【大暗室】 江戸川乱歩 第十夜

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417書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
>松山巌『乱歩と東京』を読み始めた(何を今更なんだろうけど)。
全くそのとおりだな。自分自身が良くわかっているようである(w
写真も興味深い本書ではあるが、大乱歩作品は「東京」というメガシティを語る
ための素材に過ぎない感があるのが、ミステリファンとしては残念。

タイトルねただと、これは大乱歩の作品ネーミングの方が先行する例だが、
「二銭銅貨」に関しては、黒島伝治の方が内容的にフィットしているやに思う。
親が二銭銅貨をけちったのが因となる少年の死、当時の貧困日本の様相が透けて見えて
来るような佳作だが、大乱歩作品の方は二銭銅貨は物語の小道具に過ぎない感がある。

1対1の勝負は、ラウンジあたりが相当である。
スレ立てがあれば、簡単なルール確認後、即論戦に応じる用意あり。
心して来い!