ディクスン・カー(カーター・ディクスン) Part7
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書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :
コテハン叩き(=荒らし行為)に執着すると見えなくなる重要な点は、
芥川賞・直木賞とか関係無く、後には自己の名を冠した賞が制定される太宰ほどの作家
でも、文壇における権威ある賞を欲しがったという事実こそ重要なのである。
これこそ、私が本格ミステリの直木賞受賞を熱望する所以である。
つまり、世間が見る目が違って来るのである。
さて、ジョン作品の「文学性」を語るのは愚かな行為としても、
作品中にかいま見える「思想性」を語ることは可能かと思う。
米東部出身だけあって保守的な感あり。
(ジョンがパリを離れた理由として、当時の左傾化を嫌ったとの説もあり)
例えば、死刑制度に関しては存続の立場でしょう。
ちなみに、他の本格のマエストロの例を見ると、アガサは存続支持、エルは廃止支持か。