横溝正史【貸しボート十三号】

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963書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
車井戸はパート1スレ以来、中編屈指の傑作との定評が固まっている。
時代性を感じさせるトリックも悪くはないのだが、短編ながら本作も
「見えないこと」による焦燥感=サスペンスが鬼気迫るかのような展開の面白さ、
哀感を感じさせる幕切れ等、「物語」の魅力が優る作である。