【緑衣の鬼】 江戸川乱歩 第十一夜

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731名無しのオプ
ここ最近の乱歩スレを軽くおさらいすると、
>709さんが、 乱歩は探偵小説家かどうか について質問したのですね。
それを書斎が受けたのが、>>709の発言。
現在、「ミステリー」「ミステリ」という言葉は普及してますが、
犯罪などによって作られた“謎”に関する物語と、超自然的な“謎”のそれとが一まとめになってるのが
一般の共通認識ではないでしょうか。戦前の「探偵小説」というカテゴリーにやや似たところがありますね。
>709さんへ回答するなら、同氏のいう「探偵小説」はどの時代のどの概念か問うた上で
「探偵小説(家)」という用語を使ってレスすべきなのに、「ミステリ」の話をしている。
その上、既に指摘されてる通り典拠が明確でない。私は『幻影城』以外は手元にないですが、
乱歩が「探偵小説」じゃなく「ミステリ」という言葉の概念について語ったことはないのでは?
残念ながら書斎に反論したID:5G8Pfg4Zさんも「探偵小説」と「ミステリ」を混同してますが。それを受け、

>726 :書斎魔神 ◆AhysOwpt/w :2008/03/14(金) 22:09:17 ID:37puOY//
>>乱歩は「何でもかんでもミステリ」と考えていたわけではない。
>当たり前のことであり、誰ひとりとしてこんな事は言うていない。
>客観的に見て、大乱歩がミステリという概念を広く把握していたのは事実である。
>ただし、本格ミステリの概念に関しては、かなり厳密。

書斎自身が、「ミステリ」という言葉の意味を混乱させて使ってることがわかるかと思います。
ともかく典拠を明確にしつつ「探偵小説(家)」という用語を用いて回答しなければ無意味ですね。