そして百舌さんが犯人でない決定的な証拠は前号2ページの殺害シーン。百舌さんは食事シーンから
『左利きの男性』であることが解る。しかし、このページから読み取れる犯人像は、ハサミなどから
『右利きの男性』もしくは『左利きの女性(
>>197の説を採用するなら)で、どちらにせよ百舌さんは
犯人ではないのである。
それに、死体の髪が血塗れだったことも納得いかない。百舌さんは異常なほどに『綺麗な髪』に
執着していた。ならなぜ髪を洗い、ベストな状態にしてセットしなかったのか?
答えは簡単。犯人は特に『綺麗な髪』に執着心を持っていない人間だからである。
彼は作中で「アリバイ工作も万全〜」と言ってはいるが「殺人」に関する独白は一切行っていない。
つまり、彼の殺人事件発生時のアリバイは本物であり、彼は別の犯罪(婦女暴行などの以前の彼が行っていた類の事件)
には関わっているかも知れないが、この殺人事件の真犯人ではあり得ないと結論づけられるのである。
まあ平たく言えば、ネウロさんなら「アリバイがある奴はマジで犯人じゃなかった」をやってくれるんじゃないかって事でして。