社会派ミステリーといえば松本清張 第四章

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181教えて
2)冤罪で兄を死刑にした裁判官か検察官か弁護士かに妹が復讐する話。
細かいとこは忘れましたが、妹が身分を隠して兄の敵であるおじさんに近づき、
酒を飲ませて情事にいたる。合意の上だったが、妹は実は処女であり、医者の診断書も
情事の後診察にいき、処女であったという診断書か証明書をとって、そのおじさんに
郵送する内容です。レイプで訴えられたらそのおじさんには潔白を証明する術がなく
その女が、自分が死刑にした男の妹であると知るというストーリーでした。
これも題名が思い出せません。
3)有名建築家の男の後妻におさまった水商売の女が、夫の部下で若く才能のある建築家を誘惑し、
夫を共謀して殺害。若い建築家はその後めきめきと頭角をあらわし、その後妻が経営する
建築事務所の花形建築士になっている。その男は後妻を好きだったが、後妻から世話してもらった
新妻をやがて熱愛するようになり、独立したいと願うようになる。
が、共謀して犯罪をしたということをたてにいつまでも独立させてくれない後妻を
次第に憎むようになりその女を殺してしまうという話です。短編でした。