社会はミステリーといえば松本清張。第三章

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558書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
「今夜は最高!」を未見だと、>>544のような事を書いてしまうという次第。

前にも話題になったが、清張長編に御都合主義の連続は付き物、
(ゆえに、この点が目立たない短編の方を評価する声が多いのだと思う)
自分はこれがあると、物語に惹き込まれるのではなく、逆に創り物というのが
見え過ぎて白けてしまい、読むのがきつくなって来るものを感じる。
これは時代小説も同様であり、「西海道談綺」も「かげろう絵図」も面白いとは
思わなかった。
思えば、清張時代長編で面白く読めたのは「鬼火の町」くらいか。
バカ長いものは、どうしてもストーリーに無理が見られる。