社会はミステリーといえば松本清張。第三章

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520名無しのオプ
いいぞいいぞ書斎すっかり溶け込んでるぞ。その調子。
521名無しのオプ:2006/05/14(日) 00:13:13 ID:prPVl0Y7
少し古い本だが「清張ミステリーの本質」というのを読んだ。
内容は清張作品の解説めいた事が書かれているが表紙が清張の横顔のシルエット
で清張をおちょくってるような、いい意味で「ダメだこりゃ」な表紙。
清張作品の解説はよく目にするが、このスレでも清張作品ついての論考を
楽しく拝見させてもらってます。ところで清張自身が自分の作品を解説されてる
本があれば教えてください。
522名無しのオプ:2006/05/14(日) 03:05:11 ID:0BTVWOH1
今、砂の器を読んだ。
さんざん既出だと思うが、本当に偶然というか強引というか、突飛なものが多いですな。
読んでいて、何度も、あれなんで、今西はこう思い始めたんだっけ?とか考えちゃった。
523名無しのオプ:2006/05/14(日) 03:30:37 ID:GZKRbi5z
>>522
お前なんか殺人音波でとっちめてやる
524書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/05/14(日) 16:57:34 ID:XJ1oK8hE
>>521
「随筆 黒い手帖」は読んだ?
解説というか自作(執筆時期が30年代のため初期作)に関する裏話を含めた所感が
満載である。
>表紙が清張の横顔のシルエット で清張をおちょくってるような
ふと、タモリの清張先生と井上ひさしの顔真似は絶品だったと思うた。
525名無しのオプ:2006/05/14(日) 17:21:34 ID:kr5h0lh3
清張晩年のエッセイに「過ぎゆく日暦」(新潮文庫)というのがある。
日記・紀行文・考古学考察・鴎外等の文学論などだが、
創作についても述べられている。
現在絶版だが、古本屋などで見かけることもある。
526名無しのオプ:2006/05/14(日) 22:04:06 ID:aF2swR0x
「かげろう絵図」上下、古書店で600円でゲットォー!

松本清張の時代小説は「西街道談綺」を読んで以来、
面白いのは解ってたので、期待してページをめくったが、
これまた期待通り。
清張の現代物?は、さすがに古さを感じずにはいられないが、
時代小説は古いもなにもないから、すんなり読める。
527526:2006/05/14(日) 22:10:10 ID:aF2swR0x
ま、たしかに>>522の言うとおり、ご都合主義な展開が
あちこち見られる。たとえば、主人公が敵の隠れ家に
忍び込むと、ちょうどいいタイミングで、敵の1人が
悪事を白状しているところだった・・。みたいなね。

しかし、これがなければテンポがダルくなりすぎる。
ご都合主義にストーリーが展開するからこそ、どんどん
先にすすんで、ページをめくらないではいられない、
というスリリングな展開にできるわけだ。
この小説は、とにかく面白いことを第一に考えて書いた、
と清張も言ってることだし、エンタテイメント小説の
面白さのための仕掛け、と理解したいね。
528名無しのオプ:2006/05/15(月) 00:28:27 ID:yzULQa9U
>>524 「黒い手帖」は読んだよ。>>525「過ぎゆく日暦」探してみます。
どうもです。
529名無しのオプ:2006/05/15(月) 01:59:34 ID:2QxGxPKU
また自演か
530名無しのオプ:2006/05/15(月) 06:23:29 ID:UTobuVaX
センセーはたくさんのインフォーマーっていうのかデータマンっていうのか
とにかく資料や調査するひとをを、抱えてたみたいだな。
釣りミステリーの梓林太郎なんかも長年、センセーの調査マンやってて、
センセーとの思い出本だしてて、これがまたいい味でいいのよ。