【緑衣の鬼】 江戸川乱歩 第十一夜

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戦前の「探偵小説」の時代にはSFさえ範疇にあったしね。

ちなみに「ミステリー」「ミステリ」という用語で小説分野を表現するようになったのはごく最近でしょ?
少なくとも乱歩の生きていた時代ではないよね。

あと根本的なことだけど・・・「広い意味で」使ってるのはむしろ書斎本人であって、
乱歩自身が「押絵」をミステリとして認識してたかどうか、全く提示していないんだよね・・・

乱歩が書いたのはすべて「ミステリ」のはずであるから、押絵もミステリの範疇である。
だから乱歩はミステリを広く把握していた、なんて論法になるわけよね。

乱歩がミステリ(言葉の規定が不明なんでなんだかわからんけど)だか本格探偵小説だか
しか書いていないとでもいうのだろうか・・・