ポプラ社版『ホームズ』『ルパン』『少年探偵団』2

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347名無しのオプ:2009/12/29(火) 16:45:16 ID:I0XUQA4I
ポプラ社の文庫、少年探偵団の次はルパンか。
今さっき書店で見かけて驚いたよ。
348名無しのオプ:2009/12/29(火) 21:10:04 ID:UkILcF4u
おれも書店で見かけて、あわてて購入しました。
e-honの新刊案内にも出てなかったから、びっくり。
これはホームズ全集も期待できますね。

少年探偵団の27以降もこの「文庫化シリーズ」の評判がよければ
出してもらえるんだろうか。
349TF:2009/12/29(火) 21:35:21 ID:qHElh/Ii
ポプラ社の3本柱が「乱歩」、南洋一郎の「ルパン」、山中峯太郎の「ホームズ」だったので、それは別段吃驚はせないのですが、現在の処、8巻迄しか刊行予定がない上に、どうやら本文と挿絵は初版によっているらしい事の方が吃驚しました。
南洋一郎の『怪盗ルパン全集』は、前半の15冊だけで一旦完結し、その後昭和46年から増巻されたのですが、(巻数未定→24巻→25巻で一旦完結、結局30巻)前半15冊は昭和46年から48年頃にかけて、改訂されました。
「七つの秘密」と「八つの犯罪」は短編集ですが、短篇の幾つかは差し替えられたのです。
それを、昭和33年から昭和36年のヴァーヂョンのそれもはぢめの8冊しか刊行予定が立っていないと云う事の方が吃驚です。
普及度を考えれば、昭和46年〜昭和48年頃の改訂版ぢゃろうが、と思いますが・・・。
尤も、8冊出してみて売れ行きがよければ続けてだろうし、あまり芳しくなければそれっきりでしょうね。

ちなみに、山中峯太郎の「名探偵ホームズ」全集は刊行の予定すらないそうです。
350名無しのオプ:2009/12/30(水) 10:58:15 ID:ebfBd0g8
情報乙です!

ルパン全巻購入します
マニアックなこだわりが気に入った
資料的な価値もあるし…
351名無しのオプ:2009/12/30(水) 22:07:56 ID:W3MZ6L2m


ポプラ社に ルパン全集、全巻刊行絶対希望の葉書を出そう!!
352名無しのオプ:2009/12/31(木) 01:28:33 ID:QKVUyURq
光文社文庫の乱歩全集全部買った俺がポプラ社の乱歩集める意味ある?
内容同じならスルーしようと思ってるんだけど
353名無しのオプ:2009/12/31(木) 11:52:22 ID:XV+LuzYI
>>349
古本屋でルパン全集のセットを見かけたけど、1万円以上という値段と
なによりあのボリュームに躊躇した身としては、ぜひとも文庫で全巻出して
ほしいなぁ。
ホームズ全集もハリウッド映画の「シャーロックホームズ」に合わせて
刊行とかしないんですかね。
354名無しのオプ:2010/01/02(土) 21:42:28 ID:lVbrgzt6
奇岩城は傑作だな
355名無しのオプ:2010/01/04(月) 10:21:50 ID:Vahnn0Ib
やばい。ポプラ文庫クラシックの江戸川乱歩 全巻を一気に買いたくなった。
全巻セットには収納ケースがつくんだよなあ。
部屋をせまくするだけのような気もするが、所有欲をそそられる・・。
356名無しのオプ:2010/01/04(月) 23:36:57 ID:T9nEgcgk
ポプラ社のルパンの奇岩城の解説がモンキー・パンチでルパン三世のイラストが載ってた。
クラッシクシリーズ第2弾って書いてあったんで、第3弾もあり得るのかもしれんね。
357名無しのオプ:2010/01/05(火) 09:48:18 ID:FwwhQvRp
ホームズは文庫でたくさん出てるからなぁ
358名無しのオプ:2010/01/09(土) 12:53:35 ID:x2TTGBdy
ルパン文庫で出るんじゃね
今日、初めて知った
359名無しのオプ:2010/01/10(日) 09:34:32 ID:NtRQ1Xur
ポプラ社ルパン文庫の第2弾のラインナップ
「八つの犯罪」、「黄金三角」、「怪奇の家」、「緑の目の少女」
だって。
360名無しのオプ:2010/01/10(日) 10:11:43 ID:98mQJw4i
全部出す勢い?
商売熱心だな、よしよし
361名無しのオプ:2010/01/16(土) 16:44:17 ID:jIvYUi6y
ルパン欲しいけど全巻揃うときにBOXで出そうな気がするから迷ってる
362名無しのオプ:2010/01/17(日) 13:50:45 ID:KvvFVqO3
そうだなー
乱歩のときのことから考えると、BOXについては
最後にまとめ買いした者が勝ちだったし。
363TF:2010/01/31(日) 21:30:41 ID:IPmWUTFs
ルパンの第二回配本予定の「八つの犯罪」が初版に準拠するとの事です。
出せても取り敢えずは第15冊迄ぢゃないかな。
364TF:2010/01/31(日) 21:36:23 ID:IPmWUTFs
>>352
表紙絵や挿絵を集めるとか、ポプラ社版と光文社版との違いを見るとかでなければ、
光文社の文庫版全集で充分だろうと思います。あれは校異迄入っていますから。
スルーしても良いだろうと思いますね。
365名無しのオプ:2010/01/31(日) 23:56:34 ID:DXVOv/WG
俺は、挿し絵あるほうが好きなので・・
乱歩は、大人向けは創元、子供向けは今回のポプラで
集めてしまいました。
366名無しのオプ:2010/02/01(月) 10:31:23 ID:g1A1ulYB
おお同志よ!!
367名無しのオプ:2010/02/03(水) 00:33:58 ID:9YRxwPpQ
少年探偵団は非二十面相が好きだった
おどろおどろしさが凄かった
368名無しのオプ:2010/02/07(日) 19:13:16 ID:PXVguMgQ
創元はやっと全巻揃った!今ヤフオクでコツコツとポプラ27巻以降を集めているが、
蜘蛛男の挿絵の少なさにガッカリした‥創元の方が充実した挿絵かも‥
369名無しのオプ:2010/02/21(日) 08:55:58 ID:C3sazbkY
今日の日経書評欄にルパン文庫が取り上げられている。
何でも7月までに計15冊を刊行し、残りの15冊の出版は
今後検討だって。
370名無しのオプ:2010/02/21(日) 20:42:45 ID:kWZGFZ8W
後書きのことが出てた
パヤオ当たりにお願いして断られたのかなと思った
昔なら受けてくれただろうけど
単なる妄想
371名無しのオプ:2010/03/06(土) 23:44:07 ID:KdMiQdnh
今回出た『八つの犯罪』は、
『八点鍾』に改訂版『怪盗紳士』の2編をまぎれこませた、
日本版オリジナルの珍品。
372名無しのオプ:2010/03/07(日) 10:20:43 ID:HKAXSE5w
>371
それは、不正確です。
「皇后のネックレス」は「強盗紳士」から、「さまよう死霊」は「ルパンの告白」に収載です。
後期ヴァーヂョンでは、「皇后のネックレス」は「ぼくの少年時代」として「ルパンの大失敗」の巻に。
「さまよう死霊」は「さまよう死神」として「七つの秘密」に移ります。
多分次回配本の「七つの秘密」はベースは「ルパンの告白」(仏蘭西本9篇収載、英語版10篇収載)ですが、
矢張り「バルネ探偵局」から2篇はいっています。後期ヴァーヂョンではこれも「ルパンの名探偵」に移ります。
その結果、「ピラミッドの秘密」が改訂になります。(第一話が「ルパンの告白」の「地獄の罠」を組み込んでいたため)
だから、19巻「ルパンの大失敗」と21巻「ルパンの名探偵」との配本に問題がでるのです。
16巻以降を配本するときに、第5巻「八つの犯罪」と第10巻「七つの秘密」との2冊を先ず改訂したのです。(昭和46年)
373名無しのオプ:2010/03/07(日) 10:39:39 ID:BDn4UMFm
>>372
横槍だけど、“改訂版『怪盗紳士』”だからあってるよ。
創元推理文庫とかは、「さまよう死霊」と同じ作品は
『怪盗紳士リュパン』に入ってるでしょ。
374名無しのオプ:2010/03/07(日) 11:45:00 ID:oTyBoEOZ
>>372
詳しい説明 乙です。
私の実家にあるのと収録作が微妙に異なってる理由がわかりました。
375TF:2010/03/07(日) 18:57:51 ID:HKAXSE5w
>>373
やれやれ、それを持ち出すのか。
話がややこしっくなるばかりだから省いたのに。これだと短編2篇が行き場を失うんだよね。
仏蘭西本のヴァーヂョンによって、「強盗紳士」の「疑問符叢書」「緑文庫」及びその系統の版本には、「マダム・アンペールの金庫」と「黒真珠」を省き、かはりに「彷徨う死神」が這入ったヴァーヂョンがあります。
この系統の訳書は、創元推理文庫(旧東都書房版も)、角川文庫、早川書房のポケットブックス版があります。
最近の三巻本の全集に一応従う事にします。これは南洋一郎が手を付けなかった、「ルパンの巨大な富」を除いて仏蘭西で作者が生前に発表した作品が全て収められています。早川文庫の平岡訳の台本です。
376名無しのオプ:2010/03/07(日) 19:35:54 ID:JbrjB9d8
ただ、南洋一郎が用いたのは、時代的に8編版(改訂版)の『強盗紳士アルセーヌ・ルパン』の方でしょう。
だからこそ、
第2巻『怪盗紳士』に
「大ニュース=ルパンとらわる」
「悪魔男爵の盗難事件」
「ルパンの脱走」
「奇怪な乗客」
「ハートの7」
「大探偵ホームズとルパン」
の6編を採った、(8編版での)残りの2編、
「皇后のネックレス」
「さまよう死霊」
が『八つの犯罪』に回されたのでは?
377名無しのオプ:2010/03/07(日) 19:39:23 ID:bgbm4Opt
ポプラ文庫でルパン出てたのか!
買ってしまいそうだなあ。「八つの犯罪」好きだった。
でも解説はいらん。
378名無しのオプ:2010/03/08(月) 00:02:51 ID:1vUD3UxU
まさに珍品だ…
379名無しのオプ:2010/03/12(金) 23:21:26 ID:inwl9jOS
「奇巌城」以下とりあえず4冊買ってきた。
ルパンの挿絵はホームズみたいな
水彩画タッチだったのかー。
昔持ってたのはペン画タッチだったよなぁ、たしか。

こうなると断然ホームズもほしいなぁ。
著作権とかもう消滅してるんだろう。
出しても、文句言う奴いないと思うがなぁ。
380TF:2010/03/13(土) 12:28:45 ID:I7heDI11
>>379
確かに、コナーン・ドイル氏の著作権は、本邦では公に帰しています。(英国では一旦切れたが、法改正で復活)
但し、山中峯太郎氏の著作権は未だ有効です。1966年没ですから、2015年迄有効ですね。
挿絵の有安隆氏、初期のダスタヂャケット(カヴァー)絵と途中からの口絵の牧秀人氏、後期のヂャケット絵の柳瀬茂については生没も含めて不明です。
(ポプラ社が権利全てを買い取っている場合は問題がないでしょうが…)
381名無しのオプ:2010/03/14(日) 15:59:35 ID:fK/oHq/7
ポプラ文庫のルパン、本屋で見かけたんで買ってきた
懐かしいなあコレ、子供の頃に何度読み返したか分からん
表紙を見ただけでワクワクしてくるわ
382TF:2010/03/28(日) 17:59:08 ID:ohO8yJ7w
ポプラ文庫のルパンの続刊予定がわかりました。
>>369
新聞報道は些か違っているようです。
5月上旬に
9怪盗対名探偵
10七つの秘密
11三十棺桶島
の三冊を出すそうです。
そして7月上旬に
12虎の牙
13消えた宝冠
14魔女とルパン
の予定だそうです。
もとの「13ピラミッドの秘密」の予定はないそうです。
又、「10」の「七つの秘密」は昭和46年に改訂されていますが、初版によるのか改訂版によるのかは検討中との事です。
取り敢えずは14冊刊行予定だそうです。
(以上、ポプラ社に問い合わせた回答によります)
383名無しのオプ:2010/03/29(月) 22:03:56 ID:2gEhL7D1
こんなこと教えてくれるの?
空色勾玉の文庫本がいつ出るかも聞いてきて下さい
384名無しのオプ:2010/04/04(日) 16:29:41 ID:qNDcASEa
昔のポプラ社ルパンはボワロー&ナルスジャック作のもあったよね?
あれも復刻して欲しいなあ
385名無しのオプ:2010/04/09(金) 02:27:46 ID:VUfyk0El
翻訳権料の分が、ルブラン作より余計にかかる。
386名無しのオプ:2010/04/09(金) 10:26:15 ID:qUGT660D
たしかに
387名無しのオプ:2010/04/10(土) 12:06:13 ID:7zuwYCtS
「一寸法師」のマネキンの間に立つ一寸法師と
「赤い妖虫」の箱から犯人の娘が出てくる挿絵は
二大トラウマ
388名無しのオプ:2010/04/11(日) 09:12:35 ID:Ztw+nQrw
昭和50〜60年ごろに小学校の図書室に置いてあった
児童向けの世界名作ミステリー全集みたいなの探してます
ポプラ社の乱歩シリーズに近いサイズ(ハードカバー)で
ABC殺人事件、813の謎、Yの悲劇、マルタの鷹等が入ってたと記憶してます
389名無しのオプ:2010/04/11(日) 09:59:00 ID:doymDxqu
ジュニア版世界の推理?だったかな
秋田書店じゃなかったっけ…
390名無しのオプ:2010/04/11(日) 11:27:36 ID:rmItXerz
あかね書房のシリーズかも、と思ってググってみたけど813の謎はどっちにもないねえ。
391名無しのオプ:2010/04/17(土) 22:51:41 ID:QgeV0oj6
翻訳権の関係で『813』の児童書は、講談社とポプラ社からしか出ていない
392388:2010/04/24(土) 23:43:42 ID:8leHLMOR
ジュニア版世界の推理とあかね書房で検索して出てきたサイトを
色々見て回ったところそれらしいのが判明しました
http://homepage1.nifty.com/maiden/jsm/bunken.htm
http://www9.big.or.jp/~hiroshi1/pplog/img/970-1.jpg
多分このシリーズだと思います
Yの悲劇のイラストがたしかこんなんでした
813は覚え違いだったみたいです
ありがとうございました
393名無しのオプ:2010/04/25(日) 10:26:47 ID:rgPY+QDE
ああ、良かったですね。
有名な古典ばかりだけど、バランスの取れたラインナップだね。
394名無しのオプ:2010/05/14(金) 10:06:06 ID:aPRCV3Nw
>>392
あ〜俺の読んだYの悲劇これだ!子供心に犯人バレバレだろと思った
お陰であらためて大人向けの文庫で読み直す気になれない
395名無しのオプ:2010/05/23(日) 15:49:06 ID:tHady+TH
>>392
このシリーズ懐かしいなあ
コレでクロフツのファンになったんだっけ
396TF
ポプラ社のポプラ文庫クラシック版「怪盗ルパン」が14冊で完結致しました。
結局もとの「13.ピラミッドの秘密」は刊行されず、元の「14.消えた宝冠」が13に、「15.魔女とルパン」が14にと云う事になりました。
刊行せない理由は「「ピラミッドの秘密」ですが、現在のところ刊行の予定はございません。
理由といたしましては、本書はルブランの作ではなく、ほぼすべてを南洋一郎氏が創作した作品のため、「ルパン」シリーズに含めることは
相当ではないと判断したためです。」(ポプラ社の回答)初版以来途中で改訂をしつつも約40年も刊行して置きながら今更と云う気もしますが、ルブランの原作がはっきりせない事は確かです。
だからと云って南洋一郎の創作と決めるのも躊躇されます。黒岩涙香の「鉄仮面」や「幽霊塔」も一時は涙香の創作だろうと云われたのですが今では原作がはっきりし前者は台本とした本はこのヴァーヂョンではと云うもの迄見付かっているからです。
「ピラミッドの秘密」は米国の少年雑誌の連載が台本だと云う事です。いつか発見されるかも知れません。