横溝正史 〜十一月は季節外れの雪の密室〜

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682書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
いたずらに怪獣・怪人カードを集めているだけの奴のことを思い出して、
失笑してしまった。

繰り返し書いたことだが、金田一東京もの(長・中編)では
悪魔が来りてはまあ傑作、黒猫亭は二列目の傑作、
後は「幽霊男」と「吸血蛾」が読むに堪える程度の出来である。
金田一東京ものの決定版として書かれたと思われる「白と黒」が
作風とミスマッチな凡庸な作に終わったのが痛い。
やはり、金田一と団地は不似合いであった。