrBilL
>>960 「私のハードボイルド:固茹で玉子の戦後史」
わりと新しいものではこれで良いかと思う。
「ジイドがハメットを評価したのはガセ」=「ジイドはハメットに関して語ったことはない」という意なら、これは言い過ぎである。
ただし、あくまで「それなりの評価」である。
964 :
名無しのオプ:2010/02/10(水) 23:37:50 ID:wJ69ZPh1
自演ですか?>962
965 :
名無しのオプ:2010/02/10(水) 23:56:48 ID:Pq/62tDp
ヘイト
966 :
名無しのオプ:2010/02/11(木) 00:10:49 ID:zx1bo9FC
ホモット
967 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/11(木) 15:25:46 ID:LnCQbrLJ
「狭き門」や「背徳者」の作者ジイドがハメット作品を評価
(たとえ「それなりに」であっても)したというのは驚きかもしれないが、
「法王庁の抜け穴」や「贋金つくり」の作者ジイドが評価というのなら、
さほどの驚きは無い。
ジイドはスリラーやピカレスクへの志向もある人なのである。
つまり、ジイドは「エンタメ」としてハメット作品を楽しんだわけでしょ。
だが、欧米ではミステリ作家、ホラー作家等のプロパーなレッテルを
貼られると、正統な文学史ではまともに語られないいどころか、
完全スルー状態になるのが納得ゆかないものあり。
その作風にはハードボイルド・ミステリファンにも賛否両論あるだろうが、
大ベストセラー作家だったスピレーンは完全黙殺状態だし。
ハードボイルド・ミステリの事実上の始祖であり御大と言ってよいハメット、
日本では純文学のトップランナー(?)な村上春樹が愛読し、
遂にはみずから翻訳まで手がけてしまったチャンドラー、
ハードボイルド御三家の中では(日本では)最も普通小説に近く、
文学性が高いのではとされるロスマク・・・
彼らは多くのアメリカ文学史ではスルー状態なのだ。
この点では、日本では村上春樹が東野圭吾(「白夜行」はハードボイルド?)
より絶対的に上という偏狭な価値観に囚われず、ある意味で自由に語られる
土壌があるのは良し。
968 :
名無しのオプ:2010/02/11(木) 15:43:29 ID:Kz6RJ5dE
だいたい同意見だが。
なぜそこで東野が出てくるのかわからん。売れてる作家だというのはわかるが、ハメットやチャンドラーと対応させるにはどう考えても実力不足だと思うが。
969 :
名無しのオプ:2010/02/11(木) 17:40:26 ID:GWrneBVT
村上春樹はロンググッドバイのあとがきでちょっとハメットのことをこき下ろしてたからな
ヘミングウェイに端を発するハードボイルド精神をハメットはさらに煮詰めた
ハメットの切れ味鋭い文体は我々をハードでクールな場所へ連れていってくれるが
時として耐え難いほどの潤いを欠いた空間へと置いていかれることもあると
970 :
名無しのオプ:2010/02/11(木) 19:13:28 ID:zx1bo9FC
引用ばかりで退屈なスレだな
971 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/11(木) 21:45:16 ID:NJ8aRJh3
>>968 >>969 俺はハードボイルド以外のミステリ全般(本格、サスペンス、警察等々)も
好きなのだが、直木賞候補にもなった東野の「白夜行」は読んだ?
ハードボイルド・ミステリ御三家中では日本で一番人気のセンチな
チャンドラー風、あるいは人間ドラマ重視なダークでヘビーなロスマク風
かと思いきや、意外や主観を排したハメット風なのだ。
なかなかの腕前のパズラー、しょぼい人間ドラマの書き手という俺の東野の
イメージからは意外であった。
既読であれば感想を聞きたい。
>>970 夜明けまでにこのスレを立ち去れ。
俺の指の拳銃(?)が火を吹く前にな(w
972 :
名無しのオプ:2010/02/11(木) 22:46:52 ID:zx1bo9FC
気をつけな。そんなクサイせりふじゃ誰もハメット読んでるなんて思わねえぜ
973 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/11(木) 23:43:59 ID:NJ8aRJh3
>>972 ハードボイルドのスレらしい挑発だが、
ハメット?
西部小説かスピレーンでしょ。
君が単なる荒らしだとは思いたくはないのでマジレスも頼む。
974 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 01:04:30 ID:aWi0hvjP
>>972 馬人はハメットどころかなに一つ読んでやしないよ。
975 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 01:11:27 ID:jrI9ze1B
>>971 白夜行は読んでないなぁ。ガリレオを初めに読んで、そこで三流作家のイメージを持ってしまった。その後にいくつか(殺人の門とか)読んだが、第一印象が悪すぎて受け付けない。
白夜行がそんなにいいなら読んでみたいが、多分第一印象にひきずられるだろうなぁ。多作で品質を揃えられない作家は読む側からすれば迷惑だ。
長々とスレ違いで申し訳ない。
976 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 02:11:05 ID:UXZxxRtM
>>974 書斎は本編読まずにあとがきだけ読んでいる印象
977 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 06:54:45 ID:bIa4CuC7
白夜行を読んでみます
書斎さん、解説ありがとう
978 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 07:36:50 ID:N39nmNMk
2ちゃんは本格厨ばっかでハードボイルドに詳しいやつは少ないからな
10人に一人ぐらい
979 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 10:30:18 ID:mThrgPvb
>>976 例えば「白夜行」がどうとか言っているけど
実際読んだ俺から言わせれば奴の発言はピント外れもいいとこ。
スレ違いだから詳しい説明は避けるけど
奴はまるで誰かの感想だけを読んでそれを勝手に解釈しているような
変な曲解の仕方をしているよ。
980 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 17:06:48 ID:SguTwkJx
ヘイトはあとがきすら読んでいない印象
981 :
書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2010/02/12(金) 21:08:54 ID:ILlKEjZN
>>975 嗜好の問題は別として、
圭吾の本領はガリレオ・シリーズのような遊び心に富んだ作にあるかと思う。
(同シリーズで直木賞受賞作品・映画化もされた長篇「容疑者Xの献身」はダークな人間ドラマも強調された異色作だ)
チャンドラー人気が高い日本では、実はハメット風の作品は少ない。
ハメットを絶賛したのは大藪春彦だが、総じてスピレーン、チェイス風の作が
多く、彼氏は独自の世界を構築してしまった感あり。
「白夜行」は、謎解きミステリとしてはご都合主義の塊みたいな作であり、
探偵物語でもないが、ハメット作品中でハードボイルド・スタイルを
貫徹した作「ガラスの鍵」を好む向きは一読されたし。
さて、どう見るか?
982 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 22:46:04 ID:UXZxxRtM
あーうぜ。なんでこんな「〜の感あり」
なんて漫画みたいな言葉遣いする奴がハメットを好むのか分からん。
ハメットが迷惑してるぜ。
983 :
名無しのオプ:2010/02/12(金) 23:28:15 ID:bIa4CuC7
「ガラスの鍵」も読んでみます。
書斎さん、ありがとうございます。
984 :
名無しのオプ:2010/02/13(土) 03:03:21 ID:MS/JVRUU
ところで次スレ立つの?
985 :
名無しのオプ:2010/02/13(土) 09:53:41 ID:Q9EjKzZn
立てない方がいい
どうせ書斎とアンチ書斎が来てダメになる
乱歩スレとかみても両方とも荒らすことしか考えていないし
立てたきゃしたらばの避難所に立てればいいよ
そうすればアンチ書斎も喜ぶしここも書斎関係の書き込みが減って晴々する
986 :
名無しのオプ:2010/02/13(土) 10:14:08 ID:MoTqfqNq
あっそ
987 :
名無しのオプ:2010/02/13(土) 10:38:55 ID:QKv4zwA+
988 :
名無しのオプ:
半分以上書斎の自演だろ