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今度は旅行だってよ。
いい浪人だな。

山田語……

>>181
ひどい粘着は過疎板に似合わないぞ。
つーか陰口叩かずに直接コメント欄にでも言ってくれ。
ここは君の矮小なプライドを満たす為にあるんじゃないんだから。

粘着は放置しろっちゅうねん。

でもムカつくじゃん

お前は小学生かｗ

だって、だって、僕みたいにつましく暮らしてる苦学生もいれば
浪人の癖にミステリ読んだり映画見たりプロレス見たり旅出たり
してるスレかじりまくりの実質ニートもいるのかと思うと
冷静でいられなくなり…

浪人生って肩身の狭い生き物だと思ってたけど最近は違うみたいだね

つうか、粘着するほどの大物でもなさそうだし。

根気あたりがまた活躍してくれんかのう。

「母さん、きっとあいつも辛いんだよ。
あまりガミガミ言ったら追い詰められて何しでかすかわからないぞ」
「わかってるわ、あなた。あの子図体はでかいけど
気の弱いとこあるから」
「こういう時こそ親が支えてやらなきゃ行かん。
叱るなんてもっての外だ。
本や映画で気休になるならいいじゃないか。
はずんでやんなさい。俺たちの息子だ間違いはない。
ちゃんと勉強もしてるんだろ？」
「ええ、今もパソコンでカタカタやってるわ。すごい集中力よ。
論理がどうとかカタストロフィーがどうとか…」
「いやぁ末は学者になるかも知れんぞ」

「まああなたったら（笑…そういえば今年も
旅行に行きたいって言うんだけど」
「なに、どこに行きたいと言ってるんだ？
まさかサイパンかグアムなんか言ってるんじゃあ…」
「違うのよ。東北に行きたいんですって。
名所旧跡を回るんだって言ってたわよ」
「なんだ、すぐそこじゃないか。行かせてやんなさい。
浪人生だって息抜きは必要だからな。
毎日パソコンで疲れてるだろう」
「そうね。東北の割に費用がちょっと高いような気もするけど」
「ああ、いかんぞ。そこで問い詰めたら。
浪人てことであいつは十分肩身の狭い思いをしているんだ。
逝かせてやりなさい。可愛い子には旅をさせよって言うじゃないか」
「そうね。あの子今まで贅沢なんか言ったことなかったし」
「うむ。いくら浪人だって本や映画やプロレスだけじゃ
気が滅入るだろうしな。
案外今回行ったお寺が共通一次に出るかも知れんぞ」
「一点に泣く世界ですものね」
「そうだ。俺たちはあいつの肥やしになってやらんといかんのだ。
見聞を広めさせてやらなきゃ。
浪人なのに見上げた心がけじゃないか」
「あなたたちみたいな理解のある父親を持ってあの子も幸せね」
「こらこら母さん。誉めたって何も出んぞ。
ちょっとあいつの様子を見てこよう。
たまには男同士でプライスレスな触れ合いも必要だからな。
母さん、一万あるか？」
「はいはい…あなた」
「うん？」
「素敵よ」