【俺の血は】大藪春彦の本を語る 6【俺が拭く】

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932名無しのオプ:2007/01/15(月) 16:11:08 ID:IFGlXbQ0
道民でしたか
933名無しのオプ:2007/01/15(月) 17:05:26 ID:2Dd067sy
俺の大藪デビュ−は中2の時で電車に捨ててあった「絶望の挑戦者」だったと
思うんだけど、わりと真っ当に漱石とか実篤とか読んでた頃だったんで衝撃的
だったなあ。確か、主人公武田が元愛人をあっさり撲殺するような場面あった
よね。企業内の謀略に巻き込まれるような話だったと思ったけど、何せ30年
くらい前に読んだきり、捨てちゃったんでよく覚えてないや。
934名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/15(月) 18:03:47 ID:nOOSt7+a
>>932
いえ、去年からハマっている地方藩士です。あの番組のカブ・シリーズでは映画「汚れた英雄」の
テーマ曲が良く流れますね。最初に流れたのは「東日本縦断」でしたが、その時は大藪春彦の
作品で映画化されたという説明も字幕で出ました。

>>933
クリンガーは「トラブル・シューター」にも登場する会社ですね。
935名無しのオプ:2007/01/15(月) 19:50:40 ID:HQRtfj7h
ぜひ誰か大藪レシピ作ってください。
でも生卵5個とかはやめてください。
936名無しのオプ:2007/01/15(月) 22:33:02 ID:3NGxD9gb
>>931さん
時間の記述の誤りについてですが、具体的にどの部分でしょうか?
今、該当箇所を一所懸命読んでおりますが、当方、読解力不足の為、
見つけられませんでした。
差し支えなければ、お教え頂けると幸いです。

937名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/15(月) 23:15:58 ID:AiwFmGhq
>>936
汁粉屋と墓地のシーンの後、朝倉が晴海荘に着いた時間と立ち去った時間に注目。
938936:2007/01/16(火) 00:21:41 ID:/q3F8mIC
>>937さん
ありがとうございました。
全然気づかなかった自分が恥ずかしいです。

939名無しのオプ:2007/01/16(火) 20:48:45 ID:hXS/gkrK
この前、スーパーでボロニアソーセージが売っていた。
なにか大藪作品のボロニアとイメージが違っていたので
買うのをやめた。
940名無しのオプ:2007/01/19(金) 07:49:09 ID:IHTSpxjU
941名無しのオプ:2007/01/23(火) 08:14:29 ID:EH7EWOev
アリー・カーンってどういう人だったのでしょうか?
942名無しのオプ:2007/01/23(火) 11:16:52 ID:vvs4HLha
稀代のプレイボーイ。つーかクグれ。
943名無しのオプ:2007/01/24(水) 16:46:10 ID:+xId+rDZ
ローストビーフを五キロ。

ケーキを煉瓦二本分。
944名無しのオプ:2007/01/24(水) 20:55:21 ID:+QBHZlOp
コーヒーにはバターっすよね
945名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/24(水) 21:54:25 ID:9Fg/AcTO
>>943
「獣たちの黙示録」のスピロスですね。

>>944
若い頃に試したことがありますが、“舌が焦げるほど”熱いコーヒーじゃないと
生臭くて飲めたものじゃないです。
946名無しのオプ:2007/01/25(木) 02:14:26 ID:YKbZZi+H
バターをたっぷりつかってても高血圧にならない。
947名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/25(木) 19:27:09 ID:q8+r/26y
>>946
バターをたっぷり使ったクッキーやケーキに、さらに分厚くバターをなすって食っても
高血圧にならないくらい重労働をしているニュージーランドの男たち。

大藪春彦が“男の中の男”として、複数の作品に登場させたローリーもその1人ですね。
そんな環境で育った片山健一は、大藪作品の中でも最強クラスの主人公だと思っています。
948名無しのオプ:2007/01/26(金) 22:50:39 ID:q9Rkyzqw
マンハッタン核作戦の永井豪の解説は秀逸。 
ほめてんのかおちょくってんのか。
でも解説抜きにしても、面白かった。 
ドリーX 萌え〜
949名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/27(土) 21:35:41 ID:ZLjtVzoE
>>948
>ドリーX 萌え〜

大藪作品においては、黒人が肉体的に優れているという描写がけっこうあります。これは
当時としては画期的だったのかも知れませんね。黒人女性の激しさにはさすがの邦彦も
疲れを感じるほどだったようです。こういった表現は「殺人許可証No.3」でも出てきますね。
950名無しのオプ:2007/01/29(月) 09:46:45 ID:MCglYm0g
由美子はオロオロした
951名無しのオプ:2007/01/29(月) 15:25:39 ID:li/4xq5n
アンチ・フェミニズムを公言していた大藪センセ。ス−パ−女諜報員の話なんかは
書いていて、男達が血祭りに上げられるのが自分自身でくやしかったんだろうな。
しっかり、ラストでは伊達邦彦を登場させて、レイプシ−ンで男たちの怨念を晴らし
ている。(笑)
952名無しのオプ:2007/01/29(月) 21:53:40 ID:G75sz7m8
素朴なまでにシンプルなマッチョイズムだもなあ大藪世界は
2ちゃんのフェミ嫌いみたいに妙なコンプレックスが無いから清々しい
953名無しのオプ:2007/01/29(月) 21:57:16 ID:s9bT07tF
西城の男娼のエピソードには正直引いた・・結構そっち方面の素養もあったのか? 薮センセ。。
954名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/30(火) 07:05:52 ID:weDGfhLl
>>953
金や自分の目的のために男を満足させてやるシーンは、けっこう出てきますからね。
女役なら引きますが、「強靱な精神力で男も相手できる」ということなのだと思います。
石川克也とか高見沢優なども含めて。
955名無しのオプ:2007/01/30(火) 22:32:32 ID:iDDnHGDp
大薮ヒーローがホモってもマイナスイメージは無いなあ
より超人性が高まってるように見える
956名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/01/30(火) 23:10:47 ID:QvFwIa2R
>>955
デビュー作の伊達邦彦にしても、友人から「潜在的なホモ・セクシャルかも知らんな」と
指摘されていますし、4月4日のゲイ・パーティーの夜にゲイ・ボーイを拾って追っ手から
逃れる道具としてもいます。意外と多いホモ・ネタ。
957名無しのオプ:2007/02/01(木) 00:24:55 ID:EU8Y6UzB
伊達邦彦はミッキー・カナハンの例を見てもその気配はなさそうなんだけど・・・
「お兄様こそ、アポロン」なんて台詞の違和感のなさを見ると、う〜ん。。

なんかタイトル忘れたけど、冒頭の一行目の主人公の紹介で「ホモではない。」ってのがあったような・・
その世界を(ある程度)意識していたのは間違いないようですね・・センセイオーヤブ
958名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/02/01(木) 07:09:59 ID:dJ8COSmY
>>957
>なんかタイトル忘れたけど、冒頭の一行目の主人公の紹介で「ホモではない。」ってのがあったような・・

この話題は何度も出てきますが、「特務工作員01」ですね。大藪小説の主人公たちの場合、
その凄まじい肉体美やセックス・アピールに女性だけでなくゲイの男性まで魅了されるという
描写なんだと思っています。伊達邦彦、北野晶夫、西城秀夫、石川克也、高見沢優等々。彼らは
基本的に男から迫られても当然のように拒絶しますが、自分の野望を達成するために必要なら
男を抱くことも躊躇わなかったりします。若き日に一見まじめな人物が実はゲイで醜態を晒す
有様を見ていた大藪春彦にとって、ホモ描写は主人公の魅力や人間の二面性などを表現する
ためのものではなかったかと思います。
959名無しのオプ:2007/02/02(金) 16:44:08 ID:5MAnJTdN
>>bgnLnnAiNw
いちいち解説すんなよ・・・

960名無しのオプ:2007/02/02(金) 18:31:33 ID:DslYm7yT
>>959
 958の人の解説いいじゃん。ニワカじゃない大藪オタクの真骨頂って感じで。
結構、何気に飲み会で大藪ファンと出くわして話題が合っちゃう時あるんだけ
ど、そん時の気持ちに似ていて、まんざらウザくもないよ。(っていうか、そ
ういう人ばっか集まるスレか、これ?)
961名無しのオプ:2007/02/02(金) 19:36:17 ID:wbSfnlu6
>>960
つーか、大藪作品て、そんな深く掘り下げるほどの内容ではないと思うが・・・^^
銃、車、女、性癖、犯罪、食材、この話を丹念に説明してるだけだよね
962名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/02/02(金) 21:28:41 ID:Kew/eLoT
>>959
失礼。大藪作品に関して質問している人には、ついつい答えてあげたくなるので。
963名無しのオプ:2007/02/02(金) 23:47:56 ID:WE11fUDt
目的の為には手段を選ばない(ホモ・ゲイ含む)のがかっちょえーんじゃん
964名のない男 ◆bjgqCApaa. :2007/02/04(日) 12:19:30 ID:8B9Jpk0C
>>961
『言いたいヤツには言わせておけ。』
965名無しのオプ:2007/02/05(月) 09:46:38 ID:w0nXr2j5
>>958 晶夫はどの場面で野望達成のために
男を抱いてるんだい?
966名無しのオプ:2007/02/05(月) 15:36:45 ID:Cmkd99iV
>>962
私は好きですよ、解説。
レス読んで作品読み返したりもしてますし。
続ける気があるなら、気にせず続けてくださると嬉しいです。
967名無しのオプ:2007/02/05(月) 16:45:39 ID:w0nXr2j5
>>959 
943・944・948・955 だれも質問してないじゃんW
まあいいけど
968名無しのオプ:2007/02/05(月) 16:48:03 ID:EiO9El8o
また変なアゲ厨が湧いてるな。
969名無しのオプ:2007/02/05(月) 16:51:20 ID:OLBfhnKd
ウザかったら読み飛ばせばいいだけのこと
おれはそうしてる
970名無しのオプ:2007/02/05(月) 17:54:24 ID:EiO9El8o
確かにそうだな。どうせ大藪の話なんて出来ない例のヤツだろうしな。
971名無しのオプ:2007/02/05(月) 18:55:43 ID:FNm49UR/
以前に比べると普通にレスできない環境になってきた事に乙
972名無しのオプ:2007/02/05(月) 20:19:42 ID:Sd9nVO62
>>965
読解力が不自由な方ですか?
973名のない男 ◆bjgqCApaa. :2007/02/06(火) 00:10:22 ID:6EwHl5v0
>>969
その意見を拝聴して思いましたが、
もし大藪先生が存命として「エミー」の続編を執筆したら
今風に「ウザい」なんて台詞を言ったりしたでしょうかね?
なんとなくゾクゾクします( ´¬`)
974名無しのオプ:2007/02/06(火) 00:19:24 ID:YFnq+Uet
その時代の言葉を作品の中に反映させてもなんかムリがあるよな
なんかそこだけ浮いている感じ。
975名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/02/06(火) 07:46:10 ID:hG4O5Q2H
>>973
「気分はルンルン」と書いたくらいですから、頭の悪そうな女に言わせるんじゃないですかね。
で、主人公が威嚇のために機関銃を掃射したら連れのチンピラと共に白目をむいて失神すると。
976名無しのオプ:2007/02/06(火) 21:28:39 ID:zRNPEfig
孤剣読みました、いけますね!!
977名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw :2007/02/06(火) 22:07:36 ID:wQlP4PTk
>>976
「孤剣」面白いですよね。伊吹勘之助というのは、大藪作品の主人公たちの中でもいちばん自由人では
ないかと思います。偵察衛星も監視カメラもコンピュータも科学捜査もないですから、伊達邦彦や
西城秀夫のように苦労して逃げたり別人として国籍を手に入れた挙げ句に「バレてました」という
こともない。

常人の腿より太い腕を持ち、刀の一振りで人間の胴体を切断し、時代劇なのに銃どころかブーメランまで
駆使する野性味あふれる男。豪快な食事シーンも好きです。
978名無しのオプ:2007/02/07(水) 17:20:02 ID:KwKTr3zR
孤剣、本当にいいですよね、1話の鹿肉を食らうシーンなど
最高ですね!
大藪作品は亡き父が大好きでその影響で読み始めました
私は元自衛官ですが大藪氏は本当に銃器に精通しているな
と感じます。
仕事でストレスがたまった時など大藪作品を読むと救われます。

979名無しのオプ:2007/02/07(水) 20:48:10 ID:42EGlrL/
孤剣(赤い手裏剣)でどうしてもまねしたかったのが、小柄(ナイフ?)を指でクルクルまわし、
突然敵のほうに飛ばすというワザ・・・物理的に可能なのでしょうか(笑)
980名無しのオプ:2007/02/07(水) 22:16:25 ID:jIDPji/5
>>979

小松の親分さんもやってましたが、
短刀の柄にテグス巻いてたからなぁ・・・w
981名無しの掟 ◆bgnLnnAiNw
>>978
鹿の血を飲んで身体を温め、焚き火であぶった腿を2本たいらげてひと眠り。目を覚ましてからさらに
胸肉の刺身を食う。さすがに現代の主人公よりもさらに野獣的な、食いだめのできる体質のようです。

>>979
>>980
あれは読みながら、どういう感じなのかちょっと想像できなかったです。最初は指1本で
回しているのかと思いましたが、さすがにそれはないですね。大泉洋とかが良くやるみたいに
ペンを指先で回すような感じですかね?(いや、さっきまで大泉と小松の親分が出るドラマを
観ていたものですから)