【目羅博士の不思議な犯罪】 江戸川乱歩 第八夜

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568書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
確かに「電人M」は「青銅の魔人」のパターンを踏襲した作だが、
見事にずっこけ(この表現が適当)、いかにジュブナイルとはいえ、
笑いさえ催すような作となってしまった例である。
「透明怪人」「宇宙怪人」「夜光人間」等は成功例であろう。
ジュブナイル特有のどきどきするような健全なスリル溢れる展開が共通する。

「大暗室」は、成人向き作品は大乱歩らしさが発揮されており、それなりに面白い。
パノラマ島とは対照的に都市の地下世界に大乱歩のパノラマ趣味が全開。