魔人探偵脳噛ネウロ

ここで>>250-251に対抗して百舌貴泰犯人説を開陳してみる。
まず、利き手等の問題に関しては作者はいい加減なので棚上げして考える。
前号の冒頭、犯人に注目すると、胸元は開き、起伏はほとんどない。
女性であるとすると貧乳だが、貧乳の女性はコンプレックスを持ってる場合がほとんどであり、体のラインが出る服装や胸元が強調されたり露出する服装を避ける傾向にある。
よって、犯人は男性の可能性が高い。
また、犯人宅に被害者を連れ込む時、犯人が女性であれば実行しやすいだろうが、百舌も違う点でアドバンテージがある。
百舌は雑誌に紹介される腕前の人気美容師である、という点だ。
美容師としての彼を知る女性なら、自分の髪を誉められたうえカットしてもらえると言われてまず悪い気はしない。
というわけで、自宅に連れ込む点はクリアできる。
次に「綺麗な髪にこだわる百舌が血で髪を汚すか？」という問題について。
今週の最後で百舌は弥子の（あかねちゃんのか）髪を引っ張り顔に巻き付けていた。
綺麗な髪を保存したいと考えるなら、わざわざ髪が傷むかもしれない行為を自らするだろうか。
一所懸命作った砂の城を自分の手で壊す子供のように、美しいものを汚したいという願望が百舌にはある可能性もある。
こう考えると髪が血塗れだったのもそう不自然ではない。
もちろん前科がある百舌は疑われても大丈夫なようにアリバイ工作をしておいたのだろう。
と、ここまで考えてみた。