自力で解けたミステリー

「ロートレック荘事件」

あの(メ欄)はあからさますぎた。

ハサミ男はﾀｲﾄﾙでメ欄と思った人が多いらしいが、どうしてなんだろう。

そしてだれもいなくなった。

目欄をみたあとだったからわかった。逆にアガサを読んで目欄がこれをオマージュしてるのを知った。

安吾の不連続殺人事件。
違和感を感じたトコがちょうど推理のキモになってた。
個人的に（目欄）はテンション下がるな。

寒さで言えば笑わない数学者が超寒い。

ステーマン作「六死人」
（メル欄）のトリックに先行する古典だそうだが
かの作品から童謡見立て殺人もクローズドサークルも
生き残ってる人物の意識の並列描写も取り去ったのでシンプル極まりない
そこそこ面白かったけどね

思うに（メル欄）の作者には前述の様式美を描きあげるのが重要で
トリックは取って付けだったんだろうなと思った

クイーンの「オランダ靴」と「エジプト十字架」

「エジプト十字架」は「当てることができた」ってレベルだけど、
「オランダ靴」は「理論的に推論できた」かな…

そういえばクイーンは「途中の家」の読者への挑戦状で、
「読者は『言い当てる』のが大変上手いが、『言い当てる』のではなく、科学的にゲームをやってほしい」
って言ってたな。

チャイナ・オレンジとかは科学的にやるのは無理だと思うけどｗ

俺は推理に必要な全てのデータが与えられると瞬時にすべてを悟るんだけど
みんなはそうじゃないの？

>>164
「みんなが、推理に必要な全てのデータが与えられると瞬時にすべてを悟るかどうか」
を推理するために必要なデータは与えられているから、悟ってくださいｗ

九十九十九がいるスレと聞いてとんできました

ここに挙げられてるの、厨房の頃に読んだから全然わからなかったし
凄く楽しかったけどなあ。今読み返すとがっかりなのか。
思い出は綺麗のままにしておいたほうがよさそうだな。

推理に必要なデータが全て与えられない作品となれば
>>164は手も足も出ないであろう

明治断頭台を読んでたら途中でやめられなくてこんな時間になってしまった
…仕事どうしよう
山田風太郎ミステリの定番である奥に潜む黒幕は当初から見抜けてたけど
それでもなお最終章の面白さには感服した

クイーン自力で解けるなんてウラヤマシス
只今５連敗中(´･ω･`)

「悪魔はすぐそこに」
登場人物表がブックカバー裏表紙の折り返しまであるほど膨大なのだが
行動の描写が前半と後半でずいぶん増減激しい人物がいたので何とか分かった
でも解説にもあるとおり二周目に読むのがとても面白い
今から40年前に書かれたとは思えないほど現代的なキャラにも唸らされた

黒猫の三角
プロローグで、犯人だけはわかった。

黒猫の三角

黒猫の三角

ポーの「黒猫」

「怪人二十面相」

タイトルでわかった。

単に犯人を「言い当てる」ことを「解く」と言い張るやつがおおいな、このスレ。
そんなのでいいなら、常に確率何分の一かで当たるだろ。

ちゃんと謎を解いて、論理的思考の上に「こいつだ」と当てないと意味無し。

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　　（ ●）（●） 　＜おっと、>>117の悪口はそこまでだ…
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　　 ヽ　　　|、　　　　（　　ヨ　　　　|　　>>177
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宮部みゆき「ＲＰＧ」

たしかに>>117は、解いたというよりただ当てただけだな

綾辻の水車館

クイーンのXの悲劇は簡単だった
最初の事件、電車だったかバスだったか忘れたが分かりやすすぎ

魍魎の匣の女の子消失トリック。
予想はついた。でも、まさか、やめろ、やめてくれ。そんなのはイヤだ、と思いつつ読んでいって。

つか、あれは読者にそう思わせて気味悪がらせるためのものだったんだろうなあ。

なんかチラホラと京極シリーズの名前が挙がってるが
基本的に謎なんて無くね？殆ど序盤で語ってるやん

事件の構造が解けたってんなら凄いけど、犯人なんて分からない方がどうかしてるわ

「チーム・バチスタの栄光」

チームバチスタは探偵だと思ってたやつがワトソンだったのでびっくりした。
探偵役を当てられなかった２番目の小説だ。

星降り山荘
序盤でメ欄わかってしまった
それでも色々面白かった

都市伝説パズル
こいつらはなにを不思議がっているんだ？としか思えなかった

角川文庫の真珠郎
表紙のイラスト見るだけでトリックの見当ついてしまう

昔
雑誌掲載の短編で
タイトル横のリードですげえネタバレしてるのがあった。

それで真相の見当がついたｗ

大村友貴美「首挽村の殺人」

終盤の(ﾒ欄)で分かっちゃった。

叙述トリックだと、書き方が不自然なんでバレるのが多いんだろうな。

殊能の一人称は
トリックとかそういうのとは無関係になんか（目欄）な感じがする。

だから「ハサミ男」の時は最初からそういうつもりで読んでいて意外でも何でもなかった。
「キマイラ」は十ページ目くらいで自分のイメージイラストを見る場面があって
そこで驚いたｗ

笠井の「薔薇の女」
舞台がパリで第１章が「パリの女」で最終章が「○○の〜」
登場人物一覧で○○に関係があるのが一人しかいなかったんで予想がついた。

あ

なんかまた、「解いた」と「当てた」の区別が付かないやつが降臨してるなｗ

大乱歩の「少年探偵団シリーズ」。

唯一「大金塊」だけ解けませんでしたw

パトリシア・モイーズ「ブルー・ムーン亭の秘密」
犯人どころか、動機すらわかった

京極の姑獲鳥と魍魎
有栖川のダリの繭
法月の短編(パズル崩壊収録)の重ねて二つ？とカット・アウト
貫井の慟哭と短編の被害者は誰？
乾のイニラブとリピート
東野の私が彼を殺した

京極と乾は、お陰で他のを読んでみる気を失くしてしまった
東野は私が彼を以外全敗

Ｚの悲劇

まさか(メ欄)とは思わなかったけど

ハサミ男のアレ見抜いただけで満足するのはあの小説の
本当の読み方がわかっていないと思う。

だってアレって実は事件の真相（真犯人）と関係なくね？
「真犯人はわからなかったけどトリックはわかった」って
全然本当のトリックに気づいてないし。

本当のトリック(笑)

奇偶

「占星術殺人事件」
第二の挑戦状のとこで犯人、トリックともにわかった。
いい作品だったと思う。

「人形館の殺人」
これはわかりやすすぎ。

>185
概ね同意。
ただ鉄鼠だけは最後まで犯人わからんかった。

個人的には事件の構造が中盤までほとんどわからず、終盤で一気に８０％くらい予想ついて
種明かしで残り２０％埋まるくらいが好み。
早い段階でわかるのもつまらんけど種明かしまでさっぱりわからんのもいや。

「陰摩羅鬼の瑕」
さすがに伏線張りすぎでは？
半分ぐらいでオチも何もかんもわかってしまった

『黄色い部屋の謎』

「あれ？犯人こいつしかいないけどこいつと一つ目の事件とどんな関係が…？」
という疑問は最後まで不完全燃焼気味だったけど